人妻美穂 ファイナル (その他) 16782回

2004/09/19 02:55┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
どれくらい寝ていたのだろうか、急に息苦しくなって目がさめた。目の前に
美穂がいた、どうやら俺の鼻をつまんでキスで起こしたらしい「もうお昼よ
そろそろ起きる?」美穂は笑いながら言った。少し頭がボーっとしている
美穂は奈良からの帰りはよく寝ていたが俺は、ずっと運転のため
一睡もしていなかった。帰るなり美穂とやったことも忘れたぐらいだ
昼からは初詣に行くことにした。美穂は何を願ったのか…
正月中に美穂の実家に挨拶に行きたかったが、なぜか美穂はかまわないと
言う…なんだか美穂の様子がおかしい気がしたが俺も今は会うのはやめた
方がいいと思った。社会人になって改めて美穂の両親に会うと…
正月も終わり新学期が始まった。


始業式の日の帰り俺は思いがけない子と会った…
「理沙…」去年の夏から全然会っていなかった彼女だった…
理沙とは1年前から付き合っているが去年の夏からは受験勉強にさしさわる
ので会わないことにしていた電話もたまにする程度だった。「話があるの」
理沙は険しい表情だった。「変なうわさ聞いたんだよ…人妻と不倫して
離婚させてその人と一緒に住んでるって…」「誰がそんなこと…」
「○○さん…」先輩が…俺は言葉に詰まった。何でまた先輩がよけいなことを
「ねぇ…ホントなの?ウソでしょ?」「理沙…ホントなんだ…」「マジでぇ
ウソでしょ…バッカじゃない!何で人妻と不倫なんかするのよぉ」理沙は
興奮した様子だった。「いろいろ聞いたわ…レイプしたんだってその人を
よくそんな女と一緒に住めるわね…どういうつもり?ねぇ答えてよ!!」
「理沙!落ち着けよ 落ち着けったら…」俺は理沙をなだめるのが精一杯
だった。俺は去年からのことを隠さずすべて理沙に話した。
「それで…それでその人を愛してしまったってわけ?…もうぉ信じられない」
理沙はその場で泣き崩れて座り込んでしまった。「信じていたのに…
ずっと信じていたのに…私だって会いたかったよ…でも約束したから…
受験が終わるまでって約束したじゃない…」何を言ってもいいわけになる
理沙を裏切ったのは事実だ…美穂とは最初からホンキじゃなかった…
でも今は美穂以外には何も見えなかった。理沙は泣きながらその場から
駆け出した…先輩の言ってた言葉が頭の中を駆け巡っていた…
…一時の感情さ…お前は美穂の身体が欲しかったんだろ…いつか別れるんだ
…気がつくとマンションの階段を上っていた、エレベーターを使わずに
去年の暮れと同じだった。


「おかえり〜」美穂は俺に抱きついてキスをしてくれる。
俺も美穂にお返しのキスをして部屋の中へ入った。美穂は感のするどい女だ、
俺の顔色一つですべてを見抜かれる…俺は美穂の手を取りソファへと連れて
行った、そして美穂を抱きしめてスカートの中に手を入れて太腿を撫で唇に
長いキスをした、美穂も応えて舌を入れて絡ませてくる…
「どうしたの?いきなりじゃない…」美穂は俺の股間に手を
当てて探りに来る。「まだ元気になっていないよぉぉ」美穂は明るく笑う
「それより今日遅かったね…始業式って昼までじゃないの?」「ちょっと
寄り道したからね久しぶりに同級生と会ったことだし」「そう…ナンパでも
して来たの?」台所で夕食の用意をしながら美穂は俺をからかうように言った
肩甲骨あたりまで伸びた髪…最初は肩ぐらいだったが今は伸ばしている。
ミニスカートから伸びる細くて白い足…外出時以外はパンストは付けない
時折かがむと白いパンティがチラっと見える、全体にスリムなボディ…
身長は160以上あるので割と高い方…Bカップの胸はスリムな身体からは
大きく見える。ブラを外しても大きさは変わらない…俺は後ろ姿の美穂を
見ながらつい色々想像している


