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2007/07/13 13:57 登録: えっちな名無しさん

24 :おさかなくわえた名無しさん:2007/03/16(金) 23:41:28 ID:hSyR/kw/
私は中学生の頃ずいぶん無愛想な子供だったと思う。そんな私の話。

学習塾に通ってたんだけど、そこの大学生の先生が好きだった。
夏期講習のある日、塾が終わってから友達3人で先生のアパートに
遊びに行った。先生は大学でどんな勉強してるか、将来どんな仕事
をしようと思ってるのか、読んだ本とか観た映画の話をしてくれた。

夢のように楽しい一日だったのに家に帰ったのが7時を過ぎていたので、
母親に火が出るほど怒られた。母は塾にも電話して猛抗議してた。
次の日塾に行くと、塾長の先生から「Y先生も結構お母さんに絞られて
たみたいだぞ。一言謝ってきなさい」と言われ、ふて腐れたままY先生
のところに謝りに向かった。

「そんなに悪いことなのかな」と納得してなかったので、Y先生に
「すいませんでしたっ」とぼそっと呟いてすぐクルッと振り返って
立ち去ろうとしたとき「ちょっと待てよ、○○。まあこっち来て座って」
と呼び止められた。

「大好きな先生にもお説教される」と身構えると、優しい笑顔のまま
「ごめんな、俺が途中で家に連絡させなきゃいけなかったよな」
「○○もお母さんに怒られたか、ははは可哀想にな」
「お母さんも○○が心配だったんだよ」
と慰めてくれた。最後に私のアタマをぽふぽふと撫でながら
「お前のせいじゃないよ、お前が悪いんじゃないからな」
といわれたとき、唐突に涙がぶわっと溢れてきた。ひとしきり先生の
そばでひっくひっくと泣いていたと思う。

その日から私は多少周りに対して明るく愛想よく振舞えるようになった
んじゃないかと感じている。
二十ン年の私の人生の中で、今でも思い出すたび胸がじーんと
なる輝かしい思い出。


出典:□ いい人・やさしい人のお話 12 □
リンク:http://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1173747603/

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