パイオニア10号と犬
2007/10/23 09:05 登録: えっちな名無しさん
616 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 11:14:38 ID:2GX9gs7q0
冬の終わりの静かな夜、スペインはマドリッドの巨大電波望遠鏡が、ザーザー乱舞する雑音の中に、
ある「生命」からのかすかな信号を探し出した。
信号の方向は牡牛座。「生命」はパイオニア10号宇宙探索機。
30年前に母なる地球を離れ、宇宙開拓史上初めて危険な隕石帯を無事に通過し、
輝く雲海をかすめながら初めて巨大な木星の近接観測をした。
そこで木星の強力な引力を使って時速13万キロに加速、以来宇宙の果てに向けて延々と旅を続けている。
パイオニア10号は現在地球から78AU(1AUは太陽と地球の距離)の地点にあり、
時速約5万キロで太陽系を離れて行く。パイオニア10号の設計寿命は2年だった。
それが30年後の今でも生きている。
5年前プルトニウム電池の出力低下とNASA(米航空宇宙局)の予算削減でパイオニア10号との接触は打ち切られた。
光ですら11時間かかるこの距離では太陽も夜空の星のひとつに過ぎない。母なる地球の方向も分からない。
接触が打ち切られて以来、パイオニア10号は地球から送られて来るはずの強力な電波を待ちわび、
必死に耳を傾けていたに違いない。
再びパイオニア10号を探し出すには半年以上かかった。地球から強力な電波を送り続けた。
それをやっと聞きつけたパイオニア10号は大喜びでその方向へアンテナを向け、
集めた観測データを一生懸命送って来た。
パイオニア10号が宇宙の向こうで主人を再び見つけた子犬のように喜んではしゃいでいる姿が見えるようだ。
パイオニア10号との接触は今後も続けられる。
宇宙からの極めて弱い信号を雑音の中から聞き分ける研究にパイオニア10号が使われることになったからだ。
631 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 14:33:01 ID:4eSBgtu30
>>616
ひさしぶりに見たがいいな
632 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 15:35:03 ID:uZQ2dw55O
>>616
よくわからない
634 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 15:48:17 ID:YfMq8ks2O
>>632
パイオニア10号を犬、NASAを飼い主に置き換えればおK。
635 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 15:57:46 ID:l1lxGPf20
>>634
こういうことかっ!?
冬の終わりの静かな夜、スペインはマドリッドの巨大電波望遠鏡が、ザーザー乱舞する雑音の中に、
ある「生命」からのかすかな信号を探し出した。
信号の方向は牡牛座。「生命」は犬宇宙探索機。
30年前に母なる地球を離れ、宇宙開拓史上初めて危険な隕石帯を無事に通過し、
輝く雲海をかすめながら初めて巨大な木星の近接観測をした。
そこで木星の強力な引力を使って時速13万キロに加速、以来宇宙の果てに向けて延々と旅を続けている。
犬は現在地球から78AU(1AUは太陽と地球の距離)の地点にあり、
時速約5万キロで太陽系を離れて行く。犬の設計寿命は2年だった。
それが30年後の今でも生きている。
5年前プルトニウム電池の出力低下と飼い主(米航空宇宙局)の予算削減で犬との接触は打ち切られた。
光ですら11時間かかるこの距離では太陽も夜空の星のひとつに過ぎない。母なる地球の方向も分からない。
接触が打ち切られて以来、犬は地球から送られて来るはずの強力な電波を待ちわび、
必死に耳を傾けていたに違いない。
再び犬を探し出すには半年以上かかった。地球から強力な電波を送り続けた。
それをやっと聞きつけた犬は大喜びでその方向へアンテナを向け、
集めた観測データを一生懸命送って来た。
犬が宇宙の向こうで主人を再び見つけた子犬のように喜んではしゃいでいる姿が見えるようだ。
犬との接触は今後も続けられる。
宇宙からの極めて弱い信号を雑音の中から聞き分ける研究に犬が使われることになったからだ。
636 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 16:05:01 ID:CVjbXzoOO
>>633
結構好きwww
637 :本当にあった怖い名無し:2007/10/22(月) 16:08:00 ID:M1loLGA+0
>>633
噴いたw
出典:犬宇宙探索機
リンク:w

(・∀・): 59 | (・A・): 19
TOP