オタクの彼女 (恋人との体験談) 286847回

2009/10/12 11:23┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
昼過ぎに良く行くジャ○コに涼みに立ち寄ると、古本屋で幾度か見かけた事のあるいかにも『オタク女』が入り口に居た

食料品を買い、本のコーナーに行くと案の定『オタク女』は立ち読みをしていた

その『オタク女』は上半身は細いがケツはパンパン、腕には濃い目の毛が生え、少し油で汚れた銀縁のメガネをかけ、顔にも濃いめの毛が生えている…
そんな、男とはおよそ無縁の『オタク女』だった

俺は、マンガの立ち読みに満足して
『動こうかな?』
と思ったとき『オタク女』がしゃがんで雑誌を読んでいることに気が付いた

しかも珍しくJJとかが置いてある所で

『珍しいな…』と思い眺めていると、白いズボンにパンティがうっすら透けて見えている…

かすかな興奮を覚え、ジロジロとそのデカイケツを舐め回す様に眺めていた

暫くすると『オタク女』は雑誌に満足したのか、BL系の本が置いてある所に行った

スグに『オタク女』のいる側の大判コミックに移動して、横目でチラチラ様子を見る

白いズボンをケツに食い込ませたまま、鼻をヒクヒクさせながら必死にBL本を読んでいる

時には笑いながら顔を紅潮させ、プックリとした唇を咬んだり舐めたりしながら…
その様を見ていると股間がドンドン熱くなってきた…

小一時間経っただろうか?
『オタク女』が移動を始めた
すぐには動かず、暫くして『オタク女』を探す

見失ったか?

と思ったが、100均コーナーに居るのを見つけた

迷わず100均コーナーに入り、品定めをしている『オタク女』のケツを携帯で撮りながら、後ろに立って探しているフリをする

『オタク女』の汗の匂いが、股間をより一層刺激する
押し倒して犯したいほどだ…

やがてジャ○コから出て歩いて行く『オタク女』
公園へとつづく少し寂し気な道の方に歩いて行く…

チャンスか?

10歩程後を付いて行く
どうやら近所の古本屋へ裏道を使って行っている様だ
『少し先には人目に付かない場所があった筈だ!』

早歩きで『オタク女』を追い抜く
追い抜く時『オタク女』は、こちらをチラっと見たが、俺は気にして無いフリをしてさっさと追い抜いた

ポジションに先に着いた俺は誰も来ていないのを確認しつつ『オタク女』が来るのを待つ
『オタク女』は、携帯をイジリながらやって来た!

ワザとらしく少し身を隠している俺には注意を払っていない

半歩踏み出すと、『オタク女』に後1メートル程の距離に近付く…

「あれ?何か落ちたよ?」としゃがむフリをする

『オタク女』の視線も後ろに…

『今だっ!』

前から無防備な『オタク女』に抱きつき唇を奪う!
両手で離そうとするのを、逆にワキで自由を奪い頭を引き寄せる
5秒程だったかもしれない

俺の口を外し「何すんのよぉ!」と喚く

誰かに聞こえたかもしれないので、さっさと走って逃げた



家に帰り『オタク女』の匂いを感じながら、ムービーを見ながら3度もオナニーをした


そしてコレが始まりだった






次に見つけた時にどうしようか?と計画を考える

『オタク女』が先にこちらを見つけたら?

「痴漢です!」と誰かに言うのだろうか?

髪の毛も長くなった事だし散髪でもして服装変えてみるか?w

言われても誤魔化しきってやる!

3日経ってジャ○コに買い物に行っていると
『オタク女』が3日前と同じ服装で1人で歩いている!

もう裏道は使わないのだろう…遠回りしながらも広い道を歩いている

その姿を見ただけで股間が熱くなって来た…

急いで古本屋へ車を止め店の中に入る

少女漫画のコーナーに『オタク女』は居たっ!

相変わらず自分の世界に入り込み、他には目がいっていない

出入口を注意しながら『オタク女』の動向を10分おきにチェックする
2時間近く居ただろうか?
『オタク女』がモジモジし始める

トイレか?
ココにはトイレなんて無いぞ?

するとしたら裏道の公園の公衆便所か、ジャ○コだな!

ん〜…あの様子からすると…
ジャ○コまでモタないな…公園のはソコソコ綺麗だしな

ニヤニヤしながら公園へとダッシュする

まだ12時を回ったばかりで、公園には誰も居ない
女子トイレを横目で見ながら、中に誰か居るかチェックする

やっぱり誰も居ない

トイレの窓から周りの様子を伺う

誰も居ない

心待ちに『オタク女』の姿を待つ

10分程待っただろうか?
早歩きの『オタク女』が一直線にこっちに来る

再度周りの確認をして、女子トイレの入り口側の個室に移動する

そして鍵を掛けず、扉の裏側に隠れる


そして…
その時は来たっ!

足早な足音が近付き…
勢い良く目の前の扉が閉まって行く!


『オタク女』だ!


びっくりし過ぎて声が出ない『オタク女』の両腕を壁に押さえ付けながら唇を奪う!

体を押し付け足を『オタク女』の股に差込む!

両腕を押さえ込みながら、舌を口の中に押し入れて行く…

すると…差込んだ足に生暖かい感触が…

どうやら『オタク女』は恐怖の為か、それとも我慢出来無かっただけか、漏らしてしまった様だ

口を離し耳許で
「おしっこ漏れちゃったねぇ…恥ずかしくて外に出れないよねぇ?」
と囁く

『オタク女』は顔を真っ赤に染め上げた

ズボンのボタンは既に外されていた
余程ギリギリだったんだろう

「俺わかるよな?」
「この間の…」
「そーお前にチューした奴だよ」

『オタク女』は硬く口を結び俺から顔を反らす

無理矢理顔をこっちに向けさせ唇を奪う

『オタク女』の鼻息と匂いが股間を痛い程刺激する

差込んだ足を『オタク女』の股間に擦り付けながら、何度も何度も唇を奪う

「ジョンベン臭いなー」
無言
「気持ち悪いでしょ?脱がしてやるよ」
「嫌だっ!」

唇を奪いながらスボンのファスナーを勢い良く下ろす
ズボンは濡れてる事もあって片手では中々ずらせない…

「デカイケツしてるから降りないねー」
なんとか逃げようと無言で腰を振る

「手伝ってくれてんの?だったら後ろ向いてっ!」
言うのと同時に後ろを向かせ、ズボンをパンツごと引き降ろした

『オタク女』は息吸い込みながら「ひぃぃぃぃぃ」と引き攣った小さな叫び声を上げた

間髪入れず正面を向かせ、中途半端にパンツがずり落ちた股間に足を差込む
そして唇を奪ったまま自分のズボンをズリ下げる

ガチガチに硬くなったモノを『オタク女』の腹に擦り付ける

「本物は初めてだろ?触らせてやるよ…」

『オタク女』の手を取りモノに無理やり触らせた

「優しく触ってくれよ?」

唇を奪ったままシャツをまくり上げ、ムチムチな下半身に不釣り合いな程に小振りな胸を揉んだ

『オタク女』顔を更に真っ赤にしながら息が少しづつ荒くなっていった

「妄想とどっちが良い?」

『オタク女』は返事をする代わりに、モノを自分から掴んで来た
そして、モノを持つ手がどん欲になった

初めて触る男のモノを包む様にしごき始めた

ヤバイ…イってしまいそうだな…

『オタク女』の手をほどき、ズボンを脱いだ

『オタク女』は恥ずかしそうだが、喰い入る様にモノを見つめた

『オタク女』を座らせ目の前にモノを突き付ける

凝視する『オタク女』
もはや強姦されている事実より、妄想と自分を重ねているといった状態の様だ

自分から両手を震わせながら、ピクピクしているモノを触ってきた
口を開け、モノに顔を近付けてくる
1時間ものキスで、いつものプックリより腫れ上がった唇がモノを包み込む

「しゃぶれ!」と言ってもないのに『オタク女』は頭を前後させはじめる

BL本で見た知識だろうか?時には舌でモノ全体を嘗め回した

俺はしゃぶられながら携帯で『オタク女』を撮りまくる

ギコチナイとは言え、既にイキそうだった俺は我慢する事もせず
『オタク女』の口の中に行き先を探していた精液を一気に放出した

「うんぷぅっっ!」
「口の外に出すなよ?全部飲め!」

言われるがママにむせながら飲み干す『オタク女』

「中にまだ残ってるから吸い出せよ!」
「んっぷぅっんっぷぅ…」
「手でしごきながらゆっくり強く吸うんだよ!」

そして、硬いままのモノを口に銜えながら不安そうに、汚れたメガネの間から上目遣いで見てくる

『オタク女』の口からモノを引き抜き立たせた

「上手かったね?御褒美だ」
ふらふらしている『オタク女』を抱きあげキスをする
もう抵抗どころか『オタク女』も舌を出してくる

『オタク女』のズボンを自分で脱がさせ、足を開かせる
股間に手を当てると、ヌルヌルになっていた

クリトリスをいじり出すと『オタク女』の方から唇を重ねて来た
そして、俺の口伝いに喘ぎ声を漏らしはじめた

指を入れると痛いのか後ろに体を引く
お構いナシに中指を入れ、硬い入口を円を描く様に徐々に広げていく

少しは広がったかな?という辺りでモノを擦りつけ始めた

いわゆる素股状態で、モノを前後に擦り付ける

『オタク女』の汁がモノを伝い、オレの太腿を濡らす

入り口にモノの先っぽをリズミカルに少し出し入れする
痛みはなさそうだ

「良いよね?」
その言葉と同時に『オタク女』は硬くなった

「良いよな?入れるよ?」
返事する間も与えず、一気に入れる!

『オタク女』は「うっっ」としかめっ面しながら、激しく腰を引いたが俺のモノは既に中に押し込まれた後だ

『オタク女』は涙をうっすらと流しながら痛みを我慢した

「お前は今日から俺の奴隷な?」
固まったままの『オタク女』
「わかったかい?」
言うのと同時に『オタク女』を突く
「わかった?」
突く!
「わかったか?」
突く…


「「わかりました」と言う迄優しくしてやらないよ?」
激しく突きまくる…


「わかりましたから優しくしてっ!」
痛いにも関わらずダラダラ汁を流しながら『オタク女』は堕ちた

「優しくして下さいだろ?」
「はい!優しくしてください!」
「もう出そうだから次から優しくしてやるよ」
「え?次?」
「当たり前だろ?約束だろ?」
「………。」
「だろっ!」
「はいっっ!」

「出るぞ!」

『オタク女』を座らせ口にモノを突っ込み放出した

「また口で綺麗にしろよ?」

モノを舐めさせながら『オタク女』の携帯を取り出し自分の携帯にかける
「これが俺の番号だからな」
「はい…」
「後でアドレスもな」
「はい…」

『オタク女」の汁で濡れた俺の尻まで綺麗に舐め上げた御褒美に、『オタク女』の股を綺麗にしてやった


「ズボン濡れたまんまかよ?」
「はい」
「じゃぁちょっと待ってろ」
「え?」
「良いから待ってろよ!」

俺はダッシュでジャ○コに行き、ダッシュで『オタク女』の元に帰った

「これ履けよ」
「え?」
「え?じゃないだろ?ションベンまみれのズボンの代わりに、このスカート履けって!」
「あ…ありがとうございます…」

ションベンまみれのズボンとパンツを袋に入れていると
「あの…パンティは?」
「え?あぁ…無いよ!」
「えぇっ?」
「この後ノーパンで俺とデートだからねぇ」
「えぇぇっっ!?」
「わかりました!だろ?」
「………はい…わかりました」


いぶかしそうに俺達2人を見るおばさん達を無視して公園を後にした





公園を後にして取り敢えずコインランドリーへと向かった
ズボンとパンティを放り込み、洗い終える迄そこに置いてあったマンガを読みながら『オタク女』と話をした

『オタク女』の名前は『ケイコ』と言うらしい
彼氏など一度も居たことは無いようだ
仕事も無く『ヒッキー』とのことだ

喋り方はオタクそのもので、自信のあることには早口で勢い良くしゃべるが、その他の事は小さな声で脈絡さえない

スカートは履いた事が殆ど無いようで、日に焼けた腕とは対照的に生白い足だ

乾燥機に放り込むと『オタク女』が意を決した様に喋ってきた
「あの…何でワタシを襲ったんです?」

『フツーの神経ならそんな会話がある筈も無いな…流石はオタクだ』
思わず吹き出しながら答えた
「前から目を付けてたんだよ」

「え?え?どこでです?」

『オイオイ…場所聞くかぁ?』
「古本屋」

「いつです?」

『あーーー…』
「半年前かな?」

「他のコは襲わないんです?」

「初めてだねぇ」

「ワタシもです」

『フツーそーだろよ』
「判ってるよー処女だったし…でも汁凄かったねー」

顔を真っ赤にして俯く

「BL読んでオナニーしてんだろ?」

白い生足をモジモジさせながら、髪の毛をしきりに弄る

「どした?また濡れてきたか?」

「違います!…そんなことなぃ…」

「嘘つけ!足広げてみろ!」

「えぇっ!嫌です!」

「オマエは奴隷だろ?嫌ならスカートひっぺがして帰るよ?」

「でも…」

「開けよ!」

「………」

「判った…」

『オタク女』の後ろに座りミニスカートに強引に手を突っ込み股間をまさぐる
案の定じっとりと濡れている

「なんだ汁まみれじゃんか…どんな妄想してんだよ?」

「違います…これはトイレの時の…」

「はぁ?綺麗にしてやったでしょ?グチュグチュじゃんか!」

そのままクリトリスやスジを指でなぞりながら
「オマエはもう奴隷なの!オタクならどーゆー事か判るだろ?」

「はい…」

「まぁ少しは逆らってくれた方が楽しいけどな」

『オタク女』の股間から汁が溢れて来る

「言う事聞けば可愛がってやるよ」

「はい…」

股間を弄られている顔や、股間を携帯で撮りながら残りの時間を潰した

乾燥も終わりスボンとパンティを取り出し車へ放り込む
スカートの後ろを汁で濡らしたままの『オタク女』を助手席に座らせる

俺はエンジンを掛け、すぐさまチャックを開けモノを引っ張り出した
「チ○ポ立っちゃったからしゃぶってよ」

「え?」

「え?じゃないだろ?「はい」だろ?」

頭をモノに引き寄せる
抵抗する事も無く『オタク女』はモノを両手で掴み、口の中にほおばる
ギコチないが気持ち良い

ラブホ行っても仕方ないしな…
運転しながら『オタク女』のケツから手を回し股間をいじる

人が少ない所かぁ…

おっ!

郊外型家電量販店の3階駐車場へと車を入れる
大概は1階の駐車場で足りているので、ここには殆ど駐車しに来ない
たまに不倫カップルが居るくらいだ

シートを倒しそのまま『オタク女』にしゃぶらせる
俺のズボンのチャック辺りは『オタク女』の唾液で濡れていた
『オタク女』のスカートも汁で濡れていた

「おい…オナニーしながらしゃぶれよ」

無言で言われるがまま股間へ手を伸ばす『オタク女』

「「はい」は?」

「はぃ!」

「もっと音立ててしゃぶれ」

「はぃ!」

車の中にグポグポとしゃぶる音と『オタク女』の荒い鼻息が響く

『オタク女』を従わせている満足感と興奮で3度目の射精をした
『オタク女』はトイレの時に覚えた様に、精液をモノから絞り出しモノを綺麗に舐め上げた

頭を『よしよし』しながらキスをしてやると『オタク女』も抱きついてきた
そのまま優しく押し倒し、上に乗りかかる

「よくできたね」

『オタク女』が不器用に笑う

「御褒美に優しくしてあげるよ」

『オタク女』の両足を開かせ、モノをダラダラと汁を垂らしている股間に入れる

当然まだ痛い筈だが『オタク女』は少し眉をひそめただけで、俺のモノを受け入れた

トイレの時とは全く違う愛おしむ様なセックスに幸福感を抱いた様だ
ひたすら俺にしがみついて、キスを求める

「オマエは俺のモンだ」
と耳許で囁くと不器用な笑顔で答えた

『オタク女』が生まれて始めて『女』と認められたと実感できた瞬間だったのだろう
やがて涙を流し嗚咽を始めた
突くのを止め抱いたまま優しくキスをする

「どうした?」

「はい…」

「「はい」じゃないだろ?どうした?俺のモンだって言われて嬉しいのか?」

「はい…」

「そうか…嬉しいのか…」
ぎゅっと抱きしめてやる
すぐに『オタク女』は声を立てて泣き始めた
落ち着くまで優しく待つ…

10分程経ってようやく落ち着いたので
「出る迄突くよ?良い?」
と優しく問いかけた

「はい…突いて下さい」

ゆっくりと突き始め、徐々に強く早くしていく
「痛い?」

「大丈夫です…突いてください」

『オタク女』の股間がグチョグチョと音を立てる

更に奥に強く突き入れる

「あっあっあっあっ…」
感じてる声では無い、痛みを堪えているのだろう
徐々に大きな声になって行く

「出そうだっ!」

モノを『オタク女』から出し口元にもって行く
「んんっ!」
『オタク女』は大きく口を開け俺の精液を受け取る
精液を飲み干し、俺の股間や尻まで綺麗に舐めあげる

しばらく2人で抱き合い充実感に浸る
汗も引き缶コーヒーを飲んで、車中でくつろぐ

既に晩方になっていたので
「俺以外に襲われたら嫌だから、送っていくわ」

嬉しそうに『オタク女』はうなづいた
そしてオタ話をしながら『オタク女』を家まで送りキスをして別れた
助手席を見ると『オタク女』の汁の跡が匂いと共に残っていた


『オタク女』の奴隷第一日目だった





次の日は仕事が忙しく『オタク女』の事など忘れていた
そして次の日も…
3日目の午前にメールの着信音が聞こえた
見ると…『オタク女』からだった

”元気にされてますでしょうか?”

『何だコレ?』
苦笑しながら”元気だよ”と返信

すぐさま”よかった 今お仕事ですか?”

”そうだよ 今なにしてるの?”と返信

”家に居ます”

『オタク女』は余程構って欲しいのだろう、当たり障りの無いメールの返事が瞬時に送り返されて来る

昼休みの時間に電話を掛けてみると、息せき切った様にやや大きめの声で早口にオタク話を喋って来た
声も弾んでいる様子だ

『オタク女』の言葉を遮って
「ねぇ…写メ送ってくれない?」

「え?どんなのですか?」

「ケイコのエロイ写メが欲しいなー」

「………」

「オナニーしてるの送ってよ」

無言だが、鼻息が聞こえる

「返事は?」

鼻息より小さな声で
「はぃ…」

「聞こえないなー」

「はい…」

「仕事終わったら電話するから、それまで写メ送り続けてよ 良いね?」

悲しいような、嬉しい様な複雑な感じの
「はい!」

スグにこの間買ってやったミニスカを履いたままのM字写メを送って来た
それから5分おき位に、股間をいじっている写メを送り続けて来る

”マ○コだけじゃなくて他も写してよ”

お尻を広げたり、全裸になった写メを送って来るが、コンプレックスがあるのだろう…顔は写していない

”ケイコのエロ顔は?”

目が泳いでいる少しブレの入った写メが届く

”フェラ顔してよ”

何故か服を着てバナナを舐めてる写メを送って来た
少し時間が掛かったのは、台所から取ってきたか、買いに行ったのだろう

自分の顏写メとか撮った事は無いのだろうギコチナイ写メが何枚も何枚も送って来られる

メガネは少しくもり、汗をにじませ、いかにも必死といった様子だ

放置して事務仕事をさっさと終わらせ、帰宅準備を済ませた頃にはメールが30通ほど溜っていた

チェックしている間にもメールが来る

バナナオナニーまでしていたようだ

会社から車を走らせ『オタク女』の家の近所に車を止め電話を掛けた
スグに弾んだ声で『オタク女』が出る

「これから出られるかい?」

「はい!腹着替えたらスグ出れます!」

「着替えなくて良いから出て来いよ」

「えと…汗一杯かいてるから…」

「じゃぁ帰るな〜」

「あっ!待って!すぐ行きます!」

髪の毛を手櫛で整えながら走って出て来る『オタク女』
俺の車を確認すると、バタバタ走って来る

「お待たせ致しましたっ!」

助手席に飛び乗って御辞儀を深々とする

頭から足の先までジロジロと眺めてみた
髪の毛は浮いたまま、シャツの襟首は裏返り、ブラジャーもよれている
何よりミニスカートとシャツと靴がバラバラで合っていない

まぁコレが味といえば味なんだが…

黙ったまま車を出すと『オタク女』は不安そうにコチラをチラチラ見ながら黙っている

6時かぁ…

取り敢えず、衣料品店に入り無難なカジュアル服で上から下まで揃えてやる
靴屋に入りサンダルを履かせ、知り合いの美容院に連れて行く

『オタク女』は硬く緊張したまま黙っている

さっぱりとした髪型に眉剃り、顔剃りをさせて少しは街中でも見られる位の女の子になった

まぁまぁ結構な出費になったし、時間も遅くなったのでカラオケ屋に移動した

一通り注文を済ませ、曲を探していると

「あのぉ…」

「ん?」

「良いんですか?」

「何が?」

「服とか…」

「似合ってると思うけど?」

「いえ…そーでなくて…」

「ん?あぁー 構わないよ 気にすんな」

「でも…」

「本当はメイド服とかロリ服とか良かった?」

「い、いえ!」

「それは今度ね 時間遅かったし」

「へ?」

余りに素なリアクションに笑いながら、冗談半分に
「「へ?」じゃないだろ?「はい」か「ありがとうございます御主人様」だろ?」

「はい…ありがとうございます御主人様」
と顔を俯かせながら『オタク女』が言った

もう『オタク女』の中では『自分は奴隷』という意識と妄想が離れなくなっている様だ
こちらにもスイッチが入った

ドアの窓から見えない位置に座り直して
「じゃぁ奉仕してくれ」

ズボンのチャックを下ろしモノを取り出す
『オタク女』はひざまづいて、広げた足の間に身を入れ大事そうにモノを両手に掴み口に含む

メガネが汚いなーとか思いつつ『オタク女』の顔をしげしげ見る
少しはすっきりしたな…

「今日写メ撮ってる時にイったか?」

「はぃ」

「何回イった?」

「8回程…」

「BL読みながらヤッタのか?」

「いえ…」

「何を妄想しながらヤッタの?」

「この間の事です…」

「ふーん…今日だけか?」

顔を真っ赤にしながら
「毎日です」

「どれぐらいオナニーしたの?」

「この間帰ってメールしながらずっとと…昨日は一日中で、今日はメールする前も…名前を呼びながらずっとしてました…」

『オタク女』の思い込みの激しさにアキレながら
「ちゃんと舐めろ」

『オタク女』は慌てて再度モノを舐め始めた
研究熱心なのか、この間より上手くなっている

「吸いながらベロをもっと左右に舐めまわせ」

「はい」

AVビデオに出て来る様なバキュームフェラの音がする

「こっち見ろ」
上目遣いで見上げる『オタク女』のフェラ顔を携帯に納める
ちょっとブサイクな『オタク女』の哀願する様な顔がたまらない
ぽってりした唇がモノをシゴク様も…

『オタク女』の口の中に2日溜った精液をぶちまける
イキオイが今まで以上だったのかゲホゲホと涙目で咽せる『オタク女』
そして、咽せながらも俺のモノを綺麗に舐めあげる

モノを握ったままキスをせがむかのように、中腰になり顔を近付けて来る『オタク女』
キスをかわし、スカートに手を入れパンティをズリ下ろす

「パンツはもうぐちょぐちょだな!むこう向け!」

『オタク女』は少し悲しそうに
「…はい」と言いながら従う

テーブルに肘をつかせ、スカートをめくり後ろからモノを『オタク女』の中にイキナリ突っ込んだ

「ひぃっ!」

「ん?嫌か?」

「…い、嫌じゃないですっ!」

「突いて欲しく無いのか?」

「突いて欲しいです…」

「オマエの欲しかったモノだ!いっぱい突いてやるよ!」

「はいぃ…」

遠慮無しに勢いよく奥まで突く

「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ…」

「まだ痛むか?」

「まだ少し痛いです…この間みたいにゆっくり…」

「ゆっくりが良いのか?」

わざとらしく止まってるか?位でモノを動かす
ゆっくりゆっくり…

「も、もう少し早く突いてください…」

「我が儘だな…」
にやにやしながら徐々にスピードを上げて行く
それに合わせるかの様に『オタク女』の鼻息が荒くなって行く

「気持ち良くなってきたのか」

「はい 気持ち良いです」

「じゃあコレは?」
奥を思いっきり突き上げる

「痛いっ! です…」

「じゃあココか?」

「…ソコです ソコが良いです」
Gスポット辺りだな…

モノを引き抜き長椅子へ『オタク女』を押し倒す
足を広げさせGスポット辺りを突いてやる

「どうだ?」

「き、気持ち良いです…」

腕に力が入り、両足を思いっきり持ち上げる『オタク女』

「ソコ!ソコ!ソコが良いです!」

顔をゆがめて感じている

「チ○ポ美味しいか?」

「お、美味しいです!」

「もっと欲しいか?」

「もっと…もっと欲しいです!チ、チ○ポ欲しいぃ!」

「もっと突いてください御主人様だろ?」

「もっと突いてくださいっ!御主人様ぁ〜!」

「もっと言え!」

「もっと突いてっ!チ○ポ欲しいぃぃ!御主人様ぁぁあ!」

キスをしてやると、鼻息を荒らしながら俺の舌をチューチュー吸い込む

抱きしめてキスをしながら突いてやる
深く浅く、強く優しく…

「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
と叫び、息を急に吸い込んだかと思うと『オタク女』の中から一気に潮が吹き、必死に抱きついていた『オタク女』から力が抜けた

激しいなぁ…

失神までして無かったが、長椅子と床は『オタク女』の汁まみれになっていた
モノを引き抜くと、よろよろしながら『オタク女』が口を開けモノを両手でしごき始めた

この前と違い、まだ出ないと思ったのか口に入れ舐め始める
力の抜けた顔で…

2発目を飲み干し、俺のを綺麗に舐め上げ、俺に甘えれるように寄り掛かって来る

「気持ちよかったか?」

「はい」

ヨシヨシしながらキスをしてやる
幸せいっぱいな顏を浮かべた『オタク女』が可愛く見えた

『オタク女』は帰りの車の中で、静かに余韻にひたりシートに身を任せていた
家まで送り、お休みのキスを交し、別れた



『オタク女』の奴隷3日目だった 





『オタク女』は完全に俺の事しか見えなくなったかの様に、言われもしないのに自分の恥ずかしい様を写メにして送って来た

『オタク女』は『性奴隷』として最適かもしれない
今迄フツーの娘では出来なかった事が出来るかもしれない
フツーの娘なら退いてしまう事も、同人の世界では常識のノリだから

調教の一歩として『我慢』と『従順』を覚えさせないと…

ワザと休みまでの5日間『オタク女』からメールが来ても連絡をせず放置した

『オタク女』から送られて来る写メは日増しに激しさを増し“会いたいです”と言うメールも間隔が短くなった
『オタク女』は『寂しさ』と『不安』でいっぱいになっているのだろう


やっと休みが取れたので、いつものジャ〇コに食料品を買い出しに行った

すると、この前買ってやった服装そのままの『オタク女』を見つけた
どうやらこちらには気が付いて無い様だ

気付かれない様に近付き、その姿を携帯に納める

そのまま、気付かれない様に注意しながら食料品コーナーで買い物を済ませ、荷物を車に置き『オタク女』を探す…

おもちゃ、本屋、ゲームコーナーや100均をグルッと周っても『オタク女』の姿が見えない…

『ん〜…古本屋かぁ?』

外に出て辺りを見回すと、裏道を歩いている『オタク女』が居た!

急いで、しかし気付かれない様に注意しながら追掛ける

公園の入口から『公衆便所』をじっと見ている『オタク女』が見えた

そして、『オタク女』はキョロキョロしながらも『公衆便所』に真っ直ぐ歩いて行った

『公衆便所』に入ったのを確認して、周りを確認しつつ静かに男子トイレに入った

『オタク女』は前と同じ手前の個室に入っている様だ
タバコ1本吸い終わったが、水が流れる音がしない…
たまに溜め息に似た吐息が聞こえるだけだ…

『オナニーしてんのか?』

さっき撮った写メを『オタク女』に送る

女子トイレから着信音が聞こえた
ガサガサ音がして「えっ?」という声が微かに聞こえた

すぐにメールが来た
着信音を切っていたのは正解だった様だ

“どこに居るんですか?”

無視して
“今日はまだ写メ来ないねー”

“会いたいです”

『無視かよ?(笑)こっちも無視ね♪』
“写メは?”

着信音の後に、シャッター音が聞こえて来た…

トイレにしゃがんでいる写メが送られて来る…

やがて指でいじっている写メになり、指でかき回している写メになった…

女子トイレからひっきり無しにシャッター音が聞こえて来る
溜め息はやがて、男子トイレでも聞こえる程の鼻息と喘ぎ声に変わって行った

「会いたいです…チ○ポ欲しいです…突っ込んで下さい…」

この前教えた言葉を呪文の様に言いながらオナニーをしている様だ

「あぁ…×××会いたいです…×××のチ○ポ欲しい…×××突っ込んで!…早く!…会いたい! チ○ポ欲しい!×××突っ込んでぇ!」

『周りを気にして無いのか?まる聞こえだな…この前のオバサン聞こえてたか?(笑)』


周りをチェックし、女子トイレに入る…

『オタク女』の喘ぎ声が聞こえて来る…
イク寸前なのか、俺の名前を連呼している…

『呼び捨てかよ?』

ノックをすると、急に静かになる

もう一度ノックをする
中でガサガサ音がした後、ノックが帰って来た

トイレから出ながら『オタク女』に“呼び捨てかよ?”とメールする

『オタク女』が出て来るのを待たず、ジャ〇コの駐車場へ向う

駐車場に着く前に『オタク女』が追い付いて来た

「あの…」
無視

「あの…×××さん…」
無視

痴話喧嘩に見えたのだろう、何人かがこちらを振り返る

そのまま車に行き、エンジンを掛ける
『オタク女』は泣きながら覗き込んでいる

『鞭の後は飴だな…』

助手席の窓を空け
「どーした?行くよ?」

びっくりした様な顔はすぐに笑顔に変わった
『オタク女』は嬉しそうにイソイソと乗って来た

『オタク女』は涙を一生懸命拭いながら笑っている

「えへへっ…」

こちらをチラチラ見る
目が合うと恥ずかしそうに俯いて
「えへへっ…」

瞼の腫れも消えたので、メガネ屋に行き、黄土色のセルフレームのメガネに換えさせる

その後、大人の店に直行した

『オタク女』はBL本で見ているのか、首輪や手錠に興味を示す
妄想し始めたのだろう興奮した鼻息が聞こえる

それも良いが、今日の目的はメイド服だ

いろいろ見てみたが『オタク女』に似合いそうなミニは無かった
仕方が無いので、コードレスバイブ付きの貞操帯を2つ買い店を出た

車に乗るなり
「パンツ脱いで」

「え?」

「「え?」」

「あっ!…っと…はい!」

バイブが動くのを確認し『オタク女』に渡す

「履いて」

「はい…」

「丁度良い位にマ○コ濡れてるね」

「はい…」

履き方が判らない様だ…モタモタしている

『オタク女』の股間に無理やりバイブを突っ込み『オタク女』の肉がはみ出る位キツク絞める
『オタク女』は不安そうな顔をする

「これからは俺とする以外は外すなよ?」

「はい」

「オナニーも禁止ね」

「えっ?あっ!…はい」

メイド服専門店に行く途中、幾度かバイブのスイッチを入れ『オタク女』が「はぅっ!」とか「あはぁっ!」とか「きゃぅぅっ」とかマンガ同様の喘ぎ声を出している様を楽しんだ

やがて店に着き、何枚か試着をさせる
当然、店の中でもバイブのスイッチを入れたりして『オタク女』が一生懸命我慢している様をニヤニヤしながら楽しんだ

ミニのメイド服を着せたまま外を連れて歩く

周りから明らかに浮いている『オタク女』は周りからジロジロ眺められる

容赦無くバイブのスイッチを入れ『オタク女』の反応を楽しむ

ファミレスではスイッチ入れたまま少し遅めの昼食をした
椅子から微かにバイブの振動音が聞こえる

『オタク女』は顔を真っ赤にしながら我慢するが、ファミレスから出る頃には拭かないとハッキリ判る位に汁を足首まで垂らしてした

車に戻ると『オタク女』は既に我慢の限界が来ているらしく
「お願いします!チ○ポ下さい!ご主人様のチ○ポで突いて下さい!お願いしますぅっ!」
と早口で叫んだ

俺はのんびりと
「奉仕が先だろう?」
と言うと

「はいっっ!」
言うやいなや俺のズボンのチェックを下げモノを引っ張り出す

モノにむしゃぶりつく『オタク女』
今迄には無い激しいフェラをしてくる

「あー…チ○ポ…ご主人様のチ○ポ…」

会わなかった間に、すっかり『性奴隷』が板に付いている
『オタク女』はバイブをもっと感じる為に、自分のケツを激しく振りながらモノを舐め回す

意地悪くスイッチを切る

「あぁ…切らないで下さい…ご主人様ぁ〜」

「チ○ポ欲しく無いのか?バイブでイったらチ○ポ突っ込んでやらないよ?」

「それは嫌ぁ〜!ご主人様のチ○ポで突いて下さいぃぃっ!」

だが、俺は意地が悪い
またバイブのスイッチ入れ、貞操帯の上からリズミカルに押しつける

「あぁ〜…駄目ですぅ〜…そんな事したら我慢出来ません!」

顔を真っ赤にして我慢するが、もう喋る事も出来無い程感じている
そして30秒も経たないウチに大きく息を吸い込み、腰をガクガクさせて『オタク女』はイった





「あーぁ…イっちゃったかぁー」
と意地悪く言うと

「すみません!何でもしますからチ○ポ入れてください」

「ふーん…じゃぁ家に帰るまで感じた声出すなよ?」

「はいっ!」

バイブを強にしたまま『オタク女』を俺の家に連れて帰った
『オタク女』は帰りの間ずっと無言で腰をビクビクと震わせていた

俺の家の中に入ったとたん堰を切った様に喘ぎ出す

「我慢できましたぁ…御主人様のチ○ポ…チ○ポで突いて下さい」

俺は押し倒す代わりにデジカメを取り出し『オタク女』を徐々に脱がせながら撮影した
当然フェラも

貞操帯だけになった『オタク女』をベットの脇に座らせしゃぶらせる

2度精液を『オタク女』の口に出したが、キスさえもしてやらない
『オタク女』は泣きながら哀願する

「お願いします!主人様のチ○ポ…チ○ポを下さい」

「わかった!チ○ポ入れてやるよ」

満面の笑みを浮かべる『オタク女』

汁でヌルヌルになった貞操帯を外してやる
『オタク女』は仰向けになり両手両足を広げ俺とモノを受け入れようとする

俺は手を払い除け『オタク女』をうつ伏せにしてアナルに指を差込む
「ひぎっ!」

「お仕置きだ…」
乱暴にアナルに入った指を前後左右に掻き回す

「BLだったらフツーだろ?」

シーツを握りしめ痛みを懸命に堪える『オタク女』
『オタク女』の汁を指に付けながらアナルを広げて行く
指を2本にし、更に広げながら指を奥まで突っ込む
油汗を流しながら我慢する『オタク女』

しかし、俺はノーマルな女でもアナルでイケル事は知っている
ただ今回は少し乱暴にしているだけだ

ほぐれて来たアナルに『オタク女』の汁をタップリ付けたモノを押し当てる

「む、無理です!」

「大丈夫だ イカしてやるよ」

亀頭がすっぽり入る
「うっ!いっ!」

「ほらな!入るだろ?」

「………いっ!」

『オタク女』の汁を亀頭に付けながら突く
徐々に奥まで入って行く
きっちり奥まで入れるのに大して時間は掛からなかった

「ほら!全部入ったよ?」

「…はぃ」

「マ○コの時より痛くないだろ?」

「…はい」

「初めてでもすぐにイケルからな」

「…はぃ」

何度も突いていると黄白色の汁が滲み出て来る
マン汁の様なもんだ、これが出て来ると滑りが良くなり痛みも薄れる

次第に『オタク女』も感じ出したのか、大きなケツの緊張が弛む

「気持ち良くなって来たろ?」

「はい」

「嬉しいか?」

「嬉しいです」

とは言え乱暴に突くとまだ痛む筈だ
アナルが気持ち良いという事だけ教え込まないと…

「奥も気持ち良いだろ?」

「はい」

「マ○コと比べてどうだ?」

「変な気持ちですぅ」

「良いか?」

「気持ち良いです!」

「イカしてやるからな」

「ありがとうございます!」

『オタク女』のケツがタプタプと揺れる

「イイです!イキそう…です…」

「イケよ!」
『オタク女』の大きなケツを叩きながら突く

「イイィィ…」

「ほら!ほらっ!」
『オタク女』のケツに手の形が赤く腫れ上がって来る

「イッ…イッ…イッ…イクゥゥッ」

『オタク女』がイッた時にはケツ真っ赤になっていた
俺は自分がイクまでひたすら『オタク女』のアナルを突き上げアナルの中に精液をぶちまけた
『オタク女』は3度イッた様だった

「ほら綺麗にしろ」
これはノーマルの女にはさせた事は無い
『オタク女』の反応を見る

『オタク女』は言われるがまま、精液を吸い出し、俺の股間を綺麗に舐め上げた

「よし!御褒美だ」
今度はマ○コに入れてやる

『オタク女』は嬉しそうにしがみついて来る
「御主人様ぁ…」
うっとりとした顔でキスをしてくる
すこし苦く臭い匂いがするが『御褒美』だ仕方ない

「御主人様のチ○ポォ…欲しかったですぅ…突いてくださいぃ」

頭をヨシヨシしながら
「良いよ突いてあげるよ」

「うれひぃ…御主人様好きぃ…大好きぃ…」

『これで顔が可愛くて胸があれば嬉しいけどね…』
と思いつつも優しく突いてやる

「御主人さまぁ…御主人さまのチ○ポォ…もっと突いてくださいぃ」

「よし!思いっきり突いてやるよ」

「嬉しいぃ…!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…もっっとっ突っいってっ!」

汗だくになりながら『オタク女』を突いてやる

「っ!あっっ!あっっ!あっっ!あっっ!あっっ…またイキそうですぅ」

「良いよ俺もイキそうだ」

「中に出しても大丈夫ですからっ 御主人さまっ そのままイッてくださいねっ」

「いいかっ!イクぞっ!」

「はいっ!…ワタシもっ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!イックゥ〜ッッ!」

『オタク女』に抱き締められたとたん俺もイッた
沢山の精液を『オタク女』の中に出した

繋がったまま暫く2人で余韻とキスを楽しんだ

2人でシャワーを浴び
付けていた貞操帯を洗い、もう一方の貞操帯を付けさせた
『オタク女』は髪の毛が乾くまで俺のモノを嬉しそうにしゃぶった

カジュアル服を着せ、送って行くと名残惜しそうに何度もキスを求めて来た





読んで下さっている方へ

題名がコロコロ変わってしまい申し訳ありません
この話に今のトコロ完結はありませんが、進行に沿って題名が変わっていくと思います

紛らわしいでしょうが宜しくおつき合い下さい

α-G 





翌日から、『オタク女』の写メは非エロにし、メールの内容も“会いたいです”だけというのはタブーにした

フツーのメールには不馴れなのか1時間に1通のペースに落ちた
『まー何書けば良いかわからんよな(笑)』

だからこちらからイロイロ聞いてやる
家の事とか、仕事の事、趣味の事…
『オタク女』は予想通りのありがちな、家族との会話が少ない、自分の聖域以外(家の事とか)には無頓着な、自分に甘い『オタク女』の様だった

少しばかり思案し、『オタク女』に
“オマエの作った御飯喰ってみたいなー 作った事無いなら練習しといてね フツーの料理で良いからねー お父さんやお母さんに味見してもらえよー”とメールする

『オタク女』はパニックだろう
『コレで少しは家族の会話も増えるかな?(笑)』
と愉快な気持ちで仕事がはかどった


翌日も適度なメールだったので、仕事もはかどりいつもより早く終わらせる事ができた
時間も早かったので帰り道に行きつけのプラモ屋に寄り、長話の末ガンプラ2個と航空機のプラモを買い楽しい気分で家に帰った

家に帰ってみると『オタク女』が玄関先に座って居た

「あれ?歩いて来たの?遠いだろ?」

久々に見る『白いズボン』姿だ
「頑張って作って来ましたっ!」

「え?あっ!あぁ ありがとう」

「入る?」

「え?良いんですか?」
嬉しそうだ

「味見して感想言わないとね」

「はいっ!」

『オタク女』を家に入れプラモ製作机に荷物を置く

「お皿借ります!」

「んー?どーぞー」

ネクタイを外しながら台所に立つ『オタク女』を眺める
白いズボンは相変わらずピチピチで、貞操帯の型が浮かび上がっている
匂いで予想していた通り『肉じゃが』だった
『カレーに続く失敗の少ない家庭料理の巨頭の一つだな…』

「はい!食べてみて下さい!」

『1品だけか…』
冷蔵庫から適当に出来合いを出す

「頂きます」

「はい!」
期待と不安の面持ちで『オタク女』はこちらをジッと見ている

『まぁまぁ喰えるな…でもこれってすき焼きのタレじゃない?』

「ん!上手上手!美味しいよ」

「うわっ!ありがとうございます!」

「お父さんやお母さんには食べてもらったの?」

「はい!お父さんはイッパイ食べたんで、あまり持って来れなかったです」

『お父さん嬉しかったんだろーなー(笑)』

食事も終わり、食器を洗う『オタク女』の後ろ姿を眺める
やはり貞操帯の型が浮かび上がっている

洗い物を片付け手を洗い出した頃合を見て、スイッチを入れる『強』だ

「はうぅっ!」

『お前はエロゲーキャラか?(笑)』
内股になり股間を押さえる『オタク女』
俺はニヤニヤ笑いながら『オタク女』を後ろから持ち上げる様に胸を掴む

「オナニーしないってゆー約束守ってるか?」

「はい…」

『オタク女』の手をどかして、胸を揉みながら振動している股間を押し付ける

「あぁっ…」

『オタク女』のシャツを脱がせブラを外しこちらに向ける
胸を舐めてやりながらズボンの上からバイブを押さえ付ける

鼻息も荒く
「気持ち…良いです…」

やがて貞操帯から汁が垂れ、ズボンに染みていく
濡れた股間の周りやケツをゆっくりと優しく撫で回す
『オタク女』は俺に体をまかせ、ひたすら快楽を貪っていた
ズボンのファスナーを下ろし、貞操帯を持ち上げてやる

「きゃうっ!…き、気持ち…良いですぅ…イ、イキそう…です…」

激しく貞操帯を上下してやる

「あ!あはっ!あっ!イッ!イクッ!イクッ!イクッッ!」

白いズボンの内股の染みは膝の辺りまで広がっていた

フラフラしている『オタク女』を立たせたままズボンをズリ下げる
貞操帯から少しスエタ様な異様な匂いがしてきた

「洗って無いのか?」

「はい!外すなと言われたんで外してません」

「トイレは?」

「横にズラシてしました…すいません…」

貞操帯にソックスだけといういでたちの『オタク女』を四つん這いにし『御奉仕』させる
異様な匂いの刺激であっという間に『オタク女』の口の中に2日分の精液を注ぎ込んだ

風呂に入り貞操帯を外す
指を突っ込み匂いを嗅ぐ
「臭いな!オマエのマ○コは!」

『オタク女』は顔を真っ赤にして
「すいません…すいません…」

「ほら!舐めろ!」

異様な匂いのする指を舐める『オタク女』

「キレイにしないとな」

「はい」

指を入れては掻き回し、その指を『オタク女』に舐めさせる

「奥の方がまだだな」

モノを入れ垂れて来る汁を手で拭い『オタク女』に何度も舐めさせる
そんなコトをさせられても『オタク女』はうっとりとした恍惚の表情を浮かべ舐め回す

「少しは綺麗になったか…」

『オタク女』を座らせT字で蔭毛やケツ毛を剃りあげた
もともと蔭毛は薄いので、大した変化は無いが儀式だ

「良いか?風呂に入った時は洗え!それと毛を伸ばすな!良いな?」

「はい」
『オタク女』は嬉しそうに擦り寄って甘える

風呂から上がり、ズボンが乾いているのを確かめ
『オタク女』を家へ送る
最後までキチンとしなかったからか『オタク女』は心残りの様子で、ナカナカ家に入ろうとしない

だが、気にせず笑顔で俺は車を出した
『これが今日のお仕置きだよ』 





俺の勤めている会社はとある外食産業の中堅所で、出店が増えつつ在る『メイド喫茶』も範疇に入れようか?
といった議題も上がっていた
取り敢えずは『本場アキバ』に視察を…
と言う話になり、喫茶店出身の俺が見に行く事となった

俺の意見としては田舎にまでチェーン展開しても…それより今の店鋪の制服を変えた方が良いのでは?と思っていたが仕事であれば仕方ない

2泊3日分の出張経費を頂き
翌日から出張という事になった

『旬なうちにってのは判るけどな…』

家に帰り出張の準備をしていると『オタク女』が来た

「あっ!来たの? 俺明日から出張なんだよ」

「え?出張って長いんですか?」

「いや…2泊3日」

「3日も居ないんですか?」

『まるっきり居ないのは1日だろが?』
「まぁ3日目は早く帰って来るけどね」

「はい…」

「で、今日はどーしたの?」

「あ!コレ!作って来ました」
手にタッパーを持っていた

「あーーー会議の後喰って来ちゃった…冷蔵庫に入れるよ貸して」

蓋を開けると…『肉じゃが』
『思わずツッコミ入れたくなるな…』
「明日の朝喰って行くよ ありがと」
頭をヨシヨシしてやると『オタク女』は満面の笑みで答えた

「えへへ…」

『ん!』
「そうだ!一緒に行くか?アキバだぞ?」

「え?一緒に行って良いんですか?アキバに?」

「メイド喫茶の視察に行くだけだからね」

「アキバのメイド喫茶ですかっ!」
いきなり鼻息が荒くなる
それもそうだ、まだこちらには一件も出店されていないのだから

「でも、親御さん許してくれるか?」

「大丈夫です!多分!夏と冬にコミケで外泊何度かしてますし」

「多分って…一応、直に話するわ…」

『オタク女』を乗せ『オタク女』の自宅に挨拶に行く

名刺を出し、挨拶を済ませ「マーケティングリサーチのアルバイトで事情に詳しい彼女を…」と話す

名刺の効果は絶大で
「本人がヤル気になってますので、こちらこそお願い致します」
という話になった
本人が喜んでいる様子を見て、親御さん達も喜んでいた

「じゃぁ明日9時半に駅で待っているから、よろしくね」

丁寧な挨拶で見送ってもらい『オタク女』の家を後にした
『明日金下しとかないとな…』


朝9時には駅につきアキバ行きのキップを用意する
喫茶店でコーヒーを飲んでくつろいでいると、メイド服を着た『オタク女』がお袋さんと共にやって来た
『おぃおぃ…メイド服着てメイド喫茶行くかぁ?』

きょろきょろと2人して俺を探している様だ

「やぁ!おはよう!ヤル気満々だねー」
わざとらしいのは自分でも判っているが仕方がない

「すいません!変な格好して…」
お袋さんは平謝りだが、後ろから『オタク女』は怒った顔をしている

「良いんですよ これからリサーチに行く所はこーいった制服の所ですから!」
業務用の笑顔を貼付けて答えた

「ほらね?」
『オタク女』は偉そうにお袋さんに言った
『ほらねじゃねーって!』

列車の時間になり『オタク女』を従えて列車に乗り込む

「着替えは持って来たか?」

「え?あ!はい!」

「ちょっと着替えて来い」

「え?」

「ゴスならまだいいけど、メイド服でメイド喫茶には行けないぞ?」

「え?そうなんですか?」

「マックの制服でモスバーガー喰ってる奴見たことあるか?」

「あっ!」

「お袋さんの方が正しい 着替えて来い」

「はい…」

着替えて来た『オタク女』を見るとマイクロミニを履いて生白い太腿をパンパンに出していた…

「あの…昨日あれから買って来たんです…御主人さまの好きなミニ…」

『あのね…貞操帯見えてるよ!俺どーゆーふーに親御さんに思われてんだろ?』
「良いけど貞操帯見えてるぞ?そーゆーのはデートの時に履いてくれ 他のオッサン達喜ばせても仕方ないだろ」

取り敢えず目立つので窓側に座らせると、案の定、むちむちした太腿はおろか貞操帯までが丸見えになる
仕方がないので『オタク女』の足許に背広を掛けてやり、俺は資料作成の為のテンプレートを作り、資料を確認していた

「あの…」

「ん?どうした?」

「トイレに…」

「ん!あぁっ!」
席を開けてやる
『オタク女』が立つとマイクロミニは『オタク女』のデカイケツの半分までまくり上がっていた
あわてて下げてやる

「おぃおぃ…ついでにスカート変えて来い 後15分程で乗り換えに着くぞ」

「はぃ…」
消え入りそうな声で返事をした

『オタク女』がトイレに入ると、俺は手荷物を片付け降りる用意をした
トイレの前まで、手荷物を持って行き『オタク女』が出て来るのを待つ
ふと思い立ってカバンの中に準備していたスイッチを入れてみた
『電波届くのかな?』
『強』に入れっぱなしで『オタク女』が出て来るのを待つ
列車のスピードが弛みゆっくりになる

「おーい!もうじき着くぞー」
ノックをしてやると
赤い顔でフラフラしながら『オタク女』が出て来た
『あー通じるのか』

そのまま乗り換えをしアキバを目指す
結構人が乗っているので、立ったまま移動になった
『オタク女』は傍目で見てもエロい雰囲気をかもしだしていた
まぁたかが3分程だそのままで良いだろ

『オタク女』は他の奴等の視線に晒されている事に興奮を覚えたのだろう上気した顔で鼻がピクピクし始める

すると勘違いしたオッサンが『オタク女』のデカイケツを触りだした
気付かないフリをして様子を伺うと『オタク女』は俺の顔をチラッと見る

『ん?』という顔をすると俺が吊り革を持ち、もう片手はカバンを持っている事を確認した

『え?』と血の気の引いた顔になり、次の瞬間には
「なにすんのよぉ〜!」
と叫んでいた
『懐かしいな(笑)』

俺はびびったオッサンの手を取りねじ上げた
アキバに着き鉄道公安官がオッサンを連行して行く
『俺もあーなってたかもなぁー』としみじみ思った
『オタク女』も女性の公安官から事情を聞かれている
調書を取られ解放されたが、『オタク女』はまだ泣き止まない
ヨシヨシしてやりながら、自分の幸運に乾杯したい気分だった

取り敢えずビジネスホテルにチェックインし荷物を下ろす
『オタク女』はまだグズっていた

「あのさぁ…」

「はぃ」

「俺の時はどーだったの?」

「泣きました…家で…初めてのキスだったし…」

「で?2回目は?」

「最初は恐くて恐くて…でも、スカート買って来てくれて、コインランドリーで優しくて…で、半年前からって聞いて…ワタシの事好きなんだなぁーとか思って…キス一杯してくれるし…ワタシの事一杯見てくれるし…料理美味しいって言ってくれるし…今日っ…だってっ……………」
嗚咽をしながら『オタク女』は泣き出した

ヨシヨシしてやりながら優しくキスをしてやる
「それに、ワッタシ…御主人さま…しか…見えっ…ない…」

抱きしめて優しく脱がしてやる
ゆっくりと優しく突いてやる

「あんなオヤジにお尻触られてごめんなさい…」

「良いよ…そんなこと忘れて…俺を見なよ」

「はいぃ…」

「ただエッチしたいだけの奴隷でなくて、俺も嬉しいよ」

「ありがとうございます…ケイコは御主人さまだけの奴隷です…」

「頑張ったから御褒美に優しくしてあげるね」

「はぃぃ…ありがとうございます…」


シャワーを浴び着替えた時には夕方になっていた





すっかり日が落ちたアキバに『オタク女』とメイド喫茶のリサーチに出る
俺の考えでは場所柄ってモンがあるだろ?なのだが、店鋪数の激増に店鋪管理部の部長がイタク気になってるらしい
どうやら『ガイヤ』か何か見たようだ
地図を片手にってのもオノボリさん丸出しなので、行き当たりばったりに行ってみることにした
『オタク女』が嬉しそうにやたらキョロキョロしていたので、そんなカッコつけも無駄だったが…
『オタク女』の感は鋭く(匂いがするらしい)瞬く間に最初の店を見つけた

外観、立地条件、店鋪周りの清掃状態を見ながら全体を携帯に撮る
初めて入るだけに少し緊張しながらドアを開ける
ドアチャイムが鳴る
『懐かしいな…』

すると一斉にお客の視線がバッ!と集まる
『感じ悪〜』

「お帰りなさいませ御主人さま〜♪ お帰りなさいませお嬢さま〜♪」
『声のトーンはマ○クだな…』

「こちらへどーぞー♪」
『家に帰って来て案内されるのかよ?(笑)』

『オタク女』を座らせメニューを見ながら店内や客層を一蹴する
『割合と安いな…ん?マゼマゼ?ケチャップかけ?』

『オタク女』は外に居た時よりもキョロキョロしながら喜んでいる
『子供か!足パタパタさせるなよ!』

取り敢えず、俺はコーヒーとオムライスを頼み『オタク女』には紅茶とケーキを頼んだ
平日とは言え、席はほぼ満席だった

『オタク女』の紅茶が来た
「お譲さま、お砂糖はお幾つですかぁ〜?」
『???』
「ミルクは入れられますかぁ〜?」
『いっ?』
「マゼマゼ致しましょうかぁ〜?」

『オタク女』は嬉々としてやってもらっている
ここではそれが礼儀なのだろう…

デカいオムライスは30分後にやっと来た
『原価率幾らだ?』
コーヒーに関しては『オタク女』と同じ事を言われそうになったが
「ブラックで」の一言で片付いた

オムライスの前にメイドさんがケチャップを両手に持ち
「如何致しましょうかぁ〜?」

「てっ、適当にお願いします」

「はい〜♪」
デカデカとハートマークに掛けられる
『コミュニケーション型なんだな…』

「あっ!ありがとう♪」

ニコニコしながらお礼を言うと『オタク女』は
「むぅーーーー」
と言いながら睨んで来た
『オマエはアニメの萌えキャラか!いちいち反応すんな!』

店の回転率を見ながら…と思ったが回転してないね…
でもまぁ…お客が喜んでるからそれもアリか…
さっさと食事を済ませ店を出る

「いってらっしゃいませ〜御主人さま〜♪ いってらっしゃいませ〜お譲さま〜♪」

この店を基準に5店鋪回ったが、一番店らしい店は最初の店だった
他店は手作り感はあったが、スムーズさに欠けていた
新興だから仕方ないのか?それともソレが『萌え』なのか?

最後に入った店はフロアーも大きく大画面の液晶テレビも置いてあり、いかにも『アキバ』という感じだったが…
セットアップと接客は最悪だった
『今日はツンデレDayですか?』と思わずツッコミを入れたくなる
思わず『オタク女』に
「コップは下から3分の1までを持つ」
「シルバーは最後にナプキンで綺麗にする」
「「ちょっと待って下さい」でなく「大変申し訳ありません 今暫くお待ち下さいませ」だ」
 ・
 ・
 ・

疲れを覚えホテルに戻る
採算ベースは取れそうだが…
問題はオタク人口だな…
店鋪展開なら制服を曜日か週や月によって変えるだけの方が、一見さんも入り易いだろ?
ア○ミラみたいに可愛い服で良いんじゃないか?

今日入ったメイド喫茶の特徴、メニュー、サービスや粗方の原価率等をまとめた
その間『オタク女』は買って来た『ニーソ』等を嬉しそうに眺めていた

俺は疲れてしまいベットに大の字になった
「こめんなー 初めて一緒にお泊まりなのに…今日は何だか疲れてオマエを可愛がってやれないよ…」

『オタク女』はベットに飛び乗ると
「お疲れさまです御主人さま!気にしなくて良いですよ〜♪ワタシに御奉仕させてくださいね♪」
とニコニコしながら俺のズボンを下ろし、モノをくわえた

アキバの影響かやたらと『アニメ』ノリだ
『ありがとな…連れて来て正解だったな…』

『オタク女』の口に気疲れと精液を出し、2人で狭いユニットバスに入ってそのまま寝た


早朝に目が覚め、横を見ると俺の腕枕で『オタク女』が意外にすぅーすぅーと可愛い寝息を立てて寝ていた

頭に手を回しプックリとした唇を舌で軽く舐めてやる
『オタク女』の目は覚めない

唇の間に舌を入れキスをしてみる
まだ目が覚めない

そーっと体勢を変え『オタク女』の足を広げる
これでもまだ目が覚めない

股間に手を伸ばしそっと触ってみると薄ら湿っている
『オタク女』の上に乗り朝立ちしているモノを入り口に当て亀頭を入れる

「おはよ!」
と勢い良く言うとさすがに『オタク女』は薄らと目を開けた

「おはようございます御主人さま…」
と寝ぼけた声で言った

いきなりキスをし、モノを『オタク女』に突っ込む

「むんふぅーっ!」

強く突き続けると『オタク女』の汁が中から溢れてくる

「んふぅっ…んふぅっ…んふぅっ…」

『オタク女』の緊張が解け『オタク女』は快感を貪り始める

「おはよ」

「おはようっ…ござい…まっすっ…御主人っ…さっまっ…」

「昨日のお礼だよ」

「ありがっとっうっっ…ございっまっ…すっ…あぁっ…」

「奴隷がオマエで良かったよ」

「うっ…嬉っしぃ…でっ…すっ…」

「オマエの好きなトコ突いてあげるね」

「はっ…はっ…いっ」

「ほらっ!」
Gスポットを激しく掻き回しながら突いてやる

「あっ!はっ!いっ!いいっ!いいっでっ…すっ…ごっ主人っ…さまのっ…チ○ポっ…いいっ!」

「そうか?俺も嬉しいよ…こんなにっ!スケベなっ!奴隷のっ!御主人っ!さまでっ!」

「あっ!あはっ!うっ!うれひぃっ!ですっ!…いっ!いいっ!イキっ…そうっ……イキっそうっですっ!イッ!イキそうっ!」

「良いよっ!先にっ!イケッ!イケッ!イケッ!」

「はぁっっ!はいっっ!…イキッ…ますっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イクッッ!イキますっっっ!」

『オタク女』は潮を吹き激しくイッた

「あはぁっ…あはぁっ…あはぁっ…イキ…まし…たぁ………」

「俺はまだイッてないからもう一回イケッ!」

「えっ!…ひっ!あっ!あはっ!もうっ…イッ…ちゃってっ…ますっ!イッてるっ!イッてる!イッてるのぉっっ!」

「そのまま…またイケ…よっ!」

「うぐっ!あいっ!いいっ!…イッ!イッ!イッ!イキっ…そうっ…またイキっ…そうっ!」

「俺も出そうだっ!先にイケッ!」

「あはっいっ!またっ…先にっイキッまっ…すっ!!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イクッッ!イキますっっっ!あーーーーーっっ!イクッゥゥッッ!」

『オタク女』は大きな口を開け、前よりも大量に潮を吹きイッた
俺はモノを掴んで『オタク女』の口に出掛かってるモノを突っ込み精子をぶちまけた

「おふっ!おぶっ!おふっ!…」
深く突っ込んだ俺のモノに咽せながら精子を残らず吸い出す
俺の下半身から『オタク女』の汁が『オタク女』の顔面に滴り落ちる
『オタク女』は自分の顔に着いた汁も手で拭いながら舐め、いつものように俺を綺麗に舐め上げた

しばらくベットでグッタリと休憩し、『オタク女』の汁に染まったシーツを放り込み、2人でシャワーを浴びながらキスを楽しんだ




いい時間になったので、俺は仕事という事を忘れない為、背広を着込んでいた
『オタク女』は、俺のネクタイを絞めたがったり、上着を着せたがったりしたが、面倒なので断った
『オタク女』は少し拗ねた様子で
「御主人さまのケチー!ケチー!」と文句を言っていた
『新婚さんかよ?(笑)』

昨日回った感じでは『オタク女』の方が場に馴染んでいる様子だった
俺が道行く人に話を聞いても掘り出し情報は得る事が出来ないだろう…

俺が思いついたまま『オタク女』に
「メイド服を着ろよ」
と言うと

「え?良いんですかぁ?」

「郷に入れば…だよ」

『オタク女』はイソイソとメイド服に着替え始めた
『オタク女』のメイド服とカブりそうな店は無さそうだから良いだろ
『オタク女』が着替えている間に、喫茶チェーン店のアンケート用紙を打ち直しプリントアウトする

振り返るといつものメイド服にニーソと首輪をした『オタク女』が立っていた
ニーソがパッツンパッツンに見えるのは俺だけか?
「……首輪は外せよ…ゴスじゃないだろ…」

『えー?』という顔をしながら『オタク女』は外した

「あとな…これコピーするから書いてもらえ」

「え?ワタシのお仕事ですか〜?」

「そっ!オマエの仕事」

「はいっ!頑張りますっ!」

『敬礼は違うだろ…』
手順を教えアキバへと出た

「メイドカフェの紹介サイトですぅ〜アンケートに御協力お願いしまぁ〜す」
『オタク女』が張り切ってやっている
抑揚の無い、棒読み感は否めないが…
まぁフライヤーなら100枚はあっというまだろうが、アンケートの記入だとかなり時間掛かるな…
人の流れと年齢層、服装をチェックしながら『オタク女』を観察する
平日の朝というのに結構な人通りだな…

やがて『オタク女』にカメラを持った奴が近付いて話し掛けた
『オタク女』の声が聞こえる
「アンケート書いて下さったらイイですよぉ〜」

暫く様子を見ていると、アンケートを力一杯書いてカメコは『オタク女』をカメラに納め出した
「絶対領域萌えですよぉ〜」とカメコが大きな声で言っている
終いには横になって撮っている…
『スゲーな…』

『オタク女』は笑顔を絶やさず応えている
すると何処から集まったか、15人程のカメコの集団になっていた
「アンケート答えてくださってから撮ってくださいね〜」
『オタク女』が仕切りだした

『やるもんだ…』

「見た事無いメイド服だけど、どこのお店ですか?」
「ニーソ萌えですよっ!」
「これ名刺なんですけど、サイトに載せても良いですか?」
「CNはなんていうの?」
 ・
 ・
 ・

聞き取れたのはこれ位か?
意外にもその場所で、50枚程のアンケートが午前中に取れた
『オタク女』様様だ…

最初に声を掛けて来た『勇者』はまだ居たので、俺はそのまま『勇者』に手許にあった情報誌の名刺を渡し『インタビュー』と称し、『勇者』お薦めのメイド喫茶を案内してもらった
メイド喫茶の店員もメイドを連れた客は初めての様で、3人で対応を見ながら笑っていた
そして『勇者』のネタは細かいところまで確かだった
有名レイヤーのいる店や、各店のイベント、これから『来る』店全てを網羅していた
蛇の道は蛇である

『勇者』の解説を客観視してみると、やはり『演じきる人』が重要なファクターであるようだ
それは「きょうは○○タソ居ないっすからねー」「○○タソ居ましたよっ!」という発言の多さからでも判った

5時になり「会社に戻りますので…」と『勇者』にお礼を言いつつ別れた
回収できたアンケートは80枚近くあった

ホテルに帰って軽く集計し、着替えて『オタク女』とネット喫茶に行く
ここは個室って無いんだな…
『オタク女』と隣の席でネットを検索して見ていた
粗方の検索が終わり画像系を見て回る
すると『オタク女』がアップされていた
『早いなー』

『オタク女』に見せようと覗き込むと『オタク女』はBL系のサイトを真剣な面持ちで見ていた
『俺以外見えないんじゃなかったっけ?(笑)』

『履いてたよな?』
スイッチを入れる
ガタッ!と隣の椅子が動く
『オタク女』の椅子から低いブゥゥゥーーンという音が聞こえて来た

ガタガタッッ!

小さな「うっ」という声が聞こえた

覗いて見ると顔を紅潮させ必死に我慢している

「ん?どおした?」

『オタク女』は切ない顔をしてこちらを見た

俺はニヤニヤしながら
「見てみろよオマエが貼られているぞ?」
と画面を見せる

「えらく自慢げに写ってるな」

「え?いえっ…そんな事ない…です」

「視線もポーズも決まってるね」

「…そんな事ない…です…」

「褒めてんだよ?ちょっと叩かれてるけど…」

「あっ…ありがとう…ございます」

「外に出ようか?」

「あっ…はぃ…」

会計を済ませている間にも『オタク女』の足が細かく震えている
『感じ易くなったな』

外に出ると同時に『強』にする

「きゃぅっ!」
人が振り返る程の声を出して『オタク女』がしゃがみ込む

『オタク女』を「大丈夫か?」と言いながら立たせ歩き出す
「BL系の本見たいだろ?」

「いっいえ…いいです…それより…」

「それより?」

「御主人さまに…」

「に?イジメられたい?」

「はっはい…」

「今イジメてるじゃんか」

「いえっ…そうじゃ…なくて…」

「どうして欲しいの?」

「はいっ…御主人さまの…チ○ポで…突いて欲しい…です…」

「外じゃ無理だろ?ホテルに帰るまで我慢できたらね」

「はぃ…」

『強』『弱』を切り替えながらゆっくりと夜のアキバを歩く
アキバ名物のおでん販売機を見つけたので立ち寄り『オタク女』と食べ始める
『オタク女』は中々食べれない様だ
『オタク女』が食べ終わるのを待っていると『勇者』が歩いて来た

「どうもっ!お疲れ様です!」と『勇者』が声を掛けて来る
「おでんですか?基本食ですよね♪」

「やっぱり来たら食べとかないとね」
ニコニコしながら答える

「あれ?どーしたんすかシノさん?元気無いですね」
『シノ?誰だそれ?』

「画像掲示板で足が太いって叩かれてたから気にしちゃってんだよ」

「えっ!マジっすか?許せないなぁ!」

「教えてもらったイベント見てみようと思ったんだけどね…」

「えっ?そーなんすか?シノさん元気出るから行きましょうよ!」

『良い奴だわ…』
「行ってみるかい?」
わざとらしく『オタク女』に聞く

「は…はい」

「シノさん元気だして行きましょーよ♪」

「じゃぁ行こうか?」

「はぃ…」

イベントはまるでコスキャバの様な盛上がりだった
『マジで風営法大丈夫か?健全って言えば健全だけど…アイドルみたいだな…』
『オタク女』がトイレに立つが『オタク女』を放置したまま『イベント』の成り行きを眺める
『勇者』はお気に入りがいる様子で懸命に声を張り上げている

一段落したのか『勇者』が戻って来た
「いやぁーやっぱりココのイベントが一番アツイですよぉ〜♪」
御満悦の様子だ

「あれ?シノさんは?」

「ん?あっ!あぁ…ちょっと気持ちが悪いからってトイレに行ってるよ…声掛けて来るよ」

「僕も行きましょうか?心配だし…」

「え?あぁ…良いよ またイベント始まるみたいだし…ちょっと行って来るね」

『トイレでオナニーしてんじゃないだろな?それともイッたのか?』
ノックをしてみる
返事はあった
声を出してノックするがイベントの大音量にかき消される

仕方ないので携帯を掛けてみた
「おい!トイレにいるのか?」

「はい」
大音量でうっすらとしか聞こえない

「トイレのドア開けろ!」

中から開ける感触が伝わり、ドアを開けて中に入る

『オタク女』はイキそうなのを必死に堪えていた

「おー…もうイッてんのかと思ってたよ」

「まだっイッて…ませんっ」

「時間掛かるとアレだからイッちゃえよ」

「えっ…だって…」

「手伝ってやるよ」

「えっ…やだ…」

貞操帯を引っ張り上げ乱暴に上下させる
「あっ!あっ!やだっ!やだっ!イッちゃうっ!イッちゃうっ!やだっ!イッ!イッちゃっ…イッちゃうっ!…あはっ!あっ!イッ!…イイッ!…イッ!ちゃっ!うぅっ!…だめっ!だめっ…なっ…のにっ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イクッッ!」

ぐったりした『オタク女』の股間を拭いてやり、トイレの外に連れて出る

相変わらず大音響で『イベント』は続いていた
バイブのスイッチを切り『オタク女』を席へと連れて帰る
丁度良いタイミングで『イベント』が終わり『勇者』が戻って来た

「大丈夫ですかぁ?シノさん…やっぱり帰った方が良さそうですね…」

『イベント』はまだまだ続きそうだったが『勇者』も一緒に出た
ホテルの玄関まで『勇者』は付き合ってくれた
「今日は本当に楽しかったです シノさん叩きなんか人気のウチですよ!気にせずに良く寝て元気出してください!」
と『オタク女』を励まし

「これシノさんに差し上げます!お礼です!」
『ネコミミだ…』

『オタク女』は少し復活したのか元気そうな声で
「ありがとうございますっ!こちらこそお世話になって…ありがとうございましたっ!」
と言って深々とお辞儀する

「いや…本当に今日はありがとう 随分助かりました」

『勇者』は何度も振り返りながら手を振って、またアキバへと消えて行った

部屋に戻ると『オタク女』は甘えて来たが
「イッちゃったろ?知らないよ」
と冷たくあしらい1人でシャワーを浴びさっさとベットに入った

『オタク女』は啜り泣きしながら寂しそうにお風呂に入っていった
俺は『オタク女』がお風呂から出て来る前にグーグー寝入っていた




読んで下さってる方へ 




凄い勢いでカウントが伸びているので調子に乗り、アキバでの話は個人特定できそうな感じになってしまいました:
例え判っても内緒!という事でお願いしますv
特に『勇者』様w 





夜中にベットが揺れている事に気付き目が覚めた
『地震じゃないな…』
薄目を開けて部屋を眺めると『オタク女』がプックリした唇を噛み締め、喘ぎ声を押し殺し、俺の下着を嗅ぎながらオナニーをしていた
だが、自分の鼻息の荒さには気が付いていない様だった
『また約束を破ってるな…』

「んふぅう…んふぅぅっ…んふぅう…んふぅぅっ…くっ…イッ…んっ!んっ!んっ!…」
『オタク女』は間もなくイキそうな感じだ
『邪魔してやるか?』

俺は少し大袈裟に寝返りを打ち、布団の外に両足を放り出した
『オタク女』はビクッとし、こちらに向いて俺を見る

「御主人さまぁ?」
小さな声で声を掛けて来る

俺は寝たフリを続ける

こちらを向いたまま『オタク女』は俺の様子を伺う
暫くして安心したのだろうか、俺に近付きまたオナニーを始める

『オタク女』の鼻息が顔に掛かる
息を荒げたまま、恐る恐る俺にキスをしてきた
次第にキスは強くなり、頬ずりさえもしてきた

『オタク女』は軽くイッたのか、長いキスをし、俺の胸に頭を乗せた

俺は今度はワザと足を立て、下半身を露にした
さすがに俺も枯れてはいないので、モノがパンツを押し上げている

びっくりして身を起こしていた『オタク女』は俺の下半身をじっと見て、俺の足許に移動した
そして、俺の様子を確認しながらゆっくりと丁寧に、俺のパンツを下ろした
にぶいバイブの音が聞こえて来た…
『オタク女』は両手で愛おしみ、モノに頬ずりした
いつもの様に口でスグくわえる事はせず、舌で丹念に舐め上げて来る

「ぁあ…御主人さまのチ○ポォ…あぁ…愛してますぅ…御主人さまぁ…」

『オタク女』は舐めながらオナニーをまた始めた

「好きぃ…大好きぃ…御主人さまぁ…」

いつもよりネットリと舐め、ピクピクしている俺のモノを口にくわえると激しいバキュームフェラを始めた
ジュリュッ…ンパッンパッンパッジュリュリュリュ…

タマ舐め、スジ舐め、アナル舐めまでをしながら両手で俺のモノを優しくしごく
俺のモノがビクビクし始めると『オタク女』は再びモノをくわえフェラをし始める
俺の出すタイミングを覚えて来た様だ

『オタク女』はタマを撫で、指で俺のアナルを刺激しながらも、自分も一緒にいこうとバイブを押し付けていた

俺は我慢せず『オタク女』の口の中に精液を放った

「んぷぅ……はぁぁぁ…」
『オタク女』は精液を味わいながらオナニーを続ける
俺が起きないと思ったのか少し喘ぎ声が大きくなる

「あはっ…あはっあはっ!美味しいです…御主人さまの精液ぃ…美味しいぃ…あはぁぁ…」

『オタク女』はいつもより貪欲に精液を絞り出しモノを舐めあげる

「御主人さま好きぃぃっ!大好きぃぃっ!御主人さまのチ○ポ大好きぃぃっ!御主人さまの精液も大好きぃぃっっ!……あはっあはっあはっ…イッ!イッ!…イイッ!…イッ!ちゃっ!うぅっ!…だめっ!オナニーしちゃっ…だめっ…なっ…のにっ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イックゥゥッッ!」

『オタク女』が激しくイッたのを見計らって
「おいっ!」

この一言で十分だった
『オタク女』は「ひっ!」と短く悲鳴を上げると早口で言い訳をいって来た
『オタク女』の言い訳等聞かず

「それで?」
と冷たく言い放つ

「えとっ…えとっ…えとっ…」
『オタク女』はパニックになり言葉が見つからない

「オマエそんなにチ○ポ欲しいならその格好で外に行けよ!誰か相手してくれるからよ!」

「嫌ですっ!御主人さまでないと嫌ですっ!」
『オタク女』は喚き散らし始めた

「五月蝿いっっ!」
俺が怒鳴ると『オタク女』は静かになり、代わりに嗚咽を始めた

へたり込んでいる『オタク女』の側に立ち脇に腕を通し『オタク女』を立たせる
『オタク女』は外に放り出されると思った様で、再びしゃがみ込もうとする

『オタク女』を力づくで無理矢理立たせ、『オタク女』が殴られる!と思う様にバッと右手を上げる
案の定『オタク女』は目をつむり硬く小さく身構えた
左手で『オタク女』の体を揺すり開かせた

次の瞬間、俺は『オタク女』を抱きしめキスをしてやった
『オタク女』はワンワン泣き出し、キスにむしゃぶりついて来た
『飴成功だな』

『オタク女』が落ち着く迄、ヨシヨシとキスを続けてやった

「でも、約束破ったのは良くないだろ?」

「はぃ…ごめんなさぃ…もう2度としません…」

「んー…じゃぁ…四つん這いになれ」

「はい…」

『オタク女』の貞操帯を外し
「ケツを広げろ」

「はい…」
『オタク女』はテラテラ光るデカイケツを広げた

「もっと広げろ…マ○コやケツの穴が広がる位キツク」

「はい…」

俺は『オタク女』のデカイケツを叩いた
パンッッッ!
「ひっ!」

バンッッッ!
「ひっっ!」

バンッッッ!
「ひぃっっ!」
 ・
 ・
 ・

『オタク女』のデカイケツは真っ赤になり熱を放った
「ごめんなさいぃ…御主人さまぁ…」
そう言いながらも『オタク女』は汁を垂らしていた

「オマエは際限無しだな…叩かれるのもいいのか?」
ニヤニヤと言葉とスパンキングで攻める

「ちがっいっます…痛いっ…です」

「そうか?マ○コから沢山よだれが垂れてるぞ?」

「違いっますっ…痛っ!痛いっでっっす」

俺の手もジンジンして来たので
「今度、鞭買っておいてやるよ…嬉しいだろ?」

「ひっ!鞭はっ…嫌ですっ」

「じゃぁ、もうオマエとはしないよ?」

「い、嫌です!して欲しいですっ!」

「なら嬉しいだろ?」

「…はぃ…嬉しいです…」

「え?聞こえないよ?嬉しいのか?」

「はいっ!嬉しいですっっ!」

「よく正直に言えたね♪御褒美だよっと」
『オタク女』のアナルを濡らしもせずモノを突っ込む

「ひぎっ!いっ!痛いっ!」

「大丈夫だろ?このまえイケただろ?」
ニヤニヤしながらアナルを突く

「ひっ!ひっ!ひっ!ひっ!…」

「ほら〜もっとお尻広げないとー」

「はひ…」
『オタク女』はデカイケツを突き出し広げる

「そろそろ気持ち良くなって来たろ?」

「ま、まだ…少しっ…痛いっ…です」

「そうか?ケツの穴から汁が出て来てるぞ?気持ち良いんだろ?」

「まだっ…ですっ…ひっ…」

「なら止めようか?」

「えっ?ダメっ!止めないでっ…くださっいっ」

「痛くて気持ち良くないんだろぉ?」

「そんな事っ…無いっ…ですっ…気持ちっ…いいっ…ですっ…だからっ…止めないっでっ…くださいっ」

アナルからの汁が増えていたので、気持ち良くなって来たのは判っていた
このまま突いてイカせるのも面白くない
そこで急にモノを『オタク女』のアナルから引き抜く

「いやぁぁあ…止めないでください…御主人さまぁ〜」
『すぐ泣くヤツだな…』

俺はニコニコしながら
「ほら代わりだ!」
バイブをアナルに押し込む

「ひぃぃっ…バイブ…じゃなくてぇ…御主人…さまのぉ…チ○ポォ…くだ…しゃいぃ…」

「そーか?チ○ポ欲しいのか?じゃあその前に綺麗にしろ」

「はぃぃぃっ!」

『オタク女』に舐めさせながらバイブでアナルを突いてやる
『アナル用じゃないけど良いだろ?』

俺のモノを舐め切れた時には『オタク女』のアナルはブハブハ音を立て既にイキそうだった
『オタク女』を仰向けにしモノを押し込んだ
2穴攻めだ
あまり広がっていない『オタク女』の性器がいつもよりも増して窮屈で、バイブの振動と存在感が確かめられた
『オタク女』の大好きなGスポットを集中して突き上げると

「ひぃぃぃぃっ!」
『オタク女』は絶叫しイッた

「おいおい…これからだよ」
言葉通りアナルをバイブで攻め上げ、モノでGスポットを攻め続ける

「うぐっ!あいっ!いいっ!…イッ!イッ!イッ!イキっ…そうっ…またイキっ…そうっ!あはっいっ!またっ…っイキッまっ…すっ!!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イクッッ!イキますっっっ!あーーーーーっっ!イクッゥゥッッ!キィーーーーーーッ!」

今度はバイブを綺麗に舐め上げさせ、俺のモノをアナルに入れる
アナルは広がり楽に入る

「マ○コより緩いな…ケツに力入れて絞めろ!」

「は…はひぃ…」

『オタク女』は気持ち良過ぎて力が入らない様子だったが、再び四つん這いにさせ後ろから思いきり突き上げる
当然、バイブを入れたまま

「ぃぃぃ…らめぇ…もう…らめぇ…ですぅ…ずっと…イッしゃって…ますぅ…」

「そうか?これならどうだ?」

バイブでモノを押し上げる

「あはぁっ!イイッ!ですっ!凄くっ!イイッ!イッキッ…そっ!ですっ!」

「俺もイキそうだっ!いいかっ!俺がイクまでイクなよ!」

「はぃいっ!」

「先にイッたら2度と入れ…ないっ…ぞっ!」

「はいっっ!あっっ!あっっ!あ゛〜っ!あ゛〜〜〜っ!あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」

「イクぞっ!」

「はいっ!早くっ!イッてっ…くださっ…いっ!イッ!キィーーーーーーッ!」

『オタク女』の金切り声が続く

「イクぞっ!イクッ!出るっ!出るっ!」

『オタク女』のアナルに精液を出したとたん『オタク女』は糸が切れた人形にようにパッタリと力が抜け、デカイケツを突き出したままヒクヒクと痙攣していた

『オタク女』の2つの穴から汁が垂れ混じりあっていた
『オタク女』の汁を拭って綺麗にしてやると『オタク女』は息も絶え絶えで

「ありがとう…ございます…御主人…さまぁ…ワタシは…幸せ…です…」

這いながら側に来て、俺の股間から全身をゆっくりと舐め上げた

そして俺達はそのまま朝まで、抱き合ったまま眠った 






シャワーを浴び、チェックアウトを済ませ、コインロッカーに荷物を置きアキバ最終日を楽しみに行った
『オタク女』には、昨日『勇者』から頂いたネコミミと『オタク女』が買っていた首輪も着けさせた
『こうなれば何でもアリだ!旅の恥は掻き捨てとも言うしな…』

新たにコピーを追加し、御機嫌になった『オタク女』はヤル気満々と言った面持ちだ

「今日が最後ですからっ!頑張って昨日以上に書いて頂きますっ!」
『おー燃えてる燃えてる…ガンガレー』
『オタク女』のヤル気を余所に、俺は回りを観察してみると、地方から遊びに来た感のあるヤツ等が無断で、こちらを撮っている…

『俺が一緒だと意味無いだろが?』苦笑しながらスタスタと近寄って行き
「すいません アンケート取っているんですけど良いですかね?」
主旨を説明し『アンケート』に答えてもらう
「どうもありがとうございます 彼女を撮影してもいいですよ〜」
と言うと昨日同様あっという間に人集りが出来た

『これで、グラビア系使ったらパニクるな…でも待てよ?ホール借りて、挨拶させて、アンケート答えたら次の写真撮影の場所に移動…どっかの事務所とCM契約したら出来るよな?』
ブツブツ考えながら人垣を眺める

『でも、こりゃ多過ぎて『オタク女』じゃ捌き切れないな…』
『オタク女』に代わってアンケート用紙を配る
だが、四方八方から来るので埒があかない

ここでなんと『勇者』登場!
『おぉっ!スゲーよオマエ!神だよマジ神っ!(笑)』

『勇者』はカメコを仕切りだした
俺を見つけると
「おはようございますっ!」

「おはよう 今日も早いね〜♪」

「いやぁ〜そんな事無いですよ!今日は○○タソの写真集の発売日ですもん♪写真と握手会済ませてきました♪」

『スゲースゲーよ…俺が人事課で、その方向性が仕事なら会社に絶対来てもらうよ』

「でもシノさんネコミミ着けてくれてスゲー嬉しいっすよ♪スゲー似合ってますよ♪首輪も可愛いし♪」

『勇者』はアンケート配りとカメコの整理を懸命にしてくれた
『オタク女』は手伝ってくれている『勇者』に気付くと嬉しそうに手を振った
『勇者』は嬉しそうに「シノさん頑張ってください」と手を振り替えした
『あーーー若いって良いよなー…俺が『オタク女』にしてるコト知ったらヤバイね…殺されかねん』

『オタク女』も見られる事で少しは綺麗になったのかな?
閉鎖的な性格が少しは開けたか?