「さっきね…理沙さんって方ら電話あったけど」
「えっ」俺は一瞬…目の前が真っ暗になった気分だった。まさか…理沙が…
「なっ何て…」「別に…まだ帰っていないって言ったらそのまま切っちゃった
けど…」俺は何も言えなかった、変に言えば言い訳がましくなってしまう
からだ、美穂も何も言わず淡々と夕食の用意をしている。なんだか重苦しい
気分だった。食事中の会話もいつもより減っていた、美穂は怒っているのか…
食後…いつものように一緒に風呂に入っても何も言わず身体を洗ってくれる
浴槽の中で美穂の後ろから胸を揉みながら首筋に愛撫し唇にキスをしても
ただ舌を絡ませてくれるだけだった。…
湯上りの後、美穂はソファに座って煙草に火をつけて遠くを見つめるような
目で窓の外を見つめていた。「美穂…」俺は今日のことを話そうと思った。
その言葉を消すように「見て…雪よ…外は寒いようね」美穂は立ち上がり
外の景色を見ながら…「前に私言ったこと…絶対に捨てないでねって言った
こと…取り消すわ…」「急に何を言うんだ…俺は美穂を絶対に離さないって
言っただろ!」「ありがとう…その言葉だけでうれしいわ…」「理沙は何て
言って来たんだ…教えてくれよ!確かに理沙とは付き合ってきたけど俺は…
美穂のことが…」「彼女ねぇ…“バカじゃない?何で自分を犯した男と一緒に
住んでいるの!“って言ってた…確かに私ってバカかもね…」美穂は外を
見つめたまましゃべり続けた「自分を犯した人を愛するなんて普通じゃ
考えられないよね…でもね…あんたに私の気持ちなんかわかるはずないよ!
って言いたかった…何度も何度も死にたかった私の気持ちなんか
わかりっこないって…言いたかったよ、でも言えなかった…
私にそんなこと彼女に言えるはずないじゃん!だって…だって彼女の
彼を奪ったんだから…」美穂はそう言ってそのまま泣き崩れた…


「それは違う!俺が…俺が美穂を奪ったんだ!美穂が悪いんじゃない!
俺が…俺が悪いんだ…」涙が止まらなかった…すべては俺が美穂の人生を
狂わせていたんだ…自分の考えの甘さに…自分の余りにも愚かさに腹が
立っていた。美穂を幸せにしてやりたい…などとうぬぼれていた自分の
甘さに…理沙とのことはきっぱりとケジメをつけるつもりでいた。
その矢先だった「男でしょ…泣かないでよ…そんなあなたは嫌いよ!」
美穂は俺の手を取り笑顔で言った…そして俺に抱きより「もう少しでいい
もう少しだけ夢を見させて…」美穂は小さな声で言った…
俺は美穂を強く抱きしめ「絶対に離さない…離すもんか!!」
美穂の流れる涙が俺の胸を濡らしていた。


美穂を抱きしめたままどれくらいの時間が経ったのだろうか…俺の頭の中は
走馬灯のように、いろんなことが駆け巡った…先輩に呼ばれて美穂と会った
公園のベンチ…俺は欲望のまま美穂を膝上に乗せて弄んでいる…
そしてその後のホテルのベッドの上…そして先輩の部屋…美穂を犯した
俺の部屋…北海道でのこと…京都で結ばれたこと…美穂の離婚…そして
美穂との同棲生活の始まり…まだ半年少ししか経っていないのに…
その日美穂を俺のできる精一杯の愛情で抱いた…強く…激しく…美穂の身体
全体が炎のように燃えていた…


翌日美穂は何事もなかったように朝早く起きて朝食の用意をしていた。
俺はなかなか寝付けなかったせいか、頭がはっきりしなかったが
美穂の笑顔はそんな俺の頭の中をスッキリとさせてくれた。いつものように
美穂は笑顔で送ってくれる「今日こそ早く帰ってね…今夜は特製のステーキ
よ!」そう言って美穂はやさしくキスしてくれた。今日こそは早く帰らないと
俺は急いで出かけた。昼休みに俺の携帯が鳴った、美穂からだった「大丈夫
だよ…今日は早く帰るから」美穂はやっぱり心配しているようだった。
「どうしても遅くなるのだったら電話をかけてよね…」美穂の言葉は
ちょっぴり寂しそうだったが「心配するなよ、もし遅くなることになれば
電話するからよ…」放課後、俺は真っ直ぐに帰るつもり校門を出た…
その直後だった、理沙が待っていたのだ…「理沙!」俺はそのまま素通り
するつもりだったが…どうしても昨日をことが気にかかっていた。


