とあるところに

2007/08/07 17:09 登録: えっちな名無しさん

とあるところにひとりの腐女子が住んでいたそうな。
その娘は腐女子の例にもれず、ファッションに気を遣わず、
金と時間のほとんどを自分の趣味に費やしていたそうな。
しかしある時、その娘はひとりの男に恋したそうな。
あ、二次元のじゃなくて現実の男ね。
このままの自分では好きになってもらえないと思って、
娘は一大決心し、自己改革に努めたそうな。
その結果、娘はそれはそれは……いやごめん言い過ぎた。
娘は、そこそこ見られる容姿にまでは成長し、
元来明るい性格だったこともあってか、見事男と付き合うことに成功したそうな。

……うちの妹の話です。

そして妹はボクよりも先に性交というものを経験してしまったのでした。
あの妹にまで先を越されてしまった……とボクはしばらく重く鬱になっておりました。
が、ほどなくして妹はあっさり男と別れてしまいました。
うわーい、やーいやーい、と内心小躍りしつつも、
まあそれなりにやはり身内なので妹のことを心配していたのですが。
「いやなんていうか、一緒にいてあんま楽しくないなって気付いた。
 おにいといるほうがよっぽど楽しかったよ」

……ちょっと深読みしすぎて、言われた時にどきどきしてしまったのは秘密です。

出典:しゅ
リンク:り

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