いつまでも『イベント』している訳にはいかないので、12時をキリに撤収することにした
昨日同様3人で移動し軽い打ち上げをする

「いや本当に助かったよ まさかあんなに人が集まるとは思わなかったし…」
と俺がお礼をいうと

「いやぁ〜シノさん可愛いですからね♪あっ!シノさんネコミミ着けてくれて嬉しいっすよ♪絶対領域+ネコミミで萌え萌えっすっ!」
と満足気に『勇者』が言う
『そんなに可愛いか?俺は唇とデカイケツにしか萌えんぞ?』

「ありがとうございます♪萌え萌えだなんて…嬉しいです」
『オマエはグラビアアイドルか?本気にしたら加納がまたキレルぞ?』

心の中でツッコミを入れながら、楽しい時間は過ぎた

「じゃぁ今度また来る時には連絡入れますから、その時は宜しくお願いしますね」
『んー我ながらよくある業務口調だな…』

「はい!また何かあったらお願いしますね!シノさん!写真ホムペに載せますんで見に来てくださいねっ!」

「はい!楽しみにしてます!」
薄ら涙を浮かべながら『オタク女』は握手していた


アキバを後にする前に『オタク女』を普段着に着替えさせ
アキバで、自分の買い物がminiSDのみだった事を後悔しつつ列車に乗った
『上野でプラモ見るか…』


結局上野でプラモを見る事もできず、帰路へとついた
列車の中で、簡単な集計と必要経費の計上を済ませた
当然『オタク女』のバイト料も含まれる
領収書に名前を書かせ、バイト料を支払う

「ま、これで一応親御さん達には言えるね」

「でも、良いんですかぁ?」

「会社の金だから構わんよ〜♪アンケート取ってくれたのは事実だし、証拠もネットに上がるからね♪なんだったらオマエが買ったのレシートあれば衣装代として必要経費で落とせるぞ?意外と食事代安くて経費余ってるし(笑)」

「いえいえっ!良いですっ!会社に取られたら困りますっ!」

2人とも御機嫌で夕方には地元に帰り着いた

「いやぁ〜本当に彼女のお陰で助かりましたよ〜」
と御両親に挨拶をし、お土産を手渡し家へと帰った

結果的に150枚程あったアンケートの細かい部分をまとめ
各店鋪の特徴や予想収益まで取りまとめ、アンケートにリンクさせる

『150人以上が『オタク女』を撮ったワケかぁ…』
別な所に感心しながら仕事に区切りを着けた

テレビを点けボーっとくつろぎながら、この家の静けさに寂しさを覚えた
『3日ずっと一緒だったからなー…『オタク女』はどーしてんだろ?』

考えていても仕方無いので昨日見た画像掲示板にチェックを入れた
『昨日のは流れてるな…』

『勇者』のHPも覗いてみる
『まだ更新してないわな…当たり前か?まだアキバだろうしな』

会社でするより自分でした方が楽しいかもな〜と考えながら『勇者』の言っていた女の子達の画像を検索する
『そこまで可愛いって感じじゃないけど…愛想とノリなんだろな…あぁっこの子はプラモの雑誌で見た事あるな…レイヤーか…ふぅーん…』
いつの間にか声を出しながら検索を続けている自分にビックリした

「あーーーーっ!寝よっ!寝よっ!明日も仕事だっ!」

携帯をチェックすると『オタク女』からメールが来ていた
“お疲れ様です御主人さま 今日は早く寝て下さいねっ♪”
『ほいほい…ありがと』
“オマエこそお疲れさまだよー 本当にありがとうv この3日楽しかったよ 今晩は1人で何だか寂しいねw オヤスミ〜”

「送信っと!風呂入ろっ」





風呂から出ると…

「なんでオマエ居るの?」

「忘れ物届けに行くって出て来ました♪御主人さま寂しいってメールに書いてたから〜♪」

『アキバのテンション下がってないのね…』
「っても泊まれないしすぐ帰らないとマズイだろ?」

「友達の所にお土産ついでに持って行くって言って来ましたから〜♪」

『あーはいはい…アキバで人格変わったかもな…』
「んで?どーすんの?」

「御奉仕だけして帰ります♪」

『あらそ?オマエが我慢するのは無理だと思うよー…絶対…』
「いや…今日は良いよ!時間気にしながらは楽しくないしな」

「でも…」

「じゃあ1時間位居ろよ 送ってやるよ」

「はいっ!」

嬉しそうに『オタク女』はテーブルの片づけを始めた
「御主人さま〜お仕事してたんですねー」

「ん?あぁ!一応片付けた」

「凄い!もう済んだですかぁ?」

『何か口調がおかしいぞ?萌えキャラさん』
「まぁね…喫茶店上がりだからスグわかるしね…ところでこの袋何?」

「え?あっ!それは御主人さまが外で着るな!って言った服ですよ〜」

開けて見るとマイクロミニが入って居た
「あぁ!コレかぁ」

じっと手に取り眺める
『腹巻きとしてしか使えんよな…コレって…でも売ってるってコトは履いてるコが居るワケだよね…お尻小さいんだろうなー…』
振り返り『オタク女』のデカイケツを見る
『はみ出るの当たり前よな?デカイもの…タマランけどね』
『オタク女』のデカイケツを眺める…

「おい!ココで履いてみてよ」

「え?あっ!はい!」

一応隠れて着替える『オタク女』

「じゃぁ〜ん!こんな感じですぅ〜♪どうですか?」

『うわっ!パッツンパッツンだわ!』
「外で履いたら犯罪だな!外で履くなよ?」
『心のフィルター掛かってないな…』

「え〜?酷いですぅ〜…御主人さまが喜ぶと思ったのにぃ…」

『やっぱりアキバ気分が抜けて無いね…』
「おぃおぃ水垂れてるって!」

「きゃっ!すいませんです!」

『申し訳ありません…だっ!』
「良いから前向け!前!」

「は〜い」

手際の悪い洗い物をしている『オタク女』のマイクロミニ姿を見ると、やっぱりズリ上がって半ケツになりつつあった
ムチムチしたデカイケツを眺めていると股間が熱くなる
貞操帯を履いていない様だ
うしろにそっと立ち、ケツに軽く触る
『オタク女』はびくっとする

『オタク女』のケツをゆっくりと撫で回す
『オタク女』は自分から足を少し広げケツをこちらに出して来る
前に手を回し内股を持ち上げる様に撫で回し、俺の硬くなった股間をデカイケツに押し付ける

「あぁ…御主人さまぁ…だめぇ…まだ洗って…ますぅー…」

「貞操帯着いてないね…」

「綺麗に洗って乾かしてます…」

『オタク女』の股間をパンティ越しに前後から撫で回しながら
「フツーのパンツも肉々しい感じで良いもんだな…」

「肉々しいって…酷いで…すぅ…」

「褒めてんだよ…オマエのケツがデカクなかったら襲ってないよ…」

「あぁっ…お尻だけ…ですかぁ…」

「あと口かな?最初はそんなもんだよ…最初はね…」

「はぁっ!…ワタシの気にしてる…トコ…ばっか…り…ですねっ…」

「気に入らないか?」

「イイッ!いいっ…えっ…嬉しいっ…ですっ…うっ!」

パンティはぐしゃぐしゃになり『オタク女』の汁は俺のジャージまで濡らして来た
ジャージとパンツを下ろし『オタク女』のパンティの脇からモノを突き入れた

「うぅっ!嬉っしいっ…ですぅっ…イイッ!…こっ…今晩はっ…会えないとっ…思ってっ…ましたっ…からっ!」

「俺もだよ…」
『オタク女』の胸を揉みしごきながら、大きくゆっくり突き上げる

「あはぁー…嬉しい…ですぅ…御主人様の…チ○ポが…入って…るぅ…ああぁっ!」

パンティをずらしクリトリスをコネながら徐々に早く、大きく強く突き上げる

「あっはぁっ!イイッ!イイッですっ!き、気持ちっ…イイッ!あはっ!あはっ!あはっ!」

「ちょっと声が大きいな…」

口を塞ぐと中から舌で手を舐めて来る
口の中に指を突っ込むと夢中でしゃぶりついて来た
突き上げてやると涎を垂らしながら

「あひゅ…あひゅ…あひゅ…ひいっ!ひぃれうぅっ!いひおぅっ!いひおぅっ!えふっ!」

デカイケツを前後に振って俺のモノを求める

俺は『オタク女』の腰に手を添え奥まで突っ込んでやる
「ここか?ここかっ?」

「そこっそこっそこっっ!イイッでっすっ!もっとっ!突いてっ…くださいっ!御主人っ…さまのっ…チ○ポでっ!あはぁっ!イイッ!イッ!イッ!イキそっ!イキそっ…ですっ!」

「こおか?こおかっ?」
『オタク女』のケツを叩きながら激しく突き上げる

「あひっ!そっそうっ…ですっ!叩いてっ!イイッ!イッ!イッちゃっ…イッちゃうっ!…あはっ!あっ!イッ!…イイッ!…イッ!ちゃっ!うぅっ!」

「俺もっ!イクッ!ぞっ!」

「もうっ!イッちゃっイッ!ますっ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イクッッ!あはぁ〜…」

『オタク女』がイッたのを確かめてモノを抜き、崩れ落ちた『オタク女』の口に突っ込み精液を出した

「あはぁー…御主人さまのぉ…精液ぃ…おひしひぃ…れすぅ…」
『オタク女』はタマの中にあるものまで飲み干しそうな貪欲さで吸い出してもう出ないと判ると崩れ横になった


着替えをすませ、送っていく車の中で『オタク女』が
「しないって言ったのにぃ〜」
と嬉しそうに言う

「じゃぁ、しなかった方が良かったんだ?」
と俺は逆に聞く

「えっとぉ…嬉しいですよ?」
『オタク女』体を寄せ、頭を俺の肩に載せようとするが届かない

「むーーーっ意地悪な車ですねっ!」

「持ち主に似るっていうからね♪」
俺は笑いながら答えた

「ワタシは意地悪じゃないですもん!」

「オマエが似たのは底なしにエロイ所だよ♪」

フクレ顔の『オタク女』に大笑いしながら家に送り届けた 





土曜日だったが、昼には会議用の資料を取りまとめ会社に報告書を交代勤務の社員に手渡しておいた

『オタク女』に連絡を取り、地元のオタクが集まる所を案内してもらう
本屋と古本屋やプラモデル系は大体知っていたので、知らない所は同人誌が買える所位だったが、意外に根付いているのだなと感心させられた

『ロボ系もあるけど18禁が多いな…』
手に取り眺める…
『いや…これはクレームっていうか差し止めされないのか?』

チラシを眺めるとイベントの告知が記されていたので、全てを手に取り日付けをチェックする
『ん?明日何かあるみたいだな?』

ヤオイ本に夢中になっている『オタク女』の所に行き聞いてみる

「あぁっあるみたいですねー でもワタシはオンリー系しかいかないんですよぉ」

『オンリケ?なんだそれ?…オンリー?単独のイベントか?』
「ふーん…でコレは?どんなの?」

「それは総合イベントで規模はまぁまぁですけど、大きいイベントとかち合ってて、お気に入りのサークルさん来ないんですよねー…だからワタシは最近は行って無いです」

『○○○○センターね…』
「ふーん…じゃぁ明日1人で覗きに行ってみるわ…」
何気なく『ぼそっ』と言った独り言に『オタク女』は喰い付いて来た

「え?行くんですかっ!それなら当然ワタシもっ行きますっ!」

『いや…あの…そんな鼻をピクピクさせて気合い入れんでも…」
「あー…はいはい…」

その後、『オタク女』を連れ『メイド服専門店』に行き、この間はあまり見なかったアイテムを研究してみた
『メイド服専門店』と言っているが、本来は『ゴス服専門店』で、今売れている『メイド服』がメイン商品になって来ていただけだ
ゴス服では老舗メーカーだけに、作りや素材がアキバで見た『メイド服専門店』よりも良い

「でも、何で御主人様はココ知ってるんですかぁ?」
『オタク女』はマジマジと聞いて来る

『ココで御主人様と言うな…』
「大阪にいた頃に店が近所だったからね」
本当は、その当時のアルバイトの娘にせがまれて買ってやったから知っていた

「ふぅーーーーーーーーん…」
疑った目で『オタク女』は俺を真下から見上げる

構わず「コレってどうよ?」と『オタク女』に合わせてみる

『オタク女』も構わず
「怪しいぃですぅーーー」
としつこく絡んで来た

『バレバレですか?そうですか?』
しらばっくれたまま他の商品を見続けた

結局アキバで見た様なデザインのエプロンドレスと靴と鞄を買った
いずれも価格はアキバの倍以上したが、『オタク女』は誤魔化された様だった

『この調子で買ってやってたら、夏のボーナスの余りがスグに無くなるかもな…自重しよ…』

御満悦の『オタク女』は
「あれ?今日は着なくて良いのですかぁ?御主人様ぁ〜」

『だ・か・らっ!御主人様言うなっ!』
店員のこちらを見る視線が痛い…

速攻で外に出てズンズン歩く…パタパタパタパタいわせながら荷物もイッパイに『オタク女』がついて来る…
『アニメのワンシーンじゃないんだからよ…』

振り返り『オタク女』の顔をじっと見る
『オタク女』も立ち止まり俺の顔を見て『ニパッ』と笑う
が、薄らと眉毛と髭が伸びている…
『顔の手入れと無駄毛の処理が不十分だな…』

『オタク女』をエステに放り込み、荷物を車に載せ本屋で時間潰しをした

すっきりした面持ちの『オタク女』を連れ今度は美容院へ…
『絶対ヤバイな…少しはオシャレっけに目覚めてもらわないと…金が持たん…』

髪もすっきりし『まぁ十人並みかな?』レベルまでにはなった
『オタク女』は褒めて欲しいのか「えへへへへぇ〜…」とか言ってまとわり付いて来た
『マイ・フィア・レディなら、この後は喋り方教室だぞ?』

「ん〜良いんじゃない?」
と言ってやると『オタク女』ははしゃぎまくった
『お前ハタチだろ?』

それでもさすがに気が退けたのか
「今日晩御飯作ってあげたいんですけど?良いですかぁ?」

「ん?そー言えば…外食ばっかりで久々みたいな感じだな…良いね」

「やたっ!御恩返し出来ますねっ!頑張りますっ!」

『何か日本語オカシイぞ?』
「あーでも、家で作って来いよ?」

「へ?何でです?」

「3日家に居なかったんだから、親御さんも寂しかった筈だよ…判った?」

「はーい…」

ブチブチ独り言を言う『オタク女』を乗せて家へと送った

「親御さんとゆっくり喰ってから来いよ…良いね?」

「はーい!」

車で帰りながら
『でも、『オタク女』は家で何か言われないのかね?あんなに様変わりしてんのにな…』
微妙に納得いかないまま家に着き、『オタク女』が来るまでガンプラ作りに性を出した
仮組みが終わった頃に『オタク女』がやって来た
おかずとお土産持って…

『お土産?』
「どーしたのソレ?」

「お父さんが持って行けって♪『娘がいつもお世話になってます』ですっ!」

『待て…どーゆー説明してんだ?そのままじゃ無いとは思うけど…そのままなら警察来るだろし…』
「どーゆー具合に言ってんの?」
堪らず『オタク女』に聞く

「イロイロ買ってくれたり、構ってくれたりしてるよって♪」

『待て!親父さん!それで良いのか?どー聞いても援交にしか聞こえんだろ?年違い過ぎるしっ!』
「……………お母さんは?」

「ん?持って行くって言ったら張り切って手伝ってくれたよ?」

『あぁ…そーっすか…『オタク女』の家だと親御さん公認なんですね…』
「ちょっと電話するわ…」

「はーーーい♪」

『オタク女』が準備をしている間に『オタク女』の家に電話した
「あっ!モシモシ!あっ…どうも!晩御飯とお土産まで頂きまして…ありが…いえいえこちらこそ!いやっ終わったらスグに…え?は?そうですか?はぁ…じゃぁ適当な時間に送って行きます…え?いやいや…は?はぁっ?…いやそれはですね…いやいや…そんな事無いです…いえ!本当です!……え?あっはい…こちらこそ…はい…はい…はい…それではまた後で…はい…失礼致します…」
『…待て』

『オタク女』に詰め寄り
「オマエ親御さんにどこまで言ってんの?」

「え?えと…お母さんには大体全部かなー?…でも襲って来た事やエッチの事は言ってませんよ?」

「それにしては何かおかしかったぞ?」

「ホテルで一緒のベットに寝たって言ったからかなぁー?」

『それだ!それですよ!正にそれっ!教会の鐘の音が聞こえる様だよ…どっちが奴隷かワカランな…しかも電話は親父さんだったし…』
「……………」

「どうしましたぁ?御主人様ぁ?」

『「如何致しましたでしょうか?御主人様」だっ!』
「いや…も…いい…飯喰お…飯…」

『あ〜ブリ大根ですかぁ〜大好物ですよぉ〜お母さん…』
黙々と晩御飯を喰った

喰い終わって目を上げると…正面に『オタク女』がエプロン着けて立っていた…裸で…

「えへへぇ〜エプロン似合います〜?」

『似合ってますかね?親父さん…俺はお腹一杯ですよ?お母さん?』
「……………」

「あーーーーーっ!何も言ってくれないーっ!ぶーーーっ!」

「あー…似合ってる似合ってる」

「心こもってないですっ!良いですっ!洗い物しますっ!」
『オタク女』はフテながらテーブルを片付け、洗い物を始めた

『新婚さんいらっしゃいで三枝に呆れられるな…』
虚脱感を感じながら『オタク女』の後ろ姿を眺める…
『スッポンポンか…隠れてるから萌えるっていう男の心理がイマイチ判ってないな…』

『オタク女』はワザとらしくデカイケツを左右に振っている
『誘ってるつもりなんだな…せめてパンティ履いてりゃ燃えるけどな…』

『オタク女』は洗い終えて、手を拭くと心配そうに俺を見る

「御主人様ぁ〜…大丈夫ですかぁ?元気ないですよぉ?」
『オマエの性だよ…』

「御主人様が襲って来ないなんて…大丈夫ですかぁ?」
『俺はアラブの種馬か?』

「御奉仕しますから元気出してくださいね♪」
『奴隷じゃなくて、もう『メイドプレイ』の域だな…』

『オタク女』のしたい様にさせる
随分と上手になっているが俺のモノは8分立ちにしかならない

「ワタシの事嫌いになったんですか?」
いきなり目を潤ませ、涙を溜める『オタク女』

ドキッっとしながら
「いや…ちょっとオマエの親御さん達の顔が浮かんでね…」

「言ったのがそんなにイケなかったんですか?」
『オタク女』は涙を流しながら言った

「そーゆー意味じゃないよ」
と優しく頭を撫でるが

「もういいですっ!どーせオタクだしっ!粘着だしっ!キモイしっ!ブサイクだしっ!ワタシはただの穴でしかないんだっ!」
俺の手を払い除け服を着替えようとする

「オマエな…落ち着け…」

「もうっ良いですっ!!!」

「落ち着けっ!」
顔を叩くと『オタク女』はしゃがんでワンワン泣いた

『オタク女』を抱き寄せて撫でながら
「ごめんな…そんなんじゃないんだよ…そんなんじゃ…オマエはただの穴なんかじゃ無いよ…」

『オタク女』は嗚咽を上げながら
「ほん…とにっ?」

「本当だよ…オマエは可愛いよ…」
笑いながら何度も何度もキスをしてやる


大分落ち着いた『オタク女』は
「えへっ…ワタシ泣いてばっかりですね…ごめんなさい…お詫びに御奉仕させてください」

俺はその言葉を無視し、何か言おうとする『オタク女』の口を奪い優しく抱きかかえベットに連れて行った

「ごめんな…泣かして…でもな…もう、あんな事言うなよ?」

「はぃ…ごめんなさい…もう言いません…」

「よし…約束だ…」
優しくキスをする

「はい…約束です…」
『オタク女』もキスを返して来る

モノを『オタク女』の中に入れながら覚悟を決めた
『まぁ…コイツが最後で良いか…』

お互いの体を確かめる様に、いつもよりも、静かに、優しく、突き、『オタク女』はずっと俺に抱き着きたまま、いつもよりも、静かにイッた
そして、俺は『オタク女』の中に射精し
お互いに抱き合いキスを繰り返しした

「ワタシで本当に良いんですか?」

「オタクで、粘着で、キモくて、ブサイクでも良いよ?穴が(笑)」

「ひどっ!…何か御主人様信じられない…ぶーーーっ!」

「あっ!後、酷いヤキモチ焼きでもってのがあったか(笑)」

「もーーーーーっ!」

「牛さんですか〜?それにしてはオッパイ小さめだねぇ〜」

「これでも大きく成ったんですよ?御主人様とエッチし始めて…」

「あれ?そーなの?じゃぁお尻はもっと大きくなるね♪」

「いーーーーーだっ!」

たわい無い事を言いながらキスを交す

ふと時計を見ると、時間はあっという間に経ってた様だ
慌ててシャワーで汗を流し『オタク女』を車に乗せ家へと送る

少し予定していた時間より遅くなったが、親御さん達はニコニコして出迎えてくれた

「まぁ上がって下さい♪」
『親父さんびっちりキマッテますねっ!お袋さんもお化粧まで…』

遅くなった手前断り切れず上がりコーヒーをご馳走になる

ニコニコしながら親父さんが
「何もまだ上手く出来ない娘ですけど、宜しくお願いしますね」

『俺に決定ですか?』
「え?いやぁ…はい」

お菓子を出してくれながらお袋さんが
「あら?良い香りですね〜」

『決定ですね…』
「え?そ、そうですか?」

トドメに『オタク女』は顔を赤らめ俺の隣に座って来る
「えへへへ…」
『おいおい…』

弟君が覗きながらも元気良く
「どうも初めまして!」
『好感度良いですか?オッサンだけど…』

遠回しな話は長く続いたが
「明日朝からですよね?そろそろお帰り頂かないと…ケイコちゃんも早く起きないと失礼よ」
のお袋さんの一声で終了した

「それじゃぁ…明日9時過ぎくらいに来るから…」

「はい…」

『家族総出でお見送り下さり、ありがとうございます…』
「それでは、また明日迎えに来ますので!おやすみなさい!」

バックミラーに、見送っている4人の影を写しながら俺は家に帰った 





朝、『オタク女』の電話で目が覚める
『何時だ?…何だよ7時前じゃんか…』

「おは…」

「おはようございますっ!もう起きてましたかっ?」

「あー?今電話で起きた……」

「あれっ?そーなんですか?お寝坊さんですね♪」

「…俺は7時に起きるの…で、何?」

「いえっ!起きてるかなぁ〜とか思って♪」

『朝からハイテンションだわ…』
「ちゃんと迎えに行くから安心してろ…」

「あっ!御主人様それなんですけど、あの黒いスーツで来て頂けますか?」

「はぁ?何で?」

「えへへぇ♪お願いしますね♪じゃぁまた後でっ!」

『切りましたか…切りましたね…あー面倒くさっ…』

テレビを点け、サイフォンを仕掛け、ノロノロと顔を洗う…

コーヒー2杯目を飲んだ頃に『ヒーロータイム』が始まった
最初のウチはタルイので、またコーヒーを作りながらぼーっと眺める
『あーでも…『オタク女』の親御さんも気が早いっていうか…あー…どーすっかな…成りゆき任せしかないかな…』

番組も終わり着替えを始めるとアニメが始まった
椅子にへたり込みぐだぐだした後、CMを期に気合いを入れて立ち上がる!
「成る様に成るっ!」と少し違う掛声を立て『オタク女』を迎えに行った

嫌な予感は当るもので、家に着くと玄関先に家族総出でお出迎えしてくれていた
『オタク女』はバカデカイバッグを横に昨日やったエプロンドレスをフルセットで着込んでいた
『いかん!負けそうだ…』

「×××くん!おはよう!」
親父さんは爽やかに俺の下の名前を呼ぶ

『なんで知ってる?…』
「あっ!おはようございます!」

「×××さん、おはよう♪ケイコちゃんをよろしくね♪」

「はっ…おはようございます!いや…こちらこそお世話になります!」
『硬いっ硬いぞ?俺…』

「お姉ちゃん×××さんに迷惑掛けて嫌われない様にね♪」

『弟くん…一回サシで話するか?』
「あはははっ!大丈夫だよ〜」

『オタク女』は嬉しそうに顔を赤らめ、俺を上目遣いで見つめた
『おい!結婚式か?だからスーツか?』
早い所その場を去りたかったので

「そ、そろそろ行こうか?」
『声上ずってるよ?俺』

『オタク女』は嬉しそうに親御さん達に手を振りながら車に乗り込んだ
俺はトランクにデカイバッグを入れ、ドアを絞めてやり、車に乗ってハンドルを握ると、お袋さんが近付いて来た
お袋さんは「気を付けてね」と言い、後ろで親父さんはメガネを何度も押し上げていた
『待てっ!晩には送り返しますって!』

家を後にしバックミラーから手を振る『オタク女』の家族が見えなくなると、俺は

「イベントに行くんだよな?」
と自分にも確かめる様に『オタク女』に聞いた

「はい!そうですよ♪何だかお父さん達盛上がっちゃって♪」

『盛上がりじゃ無い!早とちりだっ!』
「んで?朝早かったけど何時に起きてたの?」

「え?えっと…5時には起きてましたよ?で!お弁当作って来ましたっ!」

『あー成る程ね…』
「へー…1人で作ったの?」

「お母さんに手伝って貰ってたら、お父さんまで起きて来て「彼はまだ若いんだからアレが良い!コレが良い!」って大変でした♪」

『あー素晴しい家族愛だね…是非ウチの親共に聞かせてやりたいよ…』

屋外駐車場に着くと、そこにはカッティングシートで作ったり、塗装したりしている萌え車が数台あった
『街中で見かけた事無いんすけど?日頃はどちらに居られますか?』
駐車場から移動を始めると列が見えてきた

「うわーーーっ凄い列だねぇっ!コレ入場待ちかぁっ!」

「今日は少ないんじゃないですかね?余所でもイベントあるしー…夏コミとか冬コミはこんなもんじゃ無いですよ?御主人様」

「テレビで見た事はあるけどねー…ワンフェスなら判るけど…」

「ワンフェスは言った事あるんですかぁ?」

「ん?知り合いがガレキのディーラーしてるからね…スタッフパスで入った事あるよ」

「へー…ワタシは行ったこと無いですよ…楽しみだぁっ♪」

『誰が連れて行く言いましたか?』
「……休みが取れたらな…」

俺達が入った頃には所々に黒山集りが出来ていた
辺りを見回すとレイヤーさんがイロイロと歩いて居た
『…S○○Dだな…何人イザ○クさん居ますか?…あの青い制服のは何だろ?多いけど…知らん…お!キャ○ーかよ?懐かしいなー…春○居ないかね?』

『オタク女』に付いて並んでいた列で俺達の順番になった様だ
『アンケートか?えーっと…なになに?名前と、CN?何それ?原作名?キャラ?はぁ?』

固まっていると横から『オタク女』が
「貸してくださいね♪」
と言いながらスラスラ記入した

『オリジナル?へ?何だ?そんなのあったっけ?知らんぞ?』
そしてバックの中から…
『日本刀っ!…そう言えば…アキバでも売ってたな…』

「撮影ブースに行かれる時にはコレを持って来て下さいね〜♪」
スタッフのお姉さんがニコヤカに仰る

列を離れると『オタク女』にリボンを着けられ手袋を渡される、そしてネクタイを緩められワイシャツのエリを外に出された
満足した様子の『オタク女』は
「じゃあワタシ着替えて来ますから、ちょっと待ってて下さいね♪」
と言い『女子更衣室』と書かれた看板の方にイソイソと走って行った

蒸し蒸しした熱さで上着を脱いでいると、着替えて来た『オタク女』に
「御主人様ぁだめですよぉっ!上着脱いじゃぁ…」
と怒られた

「熱いんだから仕方ないだろ?」

「ワタシと変わらないですよー」

言われて見るとミニのメイド服にエプロン、ハイソ、首輪、リストバンドに手袋、十字架のネックレス、ネコミミにシッポのいでたちだった

『ハイソになって、シッポが増えてるな…ってか統一感無いだろ?』
「で?何で眼帯してるの?」

「えへへぇ〜この髪型見てピンときたんです♪」

「ふーん…」

取り敢えず見て回る
俺の好きそうなメカ系やロボ系はヤオイ系以外無かった
演舞はイチイチ女の子のサークルに引っ掛かっていた

「シノさ〜んお久し振り〜♪」

「おひさ〜ユンさんー♪オンリー以来ですね〜♪」

「ですね〜♪今日のコスはいつもの『子明』様じゃないんですね?」

「残念でしたぁ〜♪コレも関羽キラーの『呂蒙子明』様なんですよぉ〜♪」

「ええっ!そうなんですかっ!?女体化ですかっ!」

「いえいえ……」

『関羽の名前で三国志ネタってのは判るけど、会話に追い付いていけんな…』
熱心に語り合っている『オタク女』に
「じゃあ…俺は先にグルッと回ってくるわ…」
と言うと

「はっ!こちらはどなたですかっ?!シノさんの相方さんですかっ?!はうっ!不祥ユンでございますっ!よろしくですっ!」

『このノリは付いて行けんな…』と思いつつもニコニコと挨拶をした
「どうも初めまして×××と申します…じゃあちょっと回って来ますので、ごゆっくり…」

涼しさを求めトイレに入り、鏡の前でネクタイとエリを正す!
『キチッとしてないから熱いんだっよ!』

缶ジュースで喉を潤し爽やかさを取り戻す
『よしっ!これで当分大丈夫だっ!』

汗も引き『お約束の手袋』をし、会場へと戻る…が、『オタク女』が見つからない
『ん〜〜何処だ?』
メイド服を探すが違うコしか見つからない

『コスプレゾーンとか言ってたな?』

『おぉっ!居る居る!レイヤーさん一杯だわ…メイド喫茶がオープンしたらこの内何人かバイトに入るんだろーなー…』
めぼしい娘は居ないかと目を配る…
及第点はソコソコ居たが、男装が多い…

男のカメコが集まっている所に目を配ると…居た…
『ミニだからな…』

さすがにアキバの様に寝っ転がって撮っているヤツは居なかったが、かなりローアングルから撮っていた
『オタク女』は日本刀を鞘に入れたまま構えたりしてポーズをとっていた
『中国人なら半月刀使え半月刀!』

やがて気が付いたのか『オタク女』は手を振って来た
撮影が済むと「ちょっと待ってて下さい」と『女子更衣室』の方に走って行った

日本刀を肩に掛けて座っていると、知らない娘から
「あの?写真いいですか?」と聞かれる

「へ?私ですか?」

「はい!良かったらお願いします♪」

「はぁ…で、どうすれば良いの?」

「日本刀構えてくだされば嬉しいです」

「ふーん…型で良いかな?」

「はいっ!お願いします」

『型なんて久し振りだな…中学以来か…』
中段、上段、下段、八相、脇構えをして最後に演舞をして見せる

女の子は喜んでいたが『演舞』はしないで下さいと注意された
『当たり前か…こんなモノでも振り回したら怪我するもんなー』

女の子は
「すいません!ワタシの性でっ!」と平謝りする

その子の様子を見ながら
『『オタクの娘』って奴隷の要素あり過ぎだよな…』等と勝手に思う

「良いよマナー違反は俺なんだから〜♪それよかさ…」

「はい何でしょう?」

「コレって何のコスプレなの?手袋と日本刀以外いつも通りの仕事着なんだけど?」

「えっ?わかりません!(笑)私眼鏡スーツ萌えなんです(笑)」

「そーゆーのあんの?オフィス街行ったら腐る程居るけど?」

「でも、イイ人居ても勝手に写真撮れないですから」

「そりゃそーか…」

「あっ!手袋外してネクタイ緩めてみて下さいます?」

「ん?あぁ良いよ?…こう?」

「はいっ!ありがとうございます」

パシャパシャパシャッ!『…連写一眼っすか…』

その後、何枚か撮られていたら、何故か『オタク女』に最初にされてた格好になっていた
『あいつも眼鏡スーツ脱ぎ萌えなのか…成る程ね…』

女の子が去り、ヤレヤレと座ると『オタク女』がフクレ顔で立っていた

「むーーーーーーっ」

「何?どうした?」

「楽しそうに写真撮られてた…」

「あー…剣道の型久しぶりだったからなー…ってかオマエ程じゃ無いだろ?1人だけだし」

「1人だけってのが問題なんですっ!」

『知るか…』
「んで?それが弁当?」

「知りません」

「おいおい…」

「ワタシは食べますけど知りません」

「ゴメンゴメン…反省してるから食べさせて下さい」

「知りませんっ!」

「お願いっ!」

「………………………」

「………ふーん…あっそ…謝ってもダメな訳ね」
勢い良く立ち上がり服装を正す
日本刀を置き、手袋を床に落す

「んじゃぁ良いよ…どっかで喰ってくるわ…」

「さっきのコとどっかで食べてくれば良いんだっ!」

「俺マジに怒るよ?」

「良いです!勝手に怒って下さい」

「あっそ…自分はパンモロで男共にチヤホヤされて撮影されるのは良くて、俺が他の女の子と話をするのは気に入らないって訳だね?随分と勝手だね?いつも通りに戻るなら今のウチだぞ?今ならチャラにしてやるけど」

「………良いです……チャラでなくて…………」

「…じゃあサヨナラだな」

「………はい、サヨナラです」

俺はリボンを『オタク女』の側に放り、会場を後にした





ファミレスに立ち寄り、腹ただしさも治まり携帯を取り出してみる
『オタク女』から何も動きは無い様だ…
『マジにお終いかな?』
今朝の親御さん達のにこやかな顔と『オタク女』の嬉しそうな顔が浮かんだ

“機嫌治ったか?”
“良く考えてみたか?”
“考え直したか?”
メールを考える…だが、どれも適当とは思えなかった

そして、あの場で『オタク女』が欲しかった言動は何か考えてみた
場所柄も考えずキスをしてやれば良かったのか?
それとも抱きしめてやれば良かったのか?
そんな事は俺には出来ないが、『オタク女』はソレを待っていたんだろうか?

携帯を握りしめ電話を掛けてみる
『もう一度謝ってみよう…』

「こちらはNTTドコモです…只今この電話は…………」
切っているのか?繋がらない…

俺は立ち上がり会場へと車を向けた
『あれから1時間くらいか?』

会場に戻り『オタク女』が座っていたところを目指す

『オタク女』は俯いたまま座っていた
俺は大きく一呼吸し、隣に座り
「ただいまっ!言った通り飯喰って来たぞ!」
と言った

『オタク女』はビクッとして頭を両手で抱え込んだ
「おかえり…なさい…」

弁当のフタはしまったままだ
「弁当食べたのか?」

『オタク女』は首を左右に大きく振る

「帰ったら弁当一緒に喰って、オシオキな…」

震えながらゆっくりと顔を持ち上げ俺を見る
目と鼻を真っ赤に腫らしたまま

「ごめん…なさい…」

「いいよ…早いけど…俺の家に帰ろう」

「はいぃっ!」
『オタク女』はニッコリ笑いながら声を震わせ返事をした

『女子更衣室』の前で『オタク女』が出て来るのを待ち
缶コーヒーを渡すと、多過ぎる荷物を持ってやった

家に帰りお弁当を広げる頃には『オタク女』の顔の腫れは少し引いていた
が、泣き止んでいるだけで、落ち込んでいる事には変わり無かった

項垂れたままの『オタク女』に

「おい!口開けろよ!ほれっ!」
箸を口許に持って行く

『オタク女』は元気なく開ける
口の中に押し込んでやる
力無く口を動かす

「ほらっ!もっと大きく開けて!」
わずかに口を大きく開ける

「ほら!あーーーんっ!開けろって!鼻の中に突っ込むぞ?」

「あーーーん」

『よしっ!声出した』
「はいっあーーーーーーーーーんっ!」

「あーーーーーーーん」

「も、いっちょっ!あーーーーーーーーーーーーーーーんっ!」

「あーーーーーーーーーーん」

調子良く食べ出したと喜んだが『オタク女』は、また項垂れた

「どうしてそんなに優しいんですか?」

「ん?優しいか?本当に優しいなら、オマエを泣かしたりはしないだろ?」

「ワタシ、今日程自分が嫌になったコトないです…御主人様はワタシのしてる事をいつも見てくれてるのに…ワタシは自分勝手にしか見れて無くて…我が儘ばっかりで、全然釣り合い取れて無いですよね?」

「ハタチかそこらに釣り合い取られたら、俺の立場ないよ…それに俺も大人気なく怒って外に出て行ったしな…アイコで良いじゃない?」

「本当に?」

「あぁ…本当に本当!」

『オタク女』は、また号泣し始めた
「あーーーーーーもうっ!本当ならオマエが俺に「あーーーーーん」って喰わせるんじゃないのかっ!?泣くなっ!」

「はひぃぃ…あ゛ーーーーーーーーーんっ」

「泣くのやめろっ!鼻水が弁当に落ちるだろっ!」

「はぃぃ……あ゛ーーーーーーーーーんっ」

「あーあ…あーーーーーーんっ!!!」

「えへぇっ…御主人さまの口大きい…あーーーーーーーんっ」

「俺のはフツーだっ!あーーーーーーんっ!!!」

「えへへっ…御主人様子供みたい…あーーーーーーーんっ」

「オマエ程じゃないわっ!あーーーーーーんっ!!!」

味は良く覚えていない、覚えているのは『オタク女』の嬉しそうに箸を差し出す笑顏だけだ
弁当は俺が殆ど喰った
「腹が出て来たらオマエの性だからなっ!」

「運動すれば良いんですよ?御主人さま♪」
上目遣いに俺を見る

『食後スグの運動は脇腹が痛くなるだろがっ!』
「それに腹パンパンで無理に決まってるだろ?」

「え?『それに』って?何も言って無いじゃないですか?変な御主人さまぁ♪」

「取り敢えず、食休み…コーヒー作るわ♪」

「えっ!ワタシが作りますよっ!」

「プロに勝てると思ってんの?無理!無駄!それより洗い物してよ」

「はーーーい♪」

テレビを点けてみるが『ゴルフ…旅行?…ニュース…この時間は何も無いな…
パタパタと走り回る『オタク女』

「え?何してるの?」

「ついでに洗濯物溜まってったからやってますっ!えへっ♪」

「あれそんなに溜まってたか?コインランドリーに持って行こうかと思ってたんだけどね…ありがとう」

『じゃぁ暫く時間掛かるな…ガンプラの続き作ろっと♪』
「これタマにしか見て無いけど『平成のガンダム』って売りだからな…ってもウイングっぽいよなー…ガンダムってのが沢山出て来るし…商売上手だよなー」
仮組みの済んでいるのをアタリを付けヤスリで磨く
『最近のはヒキが少ないから楽だよな〜♪『オタク女』帰ったら後刺し加工しないとね♪ってか時間無いし無理っぽいか…』

独りごと言いながら鼻歌で削り続ける
『粗方出来たかな?『オタク女』は今頃干してんのかな?』

手に付いた粉を洗い流し物干を見る

『色とりどりだねー…って…青い見せパンの正体はブルマでしたか?』
「おい…オマエ…どんな格好で洗濯物干してるの?」

「えへっ♪洗濯物してたら濡れちゃったです」

『狙ってるだろ?絶対』
「あっそう大変だったねー」
と喰い付かずあっさり引いてやった

気にせず『オタク女』は干している

「で?俺の洗濯物以外が沢山あるんだけど?」

「家で洗えなかったモノをついでに洗ってます♪」

『まぁ洗えないけどね…でも、そーゆーことは洗う前に聞こうよね…』
「あぁそれで鞄がデカかった訳か」

「それと着替えも入っています♪」

「あぁコスプレのヤツね…」

「いえ普段着です♪」

「なんで?」

「なんで?お父さんが持って行きなさいって…買って貰ってばかりじゃイケナイからって♪」

「待て!」

「はい?」

「どういう話になってるの?俺には全然話が見えないんだけど?」

「え?ワタシがずっと一緒に居たいって言ったら…」

「で?」

「結婚は先だろうけど、行って来なさいって…料理とか判らない事があったら、お母さんに聞きなさいって」

『そーゆー見送りでしたか…』
「で?来た訳だ…その話は置いといて…昼間…あのままだったらどうするつもりだったの?」

「家に帰って2度と部屋から出ないつもりでした」

『まぁ…トイレも風呂もあるし…そーゆー訳にはいかないけどねぇ…』
「でも、原因も考えずに自分を譲ろうとしなかったでしょ?そんなだとまたケンカになるよ?」

「ケンカになっても、絶対ココから出て行かないって決めましたから大丈夫ですっ!」

「ね?自分の思いだけでしょ?大事な事決める前に、何で俺に話さないの?」

「反対されるって思ったから…」

「そりゃあそうだろ?家もそんなに離れている訳でもないのに、いきなり同棲するってのはまだ早いんじゃないか?通いで暫く様子見ない?」

「でも、お父さんとお母さんは駆け落ちしても、全然大丈夫だったって…」

『で、こーゆーコが育ったと…』
「でも反対されてる訳でもないじゃない?」

「それは…そーですけど…」

「お父さんとお母さんには俺から説明しとくからさ、1年…いや半年様子見ない?」

「半年は長いです…」

「家の鍵やるからさ…ほらっ」

『オタク女』は目をキラキラさせて『鍵』を見る

『ヒカリモノには弱いな…違うけど』
「どお?」

暫く考えた後
「でも、今日はお泊まりさせてくださいっ!今日帰っても誰も居ないんでっ!」

『オマエの家に泊まってやろーか?下手な嘘付くな』
「判ったよ…ほれ鍵!無くすなよ?スペアーそれしか無いんだからな」

「大丈夫ですっ!首から下げておきますからっ!」

『あーぁ…捕まったって感じだな…まぁ昨日1回しかしてないからヤリまくってやろっと♪』

「取り敢えず!オマエの御両親とキチンと話!電話掛けるぞ!」

1、2、3、4、5…15、16、17、18、19、20!
『留守電ぐらいしろやっ!』

「ねっ?居ないでしょ?」

『打ち合わせ済みですね?昼間のもまさか演技?ま…仕方ない…筈は無いけどな!』
「明日弟君は学校だろっ!」

「明日は創立記念日だそーですよ?」

『あ…また声出てた…ズル休みのベタな言い訳にしか聞こえないけどな』
「あっ!そ、そう…ふーん」

さてと…時間がタップリ余っちゃいましたか…

「そーいえば貞操帯してないじゃん」

「あ!生理になっちゃったんですよぉ〜だから生理パンツ履いてます」

『ブルマじゃないのか…ブルマじゃ…』
「ブルマかと思ってた…」

「今時ブルマの学校ってないですよぉー…ワタシだって小学校から半パンジャージですもん」

「それじゃあ今晩俺は生殺しか?」

「たっぷり御奉仕させて頂きますから御安心をっ!では早速っ!」

『オタク女』言うが早いか俺のジャージを下ろした

「ちょっ…ちょっと待て!ココは外から見える!」

俺の全身を舐めたりキスをしながら、俺のモノを柔らかくシゴク
プックリした唇を這わせ、舌を一杯にだし俺のモノに絡み付かせる
力加減がまだ微妙だが、それだけでイキそうになる

俺のモノを音を立てて啜り上げたかと思うと、タマ舐め、スジ舐め、アナル舐めを繰り返す

モノの先に我慢汁が出て来る、『オタク女』はそれを美味しそうに舐め吸い出す

俺は我慢をしてよりいっそうの射精の快感を求めた

『オタク女』はタマを撫で、指で俺のアナルを刺激しながらピクピクしている俺のモノを口にくわえ、咽せながらもゆっくりと、俺のモノを全て口に納める

10回程往復しただろうか?俺は我慢し切れず『オタク女』の頭を押さえ付け精液を放出した

そのままの状態で『オタク女』は精液を啜り飲み干していった
俺の力が弛むとそのままフェラをしながら、ゆっくりと精液をモノから丁寧に絞り出す

ピチャピチャと俺のモノを更に舐め上げまた硬くする

『オタク女』はタマを撫で、指で俺のアナルを刺激しながらキスをしてくる

プックリとした分厚い唇がテラテラ光ってイヤらしさを倍増させる

舌を出し涎を垂らしながらキスをしてくる

俺のモノは再びガチガチになり『オタク女』の太股に当る
『オタク女』は俺のモノをムチムチした太股で挟み腰を左右に振る

このままでは主導権は握られたままだ

俺は身を起こし『オタク女』を押さえ付けると生理パンツをずらしアナルにモノをねじ込んだ

「ひっ!痛いっ!」

『オタク女』のアナルは伝って来ていた汁で少し湿っていたが、濡れている訳では無い痛いのは当たり前だ

「さてと…無茶苦茶気持ち良かったからイク前に御返しだ♪」

「あがっ!痛いっですっ!ゆっくり…突いて…くださいっ…お願いっ…しますっ」

「ほら〜前も言ったろ?もっと力抜いてお尻広げないとー」

「はいぃ…ひっ!ひっ!ひっ!ひっ!…」

「そう言えばまだ鞭買って無かったな」
デカイケツを叩く

「はいぃっ!まだ…ですぅっ!」

「ついでにローションも買っとくか?最初から気持ち良くなるかも知れないしね」
リズムに合わせてデカイケツを叩く

「ひっ!ひっ!ひっ!…はいぃっ」

「叩かれるの気持ち良いか?」

「痛いっですっ!でもっイイッでっすっ!あはぁっ!」

「本当にオマエは底なしにエロいなっ!」

「御主人っさまのっせいっでっすっ…ワタシをっ…エッチなっ…奴隷にっ…しちゃったんでっすっ」

「でも嬉しいだろっ!こんなにっ感じてっ!」

「はいっ!御主人っさまのっ…奴隷でっ…幸せっ…ですっ」

「ならっ…もうっ逆らうなよっ!」

「はいぃっ!ケイコはっ…御主人っ…さまのぉっ…奴隷っ…ですぅっ!あはっ!あいっ!イイッ!イッ!イキそっ…イキそうっ…ですっ!」

「いいぞっ!イケッ!」

「キッまっ…すっ!!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イクッッ!イキますっっっ!あーーーーーっっ!」

「イケッ!イケッ!イケッ!」

「イッてますっ!イッてます!もおっ…イッて……ますぅっ!」

俺はモノを抜くとそのまま『オタク女』の口に突っ込みしゃぶらせた

「ほらっ!口でイカせろ!」

『オタク女』のデカイケツを叩きながら、口の中でモノを前後させる

『オタク女』は嗚咽しながらモノを受け止め、涎を垂らしながらも、モノに舌を絡ませる様に首を左右に振った


既にイキそうだったところに『オタク女』の痴態に興奮が増し、精液を放出させた

「イクぞっ!イクッ!出るっ!出るっ!」

口から垂れる唾液や、汁を手に受け自分の胸に擦り付けながら俺の精液を飲み干した





各自に解析為さって居られるようですが

この話はシンプルに
デカイケツの『オタク女』に『萌え』た男と、コンプレックスまみれの『オタク女』が、最初に相手にしてくれた『男』に依存して行くお話
で正解ですw

私の『ツボ』はハッキリ書いてるつもりですが、稚文のせいか伝わって無い様ですね…
時期に関しては薄々気が付かれているでしょうし、当事者には判る話になっていたりしますw
本来であれば『オタク女』にも書かせてやりたいのですが、彼女のBlogを見ると無理な様です…

出て来る個人名及びCNは適当で、深読み為さっても特に意味はありませんので、晒し上げは御容赦ください


長く書いて行くつもりですので、その点を踏まえてお読み下されば幸いです
本編には関係の無い話を長々と書きまして申し訳ありません

それでは

α-G 





お風呂に入り、お互いを洗い流し外へと出た

本気で『鞭』を買うつもりは無かったが『大人の店』に着くと『オタク女』は恐いモノ見たさで眉を顰めしげしげと見ていた

『こんなに長いのを何処で、どー使えってんだ?拘束台を家の中に用意しろってか?(笑)』
考えてる事とは裏腹に「痛そーだねー」とニヤニヤしながら『オタク女』に言ってやる

『オタク女』は振り向き眉を顰めたまま振り向く

「んなのまだ先でイイだろ?ローション買うぞ?」

『オタク女』はホッとした様にパタパタついて来た

ローションを2本カゴの中に入れ他を見る
『アイツ…アナルが気持ち良さそうだけど…他に何か楽しめるモノないかな?』

『オタク女』は俺の顔の表情を覗き込んでいる

『浣腸かぁ…我慢してる顔がタマランからな…イイかも(笑)』
ニヤニヤしながら浣腸器とアナルプラグを放り込む

『オタク女』はソレをじーっと見ながら、妄想の世界へと旅立った様だ
頬を染め、何も言わずに眺めている

手枷、口枷、細いバイブとアメリカンクラッカーの様なローターも放り込み会計を済ませ店を出た

『オタク女』は助手席でこれからされるであろう事を激しく妄想して、顔を赤くしゆっくりとした鼻息を立てていた

『オタク女』は家とは違う方向に行っているのが気になったのか
「どちらに行かれてるんです?」
と聞いて来た

「ん?浣腸試したいからラブホだよ?」
ニヤニヤ笑ってやる

「えっ!ラブホですかっ!初めてですっ!」

『ビックリするのはソッチかいっ!』
「SM部屋があるらしいからね」

『オタク女』は退くよりも興味深々といった様子だった
「どんな部屋でしょうねっ!」

『オマエ…目がスゲー光ってますよ?』

いっそ屋外プレイしてやろうか?と思いつつラブホに向かう

満室…

満室…

ここも満室…

『日曜日の晩方に、する事他に無いのかっ?』

市街地からかなり離れたラブホにやっと空室があった

『ゴージャスな内装だな…まぁ食事するのも少ないだろうから、汚れるのはシーツ位か…しかし…ゴージャスなベットと同じ部屋に拘束台か…』

暫く『遊園地気分』を楽しみながら、イロイロ触ってみた

「まっ!取り敢えず風呂にお湯入れよう」

2人でイソイソと風呂場に行く
「広っっ!こんな風呂良いなー…バブルジェットでこの広さかぁ…2人楽に横になれるな…」

湯栓をひねり振り向くと『オタク女』は何か異様なデカイ椅子に興味を示していた
「コレっ…どやってつかうんでしょーねぇ?御主人様ぁ」

『何だこれ?スケベイスDXか?』
「上の方に座ってみろよ」

「え?えと…こうですかね?」

『オタク女』は足を広げた格好になる

「で、ココに座る…と…股が正面に来る訳か…黄金プレイ用か?それとも男が上でフェラチオ用かな?」

上下を入れ代わり試してみる

「何だかそんな感じですねぇ御主人さまぁ」

「だな…取り敢えず服脱ぐか?デカイ風呂入ろうぜ」

「お風呂好きですねぇ御主人さまわ」

マットプレイをしたり、スケベイスで軽くフェラさせたりで、風呂場で小一時間遊んだ

『オタク女』は生理なのだが、風呂場だけに気にならない

「ついでにコレもしてみるか?」
浣腸器を取り出し準備を始める

『オタク女』は急に大人しくなり、俺の作業を見つめる

「四つん這いになれ」

「はい…」

「たっぷり入れてやるからな」

ゆっくりと入れ始めるが、なかなか上手く入らない
『もっと奥まで突っ込んでみるか?』

「うっ!入って…来ます…」

『上手く入りだしたみたいだな』
「出すなよ?」

「はいぃっ!」

2本目を入れる…
「お腹がっ!痛いですっ!」

「もう1本我慢しろ」

「駄目ですっ!出ちゃうっ!」
『オタク女』は我慢できずに洗面器に排泄した

「あーあ…きったねーなぁ…便秘してたか?捨てて来るついでにスッキリして来い」

「はぃ…申し訳ありません」
『オタク女』は恥ずかしさに赤くなりながら洗面器と共にトイレに入った

シャワーで回りを綺麗に流し、また準備をして帰りを待つ

『オタク女』が帰って来ると、再度浣腸を始めた
やはり2本目で痛がったが、今回はきっちり3本目も入れ切りアナルプラグで栓をした

スケベ椅子に座らせ、フェラをさせる
上から眺めると『オタク女』の下腹が張っているのが良く判った

余り自由度が無い為か、それとも『オタク女』が腹痛の為か、いつもよりフェラが気持ち良く無い

『オタク女』を四つん這いにさせると、アナルプラグを押えながらモノを生理で真っ赤な『オタク女』の中に突っ込んだ

「はいぃぃいっ!お腹が…お腹が…」

「ん?お腹がどーした?痛むのか?」

「はいっっ!お腹が…痛い…ですっ」

「よしっ!摩ってやるよっ!」
俺は『オタク女』のデカイケツを後ろから抱え込む様に手を回し、下腹をゆっくりと揉んでやる

「あっはぁっ!駄目っ!そんなにしたらっ!痛いっ!痛いですぅっ!」

俺は構わず突きながら下腹を揉み続ける…腸の中全体に浣腸液が広がったようだ

生理の生臭い匂いと、グルグルと『オタク女』の腹から伝わって来る振動に興奮を増し『オタク女』の腹を抱え上げる様にして激しく突き上げてやる

『オタク女』のデカイケツの肉に俺のモノが全て包み込まれる

「あっ!あっ!やだっ!やだっ!だめっ!痛いっ!だめっ!だめっ!…だめっ!だめっ…なっ…のにっ!イッちゃうっ!イッちゃうっ!やだっ!痛いっ!痛いっけど…イッ!イッちゃっ…イッちゃうっ!…あはっ!あっ!ああっ!イッ!…イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ!イクッ!イイイッ!イクッッ!」

「あああっ!最高だっ!オマエのケツが俺のチ○ポを全部飲み込んでるよっ!ああっ!気持ち良いぞっ!俺も出るっ!出るぞっ!」

「あはっ!うれひぃっ!御主人っ…さまっ!出してっ!出してっ!出してぇっ!」

「ほらっ!ほらっ!ほらっ!出るっ!出るっ!出たぁっ!」

「あっっ!あっっ!あ゛〜っ!あ゛〜〜〜っ!あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」

『オタク女』の奥に出した後も何度も何度も突き上げた
中から精液とオリモノが混ざったうす暗いピンクの汁が垂れて来た

モノの怒張は治まらず、俺は更に突き続ける

「あはぁっ!イイッ!ですっ!凄く…イイッ…です…もう…ずっと…イッしゃって…ます…けど…また…またっ!来そうっ!くっ…来るっ…のっ!あはっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ…うっ…イクッ!イイイッ!イクッッ!」

『オタク女』の力が抜け倒れるが、俺は快楽に浸り突き続け…そして精液をまた『オタク女』の中にぶちまけた

肩で息をしながら、モノを抜くと、中からドロッとうす暗いピンクの汁が出て来た

冷たいシャワーでモノを洗い、『オタク女』の股間にも掛ける
ビックリして起き上がるかと思ったが、『オタク女』はうつ伏せで足を広げたまま、息を切らしていた

『オタク女』のデカイケツにアナルプラグが外れそうな感じでプックリと持ち上がっている…
何も言わずアナルプラグを抜いてやる
少し汚物の入り交じったモノが、シャーっと音を立て流れ出て来た

汚物をシャワーで流し、『オタク女』に石鹸を付けてやり綺麗にしてやる
性器とアナルにも指を入れ、丹念に洗った

『オタク女』は余韻に浸り、力がまだ戻らない様子だった

プラグで広がったアナルに、6分立ちのモノにローションを付け、入れる…
仰向けでアナルに入れるのは初めてだったが、性器と余り変わらず簡単に入った

アナルにモノを突っ込むと『オタク女』は大きく口を開け舌をゆっくりと出して来た
舌を吸ってやると、俺を包み込む様に全身で抱きしめた

「ワタシ幸せです…毎日…ずっと…こーして…居たいです…」

アナルにも2度出し、再び風呂に入って家へと帰った

無理矢理キスをしてから、たったの2週間しか経って無かったが、既に俺も『オタク女』が居る生活が、当たり前の様になっていた 






朝、目が覚め、顔を洗い、台所に行くと『オタク女』が何やら作っていた

「おはよ」

「あっ!おはようございますっ!」

「何作ってんの?」

「えへへぇ〜お弁当ですよ♪」

「どんなの?」
と覗き込もうとすると

「駄目ですよぉー…お昼迄楽しみにしておいて下さい♪」

ケチャップと肉とタマネギの匂いがする…ハンバーグくらいだろう

「で、朝飯は?」
ガランとしているテーブルを見る

「御主人様が朝何食べるか聞いて無かったんで、御飯でもパンでも大丈夫な様に、スクランブルエッグだけ作ってます♪」

「へーそうなの…」

『オタク女』の作った『スクランブルエッグ』を眺める
『…『スクランブルエッグ』っていうより…『そぼろ』だな…まぁ良いか…卵古かったし…』

俺はモソモソとコーヒーとトーストを仕掛け布団を整えた
いつも通りネクタイを絞めながらトーストにカジリ着き新聞を広げる
コーヒーを飲みながら『スクランブルエッグ』を1口入れる

『ん?サラダ油に塩コショウ?…今度、本当の『スクランブルエッグ』を作って食べさせるか…』

「はいっ!これもどうぞっ!」

見てみると…『ゆで卵』だった
『卵ばっかり喰わせてどうするつもりだ?まさか毎晩『昨日のペースでして下さいっ!』てんじゃないだろうな?』

コーヒーに卵は合うので、文句も言わず完食した
新聞から目を上げるとニコニコ顔の『オタク女』が嬉しそうに、俺を見つめていた

「ごちそうさん、上手かったよ」

「えへへぇ〜♪」

そして、すこし照れながら
「御主人様は何時にお出かけになるんですかぁ?」
と甘える様に聞く

俺はテレビの画面を見て
「んーーー…後、1時間ちょいくらいかな〜?」
と答えた

「あれっ?そうなんですかっ!ワタシがゴトゴトしてたから早くに起こしちゃいましたかっ?ゴメンなさいっ!」

「そーでも無いよ気にすんな…」

「はぁーい♪」

ニコニコしながらテーブルを片付け、流しに皿を浸ける
「じゃあ…後1時間はゆっくり御主人様できるんですねっ?」

「うん…まぁそーだね…」
新聞を読みながらぞんざいに答える

『ゴトゴトッ』と音がしたかと思うと『オタク女』がテーブルの下からひょっこり頭を出し、両手を伸ばしチャックを下ろして来た
「御奉仕しますねっ♪キスしてお起し出来なかったので、コッチこそは頑張りますっ♪」

俺のズボンを下ろし、体を入れ足を広げ、モノに下を這わす…

「おぃおぃ…」
『あー…気持ち良いぞ…』

『オタク女』の口の中でモノは転がされる様にジックリと舐められる
昨日アレ程出したにも関わらず、シゴかれる前に精液を飲み込まれた

「御主人様…昨日あんなに下さったのに…またこんなに沢山…」

『今は俺が奴隷だな…優位を取り戻さないとな…』
「ああ…オマエに出合う迄の間の精液が随分と溜まってるからな…」

『オタク女』は感激したのか目を潤ませて
「嬉しいっ!ワタシも御主人様に出合えて嬉しいですっ!何度でもワタシに出してくださいっ!」

『オタク女』はスイッチが入ったかの様に、俺のモノにむしゃぶり着いた
脇目も振らず一心に、俺の『ツボ』を舐め上げた

2発目が出た時でも後30分程時間が余っていた
まだまだ『オタク女』はしゃぶりたそうにしていたが、テーブルの下から出し、俺の足の上に乗せキスをしてやった

「生理じゃなきゃあな…可愛がってやるんだけどね…今日はキスで我慢しろ」

「はいっ!キスだけでも幸せですっ!」

時間の許す限りキスをし続けた


「じゃあ約束通り一端家に帰れよ?鍵持ってるよな?」

「はいっ!ちゃんとコレこの通りっ!」
誇らしげに鍵を見せる

「ではっ!いってらっしゃいませですっ!」

「ん…行って来るよ」


キスをしてやり車に乗り込みニヘラニヘラした『オタク女』を残し出社した


会社で『メイド喫茶』の勉強会を設け、俺が粗方を説明した
「…ですから…潜在数と一見客数を鑑みても…」
俺の案としては、新しいアルバイト選考項目と、制服の作り替え、及び手軽なメニュー作りの3点だった
接客マニュアルは今迄通りにし、最大の個性である『お帰りなさいませ〜』『いってらっしゃいませ〜』『御主人様』『お嬢様』等の『メイド喫茶』マニュアルは作らなかった

部長は話題の『メイド喫茶』にこだわりを見せたが、企業としてのイメージといった点で俺の方に軍配は上がった
妥協点として、グランドメニューを少なめにし、土地柄に合わせたオリジナルメニューの充実を計る事となり、報告書を更に上にあげる事となった

一段落し、弁当を広げる…
即座にフタを閉じ、誰も居ない会議室へと戻った

『コレが噂の新婚弁当か?それとも単にアキバの復讐か?』
弁当箱の中には四角いオムライスにケチャップでハートが書かれ、ハンバーグやにんじんもハート形になっていた…

ケチャップの酸味と油分で胸一杯になりながらも完食した
『あー…ムネヤケ起こしそうだ…旨いコーヒー欲しい…」

そんな事を思いながらも、少しニヤけている自分に気付いた
『ヤバイな…ハマリ過ぎだ…自重しよう…』

反省するが、『オタク女』の顔が脳裏を過ると、股間が少し熱くなった
『トランクス派でなくて良かったな(笑)』

弁当箱を眺めていたら、ふと気が付いた
『俺でさえコレだから、あんなに手間の掛かる『メイド喫茶』が成り立つ訳か!』

トライアル店としての『メイド喫茶』の構想を錬る
会員制、お誕生日、弁当…思いついたものを書き出し、辻褄が合う様に店の型を簡単にではあるが、作り上げた
結果として『メイドネットカフェ』になった

『起案要因が必要だな…
ネットカフェにすれば、常時接客の必要性は無くなり、人件費も押さえる事ができる
接客用語は『メイド喫茶』のままで、他のネットカフェとの差別化を計る
飲み物はネットカフェ同様フリードリンクにし、特殊ドリンクやフードのみ『メイド』が配膳する
また、コレに寄り客単価の向上を促す
こんなもんか?』

問題は場所と規模だ…
規模が小さいと、利益率は上がらない
かといって、一等地に出すと家賃が高過ぎる…

候補地として思い切ってオフィス街を出してみた
当時はオフィス街に空きビルがまだまだ残っている状態だったからである
特に上の階層の空きを何件も見た事があった

喫茶店では路面で無いとチェーン展開は難しいが、ネットカフェならばエレベーターさえあれば何階でも問題は無い
オタクビジネスマンをターゲットに捕らえれば、客単価も更に上がる

大急ぎで資料をまとめ、部長に直に提出する

午前の勉強会で傷付いたのか、初めは少しよそよそしかったが、内容を見るとその気になり、話に乗って来た

「よし!トライアル店の話!進めて行こう!午後の会議でキミが説明したまえ!」
御機嫌の部長はニコニコしながら俺の背中を叩いた

『俺、係長クラスなんすけど?全体会議出て良いの?』


午後の会議で、『メイドネットカフェ』の議案は通り、『メイド喫茶』は検討議案となった
社長承認も即日貰い、急テンポな折衝が始まる


上が動きだしたので『もう用済だよね♪』と机に戻り、各店鋪の日報をチェックし集計して会社を後にした


名前: α-G


家に帰ったが、玄関は鍵が掛かったままだった
部屋に入ると洗濯物が畳んで重ねてあった

コーヒーを準備しアルコールランプに火を点ける
『静かだな…』

携帯の着歴を見る
『『オタク女』からは無いな…会社から3回掛かって来てるな…部長の声か?何だろ?』

火を消し、掛けてみる

「あっ…×××ですけど?部長から電話があったみたいだけど?まだ部長居る?ん…よろしく………部長ですか?×××です…はいっ?ああっ…あの件ですか?ええ…ええ…いえ構いませんが…はぁ…はぁ…そーですね…え?チームリーダー?良いですけど…はぁ…ああっ前回の?…ええ取れますけど?…報告の方は部長に直で良いんですね?それと営業部の田仲さんが一緒なんですね?…いえ…面識ないです…はぁ…はぁ…判りました…けど何で営業が?関係ないで…え?え?えっ?詳細は?…はぁっ?明日早速ですか?でも月末の締めの準備がそろそろ…いや…ヤツには無理でしょ?前任の………引き継ぎも無しですか?え?え?え?…ゼネマネ大丈夫なんですか?…はぁ…はぁ…宜しくお願いしますよ?…え?本当ですかっ!ああ専務がっ!いや何もないですよ?はいっ!はいっ!はいっ!判りましたっ!頑張りますっ!はいっ!失礼しますっ!」

『ん!…現場に戻れるっ♪でもヤタラ動きが早いよなー?…ヤバいのか?ウチの会社…喫茶部はトントンあたりだけどな…』

そして早速『勇者』に電話を掛けてみた

「もしもし?僕ですっ!×××です!聞こえますかっ?どうもっ!賑やかですねっ!イベントですかっ?…はいっ!ちょっとご相談ありましてっ!お時間宜しければっ!…あっ?えっ?…ちょっと今は無理っの様ですねっ!じゃあっ!またっ!電話っ致しますっ!…はいっ!またっ!後でっ!」

『ふー…月曜も行ってるのかぁ…半端無いぜ『勇者』』

『営業部から人が来るって言ってたよな…『オタク女』は今回連れて行けれないな…営業にヤリマクリの現状見られたらヤバイ…1日経たないウチに会社に広まる』

下らない事を考えながら『オタク女』に“ただいま〜今帰ったよ”とメールした
直ぐに“お帰りなさいませ御主人様 も少ししたら行きますね♪お食事待ってて下さいね♪”と帰って来る

服を着替えテレビをつけ『オタク女』の到着を待つ

10分経ち、20分経ち…
『何だ?来ないな?電話してみるか?』
と思った矢先、着信音が鳴る
『オタク女』じゃないね…誰かな?

「ああっ!先程はすいません!今、大丈夫ですか?」
『勇者』からだった

「実はですね、我が社で『メイドネットカフェ』の企画が立ちまして…ええっ!ええっ!そうです!…で、御協力を求めたいと…また明日からアキバの方に行くんですけど…明日以降の御予定は?…ええ!ええ!できましたら!…良いですか?有難うございます!……え?シノさんですか?いやっ彼女は今回は居ないですけど?…ええ…ええ…伝えておきます…はい…ではまた明日!はい…お疲れ様です…はい…」

『明日は営業を連れ回すか…ビックリするぞ?(笑)…にしても…遅いな…電話しよ…』

『1、2、3、4、5、6…ん?外から何か聞こえる?』

勢い良くドアが開く

「お、お待たせっ!……致しましたっ!」

『片手鍋ですか?お疲れさまです…』
「おいおい…息切らして…大丈夫か?」

「大丈夫ですっ!味見し過ぎでお腹一杯ですがっ!」

『今夜はカレーだね』
「んで、それは何?」気付かないフリして聞いてやる

「じゃぁーん♪我が家の定番カレーですっ!3時から煮込んでましたっ!」

『5時間もお疲れ様…野菜跡形無いな…』
「俺は腹減った!早く喰いたいぞ」

「はいっ!しばしお待ち下さいっ!」
『オタク女』はパタパタと台所に移動し準備を始める…と言っても後は皿に御飯を盛るだけだが…
『オタク女』はデカイコップにタップリの水と氷を入れて、ラッキョや福神漬の他にイロイロ漬け物を小皿に盛った

『辛いのかな?匂いはそーでもないけど?』
「ん?辛くないじゃんか…何だ?この赤いの?どれどれ?」

『ハバネロですか?辛〜〜〜〜〜〜』
「辛い…………ってか痛い…」

「え?丁度良い筈なんですけど?皆フツーに美味しいって食べてましたよ?」

「喰ってみろコノ赤いの…」

「ああっ上に掛けてる粉ですか?ガラムマサラですよ〜」

「違う…これ…ほら…あーーーん」

「あーーーーーーーーん♪ハバネロって辛くって美味しいですよね♪」

『バケモノめ…』
「あぁそうだ…明日からアキバへまた出張だ」

「え?ホントですか?スグ準備しなきゃ♪」

「…今回は会社の人間が1人加わるから、ちょっと無理だよ」

「えーーーーーっ!ワタシも行きたいですぅっ!」

「俺も連れて行ってやりたいけど…また俺だけの時だな…」

「ぶーーーーーーーーっ!いつ迄居ないんですぅ?」

「営業のヤツに実地紹介だけだから2日位だと思うけど?会社の動きがなんだか慌ただしくてまだ分かって無いんだよ…家に帰ってから部長と電話しただけだし…」

「……寂しいですよ…」

「そーだなー…ここんとこ毎日会ってたもんなー…」

「今日はもう帰りません!ずっと側に居ますっ!」

「はいはい…でも…ヤリ癖付いたからなー出張中モツかな?(笑)」

「浮気なんて出来ない様にしっかり抜いて差し上げますっ!」

「いや…俺じゃ無くてオマエ(笑)1日がやっとだろ?」

「………………そんなこと……無いですよ?」

「オナニーしても良いからな♪」
『オタク女』の頭をヨシヨシしてやりながら言ってやった

「……………………はい……ありがとうございます……」
『オタク女』は真っ赤になっていた

『オタク女』は気を取り直すと
「その前に!やっぱり心配だからしっかり抜いて差し上げますっ!」
と言いながらモノを出そうとする

「まてまてまて!飯を最後まで食わさせてくれ!」

「………はーーーーい……ごめんなさーい…」
『オタク女』は俯いて更に真っ赤になった

口の中の痛みと戦い続け、汗びっしょりになったので、『オタク女』が片付けてくれている間にシャワーを軽く浴び、腰にバスタオル1丁でコーラをグビグビ飲んだ

息を吹き返した俺がベットに腰掛けて涼んでいると『オタク女』がパタパタやって来てしがみついた

俺が横になると「んふふーー」とじゃれ、俺の腕を枕にくつろぐ

俺の方を向き頬にキスをしてくる

俺も横に向き軽くキスを返してやる

次第に激しいキスになり、『オタク女』の柔らかい太股が俺の足の間に入った…俺のモノが硬くなったのを感じると『オタク女』はベットの下に降り、バスタオルを除けると俺のモノを舐め始めた

「ワタシの口に一杯出して下さいね…」

俺は言われる通り『オタク女』の口の中に3度精液を流し出した

その後たっぷりとキスを交し、お風呂でアナルと性器の中に出し、ベットで抱き合ったまま寝た





朝になり、生理パンツを履いて寝ている『オタク女』を横目に、出張の準備を始める
日数は聞いて無いので、3日分の下着を用意し替えのスーツも入れた…モバイルPCの『オタク女』画像を家のデスクトップに移し消去する…もちろん携帯の画像も

『営業の田仲とやらに、何かの拍子に見られたら堪ったもんじゃないからな…』

簡単に準備が済み、顔を洗い、コーヒーを入れる
空が明るくなった頃『オタク女』が部屋から飛び出して来た

「どうした?そんなに慌てて」

「もおっ!勝手に行っちゃったかと思ったじゃないですかぁ〜!』

俺は外を見ながら
「まだ早過ぎるだろ?目が覚めたから準備したんだよ」

「起こして下されば良かったのにぃ〜っ!