「美穂に電話したんだな…いったいどういうつもりだ!」「別にどうも
ないじゃない!ホントの事を言っただけじゃない!」「俺とお前の問題
だろ!美穂には関係のないことだろう!」「いいかげんに目をさましてよ!
私のこと嫌いなの?まだ子供だと思っているの?」「そんなんじゃない!
理沙!落ち着けよ!お前のことは嫌いなんかじゃない…美穂に償いを
したいんだ…美穂を傷つけたことを償いたい…それに俺は美穂を愛している
美穂も俺のことを愛してくれている、だからこのまま美穂といっしょに
いて心の傷を癒してあげたいんだ…美穂がそう望んでくれたんだ…
だから…」「わからない…そんなこと!わからないよぉぉ」理沙は泣き
出した…「そんなこと自分勝手な理由付けじゃない…言ってることは
メチャクチャじゃない!」理沙はそのまま駆け出した。「待てよ!」
俺は理沙の後を追いかけた、その時だった。横の路地から車が飛び出した
「理沙!!!」車は理沙の身体をかすめ…理沙はそのまま倒れた
弾みでコンクリートの壁に全身を強く打ってしまった。「理沙!」
俺は理沙を抱きかかえたが意識はなく、すぐに救急車を呼んだ
救急隊の方から理沙の家に連絡をしてくれた。


病院につくとすぐに手術は始まった、慌ててやってきた理沙の両親には
ただ謝ることしかできなかった。何時間が経ったのか…手術室から理沙
は出てきた。手術は成功のようだった。頭部に異常はなく、ただ足に
障害が残るかもしれないが、リハビリで必ず治るからって先生は言って
くれたようだった。すでに7時を回って外は暗くなっていた。俺は
理沙の両親に挨拶をして帰ろうとしたが…「すまないが理沙の側に
ついてやってはくれないだろうか…」理沙のお父さんが俺に言った
その言葉の奥には…理沙がこんなことになったのは俺の責任…
と思っているようだった…確かにそうかも知れない、俺は病室の
椅子に座り理沙の手をそっと握った。理沙…すまない…
理沙の意識が少しずつ取り戻して来ていた。理沙の手が強く俺の手を
握り返してきたからだ…


病院内では携帯のスイッチは切っていた、そして美穂に電話をする
ことすらできない状態だった。理沙の手を離してすぐ近くにある
ローカの公衆電話にも行けない状態だった。そして朝を迎えた…
理沙は意識を取り戻していた。「ごめんね…迷惑かけて…」
「いいんだよ…俺こそ、ごめんな…こんなことになって」「早く
帰ってあげて…美穂さん心配しているよ…」「理沙…」「私はもう大丈夫
だから…」「理沙…また来るからな!」そう言って部屋を出た俺は
急いで帰った。美穂…マンションの部屋のドアを開けて中に入ると
キッチンのテーブルの上に顔を埋めて美穂はそのまま寝ていた。
テーブルの上にはすでに冷え切っているステーキがそのまま残ってた
美穂も食べていない…美穂はずっと俺の帰りを待ってそのまま寝てしまった
ようだ…俺は美穂に毛布かけ、俺もそのままソファで寝てしまった…
目がさめると、俺が美穂にかけた毛布が俺にかけられていた。


すでに昼すぎだった。「目がさめたの?…よく寝ていたけど」奥で洗濯物を
片付けていた美穂がやってきた。「学校には風邪で休むって電話したから」
「美穂…夕べは…」「夕べは同級生とカラオケでオールナイトだったんでしょ」
美穂は俺の言葉を遮って「それで気がつくと朝だった」「美穂…」
「それでいいじゃない…それで…」そう言って美穂は俺にキスをした。
「お腹空いたでしょ?何食べたい?」「俺…ステーキでいい,夕べ食べられ
なかったステーキ…」「一度冷えると硬くなっているし…レンジで暖めても
あまり柔らかくならないよ」「それでも食べたいんだ…」美穂は一度冷えた
ステーキをレンジの中に入れ暖めてくれた。そして俺は美穂の愛情を
噛み締めるように食べた。


