ぶ、ぶ、ブンゴオ。

　軟式野球部のマコトは紅一点のレギュラーだ。しかし、圧倒的なオトコ社会なので女扱いされるのを嫌っている。
　「おーいマコトー。一緒に着替えようぜ。」
　「う、うん。い、イイよ……。」
　「ほらほら、更衣室へ。」
　「うん。」
　「よーし、脱いだ脱いだ。どうマコト?オレの筋肉?」
　「ん？ええ、何でパンツまで?」
　「まぁいいじゃんか、マコトの筋肉見して見ろよ?」
　「私はあんまり……、アッああ、触るなよ！」
　「マコトは柔らかいなあ。やっぱ女子だよなー。でも胸の肉はあるね」

「あぁあ……そこは……だ、だめ……」
　「ほれ、マコトも全部脱いで……。」　　
　「何か硬いのが当たってるよ？」
　「チームメイトにもマコトの身体見してやれよ」
　「そ、そんな赤ちゃんがおしっこするポーズ、イヤ……！」
　「みんなに、マコトをよく知ってもらえよ」
　「み、みんな、そんなに見ないで………」
　「ここの毛はくせっ毛なんだなあ」
　「い、言わないで…、」
　「おいおい、これは汗か？トロトロじゃん」
　「………ん、ん！」　
　「うちのセカンドはドエロだなーブンゴ。」
　

出典：オリジナル
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