「何度キスしても起きなかったクセに…」
さらっと嘘を付く

「えっ?そうなんですかっ?すいませんっ!すいませんっ!」

「オマエが整理してたから、簡単に準備出来よ…ありがと」

「いえっ!当然の事ですっ!それより…」

「ん?それより?」

「おはようのキスの御返しですっ♪」
『オタク女』はそう言うと俺の足を跨がり「んー」と言いながらキスをして来た

「おはようは?まだ聞いて無いけど?」

「おはようございますっ♪」
『オタク女』は抱きつき俺の足の上に座る…
『オタク女』が子供の様にゆっくりと腰を振りながらキスを何度もしてくる

『オタク女』は俺の怒張を感じたのか
「えへへぇ〜」と笑い

「こちらにも御挨拶しますね♪」
と俺から降りて、しゃがみながら俺のモノを引っ張り出した

「おはようですっ♪」
キスを何度かし、口の中へと入れる

気持ち良さに身を委ねながら
『俺も明日あたりヤバいかもしれんなー…オナニー覚え立ての中坊状態だわ…』

『オタク女』は味わうかの様にゆっくりと、焦らす様に舐める
出そうになっている俺は我慢し切れず『オタク女』の頭を持ち前後に激しく振って、口の中に精液をブチまけた

『オタク女』は嬉しそうに
「えへへへぇ〜♪御主人様はせっかちさんですねぇ〜」
と笑いながらしゃぶり続けた

3度目には殆ど精液が出なかった
『オタク女』は満足そうに
「これで、御主人様の精液は無くなりましたよね?」

『無くなっても製造されるんだよ…最近激しいからスグに一杯になると思うぞ?』
「今は…だな(笑)今日の晩には満タンだ(笑)」

「んーっ!なんでイジワル言うですかっ!…やっぱりお供したいですぅ…」

「まぁね…俺も他のヤツが居なけりゃ連れて行くんだけどね…今回はオマエ連れてって、ずっとチ○ポ立ててる訳にもいかないからな…」

「寂しいですぅ…」

「まぁ…ひょっとしたら明日帰ってくるかもしれないし…詳しい事分かったら連絡するよ」

「はあぃ…」

「まだ時間はあるんだから風呂入ってイチャイチャするか?」
ニコニコと頭を撫でながら言ってやる

「はいっ!イチャイチャさせて戴きますっ♪」

『ゲンキンだな(笑)少しは助かるけど(笑)』

精液はあまり出なかったが『オタク女』をイカし、繋がったままキスをし続けた

家を出る時、何度も呼び止められ、その度にヨシヨシしてやりながらキスをしてやった
「じゃあ、行って来るから!」

恨めしそうな『オタク女』を後に会社へと急いだ


会社に着くと、早速部長に呼ばれ会議室に入った
会議室は8人用にセットされていた
「取り敢えず、説明の準備しておいてくれ…俺は社長と専務を呼んで来る!」

『え?社長っすか?2代目の株オタク?来ても意味ないだろ?』
1年前にカラオケ事業改編で『オマエはアホか?』メールを送り、島送りになりそうになった事がある
それを助けてくれたのが、前社長からの叩き上げの専務だった

粗方の人数が揃い、俺の説明が終わったのが昼前だった
昼食を挟み、1時からの再開となる

ゴージャスなお弁当が用意され会食になる
『8000円位かぁ?こんなの良いから現金支給してくれよ…』
半ば呆れた様に喰っていると、部長が側に来て
「今回、君とチームを組む田仲くんだ」

慌てて席を立ち挨拶をする
「どうも…店鋪事業部の×××です…よろしくお願いします」

「営業部の田仲です…こちらこそ、よろしくお願いします」
と名刺を渡される

『ん?女か?営業部課長補佐?『キャリアさん』だな…』
顔を上げ相手を見る

『背は低いね…眼鏡娘は良いけど、性格はキツい感じだな…でも…どっかで…見た事あるような?』
「私は前の名刺しかありませんので…すいません…」

『キャリアさん』はじっとこちらを見て目をフイと反らした
『見下しやがって!だから営業は嫌いなんだよ!』
昔、営業のデキナイ社員が喫茶店勤務に回されてた事から、営業の社員の店鋪に対する態度は横柄だ
俺は店鋪からの叩き上げなので、特に営業を毛嫌いしている

昼からの会議で開発課の説明が有り、タイムスケジュールが発表された
トライヤル店は2ヶ月で立ち上げ、収支の様子を見ながら半年後に他店進出を決めるといった感じだった
工事やスタッフ募集や教育まで考えると時間は全く無い
タイト過ぎるから俺を起用したのだろう、本部に立ち上げ経験のある現場上がりは、専務とゼネマネしか居ないからだ

会議で店鋪面積と客席数が決まり、場所は開発課と部長、広報および募集は…瞬く間に社長承認により決議される…
『異例過ぎるな…おかしい…』

「では、各自早急に対応方お願いします…営業部も御協力方お願いします」
部長の締めで会議が終わった

ばたばたとしている中、部長に近付き
「で、結局いつ迄アキバの方に行っていれば良いのでしょうか?」

「ああっ!それなんだがね…まぁ最初はホテルで、上野の役員寮使ってくれ!準備させるからな…アキバだけでなくそのまま出店予定地にも関わってもらうぞ」

「2ヶ月ですか?」

「いや…オープニングもやってもらわないと困る!だから落ち着く2月まで頼む」

「4ヶ月近いな…アルバイト選考は、こちらに選考させてください…例の彼も交えますので…」

「まぁ何しろ時間が無いよろしく頼む!…ココだけの話なんだけどな…」
急に部長の声が落ちる

「はい?」

「社長が株式上場を目論んでいるらしいんだよ…その前の話題稼ぎだ…失敗したら…だぞ…」

「はい…気を付けます…」

「じゃぁ早速行ってくれたまえ!これが、当座の経費だ」

『この前の倍以上ないか?『キャリアさん』のお陰かな?』
「では、行って来ます」

『キャリアさん』の話も済んだようで2人で会社を後にした

行く間、特に会話しなかったので、マニュアルを作りながら『オタク女』への良い訳と対応を考えていた
『どーすっかなー…ホテルの間だけでも呼んでおくか?でもなー『キャリアさん』が居るからなー…それにバイトにホテル代は出ないしな…』

『キャリアさん』を横目で見る
『ん?こっち見てたか?…窓の外だろな…それにしてもどっかで…見た様な…』

アキバに着きホテルを取りに行こうとすると
「営業部で使っているホテルがここの近所にありますから…」
と逆に案内される

『俺等とは違うねー…案内付きか…バイトでベルボーイならした事あるけどな(笑)』

内装を眺めつつトコトコと着いて行く

「こちらのツインになります…」

『ん?ツイン?』
「ちょっと待て!シングルは無いのかっ?」

「申し訳ございません…只今シングルは、あいにく満室となって居りまして…代替えにこちらを御用意させて戴きました」

「田仲さん、ビジネスホテルに移動しますよ?無駄に金と時間を使っている場合じゃ無い…済まないがキャンセルしてくれ」

「はい…ですが…」
とボーイさんは『キャリアさん』を見る

「いやっ!俺に権限がある…申し訳ないが頼む!」

手荷物を持ちスタスタとフロアーまで降りる
追い付いて来た『キャリアさん』を睨みながら
「営業部はどうか知らないが、今回は店鋪事業部がメインでリーダーは俺だっ!気に入らないなら代わってもらえ!」
『決まった!ザマミロ営業部♪』

『キャリアさん』は無言のまま着いて来る
俺達愛用のビジネスホテルチェーンに着いた
だが…ココでもシングルは無かった…

「あ!お客さま!この前のお部屋なら開いてますよ?」
『しっ!聞こえるっ!』とジェスチャーし
「も少し広い部屋ってある?あるならパテーションで区切って貰えるかな?」
とヒソヒソ話をした
「なんでしたらウチの関係の、少し上級なホテルがありますから聞いてみましょうか?」
「頼む!あー見えて、ちょっとしたお偉いさんなんだ…」

ややあって探し出してくれたビジネスホテルに着いた
完全に仕切れるツインだった

日が落ちていたが『キャリアさん』を案内してやらなくてはいけない
『勇者』に連絡を取ってみた
まだ『勇者』はアキバに居るとの事だったので、待ち合わせをした

次に『オタク女』に電話した
「ん…俺…それがさ…凄い長期になりそうなんだよ…うん…出店地はまだ決まって無いから何処とも言えないんだけどね……取り敢えず出店地が決まる迄はコッチかな?…でも、そこまで居る必要も無いと思うから…俺が施行する訳でも無いしね…何か分かったら直ぐ連絡するよ…ごめん…人と合わないと駄目だから…うん…ごめんな…ごめん…うん…わかってる…うん…うん…じゃあ切るね…はいはい…じゃあね」
『声聞いただけで立っちゃうか…ヤバイね俺も…』

部屋に戻り声を掛ける
「田仲さん!連絡取れましたから…行きましょう!」

『キャリアさん』はデカイカメラを首から下げ出て来た
『一眼かぁ…高そ…でもそんなの持って店には入れんぞ?』
「そのカメラは置いて行って下さい 撮影は殆ど出来ませんから…」

『キャリアさん』は渋々デジカメを置いてきた
『キャリアさん』を連れ『勇者』との待ち合わせ場に急ぐ

「あー!×××さんっ!お疲れ様です〜♪」
『勇者』がこちらを見つけてくれた

「あーどもども〜前回は助かりましたよ♪今回はちょっと主旨が違うんですが、またお願いしますね」

「はい!良いですよ!微力ではありますが、全力でお手伝いさせて戴きます」

「あ!で、今回からウチの会社の者が増えまして…こちらは営業部の田仲さんです」

「初めましてどうも…田仲です」

「シノさんとは違いますけど…可愛い方ですね〜」

『『勇者』待て!…っても間に合わんか…』

『キャリアさん』は怒った様子も見せず、営業スマイルしていた
『伊達に営業じゃないってか…』

有名所のネカフェを案内してもらい色々な特徴を説明してもらった
改善点は俺の心のメモに書き込まれて行く

「今度はネカフェのリサーチもしておかないと駄目だな…」
独り言の様に言うと
「そうですね、こちらで指向をリサーチして…後、オフィス街でもリサーチが要りそうですね…しかも日数掛けられませんし…」
『キャリアさん』は俺に目を合わさず言う

『んな事ぁ分かってるよ!ん?待てよ…『キャリアさん』にアンケート採りの厳しさを教えてやるか…』
「5件回りましたし…明日朝から配れる様に準備しますか…」

『勇者』にお礼を言い、ホテルへと戻った
アンケートはこの前の書式があるので簡単に出来た
携帯には久々に『オタク女』のエロ写メが何枚も添付されていた
『チ○ポ立つじゃねーか!風俗行くどころか、オナニーさえできねーのにっ!』

早朝に痛い程の怒張で目が覚め、『キャリアさん』が起きる前にと、風呂場で『オタク女』のエロ写メをおかずに2度オナニーをしたが、まだムズムズ感は残っていた

その後、コンビニに行きコピーを200部刷る

『昨日迄の事が夢の様だ…』ガッカリしながらホテルに戻り板にセットする
『キャリアさん』に声を掛け、アキバへと出向いた

Re: 『オタク女』を ( No.63 ) 
日時: 2006/08/06 22:39
名前: α-G


この前とはうって代わり全くと言って良い程アンケートが採れない
俺の方はまだ止まってくれたりしてマシだったが『キャリアさん』の方は鳴かず飛ばずの状態だった
昼迄やったが10枚にも充たないオソマツさだった

さすがにいつもと勝手が違うのだろう『キャリアさん』は落ち込んでいた
俺は心の中でニヤニヤしながら
「アルバイト雇うしかありませんねー…前回のコに連絡取ってみますよ?」
と行ってみた
これで『オタク女』を呼べる!と内心喜んでさえ居た

しかし『キャリアさん』は
「いえ!ワタクシがなんとか致します…もう少し様子を見ていてください」
と視線も合わせもせず、飽くまで冷静な声で譲らない

食後、アンケートを再開したが、張り切る『キャリアさん』を余所に結果はイマイチだった

人通りが少し退き、ホテルに一旦帰り集計を済ませる
落ち込んでいる『キャリアさん』に、俺はトドメを刺すべくメイド服の入った袋を手渡した

「それに着替えて下さい…無理ならバイトを雇います」

『キャリアさん』は袋からメイド服を出し、じっと力無く見つめている…
その様子を見ていると、イライラと共に征服欲がフツフツと涌いて来る

「どうするんだ?時間は無いぞ?」

「はぃ…着替えます…」

ノロノロとして中々着替えようとしない…

「おいっ!早くしろっ!」

「はいぃっ!着替えますっ…着替えますからっ…」

ノロノロと背中を向け上着を脱いで行く

『何勘違いしてんだコイツ?俺が見てんのに?』
「おいっ!俺が居るんだぞ?」

ビクッとし震えながら『キャリアさん』が振り向く
「す、すいません…」
キリッとした表情が抜けた顔を見たとたん、俺のモノが性欲でイキリ立った

『キャリアさん』に近付くと上げていた髪を下ろす
「い、いやぁ…」

『キャリアさん』を押し倒すとスカートをたくし上げストッキングを乱暴に剥がした
高慢そうなメガネを外し顎を掴む

「いいかっ!俺等店鋪はいつでも遊びじゃないんだっ!営業みたいに現場は甘く無いんだっ!早く着替えろっ!」

ギリギリの所で、やっと我慢した俺は、イキリ立ったモノを鎮める為に外へ出て缶コーヒーを飲んだ
『キャリアさん』からの携帯が鳴り、俺は中へ入った

威厳の消え去った『キャリアさん』がメイド服を着て立っていた
「如何でしょう?可笑しく無いですか?」
『キャリアさん』が上目遣いで俺を見る

『オタク女』よりかなり整った顔をしているので、また別のノリのメイドさんという感じだったが、中々似合っていた

「よしっ!ソレで行くぞ!…それともう一つ!アンタの方が役職上だけど、俺の言う事を聞く気が無いなら外れてくれ!店鋪の方からの新人バイトの応援貰った方がマシだ!わかったかっ?」

「はぃ…分かりました…」

「それとっ!コレを読んでおけっ!」
『メイドネットカフェ』のマニュアルを渡した

小1時間発声練習させたが、イマイチ硬い…
『ぶっつけで馴れさせるか…』
「よし!行くぞっ!」

「は、はい…」

恥ずかしそうな『キャリアさん』を連れアキバへ出直した
『キャリアさん』にメガネを外させる
「相手が見えないから恥ずかしくないだろ?頑張ってくれよ?」

暫くするとゲンキンなもので、『キャリアさん』の回りに人集りが出来た
前回同様にカメコを整理しながらアンケートを回して行く

『ノリは『オタク女』の方が上だな(笑)』

忙しくしているとどこからともなく『勇者』が現われる
『さすがだ…』

「もー困りますよぉーちゃんと呼んで頂かないとー」

「あははー中身は営業さんだからね♪硬過ぎちゃってアンマシ集まらないかと思ったんだよ(笑)」

「恥ずかしがっているのが『萌え』なんすよぉ〜♪あっ!コラっ!オマエ…」

『勇者』はオドオドしている『キャリアさん』からアンケートを受け取ると仕切り始めてくれた

『勇者』の協力で、なんとか60枚まで伸び、祝杯を『メイド喫茶』で上げた

『キャリアさん』は他からの視線が気になるのか、まだソワソワしていた

御機嫌な『勇者』が
「田仲さんはツンデレの方が似合いそうっすねー♪メガネ掛けて、普段通りで十分ですもん♪天然系のシノさんとやったらバッチリっすよ♪」
と言うと

「ツンデレってなんですか?」と『キャリアさん』が喰い付きをみせた

「日頃ツンッ!て、してて、好きな人の前ではデレ〜ってなる娘ですよ♪男の征服欲と独占欲を刺激するわけですよ♪」

「へーそうなんですかぁー…何だか素のワタシみたいですねー」

「え?マジですかっ?…彼氏羨ましいっすねー」

「いえ…彼氏居ませんけど…片思いばっかりなもんで…でも、居たらそーなりそうですよ」

『『キャリアさん』が『勇者』と会話が弾むとは意外だな…昨日みたいに無言かと思ってたよ…恋話好きかぁ…』


御機嫌のウチに解散となり、ホテルへと帰った


ホテルへ帰ると、酔っぱらった『キャリアさん』が俺のベットに倒れ込む

それを横目に俺はアンケート集計と報告書を仕上げる
ついでにアンケート用のマニュアルも…

「×××さん…」
『キャリアさん』が、うつ伏せのまま話し掛けて来る

「ん?」

「×××さんはツンデレ好きですか?」

「さぁ?(笑)付き合った事無いから分からんね…」

「そうですか?…私って魅力無いですかね?」

「うーん…あるんじゃない?チッコイし、顔綺麗だし…仕事もできるから、その若さで課長補佐までいってるんだし…ってか幾つなの?」

「26です…」

「4年で課長補佐かぁ…凄いねー…俺なんかこの業界10年居るよ…」

「本社採用だし…学歴だけ無駄にありますよ…」

「まぁ結果がともなっている訳でしょ?」

「まぁ…ソコソコって感じですけど…話戻しますけど…一般人相手にって意味でなくて…×××さんにですよ…」

「あはっ…俺に?…んーどうだろねー?こんなに喋ったのって初めてだしね…彼が言ってたろ…それぞれの人にそれぞれの『萌え』があるって」

「×××さんは何萌えなんです?」

「んーーーー…何だろ?オパーイ星人じゃなくてケツケツ星人かな?(笑)」

「『萌え』とか言うのとまた違うんですね…」

「俺のは性欲と直結かもな〜(笑)」

『キャリアさん』はむっくり起き上がった
「×××さん…まだ判りませんか?…ワタシこの前、写真を撮らせて戴いた…」

「え?………まさかっ!だって全然違うじゃ…ない?あのコはちゃんと俺の目を見て喋ってたし…」

「恥ずかしくて目を合わせれなかっただけです…で、今は酔った勢いで言ってます…」

「…ふーん…眼鏡男子萌えだっけ?…じゃぁ眼鏡明日っから外してコンタにしとくよ(笑)」

「いえ…仕事中は大丈夫です…仕事に集中してますから…もう嫌われてしまったみたいですしね…」

「ん?…そーでもないよー…イベントでのキミも、彼と話してたキミも嫌いじゃないよ…楽しかったし…それより…俺の方に問題あるからよしといた方が良いよー…」

「この前、慰めていた彼女さんですか?」

「あらら…見てたの(笑)そー…あのコもそーだけど…昼間…ヤバかったでしょ?(笑)あのコと1日してないだけでアレだもの…性欲にしか興味ないかもよ?(笑)」

「ワタシじゃあ駄目なんですか?あの人じゃないと駄目なんですか?」

『おいおい…マジかよ…なんとか誤魔化さないとな…』
「うん、そーアイツじゃないと物足りないのよ(笑)よしっ!できたっ!冗談事は終わりだ!」

「…冗談じゃありません」

「言っとくけど…今は時間外でも仕事中だ…キミと俺の今の関係はそー…昼間はかっとなって済まなかった…以上です課長補佐……ってなわけでお風呂どうする?先に入って戴けると嬉しいんだけどね」

「はい…じゃあお先に入らせて戴きます」

『無駄だと思い知りなさい…でも、マジで『オタク女』やバイトの方が可愛気あるよなー…気に入られようと思えば一生懸命頑張るもの…人は言葉だけじゃあ動かないよ〜『やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ』名言だよなー』

イソイソと『オタク女』に電話した
『俺ってマジメだわ』

「こんばんわ♪やっと済んだよ♪うん…うん…うん…え?『勇者』からメール来たの?…いや…会社の人だよー…本当だって!…アンケートが進まないからさー…『勇者』からその情報は?…ね!あったろ?…大丈夫だって!うん!うん!…オマエじゃないとモノ足りないから(笑)…いやいや…オマエみたいな底なしは滅多に居ないってば!(笑)…あ!そうだ!明日からこっちに来いよ!…良いって!…で、メイド服とか持って来てよ…そーこの間のエプロンドレスも!…大丈夫!オマエの実力見せてやれ!…文句言われないって!…明日着いたら電話くれよ!…もー我慢の限界!…期待してるよ!…え?もう寝る?…寝れるのか?(笑)…はい…はい…はい…頼んだよ♪…じゃぁ…明日…楽しみにしてるよ…おやすみ…」

『よし!完璧!一晩乗り切ればなんとかなる!』

この前『オタク女』が貼られてた画像掲示板を覗いてみた…
『『詳細キボンヌ』かぁ…可愛いっちゃ可愛いからなー…後は愛想だろーなー『勇者』の目は確かだから『オタク女』が来たら『キャリアさん』には普段通りで行ってもらうか…ん?これもそうか?パンモロだな(笑)『キャリアさん』のは生パンだからな…会社のヤツラが見たら面白いかもな(笑)』

「お先に失礼しました…」

「あぁ…お疲れ〜…見てみなよ貼られてるよ?見事に撮られてるね♪」

「え?ああっ!コレって!」

「まぁ髪型違うし眼鏡掛けてないから、会社のモノには判らんでしょ?明日はアンスコか見せパン用意した方が良さそうだね」

「嫌ですっ!もうしませんっ!」
『キャリアさん』は顔を真っ赤にして叫んだ

「ふーん…良いよ…実は明日からのバイト呼んだから…チームも外れれば良い…営業は営業畑で支援してくれれば十分だし…ってもまー割引券を取引先にバラ撒くだけが関の山だろうけどねー」

「冷たいんですね…」

「やる気が無いヤツ相手にしても時間と金の無駄でしょ?それに俺等は、やり方が違うだけで目的は同じだろ?お互いに、会社の枠の中でお客さまの要望に如何にして応え、満足して戴けるかが勝負だろ?今回は『メイド』が前面に出ているんだから当然だ…キミのプライドがあるなら普段の格好で同じだけ書いてもらえば良い…昼間で判ったと思ったけどな?あ!それと!フツーの格好してても撮るヤツは撮るよ?良く考えてなー…風呂もらうわ」

『さてと…さっさと抜いて寝よ♪』
宿敵を倒し?御機嫌で風呂に入ったが、『キャリアさん』との話のせいで少し萎えていた

いきなり『キャリアさん』が入って来た
「すいませんトイレ我慢出来なくて…」

『下手な嘘だなー…マジなら覗くよ?萎えちゃってんだから(笑)』

「あの…ワタシどうすれば良いんですかね?」

「…明日来るコを見れば判るよ」

「そうですか?」

「そうだよ…山本五十六が来るからな」

「え?山本五十六ですか?」

「キミにとってはね…それより茹だりそうなんだけど?このまま出て良いの?お湯も掛かるけど?」

「あっ!すいませんっ!スグ出ますっ!」
『キャリアさん』は慌てて出ていった

『嘘でも水流して出て行けよ!…ってか…結局抜けなかったし…明日『オタク女』にタップリ抜いてもらおっと♪生理じゃなきゃあもっと良いのに…』





夜中にムラムラが治まらず目が覚めた

音を立てない様に風呂場に入る
『シャワーを浴びる前に、一抜きしとくか…』
『オタク女』のエロ写メを見ながら抜く…
『ふーなんとか1発抜けたけど…まだピンピンしてるな…オマエは…』

再び抜こうかと思った矢先…
「コンコン…」
『ノックか?』
「入ってるよ…外の服見たら判るだろ?」

「吐きそう…なんです…」

「おいおい…洗面所で吐けよ…」

「もう保ちそうに…無い…です…」

「待てっ!待てよっ!今開けるからソコに吐くなよ?」

腰にバスタオルを巻き鍵を開ける
なだれ込む様に『キャリアさん』が入って来る

俺は背中を摩ってやり『キャリアさん』は嗚咽を上げる

『なんだかなー…邪魔されてばっかだよ…天敵か?』

「どうだ?吐けそうか?」

「もう少し…で…うぷっ…」

『んー…昨日のだなー…ベーコンとサラミだろ?ってことはアレは生地だな…』

「少しはすっきりしたか?待ってろ水持って来てやる」

コップに入れ『キャリアさん』に飲ませてやる

「まだ吐きそうか?」

「大分すっきり…しました…」
まだフラフラしている…

「コレ全部飲め」
『キャリアさん』に全部飲み干させ、コーラを注いでやる

「次はコレな」

「うぷっ…ゲップが…すいません…」

「少しは匂いも消えるから良いだろ?」
とまた背中を摩ってやる

ゲップもし終わった様で、顔色も赤みが挿してきたが、まだ立てない様なのでベットまで抱っこして運んでやった

『キャリアさん』を扇いでやりながら、俺もいつの間にか寝てしまっていた

早朝、腕に頭があったのでキスをしてやると『キャリアさん』の綺麗な寝顔だった
幸い気付かれている様子も無く、そーっと腕を抜いた
俺は昨日のままだったので、バスタオルがお情け程度に掛かっているだけだった
そーっとベットから降りて、バスタオルを腰に巻き自分のベットにゆっくりと戻っていると

「ありがとう…」と一言後ろから聞こえて来た

『いつから起きてました?』
心とは裏腹に右手を振り、風呂場で服を着て、ベットに入って横たわり、また寝た…

朝、何事も無かったかの様に、ミーティングをし予定を立てる
とは言っても『オタク女』次第の部分がかなりある
後、シングルをとって俺がそこに寝る事にした

9時には携帯が鳴り『オタク女』を迎えに行く
満面の笑みで『オタク女』が一直線に走って来る
俺も抱きしめてやりたい所だが『キャリアさん』の手前もあり出来なかった

ホテルに連れ帰り、荷物を置いた
『オタク女』は俺の側に来たそうにしていたが「まずは仕事優先でね」の一言で我慢してくれていた
『オタク女』が来た事もあり、『キャリアさん』には『ツンデレメイド』をして頂く事になった
『勇者』に連絡を取り場所を決定する

『オタク女』は嬉しそうに『メイド服』を着た
俺の指示で眼帯とグローブは外させた…勿論、日本刀も持って行かせない…

『キャリアさん』にはメイドキャップを被らせいつも通りの髪型と眼鏡にハイヒール…『オタク女』と余り変わらない身長になった

メイドさん2人を従えアキバに出た
『勇者』との待ち合わせ場所に行く前に数枚写真に撮られた…勿論撮ったヤツにはアンケートを書かせた
『勇者』はしきりに『萌え〜萌え〜♪』とはしゃいで気の向くまで撮影をした

「いや〜シノさん更に萌え度が熱くなってますよ!田仲さんはやっぱりツンデレ似合いますねぇ〜♪」

「えへへぇ〜♪ありがとうございますっ♪」

『キャリアさん』は『オタク女』をじーっと真剣な顔で見ていた

歩いて行く先々で撮影されアンケート用紙が消費されていく、『勇者』のカンに狂いは無かった
昼には楽に80枚を超えていた
『勇者』の情報だと2時に握手会があるので、ソコから少し離れたグッズや付近に居れば間違い無いそうだ
俺はコピーを100枚増やし準備した

結果、こちらが対応し切れない程の人集りになり移動を余儀されなくなった…
それでも晩方には、ダブりや帰って来なかったモノがあったが120枚は消費された

未だに元気良くはしゃいでいる『オタク女』と『勇者』を眺めながら、疲れ切った顔の『キャリアさん』の横に立ち
「どう?田仲さん…今日1日あの2人見て何か判った?」
と聞いた

「楽しんで仕事している事は判りましたけど…」

「それと、皆に楽しんでもらってるでしょ?楽しみや元気を皆にあげて、皆から貰ってるんだよね


「……………」

「まぁ…あのコ達は意識してやってるわけじゃないけどね…店もそうなんですよ…マニュアルだけだと何処行っても同じ、気持ちが入らないとリピーターは出来ない…営業もそうでしょ?サービス同じなら安い所にしか行かない…でも、少し高いけどいつでも親身に相手にしてくれるあの人を…あの会社を…って事ですよ…」

「……………」

「そろそろ打ち上げ行きますか?」

「はい…」

『さっきの発言かなりオッサン臭いよな…まぁ良いか…たまにはね』
「おーーーいっ!撤収〜〜〜!」

トドメに前回入った最低の店に『キャリアさん』を連れて行き、納得頂けた様子だった
口直しに『勇者』お薦めの『イベント』に行き、『キャリアさん』と『オタク女』も舞台に立たされたりし、皆でおおはしゃぎした

アンケートは『オタク女』と『勇者』のお陰で十分に採れ、アキバ以外の『メイド喫茶』にも翌日行く事となり、集合時間を決め解散した

折角『オタク女』が来たのに、ひとりぼっちの部屋で集計作業をしていた
ノックがして出てみると『オタク女』が抱きついて来た
「やたっ!御主人さまだぁ〜♪」

「おいおい…嬉しいけどちょっと待って…」
と外をキョロキョロ覗く

「ん?どぉーしたの?御主人さまぁ?」

「ん?田仲さんが居ないか確かめてんだよ」

「田仲さんお風呂に入ったよ?」

「そうか♪なら大丈夫だな♪」

『オタク女』を抱きかかえキスをする
『オタク女』も嬉しそうにキスを返して来る

とたんに俺のモノは痛い程怒張する

「おい…コレどーにかしてくれよ…我慢の限界…」

「はーーーい♪御奉仕♪御奉仕♪えへへぇ〜♪」

急いでズボンを脱ぎベットへ腰を掛ける
『オタク女』もベットに飛び乗り横からモノを舐め上げてくる

「えへへぇ〜♪ピクピクしてますよぉ〜♪」

「だーかーらー…我慢の限界だって言ってるだろ?舐めてくれ」

「え〜〜〜?どーしよっかにゃ〜♪」

「御主人さまの命令だっ!しゃぶって…ください…」

「にゃ〜〜〜い♪頑張りますっ!」

「敬礼は良いから…」
会話だけでも嬉しい気持ちになった

『オタク女』は、いきなりバキュームフェラで啜り上げた
連日の欲求不満はスグに爆発した

『オタク女』は口からはみだした精液を舐めながら全部飲み込んだ
「御主人しゃま…今日は早いでしゅねぇ〜…しょれにぃ〜イッパァ〜イ♪」
とニコニコしながら『オタク女』はペロペロ亀頭を舐める

「当たり前だ、何日オマエとしてないと思ってんだ?」

「2日〜ワタシも御主人さまのチ○ポォ…入れて貰ってませ〜ん…」

「後2回抜いてくれたら入れてあげるよ?」

「うきゃっ♪頑張りますっ!」

2回目も程なく『オタク女』の口の中に出した
精液を絞り出して3回目の時、ノックがした…

『きっと『キャリアさん』だな…無視してやろうか?』
「はいはいはいっ!ちょっと待って…」

慌ててズボンを履きドアへと急ぐ
「はい?どうしたの?」

「あの…ケイコさんは?」

「あぁ…彼女?居るよ?」

「ちょっと良いですか?」
『キャリアさん』は中に入って来た

「その前に今はプライベートタイムですか?」

少しむっとして
「君が来るまでは…ね…どうした?」

「そんなに身構えなくて良いですよ…店鋪候補地が何件か決まったらしいです…それで見て欲しいと連絡がありました」

「え?俺のトコに電話あったかな?」

「何度掛けても繋がらなかったそうです…」

携帯を見ると…
「あらま!2回着信あったみたいだね…で、何処ら辺り?」

「池袋と上野と青山の辺りと地元です」

「取り敢えず池袋、上野、青山の物件を明日見るか…地元は明後日だな…」

「え〜〜〜っ!今日来たばっかりなのにーもう帰っちゃいますか〜?」
『オタク女』はぶーぶー言いながらベットを揺らした

「まだ候補地だから、さっさと見に行かないとな!先に進めない…判ったか?」

「は〜〜〜〜〜〜〜い…」

「でもまぁ…トライアルって事と、名前を広めるには物件さえ良ければ上野か池袋あたりが良さそうだな…まぁ若社長の考え方次第だけどな…」

「それと…」

「それと?」

「わたしもココに居てケイコさんとお友達になりたいんですが、良いですか?」

「キミの部屋でやってくれ…この部屋3人じゃキツイ…コレが片付いたら顔を覗かせるよ」


1時間後ノックをするが、返事が無い

ドアを開けると…酔っ払いのメイドが2人居た…

「ごひゅじんひゃまぁ〜こっちれすぅ〜」
『あんだけ酔っぱらってもちゃんと御主人さまって言うんだな…エライっ!エライぞっ!感動したっ!』

「ごしゅじんしゃま〜こっちこっちぃ〜れるぅ〜」
『いつオマエの御主人さまになった?ってかまた吐いても知らんぞ?』

「なんだ酔っぱらい共…明日も早く動くだからもう寝ろ!」

「らめれし!まだ…御奉仕がぁたりてましぇん…おズボンにゅいでくだしゃい」

「そーれしゅ!おズボン脱いでくらさい…」

「はいはいはいっ!良いから寝ろ!」

「なにいってんれしゅかぁ〜とちゅうだたやないれしゅかぁ〜ワタシまだチ○ポォを入れてもらってましぇん!」

「ましぇん!」

「お前等な…」

「ひゃたっ!ごひゅじんさますきぃ〜チ○ポォくらしゃい…」

「ワタシにもぉ〜チ○ポォくらしゃいなぁ〜」

携帯のムービーを入れる
「もう一度言う!早く寝ろ!」

「らめぇ〜ごひゅじんひゃまのまらとちゅう…チ○ポをいれてほしぃのぉ〜」

「ワラシもごほーししましゅ〜…ごゆいんしゃまのチ○ポくらしゃぃ…」

「酔っぱらってました、覚えてないですっても記録してるぞ!良いのか?お前等2人とも奴隷で!」

「はいぃ…メグしゃんとなかよくごしゅじんしゃまにごほーししましゅ…らからチ○ポォ…くらしゃいぃ」

「ワラシもぉ…ケーコしゃんとにゃかよくぅ…ごしゅじんしゃまにぃ…ごほーししましゅ〜…ごゆいんしゃまのチ○ポくらしゃぃ…」

「わかった…忘れてたら後日これを見せてやるよ…俺だって溜ってんだ!」

『キャリアさん』のデジカメを用意しズボンを脱いだ

「ほら!オマエ等の好きなチ○ポだ!しゃぶれ!」

「あはーーー…チ○ポォ…」

「これがごしゅじんしゃまのチ○ポ…」

2人掛かりでモノを舐め上げて来る
上からデジカメと携帯で顔が判る様に撮る

『キャリアさん』は『オタク女』の真似をしている
『オタク女』が俺の体を舐めれば『キャリアさん』も舐める
代わり交代にモノをくわえたり、タマやアナルを舐めて来る

2人の口にそれぞれ精液を流し込んだ

そしてベッドの上では『オタク女』にキスしながら『キャリアさん』を突きまくり何度もイカせ、最後は風呂の中で『キャリアさん』が俺のタマやアナルを舐めながら『オタク女』のアナルに精液を放出した

いくら酔ってたとは言え、これで覚えて無かったら大したもんだ…

2人をベッドに載せ、デジカメのデータをパソコンに移し、倒れる様に爆睡した 





ぐっすり寝れたのか目覚めが良い
時計を見ると7時半を過ぎていた
『オタク女』が起こしに来るかな?と期待しつつ顔を洗い、着替えた

『来ないな…まだ寝てるのか?』
時計を見ながら準備を済ませ『オタク女』達の部屋をノックした

『返事が無いな…』
ドアを開け入ると、うつ伏せに頭を抱えた『メイド』が2人座っていた

「おはよう…どうした?2日酔いか?」

『キャリアさん』は重そうに頭を上げ「おはよう…ございます」と力無く言い
『オタク女』は何とか笑おうとしながらも頭痛に勝てない様子だった

「水をガブ飲みして待ってろ」

俺はコンビニで気休めに『ウコン』と『グレープフルーツジュース』を買って来てやった
本当は『青汁』も飲ませてやりたかったが…

「田仲さん!プロなら1時間で治せよ〜『勇者』との待ち合わせがあるんだからな…オマエも!トドみたいにグテーってなってんじゃないぞ! 俺の部屋のも使って良いから2人共熱いシャワーでも浴びろ!俺は下の喫茶に居るからな!」

『全く…冗談じゃないよ…『オタク女』に抜いてもらおうと思ったのに…』

ずるずると動く2人を尻目に俺はさっさと下に降りた

少しは人間らしくなった2人が降りて来たのは9時前だった
『キャリアさん』はいつものスーツ姿に戻っていた
『本社の連中と合うからか…(笑)』

急いで待ち合わせ場所に行くが、少し遅れてしまった
『勇者』はこちらを発見するや「おはよ〜ございま〜す♪」と元気一杯だった

「あー!おはようございます!今日もお世話になります!」

「あれっ?どーしたんすか?シノさんも田仲さんも元気ないですね?」

「なんか…あの後2人で酒盛りしたみたいで…結構な2日酔いみたいですよ?(笑)罰として2人の耳許で大声で話しますか?(笑)」

「おもしろそうですね?(笑)復活したら恐そーっすけど(笑)」

取り敢えず開発課との待ち合わせ時間まで上野まで歩きながら『勇者』に案内してもらった
『アキバを外れるとヤハリ少ないか…オフィス街なら西新宿辺りが良かったんだけどな……神田もジックリ見るか…』

お昼をファミレスで採りながら『勇者』の武勇伝で盛上がる
最中に着信があり出てみると、東京支社の開発課にいる知り合いからだった
近くにいる様なので、ファミレスに呼びミーティングをした
『勇者』の印象に残っているネカフェを地図に書き込み、マーケットを再考した

「で、物件自体はどうなの?」

「んーちょっと古めだから柱が多いねぇ…あっ!これ間取りね…平米あっても真四角じゃないし…ネット環境はどーにかなりそうだけど、元からってのはまだまだ坪単高いねー…で、それよか…どーいった風の吹き回しなのよ?」

「ん?何が?」

「流行もの嫌いなクセに(笑)」

「んー?そっかぁ?」

「そーだよ(笑)オマエの居た店…この御時世に、オマエの言い付け守って未だに禁煙席さえ無いって聞いたぞ?」

「クレーム来て無いから良いの!(笑)」

開発課と言い合いしながら車に乗り、候補物件の下見に行った
『勇者』は両手に華で大はしゃぎだった

3件共内容はパっとしないが、立地条件だけは良かった

『キャリアさん』がデジカメに納めた画像と立地条件やビルの外観等を本部に送信した

「あーそーだ…支社に帰ったら図面を取り込んで俺にメールしてくれよ…一応配置図とか考えてみるから」
と開発課に頼み、アキバで降ろしてもらった

時間は余っていたので『制服のイメージを固める為』と称し衣装屋さん巡りして回った
『オタク女』は「可愛い〜可愛いですぅ〜♪」を連呼し、『キャリアさん』は、『勇者』の解説を聞きながらイチイチうなづきながらメモを取っていた

『『勇者』と『キャリアさん』案外良いコンビなんだけどねー…『キャリアさん』の好みは眼鏡スーツよって教えたら『勇者』着て来るかな?ってか…あの2人、昨日のコト全然覚えて無いのかよ?』

最後には『勇者』に猛烈にプッシュされ『キャリアさん』が自腹でゴスっぽい『メイド服』を買ったのはびっくりした
『まぁ…イベントに来てた位だから資質は十分にあるわけだ…』

「で、なんですけど…明日は僕らの地元の方の物件見に戻るんですけど、都合宜しければお付き合い頂けますか?」と『勇者』に言ってみる

「明日ですか?ちょっと待ってください…あ!明日は特にイベントもないんで大丈夫っすよ♪」

「後、申し訳ないんですけど…スーツ着て来て頂けますか?一応会社のオエライさんにも会いそうなので…」

「スーツっすか?葬式用とリクルートスーツがありますから大丈夫っすよ♪」

「じゃぁキップの方はこちらで手配しますので、宜しくお願いします」

『よしっ!』ニヤニヤしながらほくそ笑んだ

「まだ、今日は早いですけど…御準備の方があると思いますので、今日は解散ということで…明日はいつもの場所にいつもの時間でお願いしますね」

「はい!諒解しました!では、また明日!」『勇者』は爽やかに去って行った

「良いんですか?社外秘以前に部外秘の筈ですけど?」

「良いんじゃない?営業部だって絡んでるし、このまま行くとネット事業部も絡むだろーし…部長も前のチームで!とおしゃってた事だしぃ〜♪それに彼の素朴な意見の方が的を得てるしね…まぁ何か合っても俺が何とかすますよ課長補佐」

『キャリアさん』は顔を真っ赤にして怒っていたが気にせず

「自分の手に持ってるモノをみてごらんよ…彼の重要性はそーゆー事だよ♪帰るぞ〜」

店の前で中を覗いていた『オタク女』に声を掛けた
険悪なムードを察知したのか『オタク女』は俺の側に居ようか『キャリアさん』の側に居ようかキョロキョロして、結果、俺の手と『キャリアさん』の手を掴み真ん中で大きく手を振った

「で、コイツの重要性はこーゆー事(笑)」

「そうですね…まっ責任は×××さんですしねっ!リーダー♪」


部屋に帰り開発課から送られて来られた図面をフォトショにおとし、テーブル等の配置を考えてみた
『新規だから小さかったら話題性も何もないよなー…どどーんと行きたいよなー…バカ社長金掛けてくれるかなぁ?コレを完璧に打ち上げて、赤字店のイメチェンに結び付けたいんだけどな…あーネカフェなら韓国のも見てみてぇー!北海道行くより安いんだからさぁ〜行きてぇ〜!』

「で、北海道より安いって、どこに行きたいんですかぁ?」
『オタク女』がすぐ後ろで聞いて来た

「うぉっっ!…………ビっ…ビックリするだろっっ!」

「ノックしましたよぉ?でね!でねっ!じゃぁ〜ん♪メグしゃ〜ん♪」

「はぁ?メグしゃんって誰よ?…って田仲さんかいっ!」

「ケイコさんが着て着てって…で、見せに行こ行こって…」

『俺が仕事頑張ってる間中遊んでましたか…腐れ営業部め!』
「あはは…すっかり染められたね〜…って元から素質はあるからかな?(笑)」

「え?ナニナニ?メグしゃんナニの素質あんの?」

「メイド(笑)前にオマエも見てるでしょ?ほれっ…イベントで俺を撮ってた…」

「へっ!あの方がメグしゃんなんですかっ?」

「そーそー会社では俺も気付かなかったけどね♪」

「人はコロコロ変わるもんですねっ!」

「いや…オマエ程じゃないだろ?(笑)知り合う前のBL好きのオマエが、今の喋り方なんか絶対してなかったと思うぞ?」

「ナル程…人は変わって行くモノなのよ…ですねっ!」

「で、どう?会社にまでカミングアウトする必要はないけど、少しは他にも目が向けられそうでしょ?」

「はぃ…で、でも仕事は仕事ですよっ!」

必死な『キャリアさん』にトドメを刺す
「でもソレ…自腹でしょ?」

『キャリアさん』は顔を紅潮させ、口をパクパクして言い返そうとするが、何も言えない

「彼の好みだしね♪」

『キャリアさん』は顔を更に紅潮させ俯いた

『決定!新カップル誕生おめでとう!だが!問題は『勇者』の『脳内彼女』を如何にして追い出すかだよ…田仲君!』

「へっ?へっ?へっ?何ですかっ?何でメグしゃん顔赤いですかっ?」

「明日になれば判るよ♪」

「判りませんっ!」
『キャリアさん』は必死に反論しようとする

「必死だな…」
と俺が言うと

「必死だな…」
と会話に加わろうとする『オタク女』が言った

「知りませんっ!」
『キャリアさん』はスタスタと戻って行った

『まぁ…昨日のは幻って事で、データも消去しますかね?勿体無いけど…』
「さて!邪魔者は消えた!昨日の続きするぞっ!」

「するぞっ!」

「真似はもう良いから…コッチ来いって」

「はーい♪」

俺の膝の上に腕を組み顔をチョコンと乗せる

俺はナデナデしながら
「なぁ…さっきも言ったけど…BL好きだったオマエが、今じゃあ『萌えメイドさん』だけど…それが気になってるよ?」
と『オタク女』に聞いた

「んー…なんてゆーか…知り合って…自分の中の甘えたいとか、ヤキモチ焼いたりとか、自分を見て欲しいとか…自分を晒け出せるのは、もうこの人しか居ない!って…で、アキバに来て…あーこーゆーのアリなんだぁと思って…ワタシなりに思いっきり明るくなって、自分の中の気持ちを全部伝えてるんです…只、恥ずかしいからアニメ口調になってるんですけど…嫌ですか?」
と、真面目な顔で『オタク女』が答えた

「ってか、もう馴染んでしまってるよ(笑)30前に少し直してくれれば良いかな?アダルトな女ってのも良いからね〜(笑)」

「もーお子ちゃま扱いしてー!ぶーーーーっ!それにっ!30才まで後何年あると思ってますかっ!」

「あーそれと…俺は御主人さまで、オマエは奴隷じゃなかったっけ?奴隷は口答えしたらダメでちゅよ?」

「え〜〜〜んっ!意地悪だぁーーー」

「優しいよ?俺は…」
顔を近付けキスをしてやる

「で?続きは?」

「優しくなーーーーーいっ!」

なだめまくって、やっとしゃぶってくれそうになった時に、お邪魔虫『キャリアさん』が現われ、奴隷『オタク女』を連れ去って行ってしまった


「図面済ませて、風呂入ってマスかいて寝よ…」





何事もなく朝になり、何事もなくチェックアウトできた
『つまらん…』

十分に時間に余裕を持って待ち合わせの場所に着けた
俺は缶コーヒーを飲みながら『勇者』を探した
『キャリアさん』も『オタク女』もキョロキョロしながら周りを探していた

「あ!おはようございます〜♪」元気一杯の『勇者』の声がする

振り返ると…
『誰ですか?キミは?田舎からの就職希望?』
「え?散髪もしてきたの?凄いね!ナカナカ決まってますよ?」

濃いめの3つボタンのタイトなグレースーツを着込んだ『勇者』が眼鏡を掛けて立っていた
真っ赤なネクタイがちょっと派手かな…

「でも、ちょっと良いかな?ネクタイをこれに変えて…下のボタン外して…ベルト締め過ぎだから…裾はこれで!…袖出して…襟はこんなもんかなー…っと」
『できたね♪ちょと出来る風『勇者』完成♪』

「眼鏡はどーしたの?」

「かしこそーに見えるでしょ?カメラする時は眼鏡邪魔なんでコンタだったんですよ(笑)それに皆さんも眼鏡っすから統一感でるでしょ?(笑)」

『バッチリだよん♪』

今度は『キャリアさん』と『オタク女』を探す…居た…

『勇者』にニヤニヤしながら「びっくりさせようよ♪後ろついて来て!それで、俺が気を引いてる間に2人の後ろに回って」と言うと

「諒解ですっ!」と親指を立て、2人に静かに近付いて行った

「もうそろそろ9時なんですけどね〜?見当たりました?」
『キャリアさん』が俺に気付き聞いて来る

「電話してみよっかぁ〜」
と『オタク女』

「へ?居たよ?」

「え?どちらにです?」

「ワタシ見てな〜い!」

「うーしーろー♪」

「え?」

「へっ?」

「おはよ〜ございます〜♪」

「きゃっ!」

「うわっ!スーツだぁ♪眼鏡も掛けてる〜♪かっこいいですよっ!素敵ですっ!」

「やたっ!田仲さんどーっすかね?」

『キャリアさん』は視線を外し
「い、良いんじゃないですか?似合ってますよ?眼鏡も…」
少し赤くなっている様だ

『惚れたねアンタ…今日の俺は意地悪いぞ?昨日俺から奴隷を奪った御返しだ…』
「どーしたの田仲さん顔赤いけど…急に風邪でも引いたか?」

「え?マジっすか?大丈夫ですか?田仲さん…」

「あっ!いえ!だ、大丈夫ですっ!」

見ていても面白いが、早めに地元に戻りたい
「じゃあ揃ったので、行きましょう♪」

俺が、『オタク女』のデカイバッグを持ってやると、『勇者』も嫌がる『キャリアさん』の荷物をニコニコしながら持って移動を始めた

『♪〜』

列車の中で、元気の無い(様に見える)『キャリアさん』を『勇者』は心配しながら気遣っていた

地元に帰り『勇者』を案内する前に、俺の家に一旦荷物を置きに寄った

「うわっガンプラ一杯ですね♪後は航空機ですか?モデラーだったんすね〜…わっ!うまー…」

「そーでもないですよ?集中力つけるにはもってこいだったから、子供ん時から作ってますけどねー…マダマダです…ちょっと会社に連絡とりますね」

俺が電話を掛ける間『オタク女』がパタパタ走り回って『勇者』と『キャリアさん』をもてなしていた

電話を掛け終わり
「1回社の方に寄って、ウチの部長と引き合わせますね」
と行った途端『キャリアさん』が営業モードに入った様だった
素で『勇者』に向ける様になったが、どこかよそよそしい…

「じゃぁ…僕の車で行きますから…邪魔になる荷物は置いておいてくださいね」

会社に着き部長に『勇者』を引き会わせた
部長は少し『勇者』の口調に引っ掛かる様だったが、概ね好感を持たれたようだった
部長に物件の案内図と間取りのコピーを貰い、ここ3日分の経費を処理し本社を後にした

『ちょっと意外な場所だなー…電気街かオフィス街って言ったのにな…』
昔だとあんまり良いイメージでない場所に物件があった

『住宅街の近所かぁ…間取りは良いんだけどねー』

「あっそうだ!電気街の方に寄ってみます?」
『ついでに空物件探してみるか?』

『勇者』を案内してまわった
当時はまだ『メイド喫茶』さえなかったので、ここに出せば間違い無いと思うが、母体が大きいとそうもいかない
『俺なら絶対ここだけどなー…流行って無いネカフェもあるから買い取りゃ楽なのにねぇ…』

もう一度会社に戻り図面を引いて提出し、『勇者』の持つ理想の『メイドカフェ』のイメージを部長に直に伝え、構想を具体化した
食事にありついたのはすっかり夜になってからだった
助かったのは部長の驕りで、普段行けない様な店で食事出来た事だった

食事も済み御機嫌になっていた部長は、珍しくポケットマネーを出し先に帰って行った
車で来ている俺を除き、皆ハイテンションでアニカラを大熱唱した
御機嫌すぎる3人を乗せ、途中『オタク女』を実家に落し挨拶もソコソコに帰る

2階の使っていない2部屋それぞれに来客用の布団を敷いてやり寝かし付けた
『今日は『キャリアさん』大丈夫だろうな?吐くなよ?』

ビジネスホテルよりは広い風呂にゆったり浸かり湯舟の外に足を伸ばす
『あーぁ…それにしても…今日も無しかよ…』

風呂から上がり、冷ましておいたアイスコーヒーに氷を入れて部屋に戻った
パソコンの『オタク女』を見てオナニーをし、虚しい気分で寝た

ギシギシという階段の軋む音で、目が覚めた2時半かぁ…
『どっちかな?起きるか…』
ドアを開けると『キャリアさん』が目の前に居た

「どうした?また吐きそうなのか?」

「いえ…そじゃないれす…」

「喉乾いたの?」

「はぃ…」

「台所こっちだから…」

『キャリアさん』を座らせ、帰る途中にコンビニで買った『グレープフルーツジュース』を飲ませる

『キャリアさん』は飲み干すと「お風呂はどこれしゅか?」
この前の泣き上戸パターンか?

「こっちだけど少し温くなってるよ…ちょっと待っててな…追い焚きするから…」

『キャリアさん』は既に脱いでいる

「ごほうししましゅね…ごしゅじんひゃま…」

「おぃおぃ…マジかよ?」

「あはっ♪大きくなってるぅ〜」

「おいっ!しっかりしろよ」

頭から水を掛けてやる

「ひっ!…」

「目覚めたか?」

「はぃ…」

「忘れてやるから、オマエも風呂入って忘れろ」

「でも…この前ワタシ御主人さまの奴隷になった筈です…」

『覚えていたのね…しっかりと…』
「酔ってて変な夢見たんだろ?アキバに酔ってたんじゃないか?」

「そんな事ありません…ケイコさんも御主人さまは優しいから大丈夫だって…」

「酔っぱらい同士の会話だろ?」

「いえ…2日酔いの日も話しましたし、今日も何でイジワルするんでしょう?って聞いたらそれが御主人さまですよーって…」

『『オタク女』も分かっててやったのか?どういう事だ?』
「ぶっちゃけて話すぞ?俺はケイコが好きだ!多分結婚する…いーや!必ず結婚する!」

「ケイコさんに結婚の意志が無くてもですか?」

「はぁ?何言ってる?アイツは俺とずっと一緒に居たがってるんだ!アイツの親御さんもそれを許してる!」

「でも、それはケイコさんが…ケイコさんが病気だからです!」

「おいおい…ふざけた事抜かすなよ!アイツが病気なんて聞いた事ないぞ!」

「本当です…だからワタシが居なくなったら御主人さまお願いって…」

「ふざけるなっ!そんなのアイツの聞き間違えか勘違いか妄想に決まってるだろ!確かめて来るっ!邪魔だ!退け!」

『オタク女』の家に着き、玄関を叩く
『くそっ!アイツの家の鍵貰っとけば良かった!』
叩き続けると、家の電気が点き親父さんが出て来る

「どういうことですかっ?病気ってなんですかっ?ケイコは?」

「×××くん…まぁ…まぁ…静まって…家の中に入って…」

テーブルに着き、お袋さんがお茶を入れてくれた

「誰に聞いたんだね?」

「会社の同僚が本人に聞いたとっ!でも、俺はこれっぽっちもそんな話聞いていない!どういうことなんですか?」

「ん…実は…あの子は昔から『ホルモン障害』と『抑うつ神経症』でね…両方とも軽いんだが…体に痛みがあったりすると不安になるんだろうな…思い込みも激しいし…外にも出ず殻に閉じこもって…それが、君と付き合う様になって元気で明るくなっているじゃないか…」

「その話が本当なんですね?慰めでなくて…」

「ほら、これがケイコの薬だよ…調べて貰えば判るよ」

「じゃあ死ぬとか言う事は取り敢えずはないんですね?」

「うつが酷くなれば自殺というのがあるらしいが、病死というのは無いよ」

「そうですか………………はぁー…一気に疲れが…すいません…こんな深夜にお騒がせして…」

「あはは…いや…構わんよ…心配して来てくれたんだ…で、どうだい?あんなコで申し訳ないんだけど、まだケイコの面倒を見てくれる気あるかい?」

「面倒見てないと心配で眠れませんよ(笑)今の仕事の方が落ち着いたら、僕の両親を交え、改めてお話をしたいのですが…宜しいですか?」

「ああ!喜んでお受けするよ!なっ母さん?」

「はいっ!喜んで!」
お袋さんは目頭を押さえていた

そっと『オタク女』の部屋に入り寝顔を覗き込む…
すーすーと寝息を立ててる『オタク女』の寝顔を見て安心した俺は帰る事にした

「あ!この件はケイコさんには内緒で!黙っててビックリさせた御返ししますんで!(笑)それと、明日からまた暫くケイコさんをお借りしますので!本当に夜分遅くにお騒がせして申し訳ありませんでした!」

「×××くん…ケイコを宜しく頼むな…今日は本当にありがとう…」

「では、失礼しました!」

『本当に失礼しちゃったな…今度は早めにお土産持って送って行こ…』



家に帰ると風呂から上がり酔いの覚めた『キャリアさん』が椅子に座り待っていた

「親御さんから聞いて来た…ほれ!これが薬だ …アイツは只の『鬱病』と『オタク病』だ」

「え?じゃぁ…」

「そー死にはしないよ」

「…………」

「いつでもいいから2人で話し合えよ?良いか?」

「…ワタ…シ…は…」

「これ以上キミの泣き顔見てたら、襲いたくなるから寝るぞ?じゃあな」

部屋に戻りベッドに倒れる
『アイツを襲って3週しか経って無いのになー…振り回されっぱなしだ…』
「あーやりてー…性欲に素直になっときゃ良かったか〜?」

うつ伏せになって、モノがじんわりと硬くなっている事に気付いた
「くそっ!また抜くか…」

パソコンを立ち上げていると『キャリアさん』が入って来た

「何だ?もう用は無いだろ?」

「ワタシはどうしたら良いんでしょう?」

「は?お互い忘れて、気持ちも新たに出直すってのがベストだろ?」

「忘れられません…無理です…だって…だって…」

俺は溜息をついて『キャリアさん』をベッドに座らせ、俺は間違いが起きない様にと椅子に座った

「じゃあ…結婚する相手が居るヤツの嬲りもので良いってのか?」

「…………」

「するだけなら簡単だよ?キミが痛がろうが嫌がろうが突っ込んで好きな時に好きなだけ出せば良い…でも、それで良いの?」

『キャリアさん』はキッと俺を見て
「それでも良いって言ったらどうします?」
と毅然とした声で言った

カチンと来た
『こいつ…勉強できるだけで、何も分かっちゃいないな!』
俺は立ち上がるとモノを出し『キャリアさん』の顔に押し付けた

「なら、スグにしゃぶってイカせてみろっ!」

固まった『キャリアさん』の閉じた口に亀頭を押し付ける

「ほら!やってみろよ!どーせ無理だろ?出来やしない!キミには無理だ!」


『キャリアさん』は頭を引き
「そんな事無いです…出来ます!ただ…今はまだ…話を…」

「言い訳だろ?…気分が…とか言って…なぁ…良く考えてみろよ?判らなきゃ明日ケイコ共々キチンと教えてやる…取り敢えず戻って寝てくれ…」

「でも…」

「『でも』じゃない!奴隷って言ったよな?命令だ!上がれ!」

「はい…」
『キャリアさん』は項垂れて出て行った

『もう5時前かよ!』
モニターに写る『オタク女』の壁紙を睨みながら寝た


無理矢理7時に起き風呂を沸かし、コーヒーを入れる
『勇者』と『キャリアさん』を起こし、風呂を勧め『勇者』が入った
さっぱりした『勇者』とロボアニメ話で談笑しながら、軽く朝食を採った

8時前に『オタク女』が車で着き、俺が親父さんと挨拶を交し、コソコソ話をしている間に、お袋さんが『オタク女』のバッグの着替えを受け取っていた

「では、御迷惑掛けますが、ケイコをよろしくお願いします」と一礼し親御さん達は帰って行った

「さてと…揃いましたし…そろそろ行きましょうか?」

会社に寄り、部長に昨日のお礼と新たな経費を与り、アキバへと向かった

今日イベントがある『勇者』と別れ、昨日チェックアウトしたホテルに再びチェックインを済ませた

俺はアンケートの雑務を済ませようと1人部屋で、パソコンを広げていた
ノックがあり、ドアを開けると『オタク女』と『キャリアさん』が恐縮して立っていた

『話したんだな…』
「ん?どーした?入れよ」

俺は椅子に座り、2人はベッドに座った
恐い面接官の様に腕を組み
「で?話したんだろ?言えよ」
高圧的に言う

『オタク女』が喋り出す
「あ…あのですね…御主人さま…ワタシ勘違いしてたみたいで…それと…御主人さまに言わずに居てごめんなさいっ!」

「言わなかった事を怒ってるんじゃない…勝手にオマエが決めて、後先考えず田仲さんを巻き込んで、勝手にしたことに怒ってるんだ」

『キャリアさん』が慌てて
「いえっ!ケイコさんが悪いんじゃなくて…後先考えなくちゃイケナイ筈のワタシが…ワタシが悪いんです!すいませんっ!」

「で、この先どーすんの?マサカ2人の御主人さましろとは言わないだろうな?」

『オタク女』が
「駄目ですか?メグさんとも一緒に居たいです」

『キャリアさん』が
「ワタシも…」

欲求不満でイライラしていた俺はキレた
「オマエ等言ってる意味分かってるのか?ああっ!分かったよ!じゃあケイコそこに座れ!田仲はこっちに来い」

ベルトを外し『オタク女』の両腕を椅子の背もたれに縛った
「見てろ!」

『キャリアさん』を乱暴にベッドに放りズボンを脱ぐ
邪魔なスーツを脱がしストッキングを引きずり降ろす

「ひっ!」
『キャリアさん』は小さな悲鳴をあげたが、俺はお構い無しに『キャリアさん』の股間をまさぐる
濡れていない性器に無理矢理モノを突っ込む
『キャリアさん』は腰を退こうとするが、小さい体は逃げる事ができなかった

「ひぃっ…ひっ!ひっ!ひっ!…」
意志に反してかどうかは判らないが『キャリアさん』の股間が濡れて来る

スベリが良くなったお陰か、溜りきっていた精子を中に出す
「だ、だめぇ〜…」

続けざまに『キャリアさん』の小さい体を抱きかかえ、そのまま突き上げる
「あっ!あっ!あっ!あっ!…」

『キャリアさん』の両足を抱えたままグルグル回す
「あっ…あはっ!あはっ!あはぁっ…」

『キャリアさん』の股間から俺の精液と汁が垂れて来る
「あはぁっ…あはぁっ…あはぁっ…イイっ!イイですっ!」

「自分で腰振れ」

『キャリアさん』は体を上下させながら激しく腰を振る
「あはぁっ…イイっ!イキそう…あはぁっ…」

『キャリアさん』は「イイッ!」といったまま足をピクピクさせた
どうやらイッたらしい

「あはーーーーーー…」
と余韻に『キャリアさん』が浸ろうとするが、仰け反る『キャリアさん』の腰に手を回し激しく突いてやる
上半身を揺らしながら
「あひっ!あひっ!あひっ!…」
とおもちゃの様に喘ぐ

2発目も中に出し、『キャリアさん』の向きを変え、足を広げ『オタク女』の正面に座り突き上げている様を見せる

『オタク女』は俯いた
「ほら!見ろよ!オマエ達が望んでいる姿がこれだっ!田仲!感じてないでケイコを見ろ!泣きそうだろ?何も感じないか?ケイコ!お前はこれで幸せなのか?目の前で他の女と喜んでやってる俺が好きか?」 

2人は黙ったままだった

俺は『キャリアさん』からモノを抜き、『キャリアさん』をベッドに放置すると、縛ったままの『オタク女』の口許に汚れたモノを持って行った

「舐めろ!舐めてチ○ポを綺麗にしろ」

『オタク女』は口を開けモノを口に含むが動かない
「どうした?オマエが望んだ事だぞ?さっきも俺は言った筈だろ?」

「ごめんなさい…」
後ろから『キャリアさん』の声がした

「この前みたいに3人で幸せに成れると思ってた…ケイコさんの悲しそうな顔見たら…うっ…」

「ケイコはどうなんだ?」
モノを口から抜き聞いた

「でも、ちょっとワタシが我が儘しなかったらメグさんと、御主人さまと3人で幸せになれるもん…」

「我慢するのが幸せか?嫌な事を心に溜めるのが幸せなのか?病気が間違いだって分かっても、田仲さんに譲れるのか?」

「頑張れば幸せになれるもん!ワタシはたった2週間でスッゴイ幸せになったもん!3人でずっと一緒に居たら絶対幸せになれるもん…」

俺は泣いている『オタク女』の頭を撫でながら『キャリアさん』の方を向いた
「どーすれば良いか理屈で考えれば判るよな?」

「はぃ…すいませんでした…」

「ってかね…気が付いてないだろうけど…マジで『勇者』と良いコンビになると思うぞ?趣味も同じじゃないか?」

「…え?でも…彼はアイドルオタクですから…」

「それはキミのやり方次第…でも、そのままで素直に付き合えば良いと思うよ?それに…タイプだろ?優しいし、キミを気にしてるしな…自分の気持ちを出してみな…コイツみたいにさ…俺が言いたいのはそれだけ…」

『キャリアさん』は静かにうなづいた

「風呂入って綺麗に落せよ?妊娠しても責任取らんぞ?元奴隷」

「大丈夫です安全日ですから…ありがとう…ございました…御主人さま…頑張って…みます…ありがと…ケイコさん…」

『キャリアさん』は急いで風呂に入って行った

「さてと!」

俺は『オタク女』に向き直り
「次変な娘拾って来ても知らないぞ?俺はオマエだけで手一杯だからな」

「はぃ…」

「それに、幸せになるのは俺達3人より俺達4人の方が良いだろ?」

「はい!」
納得したのか『オタク女』にニコニコ顔が戻った

「じゃぁ…しゃぶって♪」

「やです!メグさん泣かしてぇ!しゃぶってあげません!」

「ならそのまんまだよ〜♪」

「イジワルだっっ!」

「オマエ程じゃ無〜い♪」

「えーーーんっ…外してくださいよぉ〜」

「取り敢えず綺麗にしてくれたらね♪ほれっ♪」

「もーーーーーーっ!約束ですよぉ〜…」

「はい!約束するから…はい!はい!」

綺麗に舐めてくれたが、まだ、股とかにヌメリが残っていた
両手を自由にしてやり丹念に舐めてもらう
それだけで『キャリアさん』としていた時よりも気持ち良かった

お礼に抱き寄せてキスをしてやり、耳許で「愛しているよ…」と囁いた

『オタク女』はぎゅっと俺を抱きしめ、泣きながら「ワタシ…バカだぁ…本当にバカ…ごめんなさい…」

『オタク女』の顔を正面に両手で優しく包み
「良いよ…気にしなくて…」
と、優しくキスをした

風呂から覗いていたのか「うんっ!」と咳払いが聞こえ『キャリアさん』が出てきた

俺は『オタク女』の頭を撫でながら
「羨ましかろ?」
と言ってやった

『キャリアさん』は服を着ながら
「別に…明日にはワタシもそーなってますからっ!」
と挑戦的に言い返した

「いや…早くても3週間は掛かるよ?」

「……本っ当に……どっからどこまで……ふー…………………ありがとうございましたっ!ケイちゃんゆっくりしてね♪」

「はーーーーーい♪メグさん後でね〜♪」

俺はニヤニヤしながらメールを出す
“明日もスーツで来て下されば助かります お手間取らせますが宜しくお願い致します ×××”
送信っと♪

「御主人さま…何ニヤニヤしてるですか〜?」

「仕込みだよ!仕込み♪」

「ふーーーーーーん…美味しいのできます?」

「ああ!最高にな!」

俺は『オタク女』を押し倒し
「オマエ程じゃないけどな」
と言って、夕食までに3日分の余剰精液を『オタク女』に全て出し尽くした





夕食に『勇者』を呼び楽しく会食した
勿論、俺と『オタク女』、『キャリアさん』と『勇者』の並びで
俺は『キャリアさん』の『お手並み』を観察していたが、他人行儀な態度を取りつつ『勇者』をチラ見していた
ニヤニヤしている俺に気付いたのか、時折睨んで来る

俺は「あれ?田仲さん…どうしたの?硬いじゃない?飲みが足りて無いの?」と酒を勧める

「そんな事ありません!飲んでますよ!ほらっ!」

『勇者』は、気を遣って
「どーしたんすかぁ?なんか御機嫌ナナメっすねー…嫌な事は呑んで晴らしましょう♪どぞっ♪」
とコップにビールを注ぐ

「いえ…そんなことないんですよ?…不機嫌とか…そんな…はい…」

『はーっはっはっはっはっ!偉そうに言ってもまだまだだな♪』
「はい!それ空けて!…おぉ〜凄い凄い♪じゃあコレも」
チャンポンに飲ませ酔いを回させる

『オタク女』に
「おい!オマエも少し呑んで、酔っぱらってるフリしろ!フリっ!」
と耳打ちする

「ほぇ?なんで〜?もう酔ってますよぉ〜?」

「酔いつぶれたフリ!頼むぞ!」

「何だかワカンナイけど…は〜い♪」

「何です?何か楽しそうっすね?混ぜてくださいよぉ〜♪」

『キミは『キャリアさん』の相手してなさいよ…』
「いやぁ〜何だか酔って気持ち悪いって言ってるもんで〜」

「え?マジすかっ?今日はシノさんそんなに呑んで無いのに…」

「ちょっと、ホテルまで送って来ますね〜あっ!田仲さん達はそのままで!移動されたらメールか何か送ってください」

「諒解です!キチンと田仲さんをエスコートしてますっ!」

「え?ちょっと…」
『キャリアさん』が慌てて立ち上がろうとする

「あっ!コレ経費なんで…渡しておきますね♪領収書ヨロシクですよ?田仲さん」

力を抜き過ぎの『オタク女』をズルズル引き擦って『居酒屋』を後にした

「おーい…もう良いぞー…ってか寝てるより重かったぞ?」

「えへへぇ〜♪迫真の演技?」

「いや…ワザとらし過ぎ…」

「ぶーーーっ!…んで、ワタシ達はどーすんの?」

「んーーーーーー…取り敢えずチューする♪」

「んーーーーっ…んーーーーーっ!パァッ…もうっ!恥ずかしいですよっ!」

「へ?そか?別に良いじゃん♪お腹も足りたしホテル帰ってイチャイチャしよ♪」

「イチャイチャさんせ〜♪…でもメグさん達わ?」

「馬に蹴られたい?」

「何でウマ?」

「邪魔するなってことよ」

「あーーー!人の三十路を…だっけ?」

「もう良い行くぞ…」

「はーーーい♪…………はうっ!御主人さまっ!あれっ!可愛いですっ!アレッ!アレッ!…」

ホテルに着いたのは『勇者』と『キャリアさん』から移動しましたとメールが着いてからだった

“彼女は、やっと落ち着きましたが、本部より電話があり書類を作成中ですので、また後で連絡致します お気になさらずに”
『嘘も方便…送信っと♪』

「さてと…」
『オタク女』の後ろに座り、抱え込んで一緒にテレビを見た
CMの度にキスをするが、『オタク女』がテレビに集中し、先に進まない…仕方無いので、後ろからじんわりと愛撫を始めた
胸を丸く円を描く様にゆっくりと揉み、肩に顎を乗せ首筋や耳にキスをする
初めはくすぐったがっていたが、次第に身を任せ、太股を触る頃には少し上気していた

ゆっくりと手を広げ太股の内側を摩り、胸を下から揉み上げる
『オタク女』から吐息が洩れる

頬にキスをし、太股の手を股間へと摩り上げる

手を胸から上げ、顔をこちらに向けさせキスをする

『オタク女』の体の力が抜け、俺に身をあずけた

音がするほど激しくキスをし、胸を直に揉む
股間の手は『オタク女』のスジをナプキン越しになぞり、ナプキンに吸われずにお尻を伝って来た汁が、パンツの後ろにシミを広げる

『オタク女』は鼻息が荒くなり、キスを外す度に喘いだ

パンツの上から手を入れ中指で摩る様に入り口とクリトリスを刺激する

『オタク女』の股間からチュクチュクと音が立ち、それを合図に指を入れゆっくりと掻き回してやる
『オタク女』もソレに合わせ腰を艶かしく動かす

「んっ…んっ…んっ…あはぁ…気持ち…いいです…あぁ…」

「このままイッても良いよ」

『オタク女』の好きなGスポットをリズミカルに刺激してやる

「あっ!あっ!あっ!あっ!…あはぁっ…イイッ!イイッ!あはっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ…うっ…イクッ!イイイッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!」

両足をピンと伸ばし、潮を噴き『オタク女』はイッた

『オタク女』のパンツを脱がし、オリモノも殆ど無くヌルヌルに濡れている股間を上から覆い被さりベロベロと舐めてやる
『オタク女』は俺のズボンをずらすと、モノをくわえしゃぶりだした

お互いの股間を啜る音がする

俺が下になり、後から後から出て来る汁とクリトリスを吸い、『オタク女』は俺のモノを吸い上げる

『オタク女』は感じ過ぎているのか腰を振りながら激しく吸う

「ジュボッジュボッジュボッ…はぁぁあっ…チ○ポォ…ジュボッジュボッジュボッジュボッジュリュリュリュ…おいしいですぅ…ジュボッジュボッジュボッ…」

俺もクリトリスを小刻みに舐め、汁を啜る

『オタク女』の性器が口に押し付けられ、デカイケツの肉がブルンブルン震える
気持ち良いが、息苦しくなった俺は、性器に指を突っ込み、折り曲げた指でクリトリスを刺激し、アナルに舌を入れる

『オタク女』も俺のアナルを舐めながら、『オタク女』の唾液でビチャビチャになったモノを手コキする

「あーーーっ!イキそっ!イキそーだ…」

「ワタシもイキますっ!イクッ!イッちゃっいます…」

お互いに性器に口をあてがい、ひたすら舐め合う

『オタク女』の潮が勢い良く俺の口に放出され、俺もスグに精液を『オタク女』の口の中にタップリ出した

そしてお互いに綺麗に舐め上げた後、キスを交わした

まったりとキスを楽しんでいたら、携帯に着信があった

「誰だ?ん?『勇者』だね?……はい!すいませんまだ少し掛かり…え?田仲さんが?酔いつぶれた?で、今下?はい!…判りました…下に行きます…ちょっと待ってて下さいね…」

俺はズボンを慌てて履き
「田仲さんが酔いつぶれたらしいからちょっと下に行って来る」

「んじゃぁワタシも行く〜」

『オタク女』をジッと見つめて
「いや…オマエはちょっとべッドで待っててくれ…ってゆーか…俺が良いって言うまで寝ててくれ!頼んだぞ!」

「はにゃ?はーーーーい…」

ロビーに降り『勇者』の元へ駆け付ける
グテングテンの『キャリアさん』がグッタリと椅子に座って居た

「ちょっと待ってて下さいね!」
と言うと俺は『グレープフルーツ』と『ミネラル水』を買い込んで来た

「じゃあ手伝って頂けますか?」

『勇者』と俺で抱え上げ部屋へと運んだ

「俺が飲ませ過ぎちゃいました…すいません…付いていながら…」
『勇者』が済まなそうにする

「いえ、田仲も社会人ですから限度は弁えておかないと…本当に御迷惑掛けました…僕が早くに戻れれば良かったんですが…本当に申し訳ないっ」

「何を仰るんですか?俺なんかに、いつも良くして下さってるじゃないですか?こんなの御恩返しにもなってませんよ…」
心配そうに『キャリアさん』を見つめる『勇者』

「あの…お手数ついでに申し訳無いんですが…」

「はい…」

「まだ本日中の仕事があるんですけど…よかったらちょっと田仲の面倒見て頂いてて宜しいでしょうか?」

「はい、それは構いませんけど…あ!シノさんは?どーなってんです?」

「あぁ…彼女は僕の部屋で寝てますよ…まぁ、僕は1日位ソファで寝ても大丈夫ですから…」

「そうですか…じゃあ…田仲さんの事は僕に任せて、お仕事頑張って完成させてください」

「本当に申し訳ない…あ!それから!本人起きましたらコレを全部飲ませてやって下さい…じゃぁすみませんが、宜しくお願いします」

「はい」

フロントに一応告げ、部屋に帰りながら「イエスッ!」とガッツポーズを数度とった

ドアに鍵を絞め
「お〜い…良いぞ〜起きろ〜」
と声を掛けた…が、起きない…
すーすーと『オタク女』は気持ち良さそうに寝息を立てていた

俺はやけくそで、仕事を済ませた




仕事を終え時計を見てみると既に0時を回っていた
携帯をチェックするが『勇者』からのメールも着信もない
優しい彼の事だ…まだ介抱しているのだろう
『それともエッチしてるかな?(笑)』

風呂に入ろうと思うが
『着替えて覗きにいくのもナンだしなー…でも、今行って帰したらもっとつまらないし…終電って何時なのかな?んー…』

『オタク女』の横に寝転がりキスをしてみる
起きない

じーっと寝顔を見つめているとモノが怒張してきた

ズボンを脱ぎ、『オタク女』のパンツとスカートをずらす…

『ん?笑った?』
「おい!起きてるだろ?」

片目を開け『オタク女』は笑い出す
「御主人さまのエッチぃ〜♪」

「当たり前だろ?部屋に帰ったら寝てたんだから…オマエと心置きなくエッチしようと思って、寝てる間に仕事済ませたぞ」

「うわぁー凄い凄い♪ヨシヨシ♪」

「あのなー…」

「御褒美に御奉仕させて戴こう♪」

『かなり日本語おかしいぞ?』
「いや…さっき入れれなかったから入れたい…」

「どこに〜?」

「ココに決まってるだろ!オマエのマ○コだよ!」
足を広げモノを突っ込む

「痛っ!痛いですぅ〜ぶーーーっ!」

「あのさ…」

「何ですかぁ?」

「コレ済んだら田仲んトコ覗きに行かないか?」

「え〜?なんでですぅ?」

「まだ、彼が居る筈だからね♪進行状況見に行こっ♪」

「え〜?邪魔しちゃ悪いですよ?」

「田仲の本気が叶ったか見届けたいじゃんかー」

「うーん…」

「失敗してたら明日っからバラバラになるかもよ?良いの?」

「それは嫌〜」

「2人とも寝てたら引き返すからさ」

「盗撮しますかっ!」

「しないって……てなわけで…チュー♪」

「んーーーーーっんーーーーーっ…」

ゆっくりとお互いの体を楽しみ、愛を育んだ

余韻も薄れ時計を見ると1時半が過ぎて居た
「もう電車無いだろ?よしっ!服着て行ってみよう♪」

「おーーーーっ!覗きっ♪覗きっ♪」

こっそりとドアの前に行き、覗き窓を見る…薄暗い…
ゆっくりとドアノブを回して開けてみた
動く!

『オタク女』と顔を見合わせ、薄くドアを開け聞き耳を立てた
ギシギシと軋む音と『キャリアさん』と『勇者』の声が聞こえてくる

「……好きなんですぅ…あはっ…」

「俺もっ…メグの事っ…好きっ…」

『やってるね…お邪魔お邪魔…』

そーっと体を退き、聞き耳立て続けている『オタク女』の襟を引っ張り『戻るぞ』と手で合図した
『オタク女』は親指を立て『諒解』した

「ぷわーっ!引っ付いたね♪」

「引っ付きましたね?」

「見ろよ!正解だったろ?」

「うん!メグしゃんオメデトウですね♪」

「おい…」

「何ですか?御主人さま?」

「その…御主人さまっての止めないか?」

「え?何でです?まさか…メグさんが解決したからって…」

『オマエ…素になってるよ?』
「いや…そーでなくて…なんだ…その…明日…指輪買いに行かないか?」

「え?」

「嫌ならまーまた今度でも良いんだけどね…まっ、どーせ今は安モンしか買ってやれる余力がないけどな…どうかな?」

「ひっ…嬉しいよぉー…ひっ…もう…御主人さまの…ばかぁーーー」

『なんでやねん!』
「可愛いの探そうな♪」

「うん!うん!…あーーーーーっ!嬉しいよぉーーーーーー…」

「おいおい…顔がぐちゃぐちゃになってるぞ…お風呂入って早く寝ようよ」

「うん!」



朝『オタク女』のキスで目が覚めた
着替えを済ませ『オタク女』と『キャリアさん』の部屋に行った
ノックをすると中でゴトゴト音がして「今、開けます!」と『キャリアさん』の声がした
『開いたままだろ?このドア…』

中に入ると『メイド服』姿の『キャリアさん』恥ずかしそうに立っていた
『勇者』は満足そうに頷いている

「あれ?この間買ったヤツだね?なんかゴージャスで似合ってるよ」

「メグしゃんキレー♪」

『キャリアさん』は顔を赤らめ『勇者』の方をチラチラ見ながら微笑んでいた
「彼に着てみせて欲しいって言われまして…」

『勇者』も顔を紅潮させて
「メグタソ可愛い〜っすよ♪萌え萌えっすよ♪」
鼻息も荒くなっていた

「ワタシも着替える〜♪」
『オタク女』はパテーションの向こうに行きエプロンドレスに着替えて来た

『何か言って欲しそうに俺を見るな!』
「うん!似合ってるよ…でも、メイドじゃないけどね♪」

「意地悪だーーーーっ!」

俺達のやり取りを見ながら『キャリアさん』と『勇者』はニコニコ笑っていた

「でもまぁ折角着たんだし、アキバに出ようか?」

「そーっすね♪メグタソに着けて欲しいのがまだあるんすよね♪」
『勇者』はノリノリだ

『キャリアさん』は嬉しそうに『勇者』を見ていた

『一晩過ぎるとスゲー変わるもんだね?俺のお陰だろうに…』
『キャリアさん』が余りに幸せいっぱいそうなので、エレベーターの降り掛けに「昨日ドア開いてたよ」と耳許で囁き、振り向き執事の様に「おめでとうございます」と慇懃に言ってさっさと逃げた

黒山の人集りが出来、『勇者』のローアングルからの撮影規制に熱が入っていた

昼が過ぎ、アンケートも一段落し、歩いて衣装屋を巡っていた
『あー手なんか繋いじゃって…仕事中に…やらしーっ!』
「おい…見てみろよ?」

「はにゃ?お!ラブラブカップルさんですね?」

「ひょっとして『勇者』気が付いて無いと思ってないか?」

「むーーーーーっ…あり得ますねぇ…」

「彼に試練を与えよう♪」

「え?ナニナニ?何です?」

「昨日言ったろ?指輪買いに行こう♪」

「なんだかフメーですけどっ!指輪は賛成ですっ!とっとと行きますぉ?」

『でも、この服じゃあアキバの外に出るのは危険だよな?』

「御主人さまっ!コレコレっ!コレが良いですぅ♪」

『早っっ!ってかグッズ屋さんだろ?』
「んー?どれどれ〜?」

「コレですっ!コレコレ〜っ♪」

『オタク女』のやたら気に入って、はしゃいでいる指輪を見ると、ピンクと透明のビーズで出来たハートの指輪だった
『ん〜?なんだ?ビーズ?…500円?はぁっ?』

『オタク女』は鼻を広げながら
「コレっ!コレっきゃないですよっ!」
とナイ胸を張り偉そうに言った

『無理しなくても、あと100倍は出せるんだけどね?…安上がりで助かるけど…コレじゃあ『勇者』の試練にはならんわな…』
「はいはい…でも、アレも可愛いぞ?…アレと…アレはどうよ?」

「はうっ!た、確かにっ!あぅーーーっ…あ!アレも可愛いっ!」

『勇者』と『キャリアさん』が、俺達が見ているのに気付き戻って来た

「あら?可愛いビーズの指輪〜♪」
『キャリアさん』が楽しそうに指に入れて見ている

『勇者』は『キャリアさん』の様をうっとりと見つめていた

「あ!コレ可愛い♪しちゃおうかしら?似合います?」
と『キャリアさん』が『勇者』に指輪を通して見せる

『勇者』は緊張したのか、固まっていた

「えーーーんっ!選べないーっ!」
と『オタク女』が喚く

『折角の良い雰囲気が台無しだろがっ!』
「はいはい…ソレと、ソレと、ソレね?全部買ってやるよ…」

「えっ!ヤタっ!指輪買ってもらた〜っ♪嬉しいなっ♪」

大はしゃぎする『オタク女』を見て『勇者』が意を決したようだ…両手を握りしめ

「あ、あのっ!そ、その指輪…プレゼントっ…プレゼントしてもいいですかっ?」

『キャリアさん』は『勇者』の声の大きさにびっくりし、スグに嬉しそうな、恥ずかしそうな顔で「はい…」と答えた

周りから「おぉーーーーーーっ!」とどよめきが上がり拍手が舞い上がった

『キャリアさん』はブルガリの指輪を外し、ビーズの指輪を入れ『勇者』に見せた

拍手喝采だった

『スゲーノリが良いな(笑)…値段じゃない…か…良かったな『勇者』…』

夕方まで、2人にあてられながらアンケートを取り、日が落ちた頃『勇者』は用事があるとの事で早い時間に解散した

「じゃぁ飯も喰ったし、アンケートでも集計するかー」

部屋に戻り集計作業も早々と済ませ、お風呂から上がると『オタク女』が暇そうにベッドで足をパタパタさせていた

「ん?どうした?」

「メグしゃんが、用事があるからって出て行ったきり帰って来ない…」

『『勇者』の用事もソレだろね…(笑)』
「風呂に入ってくれば良かったのに…流しあいっこ出来たぞ?」

「今日のワタシはアダルトな女性なんでっ!そんな子供みたいな事はしませんのですよっ!」
とビーズの指輪を3つ共着けた手を見せた

『小学生よりガキじゃん…』
俺はヨシヨシしながら隣に座る

「子供じゃ無いっ!撫で撫でしないっ!」
『オカク女』は手と足をバタバタさせて暴れた

バタバタ暴れる『オタク女』を羽交い締めにし大人しくさせる

「でも…オマエは大したヤツだよ…今日、本当にそう思ったよ…」

『オタク女』は抵抗を止め、俺の手に自分の手を載せ
「4人で幸せに成れますかね?」

「ん?それはあの2人次第…だろ?」

「そうですね…」

「まぁ…彼がケツに敷かれるのは間違い無いと思うけどな(笑)」

「実は、御主人さまも敷かれてますよ?」

「分かってるさ…オマエのケツはデカイからなっ♪」

「むーーーーーーーっ!」

「このままここでシテも良いけど、どうせならオマエ達の部屋に戻んない?広いし、田仲がどんな顏して何時に帰って来るか興味あるし♪」

「御主人さま…悪趣味…」

「オマエの部屋でもあるんだし…行くぞ?」





パソコンを持って行き、身を寄せあいDVD鑑賞をした

2枚ほどアクション映画を見たが、『キャリアさん』が帰って来る様子さえ無い

『オタク女』の戦利品をワイワイ言いながら出して見たりした

『オタク女』に2度メールを送らせるが、返事も帰って来ない

『最中かな?『勇者』気張ってんだろーなー…でも、出逢いってのは訳判らんよな…』
『オタク女』をじーっと眺める…

『性欲のままに犯した俺と、犯されたコイツが今はこんな感じなんだもんなー…』

「ふと思うんだけどさー」

「はい?」

「乱暴にされるのと、優しくされるのどっちが良い?」

「え?優しい方が良いに決まってるじゃないですか?」

「でもさ、イジメてヤッた方が、イキ方凄いじゃない?あれは妄想パワー?」

「妄想じゃないですよぉー…実際されてるし(笑)でもテンション上がってるからかな?御主人さまも全然違いますよ?ナンカこう…体全部が熱いっていうか…『好き』とか『愛してる』とかも考えれない様になっちゃってますから(笑)結局どっちも好きなのかも(笑)」

「でも、乱暴にされて気持ちが退いちゃったりしないか?」

「最初にトイレでされた時もスカート買って来てくれたし、怒って始めた時だって…御主人さまは途中から全部優しくなってんですよ…だから…怒ってるのも『あぁ!愛されてんだ!』って思えるし…最初は恐いですけどね…」

「なんかさぁ…切っ掛けが俺の欲情だけだからさ…すまないな…って思ってさ…」

「考え方ひとつです…ナンパと対して変わりませんよ(笑)初対面でイキナリ!ですもん」

「でも強姦だよなー…」

「あの時の心理状況をドゾ!」

「前にも言ったけどな、前から古本屋でオマエの事見掛けてたんだよ…良いケツしてんなーってさ…古本屋に行く度にオマエの事探す様になって…で、ジャ○コでオマエ見掛けて…何かファッション雑誌読んでたよな?…で、座ってたからケツの形とパンツが透けて見えて欲情しちゃったんだよなー…で、オマエが動いたから追っかけて横顔見てたら硬くなっていって…携帯に撮ってたらドンドン欲情しちゃって…あそこで、最初からヤるのは無理だと思ったからキスだけした…妄想膨らませてたんだなー…友達と居るオマエ見た事なかったし…彼氏なんか居ないだろってさ…で、妄想したままオマエの写メとムービーでオナニーして…更に妄想膨らませて…次に会ったらまたキスして…襲えれそーだったら俺のモノにしてやるっ!って思ってたんだ…そしたら歩いてるオマエが見えてバレテも良いやと思って古本屋に入って、妄想しながらチャンスを伺ってたんだよ…そしてらモジモジしてたから公園のトイレで待ち伏せしてたんだよ…あの時はもう他の事が考えれなくなってた…で、やった後もずっと俺のモノにしようって妄想して…なんなら家に軟禁しようかって思ったり…警察に行かれたら即逮捕なのにワザワザ携帯番号まで入れたんだよ…だからあの時の心理状況は形振り構わずただオマエとヤリたい!だったと思うよ…」

「ワタシはね…あの日家に帰って腹が立って、部屋に引きこもって悔しくて泣いてたの…次の日は恐くて外に出れなくて…でも、夜にそーいえばハッキリ顔見て無かったなーとか思いながら、BL本読んでて…キスされた感触を思い出しながらオナニーしたの…で、表通りならいきなり襲われても大丈夫って思って古本屋に行ったんだけど、オシッコがしたくなっちゃって…慌てて入ったら御主人さまが居て…パニックになっちゃって…気が付いたらオシッコ漏らしながらキスされてて…『あぁ…そういえばこんな感触だったな…』とか思っちゃって…恐いけど興味深々で…ずっとキスされて、頭の中には妄想が一杯になって…『チ○ポ触ってる』自分の状態に欲情までしてフェラしちゃった…『終わったらまた走って逃げるのかな?』って思ってたのに意外に優しくって…出て行っている間に逃げようと思えば逃げられるのに…次に期待したのかな?…ついてって…で、話してたら良い人かもって思って…あの時はいつ死ぬか判らないって思い込んでたのもあって…この人が私の事好きなら嬉しいなって…だって、『キモい』とか『オタク』とかしか言われた事無かったし…2次元はいつでもワタシの頭の中で『好きだよ』って言ってくれてたし…『あー3次元の男なんかどーでも良いわ』って自分を思い込ませてて…そしたら…御主人さまが無理矢理現われて…で、気になって…連絡したら『キモイ』なんて言わずに会ってキスしてくれて…どんどん好きになって…死んじゃう前に、この人が望む女の子になろうって…そしたら…ワタシを全部受け止めてくれて……でもワタシ死なないから…だからっ…気にしなくて…良いっ…ん…ですっ…もし…気にしてっ…るんならっ…ずっと…ずっとっ…責任をっ…取ってっ…ワタシをっ…見ててっ…くださいっ…離れ…ずにっ…」

話している内に『オタク女』は感極まって泣き出した

「ごめんな…」

「謝らないでっ!襲っちゃったお情けで付き合って貰ってるって思っちゃうからっ!いつものちょっとイジワルな御主人さまで居てくださいっ!お願いです…」

「わかったよ…」

抱きしめて撫でていた手を離し体を退き『オタク女』の顔を見つめ

「わかったよ…『キモイ』『オタク女』♪(笑)」

「あっ!もーーーーーっ!ムカツクーーーーーーーっ!謝ってくださいぃーーー!」

「謝らないで…って言ったばっかじゃん?(笑)」

「ぶーーーーーっ!意地悪だーーーーーーっ!」

「イジワルが良いって言ったじゃんかーーーー」

「たーしーかーにぃー『ちょっと』って言いましたぁーーーーー!そんなの『ちょっと』じゃないもん!ぶーーーーーーーーっ!」

「はいはいはい!悪かった!ゴメン!ごめんなさい…謝ったから抱きついてくれ♪」

「ヤダっ!べーーーーーーっ!」

「オマエにはツンデレ似合わないよぉ〜?だっこしてあげるからおいでっ!ほらっ!」

両手を大きく広げると、背中を向けた『オタク女』がチラチラ見た

「ほらっ!おいで♪」

『オタク女』が向きを変え飛び込んで来た

「あぅーーーっ自分が情けないですぅ…」

「良いって…オマエはそれで…」
公約通りダッコしてヨシヨシしてやる

「えへへぇ〜♪」

「あっそうだっ!ついでにオマエの巡回サイト教えてくれよ…少しは詳しくならないとなー…でも、BLサイトはいらねーぞ?」

「コホン!そりでわ、オニャノコのオタサイトを御紹介しましょー♪」

1巡終わって時計を見ると1時前だった

「帰って来ませんねぇ〜田仲さん…」

「帰って来ましぇんねぇ〜メグしゃん…」

「俺がエッチ我慢して待ってんのに…」

「ワタシがエッチ我慢して待ってんのにぃ…」

「俺がケイコのアナルとマ○コにチ○ポネジ入れて潮吹きさせてマ○コ綺麗にしてやってチ○ポ綺麗に舐めさせてチューしてお風呂入ってまたヤッてお布団で抱き合って寝るの我慢してんのにぃ…」

「そのまんまでしゅね?」

「勝った!」

「へ?」

「真似出来なかった♪」

「むーーーーーーーっ!」

「それにしても…遅過ぎ…」

「ですです…」

「なぁ?…俺の部屋に帰るか?」

「そーでしゅね…でもメグしゃん心配ですぅ…」

「んーーー…じゃあコッチに居るか……ってな訳で…いつものお願い」

「あい!御奉仕させて戴きま〜す♪」

そして我慢していた『そのまんま』をした

空が白み始めた頃ドアが開きこっそりと『キャリアさん』が入って来て自分のベッドの方に行った

「おーーーい…いつも通りの時間に動くぞー…起きなかったら、放って行くからなー」
と声を掛けると

「は、はい…」
と向こうから声がした

『やれやれ…』 






朝起きて部屋に戻り、顔を洗い支度を済ませる
『オタク女』は『メイド服』を着ていたが、良い加減よれていた
「クリーニングに出すから」と、普段着に着替えさせ、その間に、まだ出て来ていない『キャリアさん』に声を掛けた

「おーい…起きてるかぁ?田仲さーーーん?」

「はい、今メールチェックしてます…×××さん…ちょっと良いですか?仕事の話ですけど」

「出てくれば良いじゃん」

「じゃあ…ちょっと待ってて下さいね…」

『キャリアさん』はパソコン片手に出て来た…会議の席で見た様な『キャリアさん』になっている

「何か深刻な問題でも出て来たか?」

「本当は、×××さんに見せるべきモノではないんですけど…」

「ほー全体の収支か…本家の通信事業部がやばいね…俺達が穴埋めしてる形だわ(笑)それで?」

「次のメール見て下さい」

「…要するに次世代ユーザー狙って本家の通信縮小で、ネットに力入れるってことだな…で、その宣伝媒体として各地にネットカフェ展開と…カラオケ、喫茶の赤字店の撤収、または変更…営業部も再編か……なぁ?これだとネット事業部も絡んで来るんじゃ無いか?」

「そうです…それで、これが昨日の晩のメールです」

「はぁっ?ネット事業部が主体になる?外注出して?」

「ネット喫茶チェーンの部長を入れるらしいです」

「じゃぁ喫茶部主導はどうなる?議案提出は喫茶部だぞ?」

「解散って事になりそうですね…」

「んなバカな!ちょっと部長に電話するぞ!」

「いえ…まだそちらの部長は知らないと思います」

「何でだ?俺達の部署の上には専務と社長しか居ないんだぞ!それに何で君がそんな話知っているんだ?」

「ワタシが社長から直にメールを貰いました…で、本社に戻る様にと…昨日会っていました…」

「バカ社長とか?どんな付き合いだ?まさか…」

「まさかです…でも昨日清算して来ました…もう嫌ですって…大事にしたい人が出来たからって…で、この件が終わり次第退社しますと…言って来ました…」

「はぁ?何でキミが辞めなくちゃいけない?アイツを社長の座からたたき落してやる!」

「1部上場の会社ならスキャンダルネタで失脚できるかも知れませんが…まだ一族経営ですし無理ですよ…それに…良いんです…ワタシもずっと彼の側に居たいですし…こちらで、仕事探そうかなって…」

