リアルエロゲ、はじまるよ!wwwww

2007/09/09 20:57 登録: えっちな名無しさん

大学の授業が終わった昼間、俺は何回か行っている洋食屋に向かった。
その洋食屋は、40歳くらいのおばさん(オーナー)が一人でやっている洋食屋だった。
何回か通っているので、そのおばさんとも世間話くらいはするようになっていた。

マンガを見ながらランチを食べ、その後はおばさんと紅茶を飲みながら雑談をしていた。
ちょっと遅い時間だったので、店には俺とおばさんしかいなかった。

ぼんやり窓の外を見ていると、自転車に乗った女の子がテレテレ走っていた。
制服も着ていたから、多分中学生なんだろう。

その女の子が、左折してきた軽乗用車に、いきなり轢かれた。
派手なブレーキ音と、自転車が倒れる音がした。

「えっ!?」

俺とおばさん、絶句。5秒くらいはお互いその場に固まっていた。
硬直が解けると、おばさんは電話へ向かった。俺は店の外に飛び出た。

センターラインもない市道。
軽自動車から、スーツを着たキレイめなお姉さんが出てきた。巨乳。
軽自動車の下には、轢かれた女子中学生。可愛い。
軽自動車の近くには、野次馬?俺と同年齢くらいのロン毛のイケメン。
洋食屋から、息を切らせながら飛び出てきた俺。何も聞くな。

お姉さん、車から降りてきてもガクブルするだけでオロオロ。涙目がエロい。
イケメン、女子中学生に駆け寄る。かっこいい。
俺も、女子中学生に駆け寄る。女子中学生のスカートが捲れていることに気付く。何も聞くな。

女子中学生は、生存していた。左腕の服の袖が、軽自動車の左後輪に挟まれている。踏まれている、か?
女子中学生、半泣きしながら袖を引っ張ろうとしているが抜けない。すごい涙目で可愛い。

女子中学生、膝を擦りむいていた。ちょっぴり血が出ていた。エロい。
イケメン、女子中学生に致命傷がないとわかって笑顔。さわやか。
俺、釣られて笑顔。女子中学生のパンツがチラリ。色とか聞くな。

女子中学生、「うっ、うっ、袖が抜けないよぅ・・・」
お姉さん、「どうしよう・・・どうしよう・・・」
イケメン、「どうしましょうか?」
俺、「このままという訳には・・・」

俺、「そうだ、ジャッキうpしy」。噛んだ。ヘタレ。
イケメン、「お姉さん!車を少し前に移動できますか!?」。かっこいい。
お姉さん、「そんな・・・そんなこと・・・怖くてできない!」。エロス!
女子中学生、「・・・助けて・・・」。・・・エロス・・・。

俺、車の免許とか持ってないしな。何も言うな。

イケメン、「じゃあ、僕が車を移動します!」「お姉さんは下がって!」
イケメン、「それから、あなたはこの子の腕がタイヤに巻き込まれないように外側に引っ張って!」

俺、「わかった」。さりげなく、女子中学生のスカートの捲くれているのを直してやる。クール。
俺、女子中学生の手を握ってやり、タイヤの外側に軽く引っ張る。手がヒンヤリしている。クール。
お姉さん、後ろに下がる。半泣きしながら、その場にしゃがみこむ。パンツが見えた。薄い青。

イケメン、運転席に乗り込んで車を前進させようとする。
しかし、サイドブレーキが掛かっていたのか、豪快な空ぶかし。
俺と女子中学生、排気煙にむせる。
お姉さん、「えぇぇっ!?」

でも何とか車は前進して、女子中学生は解放される。
その頃になって、洋食屋のおばさんが店から飛び出してくる。

おばさん、「怪我は?救急車を呼んだから!大丈夫?」
イケメン、車から降りる。
おばさん、「あっ!裕也君(仮名)!?」
イケメン、明らかに慌てている。その姿を見ていると、なんかいい気分だ。

お姉さんと女子中学生、イケメンに向かって「ありがとうございました!」。すごくいい笑顔。
イケメン、その場から逃走。何故?
お姉さんと女子中学生とおばさん、「あっ!?」
俺、まるで空気。誰か慰めの言葉を言ってくれ。

しばらくすると、救急車とパトカーが来た。
女子中学生は、大事を取って病院に搬送される。
お姉さんは、警官に事情聴取される。
俺とおばさんは、店に戻った。

お姉さんの事情聴取が終わった後に警官が店に来て、俺とおばさんにも事情を聞いてきた。
ただ、おばさんの口から「裕也君」についての話が出なかった。
だから俺も、「イケメンがいたがどこかに行ってしまった」とだけ警官に言った。
お姉さんは事情聴取後に、警察に行ったのか会社に戻ったのかは知らないが、すでに外にはいなかった。
警官は帰っていった。

事故の瞬間を見てから20分後か、30分後か?ランチを食い終わってからの時間に巻き戻った。
紅茶を入れなおしてくれたおばさんに、俺は聞いてみた。

俺、「裕也君、って言うんですか?あいつは?」
おばさん、「うん、知っている子なんだよね」

おばさんの話では、あいつは今20歳。俺と同い年だという。
何でもおばさんの子供の上級生だったらしく、面倒見の良い素直な子だったという。
高校くらいから不登校になり、今ではニートらしい。
今では2週間に一度くらい、その辺をフラフラ歩いているのを見たことがあると言った。


俺は、「でも逃げることはないでしょ?悪いことをしたわけじゃないんだし」と言った。



おばさんは、「でも・・・」「裕也君は多分、運転免許を持っていないから・・・」



彼はイケメンで、優しさも、勇気もある。いろいろな意味でかっこいい。
彼がその気になれば、女子中学生相手でも、お姉さん相手でも、
もしかするとおばさん相手だって、フラグが立てられる。
なのに、逃げた。


理不尽だとは思わないか?



もちろん、この話の登場人物内でフラグが立った、という話は未だに聞かない。
俺が知らないだけかもしれんが。







出典:リ ア ル エ ロ ゲ
リンク: 終 了 

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