高校生アイドルのDVD撮影

2007/10/16 21:51 登録: 星宮

沖縄のホテルの一室
サキは、カメラマン兼監督の男から渡された水着を見て驚いた
「…これを着るんですか?」
「そうだよ。ちゃんと下の毛は剃ってきたよね?」
「…え?…は、はい」
「なら大丈夫だよね」
今回のDVD撮影が決まった二週間前
事務所のマネージャーからビキニを着るので
毛の処理は念入りにしておくようにと指示があった
水着になるのは恥ずかしかったが、アイドルになって初めての仕事
今日の撮影のために、貯金を使ってエステで脱毛してもらい
綺麗なウエストラインのために、一日100回の腹筋も頑張った
水着を可愛く着こなすため、綺麗に撮ってもらうために
17歳の少女は健気に頑張ったのだ

だが撮影はサキがイメージしていたものと違った
同年代のファンのためではなく、主に大人たちが鑑賞するための
ギリギリでわいせつな内容のDVDだった
渡された水着は、小さな三角の布に紐がついているだけ
というようなマイクロビキニ…、それを手に呆然とするサキ

「こんなの着れません…」
「ハァ?どうして?」
さっきまで優しそうだったカメラマンが急に顔をしかめる
「だって…もっと普通の水着だと思ってたから…」
やりとりを見ていたマネージャーが慌てて間に入る
「ちょっと二人で話をさせて下さい。10分だけで構いませんので」
「じゃあ10分だけな。チッ」
不機嫌そうに小さく舌打ちをして、男は部屋を出た

「サキちゃん、ここ座って」
マネージャーはベッドに腰掛けて、その隣に座るように促す
俯きながら言われた通りベッドに座るサキの顔を覗き込んで話しかける
その優しい口調から、このマネージャーは事務所の他のアイドルからも信頼されていた
30歳の女性らしい落ち着いた雰囲気と、母性を感じさせる安心感
姉らしさと母親らしさを兼ね備えたこのマネージャーには
サキも大いに信頼を寄せていた
「サキちゃん、将来は女優のお仕事したいって言ってたよね」
「…はい」
「こういうお仕事はね、最初のステップとしてとても大事なんだよ」
「…」
「まずはサキちゃんのことを皆に知ってもらわないとファンも増えないし
 ここで辞めたらスタッフ全員が迷惑するの。それはわかるよね?」
「……はい」
「デビューしたてのサキちゃんには大きな壁かもしれないけど
 これを乗り越えないと、未来の夢は手に入らないんだよ?」
「…」
「できるよね?頑張れる?」
「はい」
「いい子ね…。私もついてるから。頑張ろうね」
マネージャーは、サキの肩を抱き寄せ励ました

「それじゃあ始めま〜す!皆さんよろしく〜!」
「よろしくお願いしまーす!」
いよいよ撮影が始まった
「じゃあサキちゃん、バスローブ脱いで」
恐る恐るバスローブを脱ぐと、先ほどのマイクロビキニをつけたサキの表情が更に固くなる
「笑って〜!目はカメラのほうを見てね」
カメラのレンズが、まるで自分の体を嘗め回しているようで恥ずかしさが増す
男性スタッフの視線が、胸や下腹部にまとわりつくのは気のせいではないようだ

「次はバランスボールを使ってみようか。楽しい感じでね。もっと跳ねて」
指示通りバランスボールの上で、体を弾ませると、胸が揺れるのが自分でもわかった
羞恥心がサキの頬を染める。だがそれだけではなかった
裏地がついていないこのマイクロビキニは、ザラザラとした生地が直接肌に触れる
体を動かすたびに擦れる生地が、サキの乳首を刺激してしまうのだ
17歳という心も身体も敏感な時期、わずかな刺激でもサキの身体は素直に反応してしまう
サキの意思とは関係なく、自己主張を始めてしまった乳首が
薄い水着の生地を押し上げて、形がくっきりと浮き出てしまった
考えないようにしようと思うほど意識してしまう
「猫背にならないで、もっと胸張って。笑顔でね〜」
勃起した乳首に容赦なく水着のザラザラ感が刺激を繰り返す
しっとりと膣の奥が潤ってくる感触に、サキは泣きそうになる
『裏地がないから濡れたらすぐ染みになる。それだけは絶対に嫌だ』
作り笑いの裏側で、サキは必死に自分の身体とも戦っていた

撮影が進むほど、過激さは増していった
キュウリを胸に挟まされたり
お尻の割れ目が見えるまで水着を下げさせられた
サキは撮影が終わると、食事もとらずに布団の中で泣き続けた

それからしばらくしてサキのDVDが発売された
元気をなくした娘とDVDの内容を観て
全てを知った両親が制作会社を訴えたのは二ヵ月後のことだった

出典:オリジナル
リンク:フィクション

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