667 名前:666 投稿日:04/08/13 02:00 ID:WtLLoQED こないだのお盆休みに、大学時代の友人たちと集まって飲んだ。 学生時代のノリで、友人Bのアパートになだれ込み二次会。 この時のメンバーは部屋主Bと俺F、女はS子、M子、L子。計五人。 ちなみにM子はBの彼女。Bには勿体無いかわいい子だ。 Bの部屋で酒盛り、久々だったし話は尽きなかったよ。 どういう流れだったか、怖い話大会になった。夏だし、お盆だしね。 霊感があると自称するL子はノリノリだった。 ただL子の話は、人形が空飛んでただの、カラスが笑っただの、 壁から男が出てきて犯されそうになっただの、何とも眉唾もんだったが、 大の怖がりのM子はこんな話でも嫌らしく、ずっと耳を塞いでいた。 ここで意外な力を発揮したのがS子で、 普段は天然入ったちょっと意味不明な子だが、 どこで仕入れてきたのか正統派の怖い話で、皆を震え上がらせた。 668 名前:666 投稿日:04/08/13 02:01 ID:??? 一方、Bは平気そうな顔をし、時にはちゃちゃを入れたりしてたけど、 実はめちゃくちゃ怖がっているのが俺にはよーく分かった。 しかもBの話す怖い話はどこかピントがずれていて、 怖いんだか何だか分からない。空気読めない奴ではあるが。 俺とS子はちらっと目を合わせ苦笑い。 それでもM子は何が何でも聞きたくないようで耳を伏せている。 ただL子だけはBの話に同調し、 「うんうん、そうねそうね。分かるわ。ポルターガイストよ。」 と、宣はっておられた。 ちなみに俺は幽霊なんて本気で信じてないな。 エンターテイメントとしてのオカルトを楽しむタイプ。 で、そんな俺が怖い話する番になったんだけど、 俺の話はアレですわ、最後のオチで、「わっ!」と驚かすやつ。 670 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:03 ID:??? 序盤は静かに淡々と話し、中盤で話を盛り上げ皆の気を引き付けておいて、 最後オチは突然大声で・・・「わっ!!!!」と叫んだ。 S子とM子はビクっとしただけだったが、 Bには面白いほど効果的だった。 「うわあああっ」と見苦しく叫び、ドテっと腰を抜かし、ひっくり返った。 あまりにBの驚きっぷりが滑稽で、俺は思わず大爆笑。 しばらく笑いが止まらなかった。S子、M子も引き込まれて笑った。 やっぱりM子には笑った顔がよく似合うな。 L子だけは、「うんうん、オチ読めてたわ。定番ね。はん!」 と目を泳がせながら言っていた。 さすがにこの後、Bは終始ムスっとしていた。 ちょっと笑いすぎた。悪いことしたな。 672 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:05 ID:??? 話題が心霊スポットに及んだとき、Bが急に、 「この近くにあるから行こう。」と提案してきた。 自称霊媒師のL子だけは大賛成。S子は「皆が行くなら」と。 俺とM子は反対。そんな俺をBは挑発する。 「F、ビビッたか?たじろいたか?行かないとは言わせないぞ。」 さっき笑われた汚名返上がしたいってところだろうか。 Bを笑い者にした手前、面倒くさいが俺は行かざるを得ないだろう。 そしてBは自分の彼女のM子に対して、 「何だ、M子、行かないのなら、一人でここに残れ。」 と冷たく言い放つ。 M子は一人で残るのも怖いので、泣く泣く「ついて行く」と言った。 俺はそんなM子が心配だ。せめて俺がフォローしてあげよう。 673 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:09 ID:??? 近所と言っても歩いて20分くらいはあった。 怪しげな雑木林に一本道。その道の先にあばら家がある。 雑誌の心霊特集とかでよく載るような所で、俺でも知っている。 そこで昔、不倫の末、男女が心中したが、女は死に男は生き残ったらしい。 と、Bが薀蓄語っておりました。言ってるBが一番ビビってそう。無理すんな。 まあ、そんなのあくまで噂。ありがちだわな。 先頭に懐中電灯を持ったB、次にL子とS子、最後尾は俺とM子、 自然にそんな隊列になった。M子は俺の腕にしっかりつかまっている。 