「まぁ…オマエが納得してるのなら、その件は良いけど…問題は…経営権だな…今更ポッと出のネットの方に執られたんじゃぁやっとれん…」

「それも大丈夫です…トライアル店鋪はそのまま行けます…確約を戴きました…反故したら雑誌にあなたとワタシの写真が載りますよと言いましたけどね…でも…彼は、こんなワタシで良いんでしょうか?正直に告げるべきですよね?」

「言わなくて良いよ」

「え?」

「昔の経験があって今の君が居る…外身も中身も、いきなり出来るモンじゃない…過去を言っても彼の気持ちが揺らぐ事は無いと思うけどね♪それにねー…処女じゃ無かったんだから…それなりにキミに相手が居たって事は彼だって理解してんだからね?…後は、キミがもう済んでしまった事を気にせず、自分から進んで彼と一緒に幸せになれば、彼は満足なんじゃないかな?」

「はい…ありがとう…ございます」

「おいおい!こんな時間だ!泣いてるヒマないぞ!彼が待ってるぞ!」

「あ、はい!ちょっと電話しておきます!」

「おーーーーい!待たせたなっ!クリーニング物持ったか?降りようぜ!」

「あーーーーーーい♪」

『オタク女』はかさ張った袋を持って近付いて来た
そしてニコニコして、俺に向き
「キミがもう済んでしまった事を気にせず、自分から進んでワタシと一緒に幸せになれば、ワタシは満足なんじゃないかな?」
と言った

「そうだ…その通りだな…」

『キャリアさん』が居るにも関わらず『オタク女』にキスをした
『キャリアさん』はニコニコしながら見ていてくれた

「あーーーーっと……い、行くぞっ!」

「はーーーーーい」と2人が声を合わせ『勇者』が待っているいつもの場所へと急いだ

『勇者』は眼鏡スーツ姿で待っていた
『キャリアさん』の顔が弛む

「おっ!新調しましたね?良い感じですよ♪」

「そ、そうですかね?実は昨日アレから買いに行ったんですよ」

「良く似合ってます…素敵です…」
『キャリアさん』が頬を染め言った

「あ、後…3次元ネタ全て処分しましたのでっ!」
と手を握りしめ『キャリアさん』に言った
『キャリアさん』は目を潤ませていた

『はいはい…御馳走様…』
「えーーーーっと…お邪魔して良いですかね?(笑)どうやら○○○に決まりそうなんで、覗きに行きたいんですが…良いですかね?」

「え?そんな話聞いてませんけど?」

「朝の定時報告の返しで、部長からのメールです」
と『キャリアさん』に携帯を見せた

「じゃあ行きましょう♪」

携帯のナビ見ながら場所まで辿り着くと、少し古めの雑居ビルだった

「広さはマズマズだけど…水周りがヤバイかもな?でも、1、2階使えてこの家賃は良いよなー…
1階ネットカフェで、2階がメイドカフェってものアリじゃない?どうですかね?」

「良いですよそれっ!でも自分的には1階がメイド喫茶の方が嬉しいっすけどね♪入ってスグ『お帰りなさいませ〜♪』って聞こえた方がテンション高くなるし♪」

「成る程…じゃあ案を2パターンで考えておきますね」

部長に報告の電話を掛けた
「おはようございますっ部長!×××です…早速今朝送って下さった物件見に来てます…ええ…ええ…ココが一番良いですよーアキバも近いし…ええ…喫茶とネットと2階層に分けれますからね…2店鋪分のトライアルが一度に出来ますよ…ええ…ええ…はい…そうです…進めて下されば…あ!部長のお知り合いのビルなんですか!じゃあ話は早いですね…ええ…ええ…宜しくお願いします…業者は?…はい…あ!わかりましたっ!はい…じゃあ開発課と連絡取り合えば良いですね?…はい…はい…はい…わかりましたっ!…はい…失礼します!はい…では…」

続けざまに開発課に連絡し図面と業者名簿をメールで送ってもらう事にした

「目鼻付いたし…コレからは早いですよ♪」

新宿の衣装専門店に行き、多数のバリエーションの中からシンプルで動き易そうな『メイド服』を5点チョイスした

『オタク女』と『勇者』は『萌え道』を追求し、はしゃいぎまわっていた

「御主人さま〜コレコレッ!コレ可愛い〜♪」

「んーーーーー?そうかぁ?袖とスカートにリボンが多過ぎるんじゃないかぁ?どっかに引っ掛かるぞ?」

「ぶーーーーーっ…乙女心が判らんアンポンチンとわ…この非現実感が萌えなのよん♪それにっ…メグしゃん買って貰ったのにぃっ!」

「はぁっ?田仲さんずっとこっちに居たぞ?」

見るとニコニコ顔の『勇者』が会計を済ませていた

「メグしゃんと、お揃ろなんだけどなぁー…良いなーーーーーー…メグしゃんわ…優しい御主人さまで…」
じーーーーーっと俺を横目で睨む

「判ったよ!はいはい…これだけで良いのか?ソックスとかは?」

「ソックスも欲しぃーーー!…でも手袋は御主人さまが似合わないって、前に言ったから要らなーーーい」

『まぁ指輪のがアレだったしな…』
「はいはい…ソックス取って来い…」

「あーーーーーい♪」

昼食を済ませホテルに戻る
開発課の図面をフォトショに落す
『めんどくせー…CADソフト欲しーいなー…今度ヤツにコピらせて貰お…』

『オタク女』と『キャリアさん』が早速着替えてパテーションの奥から出て来た
『同じ服だよな?何か2人のイメージがそれぞれ違う様に見えるけど?中身の人の違いか…『オタク女』はプニプニ系で、『キャリアさん』は小さなモデル系だな…』

『勇者』は大喜びで、シャッターを切りまくる
「いやーっ…イイっす!メグタソサイコーっす♪萌え死にしそうなくらいアツイっす!シノさんもイイッ!俺マジ死にしそーっすよ!メグタソ♪こっちに視線くださーい♪スゲー可愛いっす!萌え萌え〜っす♪手が震えてヤバイっすよぉ〜♪そうっ!イイっす!その感じっ!女神キターーーーーーーっ!…」

『いや…オマエがある意味『神』だと思う…スゲーよオマエ…』

やがて『勇者』は『キャリアさん』の個撮をし始めた

『オタク女』はトコトコと来て「可愛い?」と聞いて来る
「そこそこ…(笑)」

「むーーーーーっ…メグしゃんあんなに褒めてもらってんのにぃ…御主人さまのイジワル…」

「俺的にはオマエがも少しオッパイ大きかったら、ホットパンツ履かせたいけどな♪今だと、ミニのメイド服が一番似合ってて可愛いかな〜」

「でもお揃いで可愛いでしょ?」

『必死だな…』
「同じ衣装でもノリがあるから、それぞれの個性が出てるって感じかな?喫茶店の制服とはまた違う感じだなー…そうだ…いつものニーソ履いてみろよ?スカート少し上に上げて…」

「ちょっと待ってくらさいな…ニーソ…ニーソ……この色?」

「そーそー…で、靴はゴスの奴…キャップはコレ…」

「こんな感じになったよ?」

「うん!その方が可愛いよ♪キャップがシンプルで薄くて小さい方が可愛いよ」

「えへへぇ〜♪」

「そのソックスはエプロンドレスには合いそうだね…」

「ついでに今日買った会社の『メイド服』着てみてもらえるか?Mだから入るだろ?」

テーブルに乗っていた『キャリアさん』のデジカメを勝手に借り、全身の正面、側面、後面と、バストアップの写真を『メイド服』毎に撮り、資料用に4つ区切りに写真を加工した
当然、着替え姿は携帯に納めた

パテーションの向こうが静かになってることに気付いたのは部長宛に簡単な間取りとメイド服の資料メールを送って済んでからだった

『まさかとは思うけどシテないよな?俺達が居る事判ってる筈だし…たかがパテーションだし…でも…静か過ぎるよな?』
「おい…向こうは何してるんだ?」
と『オタク女』にヒソヒソ声で言った

「はにゃ?しゃてしゃて…エロエロな雰囲気かもしれましぇんねぃ…ふっふっふっ…覗きましゅか?」

「覗いて見ろ!…気付かれない様にな!」

『オタク女』は親指を立てこっそり覗きに行った

やがて四つん這いのまま、こっちに振り向き手招きをする

「どうしたっ?」

「あれですよ!あれっ!…キャッ♪恥ずかしくて言えない…いやん♪」

「おのれっ!俺バッカに仕事させやがって…自分はのうのうと…ほらっ!見せろよ…」

俺は『オタク女』の上になり、頭を上下に置き覗き込んだ

「マジやってやがる…」

「きゃーメグしゃんエロエロですぅー」

ブラウスの胸元をはだかして、着衣のまま快楽を堪えるかの様にぎゅっと口を結んだ2人が交わっていた

時折「うっ…」「はぁっ…」「あぁ…」と溜息を漏らしながら…

俺の頭の中に2つの意地悪が浮かんだ
1つは大きな声を上げて呼ぶ、もう一つはこちらも始めて更に刺激する

「どっちが良い?」
と『オタク女』に聞いてみる

「んー1つめは良くあるパターンでしゅね…でも可哀想な気もしますぅ…もう一つはワタシが恥ずかしいでしゅ…きゃっ♪」

「じゃあだまって出てって俺の部屋でエッチするか?でも、気付いてないとしたら不自然だろ?」

「御主人さま…何かワタシのお尻に当ってましゅよ?」

「ん?コレか?気にするな!…只の自然現象だ」

「擦り付けてませんかぁ?ワタシの体が勝手に動くんでしゅけどぉ…」

「気の性気の性…そしてコレも気の性…」

「ワタシのパンチュに何か棒みたいなのが当ってるのが、気の性なんでしゅか?」

「そーそー…パンツがずらされているのも気の性…あれ?何か濡れてんのは気の性か?」

「んっ…濡れてんのは気の性でしゅ…よ…はぁっ…何か入って来ましたよ?」

「んっ!そうかっ?俺の股間にデカイケツが当ってくるのも気の性か?」

「はぃ…ワタシのデカイケツが回ってんのも…気の性…ですぅ…あはぁっ…」

「あーっ!この気持ちが良いのも気の性かぁ?」

「あぁっ!そんなっ!…そん…なにし…たらっ…声…出ちゃい…ます…あはっ…あはっ…いいっ…」

「気持ち良くて腰が止まんないんだ…よ…」

「ワタシもっ!お尻が勝手にっ…動いて…イイッ!イイッ!イキそっ…もう…駄目っ!声で、出ちゃい…ま…すっ…あはぁっ!…」

「気付かれるよ…黙って!」

『オタク女』の口を手で塞ぐ…中の2人もキスでお互いの口を塞ぎながら絶頂を迎えようとしていた

『オタク女』は俺の手を舌で舐めながら、デカイケツを俺の股間に回しながら押し付け鼻息を荒らす

『勇者』の腰の早さが2人の絶頂間近を知らせる

『オタク女』のデカイケツもパンパン音を立て俺の股間を求める

中の2人の「はぅっ!いくっ!」「ワタシもっイクッ!」のやや大きめの声に同調した様に『オタク女』も「んーーーーーーーーっ!」と言ったまま体を硬くし、ケツを突き上げたまま動かなくなり、長い吐息と共に力が抜けていった

『おい…俺1人仲間ハズレかよ?…』

中の2人は重なったまま動いていない

俺は『オタク女』に俺の股間を綺麗に舐め上げさせ、御返しに『オタク女』の股間を綺麗にしてやりパンティを履き替えさせた

そして『オタク女』がトイレに入るのに『バタン!』とドアを絞めた時、向こうでベッドが揺れる音がしたのを聞き逃さなかった

「ん?どうしたぁ?眠くて寝てたかぁ?」
と白々しく聞いた

「あっ!ああっ!ちょっとウトウトしてたみたいです」

「こっちは配置図の図面と、制服のサンプルをケイコに着させて部長に送っといたから〜…ケイコが出て来たらアキバに出てみよう」

「あ、はいっ!すいませんっ!ワタシもちょっとお手洗いに入ります…」

ぼそぼそと話声がしたのち2人が出て来た

『『勇者』…口紅の跡が残ってるぞ…シャツが中で歪んでるし…『キャリアさん』背中入れちゃってる…とソックスが段違い…後、口紅が口の周りに広がってるぞ?』
「良い写真取れましたか?」
ニコニコしながら『勇者』に聞いた

「え?ええ!ばっちりっすよっ!メグが可愛いんで萌えちゃいました♪」

『呼び捨てしてるし…タソはどーした?タソわ?』
「あ!ケイコくん!田仲さんの準備出来たら外に出るからね?よろしく」

『キャリアさん』が準備している間に『オタク女』『勇者』の3人で『メイド服』品評会をして遊んだ
その時に心の中で『『勇者』…『キャリアさん』の香水の匂いがプンプンしてんすけど?』とツッコミを入れるのを忘れたりはしなかった





あんまり『メイド服』っぽい『メイド服』でもなかったが、それでも黒山はできた
今回は女性がアンケートのメインターゲットのつもりだったが、カメコ整理に追われ結果は今一つだった

一段落した後、HPの話をしている間に、何故だか『勇者』の家にお邪魔する事になった
『勇者』家は3駅程の所にあり、結構な資産家の家というのが外観で判った

案内され部屋に入ると2次元ネタは処分していない様で、所々がガランとしていた
『ベッドの真上は田仲の写真を引き延ばして、アニメキャラのポスターみたいに貼るんだろーなー…なんだ…フィギアあってもプラモは無いのか…』

デカイ画面のパソコンで、ネットを巡り、お薦めサイトのアドを俺のメルアドに送って貰った
『勇者』の『萌え講座』を延々4時間受講した
下に降りた頃には、親御さん達が帰って来ていて、俺は勝手に作った名刺を渡し挨拶をした

「…という訳で、御子息には大変お世話になって居ります…」

「いや…このコは随分と片寄って居りますから、皆さんに御迷惑を掛けて居りませんか…心配で…で、このコスチュームは息子が選んだものですか…はぁ成る程…新しいジャンルの事業なのですね?…」
1時間程、遠回しに根掘り葉掘り聞かれたが、概ね『勇者』の社会参加には喜んでいる様子だった

「ね?ウチの親諄いでしょう?今日に限って早く帰って来るんだもんなー…すいません…何かしらけちゃって…」

「まぁ…それだけ気に為さっている…って事ですよ(笑)時間も時間に成りましたから今日は解散で良いですかね?」

「あ!ちょっとアキバの出力屋に、用事があるんで御一緒しますよ」

「それでは行きますか?」

「ねっねっ!御主人さまの言葉遣い何か変だったよ?」

「そっかぁ?お上品が写ったかな?今はフツーだろっ?」

「うんうん♪いつも通り♪中の人が変わったかと思った(笑)」

「普段はアナタに合わせているだけですよ…アナタにとっては不自然と感じるかも知れませんが、これが、私本来の喋り方ですよ」

「キモ〜〜〜〜〜イっ!」

「なんだと!BLオタクゥ〜キモッ!」

「えーーーーんっ…言わないって言ったクセにぃ〜〜…メグしゃ〜ん…」

「はいはい…女の子虐めて…仕方が無いですねぇ…子供みたい(笑)」

「はい!子供で結構!俺は香水付けないからな」

『キャリアさん』は『???』という顔をした

「匂いってのは移るの!アレの匂いもな!気を付けろよ♪」
と『勇者』に聞こえない様に耳許で言った

『キャリアさん』は真っ赤になり
「んっとに子供ですねっ!」
と『勇者』が振り向く位の大きな声で言った

「程々にねっ♪」

アキバに戻り、俺は気を効かせて別行動を執る事にした
「じゃあ…そっちは出力屋さんも紹介してもらっておいて…俺達はアンケートの集計やらやっとくから…じゃあ一応ココで解散!」

部屋に戻り『オタク女』に読み上げて貰いながら集計を済ませた

「女の子のアンケート伸びないなー…出来れば『メイドさん』達にアンケート採りたいんだけど…何か良い手ないか?」

「黒服で御主人さま達が頑張ってみてはいかが?」

「どっかの風俗のスカウトじゃあるまいし…無理だろ?…俺にそんなスキルは無いもん」

「むーーーーーーっ…難しいですねぇ…」

「一応、女性用のアンケートを別に作っとくか…」

「ねっ!生理終わりましたよ?」

「何だよ?不意に…」

「貞操帯付けてた方が良いのかなーとか思いましてっ」

「んー…今は2人切りっの時間てのは中々取れないからねー…だから着けられると逆に困るかも…」

「困る?なんで?」

「こうやってスグに突っ込めないからさぁっ!」

『オタク女』を押し倒し、股間に手を入れ弄る
『オタク女』はキャッキャッとはしゃぐ

「あ!そう言えば俺、昼間出せてないわ…」

「じゃあっ!御奉仕します♪」

「たまにはフツーのカレカノでシテみない?」

「いいですよ♪×××…」

「ではケイコ殿っ!参るっ!」

「フツーじゃなーい(笑)んっ…」

「照れ隠しだよ…やっぱ恥ずかしいもんだな?名前の呼び捨ては…」

「ワタシもちょっと恥ずかしいかも♪」

キスに始まり69でお互いにイキ、ノーマルで2度俺はイキ、『オタク女』は5度イッた

「×××…好きよ…愛してる…」

「ケイコ…俺も…愛してるよ…」

そう言いながらも、2人で顔を見合わせながら笑ってしまっていた
でも、言葉が本心からだった

「今頃あの2人もこんな感じなのかね?」

「さー?もっとラブラブかもよ?だって本当にホヤホヤだもん♪」

「俺達が負けてるってか?そんな事無いぞ!俺の愛の実力を見せてやろう!」

「御主人様の愛の実力は肉欲だけですっ!」

「俺の肉欲はオマエ専用だから問題無し!」

「もーーーーーっ!折角良い…感じだった…のにっ…台無しっ…です…よ……んっ…んっ…」

「これも…本心…だから…なっ!…」

「もうっ!仕方…ない…ですねっ…あはっ…でもっ…毎日…ずっと…一緒で…あぁっ!イイッ!…嬉っ…しい…うくっ!…です…あぁぁぁっ!イイッ!」

「俺は…ずっと…こうして…居たい…ん…だけどねっ…」

「ワタシ…もっ!…イイッ!もうイクッ!イキそっ!……ずっと…あはぁっ…こう…して…居たい…イッ!イッ!イイッ!もっ…イクッ!…イクッ!イクッ!イクッ!ッちゃっいます…イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!はぁっ…」

『オタク女』がイクと同時にモノを抜き『オタク女』の口に突っ込み精子を流し込んだ
『オタク女』は美味しそうに吸い出し全部飲み込んだ

いつもは綺麗に舐めてさせて風呂に入るが、そのまま69に入り、セックスを疲れて寝てしまうまでし続けた 





朝、股間に心地よい刺激を感じながら目が覚めた
そっと見ると『オタク女』が俺のモノを舐めていた
目が覚めた性かモノが更に硬くなりピクピクする

『オタク女』は目を上げて俺が起きた事に気が付いた

「おはようございます!御主人さま♪」

「おはよ…ナニしてんの?俺の寝顔で欲情した?」

「いえいえ!トイレに入って帰って来たら、大きくなってたので『御奉仕しなくちゃっ♪』ってシテます♪」

「チューして起こしてくれても良かったんだけどね…でも、気持ち良いから許す!」

「コレ終わったらお風呂入りましょっ♪昨日入ってませんからねっ」

「多分…スグ終わる…スゲー気持ち良いから…」

「意地悪してゆっくりと御主人さまの感じてるお顔見たいけど…駄目ですかぁ?」

「駄目っ!ってか…もう少しで…イクぞ?」

『オタク女』がジュブジュブと音を立て、激しく頭を上下させ、俺の射精を促す

「イクぞっ!イクッ!……っはぁ〜〜〜…」

『オタク女』はンッパッンッパッと精液を吸い出し、先をチューチュー吸い、最後の1滴まで飲み込むといつも通り綺麗に舐め上げた

「完了しましたっ!御主人さまっ!」

お風呂に入り背中を流しあいっこし準備をした

今日の朝方は東京支社に顔を出し、開発課との内装や什器の打ち合わせをする手筈になっている
『連れてっても大丈夫かな?まー…一応チームだからな…』

『オタク女』の着替えもあるし『キャリアさん』と『オタク女』の部屋に行った

入ると『勇者』の大きな「おはようございますっ!」の声で出迎えられた

『まだ7時ですけど?泊まってた?』
「おはようございます…早いですねー♪…ウチの田仲は?何しています?」
とキョロキョロしたが見当たらなかった

「メグは…いやメグムさんは報告書書かれてますよ」

『何だ?営業部長宛か?』
「仕事熱心ですねー僕なんか携帯メールですよ(笑)」

今日は準備してもらっていたスーツを着させた
俺の好みで懐かしのコンシャススーツだ

『オタク女』は洗面所にイソイソと入って髪の毛をアップにしてきた

「もう少し口紅濃いめが似合うよ?ちょっとパレット貸してみ…バブルの時思い出すなー…こんな…モンでっ…どう…だっ?ボディコン現代バージョンの完成♪」

「うわーーーーっ…御主人さま上手ですね…実わオカマさんでした?」

「違うわっ!ちょっと薄めにはしたけど…少しキツイかぁ?眉のをちょっと薄くすれば…ナチュラルっぽく…なった…かな?」

「何してんです?」
『キャリアさん』が声を掛けてきた

「おはよー…ちょっと…昔キャリア風に…改造中…」

「ちょっとケバクありません?ケイコちゃんならこっちの色の方が…」

「スーツに合わせてんの!どーよ?ボディコンシャスだぜ…懐かしかろ?って…26じゃ知らんわな…」

「×××さんの好み丸出しってコトなんですね?」

「タイトスカートフェチだからな(笑)」

「気を付けないと、今ならセクハラに成りますよ?(笑)」

「なんだか萌えマンガに出て来るプニプニの女教師みたいっすね?イイッすよ!」

『そういう発言は『キャリアさん』の前では止めといた方が良いぞ?』
「良かったな!誉められたぞ?」

「えへへぇ♪ヤパシ差し棒持ってた方がイイですかね?おっきい三角定規トカっ?」

「いや…設定は気の弱いドジッコで妄想癖のある女教師で、教科は漢文!理由は三国志が好きだから(笑)」

「うーーーーっ…言い返せない自分が悲しいですぅ…」

「まっ遊びはコレ位で…これから朝飯喰って支社に行きますので宜しくです!」

『勇者』に内装色の相談しつつ朝飯を喰い支社へと向かった
店長時代に関東地区に居たので、古株はある程度知っている
支社に着くと俺の大嫌いな全体朝礼が始まり、総員起立で『御言葉』を聞かなくては成らない…
『不毛だよな…』
その後、更に支社の朝礼があり、本社から来ていると言う事で、俺と『キャリアさん』が挨拶させられた

朝礼が終わり『キャリアさん』の所に支社の営業部長が挨拶してきたりと、営業がやたらと『キャリアさん』をチヤホヤしていた

そしてそれを面白くなさそうに『勇者』が睨んでいた
『恐い顔もするんだな…』

『勇者』の耳許で「アレ位簡単に彼女はあしらえますよ…伊達に本社の営業課長補佐やってませんからね♪」と囁きなだめた

支社の会議室で、開発課が用意してくれた壁紙のサンプルを見ながら『勇者』のイメージに添い候補を上げていった
什器類はいつもの取引先にしてもらうので、問題は無さそうだった
ただ、パソコン等の設備に関してはネット事業部からプッシュがあったので、そちらを優先することになった
具体的な数を上げ見積もりを立ててみた

「そー言えばオマエんトコの部長来るらしいぞ?」

「え?そんなの連絡来てねーぞ?抜き打ち視察ってやつかぁ?まぁ…部長は良いけど…ゼネマネ来ねーだろーな?聞いたか?」

「いやっ!聞いて無いなー…オマエの天敵は自分からオマエんトコ来ねーだろ?来るのはオープニングか社長に引っ付いて位じゃねーか?(笑)」

「だと思うけどなー…部長も連絡あるまで放置プレーだな(笑)」

爆笑しながら話を進めて行く
開発課は技術課と店鋪出身が多いので顔見知りが多く話が早くて助かる

「でさ…HPもやっぱりネット課かな?」

「ウチの会社のHPに取り込まれるんじゃ無いの?喫茶とカラオケみたいに…」

「独立形式が良いんだけどな〜…事務所のパソコンでサンプル見せるわ」

事務所に戻り『勇者』が典型的な『メイドカフェ』のHPをいくつか出して貰った

「このHPの特色は『メイドさん』がそれぞれに写真付きの日記書いてたりして、それに読んでいる側がコメント書き込めたりします…こんな感じで…まぁBLOGにリンク張ってるだけですからこの手のHPならトップとメニューとかの内容と、場所と営業時間のページさえ作れば、他は無料で運営できますよ…管理自体もする必要が無い位ですからね…検索エンジンに登録してリンクさえ張って行けば後は勝手に見に来ますよ」

「おーい…ウチのHPって外注に出して幾らだったっけ?100位軽くいって無いか?あの無い店までまだ載ってるHP…」

「まぁお金掛けたとしても…萌え絵師の方にイメージに合った絵を書いて頂く位ですかね?今人気あるのはこんな感じですよ」

「なるほどねー…この案も部長に言ってみるか?」

「サンプル作りましょうか?シノさんとメグムさんの写真使っても良ければ…」

「できるの?結構スグに?」

「作るだけなら半日掛かりませんよ♪肝心なのは魂が入っているかいないかだけです」

「じゃあやって戴けます?」

「他ならぬ×××さんの頼みとあらば!明日にはお渡ししますよ♪」
『勇者』は親指を立てニッと笑った

「お願いします!助かりますっ!」

後は、上層部の決定で全てが動き始める
と言うか、動き始めて貰わないとこれ以上は足踏みしか出来ない

「でさーこの前、オマエに聞き忘れてたんだけど…あのコ…あのボディコン着てるコ…ひょっとしてオマエの…」

「何を言っているんですか開発課の方?今は仕事中ではないですか?そんな下衆な話はやめていただきたいなぁー…」

「ワザとらしんだよっ!ってかさオマエの好きな良いケツじゃんか?」

「だろ?あの腰のライン堪らんだろ?」

「ふーーーっ…なんだ…違うのか…つまらん…やっとオマエに春が来たって同期の連中に言って振り回してやろうと思ったのによ…」

「放っとけっ!」

「まぁ開発課から全部上げとくからな…本決まり早けりゃ良いな…」

「だな…デカイ金が動くから…ひょっとしたらGoサイン出る迄は、また本社に戻るかも知れん…まぁ良く判らんけどな…俺お得意の放置プレイになるけど…俺と部長にメール…頼んだぞ!」

「おうよ!図面もバッチリ引き直しておいてやるよ!」

支社出て昼を済ませ、アキバに戻ろうとした時に部長から連絡が入った

「はい×××です…おはようございます…え?物件決めたんですか?例の雑居ビル?…え?詳しい事は?…部長は今、どちらに?…じゃあアキバに戻っていますんで…ええ!…はい…駅前の…はい…そちらで!…はい…失礼します」

『何か歯切れ悪かったな…まぁ会えばわかるか…』
「部長がこちらに来ているみたいですので、アキバで合流しますね」

部長に合流するまで10分と掛からなかった
『オタク女』も『勇者』もこの前の1件で部長には好印象を持っていた様で、ニコニコしながら挨拶を交していた

「で、本社で、何かありましたか?」

「………まっ隠しておける事でもないしな…この件の規模が縮小した…とは言ってもトライアル店鋪は出す!ただし、『メイドネットカフェ』の案は無くなり『メイド喫茶』のみだ…ネット事業部主導で『メイドネットカフェ』の方は将来的には出すが時期尚早だそうだ…設備費の事を思えば正論の様に思えるが、ネットカフェとしてだけでも十分利益が発生する地場なのにな……すまん…私の力不足だ…」

俺は社長を罵ったが、どうせ一族経営だ…明後日には中止になるやも知れない
『止めれない所までヤルしかないな…』
「じゃぁ部長…仕切り入れてネットコーナーを作りますよ…あのビルは幸いぶち抜きですからね…それに窓は一方向にしかありませんから窓側を喫茶、奥側をネットにして入り口をカラオケ店の要領で2つ設けます…これなら俺達が主導のまま行けますよ…建て前はイベントホールで」

「図面で知られるだろ?無茶はしなくて良い…最後まで掛け合ってみるよ…ところで、私も『メイド喫茶』に行ってみたいが、案内してくれないか?」

「ええ良いですよ(笑)でもビックリしますよ?倒れないでくださいよ?」

『勇者』が先頭に立ち、店を紹介した

「どうですか部長?パブでも飲み屋でもありませんよ?これで、喫茶です(笑)」

「何というか…これが…喫茶か?向き合で座っているぞ?風営法大丈夫なのか?」

「僕と同じ事言ってますよ(笑)でも、結構サラリーマンの方も利用されてますよ…単価が安いですし」

「空いた時間にくれば確かにくつろげるとは思うが…賑やかだな…」

「イベントの時はこんなもんじゃないですよー…昔のディスコみたいな騒がしさです」

「あ!いや!自分で掻き回すから…は?いや…キミ…嫌いとかねそんなね…じゃぁ頼みます…」

「ブラックで!って言わないからですよ(笑)」

外に出ても部長の興奮は冷めなかった

「しかし、アレだね…回転率が悪そうだな?」

「だからネットカフェを薦めたんですよ…時間料金ですから…パソコンのシステムもカラオケ店のをそのまま使えますし…それと回転率の関係で、もう一つの制服のみの案が出た訳ですよ」

「成る程なぁ…確かに百聞は一見に如かずだな…でも「御主人さま」と呼ばれるのは恥ずかしいが、「お帰りなさいませ」は嬉しい様な気がするな!…特に単身赴任者には…単に「お帰りなさい」の方が自然で良いかも知れないけどな…まぁ社長に喰い下がる元気は出て来たよ!」

「もう5、6軒行けば、状況も楽しめますよ(笑)」

「おいおい、勘弁してくれよ…身が持たん…それに今日そのままトンボ返りだ…明日の午後の会議でもう一度社長に言わなきゃな…それで、資料の方は?」

「東京支社の開発課から部長宛に図面から何から行っている筈です…僕の方もチェックしてみます…後、彼がHPのサンプル作ってくれるので、それも送付します」

「おぉっ!キミがっ!ありがとう助かりますよ!宜しく頼みます!」

「気合いと魂入れて作りますよ!お任せ下さいっ!」
『勇者』は例のごとく親指を立てニッと笑った

「あ!言い忘れてたが、明日か明後日戻って来てくれ…どっちに転がろうが会議はしなくちゃならん…頼んだぞ!…じゃぁ早いが俺はココで失礼するよ…ではまた…」

「じゃあ、HP帰って作りますね♪遅くても朝には出来てますから安心しておいてください」

「ではウチの田仲を手伝いに使って下さい 十分お役に立てる筈です」

「え?」
『キャリアさん』がびっくりして聞き返して来た

少し離れ小声で『キャリアさん』と話した
「どうせ責任感じてんだろ?自分の性でっ!トカ…『彼と一緒に居たい』と思うなら彼を手伝って、俺達の案が成功できる様に踏ん張ってくれ!…諒解?」

「はぃ…わかりました…あり…がとう…」

「バカ!泣くなよ…俺がチクチク虐めてる様に見られるじゃんか!」

「アナタを御主人さまと呼べなくて本当に残念です…でも頑張ります…」

「程々に…な♪あっちも♪」

「あーーーーーっ!もうサイテー!折角ワタシが素直に…もう良いです!程々に頑張って来ますっ!」

「頼む!俺達は見積もりと図面のチェックやっとくから」

「じゃぁまた明日!」

「宜しくなっ!」

まだ日が上がっている時間に『オタク女』と部屋に帰った

「メグしゃんと何話してたのぉ?」

「ん?アイツにもイロイロあるんだよ…」

「あやしいぃ…」

「まぁ…ヤリ過ぎんなよ!と…は言った(笑)」

「あぁ!メグしゃん怒ってたね♪」

「まぁ…俺の仕事は実は楽勝♪明日まで、お邪魔虫は帰って来ない!さっさと仕事済ませて2人の時間を楽しもうぜ!」

「おーーーーーっ!」


だが、仕事はそんなに甘くは無かった…





開発課から送られて来たファイルはエクセルではなくワードだった…
画像ファイルを添付する為だったのだろうが、初めから数字を追う羽目になった
『オタク女』に読み上げてもらっていたが、エクセルにコピーした方がマシだと気付くのに1時間、全てを表に纏めるまで3時間掛かった…
図面のCADの使い方に不馴れな性で図面の訂正にまた3時間掛かり、終わった頃には『オタク女』は自分のベッドですーすー眠っていた

自分の部屋に戻り図面をプリントアウトし、昼間部長に言ったイベントホール案を考察していた
するとノックの音が聞こえた
『オタク女』だと思って「開いてるよ〜」と答えると、『キャリアさん』が入って来た

「あれ?どうしたの?彼は?」

「多分…HPを作っていると思います…」

『何だ?酒臭いな…』
「多分って…一緒だったろ?」

「はい…で、全部打ち明けました…多分こんな事になったのは自分の性だってことも…もう…ワタシ嘘ついて行く自信なくて…そうしたら、彼怒ってしまって…午前中ずっと…会議室にも入らずに営業の方と話してた事も怒ってました…凄い恐い形相で…敵を見るみたいに…後、×××さんには、まだ言っていませんけど…新しい人事でワタシは立ち上げと同時に、ここを離れ営業部に戻る事になりました課長としてです…×××さんもこれが済み次第、総務部管理課の課長補佐です…そして部長はネット事業部の部長だそうです…バラバラになります…ワタシ…会社辞めて一緒に居たいって言ったのに…なら何で、ずっと会議室にも入らずに営業と話してたんだっ!って…ニ度と顔も見たく無いって…他の3人に失礼な恥知らずだって…社長の…愛人…してろって……何で…ワタシって…自分から…好きにっ…なった…人にっ……嫌われ…るのっ…かしら?……明日っ…先に…本社に…帰り…ます………」

「…あのな…彼も言ってしまって後悔してると思うよ?ただ今は引っ込みがつかないだけ…時間が経てば後悔の念は大きくなる…謝りたいなと思う時期が来る…好きだっていう感情があればある程、怒りが大きい分、後悔も大きい…彼ならきっとスグにでも逢いたいって気持ちになる筈だよ…切っ掛けは俺が作ってやるから、キミは彼を信じて待ってたら良い…」

「何で、いつもそんなに優しくするんですかっ!優しくされたらワタシの気持ちは消えませんっ!いつでも比べてしまいますっ!今日だってそうです…気にすんなって…最初の日に彼にも言いました!アナタに振られた事!でもまだ気持ちが残って居る事!でも彼は良いって言ってくれて…その彼が…社長とヨリを戻せばって!…30で部長になれるんじゃない?って!酷いっ…酷過ぎるっ」

「でもね、それは彼の本心じゃ無いんだよ…ネットで良くあるじゃんか…氏ね!とかさ…誰も本気で死ねなんて、ましてや相手が本当に死ぬなんて事考えてないんだよ…ただ自分の中の激情を出してしまいたいだけなんだよ…俺を信じてくれ…明日には彼は凄く後悔してる!俺が2人の背中を押してやるからさ…」

「良いんですもうワタシ自信ないっ!彼の言う通り社長とヨリ戻して、この立ち上げに協力しますっ!」

「あのな…そんなコトして誰が喜ぶ?少なくとも俺は絶対喜ばない!ゴジャゴジャ考えなくて良いから!俺を信じて!俺に任せろ!」

「もしそれでも駄目だったらどうするんです?ワタシを受け止めて下さるんですか?ケイコさんが居るのにそんな無責任な事言わないで下さい!」

「じゃあキミはどうしたい?彼の側に居たいんじゃないのか?そのずっと触っている指輪は何だ?本心を誤魔化しているのはキミだろ!…な…頼むよ…俺を信じて貰えないか?俺は指輪を貰った時の幸せそうな顔がまた見たいよ…オマエもそうだろ?ケイコ?」

「え?」
『キャリアさん』はドアの方に振り向いた

「ばれてるぞー入って来いよ…」

『オタク女』はそーっとドアを開けた
「えへっ…こっち来たら大きな声とメグさんの泣いてる声が聞こえて…話聞いてたら…入れなかった…」

「で、どの辺りから居たの?」

「「何でいつもそんなに優しく…」辺りからかな?…えへっ…ごめんなさい…」

「昼間のコト気にしてたたろ?…まぁ仕方ないか…今度からスグ入って来いよ?」

「あい…」

『キャリアさん』は泣き崩れていた

「メグしゃん…大丈夫だよぉ…御主人さま信じてみて…お願い…」

「ケイコさんは良いわよっ!怒っててもアナタの事だけ考えてくれる相手でっ!それに…アナタが御主人さまお願いって言うから…でも御主人さまに2度も3度も相手にされなくて…シテもらったのだってケイコさんの為にだけ!誰からも愛されないのよワタシはっ!」

「そんな事無い…そんな事無いよ…だってメグさんは綺麗だし…頭良いし…優しいし…ワタシが持って無いモノばっかりあるもん!」

「そんなの有っても…好きな人に嫌われたらオシマイ…何の意味も無いわ…」

「あのね…そんなこんな話してる間に、彼がHPのサンプル送って来たんだけど?見るか?どう見てもキミの事嫌っている様には見えないんだけどね?」

『勇者』が送って来たファイルには楽しそうに笑っている『キャリアさん』の姿が何枚も使われていた

「あ!ワタシだぁ♪紹介欄に天然癒し系って書いてあるっ!ぶーーーーーっ!天然じゃないもんっ!で、メグしゃんは…ツンデレ系だって♪」

「なっ!…もう少し様子見ろよ…俺が責任持って、彼から謝って行く様に仕向けるからさ…明日帰っても良い…でも、あのバカの元に帰るのだけは止めてくれ…なっ?」

泣いている『キャリアさん』を『オタク女』がヨシヨシしている
俺は『オタク女』をヨシヨシしながら『キャリアさん』もヨシヨシしてやった

『キャリアさん』と『オタク女』がお風呂に入っている間にファイルを纏め、部長のアドレスに送信した

ベッドに横になっていると、お風呂から出て来た2人がニコニコしながら俺の両脇に飛び乗って横になった

「へ?何?」
俺が上半身を起こそうとすると2人に引き倒された

「御主人さま!今日は川の字で添い寝を致します事に決定致しました♪」

「多数決の結果、決議されました!ですから、大人しく従って下さい」

「え?それって欠席裁判だろ?弁護人は?俺には弁護人を呼べる権利があるぞっ!」

「裁判の裁決ではありません…議会の採決です(笑)覚悟を決めて下さい(笑)」

「無駄なテーコーは止めなしゃい!」

両腕にしがみつかれて動きがとれなかった
俺の両肩のに2人の柔らかい胸を押し付けている感触があり、手の辺りに下腹部の感触が伝わった

「生殺しかよ!」

「御主人さま♪イイコで寝ましょうね〜♪」

「オイタしちゃあ駄目ですよ?良いですね?」

『オマエ等悪魔だわ…』

「おやすみなさい♪チュッ」

「おやすみなさい…チュッ」

「あーはいはい…おやすみ下さい…」

俺がゴルゴダの丘よろしく両腕を広げさせられ、腕枕で2人が寝息を立て始めても俺は眠れなかった…というか寝れる訳が無い
2人に身を寄せられ股間は長い間、微妙に硬くなっていた

『オタク女』がいつもの様にしがみついてきた…
いつもなら腕を回して抱き合って眠っているが、『キャリアさん』の頭に腕が捕られているのでそうもいかない…

すると今度は『キャリアさん』が足を絡ませてきた

『おいおい…立つからやめろって…ってか立ってんな…ヤバイな…なんとかして逃げよう』

そーっと腕を外そうとするが、『キャリアさん』は俺の顔の横に顔を持って来て俺の肩に手を載せ、『オタク女』の手は俺の腰と下腹部に載せられた

『コイツ等…起きてんじゃないのか?』
「おい!」
無言

「おーい?」
無言

『オタク女』は胸を俺の脇腹辺りに押し当てながら、胸に頭を横に載せ、下腹部の手が更に下に伸び、ムチムチした太股を絡めてきた

『キャリアさん』は締まった太股で、俺の体を挟み身を載せてきた
俺の口に『キャリアさん』の息が掛かる

俺の股間はもう完全に熱くなり、モノはガチガチに硬くなっていた

「んーーー…」と『キャリアさん』が言いながら顔を俺の顔にすり寄せてくる
『オタク女』は体をピッタリと当て、股間の辺りを摩ってくる

やがて、『オタク女』の手が俺の硬くなったモノに当り、スグに手でモノを下着の上から包む様に摩ってくる

「んっ!」

俺が思わず声に出すと、『キャリアさん』が横に向けていた顔をコチラに向け、唇をうっすらと開け俺の口許に押し当ててくる

「はぁ…」と吐息が聞こえた様な気がした

『オタク女』の手が素肌の俺の腹に載り、そこから下着の中に手を入れ、俺の亀頭を包む様に撫でた

「うっ!」

またも思わず声に出すと、『キャリアさん』の唇が俺の口を覆う…そして肩に回していた手で俺の頭を包む

『オタク女』の手がタマやモノを優しくしごき始める
そして徐々に体を下げ、胸にあった『オタク女』の頭は下腹部へと降りて行く

『キャリアさん』は胸を俺の体に押し付けながら、舌を絡ませてキスを何度もしてきた
そして俺の手を自分の股間へと持っていった

2人から「はぁ…はぁ…」という艶かしい吐息が聞こえ始た

『オタク女』は俺のモノを下着から出すと、舌で舐めあげてきた
「ピチャピチャ」という音が聞こえてきた

『キャリアさん』の下着は汁で湿り、腰を艶かしく動かし、俺の胸を摩る
『オタク女』はモノをくわえ音を立ててしゃぶり出し、股間を俺の足に押し当てる

吐息以外無言で

『キャリアさん』は口を外し、舌で俺を舐めてきた、顔、首筋、耳、肩…優しくキスをしたり、軽く咬んだりしながら…

『オタク女』は俺のモノがイキそうだと感じ取り、タマやアナルを刺激しながらジュボジュボ音を立て吸い上げた

「うぅっ!………はぁっ…」

『オタク女』は俺の精液を残らず飲み込むと、『キャリアさん』と俺の精液を味わうかの様にキスを繰り返した

今度は『キャリアさん』が舐め始め、俺の股間を綺麗に舐め上げた後、モノをくわえしゃぶり始めた
『オタク女』は俺の体を舐めキスをしてくる
『オタク女』は汁でグッショリ濡れてしまったパンティを脱ぎ、股間へ俺の手と自分の手を重ねオナニーを始める

『キャリアさん』は身を離すと、俺に跨がり硬くなったモノを濡れた自分の中へと入れた

「ぅっ!」

小さな声が立ち、やがてリズミカルな振動でベッドが揺れる

「ん!っくっ!」

『キャリアさん』は声を立てない様に我慢しながら腰を振る
『オタク女』は俺の顔の上に跨がり、『キャリアさん』にキスをする
俺は『オタク女』の汁まみれの股間を汁を啜りながらベロベロと舐めてやる

「あ!あはぁっ!」

『オタク女』は我慢出来ず声を立てる

俺は『オタク女』のムチムチした太股を引き寄せ、デカイケツに顔を埋められながら股間を音を立て啜り上げた

『キャリアさん』は『オタク女』にキスしたり『オタク女』の胸を吸ったりしながら腰を振り続ける

「あっ!あっ!あっ!あっ!…あはっ!あはっ!あはぁっ…」

『キャリアさん』の腰の動きに合わせて突いてやる

「あはぁっ…あはぁっ…あはぁっ…イッ!イイっ!イイですっ!」

『キャリアさん』も声を立て始める

「ワタシも気持ちイイッ!御主人さまの舌がっ…マ○コをっ…あはっ!あはっ!…イッ!イイっ!イイですっ!」

「御主人さまのチ○ポォっ!チ○ポが奥まで当って…も、もう…イキっ…イキそ…ですっ」

「ワタシもイキそっ!イッ!イイッ!あはっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ…うっ…イクッ!イイイッ!イクッ!」

「ワタシもっ!あはぁっ…イイっ!イキそう…あはぁっ…イッ!イッ!イッ!イイッ!…」

『オタク女』は潮を吹き、『キャリアさん』はイッた後、腰をガクガク震わせ、2人とも余韻を楽しみながらキスを交した

『オタク女』は汁で濡れた俺の顔を綺麗に舐めキスをし、『キャリアさん』は出なかった俺の精液を欲しがるかの様に唇と舌でモノをしごき上げ、精液を満足げに飲み込んだ

その後3人でキスをし、横たわり天井を見ながら

「ごちゃごちゃ話す気ないけど…良いんだな?2人とも?」

「はい」
2人が声を揃えて言った

「成り行きがどんなことになるか保証出来ないぞ?ケイコと俺が結婚しても構わないんだな?」

「はい、ワタシは御主人さまとケイコさんに付いていきます」

「田仲と本気になっても知らないぞ?」

「良いの!御主人さまとメグしゃんと一緒ならそれでも良い!」

「っても、彼とヨリを戻させる事は止めないよ?そっちの方が幸せだって思うから…良いね?」

「はい…でも、長引いたらワタシはもう彼の許には戻る気無くなってますよ?(笑)」

「はいはい…精々頑張らさせて貰うよ…」

「御主人さま?」

「ん?何?」

「ワタシまだチ○ポ入れて貰って無い!」

「はぁ?何時だと思ってるのよ?身体が保たんわ!」

「大丈夫っ!御主人さまならあと3回わ♪」

「へ?何で3回も?」

「ワタシのマ○コに1回でしょ?メグしゃんはマ○コして貰ったからアナルに1回、んでもって、ワタシのアナルに1回…の計3回でしゅ♪」

「マテ!無理だって!日が登る…あっそうだ!貞操帯持って来い2つあるだろ?ダッシュで行って来い」

「はーーーーーい♪」

2人を69状態にし突き上げイカし、精液をハメて居ない方に飲ませ、2人に綺麗にさせた

『キャリアさん』は最初アナルを怖がり痛がったが、ローションの助けも有りアナルで幾度もイキまくった

再び風呂から上がり、2人に貞操帯を着けさせた時は5時になっていた




読んで下さっている方々に

短い文章に纏める能力が欠如しています
だらだらした感じの部分も多数有り大変申し訳なく思って居ります

そろそろ満スレになりますが、日々過ぎてますので、ネタは尽きません(笑)
ただ似た様な展開は簡略にしていこうか?と思っています
皆さんを萌えさせる文章能力が降ってくる事はまず無いと思いますが、次スレもお付き合い戴けると幸いです

α-G 




朝2人を起こし、俺は出かける支度をする
『キャリアさん』は貞操帯が大きいのかモタモタし、『オタク女』ははしゃぎながらコツを伝授していた

その様子を見ながら、たった1週間に起こった事を思い返した
全てが馬鹿みたいに早いペースで流れて行く…

『まるで学祭前みたいだな…準備に明け暮れ、ケンカしたり、くっ付いたり離れたり…祭が終わったら俺達どうなるんだろうな?』
としみじみ思った

寝不足で重い身体でいつもの場所に立つ
『キャリアさん』は緊張からか?青ざめた顔をコワばらしていた

いつもの時間が過ぎても『勇者』は現れない

『遅かったから寝てんのかな?それとも『キャリアさん』が居ると思って来ないつもりかな?』

「さて?どうするかな…取り敢えず…ここんトコのお礼もしなくちゃいけないし…」
と口に出して言ってみる

「ワタシが電話してみようか?」
オドオドと『オタク女』が言う

「その喋り方だとヤバそうだな…俺が連絡するよ」

『勇者』に電話を掛けてみた

「繋がらないね〜…まだ寝てるかな?メールしておくよ」

“お疲れ様です 昨夜のHPのサンプル良かったですよ ウチの田仲が可愛く写ってました 昨日、部長が言って居りました通り、暫く地元の方に戻らねばなりません 昼過ぎ頃まではアキバの方に居りますので、合流してくだされば嬉しいです ご連絡お待ちしています”

「送信っと…さてと…回ってみるか!」

殆ど朝の常連となったソコソコ旨い『メイド喫茶』で朝飯を済ませ
『勇者』が追い付いてきやすい様に、 いつも通りの巡回コースをトコトコ歩き回る

アンケート常連のカメコさん達にも会い、情報収集に努めた
私服の2人を撮りたがっていたので、カメコさん達を2人に任せ、俺は『勇者』の姿を探しながら道行く女の子にアンケートをお願いしてまわった

やっと10枚程採れた時『勇者』の姿が見え、カメコさん達3名を加えて、そのまま昼食に流れた

「いや〜昨日はホントに良いの作って頂いて…そのまま使いたいくらいですよ」

「そんなに喜んで貰えて恐縮ですっ!モデルが良いですからね〜♪」

『ん?何か…おかしいよな?…試してみるか?』
「昨日は田仲が十分お手伝い出来ましたかね?」
とニコニコしながら聞いた

「え?あ…メグさんにはタイピングと、フォントの決定を手伝って頂きましたよ♪ ちょっと遅くなりそうだったし、今日戻らないと駄目なんでしょ?だから区切りの時に先に帰って頂きましたよ…残念でしたけどね…」

「そうですか…あまり手伝いになってなかった様子ですね…すいません…」

「いえいえ!助かりましたよ!やっぱり文章は上手く出来ませんからねー…説明文は全部作って貰いましたから♪」

『顔の表情が浮き沈みしてるな…田仲の方をあんまり見ようとしない…でも、チラ見している顔には軽蔑も憎しみも無いな…で、昨日のゴタゴタを俺達に知らない様にしているか…まだ気はあるな…』

「田仲さん!説明文打ってくれて助かったって!」
と話を強引に振る

『キャリアさん』は少しオドオドして目を泳がせながら
「い、いえ!大したお手伝いできなくて…ごめんなさい…」

『ここで普段の『勇者』なら「何言ってるんすかぁ〜バッチリでしたよメグさん♪」ってくるよな?』
俺は『勇者』の返事を待った

「いえいえ!お陰で助かりましたよ?ありがとうございます」

『微妙…だな?…でも時間少し開けたら『勇者』の方から勝手に謝ってきそうだな♪』

列車の時間まで、 なるべく2人に会話させるように持って行った

「じゃあこちらに近々戻って来ますので、お時間宜しければ、また宜しくお願いしますね」

「何言ってるんすかぁ〜バッチリ合わせますよ!お店ができるまで付き纏いますよぉ♪こんな経験ナカナカ出来ませんからね〜♪」

「あははは…確かに!じゃあまた宜しくお願いします!」
「はい!任せて下さい!」

「またねっ♪」
「シノさんまたですっ!」

「では…また…お願いしますっ!」
「はい!メグさん…こちらこそ…またっ!」

『時間の問題だな(笑)』

『オタク女』とお土産を親御さん達に渡し、晩方に家に着いた

『キャリアさん』を乗せ、車でマンションまで送った
「まぁ…列車の中でも散々言ったけど…彼はまだまだ気が有るよ?どうする?貞操帯返すなら今のウチだぞ?」

「いえ…彼が許してくれても、自分の中がグチャグチャなままなら同じコトを繰り返すと思うんです…今のワタシが頼れるのは御主人さまだけです…勝手ですけど…お願いします…側に居させてください…」

「でもなー…俺も大概勝手だよ?勝手にこんな事しちゃうし…」
バイブのスイッチを入れる

「あひっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あはぁっ…」

「会議室でしちゃうかもよ?」

「駄目っ!感じっ…ちゃいっ…ますっからっ…あああああっ!」

助手席で感じている『キャリアさん』の頭を股間に寄せ、ズボンのチャックを下ろしモノを取り出す

「給湯室でしゃぶらせたり…」

「あはぁ…だめぇ…んっぷっ…らめぇ…感じ…ちゃうから…あはぁっ!」

「資料室で後ろに突っ込んだり…良いの?」

「イイッ!ですっ…んぷぅっ…はぁあっ…御主人…さまなら…いつでもっ…んぷっ…どこでもっ…ワラシは…構いま…しぇん…んぷっ!んぷっ!んぷっ!」

「そろそろマンションに着くよ?俺の出せるか?」

「はいぃっ!頑張りますぅぅ…あはぁっ!んぷっ!んぷっ!んぷっ!あはぁぁっ…んぷっ!」

「間に合いそうにないけどな?」

ニヤニヤしながら『強』にして貞操帯を揺する
「あひっ!あひっ!あひっ!イッ!イッ!イイッ!イキそっ!イひっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あああっ!イキますっ!あひっ!あひっ!イクイクイクッ!イクウッッッ!」

『キャリアさん』は小さな身体をガクガク弾かせながらイった

「駄目だなー…ケイコはちゃんと俺をイカせるぞ?お仕置きだな…」

『キャリアさん』が住む5階までバイブを『強』にしたまま、非常階段で前を歩かせる
『キャリアさん』はかなり大きく左右に振らつきながら、足を震わせ懸命に上がる
4階の踊り場で、『キャリアさん』は力が抜け座り込んだ

「らめぇ…御主人…ひゃまぁ…らめれすぅ…また…いちゃう…いちゃうのぉ…」

『コイツ輪を掛けてヒドイな…エロエロだよ…』
「ほらっ!立て!」

貞操帯を前後から掴み『キャリアさん』ごと持ち上げる

「あひゃぁっ!イグゥッ…イッちゃ…うぅぅっ…あはぁっ!」

『キャリアさん』は腰をカクカクさせたかと思うと力の抜けたお人形さんになった

「あーーーーっ!もう仕方ないなー!」

『キャリアさん』と荷物を抱きかかえ、そのまま5階に上がった

『あーーーーーっ運動不足かぁ?足が震えてるよ…』
廊下をキョロキョロ見て、さっさと『キャリアさん』の部屋に入った

ベッドに俯せに『キャリアさん』を下ろし
スカートを捲り、未だにピクピクとバイブの刺激に反応している『キャリアさん』のアナルに汁を擦り付ける
指で少し広げながらバイブと指を中で擦り合わせる…

「あああああああぁ…いひのぉーーーーっ…いひっ!あはぁぁああっ」

まだアナルは硬かったが、モノをねじ込みゆっくりと突き上げる

「あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!」

突く度に頭を跳ね上げ、壊れたおもちゃの様だ
『トドメ刺すか…』

バイブを押し上げながら、深く、強く、激しく突いた

「あ!あ!あ!あ!あ!ああああああああっ!イーーーーーーーーッ!くっ…」

『キャリアさん』は身体を痙攣させながらイキ、俯せのまま ぐったりとなった

「あ…はーーーーーーーーーーーー…」
と長い息をつき『キャリアさん』は余韻でピクピクした

バイブを抜き、『キャリアさん』の頭を太股に載せ、俺の汚れたモノを綺麗に舐め上げさせる

「オマエはイキ過ぎだなー…それにおもちゃみたいだ…ほら!しゃぶれ!俺はまだイってないぞ?」

「はぃぃ…御奉仕…させて…頂き…ますぅ…」

力無くゆっくりと舐めて来る

「オマエ本当に俺の奴隷できるのか?イキまくってばっかじゃないか…」

「すいません…初めて2人切りだったし…イキっ放しで…でも…まだ…イってるかも…ふわふわして…ます…」

「わかったよ!じゃあ俺がイクまで勝手に突かせて貰うぞ!」

『キャリアさん』を引き寄せ、座ったままモノを突っ込み、両足を持ち上げる

「腰をちゃんと振れよ?」

『キャリアさん』はこっくり頷く

「さてと…」

最初はリズミカルに…徐々にスピードをあげる…
『キャリアさん』の腰を擦り付けながら激しく上下させる

「あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!…」

「腰が振れてないぞ!」

『キャリアさん』は懸命に振ろうとするが感じ過ぎているのか背中が前後しているだけだ

仕方無しに『キャリアさん』の両足を抱えたままグルグル回した

「あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!…イッ!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクゥッ!」

足をピンを伸ばし身体を固めた『キャリアさん』をそのまま突き上げる

『やっぱり相性ってのはあるな…』

「あきゃっ!あきゃっ!あきゃっ!あきゃっ!あきゃっ!あきゃっ!こあっ!れるっ!もっ!だめっ!こわれっ………………」

背中を仰け反らせ、頭と手が突き上げる度に揺れる
その姿を見て気持ちが萎えてしまい、そっと『キャリアさん』を横にした

頭を撫でながら、側に横たわる
暫くして、『キャリアさん』が「はぁはぁ」と肩で息をしながら

「ごめんなさい…イカせてあげられなくて…頑張りますから…見捨てないで…ください…」

俺はヨシヨシしてやりながら
「気にしなくて良いって…」
と言い長いキスを交した

その後、俺は股間を綺麗に舐め上げてもらい
寂しがる『キャリアさん』の部屋を後にした





家に帰って溜まっっていた新聞を片付け、風呂に入り、洗濯をした
デスクトップにデータをコピーしながら、ぼーっと『キャリアさん』の事を考えた

『元の鞘に戻した方が良いのは目に見えているよなー…俺自身に気持ちが涌く訳でも無いし…多分、アイツもそれは判ってて、俺の所に現実逃避して来てんだよなー…何か良い手はないのかなー…』

洗濯物を干し、コーヒーのおかわりを入れ再びデスクトップに向かう

『ここ3日が勝負かもしれないなー…んーーー…放置プレーするつもりだったけど…な…でもな…』

ウダウダ悩みながらメールチェックをする
今日、2人の私服を撮っていたカメコさんの1人から、写真が圧縮され送付されて来ていた

「今度、メグタソとシノタソの個人撮影のイベントがありましたら教えて下さい…か…ねぇよ…そんなもん…」

『やっぱ『勇者』の方が上手いなー…カメラの性能は良く判らないけど…普段の写真でも可愛く写ってんのは『勇者』だな…気合いが違うんだろーねー…』

『ん?『勇者』からもメール来てるな…何だ?何も添付無いけど?』

“×××さん お疲れ様です 実はカミングアウトしなければ成らないコトがあります 実は数日前から田仲さんと、お付き合いが始っていたのですが、昨日ついカーッとなり酷い事を言ってしまいました 頭が冷えて考えてみましたら、僕の方が全く彼女の気持ちを理解していないってコトに気付いたんです 昨晩の時点では、今日は行かないつもりだったのですが、どうしても謝りたくて行きました けれど、いつもの様に接するのが精一杯で、謝る事が出来ませんでした 次回も宜しくと言われた時は、嬉しく思い、思わず快諾致しましたが、田仲さんと普段通りに戻れる自信がありませんし、田仲さんがコチラに来ないのも仕事を考える上ではオカシイ事だと思います ですから、本当に勝手とは思いますけど、気持ちが落ち着くまで遠慮させて頂ければ…と思い筆を執りました こんな事、カミングアウトできるのは×××さんだけです 田仲さんにはどっかのイベント行ってるとか仰って下さい 宜しくお願い致します”

俺はメールを携帯に転送し『キャリアさん』のマンションに戻った

「ってな訳だ…どうする?」

「どうするって…このままで良いです!今更…」

「今更って何だ?今更って?俺を満足させる事も出来ないヤツが、俺の奴隷気取りか?」

「えっ?」

「確かにさ…オマエは彼以外の男と寝てエッチしたろーさ…でもよ…彼との事を思い出せよ!心まで満たされたセックスは彼以外あるのか?俺としてオマエが現実逃避してんのは判ってんだ!」

「………」

「俺が電話するっ!」

『キャリアさん』の目の前で『勇者』に電話を掛ける

「もしもし…×××です…お疲れ様です…メール読みましたよ?…えぇ…えぇ…ぶっちゃけた話になりますけど、良いですかね?…まぁ…実は全部知っていたんですけど…えぇ…それも…バカ社長の件も…一つ言って置きますけど、彼女はコレが済み次第退職するつもりだったんですよ…そちらに住みたいと言って…昔の自分を捨てて、アナタの側に居たいと…えぇ…いや!それが彼女の本音ですよ?…彼女はそのつもりで、アナタに言ったらしいですけど?どうですかね?…いや…僕に謝られても…取り敢えず彼女と話してください…かわります」

『キャリアさん』は携帯を受け取ろうとしない

「ふざけんな…命令だ…出ろ!」

オドオドしながら『キャリアさん』が携帯を受け取る

「……………あの……あの……いえ!…ワタシが…いえ…いえ…そんなっ!…嫌ってなんか…ないです…本当…です………でもワタシ…汚れてしまってます…アナタに合わない女なんです…他にも気持ちが行ってたりして………アナタに嫌われたらスグに他に頼ろうとして…サイテー女なんです…だから…アナタが怒るのは当然……………でも……………でも……………そんなにして貰える価値なんか無い………ワタシなんか…でも……でも……いいえ!…好きです!今も!…もうっ…もうっ…アナタっ…しかっ…そんなコト……はい!……はいっ!……ワタシもっ…はい…良いんですね?…許して下さるんですね?………ワタシは怒ってなんか…無いですよ…ただ…嫌われたと思って…わかり…ました…もう…2度と…アナタから…離れません…嫌われても…はい……ありがとう…頑張ります………」

『はぁー…簡単じゃんかよ?…』
『キャリアさん』から携帯を取り

「えー…×××です!いちゃいちゃするのは時間外にお願いします…次はフォローしませんよ?それと、彼女を怒らせて相談して来ても同様です(笑)…だから次も眼鏡スーツで来て下さい(笑)あっ!後もう一点!仕事中にイチャイチャは目に毒ですから、勘弁ですよ♪では、僕は家の方に帰りますから…後で電話なりなんなりで好きになさって下さいな♪ではっまたっ!」

『キャリアさん』が涙を流しながらにっこり笑い
「また奴隷クビですね?」

「一身上の都合だろ?クビじゃあない(笑)でも、再就職はナシだよ?良いね?」

「はぃ…」

『キャリアさん』の携帯が鳴り始める

「おいおい!気が早いな!じゃあこれで失礼するよ…あ!貞操帯良かったらあげるよ♪じゃあな!」

『キャリアさん』がスリッパを持ち上げ投げる格好を見せる
俺は慌てて外に出、手だけ差し入れバイバイをした

「まだ、9時前か…ケイコの家に寄るか…話しておかないとな…いや…黙っておこう!ってもバレるわなー…2人とも嬉しくてメールするだろし…そうだ!弟くんにガンプラの新作持ってってやるか!」

意気揚々と、家に帰ると電気が点いていた
ドアを開けると『オタク女』御一行が来ていた

「………仲良し家族だねぇ…」
小声で呟きながら中に入った

「やぁっ×××くん!お疲れ様だねぇ〜…まだ仕事中で家に居なかったんで、顔を見に来たよ〜♪」
「すいません!気を遣って頂いて…」

「×××ちゃん疲れてるだろうから明日にしたら?って言ったんですけどねっ♪言い出したら聞かないもので…ごめんなさいねぇ〜」
「いえいえ!今日は列車に乗ってただけですから(笑)全然大丈夫ですよ♪」

「こんばんわー♪僕も付いて来ちゃいました♪ねっ?部屋のガンプラ見ても良い?」
「あー良いよ〜♪あ!お土産あるぞ?昨日出たヤツ!こっちに来なよ」

弟くんにガンプラを渡すと、嬉しそうにスグ箱を開けていた

『オタク女』は台所で、家から持って来た晩御飯を鼻歌で温め直していた

「あのさ…上手い事いったよ?田仲と彼♪」

『オタク女』はバッッ!とこちらに振り向き目を見開いた
「え?でも昨日の今日ですよ?」

「正確には今日!だけ…(笑)流石だろっ?」

「はいっっ!ホント凄いですぅっ!」
顔を紅潮させ目を潤ませ自分のコトの様に喜んでいる

「ま…その内、田仲からメールでもあるだろ(笑)」

その後、4人に見守られながら、俺1人晩飯を喰い、仕事の進行状態等を聞かれた

「で、何日かはココで仕事かね?」

「ええ…2、3日は本社だと思います…まぁ、会議次第ですけど…」

「土日はどうせお偉いさん休みだろ?×××くんも休めるのかね?」

「3日後なら多分休めますけど?何でしょう?」

「いや〜ケイコがお世話になっているお礼がしたくてね…食事でもどうかな?と思ってね♪」

「いやいやお気遣い無く!こちらがお世話になってるんですから!」

「まぁまぁ…良いじゃ無いか?年寄りに華を持たせてくれよ…たのむ!」

「はぁ…なんだか申し訳ないんですけど…じゃあ御言葉に甘えさせて戴きます…」

「よし!じゃあ予約しておこう!楽しみにしているよ♪さて!時間も遅くなるから、そろそろ私等は帰るよ…ケイコ!御迷惑掛けない様にな!」

『おぃ!置いて帰るのか?』
「はっ?え?えっと…ではおやすみなさい」

「おやすみ〜♪」
『オタク女』はニコニコと手を振り親御さん達を見送った

「今更オマエの親御さんにどーこー言う気はないけど…やたら気が早いな…中に戻るぞ…」

「えへへぇ〜♪」

中に入り『勇者』のメールを見せ、コトの成り行きを教えた

「でも良かったですね♪これで、メグしゃんも元気一杯ですっ♪」

「あー俺だと元気出ねーもんなぁ?」

「そ、そんなことないですよっ!御主人さまが元気玉No.1です!」

「それを言うなら仙豆だろ?でもさ…正直どうしようかと思ってたよ…時間が掛かったらヤバいし、あんまり田仲とヤりたくなかったしな…」

「なんで、メグしゃんとやりたくなかったの?」

「そりゃ…好きな男が居るって判ってるし…体の相性もね…まぁ…一番はオマエが俺には居るから…だな」

「とか言いながら、帰って来て直ぐにメグしゃんと致したでしょう?知ってますわよ?」

「んで、俺がイケなかったコトも知ってんだろ?そゆコト〜…気持ちってのがノッテないとね…無理みたいだね(笑)」

「そしたらお母さんが「こんなところに居たら×××ちゃん取られちゃうわよ?」って(笑)」

『言ったのかい?…どこまで?』
「で、親父さんに伝わって…か…美しい家族愛だわ…マジで…」

「だからホラ♪パジャマ〜♪」
『オタク女』が居間の方からパタパタと持ってくる

「それはパジャマでなくて…ネグリジェってか…ベビードール…だな…」

居間を覗くと段ボール箱が、4個置いてあった
『着替え』『下着類』『本』『お皿』と書いてある

「んで、お父さんから御主人さまにコレ〜♪」

『何だ?この箱…ははは…コンドームね…』
「で、着けろと?」

「結婚する迄は、ケイコが気を付けるんだよ…って〜♪」

「はいはい…あ!そーいや…貞操帯…田仲が付けてたのやったからなー」

「えーーー…洗い替え無いですよー…」

「お仕置きの時だけ使うから良いだろ?普段はパンティの方が脱がせ易いし…それに、この前買った他のがあるし……………この前は浣腸だけだったよな?」

「はい、そうですよ?」

「んじゃあ…後ろ向いてみて…手は後ろ〜」

まずは手枷をはめる

「んでもって、お口を大きくあ〜〜〜ん…」

そして口枷をかます

「はははんはは…はえへはは…」

「何言ってるかわかんないぞ?(笑)蓋しといてやるね♪」

「んふふんふふー…んふふんふ…」

「もっとワカランな(笑)」

首輪を絞めリードで足と首輪を繋ぎ、床に『オタク女』を転がす
バイブのスイッチを入れ暫く放置したまま、ガンプラを開けて見ていた

コーヒーを飲みながら説明書を見終わると

『オタク女』は眉をひそめ、激しい鼻息を立てて喘いでいた

「んーーーっんーーーーーっんーーーーーーーっ…」

リードを外し、立たせる
モノを出し手枷をしている手に持たせ、後ろから体中を撫で回す
ゆっくりと…『オタク女』の肉を愉しみながら

『オタク女』は腰を振りながら、俺のモノを後ろ手で器用にしごく
口枷の蓋を開けてやると、『オタク女』の涎が滴り落ちる
口許から体を垂れて行く涎を舐め上げてやりながら、ゆっくりとバイブを押し付けてやる

「あーーーっ!あーーーっ!あーーーーっ!…」
吸い込む息の音と、言葉に成らない喘ぎ声がつづく

床に座らせ口枷の穴にモノを入れる
スグに俺のモノは『オタク女』の唾液にまみれテラテラと光る
デジカメで『オタク女』の顔を撮りながら、『オタク女』の口の奥まで何度も突っ込む
嗚咽を繰り返し涙を流しながらも『オタク女』はしゃぶり続け、俺は『オタク女』のその様に堪らず精液を喉の奥にぶちまけた

『オタク女』は噎せ返りながらも、精液を飲み干し、全部吸い出そうと必死で頑張るが上手くいかない

再び蓋を閉め、足を開かせ貞操帯を外す
ぐっしょりに濡れた股間に、躊躇せずモノを突っ込み掻き回す

『オタク女』は息苦しそうに鼻で息をし、顔を真っ赤にして喘ぐ

「イカしてやるよ…」

俺は『オタク女』の好きなGスポットを小刻みに早く突いてやる
『オタク女』は腰を浮かせ弓なりになる

『もうそろそろコイツ…イキそうだな…』
腰を大きく振りGスポットを強く、早く突き上げる

『オタク女』の腰はガクガクと震え、潮を大量に吹いた

口枷を外してやり、キスをしてやる

手枷をしているので抱きつけない為か、いつもより俺の舌を吸おうと頑張った

「どうだ?気持ち良かったか?」

「スッゴイ気持ち良いですけど…御主人さまに抱き着けないし、キスできないし…オシオキのときだけにシテ欲しいですぅ…今日は特に…」

「でも、真っ赤になったオマエの顔、可愛かったよ?思わず写真撮ったし♪スグに出たろ?(笑)」

「むーーーーーーっ…ヘンな顔ばっかり撮ってぇ〜〜〜…」

「良いじゃんか…俺の趣味だ♪」

「あーーーーーーんっ!抱きつけない〜〜〜〜〜〜っ!」

「はいはい…ほらっ!動くなって…よしっと…外れたよ?」

「えへへぇ〜♪やっとゴロゴロできます♪…でもナンカ肩の調子がヘンですよ?」

「手枷してんのに力入れたからだろ?(笑)」

「むーーーーーっ…Mの方って体柔らかいんですね?」

「そんな事ナイだろ?痛みが無かったらMの意味無いじゃんか?(笑)そりゃそーと…チ○ポふやけそうだから、シテ良い?」

「はい!マ○コでもアナルでもどんと来い!ですよ♪」

「あのね…恥ずかしがるから萌えるんだよ…少しは恥じらえ!」

「んふっ!はぁっ…いっ…じゃっあ…キス…を…優しくっ…あはっ…シテっ…くだ…さぃ…」

「我が儘だなぁー…んっ…」

「んっ!んっ!んっ!んっ!んふっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…御主人…さまぁ…ワタシ…だけのぉっ…御主人…しゃまぁーっ…あっ!あっ!あっ!あはっ!イッ!イッ!イイッ!奥が…奥が…御主人…のっ…チ○ポ…が…全部…ワタシのっ…中にっ!あっ!あはっ!イッ!イイッ!イイッ!イキそっ!」

『オタク女』は俺にしがみつき、腰を振る

「ああっ!やっぱりオマエでないと…俺も…気持ち…良く…無い…よ…ああっ!オマエがサイコー!…一番だよっ……愛して…るよ…ああっ…イキそうだ…」

「ワタシもっ!愛っ…して…ますっ!もうっ!イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!イッ!あはっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ…うっ…イクッ!イイイッ!イクッッ!」

『オタク女』がまた潮を吹き、俺の股間を濡らす
俺も我慢出来なくなりモノを抜き、『オタク女』の舌を大きく出し、開けて待っている口に入れ精液を流し込んだ

お互いの股間を綺麗に舐め、いつもの様にキスを交し、お風呂に入って流し合った

お風呂から上がり、抱き合い、深い眠りに着いた 





安心したのが良く無かったのか、それとも疲れが溜まっていたのか…目が覚めると8時を回っていた
大急ぎで準備を済ませ、寝ぼけている『オタク女』を助手席に乗せ、朝食も採らず会社に連れて行った

なんとか間に合い朝礼を済ませ、部長の許へ手直ししたファイルを持って行った

「で、会議の結果はどういった感じになりました?」
とファイルをチェックしている部長に訊ねた

「ん…結論から言うと…ネットカフェの方は先送りだ…トライアル店としては費用が掛り過ぎるというのが、理由だな…でも、物件は例の所の2階と言う事で決定はしているよ…暫くは家賃を無駄に使うがね…ワタシがネット事業部に移動になってから…と、言う事らしい…上と下で同一会社が経営するのに、管理部署が違うというのはオカシイんだがな…まぁ…トライアル店の方は、キミが前に言っていた様に、制服の部分が喫茶の方に反映されるだろう…だがな…私が反対したのはそれをすると、店鋪には女性しか雇えれなくなる状況に陥る危険性があるからだった…というのは覚えておいて欲しい…制服案の店が主流になると、専務やキミの様な叩き上げはもう出て来ないかもしれない…それも危惧しているんだよ…まっ!どうなるものか判らないモノにクヨクヨ悩んでいても始まらんがな!(笑)…取り敢えず『メイド喫茶』で行くぞ!…私の意見も反映してくれよ?(笑)」

「…はいっ!バカはバカなりに貫き通しますっ!」

何故だか涙ぐんでいる自分に気が付いた
その姿を見てニコニコ笑っている部長の目にも薄らと涙が浮かんでいた

「それで、午後から会議に入り内装、メニュー、制服を決定する…マニュアルは君が責任もって完成させたまえ!現状に合わせての変更は任せる!メニューは内容のみの決定になる筈だ…少量しか作成はしないから今回は業者の手は借りないキミ達の出来る範囲で作りたまえ…キミの大好きなオリジナルメニューの様にな(笑)ただ…事前報告はくれよ?(笑)工期は短いぞ!募集は人事課が既に掛けた…週明けには載る手筈だ…今日はもう帰っても良いぞ!週明けにあちらに戻っておいてくれれば問題無いようにしておく…休みが取れなくなる前によく休んでおけよ…以上だ」

「はいっ!わかりましたっ!…でも、細かく情報は下さいよ?気になって休めませんから(笑)」

「ん…判った!…お疲れさん」

「失礼しますっ!」

必要経費の清算を済ませ、戻って見ると『オタク女』は、足をパタパタさせながら、俺の机でネットをし、女子社員と話をしていた

「こらっ!何馴染んでんだ?」

「えへへぇ〜秘密〜♪」

女子社員はニコッと笑い「お疲れ様です」と言うと急いで立ち去った

「おい…用事は済んだから帰るぞ?」

「へ?もお?」

「休み取っておけよ…だってさ」

「メグしゃんも?」

「部署が違うから知らん!帰るぞ」

「あーーーーーーい…」

昼までかなり時間があったので、デパートに寄った
『オタク女』が本屋で萌えている間に、宝飾店に行き指輪を眺めた

『やっぱコレ位じゃないとな…おもちゃじゃ仕方ないしな…んーーーー…』

難しい顔をして眺めていると店員が寄って来て

「プレゼントですか?どういったものをお探しですか?」
と聞いてきた

「んー…10月の誕生石で、ハート形の指輪ってあります?」

「ハート型にカットしたモノでしたら…こちらにピンクトルマリンがありますけど?」

『デザインが夜店の指輪みたいだな…』
「んーーー…もう少し良いのないですかね?」

「では、こちらのは如何でしょう?」

ペアとかも有ったが、それはパスし、少し大人な感じの指輪の中で、しっかりとした感じのデザインも俺好みの指輪に決めた

「ああ…コレが良いですね…デザインも良いし…サイズはこれ位なんですけど…」

ビーズの指輪を店員さんに渡す
店員さんは少しビックリしながら

「こちらに丁度くらいで宜しいんでしょうか?」

「んーそれが少し緩めだったと思いますけど…」

「はい…ではこちらに合わせて調整いたします…少々お待ち下さいませ…」

長い『少々』だった…

「こちらの指輪が少し大きめでしたので、サイズの合う物を他店から持って来させました…大きく伸ばすのは簡単に出来るのですが…切って繋ぎますと、デザインが変わってしまいますので…指にキツイ様でしたら御持ち下さればスグに調整いたしますので…」

『先に言え!先に!』
「あぁ…お心遣いありがとう…支払いはカードで良いですかね?」

「はい…ありがとうございます…お支払いは1括で?それとも分割で?」

「あ…1括で良いかな?お幾らです?」

「はい…○○○○○○円と消費税になります」

「ボーナス1括で……」

「はい…では、ボーナス月1括払いで…」

俺は顔ではニコニコ笑いながら、心で店員を呪いながら宝飾店を後にした
『絶対あの店の店員達、今頃笑ってるな……だから値札付いてなかったのかよ…本式の婚約指輪いらねーな…ってか婚約指輪だよな…冬のボーナス良く考えなきゃな……あーぁ…』

本屋に戻り『オタク女』に声を掛ける

「用事すんだぞー飯喰おっ!飯っ!」

「あーーーい♪」

元気良く食べている『オタク女』を眺めながら

『指輪は親御さん達の前で渡すか…喜んでくれるかな?』
思い立つとスグに声に出していた

「そうだ!明日も休み取れたから、お父さん達との食事、明日にしないか?どうせ明後日は、次の日の準備しなくちゃいけないからゆっくり出来ないし…どうよ?」

「はにゃ?多分大丈夫だよ?聞いてみるね…んしょ…」

『オタク女』は店の外に出て電話し、トテトテと戻って来た

「ヤッパリ大丈夫だってぇ〜♪時間と場所はワタシに電話するって♪」

「よしっ決まり!で、問題はこれから何するかだな?」

「お部屋のお掃除っ!」

「え?なにそれ…」

「だってホコリ溜まってるし、ワタシの荷物片付いてないもん!だからー♪」

「へいへい…」

家に帰り、着替えて掃除を済ませた

「収納BOXが欲しいところだよな…」

「御主人さまのタンスに入れるから大丈夫っ♪無駄遣いは禁物ですっ♪」

『良く言うわ…オマエにどれ位、お金が掛かってるか知ってんのかよ…まっ…自業自得だけどな…』

長い一人暮らしで空いていた食器棚が、ペアの食器で賑やかになっていた

「できたーーーっ♪」
満足げに『オタク女』は腰に手を当て頷きながら、掃除した後を見回している

俺はというと、素組したガンプラにコピックを試していた
『楽で良いな〜♪144はコレでいいや♪色を揃えなくちゃね〜』

「完成ですっ!御主人さまっ!」

「おーーーっ!エライエライ…俺ももう直完成だっ!」

「あっ!遊んでるーーーーーっ!お仕事してるのかと思ったのにぃっ!」

「仕事の為のストレス発散だよん♪だからお仕事と言えない事も無い(笑)」

「ストレス発散はワタシがしてるじゃないですかぁっ!ぶーーーーーーーっ!」

「2度も3度も同じネタでストレスの原因作るくせに…もう田仲が何言っても、俺は知らんからな〜…昨日本人にも言ったしぃー」

「あうぅぅ…ありは……その……………ねっ?」

「知らねーーーっ!」

「えへへぇ…」

「おいっ!ドコ触ってるっ!コラっ!そんな事で……おぃ……誤魔化され………そ…」

言い終わる前に、俺は足を開き『オタク女』がしゃぶり易い様に体勢を変えていた

「えへっ♪」

チュバチュバと可愛らしい音を立て、上目遣いで亀頭を啜る
俺がズボンとパンツを下ろすと、モノをしごき、タマを刺激しながらモノを深く口に入れ啜り上げた
ジュリュリュッ…ジュリュリュッ…ジュリュリュッ…ジュリュリュリュ…
舌でモノを舐め回しながら啜り上げる

「あーーーっ…気持ち…いいぞ…でっ…出るっ!」

「んぷぅ〜……はあぁぁ〜…」
『オタク女』は俺の精液を味わいながら飲み干した

「えへへぇ〜♪ごめんなしゃいねっ♪」

俺の股間を綺麗に舐めている『オタク女』の頭をヨシヨシし、顔を上げるのを待ちキスをした

「オマエだけで、お願いするよ?」

「はぃ…」

いつも通りにヤリ、汗まみれになった体を流し合い
夕食後には2人でアニメのDVDを見ながらガンプラを作って遊んだ

そして再びお互いの体を愉しみ、抱き合ったまま眠った





朝ゆっくりと起き、2人でベッドの上で だらだらと時間を過ごしていた

俺の携帯に電話が掛かる
『まさか会社じゃないだろうな…休みだけどヤッパ来いってか?』
着信を見ると『オタク女』の親父さんだった

「あ!おはようございます…はい…はい…いえいえ…えっと…11時に駅前の…あぁ…ロイヤルホテルの…最上階のレストランですね?…はい…知ってます…え?…あ…そうですね…じゃぁ代わりましょうか?…いえいえ…大丈夫ですよ…ちょっと待って下さいね……おーい…親父さんだよ」

