fran

2007/09/11 13:57 登録: えっちな名無しさん

大学生のときにやってた某100円ショップでのバイトで、期間限定で明治のフランを店に置いていた。
売れ行きは割と良く、様々な人が買っていった。
その中でも毎日5箱買っていく女子高生がいて、可愛い子だったし、すぐ渾名をつけるコンビニバイトの体質(コンビにバイトやったかたなら分かると思います)からか「フランちゃん」と勝手に名前をつけていた。

期間が終わってからも、余った在庫を処分するためにフランは店に置いてあって、いつものようにフランちゃんが買いに来てたとき。
これまたいつものようにフランを5箱をレジに持ってこようとしていたところ、多分友達であろう一緒にいた女子高生が「あんた買いすぎじゃない?ダイエットしてるんじゃなかったっけ。」と半分苦笑をしながら尋ねると。
「ち、違うのよ〜。これとこれは、妹と弟ので。これとこれは姉とお父さんの分なの!」と、フランちゃんは必死に説明していた。

「じゃあ、それは誰の?」と、最後の一個についてやはり尋ねる友達の子。
少々の間、言葉に詰まりながらフランちゃんは
「・・お、折られたモップの分。」と、言った。
友達の子が要領を得ず、?という顔をして何も突っ込まないので、フランちゃんの顔は見る見る赤くなっていった。

もろスラダン世代な俺は
「そ、それはてめえが・・・」と、代わりに心の中で突っ込んでおいたが、フランちゃんの顔色が戻るわけはなかった。
その日からフランちゃんの名前が変わったのは言うまでもない。

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