先頭のBは妙に多弁だ。怖いのを喋って誤魔化してやがる。 突然、L子が唸るように言った。 「あそこに惨殺された男の子の霊が見えるわ。うんうん。血まみれよ!」 男の子って・・・さっきBから聞いたエピソードと違うんだけど・・・。 674 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:11 ID:WtLLoQED しばらく行くと急にM子の様子がおかしくなる。 ガタガタと異常に震えだし、目も白めがちだ。 S子もそれに気付き戻ってきた。BとL子は先へ先へ進む。 俺はS子と二人でM子を抱きかかえ、 「おい、B!M子が大変だ。もう引き返そうぜ!」 とBを呼んだ。 するとBは戻ってきて、俺に対し、、 「何だ!やっぱり怖いのか!お前、怖がりだな〜。」 と不自然な高笑い。さっきの仕返しのつもりかよ。 しかしこいつは彼女であるM子に全く目もくれない。 L子は除霊と称して、M子に怪しげなオマジナイをしていた。 大丈夫か、おい? 結局はBのアパートへ引き返す事にした。 その帰り道、M子はもうケロっとしていた。 「よく覚えてないけど、寒気がした。もう全然平気。」との事。 極度の怖がりだから、緊張がピークに達したんだろう。 でもまあ、大事なくてよかった。 676 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:20 ID:??? Bは不機嫌そうにずかずかと先へ先へと歩いていく。 何て奴だ。ちょっとは彼女の身を案じろよ。 L子はそんなBに寄り添い、いろいろと話し掛けているようだ。 俺とS子とM子はBたちからちょっと離れて後ろを歩いた。 ふいにM子がボソっと呟いた。 「Bのやつ、ジコチューなんだから。だいっきらい。」 そして「バーカ」と声を出さずに、Bの背中へ投げかけた。 「Fクンのが優しいよ。Fクンと付き合いたかったな。」 そのM子の台詞に俺はドキっとした。 678 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:22 ID:??? 昔、M子と初めて会った時、俺は一目見た瞬間、息をのんだ。 可愛かったし、あまりに自分のタイプにどんぴしゃだったからだ。 その後、M子と話をするようになって、またまたビックリ。 趣味の共通点も多く、笑いのツボも同じで話が合うのだ。 自然、M子には心ひかれた。しかし当時、俺には彼女がいた。 そうこうするうちM子はBと付き合い出した。 そして今、俺は彼女と別れ一人身だが、M子はまだBの彼女。 上手くいかないものだ。 横で聞いていたS子はあっさり、「付き合えば?」と言ってくれたが、 そうも簡単なものではない。あんなのでもBは親友だ。 679 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:24 ID:??? さてアパートに戻り、また皆で酒飲んで駄弁る。 何だかんだで大学時代仲良かった者同士、またすぐに打ち解け盛り上がる。 M子も調子取り戻し、ころころと笑っている。よかった。 そして結局このまま皆でBの部屋に泊まっていく事になった。 酒のノリで、ジャンケンで寝る場所を決め、 L子とS子がベッドで、Bは押し入れ、M子は床、 俺だけ部屋から追い出され、台所で寝る事になった。 俺だけクーラーの部屋から締め出しかよ。Bの陰謀だ。 ま、それでも床が冷たくて気持ちよく寝れるさ・・・。 そして皆いつしか静かに眠りについた。 何時頃だろうか、ガタっと言う音に目が覚め、目をやると、 誰かが横切っていくのが見えた。 「何だトイレか」と、さほど気にすることもなく、また寝入った。 681 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:25 ID:??? 寝ていると今度は何か体に感じる。誰かに触られているようだ。 その感触で俺は再び目を覚ました。 寝ぼけ眼で見てみると、俺の横に誰か座っている。 それはM子だった。月明かりに照らされている。 そんなところに人がいることに一瞬ビックリした。 もう一つ驚いた事に、俺の股間をM子は優しげに見つめ、 そして愛しげに撫でているではないか。 