アメリカのとある地方に野球観戦の大好きな、 でも、目の見えない少年がいました。 少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。 アメリカのとある地方に野球観戦の大好きな、 でも、目の見えない少年がいました。 少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。 少年はその選手へファンレターをつづりました。 「ぼくは、めがみえません。でも、毎日あなたのホームランをたのしみにしています。 しゅじゅつをすれば見えるようになるのですが、こわくてたまりません。 あなたのようなつよいこころがほしい。ぼくのヒーローへ。」 少年のことがマスコミの目にとまり、二人の対面が実現することになりました。 カメラのフラッシュの中、ヒーローと少年はこう約束します。 今度の試合でホームランを放てば、少年は勇気をもって手術に臨む、と。 そして、その試合、ヒーローによる最後の打席。2ストライク3ボール。 テレビや新聞を見た多くのファンが、スタジアムで固唾をのんで見守り、 少年自身も、テレビの中継を祈る思いで聞いています。 ピッチャーが投げた最後のボールは、 大きな空振りとともに、キャッチャーミットに突き刺さりました。 全米から大きなためいきが漏れようとしたその時、 スタジアムの実況が、こう伝えました。 「ホームラン! 月にまで届きそうな、大きな大きなホームランです!」 |
投票 (・∀・):2112 (・A・):700 →コメントページ | |
|
トラックバック(関連HP) トラックバックURL: http://moemoe.mydns.jp/tb.php/1190/ トラックバックURLは1日だけ有効です。日付が変わるとトラックバックURLが変わるので注意してください。 |
まだトラックバックはありません。 トラックバック機能復活しました。 |
Google(リンクHP) このページのURLを検索しています |
検索結果が見つかりませんでした |