誠実さとは
2007/09/22 14:58 登録: えっちな名無しさん
今年、六歳になった息子は家事を積極的に手伝ってくれるとっても優しい子。
今日も私が洗濯している間、昼食で使った食器洗いをしてくれた。
洗濯終わって居間に行くと、そこにいた息子の表情は暗く、私になりやら言いたげ。
「どうしたの?」と、尋ねると、
「お母さんごめん。洗っている時、お皿割っちゃった・・・。」と、息子。
私としては、感謝こそすれど、怒りなどするはずもないのに、息子は今にも泣きそう。
「手は切ってない?」と、息子に尋ねる。「うん。」ちっちゃな声でこたえる息子。
「なら良かった。いつもお皿洗ってくれてありがとう。」と笑顔で私が言うとようやく息子もようやく立ち直って笑顔になってくれた。
確認してみると、小皿が一枚無くなっていた。これくらいのなら無くなっても気づかない。
「(私が)分かる前に、言えて偉いね。」と本心を息子に言ったところ、
「間違いや失敗を隠すな。それが誠意ってもんだ。って、お父さんが言ってたから。」とさも当たり前のように息子は言った。
先日、調べてみたところ、「消えた年金」に該当していた私。
そのこともあって息子のこの言葉に胸が詰まってしまった。
今年、小学校に入学した息子の名前は「誠」。立派な「実」を実らせつつある彼を見てるとなんだか私も頑張らねばという気持ちにさせられます。
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