俺は小声で、「おい。」と呼びかけた。 声に気付いたM子はこっちを見て、そしてニコっと微笑んだ。 そして寝ている俺の顔に、M子の顔が覆い被さってきた。 唇と唇が触れる。M子とキスしてしまった。 最初は軽く、そして徐々にディープへと。 突然で驚きこそあったが、こうなる事に全く抵抗はなかった。 舌と舌が絡み合う。俺は下からM子を抱きしめた。 682 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:27 ID:??? 気付くとM子は手馴れた手つきで俺のジーンズのベルトを外している。 そしてチャックを下ろす。唇を離したM子の顔は俺の股間へと移動し、 そしてトランクスの上から俺のアソコを軽く口に含んだ。 しばらく勃起したペニスの形を口でなぞるように軽く咥えた後、 今度はトランクスをジーンズごとおろそうとしてくる。 俺は嬉しいながらも、いつものM子と違う大胆さに少々戸惑い、 「おい。急にどうした?」とジーンズを押さえながら言った。 するとM子は顔をあげ、人差し指を唇にあてる。 そうか、隣で皆が寝ている。静かにしなきゃ。 そして起き上がろうとする俺をすっと手で制した。 訴えるような視線だ。そのまま寝ててってことなのか。 M子にはM子の決意があるのだろう。俺は逆らわないようにした。 683 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:28 ID:??? M子は俺のジーンズとトランクスを一緒におろした。 俺も腰を浮かせて協力した。 ビンっと激しく勃起したペニスが顔を出す。 そしてM子はそれを優しく包み込むように咥える。 亀頭を口に含み、舌でチロチロと先を刺激してきた。 その際、添えていた手でペニスをしごきながら。 そしてペニスのサイドや裏筋にナメクジのように唇を這わす。 俺はあまりの気持ちよさに、思わす声が出そうになった。 ペニスを深く咥えたM子は時に緩やかに、時に激しく、顔を上下させた。 ちゅぽちゅぽとやらしい音が静寂の中に響く。 隣の部屋の誰かが起きてこないか俺はヒヤヒヤしたが、 またそのシチュエーションが興奮に繋がったのも事実だ。 俺はM子のショートカットの髪を撫でた。 684 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:30 ID:??? それにしてもM子のフェラは絶妙で丁寧だ。 これだけで逝ってしまいそう。フェラでこんなのは初めの経験だ。 M子は俺のを咥えながら、スカートの中に手を突っ込み、 自分でアソコをいじっているようだ。 普段の明るいM子とは違う淫靡な雰囲気を漂わせている。 これは俺の知らないM子だ。彼氏しか知らないM子の姿だ。 M子の夜の顔を知ってしまった喜びと同時に、Bに嫉妬した。 ややもするとM子は咥えるのをやめて、立ち上がり、 スカートをおろし、そのまま自らパンティを脱いだ。 俺はずっと仰向けに寝たままそんなM子を見上げていた。 デルタゾーンには余り面積の広くない逆三角形の陰毛がはっきり見える。 M子のアソコをまさかこんな形で見上げる事になろうとは。 685 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:33 ID:??? そしてM子は俺の上に乗ってくる。 俺のペニスを握り、自分の膣にあてがい、 そして愛液を馴染ませるようにぐりぐりと押し付け、 そして、ずぶぶ、とゆっくり挿入した。ゴムなどない。生のM子だ。 M子の中は生温かく、ぬるぬると何かがうごめいているようだ。 M子はきゅっとペニスを締め付けると同時に腰を動かし始めた。 陰毛と陰毛を擦り合わせるように、前後にゆっくりと。 彼女は下半身は裸だか、上はノースリーブのシャツのまま。 その格好でもある意味エロいんだが、やはり上も脱がしたい。 俺は彼女の乳を服の上から揉み、そしてシャツのボタンを一つ一つ外す。 俺がボタンをすべて外すと、M子は腰を動かしながらシャツを脱ぎ捨てた。 687 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:40 ID:??? 肩紐のない白いブラジャー。