それからは、学校の帰りにすこしだけ理沙のもとに行き、遅くならないうちに
帰る毎日が続いた。美穂との生活も順調に行くように思えた。
美穂との夜も毎日のように続いていた。もうそろそろ妊娠してもおかしく
ないはずだった。今妊娠しても生まれるのは秋…その頃だったら俺も
働いている、卒業して社会人になったら俺は美穂と入籍をするつもりだった
毎晩のように美穂をベッドの中で熱くさせていた。そして真昼間でも
ミニスカートから伸びる白い足に欲望が煽られたときには美穂の身体を
求めた、美穂は俺の求めにはいつでも応えてくれる。この1ヶ月は
いろいろ有りすぎた。俺は美穂との愛情を深める手段にセックスを
選んだ。以前のように…男と女の最大の接点であるセックスを…
都合のいい事を言っているかも知れないが…美穂との始まりがセックス
だったからだ。そして今は妊娠を希望してのセックスをしている
「もしできたらどうするの?」「前にも言っただろう…産んでくれって」
「でもできなかったね…赤ちゃん」「それは美穂が不安定な精神だったから
だろ…でも今は違うだろ…」美穂は静かにうなづいた…
俺が妊娠させたいことは美穂自身がよく知っていた。
美穂は今までのことがなかったように…以前の美穂に戻っていたように
思えた。しかしそれは俺の大きな過ちであったことが後でわかったこと
美穂はこのときに俺との別れを決心していたのであった…


2月になって、俺も何かと忙しくなっていた。卒業試験もそうだが理沙の
ことが心配だった。足に障害が残りリハビリをすることになっていた。
俺は学校の帰りにはわずかの時間だが理沙の車椅子を押して散歩に出かけたり
機能回復訓練の手伝いもしていた。俺が帰るのはいつも決まって夕方であった
夕方帰るとすでに夕食の用意はできている…リハビリの手伝いは結構疲れる
ことが多い…帰ると俺はいつもくたくただった。そしていつもいきなり
御飯を食べることが多かった。そんな俺を見ていつも美穂は笑ってた…
そして理沙が交通事故でケガしてリハビリ中だと言うことを話した。
美穂は驚いていた「それって…いつのこと?」「理沙から電話あった次の日…」
「それじゃ1ヶ月近く前じゃないどうしてもっと早く言ってくれなかったの?」
美穂は怒っていた。「私と電話でケンカしたあとじゃないの…」
「それじゃ…朝帰りした日は…」美穂はそう言って煙草に火をつけて
そのまま窓から外を見つめだした…もう何度かそんな美穂の姿を見ている…
「もっと早く言うと思ったんだ、でも何だか言い出し難くて…」
「いいの?彼女の側についてあげなくて…」「毎日帰りには寄っているよ…」
「そう…」「今リハビリやっている…訓練しだいで歩けるようになるって…」
「………」美穂は煙草の火を消して、両手で長い髪をかきあげてゴムで
括り、そのまま何も言わずにテーブルの食器を片付け始めた。
台所で食器を洗っている美穂の側に寄り、「美穂…もっと早く言うつもり
だったんだ…でも…「もういいじゃない…」美穂の後ろ姿をまともに
見れなかった。いったい俺は何をやっているんだ…何もかも裏目に出てしまう
美穂を傷つけたくない思いなのに…やっていることは全部美穂を傷つけて
しまった…こんなことで美穂を幸せになんかできるはずがなかった。


「コーヒー飲む?」美穂はそう言って俺の前に置いた…いつもは俺の横に
座るのに、めずらしく向かいに座った。「私ね…低血圧で朝起きるのは
とても辛いの…頭がボーっとして、でも毎朝ちゃんと朝食を作って
食べてもらって、いってらっしゃい…って感じで送ることが夢だったの
だから結婚したときには毎朝早く起きてたのよ…最初は楽しかった…
でも主人とのすれ違いが起きたのはね…主人が何も話してくれなかったの…
仕事で疲れているんだから、話す気にもならないかも知れないけど
仕事のことを家庭に持ち込みたくないって主人の気持ちもわかってたんだ
けど…愚痴でもいいから私に言って欲しかった。聞いても主人の仕事の
ことはわからないけど…でも仕事でストレスの溜まっている主人を見て
何でもいいから私にぶつけて欲しかった…夫婦って辛いことも、
悲しいことも、苦しいこともみんな二人で乗り越えていくんだって
結婚式の披露宴で言ってた言葉なのにね…主人は私によけいな心配を
かけたくないって思ってたかも知れないけど…それじゃ妻の立場って
いったい何なのって思った…それである日主人に言ったのよ…
そうしたらね…“何も気にしなくていい!”の一言だけだったわ…
夫婦でいる以上は気にならないことはないのに…何度同じように
聞いても返ってくる返事はいつもいっしょ…“心配しなくていい”
最後には“お前には関係のないことだから”って言われた…
それ以来主人との会話もなくなったの…私も主人に聞いてほしい
ことがたくさんあったけど…結局は話さなかった。」美穂が何を
言いたいのかは俺にはよくわかっていた。「もし私が今ある男の人に
犯されているとしたらどうする?…毎日あなたの留守の間犯され続けて
いるって聞いたら?」「そいつをぶっ殺してやる!」
美穂は立ち上がって窓から外の景色を見つめながら…「主人にも、
そんな気持ちがあれば…」美穂は独り言のように小さな声で呟いた…


