オリジナル料理
2007/07/26 16:59 登録: えっちな名無しさん
94 :ななしのいるせいかつ:2007/06/16(土) 08:12:03
母はたくさんの衝撃的な料理を生み出してきた。
成人した今でも妹とガクブルできる作品がある。
当時、母は貧血だと自分で自分を診断し、食べるものから鉄を摂取しなきゃね!
なんていっていた。
まずはプルーンカレー。
普通にカレーを作り、仕上げに食物繊維と鉄分たっぷりの干しプルーンを一袋どっさり鍋に投入。
食卓に出されてカレーの中にゴテゴテと入っている黒い物体に姉妹は困惑。
私は一口たべてマーライオンになりかけた。
カレーのクセに甘かった。天然の甘さがぎっしりだった。
妹は匂いだけで泣き出し、母が激怒、自分で一口食べて、
「別に食べなくてよい」
そんなプルーンカレーの恐怖の翌々日、母はまたカレーを作った。
肉ならいいんだろ、肉なら!
で、レバーカレー。
市販のルーを使いフツーにカレーを作り、肉がレバーだというシロモノだったが、
カレーのクセに生臭かった。
レバーの下処理をせずにタッパーからそのまま鍋に投入。
入れてしまってからレバーの下処理には牛乳、を思い出したようで、牛乳も投下。
見た目タイカレーのような白っぽいカレーとレバーの異臭漂う物が出来上がった。
カレーの蓋を開けた途端、妹は口を押さえ涙目、私は必死で耐えた。
そこに父が早めに帰宅。
そして、レバーカレーを発見し、
「どうせなら食えるものを作ってくれないか」
妹は今でも言う。
「あのカレーはなんかのまじないに使うはずだったに違いない」
母が魔女のおばちゃんの格好をして、うちの大鍋をお玉で混ぜている様子が目に浮かぶ。
まずいものを作るのにもある種の才能があるかもしれない。
長文スマン。
出典:2
リンク:2
(・∀・): 109 | (・A・): 31
TOP