いやらしい格好のM子が俺の上にいる。 俺は下から乳をもみながら、そのブラを上へとずらした。 決して大きくはないが形が良く、張りのある乳房。そして小さい乳首。 俺はM子の乳首をこりこりと指で弄ったり、 下から円を描くように乳房を揉み解した。じっとりと汗ばんでいる。 M子は声を押し殺し、吐息だけで喘いでいた。 お互い大きな音をたててはいけないスリル感がたまらなかった。 その間も俺の上で腰を動かすM子、月明かりが妖艶さを増す。 眉間にしわを寄せちょっと悲しげな表情をしていた。 こういう形でしか結ばれることが出来なくて哀しくもあるが、 やっと結ばれた嬉しさの方が大きい。 いろいろ気の合うM子と俺だから、セックスの相性だって。 688 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:45 ID:??? 俺はここまでされるがままだったのだが、我慢できなくなり、 腰を浮かせ、下から彼女を突き上げた。 M子は上から俺にもたれかかるような体勢になる。 オッパイが俺の胸に押し付けられる。鼓動が伝わってくるようだ。 そして彼女は俺の肩の手をやり、声を出すのを必死で耐え、 「・・・・ぅふ・・・・ん・・ん・・・ふ・・・」 と吐息とも喘ぎ声ともとれないのを口から漏らしている。 俺もフィニッシュが近くなり、 「M子・・・うう・・M子・・・」 と彼女の名前を小声で囁いた。 その瞬間、彼女の両手が俺の首を締めてきた。 これは、M子のイク時の仕草なのだろうか。 689 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:51 ID:??? いや・・・。かなり力が入っている。苦しい・・・。 「・・・かはぁ・・・・M子・・・何を・・・。」 俺は突き上げていた腰の動きが止まってしまう。 M子は俺の首を締めたまま、ゆっくりと腰をまた動かし始めた。 俺は手を振り払おうにも、何故か体が言う事を聞かない。 金縛り・・・? 首を締め続けられ、息が出来ず、段々と意識が遠のく。 頭の中が真っ白になる。苦しさと、それでいて妙な気持ちよさがあった。 恍惚の中、M子の顔を見上げると、歪んで見える。 いや、そこにいたのは明らかに全くの別人の顔だった。 長い髪を振り乱した女が、恐ろしい目で俺を見下ろしている。 激しく腰を動かしながら、口元がにた〜と笑っている。誰? そして俺は突然、快感が花開くのを感じた・・・。 後の記憶はない。 690 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 02:58 ID:??? 目が覚めたときにはもう朝だった。 あれ・・・夢? Bのニヤついた顔が目に入った。 「やっと起きたか。お前、なんちゅー格好して寝てるんだ。」 俺は下半身すっぽんぽんだった。 ジーンズはその辺に脱ぎ散らかしてある。 L子が怪訝そうな顔でチラチラとこっちを見ていた。 S子は俺に背を向け、全くこっちを見ようとしない。 M子が呆れ顔でクスクス笑いながら、 「L子ちゃん大丈夫?夜中に変な事されなかった?」 と冗談っぽく言った。 「いやああ。F!あんた、まさか、私をぉお!いやあああああ!」 L子が叫んだ。おいおい、俺はトドには興味ねえよ・・・。 692 名前:666 ◆DeKsAs4eOp 投稿日:04/08/13 03:00 ID:??? それにしてもM子・・・。 俺はM子に目で合図を送ってみたが、M子はいつも通りだ。 その態度を見ると、何かを隠しているようには見えない。 覚えてないなんて事もありえないだろう。やっぱ夢か。 何故か俺のトランクスはジーンズと一緒のところになく、 トイレの窓に引っかかってあった。どうしてそんなところに? 結局、俺は寝ぼけて便所でオナニーしてそのまま寝たとされた。 そんな馬鹿な事あるのだろうか。 M子の騎乗位の夢を見ながら、寝ぼけてオナニーしてたんだろうか? 最後に見た女は?あれは夢かうつつか・・・。 その後も誰も何も変わりなく日々は過ぎた。 そんなM子がついこの前、妊娠発覚したという。 Bは責任取って結婚するんだとさ。 |
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