「美穂!」俺は後ろから美穂を抱きしめた…「今のはウソよ!
誰にも…指一本も触れられていないから…」そんなことはわかっている
ただ美穂を抱きしめたかった…「ねぇ見て雪降ってきた…」「ホントだ…」
「外へ行こう!」美穂は俺の手を引っ張り言った「外?寒いのに…」
「いいじゃない!行こうよぉぉ」俺は美穂に手を引っ張られて部屋の
外に出た…そして階段を下りて外の駐車場に行った。美穂はその日も
ミニのタイトスカートを履いていた、そして部屋の中だったので生足の
まま…美穂は空に向かって両手を広げて降ってくる雪を捉えようと
はしゃいでいた…そんな美浦はついさっきまでの美穂とは違い子供の
ような可愛い美穂になっていた。俺はそんな美穂をいつまでも見つめて
いた。部屋へ戻った後、美穂を抱きしめたままソファに座らせ、そして
ミニスカートの中へ手を入れ、冷え切っている美穂の太腿に手を当てた
美穂の唇がそっと近づいてくる、俺は激しくキスをした。美穂も応えて
舌を絡ませてくれた…美穂の着ているセーターを脱がしフロントホックの
ブラを外すと…ピンと立った乳首があらわれた。その乳首を舌で転がすように
舐めた…美穂の手は俺の背中で力が入っている、時折強く抱きしめるように
力が入っていた…。スカートの中に入れた手でパンティを脱がしスカートを
腰の近くまでめくりあげ…美穂の太腿を持ち上げるようにして左右に開いた
もう何度も見ている美穂の恥部が現れると、今にも爆発しそうな俺のを…
入れた。少しずつ腰を強く動かしては奥深くへと突き立てた。俺の背中で
美穂の手は強く力が入って抱きしめてくれていた…やがて俺の腰の動きが
早くなり、美穂の中へと放って行った…


ベッドの中でも俺は激しく美穂を求めた…美穂の太腿を持ち上げた状態で
腰を浮かして奥深くへと突き立てて俺は腰を激しく動かしていた
腰の動きに合わせて美穂の胸も大きく揺れていた。そして美穂の手を取り
ゆっくりと起こして座ったままの状態で下から突き上げるように激しく
腰を動かした。俺の目の前で美穂の胸が大きく揺れている…そして
時折その揺れている胸を下から揉みあげるように握りしめた…
いつになく俺は美穂の身体を求めていた、何度も何度も美穂の中に放っては
夜中まで繰り返した…翌日美穂は早く起きて、いつものように朝食の用意を
して俺を起こしてくれる。時間ぎりぎりまで寝ている俺は朝が一番辛い
それ以上に低血圧の美穂が一番辛いはずなのに俺はふと美穂の顔を見つめていた


そして試験も終わり後は卒業を待つだけとなった…理沙のリハビリは一向に
成果がでない…先生はいつまでも人に頼らずに自分の力で踏み出さないと…
それは理沙自身もよくわかっているはずだった。理沙の心の葛藤は俺には
まだわかってやることはできなかった。
バレンタインデー…美穂からは手作りのチョコを貰った。そして理沙からは
形の崩れたチョコ…それは車椅子で人ごみの中をやっとの思いで買い求めた
チョコだった…自分の力で、一人で出かけて買って来たものだったのだ…
その日から理沙は自分の力で歩こうとしていた。誰の助けも求めず自分の
力で歩こうとしていた。俺はそんな理沙を影から見守ることにした。


