ばばあ

2007/09/22 14:25 登録: えっちな名無しさん

185:名無しバサー :2007/09/19(水) 16:33:32
数年前のこの季節の事。
俺はとある野池で釣りを楽しんでいた。
飽きない程度に釣れてはいたがサイズが上がらないので移動しようかと思ったそその時。
後ろから不意に「釣れようか?あんたはん何処から来なはった?」と声をかけられた。
振り向くと白髪に腰の曲がったおばあさんが一人立っていた。
こういったご時世なので不愛想にするのもなにかと思い「○○から来ました、釣れますよ」と言ったのが運の尽き。
おばあさんの長い世間話に付き合わされる羽目になった。
愛想笑いと適当な相づちを打ちながら話を聞いていたが何か違和感を覚える。
話の内容がどう考えても最近の話とは思えない、戦前或いは前後まもなくの頃の話?
30分近く経過しイライラしはじめた時にようやくおばあささんは一息ついた。
やっと開放されるそう思った瞬間!
そのおばあさんは目をカッと見開いて俺にこう言った...













「ところであんたはん何処から来なはった?」
あとは壊れたレコードみたいに同じ話の繰り返し。
単なる惚けたババアだった。


出典:2
リンク:2

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