三々九度
2007/09/12 15:58 登録: えっちな名無しさん
42 名前:愛と死の名無しさん[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 18:30:38
あんまり不幸じゃなかったんで忘れてたけど>33と似た話の私の結婚式。
ホテルの和室で行われた神前式だったのだけど、三々九度の最中にどっから入ったのか
アブラゼミが乱入。
しかも死に掛け(多分)。
一番に虫と動物が死ぬほどキライな姉の膝元にダイビングして姉絶叫。
ちょwwww姉wwwと笑いを堪えつつ姉を見ると、はっと気づいて口元を押さえるも、
正体を知ってさらにアワアワ言いながら立ち上がり、セミはぶぶぶぶぶぶ言いながら
畳の上をのたうちまわり次々と従姉妹たちの足元へ移動。
みんな必死で声を出さないように堪えていたが、セミは姉のところにばかり移動するので
そのたびに姉は涙目になりながら小さく悲鳴を上げ続け、膝立ちで踊っていた。
みんな目を見開きながらセミから目を離さず、日本人って耐える民族なんだな、
とそんな事ばかり考えた。
セミはその内平静を装って微笑みを絶やさずにいた巫女さんAの手元にジャンプした。
三々九度のお神酒が入ったあの急須?についた飾りにへばりつき、巫女さんAが青ざめ
ブンブン振ってしまったのでお神酒が零れ、セミをどうにか捕まえようとする巫女さんBと
スタッフもあたふた行ったり来たりしていた。
また畳の上に落っこちたセミがぶばばばばばばと音を立てて親族の間を移動。
普段から鉄面皮の兄の前を通りかかった時、兄がすっと手を出してセミをわしづかみ。
ハンカチに包んでポケットに仕舞った。
ポケットの中からぶぶぶぶぶぶ聞こえ、ちょwwwww兄wwwwと思っている間に三々九度終了。
何事もなかったかのように式終了。
後で兄に説教される姉を披露宴のお色直しの移動の時に見た。
私にとっては不幸じゃなかったが、姉にとってはすごく不幸な結婚式だったと思う。
直後に撮った親族写真も涙目。
今でもビデオを見返すと楽しくてたまらない。
出典:2
リンク:2
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