そしてこのことを美穂に話した。「今度一度見舞いに行ってみたいんだけど
彼女会ってくれるかな?…」「大丈夫だよ…きっと会ってくれるよ」
「うん…今度行ってみる」美穂のその言葉に俺は安心した…今度こそ
つまずかないようにしたい。美穂と一緒にこれからを歩んでいきたい…
今度こそ…「何考えているの?」ふと気がつくと目の前に美穂の顔が
見えた…「また…エッチなこと考えてたの?」そう言って美穂は笑った
「ちっ違うって…」俺は美穂を抱き寄せようとすると「イヤ〜エッチな人は
きらい〜」そう言って美穂は逃げ出した。「待てよ〜」美穂を追いかけ
そして後ろから抱きしめるように捕まえた。美穂の首筋にキスをして
抱きしめている手を胸に伸ばした。「ねぇ少し張っているように思わない?」
胸を揉みながら…「そう言えば少し硬いような気がするかな?」
「遅れているし…できちゃったかな??」「ホントに?」「わからないけど
もしできていたら…産んでもいいの?」「当たり前だろ…産んでくれよ!」
俺はそう言って美穂にキスをした。そしてミニスカートの中へ手を入れて
太腿あたりから股間へとパンティの上から指で押さえた。
美穂もキスで応えてくれている…俺はもう爆発しそうだった。そしてスカートを
めくりあげてパンティを脱がして、ソファの前のテーブルに両手をつかせ
バックの姿勢で俺のそそり立ったモノを入れた…俺はしだいに腰を強く
動かしていきそうになろうかと思ったとき…突然俺の携帯が鳴った…
「こんなときに…」俺はしばらくほって置いたが、鳴り止まず、おまけに
留守電にもしていなかった…俺は途中で止め電話に出た「もしもし…」
相手は先輩からだった、近くに来ているから話があるので寄っていいか…
とのことだった。俺は美穂の顔を見て…うなずいたので「ああ…いいよ」
すぐに返事をすると…玄関のチャイムが鳴った。俺も美穂も慌てて服を
直した。ドアを開けると先輩だった…


「いきなりだとまずいかなって思ってねそれでここから電話したんだ」
先輩は少し苦笑いをしながら、そっと奥の美穂を見つめていた。
美穂もスカートを下ろすのが精一杯らしく…
たぶん…履いていないと思い、俺は先輩と外で話すことにした。
美穂は上がってもらうように言ってたが、俺はどうせロクな話じゃないと
思い外に出ようとした。「いや…美穂さんにも聞いてほしいんだ…
俺たち二人で話すより美穂さんとお前のことだからな…二人に聞いて
もらいたいんだ」先輩のその言葉を聞いた美穂は「じゃ…入って」
俺は美穂が下着を着けていないのを気にしつつ先輩を案内してソファの
椅子に座ってもらった。そして美穂は窓際から椅子を持ってきて横に座った
俺と先輩が向かい合い、美穂は俺たちの横になるという具合だった。
そしてコーヒーを入れている間に美穂は下着を履いたようだ…


「なかなか豪華な部屋だな…」先輩は周りを見渡して言った。「話って」
「うん…理沙ちゃんのことだけどな」美穂はテーブルの上にコーヒーを置き
横に座った。「彼女事故に遭ったんだって?」「ああ…そうだよ今リハビリ
している、訓練しだいで治るそうなんだ」「そうか…美穂さんの前だけどな」
先輩は美穂の顔を少し気にしていた「私はかまわないわ…」「彼女…
去年の夏から一生懸命に受験勉強に入ってたんだろ?お前としばらく
会わない約束までして…有名進学校を目指していたんだろ?それが事故で
断念したそうじゃないか!彼女の目標は消えたんだ…それにしばらく
会わない約束しても別れたわけじゃなかったんだろ?彼女は目指していた
高校に合格してその喜びをお前といっしょに祝いたかったんじゃないか?
そのために半年以上お前と会わずにがんばっていたんじゃないか?
彼女の進学の夢も消え…その上お前まで彼女のもとから居なくなったんじゃ
彼女はどうなるんだ…もともとキッカケを作ったのは俺だからな…
責任を感じているんだ!勝手なことを言ってるかも知れないけど
わかってくれないか…美穂さんにも言いたいんだ、俺は確かにひどいことを
した。償っても、償い切れないひどいことをした…でも理沙ちゃんは関係
ないんだ、こいつを…理沙ちゃんに返してやってくれ…」「もういいよ
先輩!帰ってくれよ!」俺は先輩の手を取り玄関に無理やり引っ張って
行った。「なぁ美穂さん!考えてやってくれ!確かに俺たちは美穂さんを
傷つけた…その償いは俺が一生かけても償う、だから理沙ちゃんのことを…」
俺は先輩を無理やり外に出して、玄関をロックした。美穂はしばらく
煙草の煙を見つめ…そして窓際に立ち先輩の帰っていく姿を見つめていた。
「もうすぐ…春ね 出会いと別れの季節か…」美穂がささやいた言葉は俺には
聞こえていなかった。「美穂…」俺は美穂の側に寄った。いつまでも
外を見つめる美穂…その目からは涙が流れていた。