『オタク女』に携帯を渡し、時計を見る
『10時かぁ…着替えないとな…よくもまぁ…あんな高いトコ予約するなー…』

「うんうん!…わかったぁ〜♪…えへへ…楽しみだね?じゃあ後でね♪」

『オタク女』がニコニコしながら携帯を返してくれた

「おい!早く着替えないとちょっとヤバイぞ?駐車場に車入れなきゃ駄目だし…遅刻より早く着くに越した事ないんだから…」

「はーい♪」

俺はいつものスーツを着て、『オタク女は』ボディコンスーツを着た

「何で、オマエまで?…まぁ良いけどそろそろ出るよ?」

「はい!」

車に乗ろうと、ポケットに手を入れて指輪の箱を忘れている事に気が着いた

「ヤバイ!財布忘れたっ!」

と、『オタク女』を車に残し、部屋に戻った
『カバンカバン!…っと!肝心な物忘れたら駄目じゃんか!』

駅前に車を走らせると、駐車場はどこも満車だった

「悪い!先に行って「車止めてから直ぐに上がりますから」って言っておいてくれ」

少し離れているコインパーキングに駐車し、ホテルのレストランに 急いだ

『ギリギリセーフってとこかな?』

エレベーターにやきもきしながら時計を見つめる

『やっと着いた…』

名前を告げるとウエイターに奥の予約席に案内される

「お待たせしました…」

と、席を見た瞬間俺は固まった
ザーーーっと血の気が退く音がした…

『オタク女』の隣に座らされ
ニヤニヤした俺の親父と、ニコニコした『オタク女』の親父さんが俺達を眺めた

「…何で俺の親父とお袋が居るんだ?」
『オタク女』にコソコソ聞く

「へっ?昨日、ワタシのお父さんとお母さんが、弟連れて御挨拶に行ったからですよ?」

「どーやったら俺の挨拶に行けるんだっ!」

「へっ?御主人様の免許証に書いてあるじゃないですか?本籍地って…」

「………そうね…書いてるよねー…」

「どうしたんですかぁ?元気ないですよぉ?」

『さっきまではバリバリ元気だったよバリバリ…』
「まぁ…良い…丁度いい機会だ…あっ!御主人様って言うなよっ?」

「×××ちゃん!お久し振りね?元気してた?」
『はいはい…お久し振りだね…お袋さん』

「おいっ!×××っ!オマエこんな娘さん居るならなんで連絡せなんだ!」
『まだ1月も経って無いからだよ…親父…』

「×××くん!勝手にお父さんとお母さんを呼んでしまったよ(笑)」
『ええ…アナタにはジックリお話あります…』

「勝手にごめんなさいね〜×××ちゃん♪言い出すと効かないのよぉ〜」
『いや…アナタにもお話ありますから別に良いっすよ…』

「お邪魔してまーす♪×××さんガンプラありがとね♪」
『また、何かヤルよ…』

内緒にされてた俺以外は全員心からニコニコしている様だった

「いやー×××に、こんなに良くできる若い娘さんが居るとわ…30過ぎて正直心配してたんですけどね…あっはっはっ…」

「いえいえ!ウチこそ!まさかケイコにこんな立派な青年が居るとは最近まで知りませんでしたよ!あっはっはっ…」

『何処の局の臭いドラマだ?』
親同士は話が尽きる事が無さそうに盛上がっている
やがて鉾先はこちらに向いた

「で?×××どうするんだ?時期とか…決めてくれないと段取りも有るしな、どういう具合に考えているか聞かせてくれ」
両家代表で俺の親父が聞いて来た

「んー…今やってるのが、落ち着いたらかな?…今はまだ、時期的な事はどうこうは言えない…で、まぁこの間ケイコのお父さんと話をしたんだけどね…ちょっと良いかな?親父達に言う前に…本人に言いたい事があるんだけど?」

親父がゆっくりと頷き、俺は『オタク女』の方を向き、ポケットから箱を取り出した

「これ受け取って貰えるかな?」

「え?」

『オタク女』も流石に判ったのだろう…震える手で箱を開ける
両家の女親達は身を乗り出し覗き込んだ

指輪を見ながら『オタク女』は涙をポタポタ落した

「ケイコ…嵌めて見せてごらん…」
「ケイコちゃん…嵌めて見せて…」

女親達はニコニコしながら『オタク女』を見つめる

「駄目…手が震えちゃって…」

「おい!×××!オマエが嵌めてやらなきゃ駄目だろっ!」
親父が堪り兼ねて言った

俺はビーズの指輪を外してやり、そこに誕生石の指輪を嵌めてやった

『オタク女』は泣きながら女親達にその手を見せる

「良かったね…ケイコ…」
「似合ってるわよ…ケイコちゃん…」

親父は満足そうに俺を見る
『オタク女』の親父さんは娘の顔を見つめ目頭を押さえた

食事をいつ出そうかとウエイターが迷っていたので

「ああ…そろそろ始めてください」
と良い『オタク女』の手を握ってやった

『オタク女』はこっちを見て泣きじゃくりながら笑った

「ケイコ!ちょっとお化粧室行きましょ?泣いてばかりだと嫌われるわよ?」
「ケイコちゃん♪行きましょ♪」

女3人組はトイレに消えて行った

残された男4人組はなんとも言えない雰囲気になっていた

「でも何だな…和雄の時より母さん燃えてるな(笑)まぁ…アレは見合いだったしな(笑)でもな!でかしたぞ!×××!良くもまぁ皆の前で…はぁー…朴念仁のオマエがなぁ…」
『朴念仁は余計だ!クソ親父!』

「いやっ!×××くん!ありがとうっ!もう何も言う事はないよっ!本当にありがとうっ!」
『いや…この前も言った筈なんすけど…』

「ね?ね?あの指輪って高いの?ハートの形だったよね?」
『ああ!高いよ…想像以上にな…PGを全部定価で2個買いしても余裕だよ!』

暫くして、女3人組はトイレから帰って来たが、今度は父親同士がはしゃぎ、食事は前菜のまま中々進まない…

『オタク女』は指輪と俺を代る代る見つめ、俺と目が合うと「えへへへぇ」と笑った

皆が落ち着いた頃合に『オタク女』の親父さんに
「あの…そこの空いている席は?」

「あ?あぁ…お昼頃に来られるよ」

「どちら様ですか?」

「来てのお楽しみだよ♪」

昼まで食事も止められ、ただ親父達に冷やかされ続けた

「申し訳有りません…少々遅れましたか…」

その聞き覚えのある声に振り向くと、部長が立っていた

『なんで?』
「どうしたんです?部長!」
と席を立ち部長の側に寄り小声で話をした

「ん?いや…キミの御両親とケイコくんの御両親に「是非!」と頼まれてな…で、どういう話になった?」

「あー…っと…えーっとですね…」

「いつもと違って歯切れ悪いな?」
ニヤニヤ顔の部長が言った

席から笑い声が上がり、『オタク女』は部長に近付き指輪を見せ

「先程戴きました」
とにっこり笑って報告した


「これで、やっとキミも一人前だなっ!…んっ?子供がまだかっ!」
と、大きな声で満面の笑みを浮かべながら、部長は俺の背中を叩いた

部長が現状を親達に説明し、キリが着く2月ごろに…と勝手に話を進め
親達もそれに同意した
どうやら俺の独身生活は2月までらしい

『まぁ…俺が決めるより早くて良いか?』
「良いか?」

「はい…嬉しいです…」

「なら良い…」
テーブルの下で『オタク女』の手を握り締めた

会食が再スタートし、部長が来た性か最後まで賑やかに盛上がった
このレストランには少々お下品ではあったが…

『本番は一体どうなるんだよ?』
「部長…当分は会社では言わないで下さいよ?」

「ん?何言ってる?部内は皆もう知ってるぞ?経理課のコが言い回ってたからな」

「…………アキバに直行直帰で良いですね?」

「駄目だよ♪自腹で良いならそれも構わんがな?(笑)あー!田仲くんにも言っておいたぞ!新婦の友人代表したいと言っていたぞ♪」

『部長が仲人だな…俺の友人代表くらい選ばさせて貰うぞ!弟子に頼むか…ヤツなら余計な事言わんだろ?』

「おっ!キミの友人代表は東京支社の開発課の…えーっと森嶋くんに頼んでおいたぞ!」

『晒し首決定だな…アキバにも安住の地は無かったか…』
落ち込む反面、状況に喜んでいる自分を感じていた

まず部長を見送り、次にウチの親を駅まで見送り、最後に『オタク女』の親御さん達を見送った

2人になり、手を繋ぎ、ゆっくりと駐車場まで歩きながら話をした

「こんなオッサンでも良かったのか?」

「キモオタでも良かったですか?」

「スグ怒るぞ?」

「スグ泣きますよ?」

「泣いたらキスしてやるよ」

「泣いて無い時もキスしてくださいね?」

「…じゃあ…今してやるよ…」

「んっ…んっ…」

車に着き出ようとすると携帯が鳴った
『キャリアさん』からだ…

「もしもし?…ん…まぁな…オマエの気が変わらないウチにな!(笑)…そーそー…ってな訳で、俺は売約済だ!(笑)部長から電話あったんだろ?…え?何?……俺当分本社に近寄らないわ…はぁっ?…そんなの居たの?知らないなー…ふーん…はぁっ?…あぁ…あらま…まっ良いけど…え?…あぁ居るよ?…わかった…代わる………ほれ!田仲だ!」

『オタク女』に携帯を渡し、車を出した

「もしもし?メグしゃん?…うん!…うん!…そーなのっ!そーなのよっ♪…次に会った時見せてあげるね〜♪キラキラして素敵なのっ♪…えぇっ!メグしゃんも?…おめでとうっ!ヤッタねぇ〜♪…え?来てるの?コッチにぃ?…今ドコドコ?…わかったぁ〜♪…すぐ行くねっ♪…じゃあまた後でっ!バイバイ〜♪……さぁっ!今度は商店街にGOだぁっ!」

「大体判った…奴が来て田仲にプロポーズしたな…」

「はうっ!御主人さまはコーディネーターですかっ!」

「それを言うならニュータイプだろっっ!話聞きゃあわかるだろ?フツーに…」

「はにゃー…」

「で、どこの店だ?」

「○○○ってお店〜」

『ウチの店かよ…』
「こっちだ…」

店に着くと店長が出てくる
「×××マネージャー聞きましたよ!結婚なさるそうで!そちらが、お相手の?」

「しっしっ!いいから仕事しろ仕事!それにもう俺はお前の店のマネージャーじゃねぇっ!…あっ!おい!俺コーヒーなっ!旨いの出せよっ!判ったか?それからコイツはMJなっ!俺のレシピでなっ!」

「お待たせ〜♪」
『オタク女』はイソイソと『キャリアさん』と『勇者』の待つ席に行った

女2人はお互いの指輪で盛上がっていた
『勇者』がオドオドと喋り出す

「あの…この前はありがとうございました…オレ…自信が無くて…こんなに綺麗な人が本気で相手してくれるワケ無いって…でも…×××さんのお陰で…オレの思い込みだって判って…それで…信じてみようって…そしたら…居ても立っても居られなくなって…それで…思いきってプロポーズしてみましたっ!」

「で、OKだったみたいですね♪良かったじゃないですか?間に入った甲斐がありましたよ♪」

「で、お願いがあるんですけど…是非仲人を!」

「はぁっ?いやっでも…あーゆーのは結婚してる方がやるもので…僕はまだ…」

「え?そーなんですかっ?でも、シノさんと結婚なさるんですよね?結婚なさってからお願いします!」

『いや…新婚さんが仲人しないだろ?フツー…』
「あっ!それでしたら、部長に頼みません?僕のは頼んでも無いのにする気満々ですから(笑)いっそ合同でしませんか?」

「え?良いんですか?もし良かったらお願いします!後はオレがしっかり仕事すればOKですね♪」

『仕事持ってましたか?』
「そうですねーってお仕事って?」

「こう見えても一応プロカメラマンですよ♪今は趣味の仕事しかしてませんけど(笑)化粧品のポスターの写真とか撮ってます」

『だから上手い訳か…』
「ああっ!それなら仕事頼まれて貰えます?『メイド喫茶』のメニュー撮影なんですけど?」

「ええ!×××さんなら気に入るまでロハでOKですよ!」

「いやいや…会社のですからそれなりに出せれますよ(笑)」

「失礼します…コーヒーとミックスジュースでございます…前を失礼します…」

見るとニヤニヤ顔の店長だった…

「ちゃんと作ったかぁ?どれ……」

「ワインみたいな飲み方するんですね?テイスティングです?」
『キャリアさん』が横から聞いてくる

「雑味が判るんですよ……おい…豆の選別誰がやってる?渋皮も多いんじゃないか?苦味じゃなくて渋みが多いぞ?コクもない…何だこりゃ?」

「ばれました?ワザとです(笑)はねた豆で作りました(笑)マネージャーが幸せで頭緩くなってたらヤバイんで!(笑)」

「テメーっ!入れ直せ!金払わんぞ!」

「僕からの御祝儀です(笑)」

「要るか!んなもんっ!MJはマトモだろうな?」

「女性に甘いのはマネージャー譲りですから(笑)」

「とっとと厨房帰れ!ケツ蹴り上げるぞ!」

「慕われてますねー」
『キャリアさん』がクスクス笑いながら言った

「いや…からかわれているだけですよ…東京支社に行けば俺の1番弟子が居ますから…メニュー作りの時に厨房借りますんで紹介しますよ…あーーーまじぃーーー…あっ!メニューの件宜しくお願いしますね?」

店長のケツを蹴り、厨房から追い出し、自分でキッチリとコーヒーを作って飲んだ

「それで、今日はこの後どうします?」
2人に訊ねてみた

「えっと…ワタシの親に紹介するので…これから神奈川に行きます…」
『キャリアさん』は頬を染め、恥ずかしそうに言った

「じゃあ明後日アキバで合流ですね?」

「そうですね…×××さん…本当にありがとう…そしてケイコさんも…ありがとう…」
「×××さん!本当にありがとうです!絶対離れませんからっ!」

「あははは…彼女の親御さんの前でも、自分の親御さんの前でも、ちゃんと言って下さいよ?頑張ってくださいっ!」
「ファイトー!ですわよ?ガンバッ♪」

手を繋ぎ歩いて行く2人を見送って、俺達は我が家へと帰った





家に着き、着替えを済ませ『オタク女』を見る
まだ、指輪を嬉しそうに触りながら見つめていた

「指が浮腫む様なら言えよ?明日しかサイズ直しのチャンス無いからな〜」

「ううん…大丈夫だょ…なんかねー…1月前の自分が嘘みたいだなーって…」

「そうか?なら早目に襲っとけば良かったかな?(笑)」

「そうかもしれない♪けど…それだったらまた違う事になってたかも知れない…だから、あのタイミングは神様がくれたんだと思ってるの…」

「まぁね…奇跡って言えないコト無いよなー…田仲も彼も…天の采配だな…ところでな…例のマイクロミニ何処で買ったの?ベビードールも…」

「あぁ!あれはお父さんの会社で作ってるんですよ(笑)色んなトコに卸してますよ?メーカー品ですけど…」

「ちぇっ!ホットパンツ履かせようと思ったのに…っても季節外れか…」

「御主人さまのえっちぃ〜♪」

「オマエのデカイケツには負ける…腰からのラインを見てるだけでムラムラする…太股まで見たらもう我慢不能!」

逃げ回る『オタク女』を角に追い詰め抱きつく

「きゃあ♪えっちぃ〜♪」

「いつまでもお互いこうして居ような…」

「うん…………きゃっ…やだぁ〜…くすぐったいですぅ〜きゃっ♪」

そうして『オッサン』と『オタク女』のバカップルの夜は暮れた

「やっぱ気になる!」

「へ?何が?」

「大人の店に行くぞぉ!」

「おーーーっ!って何で?もう遅いよ?4回致したし…」

『あのね…4回はオマエ…俺は2回だって…』
「大丈夫!敵は24時間営業だし、気になって眠れんし」

「ふーーーーん…男心は複雑なのねぃ?」

「いや!ド直球勝負だっ!行くぞ!」

「はーーーーーい」

車をスッ飛ばし、大人の店に着いた

安っぽいビニールレザーのホットパンツ位しか無かったので、マイクロミニを見た

『やっぱちゃちだなー…』

部屋用にローライズショーツと『オタク女』が可愛いを連呼したアイレットレースの苺柄のブラとショーツ を買ってしぶしぶ外に出て、夜景を見に行った

『オタク女』はトイレに行きたがり、公衆便所に2人で行った
電気が点かないオソマツなトイレを携帯のライトを頼りに入って行った
思った通り落書きやゴミが散らかった薄汚いトイレだった

『オタク女』が「恐い」と言うので側でトイレを照らしてやっていた
オシッコが済み、拭こうとするがトイレットペーパーが備え付けいる筈も無い
困った顔の『オタク女』の顔を見ていると、股間が熱くなり、モノが立って来た

携帯のライトを消し、ズボンを下ろしモノを出す

「え?え?真っ暗で見えないよ?どこ?」
と狼狽える『オタク女』の声が闇の中から聞こえる

『オタク女』の頭を探り当て、モノを当てる
『オタク女』はしゃがんだままで、モノを両手で掴み亀頭をくわえる

「最初を思い出すな…オマエの匂いとこの狭さ…」

「うん…じゃなくて…はぃ…」

「俺達貧乏性なのかな?(笑)お風呂の中でもするしな(笑)」

「お風呂は御主人さまとぴったり引っ付けれるから好きですよ♪」

「初心に戻ってみるか?」

「はい…」

「ほらっ!しゃぶれっ!」
『オタク女』の口の中に思いっきりモノを突っ込む

「うぷぅっ!ぷはぁっ…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…」

「やっぱりオマエの顔が見えないと駄目だな…」
携帯のムービーで、撮り始める

『オタク女』は眩しそうに目を薄めモノをしゃぶる

「口を大きく開けてベロ思いっきり出せ」

「はいっ」

モノを『オタク女』の舌やプックリした唇に擦り付ける

「ベロベロ舐めろ」

「はいっ」

言われるがままに口を大きく開けたまま舌でモノをベロベロ舐める
その艶かしい『オタク女』の顔に堪らず精液を掛ける

「あぁっ…」
『オタク女』は嬉しそうな顔で精液を指で拭いチュパチュパと舐める
そして垂れ出てる精液の残りを、大きく出した舌でベロベロと舐め、飲み込んだ

モノから精液を吸い出すと、自分の股間から垂れている汁を、モノに擦り付けながらしゃぶり始めた
異様な興奮に包まれ、モノを抜き、立続けに精液を『オタク女』の顔に掛けた

精液まみれになった顔をまた指で拭い、指を啜る『オタク女』

ムービーを止め、『オタク女』を立ち上がらせ、汁で一杯の『オタク女』の股間にモノを突っ込んでやる

「あはぁ〜っ…凄い…イイですぅ…入れられただけで…イッちゃい…そぉ…あはぁ…イイッ…イイですぅ…御主人さまぁ〜…もっとぉ…もっと…チ○ポォ…ネジ込んで…くだしゃぃ…あはぁ…イイッ…マ○コォ…気持ち…イイッ…あはぁっ!…イイッ!…そっ!…そっ!…そぉっ!…あはっ!…あはっ!…あはっ!イイッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イイッ!イキッ!イキそっ!…あはっ!…あはっ!…あはっ!…あはっ!…もっ!もっ!もぉイクッ!…もぉっ…っちゃうっ!!イッ!イッ!イッ!イッ!イイッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!……あはぁ〜……っちゃいましたぁ……あはっ…」

再びライトで照らし、『オタク女』の口にモノを突っ込み頭を激しく前後させ口の中に精液を出した

いつも通りに吸い出させ、股間を綺麗に舐めさせる

スカートを捲り上げ、ノーパンのままトイレの外に連れ出し、車まで歩かせ、少し明るいところで綺麗に股間を舐めてやった
だが、『オタク女』は興奮し続け、車に乗る前に、また汁を垂らしていた

「仕方ないなーオマエは…もう出ないと思うけど突いてやるよ…」

助手席を後ろにずらし、倒しこんで突いてやった
『オタク女』が潮を吹くまでイカセ続けた

助手席は、汁と潮でぐっしょりと濡れていた

『次に帰って来る迄には乾いてるから良いか?(笑)』

疲れ果てた『オタク女』を乗せ、家に帰り、ベッドに抱きかかえて運んでやり、裸で抱き合って眠った





ゆっくり起きようと思って居たが、肌寒さで目が覚めた
『オタク女』が居ない…
『トイレかな?』と思い待っていたが、ベッドに帰って来ない

トイレを見てもお風呂を見ても『オタク女』は居なかった
あわてて玄関に行き、靴を見るとある…

『???』
「おーーーい?ケイコ?」

居間を覗くと、自分のパソコンで何やら懸命に打ち込んでいた

「何してんの?」
と聞くと『オタク女』は飛び上がってビックリした

「あはっ♪何でもないですよ〜」

「何で画面隠すのよ?見せろよ…」

「えへへ…恥ずかしいから駄目です…」

「いや…見せなさい…」

「えーーーーん…やだよぉ〜…」

「良いから…見せろ…」

ジリジリと寄り『オタク女』を押し倒し画面を見た

「日記?Blogか?…ナニナニ…今日は御主人しゃまにプロポーズされました♪ゥレシ━━゚+。゚(*´>艸<`*)゚。+゚━━イ!! やっぱり、ワタシと御主人しゃまは結ばれる運命だったのら♪キャッ(*ノ∇ノ) 可愛い指輪をオトーサンとオカーサンの目の前で渡されて…もうっ死んでもイイかもっ♪……ちょっとマテ…ケイコ良いか?じっとしてろ?じっとしてないと怒るぞ?良いな?……前の日もあるな…いつから…だ?…っと…俺の事はトイレでヤッタ日から書いてんのか…まぁー…まっ…感想文だな…ふーーーん…ほぉ…ほぉ…あらら……あははははは…成る程ねぇ〜」

『オタク女』は正座して、俺を上目遣いに見ている

「はいはい…ゴメンナ…勝手に日記見た気分だ…でも、オマエの気持ちがもっと良く判った様な気がしたよ(笑)でも、公開してんだから俺が見ても問題無いと思うけど?」

「目の前で読まれたら恥ずかしいょ…」

「そりゃそーだな…でも、どうせなら題名をメイド日記とかにしたら?ちと妄想系に思われそうよ?」

「ぶーーーーっ!妄想じゃないもん!ホントの日記だもん!」

「ほんで、何で素っ裸のマンマやってんの?風邪ひくよ?」

「忘れないウチに書いておこうと思って…えへっ…」

「身体冷えてんだろ?お風呂入ろっ」

『オタク女』 とゆっくりお風呂に入り、寝直した

再び起き、コンビニで買って来たBLTを喰い、支度を済ませ『オタク女』の家に挨拶に行けたのは10時を回っていた

結局挨拶のつもりが長話になり、昼食を御馳走になりアキバへと向かった

「田仲達もう行ってんのかね?連絡してないわ…」

「メグしゃんは晩方に着くっていってたよぉ〜」

「ありゃ…ありがと…着いたら荷物置いて、ちょっと回ってみるか?」

「うん!同人誌に行きたい〜♪」

この前に泊まっていた部屋がそのまま空いていたので、考える事無く決め荷物を部屋に置き、同人誌を見て歩き回った

日が傾いたので、『キャリアさん』にメールを入れる
“もう少しで着きます”とのことで、折り返し“ホテルはそのまま前の部屋です”とメールした

暗くなって来たので、帰っていると…
『ブルマだ…』
「おい…ちょっと寄ってみるか?」

何度か入った事はあった筈だったが、メイド服しか見てなかった為か見落としていた様だった

「下に履くのに良いんじゃない?」
とか尤もらしい事を言いながら、紺と赤と緑の3色を買った
その内、俺の母校と同じ緑は黙ってローライズの1サイズ小さめにしておいた

『オタク女』がじーーーっと俺を見た後、ニッコリ笑った

『バレバレか…』
「さあ…帰るぞ!」

ホテルで、着替えさせてみようとホクホク顔で部屋に戻ると…

『ヤッパリね…いつだってオマエはお邪魔虫だよ…田仲さん…』
「やぁ!なんだか久し振りって感じだね?(笑)」

「毎日毎日、四六時中、一緒に居たから余計感じますね」

「だな!…で!上手くいったの?親御さんとの御対面は?」

「ん〜〜〜〜あんなもんかな〜って感じですねー…ワタシをそろそろと思ってたらしくて、それなりに喜んでましたよ♪」

「で?彼は?」

「一旦家に帰って、御両親に再度お話するらしいです…難しそうな顏してましたけど…」

「まぁ…何とかなるでしょ?普段のキミなら、アノ親御さんも文句は無いだろうしね〜♪」

「何か引っ掛かりますね?普段はっていうのが特に…」

「さてと…俺は明日の仕事の準備でもするよ…」

「逃げるんですか?言いたい事があるならハッキリ言って下さい!」
『キャリアさん』睨んで来る

「キャンキャン喜ぶ、ワンちゃんみたいなキミも可愛いよ♪っと!」
と言ってダッシュでドア口に逃げた
スリッパが飛んで来たが、俺からは外れ、ドアに当って落ちた

部屋に帰り、直ぐにロックをして、パソコンを取り出しメールチェックをした

『まっ…日曜だし何も無いか…部長に着いたよメールでも送っとこっと…』

ドアノブをガチャガチャさせる音がする

「おーーーい!只今電源が切れてるか、圏外だそーだぞ〜?」

ドアを今度はノックしている

「そんなに怒らなくても良いじゃ無い?冗談だろ〜?…ったく…はいはい…今開けるよ…」

ドアを開けると、ブルマ姿の『オタク女』と『キャリアさん』が立っていた

「もうっ!他の人に見られちゃったじゃないっ!」
『キャリアさん』が怒っている

「えへへぇ〜♪似合ってる?」
『オタク女』はマイペースだった…

「何で、田仲まで着てんの?」
俺が不思議そうに聞いた

「え?だって、これケイコちゃんが履くと凄い事になるわよ?ワタシでも浅い感じなんだから…コレでアンケートは取れないわよ?恥ずかし過ぎるわ…」

「んーーー…ソレは極めて個人的なモノだったんだけどね…まぁ…ヤル気ならドゾ!止めはしないよ」

「へ?だって御主人さま…ワタシが『ア!メグしゃんのもちゃんと買ってんだぁ♪やっさし〜い♪』ってニコニコしたら恥ずかしそうにしたですよ?」

『あー…あのニヤニヤはそーゆー意味でしたか…ニブチン…』
「じゃあ…ネコ耳とシッポ付けてね♪」

「それは、メイドで無い気がするんですけど?」

「もともとアンダースコート代わりに買ったのよ…自費で…結構、カメコの皆さんスッゴイローアングルから撮るからね…要らないなら返してよ…」

「貰っておきます…」

『自分で買えよ!』
「ちょっと2人ともバンザイしてみてくれる?」

「へ?こお?」
「こうですか?」

「いや…モッと力強くっ!万歳っ!」

「バンニャーーーーーーイッ♪」
「バンザーーーーーーーイ?」

2人のお腹丸出しの姿をデジカメで記念撮影をした

「これ結婚式にスライドで写してもらうわ(笑)彼にも送っとくね〜♪」

「駄目ですっ!スグに消して下さいっ!ああっもうっ!調子に乗ったワタシが馬鹿だった!」

「え〜〜〜〜っ?メグしゃん可愛いのにぃ〜消したら勿体無いよぉ〜…ねっ!ワタシのにも送っておいてくだしゃいね♪」

「判った…彼に壁紙用に加工してもらおー!」

『キャリアさん』が喚いている最中、『勇者』から着信が来た

「ん?噂をすればだ…はい!×××です!…こんばんは〜♪…田仲ですか?…ええ一緒に居ますよ?…あぁ…携帯を部屋に置きっ放にしてるんですね…きっと…代わりますね?…エッ?…これから○王パークタワーで?はぁ…構いませんが…はい…はい…えっ?…親御さんが一緒なんですか?…でもそれだと、僕らはお邪魔…はぁ…こちらは構いませんが…はぁ…判りました……え?…もうあんまり時間が無いですね?…判りました!…大急ぎで向かいます!ちょっと不案内なもので、どれ位時間が掛かるか判りませんが…はい…着きましたら連絡入れます…はい…それでは!」

『キャリアさん』を見て
「田仲くん!今回は冗談は言わないから安心したまえっ!ケイコっ!『御主人さま』も『はにゃ〜』も『ですぅっ♪』も禁止だっ!お堅いシリアスケイコちゃんに変身だっ!スグ着替えろ!彼の御両親がお待ちだっ!」

「えっ?」
「はにゃ?」

「田仲!ボケっとするなっ!ケイコっ!『はにゃ?』も『むーーーーっ』も『ぶーーーーーーっ』も無しだっ!2人とも急げっ!俺はタクシーを呼ぶっ!」

着替えが済んだ頃にはタクシーが着て待っていた
大急ぎで出してもらって、予定時間にはなんとか間に合った

言われた通りに着くと、お坊っちゃんぽい格好の『勇者』が入り口で待っていた

「お待ちしてました!さあ!こちらです!」
興奮気味の『勇者』に連れられ案内された

『勇者』の親御さん達が退屈している様子を隠しもせず待っていた

「この間はどうも…お久し振りです」と俺が挨拶すると、会釈だけして席を勧められた

『んだ?偉そうに…』

「あぁ…紹介したい娘さんと言うのは、この前の変わった格好をなさってた、このコかい?」

改めて品定めをする様に『キャリアさん』をジロジロと眺める

「確か…○○○の本社の営業課長補佐さんでしたよね?随分と○○○○も社長が変わって自由になったもんですね…」

『ムカツクなこのクソ親父!』

「あら?そんなに変わった服装でしたの?最新流行かしら?それでしたらスーツでなくてソレを着て来て下されば良かったですのに…残念ですわね…」

『キャリアさん』は真下に俯いている

「で?どういう話になっているんだい?○○○…まさかとは思うが、お付き合いをしている…とか言うのでは無いよな?」

『あーーーーーっ…2人には悪いけど、もうキレそ…』

俺がキレる前に『オタク女』がいきなり席を立ち
「気分が悪いので帰らさせて戴きますっ!田仲さんっ!最初から悪意しかない、この方達とお話しても仕方ありませんよ?貴女と彼の2人の将来の話です!この方達に相談することも遠慮する事も、もう無いでしょ?帰りましょう!」

「だな…どれだけオエライか知らないが…ちょっと調子に乗り過ぎだね…まぁ…6人分を2人でタラフク喰って下さいな(笑)…では失礼します…2人共!この方々は置いといて…どっか楽しいトコ行きましょう♪」

『キャリアさん』はジッと固まっている
『勇者』は『キャリアさん』のその姿を見て決心し、立ち上がり『キャリアさん』に

「家も財産も無くなりますけど、良いですか?良いですよね?アナタはオレの事をカメラマンとしてしか言ってませんもの…たちまち貧乏カメラマンになると思いますけど…それでも良かったら×××さん達と一緒に楽しいトコロ行きましょう!」

最後は泣きながら『勇者』は言った

「ええ…スグに喜ばれるとは思いませんでしたけど…ここ迄言われるとは思いませんでした…ワタシはあなた方の財産目当てで付き合った訳ではありませんし…その事は彼自身が一番知っています…だから…こんなにお父様とお母様の前で言って居るんだと言う事を少しは考えて下さい…では、失礼します…」

「まぁ待ちなさい…では聞くが…田仲さん…このコのドコが気に入ったというのだね?ハッキリいってカメラマンとしての才能は、親の欲目で見ても大した事は無い…見た目もそれほどでも無い…悪く言えば、世間知らずのボッチャンだ…キミ達の仕事で、俄にヤル気になった…大学もロクに行かず、卒業しても引き蘢ってばかりの○○○が…30手前でやっとな…そんな奴の何処が良いのかね?」

「申し訳有りませんが、お父様は○○○さんの一部しか見れて居られないと思います…お仕事がお忙しくて仕方が無いのでしょうが、○○○さんはいつでも本気で、全力でぶつかって居ます…お父様の意に添わない方面とは思いますけど…今は、お金には成らないでしょうけど…それでも全力でぶつかっている○○○さんの姿が大好きです!…今、手掛けている仕事が終わりましたら、現在の職を辞め、こちらに来るつもりです…○○○さんと一緒に居る為に…お父様とお母様に認められるように…ワタシも全力でぶつかります」

「うーーーーん…そうそう認めれるとは思わないがな?…そうだな…○○○が私の後を継いで、その秘書をする…と言う事なら認めてもいいかな?…どうする○○○?3年程、全力ですればナントカ形にはなるが?少し時間を掛けても良い…良く考えてみてくれ…オマエ達2人だけが幸せになるか、それとも皆で幸せになるかだ………でだ、ここのシェフの料理は旨いんだが、私達2人で『タラフフク喰って』も仕方が無い…片付けて行ってくれないかね?」

「そうよー私達には無理だわ…折角シェフが作って下さったのに…あらあら…これをお渡しするの忘れてたわ…はいメグムさん…私のお古だけど…どうぞ♪」

それは、かなりシンプルな指輪だった

「これね…初めて貰った指輪なの…それはもう、喰うや喰わずの頃にね…無理して買って下さったのよ…だから大事に持ってて下さると嬉しいのだけれど…」

「いえ…お母様…ワタシにはこれがありますから…お父様とお母様に認められた時に渡して下さい…必ず大事に致しますから…」

『キャリアさん』の目は潤んでいた
『オタク女』の目も…
俺は毒気を失い『どこの局の3流ドラマだ?』と感心していた
『勇者』は親御さん達の態度の変わり様を呆然と眺めていた

なんとも言えない雰囲気の中で食事を済まし
先に俺と『オタク女』は帰ろうとすると

「楽しいトコに連れて行ってくれないのかい?」
と親父さんが言って来た

「この後、ココを水入らずで楽しいトコにすれば良いんですよ♪…では、楽しい夜を」

『オタク女』はペコリと御辞儀をするとパタパタと俺に走りより腕を組んだ

「メグしゃん良かった良かったですか?」

「んーーーーー…2人次第だね…まぁ反対ってゆーコトじゃないから…良かったー位じゃね?」

「じゃあ…良かったー♪」

「よしっ!国会議事堂を間近で見て帰るかっ!」

「うんうん!行く行く♪」

そして運動不足の足を棒にしてまで、ホテルへとそのまま歩いて帰った 





「あーーー疲れたぁ〜」
と『オタク女』はベッドに座り込み、横へ足を伸ばした
ボディコンスーツのタイトスカートが、太股でパッツンパッツンになっている
俺は迷わず、その太股を枕にし、寝転がった

暫く『オタク女』は、俺をヨシヨシして悦に入ってたが、「足がだるいよぉ〜」と言い出し甘えて来た
『オタク女』を俯せにして、脹ら脛から揉んでやったが、今度はパッツンパッツンの張ったスカートが邪魔で太股が揉めない

「着替えて来いよ…このスカートじゃあ無理だわ…」

「んじゃあ赤のブルマー着て来る〜♪」

『オタク女』はネコミミまで着けて来た

「えへへぇ〜似合う?」

「うんうん!可愛いよ♪でも外ですんなよ?」

「え?え?何でぇ?」

「他の奴のネタにされたらムカつくから」

「そんな事ないよぉ〜」

『いや…俺の股間がそう言っているから』
「あるの!俺専用!」

「ブルマ星人?」

「いや…ケツケツ星人(笑)でも、緑の履いて欲しかったなー…」

「借りてこよっか?ちょっと待っててねん♪」

パタパタと走り去りパタパタと帰ってきた

『ぶっ!これは…犯罪だわ…』
「ちょっと待って…写真撮るから…」

思いっきり引き上げているので、スジが入っていた
写真に納めながら、注文を付ける

「なんか両脇上がり過ぎてるから横線になる迄落してよ…そーそー…で、上体反らし!」
『うわっ下腹部迄見えるぞ…』

「で、前屈…そのまま…」
『肉に食込んだまま半ケツかよ!…』

「横に…って言うか…ゆっくりラジオ体操してよ」

「ん?判ったぁ〜♪」

『カメコの気持ちが判るかも…これは…もう…エロ過ぎ…』

「おっわりぃ〜♪」

「足のだるいのとれたみたいだな(笑)」

「ん?そんなコト無い!だるいだるいっ!足揉んで♪」

『甘えたいだけだろが?』
「へいへい…俯せになれ…」

デカイケツが広がる
足を閉じているので、尻にブルマーが食込んでいる
その様を写真に納め、足首に座る

ムチムチの太股を揉み上げていく
徐々に上に上にと…

揉みながらブルマーをケツに食込ませて行く
どうやらブルマーの下には何も履いていない様だった

足を開かせ両手で太股を摩り1本づつマッサージしてやる
太股はブルブルを震えデカイケツも揺れ、俺の股間を熱くさせる

「足どれくらいソコから開ける?」

「ん?どれくらいかなぁ?」

『オタク女』が思いっきり足を広げた

角度を変え数枚写真に納めた

「御主人さまのエッチィ〜」

「良いじゃんかオマエだって自分で撮ってたじゃんか?(笑)」

「ついでにこっち向いて足広げてよ」
開き直って、指示を出す

「そうそう…片膝立てて…今度は両膝…少し腰浮かして…もうちょっと浮かして…もっと…そう…足をもっと開いて…ちょっとエロい顔して見せて…目線くれるかな?…良い感じ……おい?少し濡れてないか?…色が濃いくなってるぞ?」

俺は土手から下にゆっくり指で、シミの所迄撫でてやる
『オタク女』は切なそうな顔をする

ゆっくりと繰り返し撫でてやる
シミが徐々に広がっていった
ブルマーを持ち上げ食込ませると、腰を突き出して来た

「おい…自分で持ち上げてみろよ」

『オタク女』は持ち上げながら恍惚の表情に変わっていった
ブルマーの股間は深緑色に染みた

何枚も写真に撮り
ブルマーの上から口で舐めてやる

ブルマーの生地は分厚いから直に感じる筈は無いのだが、汁はドンドン出て来ていた
『オタク女』から喘ぎ声と鼻息が聞こえ、俺はブルマーをずらし下から上へと舐めてやった

「あはっ…あはっ…いいっ…いいよぉ〜…」

『オタク女』は腰を上下に振り出し、刺激を求める

「あはっ…あはっ…あはっ…あはっ…あはっ…あはぁっ…イッ!イイッ!あはっ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イッちゃっ…うっ…もう駄目っ!イクッ!イイイッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッッ!あはぁっ!」

『オタク女』は高く腰を上げたままイった

そして腰を下に落すと
「足が足が…余計に疲れちゃったよぉ…エーーーーーンッ…」

「それより問題は、このブルマー田仲にやったんだよな?今から綺麗に洗って間に合うのか?(笑)」

「コインランドリー行きましょう!」
真面目な顔で『オタク女』が言った

「おし!久々にミニスカ、ノーパンで行くかっ!」

「そりは勘弁ですぅ…」

渋々とランドリーに行き洗ったブルマーを乾燥機に掛けた
3枚のブルマーが回る様は何とも不思議な感覚だった






ホカホカのブルマーを持って帰り、ベッドの上でダラダラと『キャリアさん』の帰りを待った

「なぁ…新婚旅行何処行きたい?」

「んーーーーー呉って中国ですよね?呉に行って呂蒙子明様のお墓参りしたいですぅ♪」

「呉って…今、無いし…呂蒙子明ってかなり、評判悪いよ?三国演義とか…ってかお墓何処にあるか知ってる?」

「知らないです…多分、建業だと思いますぅ♪でもねぇー呂蒙子明様ってすごいんですよぉ?勉強家でぇ、曹操軍も撃退したしぃ…なんて言っても関羽キラーですからっ♪それに『三国演義』って昔の同人誌ですもん気にしな〜い♪」

「で、建業って何処?」

「地図で見たら判りませんかね?」

「多分、その頃とは名前変わってると思うけどね?1800年位昔の話だろ?…アキバなんて、その頃にはまだ大和朝廷も支配してなかったと思うぞ?(笑)」

「んーーーー…そっかぁ……ねっねっ!御主人さまはドコ行きたいの?」

「どうせ行くならF-1観るか、パリかフランクフルトの航空ショー観たいなー…でも日にち合わせるのは無理だろなー…」

「じゃあ…ワタシっワン○ェス行ってみたい!」

「それは新婚旅行とは言わないだろが…まぁ…その時迄に決めといて…」
『でも…オタク的には日本が聖地なのかもな…』

アレコレ考え悩んでいる『オタク女』の頭を撫でながら

「取り敢えず、目の前の『メイド喫茶』の立ち上げを成功させないとな」
と、独り言を自分自身に向かって呟いた

幾ら待っても帰って来ない『キャリアさん』を、待ちくたびれ『オタク女』を抱きかかえたまま、俺はウトウト寝ていた

ドアのバタンッ!という音で目が覚め、少しビクッとして音の方を見ると酔っぱらって御機嫌になっている『キャリアさん』が、同じく御機嫌の『勇者』と帰って来ていた

「きょはっ!ドモっ!ありがとごじゃましたっ!お陰で、なとかなりそーっすっ!」
「うふふふふ〜♪ダメモトで…も…なんとか…なりましたぁ〜♪」

『…面倒臭そうだな…逃げるに限るね…』
「随分と御機嫌だねー…帰って来て安心したから、俺は部屋に戻るね…」

「ナニ言ってんすかぁ〜?お礼にワインと、お祝にシャンパン持って来ましたよぉ〜♪スグ開けますからねっ…ちょとまててください…」

「いや…もう遅いし…明日にしない?…もう2人ともヤバそーだし…話をキチッと聞いてから祝杯上げたいからね?ねっ?」

「今日しないと感動が薄れるっ!ってなもんですよぉ〜……1パ〜イだけでも付き合ってくださいよぉぉー…」

2人でドアをトウセンボする
『オタク女』は、俺の胸元に寄り掛かり、スースー寝ている
身体を揺すってみても起きない

「取り敢えず2人共お風呂入ってサッパリしたら?お風呂上がりの方が旨いでしょ?」

「そんあこと言ってぇ…僕らがぁー…お風呂入ってる内にぃ…逃げるつもりでしょー?…ダメっすよぉ〜?…
1人づつ入りますからねぇ〜…いたくださいよぉ〜?」

『爆沈寸前だろ?寝れ!頼むから…つか…ケイコ!オマエは起きれ!』
「はいはい」と言いながら逃げる算段を考えた

『勇者』が俺に念押しし、先に風呂に入った
『キャリアさん』は俺が逃げない様に三白眼でふらふらしながら黙って見張っている

『『勇者』がゆっくりしたら寝落ちするな…』と踏み、じっとしていた
シャワーの音が聞こえる

『シャワーだけならスグに出て来るかも知れないな…』
「おい…彼大丈夫か?風呂場で寝てんじゃないの?」

「騙されませんよー…逃げるつもりでしょう?」
目が座った『キャリアさん』がにじり寄ってくる

「いや…逃げるつもりなら逃げてるし…ちょっと様子見た方が良いんじゃない?」

「無駄です…逃げれない様に捕まえておきます…」

そう言うと、俺の腕にしがみついて来た

「ケイコっ!起きろっ!俺が襲われても良いのかっ!」

と適当な事を叫んだ

「ん?何が?…あ…メグしゃんお帰りぃ〜どだったぁ〜?」
「んなコト明日聞けっ!ずらかるぞっ!」

「ほえ?何でぇ?」

「良いから!酔っ払いの相手なんか出来るかっ!行くぞっ!」

「え〜〜〜っ?聞きたいから待ってたのにぃ〜」

『キャリアさん』は鉾先を変え『オタク女』に抱きついた

「でしょぉ〜?ケイコしゃんは聞きたいわよねぇ〜♪ワタシ達3人で仲良くお話しますから〜お部屋に戻って下さって良いですよぉ〜?…ほらぁ♪ケイコしゃん〜ワインもあるのよぉ〜♪飲みましょ〜♪」

『オタク女』はウキウキしながら準備をし『キャリアさん』と話出した

俺は盛上がっている2人を見ながら「明日仕事だと言う事を忘れるなよ」と言い残し、自分の部屋に戻り鍵を締めた

寝ている時にカタカタ音がしたが、無視して朝迄独り眠った

物件に行く準備を済ませ、『オタク女』達の部屋に寄った
部屋はシャンパン臭くなっていて3人共裸で寝ていた

俺は黙ったまま寝ている『オタク女』の手を取り、指輪を引き抜いた
それで目が覚めた『オタク女』に怒りを露に

「自分達の姿を見ろっ!そして俺の目の前に2度と現れるなっ!」

バカデカイ怒鳴り声で『勇者』も『キャリアさん』も目が覚め、顔から血の気が引いていた

「オマエ等は飲んだくれてハメ外すばかりか…俺の仕事を!この俺をコケにしやがって!…もう良い…これからは俺と店鋪事業部でやる…チームは解散…お疲れ様っ!田仲っ!ここの清掃代はオマエが自費で払えよ!そういう立場にいる筈なんだからなっ!どういう事情で格下に本社に送り返されたか、自分で報告しろよ!じゃあなっ!ケイコさん?もうこの指輪は要らんだろ?親御さんと俺の親にはコッチが言っておくから安心しな!サヨナラだ…」

自分で、涙を流しているのは判っていた…顔を両手で叩き、喝を入れ現場へと向かった
幸いな事に現場に来ていたのは開発課の森嶋だけだった

「どおした?顔色悪いぞ?それにオマエ独りか?」

「いや…何でも無い…仕事の話をしよう…」

俺の態度で何かしら察知したのだろう、開発課は仕事の話だけしてくれた

「それでな、面接なんだけど…支社の会議室はちょっと無理だから、系列の喫茶かカラオケ店ですることになったよ、どっちが良い?」

「喫茶でお願いするよ…時間は10〜11時半と、3時から5時、遅くでないと無理ならこちらが時間を作るから…取り敢えず支社の方に行かないか?電話は支社宛の筈だから…」

「判った…んじゃあ行くか?」

「あぁ…頼む…」

開発課の車に乗り、出ようとした時

「おい…来たぞ?…良いのか?」

「構わん…このまま行こう」

「担当が俺で良かったな…オマエが泣いてるなんてな…」

「あぁ…久しぶりだろ?あの時と同じだ…自分が情けなくてな…出してくれ…」

助手席で部長に電話を掛ける
「おはようございますっ!事後報告が1件ありまして…本日付けで田仲さんを本社に戻します…残りは私独りで十分だからです…ええ…アルバイトの方には会社から振込みの方お願いします…それと、私事の話ですが…例の件は無かった事にしてください…いえ…まだです…今は仕事中ですから…折を見て十分に説明しますので…では、宜しくお願い致します…では」

支社まで開発課は無言で車を運転してくれた
開発課と詰めを済ませ、部長に報告をし内諾を得て、施工を明日から開始する運びになった

「まぁ…内装工事は1週間くらいのもんだ、後から什器類いれて、食器類の算段だな?メニューとバイトはオマエが決めるんだろ?面接する喫茶店取り敢えず決めようぜ」

「ん?上野店で良いだろ?あそこは広いし、俺の弟子の店だ文句は言わないだろ?(笑)」

「オマエの弟子は地区担当マネージャーだって!(笑)」

「ならもっと大丈夫だなっ!(笑)」

「で、どうするよ?俺ン宅に今日は泊まるか?」

「いや…荷物を置いたままにしてある…ホテルに戻るよ…ありがとな…」

「なんなら付いってってやろうか?(笑)」

「オマエの性でホモって言われた事あるんだぞ?勘弁してくれ(笑)まぁ取り敢えず…上野店に挨拶に行くよ」

「ほんじゃあま…あんまり考え過ぎるなよ?…仕事だけ今は考えてろ…『成る様に成る』だ!」

「『成る様にしか成らない』がね…まっ…寂しくなったらオマエの顔でも思い出すよ…じゃあ…頼んだぞ」

「おう!任せろっ!」

支社から上野店に行く間に何ども電話が掛かって来たので、着信拒否に3件登録をした

『今は戯言や言い訳を聞けれる時間じゃ無いんでな…』

店長に挨拶を済ませ、バックヤードに俺は陣取った
店鋪マニュアルと、接客マニュアル、メニュー、レシピを打ち込み『メイド喫茶』向けに改定した
打ち込みをしていると、開発課から聞いたのか弟子がやって来た

「これが、新店舗のマニュアルだ…笑えるぞ?」
と弟子に見せてやる

「えっ?こんなの大丈夫なんですか?風営法に引っ掛かるんじゃぁ…」

「俺も最初に行った時ビックリしたぞ(笑)部長もビビッてたしな(笑)」

「ええっ!部長も行かれたんですか?」

「この件は元々部長の苦肉の策だしな(笑)」

「はぁ…アノ部長がねぇ…」

「それはそうと…研修の時からオープニング期間に2、3人女の子貸してくれないか?できればフロアのアルバイトリーダーが良いんだけどな…お前の管轄からデキル娘を…頼む!」

「一応各店鋪に聞いてみますけど…結構ギリギリの人数でやってますからね…リーダークラスは難しいと思いますよ?」

「じゃあ…今、サーブしているコ!少し手付きが危なっかしいが、あのコが気に入っているんだ…俺がココに座って居ても、愛想良く挨拶して行ったからな」

「あのコだと、多分キレますよ?あー見えても週5で2年間来てますから…」

「じゃぁちょっと店長に聞いて、それから本人に聞いてみるわ…それなら良いか?」

「でも、俺にキレないでくださいよ?彼女は一生懸命ダケが取り柄なんですから…」

「オマエだってそーじゃんか(笑)なんなら勝負してみるか?(笑)」

結果、本人から承諾を得て『メイドさん』が誕生した

「オマエの前居た店からも頼むな!『天然系』このコで決まりだ(笑)」

その後、弟子と他の店も回り、3人決まった

それぞれにプリントアウトしたマニュアルを渡し、1週間後に現場に集合してくれと頼んだ

そのまま弟子にホテルまでついて来させ、荷物を取りに入った…荷物と言っても着替え以外は全て持っていたので、簡単に片付けフロントに戻った

2人部屋はまだ外出中との事で、メモを渡し明日迄の宿泊費をフロントに渡しておいた

「あの2人には明日迄の宿泊費は払い済みだと言っておいて下さい…またお世話になるかも知れませんから、その節は宜しく頼みますね」

と愛想良くチェックアウトした

弟子に物件近くのビジネスホテルを案内させ、スグにチェックインした
部屋は前よりも狭かったが、俺1人には十分だった

弟子にお礼代わりにメシを奢ってやり、酒に付きあわせた…新しい部屋に戻ったのはもう日付けが変わっていた 





支社と、上野店の往復を繰り返し、多過ぎる応募に戸惑いながら面接と説明に明け暮れた
内装が完了し、什器の搬入日に開発課と弟子と喫茶からのヘルプ3人を集め、タイムスケジュール等の説明をした

そして『メイド喫茶』を体験してもらう為、アキバへと向かった

「俺的にはここのサービスぐらいが一見さんにも良いとは思うんだけどね…」
と、朝に必ず寄っていた一番喫茶店に近い雰囲気の『メイド喫茶』に入った

俺以外は皆、顔を見合わせながら恐る恐ると言った感じで中に入った
カルチャーショックを受けた様で、彼女等は『メイドさん』の動きをじっと見ていた

「まぁ…所謂、飲み屋やイメクラのノリじゃないってのは判って貰えると思う…また、そんなノリをしてもらっても困る…あくまで、爽やかに、日頃の常連さんとの会話の時の様な感覚で、接して欲しい…オープニングはかなりの数の新人を投入する…予想以上の混雑になると思うが、各自リーダーとして的確に指示出ししてくれ…厨房は落ち着くまで俺とマネージャーが交代でやるが、ドリンクはサーバーで君等が作れ…この後数件回るから、場の雰囲気を感じ取ってみてくれ」

「店長はどなたが為さるのですか?」
と、弟子が昔居た店のコが聞いてくる

「姑くは、俺がやる…だが、中から指示を出したりはしない…お客さんの夢を壊すしな(笑)…あくまでキミ等がメインだ」

「でも、先々、社員も店長も居ない状態になる訳ですよね?」

「いや…喫茶とカラオケから選んで、マネージャーに引き継ぎをさせるから安心したまえ…何だったらキミ等が部長と面談して、社員に繰り上がってくれても良い…俺もマネージャーもバイト上がりだからな…そこらも考えて見てくれ…ただ責任はかなり付きまとうし、休みは中々取れなくなるぞ?(笑)」

顔を見合わせる3人娘達を、開発課と眺めた

「俺は正式入社だからな(笑)」

「あぁ…営業の落ちこぼれだったっけ?(笑)」

「初めから喫茶部希望で入ったの知ってるだろがっ!」

「あー…あの頃は良くオマエを虐めたなぁー…」

「良く店でケンカして、専務に怒鳴られたっけか?(笑)」

「ははは…あったなぁ…なぁ…開発課って面白いか?」

「ん?なんだ薮から棒に?…オレにとっては、あの頃と変わらず面白いよ…突き詰めて行くとどんな職業もサービス業なんだと思えれるしね…まぁ最初は勉強し直さなきゃならなくて面倒だったけどな…」

「ふーーーん…そうか…俺もそーなったら、オマエを信じて頑張ってみるか…」

「変な事言うなぁー…当分は外れれないだろが?(笑)」

「そうだな…(笑)」

その後、5件回った

「メニューは喫茶のをベースにしている、レシピが出来次第キミ等に渡す…次回は制服で告知ビラを配るので、そのつもりで頼む!今日は以上だ!お疲れさまっ!」

俺達は支社に戻り、レシピとメニューを取りまとめ本社にメールした

メイド喫茶開店の告知HPも『勇者』のをベースに完成し、アクセスも上々のようだ
『メニューは『勇者』に頼みたかったけどな…』

まだまだ応募して来る『面接希望』の対応に明け暮れる日々が続き、バイトの決定が捗らなかった
プレオープン2週間前になり、部長も呼び、総勢20名の新人を前に、会議室で説明会を開いた

「この3人がキミ等を指導します…プレオープン迄に、先程から説明した事や、マニュアルを熟読して、しっかり覚えてください…オープンラッシュは3日に1回休んでもらうシフトを組みます…詳しい事はマネージャーが1週間毎のシフト表を配りますので、それで確認してください…後、調理経験のある人は残ってください…他の人は制服のサンプルがありますので、女子更衣室でサイズを確認し、マネージャーに提出してから帰ってください…ビラ配りに参加できる方はサイズ表に、その旨を記入しておいてください…後で、連絡致します…では、本日は解散します!お疲れさまでしたっ!」

調理経験者は2名しか居らず、交代でアシストしたもらう事になった

「×××くん…お疲れさん…順調の様だね?…で、社員面談希望はどの娘だい?」

弟子の居た店のコ『狩山』と、天然の『柏谷』を呼び、部長に紹介した

「んー…狩山くんが3年で、柏谷くんは2年か…オープニング前だからまだ決定は出来ないが、オープニング終了後、人事課も交えてしっかり面接させて貰うよ…2人共頑張ってくれたまえ!」

部長に席を勧められ座ると、思った通りに

「で、この仕事は良いとして…ケイコくんとの話はどうなった?」

「いえ…仕事に影響出したくないので、連絡取ってませんからあのままです…」

「だろうな…どうだ?プレオープン前に、一度本社に戻って来い…その後2日休みをやる、メニューの件も決まったんだろ?ここは、キミの弟子に任せろ」

「お気遣いありがとうございます…ですが、こうしてバタバタ仕事に追われている方が気が休まります」

「では部長命令だ!これから私に付いて本社に戻れ!言っておくが、オマエが帰るの嫌がったら『専務命令だと言え』とまで言われている…仕事しか出来ない奴に居てもらっても悪影響しか出ないとの仰せだ…帰って少しは自分の先の事を考えろ…荷物は置いたままで良い…このまま本社に戻るぞ…」

「はい…」

開発課と弟子に「一度戻れと言う話だ…後を頼む…」とだけ言い、部長と本社へ戻った
本社に戻ってもする事の無い俺は、さして急ぐ事のない、今迄の経理報告を作成した

そこへ『キャリアさん』が訪れて来た

「あの…あのですね…」

「あ!これは営業課長補佐さん!お疲れ様です!すいません…今時間が無いもんで、失礼しますね?」
パソコンをたたみ、鞄に入れて立ち去ろうとすると

「待って下さいっ!…お願いします…」
目に涙を溜めた『キャリアさん』が叫んだ
一斉に周りの視線が集中する

「あはは…ここは余所の課ですよ?営業部でもない…仕事場を勘違い為さらないで下さい!失礼っ!」
『家に戻るとケイコがどうせ居るんだろう…車だけ取ってどっか余所にでも行くか…』

家に帰ると玄関に貼紙がしてあった

“ゴメンなさい いままでありがとう”

『ふん…諦めたか…まぁつまらない言い訳聞かなくて済んで良かったか…』

手を震わしながら貼紙を丸めポケットに突っ込んだ
鍵を開け中に入り、全ての窓を開ける
新聞と手紙を片付けていると、白い封筒があった
中には長いリボンの付いた家の鍵と短い手紙が入っていた

“今、何を言っても言い訳としか聞いてもらえないですよね?…けれど、本当にアナタと一緒にいた時間は幸せでした…もしも、会ってくださるなら連絡ください…時間がどれだけ経っても構いません…ずっとずっと待っています  ケイコ”

『礼の尽くし方も知らない奴とは付合いたくないからな…それに、こんな手紙1通で、俺がどうにかなると思ってんのかね?』

居間に行き覗いて見る
荷物は片付いていた

コーヒーを作り、ベッドに座る
思い立ってデスクトップを立ち上げた
壁紙の『オタク女』は消えて、ノーマルスクリーンになっていた

パソコンを消し、ジャ○コに買い物に出かけた
新しいワイシャツを買い、プラモ雑誌を眺め、食料品を数点買い求めた
帰ろうとすると『オタク女』に似た感じのコが居て振り向いてしまった

『どこにでもいるよ…あんなのは…アイツでなきゃあ駄目って事は無いんだ…幾らでもいるさ…』

無気力に車に乗り家へと帰った
家に帰ると玄関に『キャリアさん』が居た

「おいおい…不法侵入で警察呼ぶよ?素直に帰ってくんないかな?そこに居られると邪魔なんだけど…退いてもらえるかな?」

激昂する訳でもない俺を見て

「これで良いんですか?このまま終わらせて良いんですか?なんで、ケイコさんの話を聞いてあげないんですか?」

「会社の費用で借りているホテルの部屋でシャンパンぶちまけて乱交したキミに言われる筋合いは無い!と思うんだけどね?違うかな?なんならこれからウチの部長とキミの部長と社長に電話で聞いてみるけど?」

「あれは…あれは誤解ですっ!あれはお風呂で寝て居た彼をベッドに運んで、酔っぱらった私がシャンパンを開けたらこぼれちゃって…で、勿体無いからってシャンパンとワインを2人で飲んで…2人でお風呂に入って…そのまま寝てしまったんです…本当ですっ!」

「プライベートならそれも良いかも知れないね?でも次の日キミは仕事だ…あの状態では、どんな言い訳も聞けないね…わかった?わかったら帰って反省文でも書いてな…じゃあね課長補佐様」

「いえっ!帰りません!ケイコさんに会ってもらえる迄帰りません!」

「あっそう…俺は明日も明後日も休みなんだけどね?(笑)」

俺は家に入ろうとせず車に乗りエンジンを掛けた
助手席に『キャリアさん』が飛び乗って来る

呆れながら『キャリアさん』を横目に見て
「ベルトしてね…」
と言い急発進した

タイヤを鳴らしながら『キャリアさん』のマンションの前まで行き
嫌がる『キャリアさん』を引きずり降ろし、家へと帰った

『キャリアさん』から電話なりで連絡されている筈だが『オタク女』は来ていなかった

「ふん…三顧之礼もあったもんじゃないな…ガンプラでも作るか…」

冷凍食品に一手間掛け晩飯を作る

『親爺達も知ってんだろーなー…追い詰めると終わりと思って何も言って来ないな…』

ポケットから丸めた貼紙と指輪を出した

「年甲斐も無く盛上がってた自分が恥ずかしいね…」

ボソッと呟くと、貼紙に指輪を包んでゴミ箱に放り込んだ

「ガンプラ…ガンプラ…俺にはそっちの方が似合ってるよ…ホントにな…」

のろのろと机に行きMGを作り始めた
雑誌の加工例を参照しながら、後挿し加工をして行く
ノって来た頃にチャイムが鳴った
一応覗いて見ると『キャリアさん』が戻って来ていた

チェーンを掛けたままドアを開け

「キミと何も話するコト無いから帰ってねー」

『キャリアさん』が顔を真っ赤にして叫ぶ
「ワタシが話あるんじゃありませんっ!ケイコさんが話があるんですっ!」

『キャリアさん』はドアをガタガタ引っ張る

その態度にキレた俺は、チェーンを外し外に出て『キャリアさん』の頬を張った

「ふざけるなっ!誰の性でこんな事態になったと思っているっ!それを…ドアをガタガタガタガタ…マジで警察に通報するぞ!それとも貴様の写真を会社にバラ撒いてやろうかっ!貴様が偉そうにできる事かっ!いい加減にしろっ!」

「…わかっています…誰が悪いかなんて…だから…無理矢理でもケイコさんを連れて来ました…ワタシは別にどうなっても構いません…会社に居られなくなっても…全然…だからお願いですっ!…ケイコさんと話をしてくださいっ!」

「まぁオマエは次に行くトコロあるもんな(笑)お気軽なこった…自分のしたい様にしてんのは誰かっ!自分で今迄のコト考えてみろやっ!」

「彼とはアナタ達が元に戻る迄会わないと決めました…元に戻らないなら、2度と会いません」

「それみろ!全部自己中自己満足じゃないかっ!良く考えろよ?オマエ…俺に一度でも謝ったか?俺に「聞いてくれ」と「会え会え」しかないだろがっ!何だ偉そうに…俺はテメェの部下でも何でもないわっ!さっさと消えろ!目の前から消えてくれっ!もう俺の人生の邪魔をしないでくれっ!」

泣いている2人を残し、ドアを締め鍵を掛けた
ドアを叩く音が聞こえる
ベッドに戻り俯せに倒れ込み、枕を載せ耳を塞いだ

諦めたのか出直して来る為か、ドアを叩く音が消えた
やがて車のエンジン音が聞こえ、小さくなって消えた

ほっとしたのもあるが、何も話が出来なかった泣いて蹲っていた『オタク女』姿を思い出し、表に出て車が走り去った方を眺めた
道路には人っこ1人居なかった

『ふぅ……』

家の中に戻ろうと振り向くと、懐かしい白いズボンを履いて、しゃがみ込んだままの『オタク女』が居た

「よぉ…久しぶり…何か用か?」

「えっとね…えとね…本当の事を話したいの…」

「ふーん…どんな話だ?」

「あの日の夜の事…」

「聞きたくないな…じゃあ風邪引くからさっさと帰れよ…じゃぁな…」

「聞きたく無いの判ってる…けど…隠し事したくないの…」

「もう良いから帰ってくれないかな?聞きたい気分じゃないんだよ」

「じゃあ…ここで待ってる…聞きたくなる迄、待ってる…」

「あのな…田仲に引き摺られて来たクセに何言ってんの?良いから帰れよ…じゃあな…」

静かにドアを締め鍵を掛けた

1時間程経って、タバコを買いに外に出ると、まだ『オタク女』は座って待っていた
コンビニで、おでんとタバコを買い戻って来ても、玄関にしゃがんだままだった

「おい…」

「はぃ…」

「立てよ…」
ドアを開け中に入れ、おでんを渡す

「喰えよ…少しは温まるだろ?」

暖かいミルクティを作りテーブルに置いてやる

俺はコーヒーを作りながら

「で?本当の話ってのは何だ?」
と聞いた

「うん…あのね…あの後2人でワイン飲んで済んでシャンパンをメグさんが開けて…こぼして…それで、タオル濡らしにお風呂場にメグさんが入ったら、メグさんの彼が、お風呂場で寝てるのが判って…で、助けてもらおうと思って呼びに行ったの…でも、鍵が掛かってて…そう言えば眠そうにしてたなーって思って…で、なんとか2人でベッドに戻して…疲れて…汗とシャンパン流そうって2人でお風呂入って…で、はしゃいでたらメグさんがキスしてきて…外に出てシャンパン飲みながらキスして…そしたら…メグさんが…彼のを舐め始めて…メグさんが一緒に舐めようって…で、舐めてたら…そしたら起きて来て…そのまま…」

「シタ訳だ…な……………んー…わかった…ありがとう…じゃあ食べて飲んだら帰ってね…」

『オタク女』の目の前で『キャリアさん』にスグに電話する

「よぉ!さっきはよくも嘘ついてくれたよな?別にどうなっても構いませんだと?必ずオマエを社会的に抹殺してやるからな!彼は関係ない!オマエだけをっ…俺の一番楽しい方法でなっ!じゃあ愉しみにしておけよ!」

『オタク女』は俺の声のデカさに怖がってしゃがみ込んだ

「なぁ…このまま怒鳴り込んで行こうか、それとも怒鳴り込んで来るのを待とうか考えてるんだ…どっちが良いと思うよ?」

「やめてっ!もうやめて下さいっ!ワタシがっ!ワタシが悪かったんですっ!いつでも止めれたのに止めなかったワタシが悪いんですっ!メグさんはワタシを庇って言わなかったんですっ!」

「ふーん…そんなに田仲が大事か?わかった…ここで待ってろ!あの女の正体見せてやるよ」

「ダメっ!行かないでっ!メグさんに酷い事しないでっ!」

「五月蝿いなー…嫌なら帰れよ…俺とアイツのどっちを取るつもりだよ?アイツなんだろうな…(笑)もう…どうでも良いか…家に帰れ…さっさと帰ってくれ!オマエも自分の言いたい事を言えたから満足だろうよっ!…ほらっ!立って…帰れよっ!」

『オタク女』はゆっくりと立って玄関までヨロヨロ歩き、ドアを開け「さよなら」と言って出て行った

「サヨナラ…」とドアが閉まった後、自分に向けて呟く様に言った




その夜は、日頃酒を飲まない俺が、棚に置いて居たボトルを出し、生のままで、咽せたり、胸を焼きながら呑んだ
そしてテーブルで酔いつぶれて寝てしまった
朝方目が覚め、コンビニに行き、ポカリとグレープフルーツジュースを買い、それぞれを飲み干しベッドで寝た

昼頃に目を覚まし、お茶をがぶ飲みしボーッとテーブルに意気消沈して座っていた
メールチェックをすると、部長からメールが来ていた
概ねの内容は“仲直りして来い”だった

『いや…女に寝取られたなんて言えねーっすけど…もう時既に遅し…ですよ…』
返事も出せず、ノロノロと歩いて外に出かけた

なんだか仕事もどーでも良い気分になっていた俺はトボトボと散歩した
最後には、例の公園でぼーっとベンチに寝そべり空を眺めていた
子供達のはしゃぐ声も消え、日も暮れて来た
古本屋に行き、5巻完結のマンガを読み終えて家に帰った

家に帰り、食事を適当に済ませ、またガンプラを作っていた
ドアのチャイムがなり、覗いて見るとまた『キャリアさん』だった

「言い訳なら間に合ってます…じゃあね」

とドアを閉めようとすると、足を挟んで閉まらない様にした

「押し売りなら警察呼びますよ?ってか…キミの事…別に何もするつもりも涌かねーから安心して帰って良いよ…じゃあね」

『キャリアさん』は無言のまま足をコジ入れようともがいている

『1回開いて思いっきり閉めてやろっか?』
とも思ったが、それさえも面倒で、代わりにパッと手を放してみた

大きく身体を回しスッ転ぶ『キャリアさん』を見て大笑いした

「はいはい…気が晴れたから帰ってください…もうイライラしたく無いんだ…」

すると『キャリアさん』は無言のまま土下座した

「何がしたいのか不明ですね?足が痛いでしょう?ご苦労様です…帰って良いよ…じゃあね…」

やっとドアを閉め、部屋に戻ろうとすると、『キャリアさん』が中に入って来る

「あのねぇ…お互い大人なんだから話があるならちゃんと喋りましょうよ?」

無言…

「無言で居座られてもねー…気持ち悪いだけだし…話す事が無いなら帰って下さいな…」

「なんで、怒鳴らないんです?」

「あぁ…やっと口利きましたか…んー…何で怒鳴らないのかってゆーのは、キミに興味も無いし、どーでも良いからでしょうね?…きっと…怒る価値も見出だせない……あー…そう言えば……昨日はケイコも怒らなかったなー…(笑)…彼女を怒鳴らなかったのは、多分…あの時点でも嫌われたく無かった…別れるのは嫌だったんだろうけど……もう、どうでも良いですよ?彼女は貴女との友情の方を選んだみたいですから……ん?愛情かも知れませんね?(笑)…取り敢えずまぁ昨日会いましたんで、彼と再会なさってください……そーゆーコトです…」

「ワタシじゃあダメですか?」

「ははっ!前にも言ったじゃないですか?私達は無理です」

「何で無理なんて言うんですか?」

「セックス一つでもそうだったでしょ?…ケイコとは間違い無く合うけど、貴女とは合いません…例え100人の中で99人が貴女を可愛い…良いと言っても私は間違い無くケイコを選びます……今でもね……それだけは揺るぎません……彼女は私の人生の中で一番大切な女でした…多分これからも、彼女以上の存在は現れないでしょう……ケイコは自分が被れば全て上手く行くと思って身を引いたのかな?……でもね…彼女は俺の気持ちを完全に理解はして無かったと思いますよ?…諦め癖を少しはマシにしてやったつもりなんですけどね…アイツの笑ってる顔が見たかったからね……まぁ…貴女に言っても仕方無い話です……でも貴女のお陰で、たった今、大事な用事を思い出したんで、帰って頂けませんかね?急ぎますんで…」

表情を変えないまま、それでも力づくで腕を掴み外に出て頂いた
ゴミ箱から貼紙と指輪を拾い出し、ポケットに突っ込み家を出た
『キャリアさん』は、まだ何か言いたそうだったが口を人差し指で押さえ

「感謝します」
と言い、車で『オタク女』の家に行った

挨拶をすると、心配そうな顔の親御さん達に出迎えられ、弟君も今回はコッソリ覗き見しているだけだった
俺はニコニコして「心配しないでください」と笑い、『オタク女』の部屋に上がって行った

「おーい!俺の家に帰るぞ!」

「え?」

『オタク女』は、ずっと泣いていた様だった
瞼は腫れ、鼻の周りは真っ赤になっていた

「良いから!ほらっ!行くぞ!」

手を差し出し『オタク女』を立ち上がらせた

「おっと…忘れもんだ…」

指輪を元通りに入れてやり笑ってやった
指輪を暫く見つめ、それから俺を見つめ
『オタク女』は涙をボタボタ落しながら泣き崩れた

「ごめん…なさぁいっ…もぉ…もぉっ…しません…」

「良いよ…もう…でも、次は無いよ?忘れるな?ほれっ!これをいつも持っとけ!」

シワくちゃの貼紙を伸ばして手渡した

「うんっ…うんっ…うんっ…」

「そろそろ笑えよ!下に降りなきゃ帰れないだろ?(笑)」

「うん…そっ…だね…えへへ…」

『オタク女』を大きく深呼吸させ、2人で下に降りた
泣きながらも笑っている『オタク女』を見て親御さん達も安心したのか貰い泣きした
コーヒーをオヨバレし親父さんの夫婦ケンカ話を聞かされている間に、お袋さんが『オタク女』の荷物を用意し持ってきた

「本当にもうヒヤヒヤさせてくれるなよ?」
と親父さんに念押しされて、ニコニコ顔の3人に見送られた

家に帰ると『キャリアさん』がまだ玄関に居て、俺達を見て『信じられない』といった顔をし、しゃがみ込んだ

「まぁ…君の目論みは外れた訳だ…素直に彼氏の許に帰りなさい」

ウインクをしてドアを閉め、俺は久々の我が家へ帰って来た

「さぁっ!2週間振りだっ!寝れると思うなよっ!」

「はいっ!御主人さまっ!ワタシも欲求不満がドンっ!と涌いてきましたっ!負けませんっですっ♪」

バカップルの夜は日が登っても続いた





寝落ちしたのが、何時だったか覚えていなかったが、昼前に不意に目が覚めた
慌てて隣を振り向くと、『オタク女』の寝顔がソコにあった
安堵した俺はゆっくりと起き上がり、コーヒーを作り、デスクトップの電源を入れた
何はともあれ『オタク女』と復縁した事を、部長に報告しなくては…と思っていたのかも知れない

“御心配掛けましたが、万事上手く行きました ありがとうございました”

すると、メールして5分も経たない内に部長から電話が掛かってきた

「どうも御心配掛けました…このお礼はいつかきっと…え?…はぁ…はぁ…えっ?…と、言われましても…いや…そんな訳では無いんですが…はぁ…あたってみます…え?そうなんですか?…いや…そんな…うれしそうとか…ははは…あーーー…でも…そーですかぁ〜…え?俺との事務所での話の件を?誰が?…えーーー?そうなんですか?…いやー全く疎いんで…興味有りませんし…はぁ…はぁ…助かります!…あっ!そーだ!彼女のネタなら社長と…ってのも有りますよ?(笑)いえいえ!本当です…彼女のパソコンの中に画像が入っている筈です…ジョーカーは捨てて無いはずですから…ええ…いえ!彼とはシコリを残したく無いので…ええ…直に合って頼んでみます…ええ!元々のチームで!…いや…もう勝手にクビにしたりしませんよ(笑)…わかりましたっ!明日より、ケイコと2人で…いや、ケイコくんと東京支社の方へ行きますっ!では!お疲れ様ですっ!」

はしゃいでる声で『オタク女』が目を覚ました様だ

「あうぅぅ…眩しいですぅ…目が…目が…開かない…目が…閉じ…ちゃう…グゥーーー」

「オマエの寝息はそんなもんじゃないぞ?グーグーガーガー言ってるぞ?」

「グーグー…ガーガー…」

「起きてるね…かなりハッキリと……あのな…部長から電話でな、明日っからオマエと2人で東京支社に行けとの事だ…勝手にクビにするな…とさ…もちろん彼もな(笑)」

「はっ!マジっすかっ!ヤタっ♪また一緒だぁ〜♪」

「でだ…田仲は行かない…いや…営業部が外した…オマエは信じないだろうが…良く無い噂も結構有るそうだ…まぁ…彼には悪いが…乗り越えてもらおう…問題は俺をまだ信じてくれるかどうか?だな…」

「大丈夫だよ…ずっと説明するって言ってたんだけど、ワタシと御主人さまの問題だからってっ断ってたのよ…本当はね…ワタシは田仲さんがシテルの見せられてただけ…見たくなかったけど…で、寝てたらワタシをタカさんとサセようとして…そしたらタカさんが怒って…タカさんが1人で寝て…で、ヤケになった田仲さんがシャンパン振り回しちゃったのが…本当…です…」

「やっぱり庇ってたワケか?」

「だって…お酒呑んだ時だけあーなっちゃうから…覚えて無いだろうし…大事なお友達って思ってたから…」

「んと…オマエの事を信用して無いわけじゃないけど…彼とこれから電話するよ?良いか?」

「うん…」

『勇者』に久々に電話を掛けた

「もしもし…×××です…どうも…いやっ!もう気にしないで下さい!事情は聞きました…えぇ…えぇ…アナタを信用しています…あなたはそんな人じゃ無い…田仲はそれが判って居なかったのでしょう…あぁ…そーなんですかっ?…僕には自分から会わないと言ったと…えっ?マジですかっ?…そりゃあ酷い…その事は彼女には?…言って無いんですか?…判りました…実は本社でも問題になっているようで…えぇ…まぁ…コチラにちょっかいが出せれない様にしておきます(笑)…お父様とお母様が?…わかりました…僕にメールして下さい…いや、なに…それを田仲にプレゼントするだけですよ(笑)後は彼女がどーにでもするでしょう?(笑)…そりゃそーと…リーダーとバイトの娘達が決まりましたんで撮影お願いしますよ?…萌えモード全開でっ!(笑)後、メニューとHPの更新も頼みますんで!ええっ!元の3人のチームでやりますよっ!頑張りましょう!明日、いつもの場所、いつもの時間でお願いします!じゃあっまたっ!…はい!お疲れさまです♪」

話を聞いていた『オタク女』がニコニコしていた

「見たか?ガツーンと言ってやったぞっ!俺の女の前で粗チンを見せるな!ってな!」

「全然チナウ…ソチンってな〜に?」

「お粗末なチ○ポの事」

「御主人さまのよりも、おっきいかったよ?チラ見だけど…」

「………大切なのはデカさじゃない!愛だぁぁぁ〜!」

「おーーーーーっ!」

「で、ドン位だったの…」

下ネタに盛り上がりながら再び準備をした
と、言っても『オタク女』は昨日持って来たバッグをそのまま、俺はパソコンを携帯しスーツに着替えただけだったが…

「寝不足で体がおも〜〜〜い…」

と言う声を無視しつつ本社に向かった
丁度、昼休みも終わった時間だったので、同じ課の連中は勢揃いしていた

「×××さん聞きましたよ〜結婚するんでしょ?」
「いつ?いつなんすか?式は?」
「×××さんってホモの噂もあったのに…残念です…」
「で、彼女ですかっ?犯罪じゃないっすかっ!幾つ離れているんです?」
 ・
 ・
 ・

「喧しいっ!とっとと仕事しろっ!」

「家庭持ったら、小舅癖を無くして少しは丸くなれよ?」
と課長がボソっと言って席に戻った

歯を見せて笑っている会計課のコの所にツカツカと行き

「出張費出せっ!」
と怒鳴った

笑いながら封筒を手渡してきた

「それとな…昨日の件だけど…営業部キャリア様の、他の良い情報聞きたく無いか?」

事実関係は言わず適当な噂を、聞かせてやった
『唯の根も葉もない噂』だが、面白く思って居ない連中もいる筈だ
1週間後には本社中に流れているだろう

「あくまで、『噂』だからな!」
と念押しし、部長を探した

「…で、これが報告書です…」

『勇者』から送られて来たファイルを見せるかどうか迷ったが、結局見せる事無く報告を済ませた

「ん…良い顔に戻ってるな…じゃあ…明日からまた頼むぞ?ケイコくんもな!…事前に言っておくが、その内専務と視察に行くからな!ヘマするなよ?(笑)」

「はいっ!」
「はぁーぃ♪」

ロビーに降りようとエレベーターを待つ
すると、我等が部長に呼ばれたのか『キャリアさん』が降りて来た
俺達を一瞥し「ふんっ!」と聞こえる様に言いながらそっぽを向き歩いて行こうとした

「あれれ?その様子じゃまだ俺からのプレゼント見てないのかぁ?見てたらそんな態度とれないもんなー(笑)まー玉の輿頑張れよ〜♪社長や営業部長と彼とはもう2度と無理だけどね(笑)じゃぁな♪」

『キャリアさん』が青ざめて振り向いた

「一つ教えておいてやるな…プレゼントされる指輪は同じ指輪にしておいて、一つだけ持ってた方が良いぞ?後、携帯とメールも違うアドレスでなっ!バイバイ♪」


会社を後にすると『オタク女』が聞いてきた

「さっきのはどーゆーこと?」

「ん?オマエは生涯知らなくて良い事♪」

「え〜〜〜〜〜っ!ケチ〜〜〜〜っ!御主人さまのケチケチケチケチケチィ〜〜〜〜っ!」

「ケチって何回言った?」

「え?ん、んとーーーーー…5回?4回かな?あれっ?…」


毎度の事、列車では爆睡をし、キープしておいてもらってたホテルから荷物を出し、元のホテルに戻った
当然、アノ部屋から別の部屋に変更してもらった

「でも間取り同じなんだよね…そんでもってスル事も♪」 




とはいえ…昨夜からの寝不足と安心感の為か、早めに寝落ちしてしまった
朝起きてすぐお風呂に入り、『オタク女』の2週間で伸びた陰毛を剃ってやった

「オマエのは元々薄いんだけど…やっぱり、伸びかけは舌にザラザラするしなー…いっそレーザー脱毛するか?(笑)」

「毛抜きで抜いたりしてましたけど効果なかったですょ?」

「んー…じゃあ毎日俺が抜いてやろっか?」

「痛くされそうだからイイですぅ!」

「今度から剃らずに、伸びた先から引き抜いてやるっ♪」

「ひーーーーーーんっ…」

朝の時間は早く流れ『勇者』との約束の時間にギリギリに支度が出来た

今日は『勇者』を拾って、現場を覗きに行き、アルバイトリーダーと俺の弟子に引き合わせる予定だ
『果して…どんな格好で来る?』と思っていたら、すっかり身に着いた眼鏡スーツ姿だった

『まだ吹っ切れて無いんだろーなー…』と思いながらも、元気良く挨拶した

「おはようございますっ!」

「あっ!おはようごさいます…」

「あらら…元気ないじゃないですかっ!元のチームに戻っただけですし…今日から、大勢のメイドさん達に囲まれるんですからっ!元気出して行きましょうよっ!」

「あはは…それもそーっすねっ!何かヤル気になってきましたっ!あははっ!単純ですよね?」

「そーそー!前向いて行きましょうっ!で、取り敢えず店の方が、ほぼ完成している筈ですから、先ずは店から行きましょう!」

「おーーーーーーっ!」
『オタク女』も燃えたのか拳を上げた

『勇者』はクスクス笑いながらも、少し寂しげな目をしていた
俺は気付かないフリを決め込んだ

店に行くと、塗装の匂いが、かなり残っていた
ドアを開けると、開発課と弟子がチェックをしていた

「おうっ!蘇って来たな!後は飾りつけと、食器屋とメニュー位だぞ〜楽出来て幸せだろっ?言っとくが…今更変更は効かないぞ?時間がないからな(笑)」

そう言われて、室内を見回すと、壁紙は薄いピンクと白、窓枠と床は木目調のファンシーな作りになっていた

「テーブルと椅子は?」

「床に合わせてシックな木目調だよ…趣味良いだろ?女の子の夢の様なお部屋で、癒してもらえるってワケだ♪バブルの頃なら、アップライトピアノ置いたり木目調で無くてモノホン使えたんだろーけどな!(笑)まっ!無い知恵絞ったよ♪」

「すまん……オマエに頭使わせるなんて…」

「おいっ!テメーーーっ!感謝の気持ちとか、謙遜とかっていうの知らないのかよっ!」

端では『オタク女』が「カワイイ〜カワイイ〜♪こんなお部屋に住みたいなぁ〜♪」とほざいていた
『俺の理想は真っ白かメタルだっ…ピンクの部屋になんか住めるかっ!』

『勇者』が光の加減を見ながら
「幕を張らなくても、レフ板だけでイケそうですね?それか、夜に室内灯で撮っても良い雰囲気出せますよ…でもイベントには向きませんねー…ゆっくりお茶を飲む…大人っぽい感じのメイド喫茶ですね」

「あはは…部長の意見を取り入れてね(笑)非現実的な世界だけど、アニメやゲームキャラみたいな言葉よりも静かにくつろげる空間って感じかな?より一層『ホンモノ』に近付けた『メイド喫茶店』で、一見さんも気楽に入れるってのが俺の理想かな?…そりゃそーと…おい!バイトの組分け済んだか?」

「ええ…言われた通りに3シフト組みましたよ…ですけど…リーダーの力の差が…とりわけ店長のオキニの『柏谷』がイマイチ…多分指示できませんよ?彼女はマイペースですから…」

「十分判っているって(笑)ヤバかったら『天然ちゃん』を俺が直に仕込むさ…それと『店長』ってのは辞めろよ?オマエの部下みたいに聞こえるだろ?…んで、彼女達は何時に待ち合わせよ?」

「一応、1時に本社で待ち合わせです」

「食器屋は?」

「もう直です」

食器はシンプルなデザインのNBの少し厚めの丸みを帯びた食器に揃えた

「それとね…昔ケーキバイキングが流行った時に使ってたケーキ!あれを載せるからホテル用の両手トレイもとそれに合わせたティーサーバーとピッチャーもね…そうそう!それっ!…えーーー?高いね?どうせこのテって今は売れないから在庫余ってるんだろぉ?余所で買わないからさー…安くなるよね?…もしチェーン展開した時に良いお付合い出来ると思うんだけど?…ん?電話掛けて聞いてみるって?どぞどぞ♪…」

