伝説をつくろう
2007/11/16 01:20 登録: えっちな名無しさん
オッス!俺、ニート!!
おまいらは知らないだろうが、高校時代から数々の伝説をつくろうとして
挫折してきた俺の話を聞いてくれ。
俺は暇になると、すぐバラエティ番組のような企画をやりたくなる。
こういうひとを伝説請負人と呼ぶ。
だが俺は、キモくてイタいのでこんなのをやる友達すらいない。
そんな俺を伝説一匹狼と呼んでくれて結構だ。
例えば高校時代、俺は最高の企画を数々と考えた。
クラスのマドンナのゆいこちゃんにだめもとで告白。(織田裕二のモノマネで)
ラーメン屋の大食いチャレンジを箸をつけることなく終了。堂々と代金を払う。
自作CDを10枚、勝手にCD屋に置く。(自信作)
授業中に何回ちんこをしごけるかカウント。
クラスの不良と手をつないでみる。(不良はドン引きだったお)
こんなことをするから、クラスのみんなからはカルト的な人気があったが
友達はいなかった。
そして・・・・・きたる2007年11月12日。
約4年ぶりとなる伝説に挑戦してきた・・・。その報告をおまいらにだけ
聞いてほしいお。
今回はシンプルに「カラオケ100点取るまで断食伝説」。
新宿の某カラオケに一人でいってきた。まさかあんな展開があろうとは。
まずは選曲。とりあえず言っとくがカラオケはこれで2回目だ。
一回目は高校のときに「カラオケ行って1時間歌わないで、堂々と30分延長してみる」
という伝説をやったときだ。
故に、カラオケで歌うのは初体験。まずはオーヤンフィーフィーからかな。
得点発表。・・・・・・・・・・・・
45点。まあ伝説だからな。ちょうどいい。
その後も、昔の歌を中心に歌っていくが最高でも68点。すでに部屋に入ってから
2時間だ。とりあえずメロンソーダを飲みたくなったので注文。
コンコン・・・・。部屋ノック。
♪こなーーゆきーー、ねえ 心まで白いうtyっぶつつつっ!!!!!?
なんと部屋に入ってきた店員の女の子がめちゃ可愛かったんだ!!
もうマジかわいい!黒髪のショートの純粋系。やヴぁい。
「メロンソーダになります」笑顔で俺の目を見ていってくる。
メロンメロンになりソーダった←伝説のダジャレ
その後も俺は、メロンソーダを注文しまっくた。3回くらいすると
あっちのほうから話しかけてきてくれたYY。
女の子「お一人ですか?」
一匹狼「ははい・・・」
女の子「いいですよね、一人でカラオケって。私もよく来るんですよ、一人で。」
一匹狼「・・・せ・・・で・・す」
女の子「はい?」
一匹狼「伝説です。百点取るまで何も食べないし、ここから出ないという伝説を
つくるんです!!!」
女の子「えーーーWW。おもしろいですねW」
一匹狼「はい。」
そういって彼女は出ていった。
どきどきどきどき・・・・。
おまいらを落胆させるかもしれんが、ハッキリ言おう。
もう伝説なんてどうでもよくなっていた
母さんからうまれた俺・・・・・・。メロンソーダからうまれたダジャレ・・・・・。
伝説からうまれた初恋・・・・・・。
だが俺は100点を目指した。彼女と約束したから。
ハッキリ言って、ひとりで盛り上がってる俺だが、この伝説にも
暗雲が立ち込めてきた。5時間で最高得点が千の風でだした70なのだ。
だが伝説の女神はいた。
ブルーだった俺は自分の好きな歌を歌いまくってたんだが、
だめもとで歌った「もってけセーラー服」で87をだしたのだ。
「うおおおおおおおおおお!!」
ひとりで叫ぶ。これだから伝説はやめられないんだお。
そのときだ。なんと、あの店員の彼女が私服で入ってきたのだ。
一匹狼「!!!!!!???」
女の子「私もその伝説参加してもいいですか?」
一匹狼「はい・・・」
こうして奇跡のカラオケ大会が始まった。
彼女の声はとても透き通っていて、綺麗だった。
特に、鬼塚ちひろを歌ったときなんか涙が出た。
でもなぜか70点くらいしかでない。皮肉なことに俺の「もってけセーラー服」が
最高なのだ。
でも最高に盛り上がった。時間がとまればいいと思ったよ、マジで。
でもさすがに3時間も歌うと彼女も疲れてきた。
ここは俺が100点を出すしかない!
熱唱してやるしかない!!
十八番の歌しかない!!!
もってけセーラー服しかない!!!!
俺は彼女の前で熱唱してやったよ。踊りもしたさ。狂いに狂ったさ。
彼女はひいてた。ドアのほうに向かって逃げてった。
ごめん。名も知らぬ女の子よ。俺はやっぱり・・伝説にしか生きられない。
数秒後、得点ボードに34点とかかれてる前でうなだれてる俺がいた。
おまいら。暇なら伝説に生きろ。引退した俺の変わりに。
おまいらなら俺を超えられる。ありがとう。
報告終了
出典:なし
リンク:なし

(・∀・): 165 | (・A・): 46
TOP