先輩の言葉が気になっていた、あれ以来美穂は口を閉ざしている。
そして何を考えているのかもわからなかった。あれから何回か美穂の携帯が
鳴っているのを聞いたことがある。先輩からの電話なのか?それとも…
今度は俺がいろいろと考えこんでいた。そして
卒業式を間近に迎えたある日のこと、美穂は理沙が入院している病院へ
見舞いに行ったようだった。「今日ね…病院へ行って来たんだけど…
会わなかった…」「どうして?」「一生懸命に歩く練習をしている姿を
見てると何だか…声をかけにくくてね彼女、病院の庭で歩く練習を
していたの、テーブルにあなたの写真を置いてね、それで少し離れた所から
車椅子から立ち上がろうとして転んで、また立ち上がろうとして転んで
やっと立ち上がったと思ったら一歩踏み出しては転んで、その繰り返しで
やっと5mぐらいの所のテーブルにたどりついていたわ、そしてあなたの
写真を握り締めて…そしてまた同じことを繰り返していたの…
それを見ているとね、何だか私の出る幕じゃないねって思った」


そう言って美穂は煙草に火を付けて窓際の椅子に座った。
「ねぇ…理沙さんの側についてあげたら?」「えっ?急に何を言うんだ!」
「彼女には今、あなたが必要なのよ、彼女は今一人でがんばっている…
誰の助けも借りずにがんばっているわ…一人であなたのもとに行こうとしている
テーブルの上に置いた写真…あなたを目標にして、がんばっているんだよ…
もし私が彼女だったらあなたに側に居てほしいよ…絶対に!」
「美穂…俺は美穂の側にいたいんだ!」「お願い!わかって!私のこと
好きなら…私の言うことを聞いて!」美穂は俺を抱きしめながら
「お願い…少しの間だけでいいから彼女の側に居てあげてよ!」「美穂…」
「このままじゃよけいに辛くなるから…」「わかったよ…美穂の言うとおり
にするよ」俺は強く美穂を抱きしめた。美穂も彼女のことを気づかっている
このままでは美穂の気がすまないかも知れない、俺はそう思って美穂の
言うとおりにした。


翌日からは理沙のもとでリハビリに協力していた。最初は理沙も美穂のことを
気にしていたが、美穂の気持ちを伝えて俺が協力していることを話した。
朝早くから夜遅くまでリハビリは続いた。そして夜帰ってからは美穂に
その結果を毎日話していた。そして美穂とのセックスも欠かすことなく
続けた。丸一日留守にして美穂を一人にしている、せめて夜だけでも美穂と
一つになりたい…俺の勝手な解釈だったが、美穂は俺の求めを受け入れて
くれた。そして少しづつだが理沙は歩けるようになっていた
歩けるとはいえまだ補助が必要だった。俺の補助がなくても歩けるまで
理沙についてあげようと思った。それは美穂の意思だと感じていたからだった。
卒業式を前日…「明日卒業式ね、おめでとう!」「ありがとう…でもまだ早いよ
明日なんだから、おめでとうは明日でいいよ」その日美穂は特別の料理を作って
くれた。前祝いなのかな…俺と美穂は二人で乾杯をした。そして美穂は
今までのことを振り返るように話だした。「もう8ヶ月経ったのね…」
「そうだね、何だか早いな…いろいろあったからかな?卒業して社会人に
なったら、少しは変わると思うんだ。今は美穂に世話になっているけど
これからは俺の少ない給料でなんとかがんばるよ!」美穂は笑顔で俺の話を
聞いていた。「就職するまで理沙さんにちゃんとついてリハビリの方を
がんばってね…」「うん!でも美穂ともどっかに遊びに行きたいし」
「私のことはいいから今は彼女のことだけを考えてあげて…今が大事何だ
から」相変わらず美穂は理沙のことを気遣っていた。
そして卒業式の日…美穂は俺をそっと抱きしめて軽くキスをしてくれた。
俺もお返しのキスをして部屋を出た。美穂はめずらしく外まで出て俺を
見送ってくれた。そしてこれが美穂を見た最後だった…