この業界は持ちつ持たれつ…結果的に予算内に楽に納まった

「どうせ、オープニングでバンバン割れちゃうからね(笑)また頼む事になるから、その時はヨロシク〜♪」
と笑顔で食器屋を見送った

「オマエは鬼だな…」
「鬼ですね…店長…」

「何言ってるよ!何でも言い値で買う公共施設じゃあるまいし…良いんだよっ!アレでも食器屋は利益あんだから!」

「え?半額以下なのに?ですかっ?」
「はにゃ〜ビックリですぅ〜…」

後から来た業者達も同様に値切り、個人経営では考えれない様な低予算でゴージャスに飾ってやる事が出来た

「後は制服だな…よしっ!そろそろ飯喰って支社に行こう!」


「あれ?もう1人は?来て無いけど?」

社員を希望しなかった娘が1時を過ぎても来なかった

「それが…他の会社の内定もらって…研修だとかで…まぁ…断られました…」

「あのな……あーーーっ!もう良い!話し進めよう!あのな…」

俺が自分で調べた『メイド』についての講釈をたれ、時間によって変える制服を決め始めた

レギュラーのメイド服の他に、早番は明るめのワンピースにキャップとエプロン、遅番はシックなデザインの黒のワンピースにキャップとエプロン…共にカラーとカフスを外して洗うタイプだ
『勇者』と『オタク女』に意見を求め、 元は本当にシックなロング丈だが、膝上10cm辺りに裾が来る様には変更になった

ややホテルの制服に近い様なデザインになったが、リボンとキャップを目立つ様なモノに変更し、エプロンも早番はやや大きめのフリル付で腰から、遅番は肩紐付のタイプにと…『勇者』がパソコンで元の写真を加工しながら見せてくれた

話の中で『勇者』は『 半袖のブラウス』にコダワリをみせたが、これからの時期は寒いので、3月以降の検討事項とした

これから先の事もあるので、制服に関しては、『勇者』の作った画像を部長に送り承認待ちとなった

「食器は無いし、食材も無いからメニュー作りは無理か…制服もまだだし…ビラ配りでもするか?」

「お店の外観の写真撮ったので、HPを更新したいんで、アドレスのパス教えて下さい…それから御2人のメイド服姿の写真を、お店で撮ってアップしたいんですけど…」

「そうだね…それから始めるか…開発課にレフ板ってあるか?」

「ある訳無いだろ!本来は外注だ!」

「だな…アルミみたいな感じですよね?」

「えぇまぁ言ってみればそんな感じですけど…ちょっとくすんでるっていうか…用意して戴かなくても、家に帰ればありますよ?」

「7人か…車じゃ無理だな…じゃあ開発課!彼とレフ板を頼んだぞ!俺は女の子と一緒に動く!」

「あほか…俺が5人運ぶから、電車で行って来いよ!その方が早いだろ?」

俺は泣く泣く『勇者』と男2人で行動した
電車の中で『勇者』が、『あの日の事』をカミングアウトした

「あの時は本当に夢か何かみたいな感じで…なんだか判らないままで…メグさんはシノさんにこっちへ来てって怒鳴ってるし…シノさんは嫌がって泣いてたし…でも酔っぱらってて…「やめてくれ」としか言えませんでした、その後、1人で寝て…ちゃんと起きたのは×××さんに怒鳴られてからなんですよ…で、あの後メグさんがキレて…僕はすぐ服を着て追い掛けたんですけど…ダメでした…で、部屋に帰って×××さんに許されるまで会わないでいようって言ったら…あの女!…取り敢えず服を着させてバックを渡そうとしたら…中から携帯が落ちて来て…で、開けて見たら…他の男の待ち受けになってて…で、メール見たら…なんだかね…本当に女って恐いなって思いましたよ…最初にスーツ着て行った日に、自慢げに豪邸持ちのオタク捕まえたってメールしてんですよ………だから…僕は本当にもうどーでも良かったんですけど…ウチの親が酔っぱらった彼女の態度を見て不信がって、調査したみたいなんですよ…それが、この間の報告書です…あの件以降に1週間で3人とですよ?…まぁ…あの事があって本当の事が判って良かったのかも知れませんけど…でも…ちょっとね…」

「まぁ気持ちは判るよ…俺だって全然女心なんか未だに解ってないもんなー…アイツで、良かったかどうかもね…」

「いや!シノさんは良い人です!シノさんは前から×××さんの事しか見てませんよ!…知ってます?僕は仲良くされて、シノさんに気が在ったんですよ?…でも、良く見てたら違うんだなぁ…って…そしたらアイツに会って、告られて、舞い上がっちゃって…当分リアルとはもう良いです!ファインダー越しの方が煩わしくなくて良いです」

俺は『勇者』の話を黙って聞きながら
『でもね…俺は親御さんにキッパリと言い切った…『あの時の』キミがエラく気に入っててね(笑)で、余計な御節介は今後もさせて戴くよ(笑)俺のオススメは『天然ちゃん』なんだけどね?』
と勝手にどう進展させるか考えていた
本当にウザイ奴だと自分でも思った

「その言葉忘れないで下さいよ?そのうち本当にイイコが現われても知りませんよ?」
と笑いながら言った

店に銀色の傘と銀色の筒と板を持って行った時には、3人が着替えて待っていた

「何でオマエまで着てるの?」
素で『オタク女』に聞いた

すると弟子が
「彼女はビラ配りのリーダーですからね(笑)やっぱり制服で配らないと意味無いですよ(笑)」

『そりゃそーだ…』
「店鋪の写真だろが!」

「でもアキバだと彼女の方が有名でしょ?あぁっ!アノ娘のお店ってココなんだーって事になるじゃないですか(笑)」

「へらへら笑いやがって…ワカッタよ!好きにしろっ!」

『勇者』が撮影を開始した
俺は部長から連絡が着いているかメールチェックをした
肝心の部長からのメールはまだ来て無かったが、 『キャリアさん』からのメールが12通来ていた
内容は「何でもしますから、これをバラ撒かないで下さい」が要点だった

『ふーーーーーん…さてと…どーすっかね?メールで虐めるか?ってかこれも演技かもしれんしな…放っとくのが一番不安だろ(笑)』

『勇者』の撮影を眺め続けた
親御さんが思っている以上に才能在ると思えて仕方なかった

無言で、無難にポーズをこなして行く『狩山』と、『勇者』のほめ殺しに照れながら「うふふ…」と笑う『天然ちゃん』は好対照だった

そして『オタク女』は「えへへぇ…」だった…
『『天然ちゃん』と同じかよ…ってか同種だな…『狩山』も両手に『天然』で疲れるかもな…』

でも、良く判らない事だが…『狩山』も、とうとう「あはは…」とか「いひひ…」とか笑い出した
『2人の天然力と『勇者』のノセ方に完敗…いや…乾杯だな…』

最後は3人共腕を上げ「おーーーっ!」とガッツポーズをとり「もっサイコーーーッ!萌え萌え〜〜♪」の『勇者』雄叫びで撮影は幕を閉じた

「いやー…3人共スッゴク良かったっすよぉ〜♪『狩山』さんも硬いのとれて終わりの方とかスッゴク良かったですよぉ〜♪『柏谷』さんもスッゴイ良い笑顔でしたっ!もっ…癒される〜って感じっす♪シノさんは相変わらずサイコーっす♪もうっ萌え萌えっす!」

御機嫌な『勇者』は、汗だくで、かなりハイになって喋っていた

『後、20人近くバイト居るけど…『勇者』はこんな調子で体力保つのかね?』

「では…アキバにこのテンションでビラ配りに行きますか?」

開発課と弟子は、他に仕事が在るから…と逃げ、5人で配る事になった

『整理が大変なんだけどね…』

予想通り、収集がつかなくなっては逃げ…収集がつかなくなっては逃げ…繰り返しアキバを1周する前に、チラシを残したまま退散した

「じゃあ2人共…明日から出て来れる日を教えてください…」

携帯番号を交換し2人と別れた

「いやー2人共イイコですね〜♪」
と『勇者』はシキリにニコニコしていた

『オタク女』も『天然ちゃん』コンビを組めて嬉しそうだった

『出逢いってのは本当に不思議なもんだな…』
2人の笑顔を見てツクヅク思った


Re: 『オタク女』 その2 ( No.43 ) 
日時: 2006/08/21 01:21
名前: α-G 


読んで下さっている方々へ
エロの部分が出て来ない部分が続いて申し訳ありません
また、リアルの仕事が忙しく?更新のスピードが落ちました事をお詫びします

相変わらずの稚文、長文が続きますが、よろしくお付合い下さい



α-G 




結局、俺の制服の件はオープニングのひと月が終わってみてから…と言う事になった

喫茶のシフトから抜け、全てこちらに向けていた『天然ちゃん』がほぼ毎日ビラ配りに付合う事となり、『しっかり屋さん』は、喫茶の方の引き継ぎと弟子の新人研修の手伝いで、あまり出て来られなかった

『勇者』は忙しく本社と、店を行き来し、更にビラ配りにもチョクチョク参加した
俺は呑気に『オタク女』と『天然ちゃん』をビラ配りに連れ回し、行く先々の喫茶に入り『天然ちゃん』に行った店の『良い所』『悪い所』を言わせながら「じゃあこの店はどう?」と感想を聞く事を繰り返した

実感できれば、徐々に良い方向に理想が固まり、それを実践しようと思うからだ
1日の最後は、店に行き2人の目の前でレクチャーしてみせた

「まぁ…慣れで仕事するな!って事かな?店にいる時は彼氏にフラれても、心からニコニコしてくんだよ?難しいと思うけど…イイ?大事なのは自分の出来る範囲で良いから頑張ってみてな!『出来る範囲』を超えちゃったら無理が出てお客さまに迷惑掛けるから、ちゃんとオープン迄に、自分のスタッフを信頼して仕事を頼める位に教えてあげる様にな」

『なんだか自分の子供に言ってるみたいだな…(笑)』

『オタク女』と『天然ちゃん』は2人揃って真剣に「うんうん」と頷いた

『イイコだけど…リーダーは無理かもなー…』

ついでに、コーヒーの入れ方はもちろん調理も毎度3時間教え続け、スピードは無いが見た目と味はマズマズの線までナントカ持って行った
タマにこの『お料理教室』に『しっかり屋さん』も参加してスジの良さを見せつけてくれた
当然お客役は『勇者』様にして頂き、マニュアルに変更事項を盛り込んだ

「おっしっ!明日っからの『柏谷』チームの研修は、取り敢えず1人で頑張って教えてやれ!補助はしてやるから安心してな(笑)」

翌日からの全体研修は弟子と『しっかり屋さん』の指導結果が素晴しく、思いのほかスムーズに進んだ
だが、実際にさせて見るとトレーを茶汲み人形の様にしか持てないコが大半だった

「まぁ…オープニングこなせたら「あっ!」と言う間に上手くなるけどな…プレオープンは選抜チームでやるしか無いな…」

「そーですねー…1人が1卓に付いたとしても余りますからねー…残りはビラ配り部隊ですかね?」

「まー『柏谷』チームは俺が叩き込むから、『狩山』チームはオマエ頼むぞ?そこそこなのはリーダーに任せて良いだろ…」

「あんまりキビシクしたらオープン前にバイトが居なくなりますから、本当に宜しくお願いしますよ?」

「俺がキビシイのは可愛い可愛いオマエだけだよ♪ってか俺が何店鋪の立ち上げ店長したと思ってるよ?万年店長の×××と呼ばれた実力見せてやるよ♪」

「オープニングで半分以上辞めて行くってゆー実力をですか?」

「俺は遊びでやってんじゃねーもん♪」

「はいはい…でも、今回は女の子しか居ませんからね…くれぐれも…」

「はいはい…」

「セクハラは禁物ですよ?(笑)」

「はいはいはいはい…するかっ!ぼけっ!」

『柏谷』チームのそこそこは3名で、残りの7名は俺のレクチャーを受ける事になった

「取り敢えず、自己紹介から…名前、志望理由、趣味、夢を適当に盛り混ぜて、各自3分しゃべれ!」

3分間も見ず知らずの人間相手に自分の事を喋るは難しい

『まあ…性格判断なんだけどね…』

『オタク系』3人、『ややゴス系』1人、『一般』3人と診断された

「よし!マネージャーと狩山から習って覚えたと思うが、先ずは挨拶だ!やってみろっ!」

ワザと威圧する様な口調で、大きい声で指示を出す
すると、緊張するので、声も笑顔も出ない

「とまあ…他の人達見ているとわかるだろうけど…緊張すると声が出てないし、顔も硬いでしょ?それは初めてだから…って事なんだけどね…失敗したり怒られるのが恐いとか思わない様にねー…ただ、このバイトを楽しめる様にしてくれれば良いよ…その為には人並みにはデキないとね♪先ずは慣れろだ!各自、丸トレー持って来て…」

俺が昔バイトしてた頃のツルツルの金属製トレーとは違い、今は滑り止めが付きFRPで芯が出来ている
だから重いもの載せても踏ん付けてもビニール製と違い割れない

「先ずは空でヤルよ?裏側も真ん中にポッチがあるでしょ?ソコを人さし指に載せて…回してみて…回る迄続けてね…手の力緩めて…そーそーそんな感じ…人差し指1本で大丈夫でしょ?(笑)だから手のひらで持つのはもっと楽なんだよ…最初はパーの手で…そっ大きく開いて…で、トレーを左右上下に動かして…体を捻るんじゃなくて…そー腕を動かす…ね?トレーは落ちないでしょ?…当たり前の事なんだけど、キミ等は出来て無かったんだよ…不思議だろ?」

7人からトレーを貰い、一つに重ね合わせ、1人づつに持たせてみる

「ね?重さでも無い」

紙コップになみなみと水を入れ重ねたトレーの上に載せてやる

「こぼさない様にね」

と言ったとたんトレーが揺れはじめる

「これが緊張って事…各自またトレーを持って…で、円陣組んで…も少し大きく…で、コップの水をこぼさない様に隣の人のトレーに上手く載せてあげて…そー…そー…あ!言っとくけど…上の方持ったら横に潰れて水がこぼれるよー…そー…下の方持って…」

1周する度に紙コップを1個増やし続け、15個あたりで終了させ、次は皿の上に水の入ったコップを載せ回させた

「腕がパンパンでしょ?(笑)慣れたら無駄な力みは無くなるから楽になるよ(笑)で、家に帰ってやって貰いたいのはどんな御盆でも良いからお皿の上に紙コップを置いてテーブルに出す練習しておいて下さい…慣れて来たら次に進んで行きます…それと…これから制服でビラ配りをしますので、全員2階で着替えて店の前に集合してください」

『柏谷』チーム全員でアキバへ行きワラワラと群がるカメコさん達との戦いに明け暮れた
店に帰る頃には、皆、楽しんでいる顔になったいた

「プレオープンまで後9日です…まぁ…それまでにバテ無い様に頑張ましょう♪では、今日は解散です!明日もよろしくお願いします!お疲れ様でしたっ!」

『オタク女』が近付いて来て
「ねっ!ねっ!ねっ!この後『カッシーちゃん』が遊びに来たいって言ってんだけど良い?」

「あ?まさかホテルにか?」

「そそそそっ!ミニのメイド服とか見たいって♪ねっ!ねっ!ねっ!良い?」

「どうせ来てって言ったんだろ?はいはい…良いよ…」

「やたっ♪『カッシーちゃん』呼んで来るね〜♪」

ホテルに『勇者』も誘ったが、弟子に感化されたように仕事熱心になって、HPの更新が忙しいとの事で断られた…

『天然ちゃん』は、おつまみとお酒を持ち込んで来て宴会になった

酔っぱらって少しフラついている『天然ちゃん』を、寝落ちした『オタク女』の代わりに駅迄送って行った
飛んで抱きついて来る『天然ちゃん』の大きめの胸の感触に少し欲情しながら見送った

『タイプなだけにヤバイよな…帰ったらケイコとヤリまくろっと…』

しかし、その夜『オタク女』は起きはしなかった…





起きない『オタク女』の寝顔を、突ついたり、眺めたりしながら今迄の事を思い返した
ナンダカンダ言っても俺は『オタク女』が一番好きなんだと思った

『これで、胸があのコぐらいありゃあなー…ってか…俺もフツーのオヤジなんだなー…抱きつかれた位で欲情してしまったもんなぁー…』

胸を突ついたり、プニプニと揉んでみたりしたが起きる気配さえなかった
時間も遅かったので、『オタク女』の頭を撫で、寝顔にキスをし、独りで風呂に入った

「あーーーーっ…あとちょっとだなー…2月には人事移動かぁ…まぁ…普通のサラニーマンってのも良いかもなー…土日は休みで、ゴールデンウイークとか御盆休みとか…年末年始も休みだし…カキイレ時が休みかぁ…今迄とは正反対だなー…新婚さんには良いかもな…(笑)」

普段は2人でギュウギュウ詰めになって入っている風呂も、ゆったりと入る事が出来た

風呂から上がり、メールチェックをすると相変わらず『キャリアさん』からメールが届いていた
見る事もせず、全て削除した

『本当に用事があるなら電話してくるだろ(笑)』

部長からはプレオープンとグランドオープンには専務と出向くとの事だった

普段着のまま眠っている『オタク女』に添い寝した

目が覚めると、『オタク女』がお風呂に入っているらしく、シャワーの音が聞こえた
朝の元気な証を感じ、パンツを脱ぎ、お風呂に突入し「おはよ〜♪」と大きな声で『オタク女』をビビらせた
『オタク女』はビックリして、シャワーを落し、下からお湯を被った

「もーーーーーーーーっ!ビックリするじゃないですかぁーっ!」

「だってさ…昨日はオマエが全然相手してくれなかったから…仕返し(笑)」

「そー言えばそーかも…(笑)カッシー面白いんだもん♪…で、カッシーはイツ帰ったんです〜?」

「オマエが起きないから、終電の時間に間に合う様に俺が送って行ったよ」

「何もしなかったでしょうね?」

俺を横目で睨む

「は?どういう話しの展開なの?」

「え?だってオキニって聞いたよ?カッシーはワタシのオキニなんだからちょっかい出したらだめですぉ?」

「あのな…オキニならするのかよ?…ってか、俺じゃなくて、カッシーの方から飛びついて来たぞ?」

「あはは…カッシーはねぇ…抱きつき魔のキス魔なっだって!(笑)ワタシはチューされたもん♪」

「オマエなぁ…ソノ気があるのか?…田仲ともシタんだろ?」

「あれは違うもんっ!アレはエロで、カッシーとは愛なのぉ〜♪」

「あっそっ…好きに言っとけ…何だかヤル気が薄らいだから、背中だけ流してやるわ…向こう向いて…」

「あーーーーーいっ♪」

つくづく『下半身がデカイな…』と思いながら背中を流してやる…ついでに腰も…更に、ついででデカイケツも…またまた更にサービスでムッチリした太股を洗ってやっていると、モノが雄々しく復活した

後ろから内股に優しくアワを広げて行く

「んっ…だめぇ…シ出したら時間無いよ?」

「ん?毛のチェックしてるダケだよ?」

ニヤニヤしながら両手で『オタク女』の股間をゆっくりと大きく腕を滑らせ、前後にアワで洗う

「やっぱり毛が無いとツルツルしてスベリが良いよな〜♪」

「もう……ダメで…すよぉ…時間…あんまり…ない…のにぃ…」

「じゃぁ…ココは時短モードでしよっか?(笑)」

そう言うと、アワでスベリが良いのか、汁でスベリが良いのか、良く判らない『オタク女』の股間にモノを滑り込ませた

「あはっ♪」

「あー気持ち良いぞ?…お尻閉じてみてよ…そう…あー…やっぱり…イイよ…」

『オタク女』の中にはあまり入って居ないが、 『オタク女』のデカイケツ全部が性器の様に思えた

「んふっ…んふっ…あはっ……イイッ…ですぅ…」

「ちょっと太股引っ付けたまま腰振って…足踏みみたいにしてくれる?…そう…スゲー気持ち良いよ…」

デカイケツとムチムチした太股に俺のモノが飲み込まれ揉まれる

『爆乳のパイズリってこんなのかな?シェイクされてるみたいだ…このままだと、イカす前にイッて終いそうだ…』

『オタク女』も異常に興奮して腰をクネクネさせ続けていた

『ヤバイな…』

『オタク女』からモノを急いで抜き、『オタク女』を振り向かせキスをする
体をお互いに擦り付け、腕で撫で合いながら『オタク女』は片足を風呂のフチに上げ、俺はその足を抱きかかえ『オタク女』の中に指を入れた

『オタク女』を壁に背中を寄り掛からせて腰を突き出させ、『オタク女』の大好きなGスポットを刺激してやる

「あはっ!あはっ!あはっ!イッ!イイッ!…ソコっ!ソコっ!ソコがっ…イイッ…のっっ!あはっ!…」

『オタク女』の背中はズリ落ちながらも、腰は嬉しそうに上下する

「あはっ!あはっ!あはっ!…もっ…もっ…イキそっ!…チ○ポ…チ○ポ…入れてぇっ!…チ○ポでっ…掻き回して…くだ…さいっ…あはぁっ…もっ…もうっ…ダメっ…早くっ…入れてぇっ!…チ○ポォ…御主人…さまの…チ○ポォ…早くぅぅぅっ!…うっ!…うっ!…うはっ!…」

「コレで先にイッとけっ!その後入れてやるっ!ホラっ!ホラっ!イケっ!イケっ!…」

「ああっ!もう…イクッ!イクッ!イクッ!…イッちゃっ…てるっ…も…もっ…もう…あはっ!」

『オタク女』は腰を突き出したまま、ピクピク痙攣させ、潮を吹いた

その体に爆発寸前のモノを突っ込み、またGスポットを激しく刺激してやる

「あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!あひっ!…気持ち…イイッ!…あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!あはっ!…狂っちゃ…ううぅぅっ!…またっ!…また…ヒッちゃうぅぅぅ…あはあっ!」

「俺もイクッ!イクぞっ!…で、出るっ!」

「あはぁああっ!中にっ…中にっ…精液が……一杯………」

『オタク女』の中にビュッビュッビュッ!と精液をタップリぶちまけた
繋がったまま座り込み、キスをし合う

「子供できちゃいますょ?」

「別に良いけど?結婚するんだし(笑)」

「でも、日数でバレますよ?」

「親父隊に何か言われそうだな…」

「叱られても知らなぁ〜い♪」

「孫の顔早く見たいだろうから親孝行だ(笑)」

ボディシャンプーのアワと汁と精液を洗い流し、急いで支度した


道々「何で、オマエの髪って乾くのそんなに時間掛かるワケ?」と文句を言いながら、店へ少し遅れて着いた

「石鹸の匂いが2人からするなー…何してたのかねぇ〜?新婚さんは…」
と開発課が冷やかした

素知らぬ顔をして研修を開始した

プレオープン前日まで研修とビラ配りは続き、毎日の様に『天然ちゃん』は遊びに来て、抱きついてキスを頬にして、俺を悩ませてくれた
『勇者』は…と言うと…いつの間にか『しっかりさん』とすっかり仲良しになっていた

『成る程…『デキル娘』が好みなワケか…』

「おい!柏谷!あの2人のトコ行って「あっ!同じ石鹸の匂いがするぅ〜」って行って来い!」

「アイッ!キャプテン!」
敬礼をし突入して行くや否や…

「あっ!同じ石鹸の匂いがするぅ〜」
とデカイ声で言い、2人に敬礼してダッシュで帰って来た

「言ってやって来てやりましたっ!キャプテンっ!」

「カッシーちゃんカッコ良かったですよ〜♪」

「えへっ良かった〜?」

「うんうん!背筋がピッ!となってカッコ良かったです〜♪」

『天然ボケ』2人の会話に、目眩しながらプレオープンの不安を覚えた俺は、弟子に向け

「おい!オマエ明日は黒服なっ!俺も着て来る!トラブル対応は俺達がするぞっ!お前も手伝え開発課!」

「不安なんですね…はいはい…お付合いしますよ…キャプテン…」
「黒服って…懐かし過ぎるぞ…マハ○ジャかホストかい?(笑)」

「執事だっ!ウェルカムと厨房するぞっ!」

研修最終日も終わりに近付き、不安と期待の興奮が全員を包んだ

「いよいよプレオープンです ですが、グランドオープンと何ら変わる事はありません 緊張するな!と言うのは無理な話ですが、自信を持ってお客さまをモテナシテください また、入れ替えは1時間を限度で、回転せせて行きます トラブル等が発生した場合は迷わず、マネージャーか俺に言ってください オープニング期間中だけですが、対応させて貰います では、本日は早く休んで、万全の体調で宜しくお願いします!お疲れ様でしたっ!」

俺、『オタク女』、『勇者』、弟子、開発課、『天然ちゃん』、『しっかり屋さん』の7人で店に残り、最後の打ち合わせをした
弟子が、リーダー2人に段取りを再確認させた

「良いか?この店はトライアル店だ…増えて行くのも、無くなるのもキミ等次第だ…と、まぁ建前上はそうだけど…気にする事は無い!肩の力抜いて!ウチの喫茶でやってたことをそのまますれば良いだけだ
!それぞれが、俺とコイツの眼鏡に叶った逸材と自負しても良い!オープニングは緊張と、忙しさで苛つく事もカナリあるが、自分のスタッフを信用して手伝わないで、お客様への対応と指示に徹する様に!難しいが、社員希望である以上、必要とされる所だ…まぁ…イザとなったら俺達が居るさ(笑)元店長が3人もいるからな(笑)」

「んで…ワタシわぁ?」

「オマエは外での出迎えとビラ配りがメイン…で、これが原稿…まぁその場その場で、いつも通りに上手い事やってくれ(笑)」

「ぶーーーーーーっ!ワタシは放置プレイだぁぁぁっ!」

全員から笑いが上がり解散となった

何かしら急いでいる『勇者』を呼び止めて

「で?狩山さんとは上手くいってんの?」
と、そのものズバリ聞いた

「え?何言ってんすかぁ?上手く行ったら真っ先に報告しますよぉ〜…まだまだそんな…」

「って事は…気が在るってコトだね♪何にしても誘って正解だったよ…HPの更新もマメにこなしてくれたし…メニュー作りも殆どしてもらったし…アンケートの時から、本当にキミに出合えて良かったよ…今迄、ありがとう…で、明日なんだけど、店で打ち上げしますからね?さっさと帰らずに最後まで居て下さいよ?…じゃあ、また明日!お疲れ様です」

「いえ!こちらこそ!…×××さんに出合って無かったら、こうして人の為に働いてなんか無いですよ!人生変えてくれた恩人ですからねっ!最後迄キチッ!っとお付合いさせてくださいよ?また明日も宜しくです!お疲れさまですっ!」

多分『しっかり屋さん』が待っているのだろう… ニコニコ笑いながら『勇者』は走って行った…

開発課と弟子も「お先に…」と帰り、最近『いつもの3人』が残っていた

「今日は宴会はナシ!」
と言う俺の発言など却下され、オープンでハイテンションになっている2人に無理矢理呑まされた

2人で抱き合って、キャッキャッとはしゃいでいるのも10時前には『オタク女』が轟沈し、目標は『キャプテン』に変えられた

「うふふふふ〜♪」
と言って抱きついて来る

俺もいい加減酔っぱらっていたので、好きな様にさせていた

「うふふ…キャプテンらぁ〜♪」

「柏谷…オマエ明日大丈夫かぁ?」
と呆れ顔で言うと

「じぇんじぇんだひじょうぶっすよぉ〜♪ほらぁ〜♪」
と言いながら抱きついたまま、横から頬にキスを何度もしてくる

「全然不安だけどな…明日はキリッ!としろよ?キリッ!っと…」

「あいっ!カプタン♪目にものみせましゅっ!」

「ますます不安だよ…なんだよカプタンって…良いか?オマエはあのマネージャーに続く2番弟子なんだぞ?…それが…あーあ…甘く育て過ぎたかねぇー…」

「んふっ♪…しょっかぁ…ワタシもマネージャーしゃんみたいに…んふ♪」

「…無理だと思う…アイツはドジでマヌケだが気合いが違うっ!…蹴られても蹴られても…まっ…アイツの弟子も蹴られ強いけどな…(笑)」

「え〜〜〜〜〜っ?ワタシも蹴るんれすかぁ?痛いのヤですよぉ?」

「大丈夫だ…オマエを蹴っても頭に伝わる迄に痛みが消えそうだから(笑)」

「え〜〜〜〜〜っ?何でそんなコト言うんでうかぁ?…しょの口が悪いんでしゅねっ!その口がっ!」

『天然ちゃん』が正面で顔を睨み、俺の口を抓るのかと思っていたら、いきなり口を口で塞いだ

「んふふ〜♪らまった〜♪」

「オマエなっ!」
と何か言おうとすると、また

俺の呆れ顔に、悦に入った『天然ちゃん』は終いには俺の顔を両手に持ち、次第に舌を入れ、絡ませて来た

「んふふ…キャプテンのオチ○チン大きくなってますよぉ?」
と、はしゃぎ出す

『まぁ…放っといてもスル事はないな…さてと…』
酔っぱらってフラつく足取りで立ち上がり

「悪ふざけはここまでだ!送って行くから立て!」

「立てましぇん〜♪ダッコしてくらさいね♪」

『こいつ…コンパ行ったら即お持ち帰りだな…』

「甘えるな!柏谷!行くぞっ!」

「ぶーーーーーっ!ケイちゃんにはもっと優しいクセにぃーっ!ワタシもミニのメイド服欲しいっれすっ!」

「はぁ?何だそりゃ?」

「あんな可愛いの着たいです…」

「彼氏に買って貰え(笑)彼氏も喜ぶぞ?」

「彼氏なんか居たら毎晩毎晩寄ってませんよぉ!」

『そりゃそーだ…珍しく正しい…しかも素に思える(笑)』

「それにぃー寄って来るのは胸バッカ見てぇー…で、スグにヤれると思ってやがりましてっ!もぅサイテーなんれすぅー…」

『そりゃあんなコトされたらな…フツーそー思うだろ?』

「だから…コンパもナンパも大ッ嫌いれすっ!普段のお付合いから〜ってのが理想なんですよぅ♪で、今1番はケイちゃん!えへへへ…しょんでもって2番がキャプテン!でも…2人共付合ってるから考え中なのれす…
何か良い案ありましゅかっ?」

「取り敢えず家に帰って、現実を良く考えるのがベストだと思うぞ?」

「家ゃないれす!下宿れすっ!」

「良いから…ほれっ!駅まで送って行くから立てよ」

「あいっ!キャプテン!送って頂きましゅっ!」

スクッと立って飛びついて来る
俺は酒で足許の自由が効かず転けそうになった

「オマエ…実はザルで、酔ってないだろ?」

「そんなコトないでしゅよぉ〜…ん〜〜〜〜〜〜っ…」

「だからキスするなっ!明日の打ち上げオマエは酒抜きだっ!」

「え〜〜〜〜〜んっ…ケイしゃぁん…キャプテンがいぢめるのぉぉー」

「寝てるって…昨日の量で起きないのが、少々騒いだところで起きるもんかっ」

「え〜〜〜〜〜っ…そぉーなんでうかぁ〜?…じゃぁキャプテンにお相手してもらう〜♪」

「はいはい…おウチに帰るぞ…」

「え〜〜〜〜〜っ!終電まで相手してくらさいよぉ〜…今乗ったらナンパされちゃうかもですよ?」

「終電て…明日早いんだぞっ!もう良い!家まで送ってやるっ!行くぞ!」

「あーーーーーーい…キャプテン…」

『天然ちゃん』の下宿は4駅行った所で、古いが広そうな所だった
コーヒーでもと誘われ階段で再び酔いが回りふらつきながら部屋に入る

コーヒーの作り方をソファーに座って監視した

「お姉さんはまだ帰って来て無いんだ…仕事忙しいのか?」

「今、長期出張で海外行ってまぁーす♪」
とニコニコしながらコーヒーを出して来た

「オマエな…そーゆーのは早く言え…知ってたら中に入らずに帰ったのに…」
と、まぁまぁなコーヒーを啜りながら言った

「お姉ちゃん見たかったですかぁ〜♪残念でしゅ〜♪ほら!これがお姉ちゃん♪キレーでしょ〜♪自慢の姉れす♪」

2人で並んでいる写真には、確かに爽やかそうで素敵な感じのお姉さんが写っていた

「おーっ!確かにオマエと違って、爽やかな感じで、しっかりしてそーだな〜(笑)」

「またっ!その口ですねっ!」

俺の横にドンッ!と飛び乗り、顔を寄せて来る

「いや…キスはもう良いから(笑)」

「判りました!」

顔を膨らせ体を引いたので、ほっとしていると

「ジャーンプ♪」
と言いながら抱きついて来て頬ずりを始めた

「何がしたいの?オマエは?」
『さっさとコーヒー飲んで帰ろ…』

「ケイしゃんの真似〜♪」

「あー…はいはい…」

「うふふふふふ〜♪」

「ん?何だ?ドラ○モン何が可笑しい?」

飲み終えたカップを置くと

「んもぉぉっ!」の声と共に首に飛びついて来た
俺は横倒しになり、『天然ちゃん』がのしかかって来る

そのままのスピードで口に口を当て、舌を入れ絡ませて来た

手を着いて起き上がろうとするが思う様にいかないどころか、『天然ちゃん』が俺の手を取り自分の大きな胸に持って行く

「ねっ?ドキドキしてるでしょ?」

恥ずかしそうな顔をしながら、またキスをしてくる
流石に股間が熱くなったが、負けずに大きな胸を押し返した

急いで玄関に戻り、靴を履きドアを開けた

「お陰で酔いが覚めたから帰るな〜コーヒーありがとさん♪明日遅刻すんなよ?」

膨れッ面の『天然ちゃん』を残しタクシーに飛び乗りホテルに帰った
『オタク女』を起こし一部始終をカミングアウトしたが、半分以上寝ていて全然話にはならなかった

『少しはびっくりして目を覚ませよ…』

拗ねた様な気分になり、違うベッドで寝てやった

独りで寝ながら、明日のプレオープンが不安で仕方なかった… 





いよいよプレオープンが来た
気合いを入れ、いつもより丹念に身支度をした
懐かしの蝶タイを結ぶと気も引き締まった

「あー…久々で緊張するなっ!しかし…この格好は、なんだかホテルマンみたいだな(笑)上着着て蝶ネクタイなんか結婚式以来だよ」
と開発課がニヤニヤしながら横から話し掛けて来る

「まぁな…でもま…ヤル事は変わらんしな(笑)つかオマエだらけるなよ?頼むぞ?(笑)」

「だらけるヒマが在れば嬉しいですけどね〜(笑)厨房のヘルプに入ったら上着脱いでも良いっすよね?店長」

「あ!そりゃ良いな〜♪俺がフードに入るわ!なっ!店長?(笑)」

「うっさいっ!…まぁ…部長達は昼ピーク前には消えるだろうし…その時に各自判断で対応するしかないだろーけどなー…少しでもヒマになったらちゃんとバイトにやらせろよ?」

既に外に並び待ちが出来ていた
2階に上がり、欠員無しの総勢25名で朝礼をする
緊張と興奮に渦巻いた、メイドの群れはなんとも言えない雰囲気をかもし出していた

「いよいよ本日からです お偉いさんも見に来たりします…ですが、お偉いさんよりもお客さまの方が偉いってのが、この業界の常識です…アナタ方が緊張していると、お客様まで緊張します ここ○○○○○○○○○はお客様にリラックスして戴く為にあります 変に緊張せず、慌てず、騒がず、憧れの人に話し掛けられた様な楽しい気分で頑張ってください では!宜しくお願いしますっ!」

服装チェックを済まし、先発は店内チェックと自分のテーブルの確認、後発は店鋪近辺の清掃と外回りの班編成とコースの確認
俺はその様を眺め感慨に浸っていた

開店1時間前には既に50人ばかりの待ちが出来ていた

「柏谷っ!5人で、お絞り渡しながら整理して来い!挨拶忘れるなよっ!」

「はいっ!じゃあお掃除班の方!バスケットに熱いオシボリとホッカイロ詰めて!初御挨拶です♪参りましょう♪」

外で歓声が上がり、フラッシュも見えた
業者からの花輪が並べられ、野菜が届き急ピッチで準備が進む
カチャカチャとカップが音を鳴らし、足音が賑やかに響く

「はいっ!慌てずに!走らないで!十分間に合いますっ!」

『しっかり屋さん』の声が響く
俺は『しっかり屋さん』の方を見て「落ち着いて」と合図を送る

開店30分前には全てが整い、部長達も到着した

「おぉっ!できたな〜…並びが出来てたぞ!喫茶店なのにな(笑)」

「宣伝の効果ですかね?見た所アキバ系がメインの様ですから(笑)」

「で、グランドメニューでやるのか?」

「いえ!今日はプレオープンですし、オープニングの間は少数のメニューでいきます…メニューはアンケートで人気のあった、モーニング5種類とランチ3種類とケーキセットと後少々ですよ…そして、コレが彼が作ってくれたメニューです…」

専務はファンシーな内装と、変わった制服をしげしげ眺めながら、厨房に入って行った

「おい!寸胴これじゃ足らんだろ?近くの店から持って来させろ」

『親分…いきなりですかい?』
「ストーブが小さいから無理ですよ(笑)大丈夫ですよ…代わりに○カコーラに持って来させたサーバーが熱湯出してくれますから(笑)サイフォンの方は5台並びですし楽勝です」

『ふん』と言う顔をしながら、専務は俺を眺めた
俺はニコニコ笑い、それに答えた

「よしっ!開店5分前!各自自分の配置に!後発は外に並ぶぞっ!」

入り口に並び待機する
カメラや携帯が一斉にこちらを向き作動音が聞こえて来る

時間を知らせる柱時計の音が聞こえた

「ようこそ○○○○○○○○へ!これよりプレオープン致します!」

列の先頭から席に1人づつ案内する

「本日は大変申し訳ありませんが、相席となります!手荷物の多い方はメイドにお申し付け下さい!お預かり致します!」

列の半ば過ぎで満席と成り、外に配置した『メイド』に『お相手』させる

一挙にオーダーが通り、厨房やらカウンターやらで、食器の割れる音がし始める

開発課と目配せし、中に入る

「はいはい!慌てない!」

畏縮したバイトのコ達をなだめ、上着を脱ぐ

「カップをウォーマーに入れ続けてくれよ?お〜〜〜〜いっ!勝負だっ!行くぞっ!」

「あははは〜♪俺には2人付いてんぞ?付いて来いよ?(笑)」

ひたすらコーヒーと紅茶を入れ続ける、サイフォンは1つに2人前のタイプだから5巡させれば良いだけだ

「真似はしなくて良いからね?」とドリンクのコにウィンクし、2個のサイフォンを片手で持ち、2杯づつ入れるワザを見せた

開発課はトーストを最初はバイトに塗らせていたが、リズムが取れず結局自分でし始めた様だ
厨房からリズミカルな『バンッ!バンッ!』というコンベックのドアの音が聞こえて来た

『しっかり屋さん』が伝票を見ながらテキパキと指示を出し、各席付きの『メイド』が席でジャムを塗り、マゼマゼをした

「良いかい?自分のリズム作るんだ…後ろからも同じ様に音が聞こえ続けてるだろ?あと10杯…作ってみてごらん…」

様子を見ながら、指で出来ているコーヒーの順番を指す

「…あわてない…あわてない…そー…そー…で、この間に残りが何かチェックして…ほら…オーレがあるだろ?…ロイヤルミルクティも…気が付いたらカップをウォーマーにすぐ入れて…温まったら湯煎のミルクを…そーそー…落ち着いてやればデキルだろ?(笑)…コーヒーの泡の具合良く見てね…よし!じゃあ離れるよ?頑張って!」

厨房を覗き、オチャラけている開発課を外に出させた

「しかし、パンだけだと楽勝だな♪昔は両方をクルクルクルクル回りながらこなしてたもんなぁ〜…」

「2人だけでな(笑)3時間もレジ打つ間も無かったっけ(笑)」

ワンラッシュが終わり、賑やかな作る音の代わりに、お客の歓談の声が聞こえた
入れ替えを1時間にしたかったのだが、外で待つ列を見るとそうも言って居られない状況だった
『オタク女』に連絡を取り、ビラ配りを一旦止めさせ対応の人数を中も外も増やした

遠慮して席を立ってくれるお客も出てき始め、ゆるゆると席の交代や再び列に並ぶお客が出始めた
アンケートに答えてくれたお客には、クッキーを渡し記念撮影の許可も出した

列が完全に消費出来ないまま、ランチタイムに移項したが、昼までモーニングも可と言う事でそのまま合わせて続行した
すると今度はオムライスラッシュが始まり、オーダー待ちが訪れた

開発課はやる気マンマンで、厨房に消えて行き、後から専務も入って行った

『おいおい…親分ヤル気かよ?』

飲み物は「一緒に…」というお客が大半だったので、カウンターは任せ、中に入った
中では開発課が大量のチキンライスを鍋振りし、専務がバイトにレクチャーしながら卵を巻いていた

「こうすると…ホレ!綺麗に巻ける…やってみろ…そー…そー…そこで…そー!よしっ!」

オムライスが量産され一度に4個づつ出て来る
俺は間隔を計りながら、表でコーヒーやドリンクを作ってみせる

「中から出て来るタイミングを計りながら…作るんだけど…人によって違うからねぇ〜…慣れるまで中を覗きながらで良いよ…あと、オーダーの順番後だからって、『ドリンクだけ』のお客さんとか、『先に…』っていうお客さんを忘れない様に…まっ『後で…』ってのもあるからね…オーダー通る時は注意してね」

ランチタイムも終わった頃には待ちもなくなり、山積みの皿が残されてるだけだった
上着を着て3人で外に出、弟子を呼び「おい!綺麗で早い皿洗いの仕方教えとけ!」と言って店の外に出た

「まぁー何だな…女の子は素直で良いな♪オマエ等みたいに「あーでもない…こーでもない…」ってホザカナイからなっ!(笑)しかし…まぁ…コレが流行りってもんか…並びがでるとはなー…」

「カラオケ屋の時も並びあったじゃないですか?(笑)」

「アレは1時間無料だったからだろが!オムライスばっかり70個は出たんじゃないか?腕がパンパンだ…」

「俺も久し振りで腕がパンパンっすよ(笑)でも面白かった〜♪」

「後は彼女達が慣れて、続けてくれれば軌道に乗りますけどね…まぁ…オープニング終わった時点で何人残っているか…半分は残っていて欲しいですけどね…」

「オマエが悲観してどーする?まぁ…コレばっかりはどうしようも無い事だ…ワシが直に教えて会社に残ってるのはオマエ等位のもんだ…厨房とフロアー1人づつな…」

「まぁ…でも部長は良い感じですよ?喫茶は何も出来ませんけどね(笑)ほら…」

部長がニコニコしながら外のコに暖かい飲み物を採らせて居た

ケーキタイムも滞り無く終わり、閉店の5時が来た
集計を済ませ、弟子が夜間金庫にリーダー2人を連れ入金バッグを入れに行った

後片付けと補充を確認し、終礼を専務にして貰った

「あーーーー…お疲れさん!明日明後日の水木曜は休みだが、金曜から本格的に始まる!今日みたいに人数が居るワケでは無い!今日初めて最初っから立ちっぱなしで足がパンパンになっている事と思うが、こんな爺さんでも体が慣れているから平気だ!キミ等も早く体を慣らして、お客さまに万全のサービスを行き届かせれる様頑張ってくれたまえ!今日は本当にお疲れ様っ!」

「えーーーーっと…7時半から前にも言った通り『打ち上げ』があるから、出られる人は出てください…『店で…』と言う事でしたが…専務と部長の御好意により、一応場所は駅前の○○○で!と言う事になりました!各自着替えて移動方お願いします!…では解散っ!お疲れ様でしたっ!」


「なー…おい…」

「ん?」

「俺等何の集団に見えるかな?新入社員の研修にしては時期外れだろ?(笑)」

「あはは…さてなぁ〜」

『オタク女』は『天然ちゃん』と『しっかり屋さん』と『勇者』ではしゃぎまくっていた
開発課と専務の所には『厨房』のコ達が集まり、お酌され2人共御機嫌だった

俺は弟子と2人でゆっくりしながら

「なぁ…」

「はい」

「俺が離れたらこのコ達の面倒頼むぞ?」

「はぁ…終わったらまた本社ですもんね…」

「でもまー、今日は面白かったな!専務が久々に振ってんの見れたしな!(笑)」

「ええ…久々に店長の阿修羅モード見れましたし(笑)」

「おいっ!千手観音って言えよ!鬼じゃないんだからな!」

「あはは…鬼の顔がチラっと見えましたけどね(笑)懐かしいかったですよ(笑)」

「懐かしいついでにケツ蹴ってやろうか?(笑)」

「やめてくださいよぉー…ほらっ!バイトのコ達が変な目で見てるじゃないっすかぁ〜」

「良いじゃんか(笑)俺とオマエの仲だろ?抱きついてチューしてやろっか?(笑)」

「そんなだからホモって言われるんですよ(笑)未来の奥さん放っといて良いんですか?(笑)」

「アッチはアッチでやってるさ!ほれ!飲め!」

楽しい時間はスグに過ぎ、専務と部長にロクに挨拶も出来ないヘベレケになった俺を開発課と弟子がホテルまで運んでくれた

「おいっ!オマエ泊まって行け!久し振りにザコ寝しようゼ!開発課っ!オメェーもだっっ!」

「飲めねぇークセにシコタマ呑みやがって…ほれ!水だっ!水呑んで寝ろっ!」

「あっれぇ〜ケイコわぁ〜?」

「まだ呑み直してますよ…じゃあ寝て下さいね…おやすみなさい…」

2人が帰りやっとこさで、ベッドに登った

「あーーーっ…ヤバイかもしれんー…あーーーーーー…」

うとうとしては目が覚め、うとうとしては目が覚め…
『オタク女』の帰りを待っていた

すると…酔っ払い4人が戻って来た

「あーーーーー…なんだぁー…ケイコが4人になったのかぁ〜?」

「ちがいましゅ!オレもいましゅっ!」

「ワタシも居ま〜〜〜〜〜〜す♪」

「んふふふ〜♪今日もお邪魔れすぅ〜♪」

「えへへへへぇ〜♪たらいまぁ〜御主人しゃまぁ〜♪」

「おっ!オレはお邪魔しまえんよぉ?タエしゃんアッチに座りましょ!アッチ…」

「うんうん!新婚しゃんですかれねぇ〜…アッチアッチ〜♪」

「マトモなのいねぇ〜のかっ!1人くらいマトモなのはっ!」

「あーーーーーいっ!マトモれしゅよぉ〜♪で、ナニ?御主人しゃま〜♪」

「コーヒーくれっ!コーヒー…後、ポカリも…」

「あーーーーーーいっ!買ってくるでしゅっ!まててね〜♪えへぇ〜♪」

『オタク女』が『天然ちゃん』と買い出しに行き、俺はベッドの上で大の字に横たわっていた
『勇者』の方を見るとパテーションが引かれ、向こうから寝息が聞こえて来た

『寝れるヤツ等は良いよなぁー…あーーーーーグラグラする…』

フラフラの酔っ払いが2人帰って来て、ハイテンションで俺にコーヒーを勧める

「ほらぁ〜飲んでくだちゃいねぇ〜えへへぇ〜赤ちゃんみたいぃ〜♪」

「ほらぁ〜オッパイでしゅよ〜♪」

『オタク女』は膝枕をし、冷たい缶コーヒーを俺の顔に当て、『天然ちゃん』は寝そべり大きな胸を顔に当る

「ああっ!ダメでしゅよぉ〜!そんなコトしたらぁ〜」

「んふふ〜ケイちゃんヤキモチ〜?らいじょうぶっ!ケイちゃんが1番だからぁ〜♪」

俺の顔の上で『天然ちゃん』が『オタク女』の顔を引き寄せ、チューをする
俺の顔に大きな胸が乗っかった

「もぉ〜カッシーのエッチィ〜…仕返しだぁぁ〜♪」

『オタク女』も『天然ちゃん』を抱きしめ口にチューを仕返す
起き上がってコーヒーを飲みたかったが、すっかり酔っぱらっていた俺は『オタク女』の腹と『天然ちゃん』の大きな胸から抜けだせないでいた

盛上がった2人は最初は多分冗談でキスし合い、どんどん長くエスカレートしていった

「おーい…いい加減コーヒーくれ…」

『オタク女』は『天然ちゃん』と離れると缶コーヒーを開け、俺に飲ませようとするが、こぼれるのは分かっていたみたいで、口移しにコーヒーを俺に飲ませた

「あーーーーー良いなーーーーーワタシわぁ?」

「コーヒーはらめぇ!ポカリあげるぅ〜♪」

『オタク女』は口移しにポカリを『天然ちゃん』に飲ませる

『エロい…エロ過ぎるぞオマエ…』
俺の股間が正直に反応する

『天然ちゃん』が先に俺の異変に気付いた

「んふふふ〜♪キャプテンのオチ○チンおっきくなってるぅ〜♪」

「ありり…ホントだぁぁぁ〜…もうっ!イケナイちゃんなんだから〜♪」

「んふふふ〜♪キャプテンのオチ○チンー♪」

『天然ちゃん』が手を伸ばし触ろうとする

「ダメっ!もう嫌われたくないからゼッタイダメッ!」

『オタク女』が叫んだ

「もう…あんな思いしたくないよぉー…毎日毎日寂しくて…寂しくて…ヤだよぉー…もうっ」

『オタク女』が泣き出し『天然ちゃん』が慰めた

「ゴメンねぇ…もうしないから…ねっ!…泣き止んで…お願いっ!」

『天然ちゃん』は体を離すと両手を合わし謝った
俺は『オタク女』をヨシヨシしてやりながら

「オマエも悪いんだぞ?俺を挟んでキスしまくって…柏谷だって冗談半分で『ソレ位大丈夫かな?』って思うだろ?コリたらもうキスはホッペ止まりにしとけ…判ったかい?」

『オタク女』は黙ったまま「ウンウン」頷いた

「ってことだ…宜しくな…」

昨日の事を暗に含め『天然ちゃん』に言った

「シラケちまったかな…っても今日は…ちょっと送ってやれそーにないわ…コレ…会社のタクシーチケットだ…俺のサインしておくから…スマンが乗って帰ってくれ…今日はお疲れさんだったな…また明後日頼むぞ…」

無言で『天然ちゃん』が挨拶をして帰って行った

「傷つけた…な…きっと…」

目を回しながら起き上がり、まだ泣いている『オタク女』をダッコしてヨシヨシし続けた
時間が立ち、『オタク女』は何とか泣き止んだ

「ちゃんと「ゴメンネ」って謝っとけよ?」

『オタク女』は頷き、電話したが出なかったので、メールを送り返事を待った
俺が浅い眠りから戻っても『オタク女』は携帯をじっと見つめていた

「カッシーも寝てんだよ…おいで…寝よ…」

暗い表情のままの『オタク女』を抱きかかえて深い眠りに着いた 





2日酔いか、疲れからか怠惰な朝を4人でマッタリ過ごした
9時が過ぎ「そろそろ動かないとな…」と言いながらもナカナカ動き出せずにいた

「シャワーでも浴びて目を覚ますよ…」と立ち上がって、ノロノロと歩き出した
その時!
ドアが空き
「おっはよぉ〜ごさいまぁ〜す♪」
と元気の良い声が部屋中に響いた

「んふふふ〜♪昨日帰ったらお姉ちゃんが出張から帰って来てました!んで!お土産です〜♪」

『昨日の帰りしなのキサマはなんだったんだ…え!』

お土産を見ると『坊ちゃん団子』だった…

「まて!柏谷…お姉さんの海外出張って…四国の愛媛か?」

「そーですよぉ〜♪温泉の取材に行って来たんですよぉ〜♪良いなぁーワタシも温泉行きたい〜〜っ!…キャプテンっ!オープニング終わったら慰安旅行とか無いですか?」

「あるかっ!俺なんか社員旅行さえ行った事無いわっ!」

「良いですよ…ケイちゃんと2人で『湯煙に消える恋 〜美人メイド殺人事件〜』に行って来ますから!ついでに、八十八ケ所巡りもっ♪ねっ!ケイしゃん♪」

「きゃあっ♪死国巡り〜♪恐そうで素敵ですぅ〜♪」

『オタク女』も昨日の落ち込みはどこへやら…ボケにボケを被せる

「まぁ…2人して四国を1周歩いて来いよ…たかが3駅歩いただけで「足がダルイよぉ〜痛いよぉ〜」ってホザイてたのは誰だか知らんけどね…あ!風呂入って喰うから1串は残しておいてくれよ?俺好きなんだ…ソレ」

シャワーを浴びながら『天然ちゃん』の普段通りの態度に『ホッ』と胸を撫で下ろした
熱いシャワーとお風呂でスッキリした俺が普段着のトレパンで居ると『しっかり屋さん』が

「意外にオッサンっぽい格好するんですねー…前から不思議だったんですけど…ケイちゃんとどういうキッカケで付き合いだしたんです?年もかなり離れているし…元バイトでも無いって聞きましたけど?」

「ん?聞きたいのか?」

『勇者』と『天然ちゃん』までも頷いた

「…それはだな…俺がコイツを無理矢理襲って手篭めにしたんだぁっ!」

「あーーーーー…そーですか…はいはい…言う気は無いってコトですね…はいはい…」
『いや…狩山さん…本当ですってばよ!マジっ!』

「×××さん…古臭いって言うか…もう少しヒネリが欲しかったっすよぉ〜…」
『いや…ど真ん中のストレートなんだけど?』

「キャプテンはホモって聞いた〜♪マネージャーと昔デキてたってー」
『開発課のボケか?奴だろ!そんな事言うのは…奴だなっ!』

「え?嘘っ!ホモだったんですかぁ?」
『オマエまで乗るなっ!』

「んじゃあ聞くけど…狩山…オマエが告ったの?それとも彼が告ったの?」

2人は顔を赤らめ下を向いた

「ワタシ達はソーシソーアイですっ♪」
『天然ちゃん』が『オタク女』の手を握り、大きく手を挙げた
『オタク女』は嬉しそうに「えへへぇ♪」と笑った

「オマエはカ・シ・タ・ニっ!俺が聞いてんのはカ・リ・ヤ・マっ!合ってんのは『カ』だけ!『山』と『谷』で雲泥の差だろがっ!」

「えーーーーーんっ!ケイしゃん…キャプテンが恐い顏してバカにする〜…」

『オタク女』がヨシヨシして慰めていた
年齢のギャップをヒシヒシと感じた

「んじゃあま…キミ等は休みだし…俺はこれから奥に籠って、昨日のアンケートの集計すっから…お風呂でも入って、アキバでも覗いて勉強して来たらどうだ?」

「良いっすね〜♪最近回って無かったから…×××さんが入った後だから俺最初に入ります…×××さん…」

「ん?何?」

「覗かないで下さいね♪」

「ん!残念だから、氷水だけ放り込ませてもらうよ」

「タエしゃん一緒に入れば良いのにぃ〜」「オニャノコ3人で入ろっ♪」3人娘は賑やかにはしゃいでいた

俺はパソコンにオキニのCDRを入れ、ヘッドホンをして雑音を排除し、鼻歌で集計作業に勤しんだ

『萌えなコの所に座りたかった…次回は指名制にできませんか?…ずうっとテーブル付きが続けば嬉しい…紅茶の種類を増やして欲しい…等々の御意見・御感想のまとめに手こずり、CDRの5回目が終わりかけに入ってやっと終わった

椅子に背中をもたれかけ、伸びをした

「あー…腹減ったな…」

すると後ろから目隠しをされた
ヘッドフォンをしたままで、声は聞こえなかったが、後頭部に当る感触で『柏谷』だと悟った

「柏谷っ!ふざけるなっ!大体オマエはなぁっ!」

目隠しを振りほどき、ヘッドフォンを外し、振り向くと全員帰って来ていた

「ねっ?やっぱりキャプテンはモーホーですよねっ!フツーのオジサンは喜ぶ筈ですぅ!」

「いやっ!俺は×××さんらしくて好きっすよっ!シノさん以外は眼中に無いって感じで!」

「えーーーーーんっ!ワタシ男じゃないよぉーーーーっ!オニャノコだもーんっ!」

「まぁ…誘惑に負けないってのは、女にとって理想と言えば理想ですよね…ケイちゃんだけってのは…御褒美です」

『しっかり屋さん』がオデン缶と缶コーヒーを手渡してくれた

「お土産これだけか?こんなんじゃ足りないんだけど?」

「じゃあ…情報です…アキバに新しいメイド喫茶が出来ていますよ」

「え?いつ?」

「先週辺りみたいです…でも、掲示板とかには書き込み無かったから…改装してスグに始めたんでしょうねー…行くだろうと思って、携帯に電話したんすけど…繋がらなくて…で、呼びに帰って来ました♪」

「おいおいおい…マジかよ…中に入れそうだったか?」

「外から見えない様になってたんで、良く判りませんが…待ちは無さそうでしたよ?」

「んじゃあ…視察に行ってみますかね」

雑居ビルに着いて見ると『メイド喫茶』とは書いてあるけれど… 何やら様子が違う…『萌え』要素が見当たらない…匂いも違う…
『んーーーーー?こりゃイメクラだろ?料金設定とかある筈だけど…』
「ほら!あった!これはイメクラだよ(笑)メイド人気の便乗商売だねー…まぁウチには関係ないだろ…で、入ってみるか?女の子が3人居たら変な顔されるだろーけどね(笑)」

『勇者』の右足は入ってみたそうな雰囲気だったが『しっかり屋さん』の方をチラ見しただけで、回れ右をした

『勇者』の側に寄り「機会があったら覗いて見ようか?(笑)」と囁いた

「あーーーっ!ヤラシー話してるーっ…もーーーっ!」

「ウチには関係無いって話してたんだよーだっ!ウチはショータイムは無しだからな!俺はそんなマニュアル書けないし、書くつもりも無い…慎ましやかに、清楚に…男の純情路線で行くさ!クリスマスとニューイヤーとバレンタインと御盆で十分だろってハ・ナ・シ〜(笑)ねっ!」

「え!えと、そーっす…そんな事させれませんよっ!タダでさえ…」

「タダでさえ?…心配なんだぁ〜♪きゃっ♪」

『勇者』と『しっかり屋さん』を冷やかしながら「ココは元からそーだから…」と『勇者』が教えてくれた期間限定で開店した『メイド喫茶』を覗いてみた

店内のノリは良かったが、目指す方向性が違うというのは明らかだった
リーダー2人にくれぐれも『サービス合戦』に傾かない様、バイトを指導して行く様に注意をしておいた
珍しく晩には解散し『天然ちゃん』も「今日はお姉ちゃんとお食事〜♪」と言って帰って行った


「ねぇ…」

「ん?」

「オッパイ大きいの好きなのに、何でカッシーに欲情しないの?」

「んーーーーーー…ブッチャけると欲情するけど、彼女とシタイとは思わないが正解かな〜…」

「何で、シタイって思わないの?」

「そりゃあ俺にはオマエが要るからさ!カッシーじゃなくてオマエがね…朝、狩山に聞かれた時も言っただろ?手篭めにしたって(笑)…それにオッパイなんて子供出来たら勝手に大きくなるさ!もちろん腹もだけどな(笑)」

「オッパイ大きくなるのは嬉しいけど…お腹が大きくなるのはヤダなー…」

「デカイケツが更にデカクなるから楽しみだなっ!(笑)」

「ケツケツ星人めっ!こうだっ!」

ヒップアタックを続け、ベッドに仰向けになった俺に座った

「えへへぇ〜♪久々にミニ履いてあげる♪」

『オタク女』はそう言うと、マイクロミニを取り出し着替えて来た

「えへへぇ〜♪前に買って貰ったローライズの下着でしゅよ〜♪エロい〜?」

マイクロミニから花柄のパンテイが既に覗いている
『オタク女』はしゃがんだり立ったりして、これ見よがしにパンモロを続ける
ローライズのパンティとミニの間から半ケツが覗いた

俺の股間が膨らんでいるのを見ると俺の顔の上に跨がり、ズボンのファスナーを下ろした

「えへへぇ〜♪おっきくなってますょ?苦しそうだから出してさしあげますねっ♪」

『オタク女』は、お尻を前後させ、デカイケツを露出して行く
俺は堪らず太股の裏側から、ゆっくりとデカイケツを揉んだ

「んふ…」

『オタク女』が吐息を漏らしながら、亀頭を舌で丹念に舐め回し始めた
俺も下着の中に手を滑り込ませ、股間の回りをゆっくりと撫で回した

「あはっ…あーーー…」

『オタク女』はデカイケツをクネらせ「オマ○コ触ってください…御主人さまぁ〜…あーーー…」とせがんだ

亀頭をくわえ、チュパチュパと吸う音が聞こえて来る

「あはぁーーーーー…御主人さまのチ○ポォ…美味しいですぅ…あはぁーーー…」

『オタク女』のムチムチした太股に頬ずりしながら、パンティの上からクリトリスの周りを刺激してやる
パンティにシミが広がり始め『オタク女』の腰の動きも早くなって行く

「いじわるぅ…しないでぇ…くださいぃぃ…あはぁ…もう…触られる…前に…あはっ…イッ…ちゃい…そー……」

「俺も亀頭だけで…イキそうな位…気持ち良いよ…」

「ダメぇ…ホントに…イッ!ちゃうっ!もっ!気持ちっ!良過ぎてっ!…あはっ!…もっ!ダメっ!…イッ!イクッ!イッ!ちゃっ!…うっっ!」

「俺も出るっ!出るからっ!くわえてっ…くれっ!イキそ…だっ!出るぞっ!出るっ!出るっ!」

『オタク女』のパンティのシミが一気に広がり、デカイケツをブルブル震わせ、ガクッと固まった
俺もくわえた口の中で亀頭をベロベロと舐められ続け、ここの所出し切れてなかった精液を『オタク女』の口に大量に出した

『オタク女』はズルズルと精液を啜り上げ飲み干し、自分の唾液を舐めるかの様にモノにしゃぶりついた
俺は『オタク女』のパンティを脱がせ、外に垂れている汁を啜り、『オタク女』の中に溜っている汁を舌で掻き出し音を立てて飲んでやる

前の射精でピクピクしている俺のモノを包み込む様に口に頬張り、全てを飲み込もうと舌をモノに広く添わせ激しく吸う
舌を中に入れ、勃起したクリトリスを上唇で揉み、『オタク女』の中から汁を吸い出し続けた

やがて『オタク女』のフェラの勢いが増し、チュバッチュバッと音が立つ
『オタク女』のクリトリスを舌でペロペロ舐めながら、Gスポットを指を入れ刺激してやる
『オタク女』がデカイケツを振ると同様に、俺も『オタク女』の口の中にピストンする

お互いの鼻息と喘ぎ声に刺激され、先ずは『オタク女』が潮を吹き、俺は『オタク女』の頭を押さえ付け『オタク女』の口の奥深くに精液を再び流し込んだ

お互いの股間を舐め合い、綺麗にした後、キスを交し、そのまま1つになりゆっくりと何度もイッた
その時、何度お互いがイッたか覚えていない

久々に充足感に満たされ、時計を見るとまだまだ早い時間だったがそのまま抱き合って眠った 





ウィークエンドにオープンという事もあり、食材の追加発注分の受け取りに店へ『オタク女』と2人で向かった
サラダの仕込みを済ませ、特製ケチャップを寸胴で煮込みながら、手書きでメニューノートを作って、厨房とドリンクカウンターにそれぞれ吊るして置いた

『後どれ位ココに居させて貰えるのかね…』

まだピカピカの厨房をぼーっと眺めた

「おい…記念写真撮っとくか?制服に着替えて来いよ…」

「うん!撮る撮る!行って来るね〜♪」

『アイツも地元に帰ったら、ココで出来た友達と離れて寂しくなるんだろうなー…』
アキバで知り合ったカメコさん達やメイドさん、一緒に外を回っているコ達や、他のバイトのコ達のアドレスや携帯番が増え、昔のイベント仲間や、数少ない地元の友達の数を遥かに上回っているコトを嬉しそうに喜んでいた『オタク女』の笑顔が浮かんだ

『長く居させてやりたいけどな…会社の金で宿泊している以上は無理かもな…』

思い悩んでいると『オタク女』がメイド姿になって帰って来た

「ねねねねねねっ!厨房でお料理してる姿撮って♪」

『オタク女』の気の向くまま、デジカメにその姿を納めていった

「あのね…ココにワタシいつ迄居られるのかな?オープニングって、一応この週末だけでしょ?カッシーちゃんやカリさんや他のバイトのコ達にも聞かれるの…でもワタシオープニングまでだよ…って答えてるんでけど…」

「ん…まぁ俺の弟子が兼務で、後見る事になるだろうから…俺の現場での仕事はここ迄で…後は本社に戻って報告を処理して行くだけかな…まぁイベントの時には来るかも知れないけどな…」

「そーだよね…ねっ!会社が地元に『メイド喫茶』作ったら、またこんな具合に出来るのかなっ?」

「んーーー…無理だろな…それはもうチェーン展開決まってからになるだろうし…そーなったら店長決めて、指示するくらいだな…決定的なのは…アキバと違ってカメコさん達やメイドさん達がそこらを歩いてるってトコって他に無いぞ?」

「ぶーーーーっ!つまんないっ!地元で友達増えると思ったのにぃっ!御主人さまがアキバにお店出したら良いのに…」

「まぁ…俺が独立して店を出しても、この店まで人は使わないしなー…企業でないと…まず、そんな金無いし(笑)俺が出来る範囲って言ったら、オマエと2人でする喫茶店位かな〜…バイト居ても2、3人だな〜(笑)」

「じゃあ…ココのマネージャーさんってのはどお?」

「会社がそんな勝手を許す訳無いだろが…オマエがそんなにココに居たいなら、カッシーみたいに下宿してバイトすれば良いじゃんか(笑)」

「あっ!それ良いかもっ♪下宿ってのも魅力的だしっ!皆と会えるしっ!アキバに下宿出来るトコロあればイイなぁ〜♪」

「…じゃぁ…弟子に話通しておいてやるよ…下宿は開発課が探してくれるだろ…」

「えっ!ホントっ!やたぁっ!皆と一緒だぁ〜♪」

『オタク女』は 無邪気に喜んでいた
こんなに親しい友人が出来たのは初めてだったのだろう
でも、『オタク女』は肝心なコトを忘れていた

『年の離れ過ぎている『オタク女』を解放してやった方が、年頃の女の子としての『オタク女』には幸せなのかも知れないな…毎日毎日俺みたいなオッサンの性欲の解消するより、同じ世代のコ達と遊ぶ方がマトモってもんだ…引き蘢りがちな『オタク女』から自分好みの愛欲の道具に変えただけでも、俺は夢を見過ぎた位だもんな…自分の好きにさせてやるさ…』

「もしもしっ!カッシー?あのねっ!ワタシ下宿してココで働くからずっと一緒だよ♪うんうん!ホント!えへへぇ〜♪…」

「もしもし…俺だ…あのな…ケイコをレギュラーにしてやって欲しいんだけど…良いか?…え?俺か?…そーだよ…そーなるな…まっ本人の希望だ…ん…俺からも頼む…ん?…聞こえるだろ?後ろで嬉しそうに柏谷に報告してるよ…あはは…まっ…気にすんな…どーとでもなるさ…一応そういう事だ…ん?今か?…店で仕込みしてるよ…ん?あぁ…もう直済むさ…ん!…お疲れさん!明日も頼むぞ…」

「えへへぇ〜♪カッシーの近所にイイトコあるって〜♪」

「良かったな…」

『オタク女』の頭をヨシヨシしてやる

「これから見に行こうってぇ〜♪お仕事まだ時間掛かるの?」

「いや…ん…そうだな…まだまだ掛かるから、オマエ1人で行って来いよ…イイ物件ってのは早く行かないとスグ無くなるからな(笑)」

「うんっ!行って来るっ♪」

パタパタ走って2階に上がり、着替えると振り向きもせず駅の方へダッシュして行った

「気がついてないだけか、それとも…他のイロイロな事が大事になった…か…」
デシカメの液晶に笑う『オタク女』を見つめながら呟いた

俺は片づけを済ませると、2階に上がり『オタク女』のロッカーを見つめた

「俺のモノだけじゃ無くなったんだな…オマエは…いろんな人との付き合いが出来るようになったんだ…オマエの親御さんも喜ぶさ…さてと…帰るか…」


部屋に帰りベッドに横たわっていたら、いつの間にか夜になっていた
『オタク女』はまだ帰って来ていなかった
部長宛に“私のすべき範囲のコトは終了致しましたので、今週末のオープニング終わりましたら、地区マネージャーに任せ、本社に戻ります”とメールした

飯も喰わずに『オタク女』の帰りを待っていた
『オタク女』は帰って来た時には上機嫌で酔っぱらっていた

「あのねぇ〜下宿決めて来たよぉ〜♪1LDKで格安物件だってぇ〜♪カッシーが泊まらせてねぇ〜…だってぇ〜♪」

「良かったな…おい…明日は早いから風呂入ってもう寝ろよ…俺はもう済んだから…」

「んーーーーーっ…諒解しましたぁ〜キレイキレイしてくるね〜♪」

『オタク女』は風呂から出ると、ベッドに倒れ込み、スグに熟睡に入った
俺は布団を掛けてやり、頬を撫で、おやすみのキスをした

オープニング3日間も盛況で、俺は『オタク女』との時間を取らず、部長、開発課と弟子でミーティング三昧だった
客層は予想通り、アキバ系がメインで、ポロポロと一見さんが混じっていた

最終日の終礼で、明日からはグランドメニューになると告げ、より一層の奮起を促した

終礼が終わり、すこし少なくなったメイド達と記念撮影をした

『オタク女』に言う時が来た

「俺は明日、本社の方に部長と戻るけど、オマエはどうする?なんなら部長の使っている寮を下宿に引っ越す迄借りてやるぞ?」

「やたっ♪木曜日に鍵が貰えるの♪…で、いつ帰ってくるの?」

「ん?俺は本社の人間だぞ?言っただろ?イベントの時には来れるかもって…多分…まとまった休みでないと来れないよ?」

「えっ!嘘っ!だって…下宿してみたらって…」

「オマエがココに居たいって言ったからだろ?」

「え?でも…バイトの話通すって…」

「オマエは元々本社のバイト…ココは東京支社管轄…責任者の地区担当マネージャーに話を通すのは当たり前の話だ…それに、オマエは親御さんの許可貰ったんだろ?…自分の行動に責任を持って頑張れよ…」

「嘘だっ!ワタシの亊、嫌いになったんだ!面倒臭くなったからっ!酷いっ!サイテーっ!信じてたのにっ!バカーーーー!!もう大嫌いっ!」

『オタク女』は指輪を投げ捨て、喚き散らしながら、2階へ駆け上がって行った

ゆっくりと指輪を拾う俺を、開発課と弟子が心配そうに見る

「後、頼むな…まっ…ココがアイツにとって一番幸せになれる場所かもしれないからな…アイツは『オタク女』だしな…」

俺はホテルに戻り、荷物をまとめ部長と列車に乗った

「良いのか?」

「まぁ…振られるのは慣れてますから(笑)それより、開発課と弟子には迷惑掛けます…部長…寮の件ムリ言って申し訳ないです…」

「言ったろ?オマエはデキの悪い義理の息子だと…ん?私よりも専務が親父さんかもな(笑)」

「雷親父と福の神ですね(笑)」

「で、本気でどうするつもりだ?ケイコくんを、あのままにしておくのかい?」

「放置プレイが俺のオハコなんで(笑)でもまぁ…もう戻って来ないでしょう…」

「私は案外、楽天家でね…仲人の原稿をまとめておくよ」

「成る様にしか成りませんよ」
「成る様に成るさ」

意味の違う同じ言葉を同時に言い合い
お互いに顔を見つめ合って笑った

『メイド喫茶』のオープンスタッフの数は半数以下に減ったが、売り上げは好調の様で、大きな黒字を叩き出した
本社に戻った俺は、以前の仕事に戻り、各店鋪の売り上げ集計を毎日淡々とこなした
たまに田仲が覗きに来て『復縁?』を迫まったり、『オタク女』の親御さんや弟くんが晩御飯を持って来てくれたりした

12月のクリスマスイベントに専務と部長と俺が呼ばれ、年末で忙しい盛りに無理矢理部長に突き合わされた
店のバイトも知らないコが多く、『オタク女』の姿は見えなかった

『俺が来るって聞いて休んだな…』

閉店後、部長主催のビンゴゲームの賞品で、 店の真ん中に置いてあった大きい箱をゲットし、授与式が執り行われた

『まさかっ!400分の1ホワイトベース4つ!な訳ないよな…でっかいクマのぬいぐるみならイラネーぞ…』

訝しがる俺を、専務が睨む様に俺を見つめ

「必ず大事に持って帰れよ!受け取り拒否は認めんぞ!」

大声で言い、蓋を開けた!
すると中から小さな声した

「ごめんなさい…御主人さま…」

ミニのメイド服で、体操座りした『オタク女』が俯いたまま泣いていた
俺は頭をヨシヨシしてやり立たせてやった

『オタク女』は震えながら、くしゃくしゃの紙を差し出した
“ゴメンなさい いままでありがとう”
あの貼紙だ…

その後に文字が続いていた
“こんなバカな私で良かったら ずっと側に居て下さい”

俺は内ポケットから、指輪を取り出し元に戻してやった
そして紙を一枚手渡した

「良かったら明日2人で役所にそれを持って行こうか?」

『オタク女』は黙ったまま、何度も頷き、俺の手を握りしめ涙を流した

もう口付けする事は無いと思っていたポッテリした唇にキスをした

同時に、どよめきと歓声が上がり、現実に戻った俺達は、速攻でその場から手を繋いだまま店から逃げ出した
『オタク女』は転びそうになりながらも、ニコニコ笑って俺に連れられ一緒に走った




メイド喫茶編はこれで一応終わりましたv




あっと言う間に年が明け、1月の末に『オタク女』が戻って来る日が来た
結局、クリスマスイブの翌日は役所は休みで、入籍はまだだったが、下宿の荷物は全て俺の家に送られ、そのまま同居する事となった

『オタク女』の下宿からの荷物と言っても、服とテレビやゲーム、パソコンといったモノだけで、居間の押し入れが余る程の量だった
それでも『オタク女』の一族と俺の一族はワタワタと片付けを手伝おうとし、終いには俺の作りかけのガンプラをゴミと判断して捨てようとし、俺を大いに慌てさせた

『俺1人で十分だろーに…余計疲れるぞ…』

力仕事もなく、手を持て余した親父が俺のくたびれ顔をを見るなり

「おい!×××!そろそろケイコちゃんが着く頃だろ?もっとちゃんとした服着て、さっさと迎えに行かんかっ!」

『あのなぁ…まだ1時間以上あるだろよ…それに引っ越ししてんのに、キチンとした身なりってのがワケワカラン…まぁジャージじゃ行かないから安心しなよ(笑)』

ヤル気満々な俺の親父とは対照的に、『オタク女』の親父さんはイライラソワソワしていた

『まぁ…俺と向うで暮すと思って許可した1人暮しから娘が帰って来るんだもんなー…複雑な心境なんだろーなー…あーでも…この状況は面倒過ぎるな…』

「わかったっ親父!じゃあ迎えに行ってくるよ!…あ!お袋っ!俺のモノをポイポイ勝手に弟くんにヤルなよっ!ヤルのは俺が決めてヤってんだからなっ!じゃあ行って来るっ!」

勿論、今から駅でずっと待つ気など毛頭無い

『駅前の模型屋か本屋で時間を潰してやる♪』


模型屋で2個買った時点で時間切れとなり『オタク女』を駅に迎えに行った
予定の列車が到着してから既に20分程立ち、よたよたと大量の荷物を引っ張って来る『オタク女』を見つけた

「何してんの?それも宅急便で送ればよかったのに…」

「あうっ…まさかこんなにあるとは思わなかったです…」

「何が入ってんだ?」

「お店の制服と、他のメイド服とかコスとかが入ってるんですぅ〜…後、同人本も…」

「成る程な…見せれない様なモノがイッパイって訳か…オマエはコレを持ってくれ…その荷物は俺が運んでやるから…」

手に持っていたガンプラを渡し、荷物を受け取った

「んじゃぁ…帰るか…しかし…本当に服だけかぁ?3つもあるし…しかもやたらと重いな…」

「えと…ちょっと待って欲しいの…実はね…」

「キャプテーーーーンッ!おヒサですぅっっ!」
大きな胸を揺すりながら『天然ちゃん』が缶ジュースを持って走ってきた

その後ろから『勇者』と『しっかり屋さん』と弟子も来た

「あ?揃いも揃ってどうした?店は?店は誰が回してる?」

「あはは…御心配無用です!ちゃんとボクの弟子を張付かせておきましたから(笑)それに遊びに来た訳じゃないですよ…例の狩山クンと柏谷クンの部長面談です(笑)」

「へー…早いな…でも2人ともバイトのキャリアはまーまーあるからな…でも、柏谷は面接する迄もなく要らんだろ?」

「んふふふ…今晩思いっきり仕返しですっ!今夜は寝させませんよっ♪」

「なんで、オマエと…お邪魔虫はホテルでマネージャーと不倫ごっこでもしとけっ!」

「それが…その…皆で一緒に来たらって…えへへ…言っちゃったの…ゴメンナサイ…」

「あのな…俺の親父達も来てるんだけどな…マネージャー様は俺のベッドの下で良いとして…カップルさんは2階の部屋…ケイコとカッシーを2階のもう一つの部屋で、親父達を居間…何とかなるか…ホモ部屋とレズ部屋が出来るけどな(笑)」

「いえいえ…僕等はちゃんとホテルに予約してますから大丈夫ですよ」
『流石だっ!この前のニの轍は踏まないなっ!』

「僕も店長のベッドの下よりビジネスホテルの方が若干良いんでパスしますよ(笑)」
『おいおい…独りぼっちでか?それも寂しいぞ?』

「ワタシ〜ケイちゃんと一緒ならドコでも良い〜♪」

「本来は3人でホテルって事だったんですけど…2人共ね…どーしてもって話で…まぁ自腹切るって話ですんで、会社的には構わないんですけどね(笑)」

「お父様とお母様が来られてるのなら、この荷物家に置いとかなきゃ…恥ずかしいです…」

「んーじゃぁまー…ケイコと柏谷は俺の車に乗るんだな?んで、後3人はどーする?6人になるからな…なんなら柏谷をトランクに詰めて動くか?」

「えーーーっ!ケイちゃんの隣が良い〜」

「はいはい…2人仲良くトランクな…」

「いえっ!僕の泊まるホテルはスグそこですから♪気にせず乗って行ってください」

「僕等もちょっと駅前覗きたいんで、良いですよ〜♪」

少しばかりの虚しさを覚え、『オタク女』と『天然ちゃん』を運んだ

途中、『オタク女』の自家に寄って衣装等を下ろした
家に着くと待ちわびた親父が外でイライラしながら待っていた

「迎えに行って帰って来るのに何時間掛かってんだっ!もう2時間近いぞっ!あんまり遅いから電話したぞ!なのに、オマエは出もせんと…」

『あんね…着く1時間以上前に出たんだからそんなもんだろーが…それに、運転中に電話に出たら違反だろがっ!』

「あぁっ!ケイコちゃんっ!疲れたろ?さっ!早く中に入って休んだ方が良いよ!さっ!」

『俺の家だっっ!』

「ん?このコは?ん?ああっ!向うのお友達ですかっ!いつもお世話になって…ささっ!お上がリ下さいっ!」

『だから…テメェーにいつ娘が出来た?あ?…ってか勝手に仕切るなってっ!』

夕方迄、俺の家は大層賑やかだった
『オタク女』の親御さん達が「そろそろ帰ります」と言い出した
俺は『オタク女』を急いで手招きして呼び

「オマエ、今日は1人で実家に帰って親御さん達によく謝っておけ…俺が1人で帰って来てからコッチ、「すいません…あのコのワガママで迷惑ばっか掛けまして…」って晩飯作って持って来たりしてくれてたんだぞ?」

『オタク女』は反省しているのか俯いた

「うん…謝って来る…」

「ってか、イロンナ話して来いよ…楽しかった話とかな(笑)」

「うん!そーするっ!」

「よし!行って来いっ!おっと!…忘れてた忘れてた…ほれっ!鍵っ!」

前のまんま長いリボンの付いた鍵を『オタク女』に投げ渡した
『オタク女』はニッコリして首に鍵を吊るした

「待ってぇ〜ワタシも帰るぅ〜…」

『オタク女』はパタパタと追い掛けて行った

親父達も、「ケイコちゃんに会えたし、明日は用事があるから帰るわ」と言い出し駅迄送って行かされた

残されたのは、『天然ちゃん』と俺…

「えーーーんっ!ケイちゃんと一緒に居たいのにぃっ!」

「あのな…人として『久々の親子水入らず』を邪魔するのは良く無いと思うぞ?明日面接済んでから遊んでもらえ!」

「んーーーーーーー…大人なワタシとしては理解したいのですが…寂しいも〜〜〜〜んっ!」

「先に行っておくけど…狩山達の邪魔をするなよ!どーしても!ってんならマネージャーに遊んでもらえ(笑)」

「ん?そー言えば…キャプテンと2人きりデスネ?うふふふふふ…久し振りにっ♪」

そう言うと『天然ちゃん』は抱きついて来た

「成長無いなーオマエ…俺にキスすんなって言ったの覚えてるかぁ?」

「はて?酔ってた時のお話は覚えてませんケド?んふふ〜♪ちゅっ!」

身の貞操を守る為、『天然ちゃん』を2階の空き部屋に封印し、自分の部屋に戻りバリケードをガンプラで作った

そんなこんなで、腹が減ってきたので、『天然ちゃん』を飯に誘った

「で?何でウチの制服着て降りて来るワケ?」

「え?ケイちゃんがキャプテンと最初のデートはメイド服で一緒にお食事したって言ってたからですよん♪真似っコ〜♪」

「あれはミニ!それに、途中で買ったやつだし…それに…」
『そー言われたらそーなんだなー…あの頃は3日会わなかったら死にそうな事言ってたなー…それが一月も会って無かったんだなー…元のイジワル路線に戻ってじっくりイジメテろうかな?(笑)』

「それに…何ですぅ?もうっ!ニヤニヤして〜っ!白状するですっ!」

『天然ちゃん』は後ろから首を閉めるように抱きついて来た
そして『オンブ』の様に両足で俺の体を挟み、体を密着させる

転びそうになるが、『天然ちゃん』を床に落して転ぶ訳にもいかない…
壁を伝い、居間に置いてた『親父とお袋』様の布団の上に倒れ込んだ

「オマエ…結構重いな…ゲホッ…そろそろ退けって…」

「重いってっ!そんな事言ってぇ〜!首締めますよっ!首っ!」

「締まってるって…おい…いい加減…離せよ…」

「ゴメンナサイとさっきの続き聞く迄…はーなーしーまーせん〜」

『こうなったら…』

俺は後ろに手を回し、脇を突つき始めた
『天然ちゃん』は体をクネらせながら、キャアキャア言って身悶えた

『天然ちゃん』が手を離し、身返りを打とうとするが、片足は俺の体の下敷きになっていて『大の字』にしかなれない
俺は身を翻し、『天然ちゃん』が逃げれない様に、『天然ちゃん』が広げた両足の間に体を入れ、押さえ込み両腕を回しくすぐった

