交換日記

574 ：Mr.名無しさん：2007/07/12(木) 17:45:43
17 名前： 名無しさんの初恋 投稿日： 2007/04/08(日) 06:21:30 ID:6sdqe4SA
もうかれこれ１０年以上前の話になります。
自分は東京に出るまで、田舎暮らしでした。周りなんて一面田んぼで、市街に行くためのバスや、電車は一日数本。
そんな田舎で小さい頃から、すごく仲の良かった幼馴染みがいて、
その幼馴染みの女の子と付き合い始めたのが高二の夏でした。
なんていうか、幼馴染みから恋人同士になって彼女をみる目が変わりました。
そんな彼女と交換日記を交し始めました。
部活の事、友人の事、テストの事…
ほんとに下らないことしか互いに書かなかったです。でもすごく楽しくて。
でも、自分が東京の大学に進学することになり、彼女は地元に残ることになりました。
互いの事も考えて、別れることになりました。朝の９時出発の電車に乗るために駅に乗るためにホームで待っていたら、彼女が見送りに来てくれて、二人の交換日記を渡されました。
なんでかなと思いつつ、受け取り電車に乗り彼女から、渡された交換日記を読むと、自分が見たことのない、ページがありました。
「２月１５日
このページを読む時は電車の中だと思います。
ひろくんが東京に行くのは正直寂しい。東京にひろくん取られた感じがして、凄く悔しい。
ひろくん優しいから、私のために別れようって言ってくれた。
優しいのは小さい頃から全然変わってない。
ほんとに優しいね…
大好き。変わらないでね？東京に言っても幸せでね。私実は県外に出ます。隠してごめんなさい。
もう一生会えないかもしれない。
場所は敢えて言いません。私とひろくんのために。
最後に一言言わせてください。
ひろくん…大好き。」

泣きました。彼女が窓の外にいるのは知ってました。男の癖に彼女をみる勇気がなかったです。
意地だったんでしょうね。泣き顔を彼女に晒せるもんかっていう…
あれから月日が流れ、それから彼女は結婚したみたいです。
幸せになっていればいいと思います。
長文大変失礼しました。


出典：カプール板のレスをコピペして鬱になるスレ　Part78
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