汝が星は永久に煌く

2007/07/23 15:53 登録: えっちな名無しさん

ではご期待にこたえて・・・・といきたいところだが
10年前のハナシなのでところどころ記憶違いやホカのオンナのイメージ等々
混じってるかもしんない。あと脚色も多少混じります、演出効果上w

まずは、事故った彼女のバイクの話。
VT250スパーダ(赤)。そのまま廃車になりました(親が廃車させたらしい)。
そして、次に会ったとき、赤いのは一緒だけど軽四になってました。
セルボクラシックだったかな。MTでした。
で、漏れはバイクを待ち合わせ場所の駅駐輪場に置いて乗り込んで、喫茶店
探して・・・・夜なのでファミレスでだべり。けっこう真面目な子でした。
ただ、親がいろいろ干渉するので一人暮らしをしたい、と言ってました。
3ヶ月くらい経ったとき、一人暮らしをはじめる!と嬉しそうに言ってました。
漏れはしがない整備屋兼営業マンで、土日は休みが取れません。
反面彼女は公務員で、平日は休みが取れません。結構悶々としてました。

でも、その元カレが同僚だったそうなので、「転属しちゃえばいいじゃない」と
言ったら転属願いを出したそうで、それによって運よく漏れの住んでるところの
近場(バイクで10分かからない)に転属。アパートを借りて住み始めました。

そんなこんなで以前は週1か週2でしか会えなかったのに、ほぼ毎日会えるように
なり、急激に親密になっていったわけです。

最初に「付き合ううえで」という条件をお互いに決めていました。
1:結婚を前提とする付き合いではなく、友達感覚の付き合いからはじめる
(お互い長男長女で、後々面倒が起きるから、結婚はなし!というところです)
2:お互い会える時間が短いので、気になった物事はちゃんとはっきり訊く
(携帯で連絡はとれますが、今ほどメールやネットは一般的ではなかった)
3:お互い恋愛のリハビリのような関係で、一定期間で別れること前提
(実際に3年付き合ったあと、お互い笑顔でサヨナラしました)

「土曜日に休みを取った」週、はじめて彼女の部屋に招かれたんですが・・・・
金曜夜8時、仕事後の埃だらけ汗まみれの状態ではなんとなく上がりづらくて
一緒に夕食をとったあと、いったんうちに帰ってシャワーを浴び、着替えて
から改めて行こうと考えたのです。その頃は自宅(両親と同居)の近くまで
彼女がクルマで迎えに来て、漏れは煙草吸うようなフリして外に出て・・・・と
いうのが定番だったんですが、その日だけはわざわざバスで出勤して彼女に
迎えに来てもらっていたのです。

そんなわけで以下、演出及び脚色を含む当時の会話抜粋です。
ファミレスの駐車場で彼女のクルマに乗って。

「俺一回うち帰るよ」
「え?」
「いや、このカッコだし、ちょっと・・・・」
「・・・・うち来るの・・・・イヤ?」
「いや、そんなことない。全然そんなことない(多少声がうわずる)」
「いいよ?別に・・・・男の人は汗臭いくらいが安心するもん」
「・・・・え?」
「前カレも同じ職場だったでしょ。だから、全然汗かいたりしないんだようちの
職場。椅子に座って書類整理するか、授業するかだもん・・・・」
「いや、でも、油まみれだし・・・・」

無言でクルマを(ちょっと乱暴に)スタートさせる彼女。

「・・・・来たくないんだ?」
「そうじゃない、一回うち帰ってシャワー浴びて、着替えてから行くってば」

信号が赤の間沈黙。
そして、青に変わるとやおら左にウィンカーを出す彼女。

「え、どこいくの?」

漏れの自宅とも彼女の部屋とも違う方向。しかも、山のほうに向かっている。
いつになく膨れた表情でアクセルを踏む彼女。

なんとなく気圧されて、漏れも黙る。

無言のドライブが20分くらい続いただろうか。バイクでの経験もあるせいか、
けっこういいペースで飛ばす彼女。時折ワインディングでタイヤが鳴く。

その道は途中に自販機コーナーがあり、車を停められる場所がある。そこに彼女は
クルマを滑り込ませた。

そしてすぐにエンジンを切る。深夜のラジオもぷっつり途絶える。
聞こえてくるのは風にざわめく木々の葉の音と、時折思い出したように回る
自販機のコンプレッサ音だけ。

「あのさ───」
「あのね!」

沈黙に耐えかねて漏れが声を上げると、それをさえぎるように彼女も口を開く。

「な、・・・・なに?」
「・・・・・・・でしょ」
「え?」
「・・・・わかるでしょ!部屋に来て欲しいの!それ以上言わせないでよ・・・・!」

決して顔を上げず、でもはっきりとそう言った彼女のうなじを見ていて、
漏れも理性の箍が外れるのがわかった。

シートベルトを外し、そっと彼女の肩を抱く。
震えていた。
そのままセンターコンソール越しに抱き合う。彼女の髪に顔を埋めて彼女の香りを
貪るように吸い込む。
キスする。ぎゅっと抱きしめる。またキスをする。目蓋に、頬に、唇に。

いったい何分そうしていたかはわからない。
トラックが轟音とともに通過して、初めて体を離した。

「・・・・ごめん、やっぱ気になるからさ、仕事のあとは・・・・」
「そんなの、あたしだって一緒じゃん・・・・」

多少お互いに落ち着いて、缶コーヒーを買おうと車外に出る。
自販機で缶コーヒーを買い、カラカラになった喉を潤し、車を振り返る。
・・・・その二人の目に入ったのは、蛍光灯が瞬くラブホテルの看板。

