地震のとき

556 名前: 名無し募集中。。。 Mail: sage 投稿日: 2007/09/27(木) 06:58:59 ID: f5QNmGi5
阪神淡路大震災で、兵庫区役所に避難していた人。
若い夫婦がいて、奥さんはお腹が大きかった。
そこに30くらいの女性が来た。
夫婦の内の旦那が、食物調達してくるみたいな話をしてると、関係ないその女性が「よかったら…」とチョコを出した。
旦那さんがどこで手に入れたか聞くと、「なんでも千円で駄菓子屋が売ってた。でももう完売だと思う」と返事。
じゃあ分けてくれようとしている板チョコとペットボトルは買い取りますって夫婦が言うと、
「こんな時は現金が強いから、次困った時用に持ってなさい。私は一人分でいいけど、そちらは三人分の現金がいりますよ」
恐縮する二人に「私も商売ですから、千円で買ったものを千円では売れません。次会った時、アラカワでコースをご馳走してください」
（アラカワは超高級ステーキ屋さん）
夫婦が本気にして連絡先を尋ねると、「店も家も潰れちゃったからねぇ」
その女の人、回りの子供にも飴を配っていなくなっちゃったけど、夫婦はステーキをご馳走できたか、
自分がステーキ食べるたび思い出す。



570 名前: おさかなくわえた名無しさん Mail: sage 投稿日: 2007/09/27(木) 21:29:23 ID: ujdN9vIl
中越の地震のときはお風呂屋さんは無料になってたなあ。
自衛隊風呂もとっても暖かだったらしいね。

自分は看護師で、ちょうど地震のとき仕事してたんだけど
家もぐちゃぐちゃで、一人暮らしだし帰らないでいーやと
ほとんど帰らずに病院にいたけど、誰かしらが食べ物を持ってきて
食べ物に困ったことはなかったなぁ。ありがたいことに。

自分のことだけで精一杯になるはずなのに
休みだった職員もすぐに集まって、患者さんの安全確認や受け入れに動き始めて
医療者だから当たり前なんだとは思うけど

ちょっとだけ、自分の職場が誇りに思えた。




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