早い話が、『押し倒して抱きしめた』形になっていた訳だ

「キャアッ!ダメッ!笑い過ぎてっ!息がっ!息がっ!…助けてっ!…もっ…言いまっ…せんからっ!…ダメッ!…ヤダッ…ゴメンッ…ナサイッ!…!………!」

くすぐるのを中断すると、バタバタ していた足と手が止まり、『天然ちゃん』は大きく深呼吸をした
俺は身を起こし、ニヤッと笑った

「所詮力じゃ勝てんのだよ?あっはっはっはっはっ!」

「んふふぅ〜♪力で勝てなくてもっ!」

『天然ちゃん』は俺の首に両手を、そして両足を俺の腰に回し、キスして来た
今度は俺がもがく番だった
結局、またくすぐって、その場を逃げようとして『天然ちゃん』の体に両手を回し突ついた

「んふっ…んふふふっ…んっ…んっ…んっ…んふっ…」

『天然ちゃん』の笑い声とも、喘ぎ声とも聞こえる鼻息の性で、1月もシテいない俺の股間が熱くなりモノが立って来た

『天然ちゃん』はそれに気が付くと、太股を広げ、俺の股間が当る様に居場所を変えた
そして、身を捻りながら大きな胸を擦り付けて来た

「んふ…んふ…んふ…んふ…んふ…んふ……んっ…んっ…んっ…んふ…」

俺は堕ちそうになったが、手が弛んだ『天然ちゃん』を振り解き、両手を押さえ付けた

「…俺は元々サレルよりヤル方が好きなんだ(笑)悪いな(笑)」

主導権を取り戻した俺はニヤニヤと笑った
勿論、『天然ちゃん』とヤル気は無かった

『天然ちゃん』はニコニコ笑いながら

「私も〜♪ケイちゃんを一杯慰めたり可愛がってあげたりしたもん♪ワタシの携帯見てみて♪」

『オタク女』がバイブを誰かに突っ込まれている写メや、誰かのマ○コを舐めている写メだった
日付けは俺がこっちに帰った辺りの様だった

「ふーーーーん…御苦労さん…で?俺に気持ちが帰ってしまってレズらせて貰えなくなったってワケだ(笑)そんで、俺と寝て復讐ってワケか?(笑)オマエな…勘違いしてるよ?俺はそんなに良い人じゃ無いよ?得に嫌いになった奴にはなっ!」

「んふふ〜♪で?どうするの?ヤって気を晴らす?」

「ああ!良いだろう!ちょっと待ってろ!」

携帯で電話を掛けながら手枷と足枷、口枷にバイブとローター、浣腸器にアナルプラグを取り出した
それを見て嫌がる『天然ちゃん』を後ろ手に拘束し、口枷を無理矢理咬ませ、貞操帯にバイブを仕込み、浣腸をしアナルプラグで栓をした、そして、足枷をし、手枷と結び付けた

『天然ちゃん』はお腹が痛いのもあり、真っ青になっていた
デジカメで写真を撮り続け、写メに撮り『オタク女』に送信した
そして『天然ちゃん』の携帯から写メを俺の携帯に転送し『天然ちゃん』の携帯から画像を削除した

「気分はどうだ?腹が痛いだけか?可哀想だからバイブのスイッチ入れてやるよ(笑)ほらっ♪」

『天然ちゃん』のケツがキュッと締まる

「さてさて…ケイコが来るのはいつかな?(笑)」

俺は『天然ちゃん』と『オタク女』のメールのヤリトリを全てチェックしパソコンに転送しながら横目で『天然ちゃん』を眺めていた
『天然ちゃん』は脂汗を流しながらもバイブに反応していた

「んふー…んふー…んふーーっ!…んふっ!…んふっ!…んふっ!……んっっ!…んっっ!…んっっ!!…んふーーーーーっ…」

小刻みに震え、ビクッと固まり1度イッた様だ
力が抜けアナルプラグが抜けそうな程後ろに出て来たので、更に奥に押し入れてやった

「んんんんっっ!!」

『天然ちゃん』は眉間にシワを寄せ痛がった

蓋を外すと涎が流れ出て来る
指を入れると下で舐めて来る

「まだ来ないなー…もう一回イッとけっ!(笑)」

バイブを強にし、大きな胸にローターでマッサージしてやる

「あーーーーーーっ!あーーーーーーーっ!あーーーーーーーーっ!あーーーーーーーーっ!…」

『天然ちゃん』が感じている様を、デジカメに何枚も何枚も納めた

そして再び、『天然ちゃん』が腰を振りイッた

すると玄関の開く音がした

覗きに行くと『キャリアさん』が顔をほころばせ到着していた

「悪いね来てもらって…上がりなよ」

「ケイコさん帰って来たんですよね?今いらっしゃるの?」

「ん?まだ家じゃないかな?すぐ来るとは思うけど…そんなことより…居間に面白いモノがあるんだよ…」

「え?何?何?」

嬉しそうに反応しながら、『キャリアさん』が居間に入って行く
「キャッ!」と短い悲鳴が聞こえた

「田仲2号って言うか…今回はケイコが欲しい女の登場だ(笑)」

「え?それって…レズ?」

「オマエだってケイコにキスしたり、舐めさせたりしたじゃんか(笑)」

「アレは3Pだもの…女性単体に興味は無いわ…でも大きなオッパイね〜…シタの?」

「いいや〜3度位迫られたけどシテないよ(笑)俺がシナイと決めたらどんなかは、キミが一番良く知ってるだろ?(笑)」

「確かにねー…でもね…ワタシはあの後ずっとアナタ一途よ?全然振り向いて貰えないけど(笑)まー誰の性か知らないけど、変な噂が立っちゃたしね…(笑)で、何でワタシを呼んだの?」

「ここで、ケイコが来ないと話が始まらないんだけどなー…遅いなーーー」

暫く振りにマトモに会話を交しながら、『天然ちゃん』の様子を2人で見ていた

やっと『オタク女』が息を切らしながら片手に晩御飯を持って着いた、『キャリアさん』には『天然ちゃん』と居間に居てもらい、玄関で『オタク女』と話をした

「ちょっと聞きたい亊あるんだけど…コレは何?」

携帯の画面を見せた

「それは!…それは…別れている時ので…その…」

「今日もさ…柏谷が迫って来たんだよ…オマエを取られた腹いせみたいだけどね…で、前に買ったアレで浣腸してバイブ入れっ放しで拘束して放置してある…オマエはどうしたい?何で俺に言わなかった?」

「だって…別れてた時だったから…」

柏谷と田仲との会話の録音を携帯から聞かせた

「ふーん…別れてたらナニしてもオカマイな訳だ…あっ!田仲に来てもらってるぞ…俺がオマエと『別れてる時』どーだったか聞くと良い…俺はちょっと散歩に行って来るよ…何か決まったら誰でも良いから電話してくれ…おっと!それと!『別れてた』としたら、いつオマエの気持ちは『復縁』したんだ?クリスマスイブか?そーじゃないだろ?その前じゃないと準備出来ないもんな…俺の知らない内に『別れて』、『復縁』した訳だよな?何にも無しって思ってたから俺はオマエの気持ちに、前の通り応えたんだけどな……まぁ…取り敢えず散歩してるわ…早めに頼むな…」

『知らぬが仏ってこの事だな…』

真っ暗な冬の郊外を缶コーヒーの自販機伝いに散歩することにした

「オデン缶喰いたいなー…」

背中を丸め独り言を呟いた 





時間が経つ度に、ドンドン『どーでも良いかぁ…』と思う自分が増えて居た

『なんかアレだよなー…婚約してるってのが良く無いのかね?…確か『もう出戻りはナシ』って話もしたよな?…お互いの親を通しちゃってるし…会社の上司に世話焼かれてて…ってのもあるんだろーなー…この際会社辞めて、どっか1人で行こうかな…退職金と家を売っ払らった金で、ど田舎で喫茶店か、南の島で海の家でもして、のんびり1人で暮そーかぁ…あーあ…ダリィよなぁ…』

いい加減冷え込んで来たが、一向に連絡は無かった
今、自分のしている事が、何だか馬鹿らしく思えてきて家にUターンして歩き出した

音を立てない様に無言で家に入り、玄関を見るとまだ全員の靴が並んでいた
静かに自分の部屋に戻り、ベッドで横になった

『何しているんだか…』

3人も女が居るのにヤタラと静かだった
3人共に“まだ決まらないの?”とメールを送って、返信を待った
何分経っても返事は来ない

自分の部屋を出て、台所でコーヒーを作った

『俺の家で、なんで俺が遠慮しなくちゃいけない!腹が立つ!』

家に帰って小一時間経っても何の音沙汰も無かったので、居間の障子をバシッ!と音立てて開けた

「もういい加減にしない?頼むからさ…余所で長話してよ…」

『天然ちゃん』は普段着に戻って項垂れていた
『キャリアさん』は腕を組み怒っている様子だった
そして『オタク女』はただ泣いているだけだった

『やっぱり、田仲が仕切ってるんだな…ははは…』

「今日はワタシが柏谷さんを泊めるって亊になりましたけど…まだ、ケイコちゃんが結論を言ってくれないんです!」

「ふーん…ケイコ…結論が出ないのか?」

『オタク女』は頷いた

「ところで何の結論だ?今更とは思うけど俺と結婚する、しないか?」

『オタク女』は首を振った

「違うの…結婚はしたいよ…でも、どう責任を取れば良いのか判らないの…この先、どうすれば良いのか判らないの…」

「じゃあ…結論が出る迄家に帰ってくれ…俺には『別れてた時』なら何をしても良いっていうオマエの考えには同意出来ない…俺なら、もし次のコが出来たら、そのコの事しか考えないからな…前にも言ったよな?『再就職は無いぞ』って…オマエが勝手に『別れた』って言うならもうそれで『お終い』…コレから先は無いから考えなくて良いよ…それに…今じゃ田仲の方が余程一途だしな……それから柏谷…オマエの就職の手伝いはしない事に決めた…何でか判るか?…コレがダメならアレって言うチャレンジ精神は買ってやるが、自分のしたい様にするだけのヤツに俺のカケラが有る、あの店に…居て欲しくないからだ!俺はオマエのゆっくりだが、地道な努力を買ったから社員の話を部長に言った…でもオマエが俺に対して見せているアノ態度は何だ?俺をナメているのか?オマエの外見なんか大した意味が無いってコト、今日でハッキリ解ったろ?努力を忘れて、楽してチヤホヤされたい…そんな女になってしまったオマエには全く興味は無いっ!失せろっ!……って言うのが本音…それを聞いて今後どうするつもりか…だな…まぁ…ちょっと変わってるけど、所詮は痴話喧嘩だからなー…他の人間には言わないよ…好きにしろ…でも…俺も好きにさせてもらう…コレで良いかな?2人さん?」

「好きにさせてもらうって、どういうこと?別れるってコトなの?もう会わないってことなの?」

「さぁ?今はそんな気分でもあるけど、時間が経つとそーでないかも知れないね…俺がアキバに居たいと言ったオマエを残して来たのは、そこら辺を考えて欲しかったからなんだけどね…別れたくなければどうするか?オマエの答は見方を変えると『自分が直に動かず、俺の上司を巻き込んで自分のトコロに来させる』だったワケだけど…結局そう思いつく間は、自分が楽な方に…楽しい方に流されてたワケだ…まぁ…何で思い直したのか不思議だけどね…」

「それは…それは、柏谷さんと居ても、エッチをしても…楽しいけど…愛してくれてたと思うけど…ワタシを叱ってくれなかったの!皆、親切で、優しくて…でも…それは…『メイドさん』だから…アキバにしょっちゅう表れる『メイドさん』だから!付合ってって何人にも言われたりしたけど…『こんなの言われたコト無いなー』って、前のキモオタの自分を思い出したら…ワタシの為に叱ってくれたり、面倒見てくれたり、抱きしめてくれたり…キモかったワタシを無理矢理に救ってくれたのは、御主人さまだけなのっ!で、考え込んでたの…そしたら…開発課さんが…「アイツは嫌って離れたんじゃないよ」って…「勇気が足りないなら手伝うよ」って…で、マネージャーさんと店の皆が協力してくれて…」

「オマエはアホだな…見た目だけで、皆が協力してくれる筈がないだろ?オマエのコトが好きで手伝ってくれたんだろ?…柏谷も良く聞け…見た目だけで決まるなら!俺は田仲と付合っている!でも付合っていない!以上!」

「は?」
「へ?」
「見た目だけで悪かったわねっ!」

「なんかな…ダラダラ説明するのが疲れたんだよ…スマンね田仲さん…でも綺麗って言ってるんだから許してよ(笑)」

「で、今回も結局ケイコちゃんを許すワケね?柏谷さんも…まぁ…なんだかんだ言ってるワタシも許容してくれてるワケだしね…人の事にはムキになるクセにねぇ…じゃぁ…柏谷さんを連れて行きますよ?あーあ…呼ばれて喜んで来たのになー…ケイコちゃん、次は無いわよ?ワタシはアナタの事も好きだから無理矢理奪おうとは思わないけど、チャンスが合ったら即!奪っちゃうかもよ?(笑)ん?それだったら柏谷さんを焚き付ければ良いのよね?あらら…失敗だわ…(笑)…じゃぁ無駄話してても仕方ないから帰るけど…御褒美は期待しておきますよ?じゃぁね♪」

小さな『キャリアさん』が頭半分違う『天然ちゃん』を従えて帰って行った

俺も『オタク女』を車で家まで送った
運転しながら

「さっき田仲が『許すワケね?』とか言ってたけど…許す許さないは、結局行動次第だ…お互いに上手い事、折り合いを付けれない様なら一緒に居る意味は無い…と俺は思っている」

「折り合いを付けてくれなくても、ずっと側に居たい…と思っています」

「なんだ…言える様になったな(笑)少しは大人になったのかな?(笑)」

「いいえ…ワタシの気持ちは最初の時から変わっていません…本当に御主人さまが、他の人とどーにかなったとしても、側にいるつもりです」

「じゃぁオマエの目の前で田仲と柏谷をヤれば良かったな…(笑)嘘だよ…また泣かれたら面倒臭い(笑)」

「メール来た時そーなってるのかと思ってました(笑)でも全然違っててビックリしました」

「前にも言ったろ?俺は…」

「ケツケツ星人だ!ですよね?(笑)良かった…お尻が大きくて…えへっ…」

「おーーーーい…泣くな…泣いたら田仲のトコ行って3Pして来るぞ?」

「えっへっへぇ〜…良いですよぉ〜ソレ位…なんだったらワタシを入れて4Pでも!でも御主人さまが保ちませんよ?(笑)」

「オマエな…俺は2月の間にオマエと1回しかシテないんだぞ?3人相手に1日中しても足りないよっ!」

「じゃあ行きましょうか?カッシーとは最後になるかも知れないですけど…御主人さまの好きな様にして下さい」

「そんなコト言われて俺が「行こう!」って言わない事知ってるクセに…キモオタモードで話す方がフツーに話が出来て、俺には楽かもしれないね(笑)」

「ううん…違うんです…カッシーに見てもらいたかったんです…御主人さまとエッチしている時のワタシの幸せな顔…そうしたら、何か変わるんじゃないかと思って…カッシーは男を軽蔑しているんです…胸だけに近寄って来るって…でも、御主人さまは思い通りにならなくて…度胸が無いだけじゃ無いかって…違うってことを見せたかったんですけど…」

「その内アイツが恋焦がれる相手ができるよ…オマエだって2次元と妄想の世界にしか興味なかったんだろ?リアルの男なんかバカにしてたろ?…いつか巡り会えるだろ?そう思うよ」

「だって…カッシー嘘だって言うんだもん!毎日毎日5回も6回もするって言ったら…ぶーーーーーーっ!」

「あのな…どっちが本音だ?」

「だぁってぇ〜…ワタシも2月の間に1回なんですよぉ〜?それなのに…最後迄カッシーにイタズラされて…溜り捲りですっ!」

「俺は愛の無いセックスはしたくない!」

「だからホモ呼ばわりされるんですぅっ!マネージャーとデキテルって評判なんですよ?良いんですぅ?」

「今更構わん!昔っから開発課と弟子とデキテルって社内の評判だっ!アイツ等が結婚した時は、職場の女の子に微妙な顏して見られた経験がある!(笑)」

「自慢ですかっ!えーーーーーーんっ!御主人さまがホモを否定しない〜〜〜」

「田仲がウチの課に来るのを避けるお陰で、更に信憑性が高まっているって話だよ(笑)結婚も偽装じゃないかってさ〜♪」

「ダメ〜〜〜!そんなコト言わないで〜!」

「まっ!あくまで噂だ(笑)そら!着いたぞ!数日はちゃんと親孝行しろよ?」

「え〜〜〜〜〜っ?数日っていつ迄ですかぁ?」

「さてね?イイコにしてたらまた会えるさ♪暫くは奴隷らしく我慢してろよ?キモオタちゃん♪」

「ぶーーーーーっ!知らないっ!」

「「ぶーーーーーっ!」じゃないだろ?初心に戻って「はい」だ」

「はい…」

「良いコにしてたら可愛がってやるさ♪判ったね?」

「はぃ」

「オマエの想いってのもワカラン訳じゃないけど…やっとオマエが地元に戻って来た事だし…全てを最初から始め直そう」

「はい!」

「じゃあね…オヤスミ…」

「オヤスミなさい…御主人さま…」

キスを交し、玄関迄送り、晩御飯のお礼を言って帰った
『オタク女』と3度目の始まりとなった





『オタク女』を家に送った後になって、無性にシタくなった

『また呼び出すのも何だしな…あー…でもヤリてー…でも数日会わないって言ったしなぁ〜』

かといって『キャリアさん』のマンションに行く事だけは避けた

『ケイコを襲った時もこんな感じで欲求不満だったのかな?でも…今なら、又あんなコトをしてしまいそうだねぇ…ムズムズする…』

そんな事を思いつつも、実行する事は無かった
真直ぐ家に帰り、パソコンを立ち上げ画像サイトの巡回をしてみた
明らかにスレ違いのコスプレのコが晒し上げられて、コキ下ろされていた

『言う程ブサイクでも無いのにねぇ〜…ってか『抜けるぞ』…と…』
コメントを書き込み、ついでにその手のサイトを回って見た

『結構カワイイコもいるもんだね〜…今度行く時にはチェックしてみるかー…ん?待てよ…オタなんだから古本屋に何人か居るかもな(笑)覗いてみるか?写真より実物の方がイイだろ?(笑)』

そんな訳で早速覗きに行ったが、時間が遅かった性か殆どヤローばっかりだった
ガッカリしながらも、面白そうなジャケットのマンガを見つけ、ついでに18禁の『メイドさん』のDVDも買ってみた

家に帰り、ハズレクジを眺め終わり虚しい気持ちで早々に寝ようとしたら、弟子から電話が有り『呑み』に誘われた
行ってみると、弟子の他に『勇者』と『しっかり屋さん』、それに部長が来ていた

「あらら…もう面接ですか?(笑)柏谷は?呼んで無いの?」

「あはは…面接じゃないんですけどね(笑)まぁ狩山さんは、ほぼ決まりですよ♪社員どころか女性初の店長候補ですから」

「やるねー狩山〜…俺なんか3年も社員してやっとこさだったのになー…おめでとう!」

「それは、口と行動が災いしてたんですよ…エリアマネージャーよりエラそうな社員は他に見た事ありませんもん(笑)それも伝説ですけど、狩山さんも伝説になりそうですね(笑)」

「そんで、部長…お互いに異動ですけど…任期中はさんざ、迷惑掛けまして…」

「ん?まぁ前任から話は聞いてたしな(笑)でも、面白かったぞ(笑)ただ、物事の順序ってのを教えてやれなかったのは残念で仕方がないけどな…でもな、総務部はそーはイカンからな…アソコはキッチリとした縦社会になっている…いきなり課長補佐で行くんだから、社内での礼儀もソコソコ勉強しておいた方が身の為だぞ?(笑)」

「でも、何で俺が管理課なんすかね?ってか、引き継ぎしてませんし…俺の後任って居ないんみたいなんですけど?」

「まあ、それを言ったら私の後任もそうさ(笑)イキナリ余所の会社から入って来て『部長でござい』だからなー…でな…『メイド喫茶』の方はネット事業部与りになるぞ(笑)当分はイメージ店として扱われる様だよ」

「ネット喫茶の方はどーなんです?素人ばっかじゃ困るんじゃないですか?」

「ネット喫茶の方は、只今頓挫中だよ…今は動画配信のサーバーの立ち上げで大わらわだしな」

「で、僕にも声が掛かった…って事です♪映画や芸能、アニオタも必要って事でね♪映画は専門外ですけどね〜(笑)」

「なるほどねー…デートしに来てたんじゃないんだぁ〜…感心感心…」

「あはっ!キビシーっすね〜…でも、×××さんと出合った頃ならそーだったかもっすね(笑)でもね…本当にイロンナ意味で感謝してますよ」

「それにしては…最近遊んでくれないじゃんすか?嫌われてるかと思ったよ…まじで…」

「いや…その…何ぶんね…例の件が有りましたから…あははは…」

「え?例の件って何ですか?」

「狩山…スマン…実は彼を寝ぼけて襲いそうになったんだ…でも、唇だけで、未遂だから許せ!」

「ええええぇぇぇっ!マジですかぁっ?うわっ!ホモ説は本当だったんですねっ!」

「違います!僕は言ってませんっ!開発課の…」

「まぁまぁ…ケイコくんと結婚するんだから…オマエもそんなに睨むな…管理課で地道に腰饐えて、落ち着く事を覚えて来いよ(笑)」

『勇者』と『しっかり屋さん』に鉾先を向け、長々とからかって遊んだ

「で、柏谷の亊なんですけど…大丈夫なんですかね?」

酔いの回った部長に、思いきって聞いた

「ん?柏谷くんかぁ…んーーー…暫く喫茶部の店員として社員のキャリアを積んでもらう事になりそうだね…言っちゃあ悪いが、アルバイトリーダーのコにまだまだマシなコは一杯居るからね…自覚と責任を養って貰わないとな…『メイド喫茶』の方は十分上手く回る様になっているし、そこに社員2人ってのは難しいからなぁ…」

「そーですね…」

「まっ!悪い様にはしないよ!本人の希望も聞くさ」

「すみません…宜しくお願いします…」

弟子は「一緒に寝よう」との俺の誘いを無下にし、仲良しカップルも早々と自分達のホテルに戻って行った
部長と俺は駅迄ブラブラ歩きながら色々な話をした

「まぁ…何にしろキミの人生だ、キミが決めてキミのペースで進めば良い…でもな…タマには立ち止まってグルリと周りを見てみろ…管理課の仕事がキミの気性に向いているとは思えないが、重要な職場である事に変わりは無い…私もな…営業部部長から、店鋪事業部部長になった時はハッキリと『左遷か?』と思ったよ…でもな…今では『栄転』だったと思っている…元部下のゼネラルマネージャーよりオマエとゴタゴタやれて楽しかったよ(笑)まぁ…また部長のままで部署転換だけどな(笑)同じ社内なんだから、タマには顔を見せに来いよ!後、日取りの報告も忘れるなよ?カミさんも着物新調して待ってるんだからな!(笑)じゃあな…お疲れさん」

『入社以来、部署の名前が変わっただけで、ずっと居た『喫茶部』に別れを告げるんだな…』

そう思うと涙が滲んできた
繁華街を歩いて帰っていると後ろから呼び止められた
振り向いて見ると『キャリアさん』だった

「珍しいですね?お酒殆ど呑まないのに」

「ん?ああ…身内の送別会かな?部長とかと呑んでたよ…キミは?」

「ウチは課内の送別会♪まぁ…変な噂のお陰でワタシの昇進は無くなったけど、課長の移動は変わらないからね〜…で、もうお開き?」

「ん?あぁ…営業部とは違って休みは変則だからね…ってか柏谷は?置いて来たのか?」

「え?あぁっ(笑)ワタシの部屋に居るわよ…外に出ても知らないトコばっかりだもん…ジッとしてるわよ(笑)でもまぁ心配なんで帰るところ…寄って行く?」

昼間に『オタク女』の話した事が理解出来ていない自分と、虚無感と人恋しさにつられ俺が快諾すると、『キャリアさん』は意外そうな顔をした

『キャリアさん』の部屋に着くと、柏谷は退屈したのか奥の部屋で熟睡して居た
酒を呑んで動きの緩い体をベッドにもたれ、足を伸ばして座った
横に座った『キャリアさん』に進められるまま、水割りを呑み『キャリアさん』達が帰った後の事を話した

「どう思う?俺には真意が見えないんだけどな…」

「ワタシに判るワケ無いでしょ?ケイコちゃんが柏谷さんのコトどー思ってるのか判らないもの…ワタシの時には勘違いして、メグさんならっ!って話だったけど…今回は柏谷さんをどうにかしたいワケでしょ?フツーならアナタの態度で『繋がり』ってのを理解できる筈なんだけど…ワタシはレズじゃないし…その当りは理解できないわ…」

「んー…でも柏谷はレズとは違うと思うんだけどな…タマタマ好きになったのがケイコだった…それだけの様な気がする…好きの度合いは2人の暮しを見ていないから全く判らんけどね…」

「で、どう致しますの?」

「まぁ…柏谷は向こうに戻るだろうからね…そのまま熱が冷めるのを待つ…かなぁ?在り来たりだけどね…」

「でも、柏谷さんがこっちに来ちゃうかもよ?」

「まぁなー…でも、それでケイコが引っ付いたら俺はそれに付合うつもりは無い…また1人に戻るさ…」

「で、ワタシと引っ付くと!良いかもね〜♪」

「いや…多分それも無いな…」

「え?何で?」

「俺とキミじゃあお互いに釣り合わんだろ?それに俺がコンタクトにして、普段着だったら萌え無いだろ?(笑)」

「そんなコトは無いですよ?本質は知ってるし…一途で、お料理上手で、話を良く聞いてくれる旦那様ですもの〜♪理想的な家庭が築けるわよ♪ちょっと趣味がオタっぽいけどね(笑)」

「そんなもんかね?」

「そんなもんです」

『キャリアさん』が横に座って来て、俺の肩を枕にした

「ね?ワタシが先きだったら、どーなってたかな?」

「ん?さーなー…アイツと一緒じゃなかったらイベント見に行ってないしな…そー言えばまだイベント行ってたりすんの?」

「近場で大きいヤツはね…でも、高校生の頃みたいに無条件で楽しいって事は無いわ…大学行ってる内に知り合いは卒業しちゃったし、こっちは就職してから来たトコロだから…あんまり親しい人も居ないから…」

「成る程ねー…年齢層若いもんなー…」

「どうせ高いわよ!(笑)でね…就職してスグ位に課長が「飯奢ってやる!」って言って…気が着いたらハマってて…で、奥さんにバレて…その繰り返しかなー…変な噂のお陰で、誰も「飯奢ってやる!」って言わなくなっちゃったわよ(笑)今度キッチリ「飯奢ってやる!」って言って奢ってね…」

「会社の金ならな!(笑)」

「管理課さんの言う事じゃないわね(笑)ラーメンでも良いから奢ってね…」

「ん…」

「でも本当にラーメンだけは嫌だからね!」

「ぷっ!(笑)何だそりゃ?」

「女ってそーゆーモンなのよ…だからケイコちゃんも多分そー…ワタシ達とシテ欲しいの裏返し…して欲しくないのが本音…言ってる言葉や態度がどーあれ…ね…」

「ややこしいな…」

「だって『女の子』ですもの♪(笑)」

「んで、『女の子』の田仲さんはどーするの?俺達が結婚するのを見届けて、それから考えるのかい?」

「んーーーーー…最初は意地でも別れさせてやるっ!って思ってたけど…1人で帰って来たアナタを見た時はね…ちょっと胸が痛んだの…キュンッ!ってね…」

「キュンッ!か…自覚は無かったけど、酷かったのかね?」

「それなりに…ね(笑)で、慰めてあげようと思ったのに、バリヤーだけはしっかり張っちゃって…」

一度立ち上がり伸びをして『キャリアさん』ベッドに仰向けに横になった

「そー言えば『元彼』は、今度は上手く行ってるみたいだぞ?」

『キャリアさん』はベッドの端に両腕を組み顔を載せ俺を眺めた

「あら?そう…良かったわ…彼はすっごく良い人だったから、本当に嬉しいわ…でもね…片方が尽くしてくれるダケじゃバランスが取れないのよね…どうしてもワタシがスグに増長しちゃうから…アナタの方はどうなの?最初の頃のパワーバランスとはかなり違う気がするけど?」

「まぁ…慣れて来ると他も見えて来るってもんさ…アイツの場合はまだまだ視野が狭いけどね…」

「要するに寂しいのか…な?」

「んーーー…ぶっちゃけて言えば、俺の方がそんなにアイツに魅力を感じなくなったのかも知れない…そんな自分が寂しい…だな…」

「どーしてよ?」

「俺も慣れちゃったのかもな…(笑)」

「ワタシにも慣れちゃったかしら?」

「迫られるのには慣れた(笑)」

「倦怠期なのかしらね?それともマリッジブルー?」

「さてなー…今日は2人で久し振りに一緒に居ても立たなかった(笑)」

「まー珍しい!今は?今は?」

「ん?反応無しだろ?どれ?…うん…無しだ(笑)」

「そんなコト無いでしょ?こんなに良い女が側に居るのに!」

『キャリアさん』が身を乗り出す

「話のネタがネタだけに仕方ないだろ?(笑)」

「いいえ!セクハラ発言ですよ!ちょっと見せて!」

『キャリアさん』がベッドに飛び乗り俺の股間を覗き込む

「良くわかんないわね…」

『キャリアさん』はそのまま体を横に、俺の腹の上に頭を横向きに載せ、顔を股間に近付けた
流石に股間は反応する

「立ってないのかしら?まだ良くわかんないわ…」

『キャリアさん』が、手で優しく撫で、硬くなったモノを確認する

「わざとらしいなー!立ってるよ!立ちましたっ!これ以上落ち込ませんでくれよ…」

「ダメ…そんなのはアナタじゃないわ…言わないと約束するわ…だから自由にさせてよ…」

『キャリアさん』がベルトを緩め、ズボンとパンツを下ろし、舌で硬くなったモノを舐め始めた
ゆっくりと、ゆっくりと…
俺のモノは意志とは関係なく、ピクピクと『キャリアさん』のフェラに素直に反応した

「随分と溜ってます?…すっごくピクピクしてますよ?今にも出そう…」

「ああ…2ヶ月はしてないからな…」

「ふふ…ワタシがお相手したのに…」

「オマエは奴隷をクビにしたろ?」

「んふ〜♪今はどっちが主導権握ってるんでしょうね?」

「ははは…確かに…俺らしく無いよな…わかったよ…今日は俺の負け…ちょっとトイレ行くから放してくれないかな?」

『キャリアさん』が手を放し、体が離れた
俺はトイレを通り過ぎそのまま玄関に行き外に出た
『キャリアさん』が追い掛けて来たが「ありがとう」と一言言ってキスをし家に帰った 





すっきりしない気分のまま『しっかり屋さん』と『天然ちゃん』の面接に付合う事になった
面接中『天然ちゃん』は俺の顔を見ようとしなかった

面接が終わった後に、駅まで皆を送った
『天然ちゃん』が泣き出し、俺にしがみついて来た

「ゴメンナサイ…」

「おい…皆がオカシナ顔で見てるぞ?オマエも、バイトじゃなくなるんだろ?しっかり頑張れよっ!弟子2号!」

「はぃ…1号に負けない様に頑張ります…」

「じゃあな…」

「はぃ…」

『天然ちゃん』は何度も振り返りながら『しっかり屋さん』に連れられ帰っていった
“柏谷が帰ったぞ”と 『オタク女』にメールした
会社に戻り『キャリアさん』を探したが、営業に出ている様で社内には居なかった

『『ゴメンナサイ』ね…ん〜〜〜〜?どれのことだか…まぁ良いか変な事じゃないし…』

『オタク女』から返事も無く、俺の『店鋪事業部』としての仕事は終わった
席を片付け、私物を箱に入れ、箱を持ったまま階層違いの総務部に上がり、自分の新しい席を探した

総務部は土日が休みの様で、月末だというのに殆ど誰も居なかった
極わずかな人間だったので、全員に挨拶して回った
階下に戻ると、同じ課の奴等が全員並んで待っていてくれた

「お疲れ様でしたっ!」

「おいおい…俺が余所に行くってのに嬉しそうだな〜…ニコニコしやがって!一番嬉しそうなのはゼネマネっすかね?(笑)」

「おいおい…人聞き悪いな…一応紹介しておくぞ…新部長だ…○○○○○からウチに来られた△△△△さんだ」

『何だ…いつもなら睨むダケのクセに…お偉いさんが居たら調子が良いな…』

「△△△△部長初めまして!カラオケの時には良くお名前聞きましたよ…でもね…良く料金が高いって言われてますけど、採算とれてますからウチのカラオケまでドリンクバーにしないで下さいよ?ウチにはウチのヤリ方が合っているんで…」

「あははは…噂に違わないねー…キミにはもっと居て欲しかったんだけどね…まぁ気を付けるよ♪今度呑みに行こう!じっくり話が聞きたいからね」

「いえ!私も専門外の部署に異動ですので、時間がありますかどうか?なんでしたら、今晩みっちりとお話しますよ(笑)」

「ん!楽しみにしているよ」

課内の皆が緊張し不安そうな顔で俺を見ていた
俺はニッコリと笑い「さぁっ!部長のネット事業部転任祝いだっ!余所の課に部長を取られるなっ!急ぐぞ!」と怒鳴った

直営店の店長も呼び、ウチのカラオケ店で、他の課も入れ総勢50名余りのパーティーとなった
ドンチャン騒ぎの最中、新部長に近付き怒鳴った

「どうです?ドリンクバーだとこんな芸当出来ませんよ?作るからと言って遅い訳じゃ無い!お客さまは楽しむ事に集中出来る!これがウチのカラオケです!」

「うん!前の会社とは、またコンセプトが違う様だね?勉強させてもらうよ!」

2次会で俺の追い出し会をしてくれた同じ課の奴等に見送られダウンした俺は家に帰った

『あーあ…終わったな…来週から引き継ぎか…』

玄関に座り込み姑く項垂れていた
すると、俺の部屋の方から『オタク女』がメイド服を着て出て来た

「ん?何で居る?」

「今日は送別会だったんですよね?だからお世話しに来て待ってました」

「ワタシもね♪」

『キャリアさん』がグレープフルーツジュースを両手に台所からメイド服で現れた

「おいおい…俺だって1人で泣きたい夜もあるんだぞ?それが…パーだな…」

『オタク女』が上着、コートと鞄を持ち部屋に置いてくれた

「はい!飲んでくださいな♪」

『キャリアさん』がグレープフルーツジュースを差し出した
俺は一気にペットボトルを飲み干し、玄関に倒れ込んだ

「世話の焼ける御主人さまですね〜♪ケイちゃん居間まで運びましょう!」

「そうですね風邪ひいちゃいますもんね」

居間には3つ布団が敷かれ、部屋は暖かかった
何をするのもダルかった俺は寝てしまった

朝起きると、居間で1人寝て居た

『夢なワケ無いよな?布団掛かってるし…』

取り敢えずトイレに立ち、風呂に入り熱いシャワーを浴びた
少しは頭がハッキリして、昨日の事を思い返してみた

『何もシテないよな…多分…』

台所に行きコーヒーを入れ、ぼーっと飲んだ
居間に戻り、コタツを点けてぼーっとしていた
すると、玄関が開き、賑やかに話をしながら『オタク女』と『キャリアさん』が入って来た

「あら起きてました?残念ねー…おはようのキスしてあげようと思ったのに(笑)」

「あはようございます…御加減如何ですか?」

「ん〜?俺の方が オマエ等の事と、この現状を知りたい…手短かに…」

「あれ?覚えて無いんですか?昨日、居間まで運んだのに…」

「それは覚えてるよ…何で、昨日2人して、しかもメイド服着て、俺の家に居たのかって事よ…」

「ん?それはね…手短かにだっけ?…んーとね…ケイちゃんはツレないアナタの態度にもう好かれて居ないんじゃないか?と不安を感じ、ワタシはサセて貰えなかった後に優しくキスされて押さえ切れずに来た…ってとこかしら?」

「ふーーーん…それをお互いが知っているってのは、ちょっと異常な様な気もするね…んで、どーしたいワケなのかな?」

「ワタシは側に居たいんです…」

「ワタシはケイちゃん程じゃないとは思うけど、んーーー…結局はアナタの側に居たい…のかな?(笑)今は他に居ないしね(笑)」

「ふーーーーん…別に構わないけど、ツマンナイかもよ?」

「つまんなく無いですっ!一緒に居られればそれで良いんですっ!」

「だ、そうよ?ワタシは付録だと思ってて良いわよ?(笑)」

スッキリしない話をダラダラ続け、ふと昨日の事を思い出して2人に聞いてみた

「ケイコ、田仲…あのな…今日、柏谷に「ゴメンナサイ」って言われたけど何か聞いてるか?」

「ふふふ…教えて欲しい?教えたら優しくキスしてね♪」

「良いから教えろよ…」

「昨日ウチに寄ったでしょ?柏谷さん起きてたのよ(笑)で、一部始終見てたみたいね…で、御主人さまが帰った後、お話したのよ…でね、なんか納得して泣いてたの…バカだったって…で、ワタシが代わりにヨシヨシしておいてあげたわよ(笑)あ!アナタが部長に柏谷さんのコト宜しく頼むって言ってた事もね♪」

「あー?何で知ってたよ?おかしいだろ?」

「ずっと後ろに居たからに決まってるじゃ無い?(笑)声掛けようと思ってたらズルズルと話聞いてたのよ(笑)2人ともシンミリしてワタシが後ろに居るのに気付かないんだもの…」

「で、何で俺を『御主人さま』って今更呼ぶ?」

「昨日ねってか一昨日かな?…思ったの…自分の中でカタが着くまでアナタの側に居れば良いかなって…なんだかんだ言っても話し相手にはなってくれるしね…エッチなしでも良いかな〜?と思ってね(笑)通いのメイドになるけど、そんな訳でまた宜しくデス御主人さま」

「おい!ケイコ!どーにか言ってやれ!本当の自分の気持ちで!」

「ワタシはね…本当はいつも不安なんです…2人切りで居たら、いつか嫌われるんじゃないかって…現に昨日家を出るまでお父さんもお母さんも不安がって…長く会って無かったのにって…」

『まぁ…そりゃあ、そー思うかもな…』

「ワタシのコト嫌いになりました?メグさんは違うよって言ってくれますけど…御主人さまから聞いてないから…不安で…不安で…」

「それを言うなら何で、自分1人で来ない?2人居たら無理矢理追い出されるってコトが無いからか?田仲と俺がセックスしないの判っているからか?まだまだ他に依存している所が見えたから、暫く離れようと思って家に返したんだ…」

「依存?」

「そー…東京で、最初に田仲に依存して、次には柏谷だ…自信が無いからとか言いながらも、オマエのアキバ以降の行動は『自信が無い』者のすることじゃない…気持ちがハイになってんだなーと最初は思ってたけどな…まぁ自信を付けるってのは良い事なんだけどな…昔のコトはもう良いさ!肝心なのはこれから!地元に戻って来て、アキバで固めた地盤が無くなると不安で、また俺や田仲に頼ろうとする…それじゃあまたアキバの最初の頃に逆戻りだろ?じっくり考えてみろよ…これから先きのコトを…」

「はい…」

「イキナリ言われても答なんか出るはず無いでしょ?もう少し優しくしてあげなさいよ!」

「ほらな?…田仲さん…ひょっとしてキューピットしようとしてるだろ?自分が知っている前の通りにしたいって…責任感じる事は無いよ?こういう事も在ったね…って思える様に、ケイコが頑張れば、俺は素直に認めるよ(笑)なんだかんだ言ってるのは、嫌いだからじゃない…正面から相手しているからだよ…だから、心配するのは無視しだしてからにしてくれ(笑)ってか立ちっぱなしで寒いだろ?コタツに入らない?温まるよ?」

2人は買い物してきたモノを片付けに台所に行き
『オタク女』がミカンやら御菓子やらを嬉しそうに持って、『キャリアさん』はジュースやお茶を持ってメイド服に着替えて来た

「コタツで2人のメイドに囲まれるって、世界でアナタ1人かもよ?(笑)」

「ははは…かもな!本当のメイドとコタツに入る金持ちって居ないだろーしな(笑)メイド喫茶の冬限定バージョンで良いかもな♪(笑)でも家具調コタツとは言え、横並びに3人はキツイな…ケイコのケツがデカ過ぎるんだ♪」

「デカイケツが好きだって言ったじゃ無いですかーーー!」

「後、その口もな!(笑)」

「あらら…御馳走様…ワタシには何もナシ?」

「ん?田仲は……フツーに美人だからな…おちびちゃんでカワイイとしか言い様が無いな…後、酒癖悪過ぎる…くらいか…」

「貶されてない?ワタシにはそー聞こえる…」

「良いじゃん♪キャンキャン言って可愛いし♪」

「キャンキャン?…え?あっ!…やだ…急に…そんなコト…」

コタツの中で2人がモジモジし始めた

「ん?どうしたの?」

「あのね…コレ…」

「ワタシも…コレ…」

2人がそれぞれ色違いのリモコンを俺に渡した
それは貞操帯のバイブのリモコンだった
急に2人共シオらしくなり、俺を見つめる

俺は何故だか踏ん切りが付いた様な気がして、リモコンのスイッチを入れた

「んっ!んふっ!」
「あっ!あはっ!」

眉間にシワを寄せながらも2人の『メイド』達は、笑って俺に寄り掛かって来た

「噂に寄ると管理課は定時で帰れるらしいからなー…俺の身が保つか不安だな(笑)」

「んっ!んっ!んっ!…大丈夫よ…アナタの…シタいっ…時でっ!」
「あっ!あはっ!あはっ!嬉しいっ…のっ…こうやってっ!…いるっ…だけ…でもっ!あはっ!」

「その割に2人共俺の股間に手が伸びてるぞ?ん?」

「だって…相手してっ…くれなかった…し…いっ!いいっ!ソコっ!もっと触ってっ!お願いっ…しますぅっ!御主人っ!さまぁっ!」
「2ヶ月も…御主人…さまのっ…コト…想ってっ…オナニー…してたからっ!あっ!あはっ!もっとっ!押してっ…下さいっ!きっ…来そうっ!…あぁっ!…イイッ!」

布団を枕に横になり、2人の『メイド』が俺の股間を摩りながらズボンを慌てて脱がしていった
リモコンを強にしてやると『メイド』達は体を丸め、『オタク女』はケツを浮かしたまま小刻みに腰を震わせ、『キャリアさん』はカクカクと腰を前後させ、息を詰まらせイッた

スイッチを切ると、体をぐったりとさせながらも、俺のモノを撫で回していた
余韻が弱くなった頃にまたスイッチを入れ、モノを『メイド』達に舐めさせる
2人は亀頭、サオ、タマや、アナルを代る代る舐め、お互いのバイブを押し合っていた

1人づつに精液を飲ませ、貞操帯を外し、メイド服を着せたままで、代わり交代に性器とアナルを攻めてイカせてやった

俺が精液を出すと、1人はモノをしゃぶり、股間を綺麗に舐め、1人はキスをしたり俺の体を舐めたりした
それから夜まで、3人で抱き合い『キャリアさん』が帰った後は、『オタク女』と2人裸で抱き合い、体を温め合った

最良の手段ではなく、最低の手段と判って居たが、そうなってみないと判らない事も在る
自分勝手な解釈だ…と、自分でも判って居たが、2人の幸せそうな顔に、流されてみる事にしてみた





管理課に移り、右も左も判らない俺が、課長補佐という事で課内は何となく皆が違和感を露にしている気がした
俺は俺で、顔見知りは居らず『なんとも居心地が悪そうな職場だな…』と思えて仕方なかった
取り敢えず同じ課内の人間には挨拶を交し、課長に連れられ部長等の幹部の所や、余所の課にも挨拶して回った

補佐と言っても何も知らない俺は、2つ年下の前任者に概ねの事を聞きながら、最初の日を過ごした
大体の感触も掴めぬまま時期外れの『歓迎会』が金曜の夜に催され、その時にイロイロな課内の事情や余所の課とのパワーバランス等を聞いて回った

『まっ…仕事の内容が違うくらいで、人間関係はどこもイロイロあるもんだね…でも外に出ない分、細かい派閥とかあるんだなー…俺等は前社長派とバカ息子に媚びる派だけだったもんなぁー…でも、古巣も新部長で変わって行くんだろーな…』

課長の相手をし、夜遅くに家に帰り着いた
玄関を開けると『オタク女』が、いつもの様にメイド服姿で「お帰りなさいませ」と三つ指ついて待っていた

「あのな…そこまでする必要無いし…俺的にはパタパタパタ〜っと「お帰りなさぁ〜い♪」って奥から出て来る方が、可愛気が在って良いと思うんだけど…?ダメ?」

『オタク女』はニコニコ笑いながらも無言で、鞄とコートを奪い取り、俺の部屋に持って行った

「それとなー…普段着で、良いんだぞ?誰か一緒だったらどーするつもりだよ?」

「あ!それでしたら事前に連絡下されば、着替えておきますから♪」

「酔っぱらって正体ない時どーすんだよ?」

づかづかと、俺の部屋に入り服を着替える

「何かあっさりしたモノ食べられますか?」

「いや…良い…ってか本物のメイドじゃ無いんだから!フツーにしない?フツーに…」

「でも…」

「気持ちの整理が着くまでならって言ったけど…やっぱり馴染めないよ…なぁケイコ…これがメイドプレイってんなら許容もするけど…なんかねー…」

「でも…もう暫くは…こうさせて下さい…でないと、メグさんにヤキモチ妬いてしまいますから…」

「それはオマエが田仲を含めた時点で判ってた事じゃないのか?この手の事をいつも俺抜きで勝手に決めるから、収拾がつかなくなるんだぞ?」

「はい…判っています…でも、まだ自分1人で御主人さまの側に居させてもらえる自信がないんです…」

「あのなー…あーっ!もうっ!ココに座れ!」

『オタク女』をベッドに座らせるとそのまま押し倒しキスをした
頭を撫でながら、長い長いキスをした

『オタク女』の目を覗き込みながら

「オマエはこんな状況で今ココに居て、幸せなのか?」

「はぃ…」

「判った…じゃあその指輪を外せ…田仲と俺を共有している間はその指輪を着けるのは許さない…それは俺の未来の嫁さんに買ってやったモノだからな…ビーズの指輪でもしてろ…」

『オタク女』は泣きながら「はぃ…」と言い、嗚咽しながら指輪を外した
俺は『オタク女』から離れ、指輪を机の引き出しに入れ、台所にコーヒーを作りに行った

『俺もいい加減馬鹿だけど…なんて馬鹿なんだろうな…時間が解決してくれるとは思えないけどな…』

とぼとぼと、歩いてくる『オタク女』は痛々しかった
その状態にしているのは、自分だと言う事も判っていた
イライラが増したが、何とか『オタク女』に八つ当たりはしないで済み、風呂に入る事にした 

『オタク女』はメイド服を着たままで「お背中流します」と言っ風呂に入って来たがキッパリ断り『オタク女』を追い出し1人で入った

元気の無い『オタク女』は幽霊の様にしつこく家の中で纏わり付き、俺を閉口させた
俺は居間に行き、『オタク女』の服を漁った

「じゃあ命令だ!コレを履け!」

『オタク女』の家から親御さんが持って来た段ボールの中に、白いズボンが入っていた
俺と付合う以前の『オタク女』の服を着せ、化粧も落させた
それでも無駄毛が無くなり、下半身が痩せた分『オタク女』臭くは無かったが、前の『オタク女』を思い出せる範囲ではあった

鏡に連れて行き、自分の姿を見せる

「見ろよ…これが本来のオマエだ…メイド服を着ているのは、オマエの内面にある別のオマエだ…判るか?」

「はい」

「俺は最初プレイとしてオマエにメイド服を与えたに過ぎない…でも、オマエは俺の趣味だと思い、喜んで着ていて、終いにはメイド姿の自分を主人格と勘違いしている…でもな…それはオマエであってオマエじゃない…只のオマエの1部なんだ…だからもっと『イロンナ自分』を俺に見させてくれないか?田仲との約束なんか気にする事はないよ…アイツが願っているのは俺とのセックスじゃなくて、オマエの幸せだ…オマエが、自分みたいに本当に好きな相手が判らない様にならない事だけ願っているんだ…シタイだけなら毎日でも来るだろ?」

「そうですね…でもね…ワタシ…メグさんの事…お姉さんみたいに思ってるんです…綺麗で可愛くて、頭良くて、何でもワタシの話を聞いてくれて、直ぐにズバッて答をくれて…自分も弱いのに「任せなさい!」って…でね…カッシーはワタシの理想なの…スタイル良くって、ガンバリ屋さんで、皆にニコニコして…おっちょこちょいだけど、皆に好かれて…恋愛は少し歪んでるけど、彼氏出来たってメールあったし…あはっ…なんだか話逸れちゃいました…結局、本当の自分を全部出せてるのは、まだ、御主人さまとのエッチしている時だけなんです…でも、本能だけになっちゃってて…で、メグさんと一緒だったら上手い事自分をコントロール出来たのを思い出して…で、ワガママなお願いだけど…って言ったら「良いわよ」って、「でもチャンスが有ったら奪っちゃうかもよ?ワタシが×××さんのコトを、まだまだ好きだってのを忘れない様に気を付けなさいよ?」って…優しさに甘えてるって判っているんですけど…もう少しこのままで、お願いします…」

「そっか…判った…」

「それじゃあ3人で仲良くぅ♪」

「うわっ!田仲ドコから居た?いや!いつから居たっ!」

「ワタシがシタいだけなら毎日来るだろからっ♪毎日来て良いのね♪」

「あのな…そーゆー意味で言って無いってコト判ってるだろうが…」

「ダメよ〜…ワタシは他には猫ちゃんタイプで接してるけど、アナタに関してはワンちゃんタイプなんだから♪犬はヒトに付くのよん♪」

「あー!ワタシもワンコかも〜♪ワンワンッ♪」

『キャリアさん』が居るだけで急に明るくなる『オタク女』を見ていると納得せざるを得ない状況だった
俺は心の奥では『キャリアさん』に感謝した

「俺はネコが良いの!イヌミミよりネコミミが王道だろーがっ!」

「キャイ〜ン…恐い御主人さまでしゅね〜?ケイタソ♪」
「そーでしゅね〜メグしゃん♪きっと欲求不満なのでわ?」

「あらら…仕方ありましぇんね〜…宥めて差し上げましょう♪」
「そうでしゅね〜♪でわ!御主人さまっ!まいりましゅっ♪」

「こんな状況は変だろっ!ドコの世界に御主人さまを襲う奴隷が居るかっ!」

「んふ♪嬉しいクセにぃ♪」
「チ○ポ♪チ○ポ♪ごっ主人さまのっチ・○・ポ♪えへっ♪出た〜♪」

「あ!こらっ!覚えてろっ!今度は1人づつ犯してキャンキャン言わしてやるっ!」

「あら〜♪楽しみだワン♪」
「アンッアンッ♪」

俺は立たされたまま『キャリアさん』が前からモノをくわえ音を立てて啜り、『オタク女』は後ろからタマとアナルを同じく音を立てて舐めた
俺はあまりの気持ちの良さに足をガクガク震わせ、思わず声を出しスグにイッてしまった

『キャリアさん』は精液を飲み込むと、『オタク女』とキスを交し、横になった俺の足を広げ、股間をベロベロと2人で舐めた
俺のモノが再びカチカチになると、『キャリアさん』が先きにモノを体に入れ、『オタク女』は痩せたとは言えデカイケツを両手で広げ、俺に舐めて欲しそうに振って来た

俺はムチムチした太股を抱きかかえ、『オタク女』の股間を音を立てて大きく舐めてやった
『キャリアさん』は徐々に腰の振りを大きくしながら喘ぎ始めた

2人はキスをしながらお互いの胸を揉み合っていた
『キャリアさん』の腰の動きが激しくなりガクガクと震え出す、俺は『オタク女』のGスポットを刺激してやり、2人は粗同時にイッた

『オタク女』の潮吹きで濡れた顔と股間を『オタク女』が舐め、『キャリアさん』が『オタク女』の股間の汁を綺麗に舐め、俺が『キャリアさん』の股間を舐めてやった

次は『キャリアさん』が俺に舐めさせ、『オタク女』がモノを体に入れた
そして次は体位を変え、正常位で『キャリアさん』を突き、『オタク女』の股間を『キャリアさん』が舐めた
そして次は、正常位で『オタク女』を突き、『キャリアさん』の股間を『オタク女』が…

体位を代えながら、明るくなるまでシた

昼頃に目が覚め、3人で食事し、買い物に出かけた
俺が運転をし、後部座席に2人並んで座っていた

「おい!なんかオカシクないか?この配置だと俺が一番下っ端だぞ?」

「あら?運転手さんお気に召さなくて?」
「あ!ワタシが運転しますっ!これでも一応免許持ってるんですよ♪」

「いや…良い…保険の関係でキミはこの車を運転出来ないし…」

「え?ワタシ?ワタシは左ハンドルしか運転した事ないから…」

試しに乗り換え、『キャリアさん』が運転席で、『オタク女』が助手席、そして俺が後部座席…

『何か寂しいな…』

『キャリアさん』の運転はかなり左寄りになり、ウインカーとワイパーを良く間違えた

「判った!判りましたっ!運転させて戴きますっ!」

『キャリアさん』は縁石に乗り上げて車を止め、イソイソと後部座席の俺と入れ代わった
『オタク女』はドアが開けれず、助手席に乗ったままになった

異音がしなかったので、擦ったり打ったりはしてないが、少々心配だったがそのまま走り出した
隣に座った『オタク女』と、後部座席から子供みたいに身を乗り出している『キャリアさん』のカジュアルな私服姿は新鮮に見えた

折角なので?リモコンのスイッチを入れ着く間中2人に悶えて頂いた
俺の車は、今時珍しくスモークを貼っていないので外から丸見えだ
信号待ちの度に『強』にしてやったが、2人は鼻息を荒らくし、吐息を漏らしながらも、我慢してじっと固まっていた

ジャ○コの屋上駐車場の空いている端っこに車を止めた

「お〜い!俺はちょっと車を見るから、2人共今の内にイッとけよ?」

バイブを『強』に入れ、外に出て車の下回りとかも覗いて見た
傷は入って居ない様で安心した
外から2人を見ると、『キャリアさん』は貞操帯のバイブの部分を手で押さえ付け、腰を前後に振り、『オタク女』は両手で股間を押さえ付け小さな円を書く様に腰を回していた

俺はドアを開けると、ニヤニヤしながらスイッチを切ってやった

「ああっ!もうっ…少し…だったのに…」
「ワタシも…あと…ちょっと…で…」

「はいは〜い♪さっさと買い物しようぜ〜♪」

2人共少しふらつきながら、車からノロノロと出て来た

「ほらっ!行くよ〜」

俺は振り返りながら先きに行き、入り口で待った

「ほらー…寒いんだから…早くしろよぉー!」

少し早足で来そうになった時にスイッチを入れた
2人は固まってしゃがみ込んだ

俺は2人に近付き2人を覗き込んで

「ん?ココでイクか?皆見てるぞ?」

『オタク女』は眉間にシワを寄せ切なそうな顔をし、『キャリアさん』は目を半ば閉じ、甘える様なエロい顔をしていた
そのまま、車椅子用のトイレに連れて行き、バイブを『強』にして取り敢えずイカセてやった
余韻が残っている間に、2人に昨日の様にしゃぶらせ俺も早々とイッた

買い物済ませる間に、何度もスイッチを入れたりしていた性か、車に乗ると『キャリアさん』はバイブをせがみ、『オタク女』は俺の股間をくわえようとした

流石に土曜日の昼間にジャ○コの駐車場では出来ないので、港にドライブした
周りに車は殆ど無く、『オタク女』は俺の股間をくわえてバイブを押し当て、『キャリアさん』は後ろから俺にキスしながらケツを前後に振ってイッた

2人共ぐったりと椅子に体をあずけていたが、俺はまだイケてなかった
シートを下げ 、小さい『キャリアさん』を前の席に呼び、俺の膝の上に跨がらせ、中にモノを入れ突き上げてイキ易い『キャリアさん』を2度イカせ精液を中に出した

そして、『キャリアさん』を再び後ろに運び、『キャリアさん』の股間から出て来る精液を椅子をリクライニングさせて『オタク女』に舐めさせた
そして俺は『オタク女』のデカイケツを抱え、後ろから突き『オタク女』が2度目にイク時に俺も一緒にイッた

今度は『キャリアさん』が『オタク女』の股間の汁と精液を綺麗に舐め、『オタク女』は俺の股間を綺麗に舐めた

家に帰る途中『キャリアさん』が、後ろから身を乗り出してこう言った…

「言っとくけど、ワタシは今日は『安全日』じゃないわよ?デキテたら責任取って貰うからね〜♪まっ!大丈夫だとは思うけどね〜♪」

俺は笑顔を引きつらせながら、運転して家に帰った 





家に帰ってコタツに入り込み「明日は何処か行く?」という話になって始めて、俺は週休2日という今の自分の状況に気が付いた
休める時に休むといった生活に慣れていた俺は、毎週連休というだけで時間を持て余すんじゃないかと感じてしまった

『1人の時なら、プラモ屋行って、本屋行って、ガンプラでも集中して作ってたんだろーなー…』
としみじみ思った

「どっか行くってもなー…思いつかないなー…田仲が行きそうな所とかサッパリ判らん(笑)」

「大概はウインドーショッピングとか、映画とかランチとかかしらねー…たまにイベントも行くけど(笑)」

「ワタシは、本屋さん位かなー…そう言えば、ちょっと離れてますけど、イベント有りますよ♪」

「へ?月末だろ?ワン○ェスは…違ったっけ?」

「確か、オールジャンルよね?」
「そそそっ!行きます?ワタシ久々に行ってみたいですっ♪」

「ってもな…それだったら俺は電気街でブラブラの方が収穫があるからなー…」

「そーねー…クリスマスのイベントも行かずに、独りボッチで映画見てたし…来週のバレンタインイベントには行きたいけど…オールジャンルのアレはね…ワタシも収穫無いし…ケイちゃんの好きなサークルさんも来て無いでしょ?来週にしない?」

「んーーー…じゃあ明日は電気街で我慢します…」
「でも男向けばっかりなのよねー…雑居ビルにポツポツ位だもの…でも、まぁウォーキングって思えば良いか」

「散歩?はっはっはっ!言っておくけど、俺の移動スピードは早いよ?海○堂行って、ボー○ス行って、ぽ○行ったかと思ったら、道渡ってガシャポン屋に行って…また道渡ってソフ○ップ入ったかと思ったら裏通りのGショップやイエ○ブとか…(笑)」

「それはそれで、立派なオタクだわね…」

「しがないサラリーマンの息抜きだっ!俺って繊細だろ?会社でも、家でもストレスが溜って、大変なんだよ…うんうん…」

「精液は溜めさせないけどね♪ストレスも精液と一緒に出してしまえば良いのに…幸せになれるわよ?(笑)」
「ワタシ達ばっかりイカセるのが悪いんですよ〜…ちゃんと御奉仕させてくれないから〜…」

「そんなにドバドバ出るかっ!種馬じゃあるまいしっ!」

「中出ししたくせにぃ…2人共妊娠させるつもりなの?」
「ワタシは安全日だから大丈夫ですっ♪」

『キャリアさん』は『オタク女』に向いてこう言った

「ケイちゃん…じゃあワタシだけ妊娠したらどうするの?ワタシは堕ろすのは絶対嫌よ?」

『オタク女』の笑顔は固まり、素に戻ったが、気を取り直しニコニコしながら言った

「いいんです…メグさんに子供が出来たら、私は身を退きますから(笑)」

「じゃあ、アナタにも子供が出来たら?って言うかもう出来てたら?可能性が無いとは言えないわよ?」

「…えっと…えっと…」

「ね?困るでしょ?だから今後は安全日以外『中出し』禁止!今日のは多分大丈夫な筈だから気にしなくて良いわよ(笑)」

俺は困り果てた顔をした『オタク女』の頭を撫で、引き寄せ抱きかかえてやった

「そーゆー問題でも無いんだけどね…まぁ…俺も気を付けるよ……じゃあ今日は安全日のケイコに出しまくるかっ!(笑)」

抱きかかえたままの『オタク女』と仰向けに倒れ、覆い被さった

「あー狡いっ!ケイちゃんだけっ!」
「えへへへぇ♪」

『キャリアさん』は俺の背中に飛び乗り、引き離そうとしがみついたが、そのまま無視して『オタク女』とキスを交していると、一旦離れてコタツをずらし、俺のズボンの前を開け、モノをしごき始めた
そして『オタク女』のパンティを脱がしローターを押し当てていた
『オタク女』はキスをしながら鼻息を荒くし始め、吐息を漏らした
やがて俺にしがみつく力が強くなり、俺は『オタク女』の体に割って入りゆっくりと突き始めた

『キャリアさん』さえ居なければ、フツーのエッチだが、『キャリアさん』は俺のズボンを下ろし、アナルとタマを舐め、『オタク女』のデカイケツを揉み、そしてローターを自分の股間に持って行きオナニーをし始め


『器用だなー…』

俺が突くスピードを上げると、流石に舐めにくくなったのか、『オタク女』の隣に寝そべり、俺と『オタク女』にキスを代る代るしてきた
『キャリアさん』の小さな体は『オタク女』と俺の腕に抱き締められ、『キャリアさん』の両腕は俺達の頭を抱え込み、3人で1つの固まりになった

小1時間シテ、『オタク女』の中に出すと、『キャリアさん』は『オタク女』の股間から精液を吸い出し、『オタク女』は俺のモノを綺麗にしてまた立たせた

『キャリアさん』の好きな後ろから突き上げ、『オタク女』は下で『キャリアさん』とキスをしながら『キャリアさん』のクリトリスを刺激していた

あっと言う間に『キャリアさん』は激しくイき、ぐったりとなった『キャリアさん』を仰向けにして腰を持ち上げGスポットを突き上げ再びイカセた
『キャリアさん』が余韻に浸っている間に、『オタク女』にケツを突き出させ、汁まみれの股間に深々とモノを入れ、ムチムチの太股とデカイケツにモノを包み込ませ、『オタク女』の中を掻き回し一緒にイった

つくづく相性は『オタク女』の方が良いなと思いながらも、『キャリアさん』も引き寄せ体を密着し温めあい、いつの間にか寝込んでいた

目が覚めると『キャリアさん』と2人で寝ていた
どうやら『オタク女』は晩御飯の支度をしているようだった

胸の上に頭をちょこんと載せて寝ている『キャリアさん』は可愛く、思わずキスをオデコにしてしまった
『キャリアさん』は薄く目を開け、ニッコリ笑うと口にキスをして、ゆっくりと抱き付き、足を絡めて来た
そして、モノを触り、硬くなったのを確認すると俺の上に乗り、モノを自分の中へと入れた
俺のモノを味わうかの様に腰をゆっくりと、大きく前後させ喘ぎ始める

「ね…ケイちゃんばっかりで出さないで、ワタシでも出して…」

腰をクネらせながらフェラの様に亀頭を刺激し、また深く飲み込ませたりした
俺は身を起こし『キャリアさん』を持ち上げ、深々とモノを突っ込んで突き上げた
『キャリアさん』が2度目にイった時に出掛かったモノを『キャリアさん』の弛んだ口に入れ精液をタップリと放出した

『キャリアさん』はニッコリと飲み込み、俺の股間を味わう様に綺麗に舐め上げた
『キャリアさん』が俺の太股を枕にしていると『オタク女』が食事を運んで来てコタツに並べた
俺達は服を着て『オタク女』の作ってくれた晩御飯をおいしく戴いた

食後、気が退けた俺は食器を洗いに台所に行き、コーヒーを飲みながら洗った

『なんか3P三昧だけど…これであの2人は本当に良いのかね〜…』

男としては羨ましがられる贅沢な悩みの様だが、いつまでも続けれるものでも無い事は判っている
俺の中での愛情のバランスはハナからとれていないからだ

『キャリアさん』は判っていて、問題提起をしてくれた…と思っている
でも『キャリアさん』自身もまだ心の中に何かしら残っている所があるのだろう
『オタク女』は、先程の膝枕されていた『キャリアさん』を見て良い気分はしていなかったと思う
俺は俺で、『自分に決定権が本当はある』と言う事を知りながら、『オタク女』を追い込まない為と言い逃れを持ち、『キャリアさん』を含めた関係の居心地の良さに逃げていた 
そしてソレは、何かしら『事件』が起きない限り、この関係は続くのだろうな…と思えて仕方なかった

コーヒーを作り直し、トイレに入り悶々と考え込んだ
でも、そんな簡単に結論が出る筈も無かった





その夜は楽しくはしゃいだりしたが、セックスには至らず、3人で居間に川の字で寝た
悲しい習性の為か、朝早く起きてしまった俺は、目覚めのコーヒーを飲みながら、毎朝の習慣になっているメールチェックを済まし服を着替えた
暫くすると『オタク女』が起きて来て、眠そうな目を必死に開けながら「おはようございます」と言って顔を洗いに行った
体を前のめりにして洗顔している『オタク女』の後ろ姿を眺めていると、股間が催促する様に元気になり、後ろから胸を掴み、パジャマのズボンとパンティを引き降ろし、まだ濡れていない『オタク女』の股間にモノを押し入れた
『オタク女』は慌てて顔を拭き、後ろを振り向きキスをしようとする
俺はキスをさせず、『オタク女』の両手を洗面台に着かせ、後ろから胸を揉みしだきながら突いた
初めは痛かったのか腰を前に逃がしていたが、濡れて来ると徐々にモノを求める様に突き出して来た

「んふっ!んふっ!んふっ!イイッですっ!あはっ!あはっ!あはっ!…」

朝1番は俺の方が早くイキ、『オタク女』はまだ途中だった
繋がったまま俺の部屋のベッドに行き、『オタク女』とそのままヤリ続けた
中で2度出した時に『オタク女』もイキ、精液と汁にまみれた俺の股間を舐めさせ、『オタク女』の股間から出て来た混ざりあった汁を拭いソレも舐めさせた
その後、風呂場でキスをしあい『オタク女』の股間をモノを突込みながらシャワーで洗い流した
お風呂から出ても、湯気を上げる『オタク女』のムッチリとした下半身に俺のモノは反応し続け、結局またベッドで抱き合った

暫く、ヒーロータイムを見ながらウトウトして起き上がり、『キャリアさん』を2人で起こしに行った

「えー…まだ9時前じゃない…もう起きたのー?」

「7時にはとっくに起きてるよ(笑)アキバでもそうだったろ?クセだよクセ(笑)昨日の晩は飲んで無いんだから起きれるだろ?さあ起きた!起きた!(笑)」

「3時位迄DVD見てたじゃ無いよぉ〜…ねっむ〜〜〜〜…」

日曜日の電気街に車で行くのは面倒なので、電車に乗り後は歩いた
ボー○クスや海○堂は知っていたが、入った事が無かった様で、2人共物珍しさと素体にひたすら萌え『オタク女』も『キャリアさん』もSDを買って御満悦の様だった

2人が素体選びをしている間に、あっと言う間に昼になり、近場を探して見るとどうやら地元でも『メイド喫茶』がオープンしたようで、覗いてみる事にした

『余所に先を越されたか…』

とは言え、素人らしさが特色なのかと思える程、手際の悪さが目立ち『オタク女』がそわそわしながら見ていたのには笑えた

「な?良い勉強になるだろ?後、大事なのは自分に置き換えて考えるってコトと、この店の良い点を探すってコトだよ…ほら…あのコ…焦って無いだろ?焦ったら行動が荒くなるけど、あのコはキチンと周りを見てペースを守って配膳している…逆にあのコは一見早そうで、テキパキしているようだけど、目をよくみてごらん…自分の目標しか見れていない…ってコトはいつかトラブルを起こす、俺が選ぶならオットリしている様に見えるコの方だな♪早く動くのは慣れれば出来るけど、周りに気を配るのは資質だからな…後、挨拶のトーンと早さ…しかし…コレ位でパニクっていたらこの店ヤバイな(笑)」

「やっぱり喫茶が好きなのねぇー…いっそ自分で始めたら?(笑)」

「いつかはね…今は資金無ーし(笑)」

「ね!ね!幾ら位掛かるの?」

「んーーー…この店でも什器だけで300万は掛かってるだろ?後、人件費と家賃だなー…格安で済ませたけど、確かウチの会社のは始めるのに軽く1000万位掛かってないか?」

「え?何にそんなに掛かってんの?」

「格安とはいえ敷金が家賃6ヶ月分だろ…内装工事はお手製でも200万、オマエ等がパンとか焼いてるオーブンみたいなのあるだろ?あれは買取りだから80万、サーバーや製氷機や冷蔵庫はリースとは言え新品だから…」

「オーブンが80万もするの?」

「コンベクションって名前だけどね…温まっていたら15秒程でパンが焼けるだろ?業務用はそんなもんだよ…ミキサーだって市販なら3000円位であるけど、業務用は3万はするからな…でも市販品の10倍以上は活躍するからかえって御得だよ(笑)ウチにある重いミキサーなんか廃棄処分の20年選手を貰ってきたやつだぞ(笑)個人経営だったらサーバーは貸してもらえるけど、製氷機や冷蔵庫は中古を探すしかないだろーねー…そんなワケで、什器を中古にしても俺が本気でするとしたら後500万程要るな(笑)」

「へぇぇー…でも頑張ってガンプラ節約したら3年位で貯まりますよ♪」

「あほっ!ガンプラがそんなにするかっ!オマエ等が買ったSDと一緒にするなっ!」

『まぁ、地元で何件か立って地場が固まったあたりに、出店するのが会社的には得策なんだろう…認知度が上がって、各店の個性が確立した時にこそ、企業として『メイド喫茶』の出店が一番危険性が無いからな…何に付けても『始め』ってのは難しいもんな…でもこの込み合い方を見ると、一気に増えそうな感じだな…部長に連絡しておくか…』

携帯から元部長にメールし、あたりの店を散策した
プラモ、パソコン、HDDレコーダーや液晶テレビの前で立ち止まると、2人から『無駄遣いするの?』という視線が来ている様な気がして楽しめなかった
それでも、ガンプラとハセ○ワの新作金型の戦闘機を買い御満悦にはなった
同人屋のヤオイコーナーに2人は入り浸り、数冊購入している様だったが、コチラはとんと趣味のが無くプラモ雑誌を立ち読みしていた

18禁エロゲーの店も回り、日も傾いて来たので家に帰った

2人はお互いの収穫を取り出しキャイキャイ騒いでいた
俺は自分の部屋に戻り、新旧金型の違いを確認した

『自分1人の時間がタップリあったらなー…2階を塗装ブースにして貯まった飛行機作ろうかなー…』

ぼーっと考えていると『オタク女』が入って来た

「手芸屋さんに行って来て良いですか?」

と興奮気味に聞いて来た

「あぁ…構わんよ…行ってらっしゃい」

「えへへぇ〜♪ちょっと家にも寄って来るね♪」

「へいへい…ゆっくり顔見せて来いよ」

「は〜〜〜〜い♪メグさん良いって♪行こっ行こっ!」

『やたらニコニコしてるな…まっイイか…さてと…俺はガンプラでも作るか〜♪』

仮組を済ませ、パーティングライン消しが半分程済んだ時に『オタク女』だけ帰って来た

「あれ?田仲は?」

「メグさんはそのまま家に帰りましたよ〜威クンの衣装を作るって燃えてました〜♪」

「へ?タケル?衣装?なんだそりゃ?」

「えへへぇ〜♪人形の着せ変え衣装ですよぉ〜♪家で、型紙を作ってもらったのを縫って着せるんですよ♪」

「ふーーーん…型紙までするのかー…凄いな…」

「型紙あったら色違いとかスグ出来ますからね♪イベントで衣装とか小物売ってる方いますよ♪」

「ふーーーん…そー言えば店にもあったな…で、オマエはどんなの作るの?」

「えへへぇ〜♪三国志のでも作りたかったんですけど、ちゃんとした資料が無いから取り敢えず、メグさんと同じくスーツです♪お父さんが計って型紙作ってくれたから間違い無しですっ!端切れも貰って来ました♪」

「あー…縫製工場だもんな…ついでに量産してもらえば良いじゃ無い?」

「いえっ!このコのはワタシが作らないと!それに工場のはお人形さん用じゃないから…」

「女の子の素体用にメイド服とか作れば良いんじゃ無い?スーツよりはカチっとして無いから楽だろ?」

「んーーー…でも、お父さんメイド服は作ったコト無いと思うから…でもワタシのメイド服渡したら型紙出来るかも♪」

「アキバの有名メイド喫茶の制服全部揃えたら売れるんじゃないか?(笑)好きなヤツ等はマイナー店も全部揃えたがるぞ?(笑)」

「あっ!それ良いかもです♪今度言ってみよ〜っと♪」

「一日中家にぼーっと居ても仕方ないだろ?頑張ってみれば?」

「はい♪」

「ってか…その前に…オマエと2人切りだな…」

『オタク女』をイキナリ抱きしめた

「え?あ!もうっ!荷物を…」

「ダメー…もう立っちゃってるし(笑)ほら…」

『オタク女』の手を俺の股間に持って行き硬くなっているモノを触らせた
『オタク女』をキスしたまま抱きかかえ居間に行き、足で布団を広げ『オタク女』を横にした

「なんだかワクワクするな♪」

「もうっ!メグさんに悪いですよっ!」

「へ?何で?それはオマエ等の話で、俺の話じゃないよ?俺はオマエを自分から襲った…それを忘れるなよ?」

「もっ!…んっ!んふっ!んっ!んんっ!…」

『オタク女』は甘える様にジタバタして、俺はその素振りに萌え、優しく『オタク女』の体を舌で味わった
『オタク女』やがてジタバタしなくなり吐息を漏らし始めた

「まだ早いからタップリ出来るな♪」

「はぃ…」

『オタク女』は顔を赤らめ、ポッテリした唇にキスを求める
長いキスの後『オタク女』も俺の体を舐め、俺の指と舌の刺激でイクと、御返しに俺のモノを口でイカせ精液を飲み込んだ
普通に何度かシタ後、久々にアナルも攻め、風呂も一緒に入り、風呂場でもセックスをした

『こんなに燃えるのは『キャリアさん』のお陰なんだろうな…』

飽きる事も無く何度も求め合い
そして、ベッドでゆっくりと繋がり、抱き合ったまま眠りに着いた





次の日から『オタク女』との『儀式』が2つ増えた、1つ目は朝起きて、洗面所や台所に立つ『オタク女』を後ろから襲う事
そして2つ目は、家に帰るといつもの様に座って三つ指を着いている間に、玄関口から上がりズボンからモノを出し、顔を上げた『オタク女』の口に突っ込み俺が精液を出す迄しゃぶらせる事だ
勿論2つ共1回シタだけでは済まない

しかし、食事を済ませた後の2人の生活には変化が現れてきた

『オタク女』は俺が仕事に出ている時は、人形の服を作ったりしている様で、家からミシン等を持って来て、居間は作業場の様相を醸し出してきた
俺は俺で、仕事を家に持ち込む事が少なくなり、俺がガンプラを作っている隣で『オタク女』が人形の小物を作ったり同人誌を描いたりしていた

区切りが付いたところで、『オタク女』を覗いて見ると、お世辞にも上手いとは言えない挿し絵入りのヤオイ小説を書いているようだった

「オマエ絵がヘタだな…その絵を修正してやるよ(笑)貸してみ…」

『オタク女』のスケッチブックを借り、イラストを元にもう少しリアルな感じで描き直してやった

「わぁ〜♪上手いですね〜♪でも、マンガって言うより絵ですね…ちょっと待って下さいね…」

『オタク女』は居間にパタパタと走り、同人誌を持って帰って来た

「こんな感じで描けません?」

「んーーーーー?こーゆーのが感じかぁ…5、6枚描いたら似るかもな…ってかパソコンでフルカラー描いてやるよ…その方が早そうだし」

人間を描くのは学生の時以来久しぶりだが、描いて見ると結構面白く、ガンプラを放置してのめり込んだ
下絵を取り込みフォトショで、結局3時間も掛かって絵が1枚完成した
自分なりにはマトモに描けたと思っていたが『萌え要素』が無い絵の様で、『オタク女』は俺の下絵の方に嬉々としてペン入れをしていた

「できた〜♪イイ感じですぅ〜♪表紙にしよっと♪」

『オタク女』は満足気に完成した絵を持ち上げ眺めていた

『俺の絵じゃんか…』

「そりゃそーと、服の方は完成したのか?」

「んとね…ちょっとズボンと服の合わせの所がマジックテープでモッコリしてんのと、ベルトが何だか変なんですよ…」

完成していたSDを見せてくれた
ネクタイも締め、眼鏡まで掛けている
確かに、ズボンの前の部分がGI○ョーの様にモッタリしていた

「フォックにして留めれば良いんじゃない?爪だけ薄いの使って、ウケはゴム糸で…んーっと…そう!足袋みたいな感じで…そしたら薄くなるだろ?ベルトはコレ使ってみろよ」

車のプラモデル用のシートベルトのエッチングパーツを渡した

「ちょっと細いですけどイイ感じですぅ〜♪」

「SDはデカイからなー…銅板買って来てエッチングした方が良いかもなー」

「え?出来るんですかっ?」

「ん?電気パーツ屋に行けばエッチング液あるしできるさ(笑)明日銅板と一緒に買って来てやるよ」

「わーーーーい♪今週末に間に合いますね〜♪」

「ん?あぁ…イベントか?まさかサークル参加じゃないよな?」

「締めきりとっくに終わってますから無理ですよぉー…それに、この本は知り合いが居たら渡すヤツですから(笑)」

「ふーーーん…」

理解がイマイチ出来無いまま相槌を打ち、ガンプラと道具を片付けた
取り敢えず、日々の楽しみはお互い確保出来たのでコレはコレで良いかなと思った
いくら俺でも四六時中セックスばかりは出来ないし、同じ事の繰り返しは飽きてしまう

木曜日になって『オタク女』のSDの服のバリエーションは3つになって、今度は居間で自分の衣装を作り始めていた

「何作ってんの?それ」

「えへへぇ〜♪前にやった『一騎○千の呂蒙子明』の完全バージョンですっ♪それとコレが『これワタ』のメイド服ですっ♪」

『オタク女』は目を輝かせて言った

「ふーん…取り敢えずメイド服繋がりってワケね…そりゃあそーとさ…家にしょっちゅう帰ってるんだろ?親父さんとか何か聞いて来ないのか?」

「へ?別に何も言いませんけど?」

俺の所には実家から“いつ式を上げるんだ?”と矢の催促が度々送って来られる
“一応年度末が終わったら”と応えているが『オタク女』には何も言ってはいない
多分、ウチの親父から向こうの親父さんに連絡は行っているのだろうけど、『オタク女』がアキバに独り暮らしの頃は週に2、3度顔を見せてくれてたので、少し寂しい気持ちがした

『4月に結婚ってもそろそろ結納とか遅過ぎるしなー…ジューンブライドで6月に決めても今時分から動かないとな…』

「なあ…ちょっと外に出ないか?」

「へ?お出かけですかっ!ちょっと待ってて下さいねっ!着替えてますのでっ!」

「へいへい…俺も着替えるわ」

『オタク女』を乗せ、港の方にドライブをし車を停めて、寒い中手を繋ぎ散歩した

「なぁ…口調も前に戻って来たし、俺は正直言って田仲とスルのはどうでも良いんだ…俺はオマエ程寛容にはなれない…確かに3人で居ると楽しいし、何もかも忘れてセックス出来るけど…ソレは田仲の為にもならないんじゃないかって思えるんだよ…まだ、オマエの指にビーズの指輪が入っているってコトは、今の状態が気に入っているからなんだろうけど…俺はオマエとだけで良いんだよ…まだダメか?」

「そんなっ!ダメだなんて!ワタシの方こそ土下座してでもお願いしたい位ですよっ!…でもね…やっぱり自分に自信が持てないのは相変わらずなんですよ…本当はメグさんとキスしている御主人さまを見たく無いです…でも、メグさんのお陰で今の状態に戻せたと思っているんです…御主人さまの気に入られる様に努力して…でも!努力してってのも、結局は『嘘』言ってるのと同じ様な気がして…セックスもそうです…シテいる時は幸せなんですけど、シテ無い時に不安になるんです…ワタシで良いのかって…」

「俺には勿体無い位、文句も言わず尽くしてくれていると思ってるよ…実はね…俺、家を持っているだろ?一人暮らしなのにオカシイと思わなかったか?自分の部屋と台所で十分なのに…随分昔の話になるけど、結婚したいな〜って思った相手が居たんだ…結局、些細なコトで大喧嘩してフラレて別れちゃったけど…(笑)その時にヤケクソで買ったのが今の家…さっさと次を見つけて、とっとと結婚して、ガキンチョ2人作って幸せになってやる!ってなー…でも、仕事で色んな所飛び回ってソレどころじゃ無かったけどね…本社勤務になって、前より時間が出来て…他にも目が向けれる様になった時にオマエが目に入ってきた…で、何度も見掛けているウチにオマエに欲情を覚えてイロンナ妄想をした…オマエが奥さんになった姿もね…でも、1度声掛けた時は気付かれずにさっさと行かれちゃったけどね(笑)」

「えぇっ?覚えてないですよ?多分他の人って思ってたのかも?」

「だろうねーフツーにスルーされたから(笑)で、カラオケ店の改装の世話をしている時に、平日にオマエを見掛けて、後をつけて…キスを無理矢理した…あの後帰って何度もオナニーしたんだぞ?(笑)中坊みたいにな(笑)で、オマエとヤリたい気持ちが、もうどうしようも無くなってアノ日チャンスを伺ってたんだよ…田仲の噂は会社でも聞いてたけど、1度見掛けた時に俺の好みじゃないのは判ったし、どーこーしたいとも思わなかった…それよりオマエの方が気になって仕方なかったからね…だから「ワタシで良いのか?」って思う必要は無いよ…オマエじゃないと俺はダメなんだよ…今時『結婚』ってのが形式だけってのは判っているけど、お互いの心にキッチリと絆固める『儀式』で、お互いを必要としている『証』なんだと思うんだ…今のままでも何も変わるコトは無いと思うけれど、2人だけで無く、他の関わりを持つ人達への感謝の席だと思うんだ…だから今一度考えてくれないか?俺はとっととオマエと結婚して、さっさとガキンチョ達と仲良く暮したい!良いなっ!もう待てないから俺が勝手に動くぞっ!」

