ベタ彼女

2007/08/27 12:15 登録: えっちな名無しさん

プロポーズしてOKもらった彼女とのことです。

いよいよ両家の両親とも挨拶を酌み交わし婚約が決まりそうな時期
ある日彼女から電話で呼び出されました。
しかも平日の午後、某海岸で待ち合わせです。
とっても意味不明でした。
何で?って問い詰めても「いいから来て!」と譲りません。


仕方無しに、午後休暇を取得して、当日会社を出て、指定の場所まで着ました。
どんなところと思いきや、夏休みまっさかりの海水浴客がいっぱいいる
海岸でした。

なんで?こんなところに?と思って、あたりをウロウロして彼女を探しました。
電話が繋がらないので、このひろい海岸のどこにいるのか、見当もつきません。


で、ようやく、ちょっと海水浴客がまばらなところで、遠目から彼女を発見しました。
何故か、男と一緒に、なにか会話をしています。


近寄っていくと、彼女とその男が俺の姿を認めてこちらを向きました。
「なに、こんなところまで呼び出して・・・」
と話しかけた次の瞬間、彼女が俺の腕にしがみつき男に向かって言いました。


「私、この人と幸せになりますっ☆」


え?え?とポカーンとしていると、その男が言いました。

「そいつが、、、、○○(彼女の名前)のこと、、、幸せにしてくれるんだよな?」

男の風貌は、ガリガリの七三メガネ君で、カッコに似合わないような
ヤサ男っぽい口調でした。

「ええ、、、、アタシ、この人と一緒にこれから歩んでいくの。
 △△くんのことは、、いい思い出だよ。
 今まで、、、、本当に、、、ありがとっ☆」

なんか、彼女の口調もとっても変です。

「何?何なの?いったい?」
と、訳が分からないでいると、そのガリ男は俺に近づいてきました。

そして、俺の腹に1発パンチをいれ、こういいました。

「○○のこと、、、、泣かせたらただじゃおかないぜ! 頼んだぞ!」
   
俺が腹パンチの衝撃でオエッってなっていると、彼女が

「じゃあ、、、バイバイっ☆」

と言い放ち、俺を連れてその場から去ろうとします。



もう、ここでブチキレです。

「ちょっとまて、何?何なの?突然なんでお前に殴られなきゃいけないの?
 つーか誰だお前っ! お前も! ちょっとお前ら、ここに正座しろボケが!」

何人かの家族連れの海水浴客が見守る中、彼女とガリ男を正座させて、
ものすごい勢いで説教しました。

彼女には二股をかけていたってことで婚約破棄を、
ガリ男は俺を殴ったということで傷害罪を
それぞれに対して俺は法的な対応を辞さないことを宣言し、
顔面蒼白になった二人には、誠意を込めて土下座で謝罪させました。

結局、婚約破棄も、傷害の被害届けもせずに穏便に済ませたけどね。

結構ファンタジーな世界よりだとは思っていた彼女ですが、まさかこれを本当に
実際にやるやつとはおもわんかった・・・。


こういうことは、、、、ドラマの中だけでやってねっ☆


出典:2ch
リンク:2ch

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