猫のカリカリ

2007/10/09 18:27 登録: えっちな名無しさん

ガリガリの猫が包丁持ってるコピペがあると聞いたのですが…
どなたか貼って頂けませんか?
調べたのですが見つける事ができませんでした



1
『出刃包丁持ったぬんげんが包丁突きつけてきた』
「お、おとなしくしる!」
「え? なんで?」
「触りたい」
「いいよ。はいどうぞ」
「反対も」
「お腹のこと? どうするの?」
「もふもふ。いっぱい触る」
「そっか。でもあまり触ると萌え死ぬよ? それでも触る?」
「…触る」
「包丁は重いから置いておきなよ。後で取りに来ればいいから」
「うん」
「もふもふいっぱいできてよかったね」
「…うん」
「重いでしょ?ずっと持って歩くの?」
「…重いの」
「ここにおいていく?好きなとき触りにくればいいじゃん」
「…」
「もう冷えるよ? 帰るの?」
「・・・」
「泊まってってあげようか?」
「・・・うん」
それが、下僕との出会いだった・・・




2
「もうこれだけしか…」
シュッ目の前を風がよぎった。それと同時に額がパックリと割れた。
猫の爪は鋭い、ひと呼吸間を置いて、真っ赤な血が激しい痛みと共に流れ出す。
「早くキャットフード買ってこいや」
もう貯金は使い果たした、宝くじが当たればいいが、多分無理だろう。
“俺ももうすぐああなるだろう”俺は、部屋の片隅の、もうすぐ訪れる未来を見つめた。
猫は、俺の視線の先にある大量の人骨を認めると、笑いながらひとつ取り出し、カリカリっと噛んだ。




3
包丁を持ったネコがうちに押し入ってきて
カリカリを買う金を要求してきた

騒ぎを聞きつけて駆けつけてきた警察に
俺もネコも取り押さえられた

ネコは飼い主不明のため保健所へ、
俺は窓に鉄格子が付いていて、
設計ミスで外からしか鍵が開けられない
殺風景な部屋で保護ざれている




4
「おかねちょうだい・・・」
「えっ?・・・・・・ あぁ・・・ あの話・・ほんとうだったんだ」
「おかねちょうだい」
『・・・そうか・・・で、やっとオレのところにまわってきたってことか・・・』
「お金頂戴!!!」
「おーーーっと みなまで云うな。 オレに任せておけ カリカリだろ?」
「・・・・」
「じゃあ行こうか」
「・・・どこへ」
「お店に決まってんじゃん お腹空いてんだろ?」
「・・・・」
「そうだ! カリカリなんてケチ臭せえこと云わないで猫缶買ってやるよ 猫缶」
「・・・・」
「心配するなって 車で行くから重くても平気だよ」
「・・・・」

「わっはははははっ いやートランクいっぱい猫缶買ったなんて初めてだぜ〜」
「・・・・」
「え〜と 猫じゃらしに またたびに 猫砂に・・・ よし、買い忘れはないな」
「・・・・」
「どうだ、うれしいだろ? こんなリッチなオレ様に飼ってもらえるなんてよ」
「・・・・」
「名前は・・・そうだ 猫だから かわいく『みぃーちゃん』ってのがいいかな」
「ワ‥」
「いいって いいって 礼なんか言わなくていいって」
「ワ ワン!」
「えっ・・・・ 今なんて云った・・・・・・」




出典:ねこ
リンク:ぬこ

(・∀・): 54 | (・A・): 37

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