お母さんには言わないで

2007/07/04 10:34 登録: ぬるぽっぽ

私が中学の頃、
父が子猫を拾って帰ってきて母に怒られてた。

「もー、戻してきなさいよ」
「でも・・まだ小さいし・・」

というやりとりの後、しょんぼり出てった父。
 
 
 
数日後、父が3日の出張に行く前に私の部屋に来て

「お願いなんだけど・・庭の隅にあの子猫飼ってるんだ・・
 俺がいない間、この餌あげてくれない?お母さんには言わないで・・」

とまたしょんぼり頼んできて、小学生かよ!!と笑った。

しかし母はもう子猫がいるのを知っていて、
いつ父が言い出すのか様子を伺っていたらしい。

父が居ない間に猫は家に上がり、名前が付いた。

帰ってきた父は庭に猫が居ないことに仰天。

「ね、ね、お母さんにばれたの?追い出されちゃった?」

と半ベソで聞く父のかかとに飛びつく子猫。
驚いて叫ぶ父。

名前が付いたことを聞くと
「えーっ俺が先に付けてたのに〜」と不満を漏らしてたが、
「まーいーけど、ね、ちーちゃん」と子猫に囓られながらにこにこしてた。

出典:うっかり萌えた父親のエピソード6
リンク:http://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1171281830/l50

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