相席
2007/10/19 12:02 登録: えっちな名無しさん
681 :ななしのいるせいかつ:2007/10/18(木) 08:29:55
高校生の時、当時では最新型のCDウォークマンを買ってもらった。
うれしくて、登・下校の際に好きな音楽を聴きまくってて、
その日は車の通りの多い道を歩いていたので音量をいつもより大きくしていた。
歩道のない細い道を歩いていると遠くの方で救急車のサイレンが聞こえた。
スピーカーで「どいてください、道開けてください」
などと言っているようだった。
てっきり遠くだと思っていたのにフッと見るとすぐ後ろに救急車が!
音楽を聴きながらだったから接近してきた救急車がわからなかった。
ビックリして避けようとしたはずみで側溝のフタのないドブに片足を落とし
グキッと変な風に足をひねってしまって立てなくなってしまった。
すると救急隊の人が出てきて「大丈夫ですか?乗りますか?」
と言ってきたので「これから家に帰るので大丈夫です」
とは言ったもののあまりの痛みでドブから足を抜けなかった。
見兼ねた救急隊員の手によって「病院行きましょう」
と救急車(まだ誰も乗ってない)に乗せられ、救急要請のあった家へ。
その家ではおじいさんが倒れたらしく、ストレッチャーに乗せられ
ウ〜ウ〜苦しそうに唸るおじいさんと「お父さん!しっかり!」
と叫ぶ
おばあさんと一緒に病院に行くことになってしまった。
私に気づいたおばあさん「あなたはなんで救急車に乗っているの?」
まさか救急車にビックリしてドブに落ちたなんて言えないから
「いえ、ちょっとケガを・・・」とだけ言ってごまかした。
いつのまにか「おじいさん!もうすぐ病院だからがんばって!」と
私までおじいさんを励ましていた。
メチャメチャ恥ずかしかったorz
出典:歩きながらは
リンク:危険
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