しばし呆然とした感じで眺めていたが、彼女がまた目を伏せてもごもご言った。

「ホテル・・・・行く?」

一瞬躊躇ったようだったけど、こくり、と頷く。

「じゃあ・・・・運転、代わるよ」

そこからは結構面白かった。
一線を越えるための決心みたいなものがついたからか。
彼女はラブホテルまでの道中ずっとクスクス笑いながら、漏れのテント張った
ツナギの股間を指でつついたり、シフトノブから離れた漏れの手を自分の胸に
持って行ったり、非常に「他人様には見せられない」バカップルな行動をしていた。

でも、いざラブホの暖簾をくぐると、彼女はまた伏し目がちになって、深呼吸を
繰り返していた。部屋を見て選べるようなつくりではなく、空いてる部屋の下に
そのまま車を停めて上がるようなホテルだったから、適当な部屋を見繕って
(といっても、流石金曜の夜、空いていたのは12部屋中2部屋だけだった)入る。

部屋に上がったとたん、彼女はハンドバッグをベッドの上に放り出してトイレに
飛び込んだ。あまりの元気さに漏れが呆気にとられるほど。

フロントに宿泊で利用を伝え、料金を支払い、とりあえず中を見て回る。
速攻で風呂に湯を溜め始めたところで彼女がトイレから顔を出してこう言った。

「どうしよう・・・・ショーツの換え持ってきてない・・・・」

どうやら、すごく濡れやすい(と本人は言っていた)せいで、用心しておりもの
シートを挟んでいたにも拘らずショーツがびしょびしょになってしまっていた。

漏れは笑って言った、
「大丈夫、明日の朝には乾いてるよ」
「もう!そんなの穿けないよー」
「大丈夫!お風呂場で洗っちゃえばいいよ」

そのまま、雪崩式にお風呂場でショーツを洗い、その間に漏れはツナギを脱いで
風呂の支度をする。彼女が「キャッ」といいながらも股間から目を離さなかったのが
印象的だった。

とりあえずシャワーを浴びていると、彼女もあとから入ってきて・・・・
お互いに身体の洗いっこをし、浴槽に並んで浸かり、またキスをし・・・・
彼女はもともとスレンダーだったが、胸が小さい(あくまでも巨乳と比較して)
ことを除けば全体的にキレイな身体をしていた。学生時代に剣道をやっていた
らしく、ほどよく引き締まった感じだった。

お互いにお風呂の中で触りっこしてから、あがる。身体を拭くのも適当で済ませて
ベッドに倒れこむ。

「・・・・するよ?」
「うん・・・・してほしい」

とりあえずゴムだけはつけて欲しい、とのことでゴムを装着してもらう。

「前カレだとゴムが余ったんだけどね・・・・」

「コラ、比較するなっていっただろ」

「え、あ、ごめんごめん」

漏れはその当時彼女居ない暦2年くらいだったから、久しぶりのセクロスに
だいぶじーんと来ていた。でも、焦らないように焦らないようにと気を使い、
一回指で彼女をイかせてから挿入。
小さくてピンクの乳首と、まだまだサーモンピンクのままの陰唇。声を出すまい
と我慢する彼女、それをいじめる漏れ。
その晩のうちに、3回シた。3回目はゴムがなかったので、フロントに電話して
「すみません、ゴム下さい」と彼女が言っていた。

結構疲れたけど、ここで寝てしまうといかんなーと思って、3回戦を終えたあと
(もう夜明けだった)相談して、シャワーを改めて浴び、今度こそ彼女の部屋へ
向かった。

そして、彼女の1Kアパート(変則6畳バス・トイレ付きダイニング+8畳間)へ。
二人ともけっこうふらふら、しかも彼女のショーツはやっぱり乾ききっておらず
「なんだかずっと濡れてる〜」などと言っていたが、彼女のベッドで改めて4回戦。
流石にそのあとは気が付いたら夕方。

その日から半月ほど経って、漏れは彼女の部屋に(狭いことは仕方ない)同居
し始めた。1年ほどして、新婚用っぽい2DKに移住。毎日楽しかった。
改めてCBR250Rを買った彼女と日帰りツーも何度かした。
一度は付き合い始めた日を記念日として温泉に一泊旅行もした。
でも、期限は決めてあったから、2年半過ぎた頃からお互いそれとなくお互いを
気遣うようになった。

別れるときは、ぎゅっと抱き合って、長いキスをして、そのあとでお互いに
「今までありがとう、これからも元気でね。いつまでも友達でいようね」と
言って別れた。

・・・・今はもう2児の母の彼女とは、実はまだメールのやり取りが続いている。
ホテルに行ったりすることはもう無いだろうけど、楽しかったあの頃を思い出す
と今でも自然と顔がほころぶ。

もうバイクから降りただろうか。漏れはまだ、あのときのバイクに乗っています。

−Fin−


・・・・思い出したらなんだか息子が起きてしまいましたorz
長々と手前味噌な官能小説モドキを読んでくださってありがとう。

今また彼女なしですからまた右手が活躍しておりますが。
それでは、ここで消えます。さようならー。


出典:☆★バイクにまつわるHな出来事16コスリ目★☆
リンク:http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/bike/1181750789/

(・∀・): 38 | (・A・): 18

TOP