ドラえもんがなんとかしてくれると思った

2007/10/26 21:13 登録: えっちな名無しさん

概要
以下は、検察側主張、及びこれまでの判決が認定してきた内容に基づく事件の概要である。

1999年4月14日の午後2時半頃、当時18歳30日の少年が山口県光市の社宅アパートに強姦目的で押し入った。排水検査を装って居間に侵入した少年は、女性を引き倒し馬乗りになって暴行を加えようとしたが、女性の激しい抵抗を受けたため、女性を殺害した上で強姦の目的を遂げようと決意。頸部を圧迫して窒息死させた。

その後、少年は女性を屍姦し、傍らで泣きやまない娘を床にたたきつけるなどした上、首にひもを巻きつけて窒息死させた。そして女性の遺体を押入れに、娘の遺体を天袋にそれぞれ放置し、居間にあった財布を盗んで逃走した。

少年は盗んだ金品を使ってゲームセンターで遊んだり友達の家に寄るなどしていたが、事件から4日後の4月18日に逮捕された。


被告人の手紙
被告人は、一審の無期懲役判決後に知人へ手紙を出している。知人は、この手紙を検察へ提出した。弁護団は当初から「反省している」と主張して死刑回避・減刑を求めていた中で、この手紙を反省の反証と掲げる理解も多い。ただしこの手紙には「相手から来た手紙のふざけた内容に触発されて、殊更に不謹慎な表現がとられている面もみられる」。手紙の全文を示す資料が見当たらないため、ここでは藤井誠二による抜粋を記載する[5]。「相手から来た手紙」の内容は今のところ不明である。

・ま、しゃーないですわ今更。被害者さんのことですやろ?知ってま。ありゃーちょうしづいてるとボクもね、思うとりました。・・・(註: 「中略」の意味?)でも、記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんのなら好きにしてやりたいし」
・「知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君」
・「犬がある日かわいい犬と出会った。・・・(註: 「中略」の意味?)そのまま"やっちゃった"・・・これは罪でしょうか」
・「5年+仮で8年は行くよ。どっちにしてもオレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時ば(註: 藤井が「は」を打ち間違えたものと思われる)完全究極体で出たい。じゃないと2度目のぎせい者がでるかも」

弁護側主張
「著しい精神的な未発達がもたらした偶発的な事件」として強姦目的や殺意を否定し、「傷害致死罪にとどまる」と述べた。犯行時の精神年齢を12歳程度だったとする鑑定結果を示し、更生は可能だと指摘した[10]。

以下は被告人質問における被告人の発言の一部。

強姦目的ではなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた[11]。
(娘の遺体を押し入れに入れた理由について)何でも願いをかなえてくれる場所だと思っていた。ドラえもんがなんとかしてくれると思った[12]。
死後に姦淫したことは、「生き返ってほしいという思いだった」「山田風太郎の『魔界転生』という本に、そういう復活の儀式が出ていたから」と主張[13][14]。
首を絞めたのは殺そうとしたからではなく、口をふさごうと右手の逆手で首を押さえただけである。殺したのは、故意ではない。

弁護団への批判
青少年問題を主に扱うノンフィクションライター藤井誠二[22]は自身のブログにおいて、弁護団の一員である「名古屋のM弁護士」が或る死刑廃止集会のあとの食事会の席で、遺族の本村洋を侮辱する発言を行ったと記している。内容は「あれは、死刑になる事件じゃない」「あんなにテレビに出まくって」「犯罪被害者は、前向きに生きていかなくちゃいけないのに」「本村さんは、あんなに若いのに恋愛もできない」など[23]。「私的な場での発言とはいえ、かれらの本質をよくあらわしていると思うのであえて記すことにする」としている。

出典:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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(・∀・): 87 | (・A・): 36

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