卒業式を終えて、俺は急いで帰ろうとしたが同級生がどうしても祝賀会を
やろうと言うので、俺も付き合うことにした。美穂に電話をしたが通じなかった
が買い物だろうと思いそのまま飲み会へと行った。部屋に帰ると夜9時を
過ぎていた、部屋の明かりが消えていたので不思議に思いながらもチャイム
を押しても返事がなかった。そして部屋の中に入っても美穂は留守だった
何処に行ったんだろう…ソファに座りふとテーブルの上を見ると俺宛の
封筒が置いてあった。そして中身は美穂からの置手紙だった…
「一つだけ私のお願いを聞いて下さい、理沙さんを幸せにしてあげてね
彼女を大事にしてあげてね。今はそれしか言えません…あれから色々と
考えました。あなたの先輩が言ってたことです、そして病院で彼女を
見て私は決心しました。彼女にはあなたが必要なんです。そして彼女を
見守る義務があなたにあると思うんです。彼女がケガした原因は私にも
あると思います。もし私とあなたがこんな関係になっていなかったらと
思います。私が彼女にしてあげることは、あなたを彼女に返してあげる
ことなんです。わかってください…あなたのことは決して嫌いじゃありません
私のことをホントに愛してくれているのでしたら、私の気持ちをわかって
ください…最後にほんの少しの苦痛とたくさんの幸せをありがとう…」
美穂…俺はすぐに美穂の携帯を鳴らした。…電源を切っているか…との
アナウンスが流れた、何度も何度もかけても通じなかった。俺はすぐに
美穂の行きそうなところを探し回った。やがて夜が明けて朝になった…
美穂を見つけることができなかった。


そして次の日もその次の日も美穂を探し回った…「美穂…どうして…」
俺の頭の中は真っ白のままだった
まさか先輩が…俺は先輩の言葉を思い出した。あの日先輩は美穂に言った
言葉…償いなら俺が一生をかけてもするから…先輩が美穂を…俺は先輩に
電話をして聞いたが、知らないとの返事だった。ホントなのか?
次の日俺は先輩のもとに行ったが美穂は居なかった。そして数日後
引越しセンターの人がやってきて美穂の荷物をとりに来た、そして美穂の
代理人だと言う人も一緒に…俺の目の前で美穂の荷物が運び出された
そのほとんどが売却されているらしい…美穂の居場所はわからなかった。
そして何も無くなったマンションで俺は美穂のことを思い出しながら
ただ呆然としていた。そして俺も出る日がやってきた。俺は何度も
何度も振り返りながら後にした。美穂といっしょに過ごした部屋…
いつか人手に渡るだろう…俺は美穂と出会って今までのことを思い出していた
俺の欲望のままに犯した俺の部屋…泣きながら抵抗する美穂を犯しつづけた
あの日のこと、そして毎日のように呼び出しては辱めたこと…
そんなこともあったのに、いつのまにか俺は美穂を愛していた…そして
美穂も愛してくれた。俺は何ひとつ償いもしていないのに…
俺は前が見えなかった、何も見えなかった。涙で見えない…後から後から
溢れるように枯れることもなく涙が出てきた。美穂に償うつもりだったのに
俺は美穂の身体だけを求めてしまった…自分の愚かさに腹が立っていた
そして何もかも俺のいいかげんな行動からだった…理沙のケガのことも…
すべては俺がバカだったからなんだと…


あれから4ヶ月が過ぎた、美穂からの連絡もなかった。そして理沙も今では
杖で歩けるぐらいに回復していた。この4月から俺も社会人としての一歩を
踏み出していた。ふと街角で美穂に似た人を見かけることもあった
美穂…幸せになっているのなら、俺はうれしい…でもまだ幸せを掴んで
いないのなら戻って来てくれ…そして今度こそ幸せにしてやりたい
俺は今でも幸せのクリスタルブレス…付けている…
お前がいつも言ってた言葉…花火 夜空に大きく大輪の花を咲かせて散る
花火 そんな花火が大好き 私も花火のように美しく咲きたい 
すぐに散っても…美しく咲きたい
美穂…愛している今でも…

追記
この投稿は今回で最終話とします。たくさんの方からの
ご意見ご感想ありがとうございました。



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