『オタク女』は泣きながら頷いた

『オタク女』の家に寄り、久々に親御さん達と話をした

「ですので、6月に式を挙げたいと思います!式場の予約状況にも寄ると思いますが良いでしょうか?お父さん、お母さん!」

『オタク女』の親御さん達は感極まった様に目頭を押さえ、親父さんは俺の手を両手で硬く握りしめ

「ありがとう!ありがとう!…」

と涙を流して言った
側で見守っていたニコニコ顔の弟君に「御祝儀はエールストライクのPGで良いからな♪」と言ってやった
露骨に「えーーーーーっ!」っと言う弟くんの反応に笑いが起きた

「でも、お金一杯掛かっちゃいますから、喫茶店の夢が遠退いちゃいますね…」

「弟子に前聞いたけど、神前なら安いらしいぞ?(笑)まぁ浮いた金で披露宴と、旅行に金を掛けたらしいから同じだったみたいだけどね(笑)それより、先ず田仲に一言言っておかないとな…契約破棄だ(笑)」

「……勝手なんですけど…メグさんが良いと思うまで、今の状態で居られませんか?」

「はぁ?何で?俺の気持ちは言ったろ?」

「それはメグさんのコト良く知らないからです…ワタシはやっぱりメグさん無しの生活は今は考えれません…メグさん居てこそ今のワタシなんですから…それに、黙ってましたけど、アキバでメグさんが帰った後もずっと連絡取り合っていたんですよ…メグさんは本当に御主人さまが好きで…あの時に変なノリだったのも、全部前のコト捨てて、彼と幸せになって見返してやろうって…そー思って…でももう、過去を調べられてて…生まれ変われなかったんですよ…本気で変わろうとしてたのに…」

『何だか昼メロみたいだな…でも、一理あるか…』

「じゃあどうする?結婚式まで黙っているのか?どうせ会社の噂で知れるぞ?」

「違います!御主人さまが契約破棄だって言うから…メグさんの所に行きませんか?」

「ん…まぁメールや電話でもなんだからな…行くか…」

『キャリアさん』の所に行って、6月に挙式する事を告げると喜んで『オタク女』を抱き締めた

「良かったねぇーケイちゃんっ!ワタシも嬉しいっ!嬉しいよぉっ!」

『キャリアさん』は抱きしめながら涙を流し、『オタク女』もつられて泣き出した

『女心は判らん…俺のコト好きとかなら反応違うだろよ?』

2人が落ち着くまで俺は勝手にインスタントコーヒーを入れテーブルに座って待った

「で?田仲さん…今後はどーする?まだ続けるの?」

「あはは〜♪当たり前でしょ?結婚するまで後4ヶ月くらいあるじゃない(笑)式を挙げるまでにアナタかケイちゃんの気が変わったらどーすんの?ナンバー2の座は降りませんよ♪変な噂もあることだしねっ!」

「変な噂?何だそれ?」

「んふふ〜まだ秘密にして起きたかったけど、カッシーの本名は柏谷さんだっけ?彼女コッチに来るわよ?本社直営店で、当分店長候補らしいから(笑)」

「はぁ?オマエ聞いてるか?」

「うんん…聞いてないですよぉ」

「只の噂じゃないのか?コイツが知らないんだぞ?」

「んふふ〜…ワタシの情報網を舐めないで!社内のコトは全部知ってるわよ♪」

と言いながらパソコンを見せつけた

「だ・か・ら!ナンバー2は降りないわよ♪3月以降はアナタの家に住む勢いで行くからね〜♪」

『俺達を爆乳星人の魔手から守ろうとチビッコロリちゃんが頑張るワケだなっ!」

「途中から聞こえてるわよ…誰がチビッコロリちゃんよっ!」

「爆乳星人は聞こえた?」

「聞こえてなかったけど…まぁそんなモンかしら(笑)それをネタにエロ同人描いてみたら?(笑)」

「俺の絵は『萌え』が無いそーだから無理だな…」

「え?絵が描けるの?描いて描いて!」

取り敢えず見ずに描けるものを描いて見せた

「コッチがGP01で、コッチがストライク可愛かろ?」

「どっちがどっちかは知らないし、あってるかどうかなんて興味ないわよ…テニ○リ描いて!手○くん!」

「知らない物は描けない…」

「ジャ○プ位読んでるでしょう?描いてよっ!」

「ってか手○ってアトムの作者しか知らないぞ?テニ○リは知ってるけど、誰が誰かなんて知らないし…」
「メガネ掛けてるコよっ!」

「ギザギザ頭だっけ?」
「アナタ知ってて言ってるでしょ?それは乾○治!」

「あーーーーもうっ!コレよっっ!」

「あー…やっぱり知らない(笑)んで、これをどー描くの?」
「スーツ姿でお願い♪」

2人に見守られながら描いているとヤジが飛んで来た

「違う!それは伊○!目がもっとシャープで髪型はそんなに上がってないしっ!」

「知るかっ!…ほら…コレで勘弁してくれよ…」
「んー…まぁまぁね…ちょっとバランスが崩れてるけど…」

「はいはい…どーもね…」

「慣れたら上手いコト描けそうね…いっそ同人誌でも作ったら?」

『俺にヤオイの趣味は無い!』

「ねねねっ!サークル参加したら面白いかも♪」

『またホモ疑惑が出るだろが…』

「あ!それ良いわねー♪SDとヤオイ本でサークル参加しましょうよ!目指せ夏コミよっ!」

「やたっ!楽しみぃ!メグしゃんコス合わせしよーね〜♪」

「あ〜面白そーヤルヤル〜♪」

『オタク女共め…』

「ねねねっ!威クンの衣装できたぁ?」

「なんだかねー上手く行かないのよ…何だかモコモコして戦闘服みたいになっちゃったからアイロンを当ててみたんだけど…今度は型が付き過ぎてねー」

見ると確かに折り目が着いてる

「洗ってノリ落して縫ってみれば良いんじゃ無い?少しはマシになるだろ?」

「んー…パリッとしてんのが好きなんだけどねー…」

「そんじゃあ圧着芯で裏地つけてから軽く洗ってみたらどーよ?少しは厚みが出るし高級感も増すんじゃね?脱がせてもカッコイイし…」

「アナタがお手本作ってみなさいよー!結構難しいんだからっ!」

「材料があればね〜残念だなー…作って見せてやりたかったのにぃ〜」

「へ?材料ありますよ?家の居間に…」

「え?」

「やたっ!ケイちゃんさすが〜♪じゃあお家に帰るわよ♪さぁ出た出た!」

仕事着と鞄を持って『キャリアさん』が降りてきた
しぶしぶ家に帰り、今度はSDの服を作る羽目になった
しかし、家に着いてもまだ10時にもなって無かったので『また明日に…』という言い逃れは出来なかった
表生地と裏生地を選び、圧着芯で引っ付け、軽く湯揉みして板の上に置いて、ストーブの前に放置した
型紙をプリントアウトし、プラ板に貼付け定規を作り、生乾きの生地をデッサンナイフで切り抜いた
ヒートナイフで縫代にカタを付け、木工ボンドで張り付けてアイロンをかけて乾かし、ミシンを手でゆっくり動かして縫い合わせ熱いお湯に入れて木工ボンドを溶かした

「ガンプラより簡単だなっ!どうよっ!」

生乾きの服を着せ『キャリアさん』に見せつけた

「あら意外に簡単に出来たわね?でも服を作ってるって感じじゃないわねー…でもその定規あったら楽かも〜頂戴な♪」

「良いけど、この生地縮んだりしないよな?縮むならもう少し大きめに切らないとヤバいかもよ?完全に乾かしてみた方が良いかもなー」

「ふんふん…そーね…じゃあ乾くまで待ってみましょ…でも、ケイちゃん凄いわねー…家事をして1日1着は作ってるんだもん…尊敬するわ…」

「明日、御主人さまがベルト作ってくれるんですよ〜♪たのしみですぅ〜♪」

「あらそーなの?じゃあワタシのもお願いね♪」

早く出来たと言っても既に12時前になっていたので、俺が作っている間に風呂に入った2人はさっさと布団に入り、俺は1人でのんびりと風呂に入って自分の部屋にコーヒーと共に戻った

メールチェックをすると、“土曜日に電気街で会おう”と元部長からメールが入っていた
“了解しました”と返事を出し、サイトチェックをして回った
ウチのメイド喫茶のHPも勿論覗かせて頂いた
『しっかり屋さん』が正式に店長として紹介されていた

“狩山!初女性店長就任おめでとう!気を抜かず頑張ってな!”とメールをしておいた

良い気分で、横になり目を閉じて暫くすると、俺の部屋にコッソリと『キャリアさん』が訪れて来た
布団の中に潜り込んで来て、 ごそごそと動き、やがて俺のジャージをずらし始めた

「こら田仲!俺は起きてるぞ!」

「あらヤダ…最初にキスして確かめれば良かった…」

「それに今日はお互いシラフだろ」

「そうね…でももう脱げたの判るでしょ?うふっ♪」

布団の中で手探りのままモノを舐め始める

「…オマエなぁ…」

俺は布団を剥がし、電気を付け、『キャリアさん』を持ち上げた

「きゃあっ」

小さな悲鳴を上げビックリしている『キャリアさん』を俯せにし、イキナリ股間にモノを突っ込んだ

「ひぃぃっ!いっ痛い…」

「オシオキだよっ!濡れるまで痛がれっ!」

「やだっ!まだっ濡れてっ無いっ…ちょっ…ちょっとっ待ってっ!」

「ダメーーー」

「イジワルっしないっでっ…優しっくっしてっ…」

「下さいだろ?」

「くださっいっ…お願いっしまっすっ!」

「でも、もう濡れて来たぞ?このままの方が良くね?」

「んっ!でもっ!まだっいったいっのっ…」

「そうか?そろそろ音が聞こえてきそうな感じだぞ?ほら…」

『キャリアさん』の股間から出て来た汁を指に着け、『キャリアさん』の口に持って行き舐めさせる

「でもっまだっちょっとっ痛いっのっ…」

「じゃあ濡れきるまで舐めろよ…」

『キャリアさん』からモノを抜き頭の方へ回り込み、『キャリアさん』の白濁した汁が着いたモノをペロペロ舐めさせた
十分に股間が綺麗になった辺りで、モノを可愛い口の中に突っ込み、俺は汁で汚れた『キャリアさん』の股間を舐めてやった

『キャリアさん』は俺の指と舌でイクと、フラフラしながら俺に跨がりモノを自分の中に入れた

「こら!誰が入れて良いって言った!抜け!口でイカセたら突っ込んでやる!」

普段の顔からは想像出来無い様な情けない顔をしながら小さな口でモノをくわえ、俺を上目遣いで見ながらしゃぶりだした

『田仲ってロリ好きにはタマラナイんだろーなー…これで20代後半だもんなー…小さな体に薄い胸と小さなお尻…全てが小さい…普段は舐められない様に気を張ってるんだろうなー…』

中々イケそうにも無かったので、『キャリアさん』をダッコしてモノをヌルヌルになった小さな股間に突き入れた

「あぁっ!…イイッ!イイのっ!…あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…」

『キャリアさん』は顔を俺の肩に載せて、首にしがみついたまま必死に腰を前後させる

「あひっ!あひっ!あひっ!…もっ!もっ!もっと!頂戴っ!ワタシにもっ!もっとっ…」

「こうか?」

「そっ!そっ!そぉっ!うっ…嬉しいっよっ!2人きりでっ!シテっ…もらえてっ!あひっ!あひっ!あひっ!…ダメっ!もうっイッテ…イッテしまいそうっ!イヒッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクのっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あいっ!してるっ!好きっ!」

『キャリアさん』は俺を思いっきり抱きしめてイキ腰と頭をガクガクさせて余韻に浸っていた
俺は『キャリアさん』をそっと降ろして、優しく抱いて、ずっと頭や身体を撫でてやった
息が整うと『キャリアさん』が俺の胸に顔を埋め泣き出した

「でもね…ケイちゃんが幸せになるのは嬉しいの…でもね…でもねヤッパリもう2週間でも早く出会えてたらって思ってしまうの…いくら早くにアナタと出会ってても…ケイちゃん抜きで、こんな事になってなかったとは思うんだけどね…昔っからそーよねー…イイと思った人にはイイ人が居るのよ…でもね…ワタシはまだ諦めたワケじゃないし、男の事を自分勝手にしてきたカッシーごときにアナタ達の幸せの邪魔はさせない…まっ…ワタシも随分勝手だけど…アナタを愛し…いえ…多分『ケイちゃんと一緒に居るアナタ』を愛している変な女が居るってことだけは知っててね…見返りにタマに無理矢理にでも突っ込んでもらうわ(笑)」

「無理矢理はオシオキプレイの時だけだよ(笑)俺も最近ドンドン優柔不断になってきたなー…田仲が可愛く見えて、メグって呼びたくなる(笑)」

「何よそれ?ワタシは可愛いで通ってるわよ?『キツクなけりゃあ』だけどね(笑)」

「ここは会社じゃないからキツクならなくても良いよ…な…」

『キャリアさん』の身体をずらし、優しくキスをした

「じゃあ…御主人さまがイクまで奉仕させてもらうわ♪」

『キャリアさん』が頭を持って行こうとするのを戻して、再びキスをして『キャリアさん』の中にモノをゆっくりと入れた

『キャリアさん』は薄らと涙を浮かべながら

「こら!そんなに優しくすると、結婚してもずっと離れないよ?うんん!離れられないよぉ!」

「それは困るかな?いっそ中東でも行くか?あそこは一夫多妻制が残っているからな(笑)」

「それもいいかもね(笑)いつでも離れられるつもりだったけど…ちょっと無理かもしれないもの…」

『キャリアさん』相手に優しい緩やかなセックスは始めてだった様な気がした
『キャリアさん』はいつもよりも緩やかに何度もイキ、俺も2度イッた

満足したのか『キャリアさん』は、いそいそと居間に戻っていった

朝起きると、まだ舐め残しがあったのか、『キャリアさん』の匂いが股間からした
その匂いと気まずさを誤魔化す為に、早くに起きている『オタク女』の洗顔を襲った

『俺って元気だよなー…』





『キャリアさん』と揃って出社し、玄関ホールで別れ、別のエレベーターに乗った
課長補佐としての仕事振りにはマダマダ追い付いて居ないのは自分でも判っていたが、御局様や課長に聞きながら何とかこなしていた

暇な時には片っ端から自分のパソコンに物件や備品を分類別に分け業者のリストもリンクさせ、検索し易い様にEXファイルを変更した
回って来る書類は殆どが確認印で済む様なモノで、意味不明なモノだけ時間を掛け資料を確認した

『喫茶の方も結構細かく見てんだなー…買い換えとかしてんのにな…クリップ1個まではワカランだろーになぁー…』

店鋪の方の売り上げ報告は流石に気になり、ついついじっくり見てしまう
店鋪事業部の方で確認をとっているのは判っているが、前の仕事のクセは中々抜けなかった

今までは1人で飯を喰っていたが、部下と食堂で喰う様に努め、今まで関心が無かった社内のコトにも目を向けた
部下は店鋪運営の方に興味を持ちアレコレ聞いてきて、俺は面白話をアレコレ教えてやった

定時で揃ってアガると、廊下で『キャリアさん』に珍しくあった

「あれ?どーしたの?こんな所で…」

「ん?ちょっと人事課にねー新卒のメンツの確認よ(笑)」

「あー…そー言えば研修の時期かぁ…おっと今はオリエンテーションだっけ?頑張ってなっ!」

立ち去ろうとすると、『キャリアさん』が肩を叩き 「すぐ済むからちょっと待っててよ」 と言った

仕方なく『キャリアさん』が出て来るのを廊下で待った
本当にスグに出て来て、周りを見回しながら「どこか人目のつかないトコ無い?」と真剣な顔で言った
俺は管理課の資料室に『キャリアさん』を連れて行った

「なんだよ?何かヤバイ話なのか?」

「大したコトじゃないんだけどね…プライベートが混じるから…あのね…3月に来るって言ってた柏谷さんだけど、新卒と一緒に研修受けるから来週には来るらしいわよ!」

「え?マジ?でも何で知ってるんだ?」

「そりゃあ若社長のコード知ってるもの〜♪伊達に御付き合いしたワケじゃないわよ(笑)これ見よがしに画面を見せてくれたんですもの、次の変更までは見放題よ(笑)アナタも見ようと思えば管理課のアクセス権限で見れるわよ?でも、履歴が残るけどね♪」

「あー…社内用アドか…あれってやっぱり履歴残るんだ…」

「そりゃあそーよ…でないと流失した時に犯人が特定出来ないじゃ無い(笑)」

「で、研修中は社員寮に泊まるらしいわ…だから…」

「だから?」

「来週からアナタの家に御泊まりするわねっ♪」

「げっ!」

「「げっ!」って何よっ!昨日は優しかったのにっ!」

「ははははは…まぁ良いじゃんか(笑)そんだけか?」

「「そんだけか?」って…良いの?」

「まぁ…「げっ!」で済むくらいかな?でも、ケイコの親御さん達や俺の親が来たら遠慮してもらうぞ?」

「あぁ…諒解ですわ♪…ところでココって人来るの?」

「知らん!俺が昔の資料漁ってるだけかもしれない(笑)でも、この山の向うには昔のパソコンとか放置してホコリ被っているから誰も来ないんじゃないの?」

『キャリアさん』は置いてあるモノを見物しながら、奥の方に入って行った

「あら本当!ホコリが付いているわね…ふーーーん…皆さんお帰りになったわよね?」

「ん?まぁね…定時上がりが全てみたいな所だから(笑)余分な人件費カットを目指しているみたいよ?(笑)」

「んふふー♪」

『キャリアさん』は俺の側にピョンとジャンプしその場にしゃがみ込んだ
そして、俺のズボンのファスナーを開けモノを取り出し舐め始めた

「おいおい…」

「ケイコちゃんに聞いたわよ(笑)帰った時に御奉仕させているんでしょ?ワタシはその時間に出来無いから会社で御奉仕させて貰うわ(笑)」

小さな口一杯に頬張り、モノをしごき始める
だが、『キャリアさん』の口だけでイッた試しは無い
仕方なく『キャリアさん』を立たせスカートを捲り上げ、股間の濡れを確認してモノで突いてやった
声を立てない様にしている『キャリアさん』を、声を出させようと強く突き上げた

「うっ!…うっ!…あっ!…ああっ!…イジッ!…ワルッ!…しないっ!…でっっ!…ちゃんとっ!…突いてっ!…お願っ!…いっ!…あっ!…あっ!…あっ!…もっと!もっとっ!…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…そっ!いっ!イイッ!イイッ!…」

予想通り『キャリアさん』はスグにイキ、股間をティッシュで綺麗にしてやり、俺の股間を綺麗にさせた

「もーーーっ…何でワタシの口じゃ出ないのよ?」

「オマエはペロペロ舐めている方が『萌え』るよ(笑)また今度ゆっくりとね(笑)」

『キャリアさん』の頭を撫で、辺りを見回し倉庫から出た
そして俺はトイレに入り丹念に股間を洗い、一足お先に会社を後にした

家に着き『オタク女』にくわえさせると不思議な事にスグに精液が出た

『やっぱり『萌え』対象の違いだね…』

そう思うと、急激に『オタク女』が愛おしくなりスボンからモノを出したまま、俺の部屋に『オタク女』をダッコして連れ込み、お互い服を着たままシタ
食事を済ませて、食器洗いをしている『オタク女』の後ろ姿でまたもよおし、何の躊躇いもなく後ろから襲った

「何だか今日はダメだなー…オマエを見てるだけでヤリたくなっちゃうよ…」

「えへへぇ〜♪萌え萌えなんですかね?…ところで、御主人さま…昨日言ってたエッチングの材料は買って来て下さいました?」

「ああっ!忘れてたっ!スマン!まだ間に合うから、行って来るっ!」

「あ!明日は土曜日なんですから明日でも良いですよ?」

「明日は元部長に会わなきゃいけないからな!スグ行って来る!カワイイ格好でもして待っていてくれっ!」

こういう時はバイクが欲しくなるが、一通が無い分、自転車の方が早かったりする
自転車を必死に漕ぎ、電気パーツ屋に急ぎ、息を切らしながら銅板とエッチング液を買った

『取り敢えず任務完了と…あー…足ダル〜…ついでにプラモ屋覗いて見るか…』

新作が出ている様子も無く、ぶらぶらと自転車を漕いで『メイド喫茶』の前を通った

『待ちは無さそうだな…どれ…寄ってみるか…』

店の中はどちらかと言うと一見さんが多い様に思えた

『この前は気が付かなかったけど…ココは「いらっしゃいませ」なんだな…んー…あれ?『勇者』かな?似ているな…でも…1人だし…』

席に座って、じっと眺めていると、向うも気付き手を振ってきた

「あれ?ヤッパリそーでした?やっ!似ている人だなーとか思ってたんですよ(笑)お久し振りです!」

「こちらこそ!お久し振りっす!ネットで見たんで、乗り込んで来ましたよっ!(笑)」

「あははー流石っ!でもね…正直…何だかちょっと…って感じでしょ?」

「勢いを期待して来てみたんすけど…ですねー…」

「明日、元部長にココを見せる予定だったんですけどね…それで、いつまでコッチに居る予定なんです?」

「月曜日に帰ろうかな?と…土日はコッチでアイドルイベントありますからね(笑)」

「追っかけですか?(笑)」

「いえいえ!仕事ですよ(笑)地道にやってますよ♪彼女のマネージャーから事務所のHPに載せる写真が要るってコトで、じゃあ僕が行くからって話になりまして(笑)趣味と実益ですよ(笑)」

「良いですねー…私なんか、事務仕事オンリーですよ!ずーーーーっと椅子に座って、判子押して…何だか自分じゃ無い様な気がします(笑)」

「期待されてるんですよ!だって『メイド喫茶』大成功じゃないっすか〜♪彼女なんか殆ど毎日仕事に行ってますよ」

「あらら…狩山さんにキッチリ休ませないと…マネージャーにキツク言っておきます!女の子なんですからね…体調に気を付けさせますよ!」

「あ!なんかヤバイ事言っちゃいました?忘れてくださいね(笑)彼女はハリキッテやってますから…」

「男ならね…社員たるもの1ヶ月や2ヶ月位休まなくても良いですけど、それにビジュアルも売りなワケですから…フロアーのコに疲れが見えたらお客さんも退きますんで…狩山店長が休める様に、募集をかけさせますよ」

「良いんですか?…それなら宜しくお願いします」

「あっ!そうだっ!これからウチに寄って行きません?ケイコも会いたがると思いますんで…是非!」

「ええっ?良いんですかっ?お邪魔になりそうで恐縮なんすけど…」

「構いませんよ〜絶対喜びますから♪」

「あははーじゃあお邪魔します!」

俺は自転車を押しながら、最近のアキバの様子や『勇者』の仕事とかを聞いたりした
家の近所の公園に戻った時、ハタ!と気付いた

『田仲来て無いだろうな?』
「ちょっと、トイレ行って来ます!スイマセン!」

ダッシュで、トイレに行き『キャリアさん』に携帯を掛けた

「クソっ!マナーモードかよっ!一応メールしとくか…それとケイコにも………あ!俺俺!サギじゃないってっ!コラっ!良いからっ!あのな…人を連れて家に帰っているから…そっ!で、田仲は来て無いよな?ん…え?今日は来ないのか?さっき電話があった…あー飲みか…はいはい…なら良い…直に着くから…そっ!…んじゃあそゆことで!…はいはい」

またダッシュで『勇者』の元に戻り、『オタク女』に着替える時間を与える為ゆっくりと家へ歩き出した
普段なら5分も掛からない所を15分程掛けるのには勇気が要ったが何とかこなした

「おーい!お客さんだぞ〜」

「はーーーい♪お帰りなさいませ〜♪」

中から『これワタ』のメイド服を着た『オタク女』がパタパタと出て来た

『おい!『勇者』だったから良かったものの…フツーに今の職場の人間だったらどーするんだっ!」

「あ!そー言えばそーですね…でも結果オーライ♪って事で!えへっ♪」

「あ…声…出てた?」

「あはは…出てましたよ〜(笑)今の職場の人間だったらって!(笑)シノさん相変わらず萌え萌えっすね〜♪ちょっと待ってくださいよっ…はい!こっち見て下さ〜い…そーそー…もぉ〜最高っ!スゲーっすよっ!キタッキタッキターーーーーッ!バッチリっすよぉ〜♪はい…ちょっとしゃがんでぇ……」

「えと…取り敢えず中に入りません?」

「あっ!スイマセンっ!つい熱が入りました…あはははは…お邪魔しまーーーっす…」

居間でコタツに入りながらオタネタが飛び交う

「へー日曜にイベントがあるんですかぁ…俺も行ってみようかな?コッチのイベント来た事無いし…話のネタになるなー」

「ノリがちょっと違いますけどね〜ヴァレンタインイベントだから良い事あるかも?ですよ〜♪」

『待て…田仲も来るんだろ?ヤバイんじゃないか?』

『オタク女』を突つき耳打ちをする
『オタク女』は「あ!」という顔をして口籠った

『勇者』は察したのか、同じく「あ!」という顔をした
そしてニコニコしながら

「お気遣い無く!大丈夫ですよ(笑)田仲さんとはタマにメールで近況報告は聞いてます(笑)カッシーがコッチに転勤して来るコトもね♪」

と言った

「なんだ…全部知ってたんですね…無茶苦茶気を遣いましたよ…あーーー…心配して損したぁ…」

「それじゃあお詫びに、知らない情報を1つ…僕は狩山さんともう付合っていません!(笑)何だかね…彼女の方が変に気を遣っちゃって…「余裕ができるまで暫く離れましょう」って事らしいです(笑)フォローしきれてあげれなかったんだなーとか思っちゃって…まぁそんなこんなで今は仕事同様フリーですよ(笑)」

『なんて優しいんだよ…俺とは大違いだなー…結局、俺ってナンノカンノ言いながら自分の尺度でしかモノ言って無いもんなー…』
「それは…残念です…でも!暫くしたら落ち着きますから!狩山をフォローしてあげて下さいよ!忙しい時は気になりませんけど、一旦時間が空いた時に支えになってやって下さい…狩山は『がんばり屋』ですから仕事のキツイのは何も言わないでしょうけど、ヒマになった時にサービス業の人間は余計な事を考えてしまうんです…特に狩山みたいに真面目な奴は…その時にこう言ってやってください「なんとでもなる!迷ったら基本に戻れ!」…お願いします」

「何だか娘を嫁に出す親父さんみたいですね…判りました…僕も待ちます…彼女以上の人には多分出会えませんからね!×××さんにとってのシノさんみたいに…ね」

『オタク女』は顔を赤くし、俺を見つめた

「何言ってんすか〜(笑)コイツはマダマダ!お客さんが来るってのにコスしてるんですよ〜?狩山の爪の垢でも煎じて飲ませたいですねー…なっ!」

「ぶーーーーーっ…嘘でも良いから「そーですね」って言ってくれればいいのにぃ!」

「ほらな!それだ!オコチャマなんだよ!オマエは!」

「御主人さまだってオコチャマですよぉ〜〜〜だっ!ベェ〜〜ッ」

「あ!オマエ!後でオシオキなっ!…あ!どもすいません…」

「相変わらずラブラブですね〜♪僕も頑張って彼女をフォローしますよっ!…そろそろホテルに戻らないと…明日の打ち合わせのファックスが来ている筈なんで…」

「え?もう?遠慮なら要りませんよ?もう少しゆっくりしたら…」

「いえいえ…本当に仕事の関係なんで(笑)それじゃあ…日曜日に仕事がハネたら連絡します」

「はい!じゃあ明後日に!」

「それじゃあ…ココでいいですから(笑)また明後日!おやすみなさい」

『勇者』はニコニコ笑いながら歩いて去って行った

「んーーー別れていたとはなー…知ってたか?」

「ううん…そんな話は聞いてないからビックリしたー…」

「俺もビックリだ…上手い事いってると思ってたからなー…」

「うんうん…」

部屋に戻り気分を落ち着かせ、SDのベルト作りを始めた
作り方は簡単で、残したい所をマジックで塗ってやれば良い
要するに、ベルトのバックルの形をマジックで描いて、エッチング液に浸けて待てばOKだ
銅板は大きかったので、使いたくは無かったが、Pカッターでスジを入れ切り離し浸け込みんで、溶けるまで衣装の話をした

「ナンダかなー…それって胸が有るコが着たらアンミラみたいにスゲーだろうけど…オマエは自分の特性判ってる?オマエはデカイケツとムッチリした太股!あとそのポッテリとした唇!だから他のキャラの方が良く無い?春○とかさーキャ○ィとか…」

「古いじゃないですかぁ!…それに…他の人の前でお尻丸出しは嫌です…御主人さまの前だけです…」

『いかん!今日は何だかずっとコイツに萌え萌えだ!昨日の夜に田仲とした反動かなー?』

「そー言えばオシオキだったな…」

「ぎゃっ!覚えていたんですかっ?」

「んふっふっふっふっ…何されたい?」

「優しくキスで…お願いします…」

「じゃあ取り敢えず…舐めてイカセたらキスしてやるよ♪」

「え〜〜〜〜っ…先に1回キスして欲しいぃーーー」

「ワガママだなぁー…ほれ!こっちに来い!」

「えへへへへぇ〜♪んー…」

キス待ちで目を瞑っている『オタク女』の鼻を摘んでモノを口の中に入れた

「んーーーー!んーーーー!…もうっ!イヂワルっ!」

「優しかったらオシオキにならんだろーが?ほら!舐める!」

「ひーーーん…嫌じゃ無いけど…何だか悔しいですぅー…んっ!んんっ!んぷっ!んぷっ!…」

口を塞ぐ様にモノを口の奥まで出し入れした

「んぷっ!んんっ!んっ!ぷぁっ!しゃぶりっ…ますっ…からっ…待って…んんっ!んぷっ!んぷっ!んぷっ!…もうっ!ちゃんと舐めさせてっ…くださいっ!御主人…さまの…んんっぽぉっ…しゃぶりっ…たいっ…のぉっ…お願いっ…しますっ!…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…はぁ…やっと…しゃぶれる…御主人…さまの…チ○ポォ…んっ!はぁ…んっ!んっ!んっ!んっ!…」

「やっぱりオマエのオッパイ少し大きくなってるよ…一挙にFカップに育てば良いのになー…」

「んっ!んっ!んっ!んっ!…そんなに…スグに大きく…なりませんよぉ…妊婦さんでも…やっと…2カップ…育つ位の…もんですもの…んっ!んっ!んっ!んはぁ…」

「あーーーイイッ!じゃあさっさと妊娠させるか!」

『オタク女』を押し倒し乱暴にキスをしてパンティをずらし、既に汁が垂れている『オタク女』の股間にモノを割り入れた
既に出そうだった精液を遠慮なく『オタク女』の中に出し、そのまま突き続ける

「オマエのマ○コ…気持ち良過ぎて腰が止まらないよ…」

「ワタシも…気持ちイイッ!…ですっ!…あはっ!あはっ!あはっ!もう…ダメっ!イキそっ!気持ち良過ぎるのっ!あああっっ!イイッ!イイッ!イイッのっ!マ○コにっ!チ○ポがっ!御主人…さまのっ…チ○ポォ…チ○ポがっ!入ってっ…幸せっ…なのぉぉっ!…あはっ!あはっ!あはっ!もっ…イっちゃっ…て…ますっ!もうっ!イッテるっ…あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…もう…ダメェ…また…ひっちゃふ…のっ…あひっ…あひっ…あひっ…ごひゅじんひゃまぁ…ワラシの…マ○コでぇ…ヒってぇ…もう…我慢が…出来ない…のぉぉ…ヒンフォ…イヒィ…精液…ちょうらい…あはぁ…ん…イッ!イヒッ!ヒクッ!ヒクのっ!…あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…」

「出るぞっ!もっ!出るっ!出るっ!出るっ!」

「あはっ!うれひぃ…しぇいえき…ちょうらぃ…あっ!あっ!あっ!中にっ!出てるっ!出てるっ!御主人っさまのっ精液がぁっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…………はぁぁぁ…」

暫く抱き合ったまま居て、モノを抜き『オタク女』の口に持って行く、『オタク女』は美味しそうに精液と汁の付いたモノを舐め、俺は『オタク女』の股間から混じりあった汁をかき出し、指に付けては『オタク女』に舐めさせた

満足そうにモノをしゃぶり横たわる『オタク女』は、とてもエロく綺麗に見えた
キスを交しながら、また大きくなったモノを『オタク女』の中に入れ、ゆっくりと…ゆっくりと…出し入れした
そんなゆっくりとしたセックスの時間が30分程経っただろうか、玄関のチャイムが鳴る

「あー!もう!幸せな時間が台無しだな…」

『オタク女』の頭を撫で、ジャージを急いで履いて玄関に出る
案の定『キャリアさん』だった

『キャリアさん』はドカッと玄関に座り込み

「んふー…いやっ!言わなくてもわかってるわよっ!シテた最中だったわね?んふー…ワタシを仲間外れにするからよぉー…っても酔っぱらちゃってますけどねぇー…あははぁ…ケイちゃ〜ん…お水…お水をちょうら〜い…お願ぁ〜い…」

と、クネクネしながら言った

『オタク女』はパタパタと水を運んで来て、甲斐がいしく水を零れない様に『キャリアさん』に飲ませた
水を飲むと、パッタリ横になった『キャリアさん』を俺が抱きかかえ居間に運んだ
その時に、『キャリアさん』の顔に薄らと涙の跡が残っていたのを見逃さなかった

『何かあったか…『勇者』がらみかもな…』

『キャリアさん』を寝かしておいて、放ったらかしにしていたバックルを見ると予想よりも溶けていて、勝手に丸みが付いて薄くなっていた
水で洗い、リューターでエッジを落し、ペーパー掛けをして合革を留め『オタク女』に渡した
『オタク女』はその出来に満足したようで、俺の作ったのを見ながら、ベルトを全部で10本完成させた

『キャリアさん』が来てしまったので、セックスは中断になり、気分が萎えたのでお風呂に入って寝る事にした
でも、やはり中断の余波か、それとも『オタク女』のデカイケツが魅力的過ぎるのか、2人で入り結局シテしまった





『オタク女』は『キャリアさん』の介抱をしながら床についた
俺は『キャリアさん』を詛いながらも、涙の跡に気が行っていた
何度も寝返りをうち、それでも中々寝つけなかったので、諦めてDVDを見ながら途中止めのガンプラを作り始めた

後はトップコートとデカール位になった頃、風呂場の方で音がした

『田仲だな…』

コーヒーを作るついでに声でも掛けてやろうと部屋を出て、風呂場に行った
服は脱ぎ散らかされ、着替えも置いていなかったので『オタク女』が寝ている居間に行き、『キャリアさん』の寝間着と着替えを取り出した

「おーーーい…下着とか置いといたぞー…」

返事が無い
ノックをしても反応が無い

「んっとに世話が焼けるヤツだな!おい!入るぞー」

湯舟の中で、じーっとしゃがみこんでいる『キャリアさん』が頭を持ち上げコッチを見た

「なんだ…生きてるじゃないか(笑)うわっ…冷めてしまってるぞ?追い焚きしろよ追い焚き!」

無反応にじーっとしている『キャリアさん』を見て、さっさとスイッチを入れ熱いシャワーを出した
動かない『キャリアさん』にイライラして、服を脱ぎ、湯舟から『キャリアさん』を引っ張り出して、抱きしめたまま一緒に熱いシャワーを頭から浴びさせた

「熱いよ…」

『キャリアさん』がボソっと喋った

「五月蝿い…身体冷えきってるじゃないか…ほら…向こう向け」

身体を久々に洗ってやり、シャワーで洗い流してやった
身体を拭いてやり、服を着させてやり紅茶を作ってやった

「どーした?」

「どーもしない…どーもしないから元気が出ないの…」

「ん?彼に会ったのか?」

「うん…コッチに来てるってメールがあったからね…仕事の呑みを切り上げて会いに行ったのよ…でもね…彼…ワタシの事なんか…もうコレっぽっちも気にして無いのよ…ワタシはドキドキしながら行ったのに…で、何だか自分って何だろーとか思っちゃって…本当の自分って何だろねぇ…」

「んなもん判ったら仙人になれるさ…同じコトでも、その時その時の気分で違うしな…でもな…揺るがない自分ってのを持っていれば何とかなるよ…」

「………ねっ!ダッコして!お願いっ!」

「何だよ?急に…」

「エッチの時以外にもしてくれても良いじゃないよ!ダッコォ〜♪ダッコしてぇ〜っ♪」

『キャリアさん』のふざけている笑顔の向こうに寂しさが見えた様な気がした…
俺は黙って立ち上がり、ヒョイと『キャリアさん』を持ち上げダッコしてやった

「きゃあ!本当にスルとは思わなかったわ(笑)ちょっと…何か言ってよ…恥ずかしいじゃない!」

俺はジタバタ暴れる『キャリアさん』に、いつもの憎まれ口をたたく代わりにキスをしてやった
『キャリアさん』は大人しくなり、腕を俺の首に回した
お姫さまダッコのままキスを優しく続けた
『キャリアさん』は感極まりポロポロと涙を流して泣き始めた

「でも…アナタも人のモノなのよね…こんなに優しくしてくれてもワタシだけの人じゃない………でも良いの!…決めたわ!一生アナタ達2人について行く!」

「おいおい…無理だろが…」

「『どうにでもなる』んでしょ?(笑)アナタしかもう自分を曝せれる人は居ないの!覚悟しておいてね♪」

「とか言いながら俺の許を何人の女達が去って行ったか…(笑)まぁその内『ワタシだけのヒト』が出来るさ…ん?これって『ちょ○っつ』だっけか?(笑)」

「あんなに性格可愛くないけどね(笑)○ぃちゃん好きならコス着てあげるけど?ケーキ屋のヤツでイイわよね?(笑)」

「し・な・く・て・い・い!」

「だって売ってる筈だもん♪ねっ!ネット見てみない?このまま連れて行って♪」

「はいはいお姫さま…」

『キャリアさん』はヤフ○クで検索して探し出し

「ほらあったぁ〜♪でも、Mね…バスト87でMなの?はぁっ?ちょっと待ってよ…じゃあSS辺りじゃないと…あら?Sさえないわ…こーなったらメーカーサイトよっ!…COS○A…っと…あれ?無いわよ?だってアキバにあったじゃない?生産中止なのかしら?…えーっと…じゃあ…」

「明後日には間に合わないねぇ〜♪」

「そんなのは良いのよっ!ヴァレンタインに間に合えばっ!」

「別に着るコス決まってたらビックリも何もしないぞ?」

「良いのっ!ワタシの気持ちの問題なんだからっ!」

「いや…そんなに好きで好きでってコトは無いんだけど…話の流れで出てきただけで…それにメイド服もそんなに好きってワケでもないよ?」

「え?そーなの?じゃあナースとかキャンギャルとか?」

「いや…別に無いけど…只、奴隷ってことで、メイド服がピンっとキタだけだよ?」

「ねえ…好きなキャラって居ないの?」

「んーーー…俺はメカ好きだからなー…逆にオマエに似合いそうなのは『大空○あゆ』かな?金髪のヅラが要るけどな(笑)」

「『大空○あゆ』ね?ちょっと待ってて…何よ!メイド服と変わん無いじゃない!…でもまぁまぁ可愛いわね…ん?なになに…『邪悪な性格と殺人的な口の悪さを誇る「すかいてんぷる」の核弾頭…その口の悪さでいつも主人公につっかかってくる…さらには、その口の悪さはあろうことか、日々お客にも向けられる…』って性格悪っ!何よコレ!」

「ツンデレの有名キャラだよ(笑)エロゲーだけどな(笑)人気はスゲーあるから傍役なのに別にゲームが出来たキャラだよ」

「大財閥の娘がファミレスでバイトする訳ないじゃないっ!でも判ったわ!この服ね!ズラはセラムンのでなんとかなりそうだわっ!…」

『いや…性格が似てるかなと…何だか燃えてるみたいだけど…まぁ…放っとくか…』

「楽しみにしといてね♪」

「惣流・アスカ・ラングレーって手もあるぞ?(笑)」

「あーーー…取り敢えず髪型があーゆーのが好きなワケね…」

「いや…オマエに似合ってるキャラがタマタマそーなだけ…」

「何かムカツク…ねっ!ダッコしてっ!」

「何で?」

「してもらいたいからっ!」

「嫌だ」

「何でよ?」

「眠いから(笑)もう3時だぞ?寝ないと俺は明日、元部長と昼前に会う約束なんだよ」

「判ったわよ!ケチっ!じゃあ寝ましょ♪」

『キャリアさん』はベッドに飛び乗って、ポンポンと枕を叩く

「早く!寝るわよ?」

「オマエなぁ…何か性格変わってないか?」

「良いの!アナタの前では正直に素で通す事に決めたから!ワタシはアナタに甘えたいのっ!だから…早く♪」

『俺はただ単に眠りたいの…早く…』

寝間着のズボンを脱ぎ、男物のワイシャツを着た様な雰囲気で俺の気をそそらせた

『いかん…不覚にも立った…30分のスピードモードで出して寝てやる!』

『キャリアさん』の横に行き、立ったモノを出して舐めさせた

「ちゃんと奉仕したら入れてやるよ…口でイカセたいんだろ?頑張れよ」

『キャリアさん』は嬉しそうにモノを音を立ててしゃぶりついてきた

「ずりゅっ…ずりゅっ…ずぱっ…ずりゅりゅ…ずりゅっ…ずりゅ…んはぁ…んっ…んっ…んっ…ずりゅっ…ずりゅっ…ずぱっ…ずぱっ…ずぱっ…ずりゅずりゅずりゅずりゅずりゅっ…んっはぁあ…」

「おい…舌でペロペロ舐めてくれよ…その方がオマエに萌えれるから…舌先で…そう…そう…イイよ…」

『キャリアさん』は上目遣いで、亀頭の周りをペロペロと舐めた

『やっぱ可愛いよな…ロリロリだ…』

舌を一杯出して、アナルから舐め上げたり、タマを転がす様に舐められ、俺のモノがイキたそうにピクピクし始めた

「おい…そろそろ出そうだ…くわえてくれよ…」

『キャリアさん』は俄然張りきり舌を激しく動かしながら頭を上下させる

「あぁっ!イキそうだ…出るぞ…出るっ!出るっ!出るっっ!」

『キャリアさん』の口の中に精液を放出すると、『キャリアさん』は頭の上下を止め、精液を飲み込んでいった

「はぁぁ…」と言う声と共にモノを口から外し、舌で舐めながら、手で残っている精液を絞り出し啜った
全部啜ると満足して、俺にキスをしてきた

「やっと自分1人で精液出せれました…ねっ…今度はワタシのマ○コでイッてください…お願いします」

そう言うと『キャリアさん』は自分の股間に再び元気になった俺のモノを入れ、腰を上下し始めた

「あはっ!入って来るっ!ああっ!…ああっ!あぁっ!あっ!あっ!あっ!イイッ!イイのっ!…」

やがて俺に抱きつき腰を俺の身体に何度も何度も振って当て続け、やがて小刻みにカクカクと動き『キャリアさん』はイッた

「あはああぁあ…」

腰をピクピクさせて俺に身体をあずけた
俺は起き上がり『キャリアさん』の好きな座位でそのままイカし、脱力した『キャリアさん』を押し倒して汁を垂れ流す人形を相手にする様に激しく突き上げ、精液を口に放出した

俺の股間を舐めて綺麗にする力も残っていない『キャリアさん』を抱いて、頭を撫でながら優しくキスをしてやった

「なぁ…オマエとはゆっくりシタ方がお互い気持ち良さそうだぞ?これからはイジメたい時に思いっきり突いてやるよ…良いか?」

『キャリアさん』は放心したまま頭を動かした
『キャリアさん』に寝間着を着せ、居間へダッコして運んでやった
おやすみのキスをしてやり、ついでに『オタク女』の寝顔にもキスをしてやった

風呂場で、股間を洗い流し布団に着いたのは4時を回っていた





習慣と言うモノは恐ろしいモノで、朝7時前には目が覚めた
当然『オタク女』も起きていた
流石に襲う元気は無かったが、身体は正直に反応した

しかもピチピチの緑のブルマーにエプロンという、まるで昨日の夜のコトを知っているかの様に挑発的ないでたちで、お尻の肉も俺の理想的にハミ出ていた

『絶対ヤキモチ焼いてるな…昨日の夜起きたに違い無いな…あー襲いたいけど…身体が重い…』

なかなか襲わない俺に痺れを切らしたのか『オタク女』の顔だけ振り向き

「おはようございますぅ♪」

とニッコリ笑って言った
デカイケツがクイッと上がった

『コイツ…別な意味で恐いな…ヤるかっ!』

振り向いた顔の唇を奪い、股間をデカイケツに押し当てる
片手で胸を揉み上げ、もう片手で股間を撫で回す

『オタク女』は嬉しそうに笑いながら

「あ〜〜〜ん…もうっ…ダメですよぉ〜…メグさんが起きてきますぅ…あんっ♪そんなトコ…ダメ…ダメですよぉ〜…んっ!んっ!んっ!…」

『コイツ絶対判っててやってるよ…コワー…』

喰い込んでいるブルマーを更に喰い込ませ、デカイケツを露出させ、ムチムチした肌にモノを擦り付ける

「あ〜ん…もう…そんなコト…したら…感じちゃって…お料理…出来ないですぅ…あんっ…あんっ…あぁん…」

ブルマーのフチを指で開け中のスジをなぞる
既に『オタク女』の股間は、俺のモノを待っている様だった
ブルマーをずらしモノを入れ突き上げてやると、いつもより大きめの声で喘いだ

「あはっ!あはっ!あはっ!イイッ!イイですぅっ!ソコッ!ソコッ!ソコッ!…あぁぁぁっ!イイッ!…」

いつもより大胆にデカイケツを突き出し、俺のモノをせがむ様に腰をクネクネ動かした

『田仲効果だな(笑)いつもよりエロエロだ(笑)』
胸を揉みながら、奥の奥までモノを突き入れてやった

「あー…気持ち良いぞ…もう出てしまいそうだ…」

「ワタシも…凄くイイですっ!…イキそっ…ですっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あはっ!あはっ!あっ!イイッ!イイッッ!イクッ!イクッ!イクッ!…」

「ほらっ!さっさと…イケッ!イケッ!イケッ!ほらっ!イケッ!…」

デカイケツを叩きながら突き上げてやった

「あひっ!あひっ!あひっ!もっ!イクッ!イクのっ!あっ!あっ!あっ!ああっ!イッ!…イクゥッッ!」

『オタク女』が小刻みに震え、息を詰まらせてイクと、『オタク女』をスグに座らせて口の中に精液を放出した
『オタク女』が綺麗に俺の股間を舐め上げると、俺もブルマーを脱がせ『オタク女』の股間を綺麗に舐めてやった
舐めている時にまだ余韻の残っている『オタク女』がカクカクと腰を反応させるので、またタマラナクなり2回目が始まった
お互いに2回目が終わっても、始めてから30分程しか経って無かった

『それにしても…コイツと付合い始めてから1日5回とか6回がフツーになったんだからスゲーよなー…実はコイツ…サキュパスかぁ?胸はイマイチだけど…(笑)』

「どーしたんですぅ?ニヤニヤ笑って…」

「ん?ブルマーが良く似合うなー…とか思ってさー…でも、なんだか血流悪そうだな…すっごく喰い込んでるもんな…何ともないか?」

「んーーー…緑はかなり跡が残りますよー…でも、御主人さまのオキニだからっ♪」

「ん?紺が一番似合ってると思うよ?あれはローライズだからね♪適度に喰い込んでるし♪パンツも花柄のが一番好きだしね〜♪」

「ありゃ?そーなんですか?ムムムムム…喰い込み命!かと思ってましたっ!奥が深いですねっ!」

「まぁ…個人的な好みだけどね…でも…外やイベントで履くなよ?他のヤツにジロジロ見られるのムカツクから」

「えへへぇ〜♪ヤキモチだぁ〜♪嬉し〜〜〜っ♪」

「あ!それとそろそろ田仲が起きて来るかも知れないぞ?着替えとけよ?見てるだけで肌寒いし、冷やかされるの嫌だからな…」

「あーーーーーーいっ♪ヤッキモチ♪ヤッキモッチ♪うーれしーぃなぁ〜♪」

「オマエに羞恥心が在ったら、露出プレイで外を連れ回すんだけどな…って聞こえて無いか…」

ふと、『キャリアさん』に会社でブルマ履かせてヤろうか?などと不謹慎なコトを考えてしまっている自分に驚いた

『俺は、田仲を含めての生活を許容どころか、もう楽しんでいるのか?実際問題を直視しなきゃあイケナイのにな…』

軽く落ち込んで顔を洗いに洗面台に行った
『オタク女』が鼻歌で台所に戻って行く足音がパタパタと聞こえた
歯を磨き、洗顔をしていると、俺の股間に手が伸びて来た
びっくりして濡れた顔のまま振り向くと、『キャリアさん』が立っていた

「オハヨ…眠いわね…ケイちゃんが着替えてて、目が覚めちゃったから起きてきたのよ…」

「オハヨー…俺も誰かさんの性ですっごい眠いよ…あーーーぁ…」

「そのワリには朝っぱらからヤっちゃってるみたいで…お元気ねぇ……ねぇ?一体1日何回すればアナタの精液は無くなるの?」

「ぶっっ!知るかっ!そんなコトした事ないわっ!」

「アキバで、ケイちゃんと3人で8回した時は最後の方はちょっとしか出てなかったけど…あの時より強くなってない?」

「んーーー…そうかも知れんなー…でもタマがデカクなっているワケじゃないから生産能力が必要に迫られて上がったんじゃないか?」

「そーかもねー…まだ元気だもん…夜にワタシと2回シテ…朝1回?それとも2回?…ワタシが来る前にもどーせシテたんでしょう?凄いわねー…」

「とか言いつつシゴクな!」

「本当はシテ欲しいんだけどね…今度はゆっくりっていう約束だから生殺しにしてア・ゲ・ル♪」

「すなっ!コラッ!何処に入り込んでるっ!おいっ!しゃぶるなっ!ヤりたくなるだろがっ!」

「んふ〜♪ケイちゃん来ちゃうわよぉ〜?」

「さっさと顔洗えっ!」

場所を空け『キャリアさん』に洗顔させる
洗顔料を顔に付け洗い出した時に、寝間着のズボンを勢い良くずらし股間を舐めてやった

「ちょっとっ!何すんのっ!ダメっ!ダメだってばっ!」

泡まみれの顔を必死に洗い流している間に、唾液で濡れた『キャリアさん』の股間にモノを突っ込んでやった

「あぐっ!ちょっ…痛いっ!ダメっ…ダメだって…そんな…イジワル…もぅ…ダメだって…ヤダ…ちゃんと…シテ…欲しいの…に…あん…イジワル…」

「で!ココまで〜♪」

濡れ始めた『キャリアさん』の股間からモノを抜いた

「ああっ!ホンット…にイジワルねっっ!」

「御返しだよ♪早く着替えて来いよ〜♪」

既に並べて待っていた『オタク女』は少しフテていた

「もーーーっ…洗面所でメグしゃんと遊んでたでしょう?冷めちゃうじゃないですかぁ!ぶーーーーーっ!」

「あははは…ゴメンゴメン…アッチからチョッカイ出して来たから…御返ししとかないとな!(笑)もうすぐ田仲も来るだろうから、もうちょい待ってようぜ?」

「それもそですねー♪戻して注ぎ直そっと♪」

お茶を飲みながら『キャリアさん』を待ち、3人揃って朝御飯を食べた
お腹が膨れると眠気が襲って来て、用心の為目覚ましを掛けて横になった
予想通り、アラームで目が覚め、もう一度顔を洗い出かける準備をした
2人はずっとおしゃべりに夢中で起きていた様で、俺の準備待ちで直ぐに電気街に出かける事が出来た

電気屋の中で待ち合わせしていた元部長と合流し、お互いの近況報告をしあった
元部長は『キャリアさん』が一緒に居る事に少し驚いていた

「で?ココがそーかね?」

「はい…昨日は晩方に入りましたけど、空席がチラホラありましたよ」

「んー…アキバとは違うってコトか?それとも認知度の違いか…」

「まぁ…素人が人気にあやかって…のノリですけど…」

中に入ってみると、流石に土曜日という事もあり、粗方満席だった

『んー何か雰囲気が疲れてるんだよなー…内装をキチンとやり直して無いからってのもあるんだろうけどな…』

「お帰りなさいませ〜♪」

『あり?昨日と違う?何で?』

メニューも最初に比べ、書き足しが増えていた
お客が帰る時も「行ってらっしゃいませ〜♪」に変わっていた

『日替わりか…時間は大丈夫だな…頼んでみるか…』

日替わり2つにケーキセット2つ、飲み物はホットコーヒー2つに、レモンティーとミルクティー
極めてシンプルなオーダーをした
その筈が30分経っても出て来ない
そんなに忙しい様子でも無いのに…他のお客からも催促されている
フロアーの女の子1人が走り回って謝っている
厨房の中から大きな鍋かフライパンが落ちる音がし、悲鳴が聞こえた

「なんだ?どーした?」

思わず立ち上がり、厨房へと歩み寄った
フロアーのメイドさんも入り口で固まり中を覗いていた
メイドさんを寄らさせて中に入ると家庭用フライパンとは不釣り合いな量のチキンライスがブチ撒かれていた
厨房のメイドさんは火傷をしたようで、腕を押さえて座り込んでいた

「ほらっ!立って!」

製氷機から氷を大量にシンクに入れ腕を冷やさせた

「暫くジッとしてろ…オーダーは…オムライス6コに日替わり2つか…おい!日替わりもオムライスにするぞ!フロアーっ!お客さまに飲み物オカワリとクッキーか何か出しとけっ!」

「え?え?え?」

「イイからっ!さっさとしろっ!笑顔忘れるなっ!良いかいキミ…このフライパンだとせいぜい3人前でパンパンだ…2人前で振る事を覚えろ…手本見せるから良く見といて…」

俺はオムライスを2人前づつ作り上げ、15分後には掃除まで済ませた
フロアーのメイドさんを厨房に呼び寄せ、店長にスグ来る様に連絡を取らせた
厨房のコに皿と材量を用意させ、俺がオーダーを自分の作り方でこなしている内に店長が来た
最初に入った時に忙しく走り回っていた女の子だった

「あのな…余所の会社がどーかは知らんが、こなせればOKってもんじゃないぞ? 俺達はサービス業の人間だ…可愛い格好して愛想でカバーすれば良いってもんじゃない…キチンとレシピ決めて、作り方も決めて、1人に何かあっても、他の人間がスグに出来なけりゃ店を開けてる意味がないだろ?開店日も昨日も寄らせて貰ったけど…キミは表でピリピリし過ぎ…もう1人ののんびり屋さんの方にフロアー任せて、厨房を完璧に整えろ…『メイド喫茶』って言っても『飲食業』なんだからな!判ったか?…で、あのコはヤケドしちゃったみたいだから厨房から出せよ?バイキン入ってヤケドの跡が残ってしまうからな…後、日替わりは勝手にカップスープとオムライスの半チャン、ケーキの2分の1カット、サラダに変えさせてもらったから(笑)…それと!冷凍のチキンライスをレンジで3分過熱してから、フライパンで炒めろよ?その方が早いし旨いからな…諒解?」

「え?あ!はい!諒解です!…で、あの…」

「ん?ああ…時給は要らないから安心しろ(笑)他言もナシ!オープンしたてで、キツイだろうが頑張れよ!」

厨房を後にすると、すっかり冷めた日替わりランチが待っていた

「お待たせしまして、申し訳ないです…でも、こりゃオーナーの責任ですね…若いコばっかりだから経験が無いのに…」

「まぁ…この規模なら仕方ないだろ?どこが元か調べておくよ…でもやっぱり喫茶の方が似合うな(笑)管理課だとじーーーっと黙って座っているって聞いたからな(笑)」

「あそこで賑やかにしろってのが無理な話ですよー…図書館みたいな感じですからね…」

「あははははっ!そーだな!図書館かっ!上手いコト言うな(笑)」

「あの…」

振り向くと店長が立っていた

「良かったら御指導お願い出来ないでしょうか?」

「あーそれは無理!こう見えても会社員だしな(笑)こちらに部長様もおられるコトだし(笑)」

「まっ辞めれば構わんが…(笑)」

「それに簡単にお互いの手の内を明かせれないだろ?そんなコトを滅多に言っちゃあダメだ…もっと自信を持って!キミがフラフラしたら残りのコ達も不安でフラフラしてしまうぞ?この部長みたいに何を言われてもニコニコ笑ってりゃあ部下は頑張るからなっ♪怒る時は人に見えない所でキチンと怒ってやれよ…イイね?」

「私は人前でもキミを怒鳴り散らしていたけどな?(笑)まぁ、店鋪だとそーもいかんか…店長さん!そんな神妙な顔をせず…ニコニコ笑ってなさい…ココは『メイド喫茶』なんですから(笑)」

「はぃ…お客さまに勝手申しましてすいません…聞かなかったコトにしておいてください…」

「ん…頑張って!」

店長は深々と頭を下げ厨房へと入って行った

「厨房の中から声が聞こえてたわよぉ〜(笑)「フロアーっっ!」とか言って(笑)」

「お客さんが厨房じっと見てましたよ♪面白かったです!」

「何言ってんだ!大変だったんだぞ?ソースの位置もワカランかったし…味はどうだった?ハンバーク用のデミとケチャップとトマトジュースとウースターを混ぜて作ったんだけど…」

「私の様な年でも、あっさり味で全部喰えたよ」

「それは良かった…それじゃあ他の視線もありますから…そろそろ出ますか?」

「そーだな…私もお付き合いのゴルフがあるからな…」

「お忙しい中お呼び立てして申し訳無かったです…」

「なに…キミの作ったオムライスが喰えて幸せだよ(笑)」

3人が外に出て、俺が会計を済ませようとすると、メイド服に着替えた店長が出て来た

「お世話になりましたし、頂けませんので…」

「そんなコトを言うなっ!それなら俺が作ったのを喰った人全員タダにさせるぞ?(笑)どーせ会社の経費で落すからキチンと取れよ…それでも…ってんなら、次にこんな事にならない様に頑張って見せろ!ってコトだ…諒解?」

「はぃ…ありがとうございます…」

「あーあ…泣くなよ…(笑)あ!挨拶はどっちかにちゃんと決めておいた方が良いよ?じゃあ頑張って!」

会計を済ませ、外に出ようとすると

「ありがとうございましたっ!」

大きな声で4人揃って見送ってくれた
『中に戻れ』と手で合図し、手を振った
4人共手を振って応えた

「噂通り…モテモテね♪」

「はぁ?俺がいつモテモテになってた?」

「噂だと東京でトッカエヒッカエだったらしいじゃない?(笑)」

「おかしいな…俺はマネージャーとラブラブだった筈なんだが…」

「それも聞いてたわよ…ゲロゲロね…」

「おいおい…ケイコくんの名前が出て無いぞ?(笑)6月なんだろ?式場は決まったのか?」

「あはは…まだ決まって無いです…3次会はウチのカラオケ店なんですけどね(笑)」

「何だったら私が段取りしておくぞ?」

「いえっ!一応ツテもあるんでソッチで話進めてますから(笑)」

「なら良い…キミの親御さんからも連絡があるからなー…グズグズして申し訳在りませんってな(笑)」

「ははははは…」

「いい時間になったから私はココで失礼するよ…じゃあまたな…」

「はい!ではまたっ!」

元部長を見送り、『キャリアさん』の希望でアニメショップを歩き回った
○長書店の前に長い列が出来ていたので、様子を伺うとサイン会が開かれる様だった

『あーーー…コレかな?…どっかにいるのかな?』

『勇者』を探してみたが見つからず、人込みを避け裏通りに戻った
すると『勇者』にバッタリ出くわした

「あ!どもっ♪」

「やっ!これはこれは…やっぱりこのイベントですか?」

「ええ♪仕事なんで、並ばなくてイイだけ嬉しいですよ(笑)でも、コッチでこんだけ人が集まるとは思っていませんでしたー♪」

「あはは♪役得ですね〜♪」

『キャリアさん』は視線を外し余所を見ていた、『勇者』も少し気まずそうな雰囲気だった

「じゃあ、明日お話を聞かせて貰いますね♪お仕事頑張って下さいね…では♪」

『オタク女』も流石にチラチラと『キャリアさん』の様子を見た
『キャリアさん』は何喰わぬ顔をしながらも、口許をキュッと引き締めていた
『キャリアさん』は、その後やけに明るく振るまい、ノリノリでコスを合わせていた
そして用事を思い出したと言って帰って行った

「やっぱりコタエルんだなー…」

「仕方が無いですよ…まだ気になってるんだもん…「別れた」って聞いちゃったから…」

「何気に何でも知ってるな…彼の方の情報も知ってるのかい?」

「いえ…挨拶メール位ですよ…でもカリちゃんとはメールしてますから、大体のコトは知ってますよ?カリちゃんも疲れてて、彼に済まないコトをしちゃったって、後悔してるし…メグさんには勝ち目がないんですけど…」

「で?結局、俺にどーして欲しい?オマエの狙い通りに、俺に好意を持ってもらっても6月には結婚するつもりだぞ?勿論、オマエもそのつもりだろ?…田仲は『俺達』とずっと一緒に…って言ってたけど、俺は公平に2人の女を愛せる程の器は無いよ…オマエが絶対的優位に立っている…もし、オマエと別れたら会社を辞めて、田仲とも会わないで済む場所に移るだろうしな…結局、田仲の為に良いコトって、俺達と無関係になる事だと、俺は思っているよ…それが今、田仲にとって凄く辛い事でもね…」

「ワタシもイロイロ考えて、その通りだと思っているんですけど…ダメなんですよ…メグさんが居ないと不安で不安で…メグさんと御主人さまが2人でエッチしてたのも全部判っているんですけど…でも、そのヤキモチもワタシの不安を打ち消してくれる1つなんです…卑怯なやり方ですけど…正直に言いますね…他の誰とも判らない人と比べられるよりも、メグさんと比べられる方がワタシにとって安心なんです…それは、メグさんが肉体的に、御主人さまの好みじゃないってコトも少し入っています…だってワタシとしている方が、御主人さまは早くて、しかも沢山出るし…フツーに見たらメグさんの方が絶対に全てに於いてワタシより上です…でも、御主人さまにとってはワタシの方が上で…残酷な女なんですよ…ワタシって…メグさんが御主人さまと居る事で、自分の優越感を満たしているサイテー女なんです…見た目通りの可愛く無い女なんです…」

『オタク女』は目を赤くして涙を流しながら抑揚無く言った

「まぁ…俺だって似た様なもんだ…オマエなら他の男が相手にせずに、俺だけのモノになるだろうって思ってたからな…裏切りなんか絶対しないって…勝手にな…でも、メイド服着せたりしてたらドンドン可愛く思えて…実際アキバで写真撮られまくってるだけでも腹が立ったさ…それがドンドン人気が出て…ヤロー共のメル友まで増えて…他の男に取られそうで、気が気じゃ無い…俺はオッサンだしな…だから、俺も田仲という存在に『保険』として依存してんのかも知れない…2人して田仲を食い物にしてんだな…でもさ…田仲はそれが判ってても俺達に『彼女の事情』で依存している…でも、いつかは田仲を自由にしてやらなきゃならないぞ?俺達が真っ当になる為にも、彼女が幸せになる為にも…判ってるとは思うけど、区切りってのをつけたいから、俺としては『結婚』ってのを目安にしているよ…」

「うん…でも…ワタシが優位じゃ無くなっても、全く劣等感無くなっても、ヤッパリ3人で居たい!…3人で1人前の幸せの様な気がするの…」

「今はそーかもな…でもな!新婚旅行は絶対3人で行かないぞ?それだけは譲れない!覚えておけよ!」

「えへへぇ〜♪どこ行くか決まったんです?」

「ん?俺の好みでメインはNASAに決めた!後は航空機ミュージアム巡りだ!パックツアーが有ったのよ♪」

「あり?富士○のGライドわぁ?」

「そんなもん、いつでも行けるだろがっっ!」

賑やかに騒ぎながら家へと帰り、何喰わぬ顔で『キャリアさん』に8時から晩飯だよとメールした
そして7時には『キャリアさん』も当然の顔をして、お酒と着替えをバッグに詰め込んで来た
そして酔っぱらい3人はお約束の3Pを寝落ちするまでシ続けた





朝1番に起きたのはヤッパリ俺だった
熱い風呂を入れながらシャワーを浴び、目を覚ました
風呂から上がって、2人を起こそうとするがナカナカ起きる気配が無い
全裸で寝ている『オタク女』の布団をめくり、力の抜けた股間をパックリと広げて舐め、6分立ちのモノを後ろから入れ突き始めた
暫くは反応が薄かったが、次第に自分からデカイケツを突き出して悶えだし、腰を円を描く様にゆっくりとフリ始めた

「んんー…あー…おはよう…ございますぅ…」

「おはよう…目が覚めたか?」

「んふっ…あぁぁ…覚めました…メグさんは?…まだ寝てます?…あっ!あっ!あっ!…」

「ああ…まだグッスリ寝てるよ…しかし…オマエのケツは寝てたら普段よりも更にモチモチしてるなー…凄く気持ちイイよ…」

「んふっ…んっ…嬉しい…です…こっちに戻って来て少し…太っちゃったかも…んっ…うんっ…」

「それで胸が少し大きくなったのかな?…揉み心地良くなったよ?」

「あっ!あっ!あっ!…今もうCカップに…なってますから…御主人…さまが…イッパイ…んくっ…揉んで…下さる…から…かもっ…あぁぁっ!イッ!イッ!イッ!…」

「Fになったら外に出せないな…エロ過ぎて…」

「ワタシにそんなに欲情するのは…御主人…さま…だけですよぉ…あんっ!…こっちに…帰って来て…声なんか…掛けられませんもの…あっ!ああっ!」

「ん〜?声掛けられたいのか?他の男にっ!」

デカイケツを叩き、思いっきり奥まで突っ込んだ

「あひっ!あっ!あぃっ!…違いっ!…ますっ!…あっ!ひっ!あはっ!あはっ!…」

「今日、イベントで…声…掛けられるさっ!…オマエの…エロいっ!…身体をっ…写真にっ…撮りまくってっ!…オナニー…されるんだっ…」

「あはっ!…やだっ…ワタシはっ…そんなのっ…んっ!んっ!あはっ!…」

「仕方…無いだろっ…俺だって…オマエの写真で…何度も…抜いてんだっっ!」

「ひっ!ひっ!あっ!あっ!あぁっ!イッ!イッ!イイッ…のっ!御主人…さまはっ!…あはっ!イイッ!…でも…他の…人はっ…ダメェ…あはっ!あっ!あんっ!…」

「他の男の目で…舐められる様に…見られてるんだよっ!…オマエのデカイケツとムチムチの太股をなっ!」

「やだ…そんなコト…言われたら…気になって…しまい…ますっ…」

「マ○コ濡れ濡れになっちゃう…かもな?…会場でオナニーすんなよ?…」

「ひぃっ!あはぁっ!あっ!あっ!あっ!…しません…お約束しますっ!…だから…イカセてっ!ずっとっ…イキそう…なのにっ…もう…イジワル…しないでっ…あはっ!イイッ!イイッ!イイのぉっ!」

「じゃぁ…今日は貞操帯無しで、ブルマだけ履いて行けよ?良いな?」

「あっ!はいぃっ!行きますっ!行きますからっ!何でも言う事聞きますからっ!…あぁぁっ!ソコっ!ソコをっ!そーですぅっ!イイッ!イイッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクのっ!あっ!あっ!あっ!あっ!イッちゃうっ!イッちゃうのっ!イッ!イクッ!イクッ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イクッッ!…」

『オタク女』は勢い良く潮を吹き、体を小刻みに震わし丸く固まってイッた
俺は布団に散った潮の上にタオルを敷き、『オタク女』を抱きかかえキスをしてやった

「ブルマはノーパンで赤を履いて行けよ?染みたらすぐ判る様にな…」

「はぃぃ…」

「じゃあ風呂入ってそのエロい匂いを落して来い…」

「はぃ…」

『オタク女』はフラフラと立ち上がり風呂場に裸のまま行った
まだ出ていない俺は、『キャリアさん』の布団を剥がし、股間を触った

「起きてるんだろ?もう濡れてるぞ?」

『キャリアさん』は上目遣いで俺を見上げた

「だって…」

「安心しろよ…オマエも可愛がってやるさ…」

「え?あ?そっちは…」

『キャリアさん』のアナルを舐め始めた

「やだ…最初はフツーが良い…ソッチは…オカシクなっちゃうから…ダメ…」

「おい…口が空いてるなら綺麗に舐めろよ…」

『キャリアさん』の顔の前に、『オタク女』の汁と潮で濡れたままの股間を寄せた
『キャリアさん』はペロペロと前に言った通りに舐めだし、俺は指でアナルを広げながらクリトリスを舐めてやった

「んっ!…指がっ…痛い…急に…広げたら…んっ!んっ!あぁっ!…そんなっ…」

「ん?チ○ポの方が指よりイイか?」

「先きに…マ○コで…イカセて…アナタの…チ○ポで…あぁっ…」

「ダメだ…先に舌でイカセてやるよ…その後アナルに入れてやる」

「んはぁっ!…ダメっ…マ○コに…マ○コに…頂戴…ソコっ!舐められたらっ…スグ…イッちゃうからっ…ダメっ!ダメっ!…あはっ!あはっ!そんなっ!そんな…したらっ…イッちゃうっ!イヒッ…ちゃうっ!イッ!イッ!イキますっ!もっ!もうっ!イクッ!イクのっ!イッ!イッ!イイイッッ!あっ!あっ!あっ!イイッッ!」

クリトリスが舐め辛い程、腰をカクカクさせて『キャリアさん』はイキ、 中から汁が溢れてきた
そして、その汁をアナルに伸ばし、モノを突っ込んだ

「ヒッッ!いっ…痛いっ!…奥までは…ちょっと…待って…ダメっ…待って…ああっ!いっ!痛っ!ゆっくり…シテ…あっ!あっ!あっ!…」

『キャリアさん』を後ろから抱え、手でクリトリスやGスポットを刺激しながら、『キャリアさん』の小さな体を上下させた

「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…」

徐々にスベリが良くなり、次第に『キャリアさん』も喘ぎ出した

「あっ!あっ!あっ!あぁっ!コッチもイイッ!イイッ!あっ!あっ!あっ!あっ!…」

「マ○コとアナルどっちがイイ?」

「どっちもイイッ!でもっ…アナルの方は…狂っちゃうから…」

「マ○コでもそーだろ?」

「マ○コは頭が真っ白に飛んじゃってるけど…コッチは判っててイッちゃうのっ!」

「それで?どっちがイイんだ?」

「どっちも好きぃっ!イッパイ突いてっ!イッパイ…あはぁぁっ…」

「ん?こうか?」

ズボズボと音を立てながら『キャリアさん』の体ごと上下させる

「あ…あ…あ…あ…あ…あ…壊れる…壊れちゃう…もっ…壊れてる…かも…あっ!あっ!あひっ!あひっ!あひっ!…あっ!ああぁあっ!イクッ!イクッ!イクッ!イクゥッッ!イヒィィィッッ!……あーーーーーーっ!」

俺は脱力した『キャリアさん』に構わず突き続けた

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…壊れるっ…壊れ…ちゃうっっ!…」

「壊れろよ…ほらっ!」

まるでオナニーの行く時の様に早く『キャリアさん』を動かし奥まで突く

「あひっあひっあひっあひっあひっあひっあひっ…」

「ほらっ!出るぞっ!出るぞっ!」

「ああああああああああっっ…中にっ!中にっ…精液がっ!…精液が…出てるっ!…あっあっああっ!」

精液を『キャリアさん』のアナルの奥に放出し、力を緩めると『キャリアさん』はぐったりと俺に寄り掛かった
モノがピクピクする度に『キャリアさん』の体もピクピク動いた

「ほらオマエも風呂に入って来い…オマエも今日はノーパンでブルマー履いておけよ?」

「はぃぃ…判り…ました…」

俺も風呂場に付合い、まだ入っていた『オタク女』と『キャリアさん』に股間を綺麗にさせた

『何だか久々に奴隷と御主人さまだな…(笑)』

『オタク女』と外に出て体を拭きながら

「そー言えば今朝はまだオマエで出して無いよな…」

裸のままの『オタク女』と居間に戻り、服を着せて『御奉仕』させた

「おい…もうブルマーに染みが出来てるぞ?」

「だって…御主人さまの精液を飲んだから…」

「じゃあ…オマエはブルマー止めて、コスするまで、あのミニ履いてスケパン履けよ♪電車で行こうぜ?」

「え?ヤですっ!他の人に見られちゃいます!」

「良いじゃんか…濡れ濡れになるぞ?」

「ダメです!我慢出来なくなっちゃいます…」

「それじゃあ帰りにその格好なっ♪」

「えぇっ?」

「え?何でも言う事聞くって言っただろ?」

「あ…はぃ…」

『キャリアさん』に貞操帯と緑のブルマーを履かせた

「さてと…準備も出来たし…今日は電車で行きますか♪」

会場ではチョコが配られ、結構賑わっていた
『オタク女』と『キャリアさん』は、それぞれのメイド服に着替えコスプレ会場に行った
俺は男のサークルの所を回り、趣味の本を探してみたが見付からなかった
結構早くに見て終わり、コスプレ会場に行き2人を探した

すると何人かに写真を撮られている2人を見つけ側に行った
眺めていると、前に『キャリアさん』と同様に、俺を撮った数少ない女の子が声を掛けて来た

「あの…これ…この前の写真です…イベントで探していたんですけど、御会い出来なくて…」

「あ!あぁ…ちょっと仕事で、アキバの方に居たんですよ(笑)お手数掛けたみたいでスイマセン」

「で、今日は何もなさらないんですか?」

「あはは…今日は指示がなかったもんで(笑)」

「あ!この前の相方さんですよね?今日は?」

「あそこで撮られてますよ(笑)」

「ああ!メイド服だから合わせがなかったんですね?でしたらもし良かったらワタシの知り合いのコス手伝って下さいません?」

「へ?俺がですか?」

「はい♪メガネ掛けてらっしゃるし♪」

「どんな格好ですか?」

「コレと殆ど同じです♪」

『コレって……『ブリー○』か?』
「射場○左衛門ですか?」

「あ!詳しいですねっ♪でも違いますよっ五番隊隊長ですっ♪」

「ん?ヨン様の真似出来ませんけど…?髪型違うし…あんなに男前でも無いから…一番隊か十一番隊隊長が好きなんで…それならしますけど?ダメ?(笑)」

「すいません…ヅラや髭まで用意していないんで…藍○隊長でお願いしますっ!」

結局押し切られ、彼女のお仲間の所に連れて行かれ衣装を渡された

『斬魄刀の名前なんだっけ?覚えてねーや…ってか髪型違うし…似てるのメガネだけじゃんか…なんだかねー…』

等と考えながら着替えを済ませ、『ブリー○』集団に戻った
何故だかレイヤーさんは女の子がメインで男は俺を含めて3人しか居なかった
ダベリと集団撮影も済み、着替えようと更衣室に戻って行こうとすると
副隊長コスのコと十番隊隊長のコが『合わせ』をお願いして来た
暫く、何人かに撮られるがままになっていると、『キャリアさん』がやって来ていた

「何やってんの?」

「ん?藍○隊長らしいぞ?」

「じゃなくて…どこからコス持って来たんですか?」

「ん?ああ…あのコだよ…オマエと一緒に俺を撮ってたコが居たろ?お願いされてね…写真貰ったお礼だ(笑)俺としては山本○柳斎か更○が良いって言ったんだけどな…」

「『ブリー○』は良くわかんないからパスっ!コスするんだったら言ってくれれば良かったのに…」

「何で?」

「カメラ持って来たのに…残念ね…」

話をしている間中、十番隊隊長のコがまとわり着いていた
『キャリアさん』と変わらない位のチビッコだったが、ややポッチャリしていた
ヤキモチでも焼いたのか『キャリアさん』は俺の腕を取り「失礼」と言って『オタク女』の方へと引っ張っていった

「何アレ?中学生じゃないの?勝手にベタベタしてっ!ムカツクっ!」

「はは…イイじゃ無いの?名前も知らないし(笑)間違っても手は出さんよ(笑)」

「そーゆーコトじゃないのっ!」

「ん?中学生と目線が一緒で腹が立ったのか?(笑)」

「違うわよっっ!見も知らない男にベタベタする女がムカツクだけよっっ!」

「はいはい…」

『オタク女』はカメコさん達のリクに合わせイロイロとポーズを取っていた、赤いブルマーがチラチラ見えた

『やっぱりスケパン履かせておけば良かったかもな…』

「ちょっと着替えて来るよ…コレ返さないとダメだし…」

「じゃあ私も着替えるわ」

『キャリアさん』と一緒に着替えに行き、着替えを済ませ綺麗にたたんだ 
女子更衣室の前で『キャリアさん』を待ってコスを返しに行った

「あ!どうも!ご無理言いましてスイマセンでしたっ!」

「いえいえ…写真のお礼ですから♪」

「今度、御会いした時に今日の写真をお渡ししますんで!」

「あはは…次も何かヤらされそうですね(笑)」

「あ!コレっ!名刺ですっ!HPとかもありますんで、見に来て下さいね?今日の写真もアップしますけど良いですか?」

「あー…構いませんよ〜♪」

「それと…CNとか有りますか?あったら教えてくださいっ!」

『CNですか?ある訳ないけどね…何にしよ?んーーー…』
「α ・ アジールです(笑)」

「アルファ・ジーさんですか?変わったお名前ですね」

『違うけど…まっいっか(笑)』

すると横から十番隊隊長のコが

「オイラも写真出来たら渡すから〜♪メルアド教えて〜♪」

と入って来た

『キャリアさん』が睨むが、気にせずに名刺を渡してきた
俺が携帯を出してメルアドを見せると、手に取って空メールを自分の携帯宛に送り、ワン切りをした

「おいおい…」

「へへぇ〜♪オイラのCN変換し辛いからメールで送るよ…読み仮名で登録しといてね〜♪お兄さんはα-Gだよね?よしっ!はい!笑って!…登録完了!」

『キャリアさん』が口を開けて、何か言いたそうにしていたが宥めてコト無きを得た

「ガキンチョと同レベルになるなよ…なっ!落ち着いて…」

「携帯のカメラだってカメラ登録しないとダメなのよっ!あんな何も考えないコが居るから規制ばっかり増えるのよっ!撮影してないのに長尺物持ったマンマで会場歩いてるしっっ…」

「まーまー…お仲間さんがちゃんと教えるさ(笑)俺だってこの前オマエに言われて刀振り回したろ?テンション上がるとそんなもんだって(笑)」

「…女の子に甘いんだからっっ!」

「ん?「オイラ」って言ってたぞ?」

「見ればわかるでしょ!オンナよ!オ・ン・ナ!」

「別にイイじゃんか…範囲外だし…ヤキモチ焼くなよ…みっともないぞ?」

「べっ…別にヤキモチなんかじゃ無いっ!腹が立っただけよっ!」

「ふーーーん…正直じゃないねー…」

「本当よっ!あんなガキンチョに誰がヤキモチなんかっ!」

「正直になれよ…正直に…」

ポケットの中のボタンを押した
『キャリアさん』はビクッと硬直し立ち止まった

「んぁ…ヤダァ…こんな…トコロで…しないで…」

「え?何?聞こえないよ」

「ダメ…しないで…ください…」

『キャリアさん』は声を震わし、辿々しい歩き方になった
人の空いている壁際に行くと、スイッチを『中』にした

「あっ!ダメッ!そんなにしたらっ!感じてしまうっ!」

「何言ってんだ?とっくに感じてるだろーが?…で?ヤキモチ焼いたのか?」

「んっ!違い…ますっ…腹が…立って…」

俺はニヤニヤ笑いながら、スイッチを『強』にした

「ヤキモチだろ?」

「あひっ!あぁっ…そ…です…ヤキモチ…焼いちゃい…ました…イッ…」

「おっ!可愛いじゃんか!(笑)これからは正直に言えよ(笑)」

「はぃぃっ…」

スイッチを『切』と『キャリアさん』は、ぐったりと力を抜き「はぁはぁ」と肩で息をした
『オタク女』も一段落したのか、俺達の所にやってきた

「自販機ってココあるか?」

と『オタク女』を誘って2人でジュースを飲みに行った
そしてイジワルモードのまま『オタク女』に話し掛けた

「おい…やたらとブルマー見えてたぞ?そんなに見てもらいたいのか?」

「え?そんなコト無いです…」

『オタク女』のニコニコ顔が、困った顔に凍り付いた

「そうか?俺には嬉しそうに股間を晒している様に見えたぞ?」

「違いますっ!そんなんじゃ…」

「ん〜?じゃあ股間が染みてんのは何でだ?」

俺はデタラメを言いながら立ち上がり、『オタク女』の耳許で囁く

「ほら…後ろのヤツ…オマエのケツを撮ってたぞ?もっとサービスしてやれよ…」

柱の影でブルマーを股間に喰い込ませ、少しハミケツにした

「ほら…もっと撮られて来いよ…」

『オタク女』をコスプレ会場に戻し、『キャリアさん』の横に座った
『キャリアさん』はバイブの存在を意識してしまい、少しモジモジしていた

「ん?染みてキモチ悪いか?」

「はぃ…」

「家に帰るまでガマンしてろ…帰ったら可愛がってヤルからな…」

そう言いつつ『弱』に入れる

「んっく…はいぃっ…」

昼がとっくに過ぎて腹が減っていた俺は『オタク女』を探した
ハミケツに気付いたのかカメコ数人は地を這う様なローアングルから写真を撮っていた
会場の熱気の性か、それとも妄想して上気しているのか、頬を赤らめた『オタク女』を連れて『キャリアさん』の許に帰った

「腹が減ったんだけど…そろそろ帰らない?今日は弁当無いんだろ?人も減ってるし…」

「じゃあ着替えて来ますね♪」

「あっ!」

『オタク女』が着替えに行くのを呼び止め側で囁いた

「パンツに履き替えないでそのままブルマーで居ろよ?でもスカートはミニでな…」

『オタク女』は大人しく頷き、着替えに行った

「さてと…荷物はちゃんと持ったか?」

「はぃ…大丈夫です…」

しおらしい『キャリアさん』の手を取り立ち上がらせた

「いつスイッチ入るかな?楽しみだね♪」

とニヤニヤ笑った
『キャリアさん』は顔を赤らめ上目遣いで俺を見た

「イジワル…」

「ん?可愛がってるつもりだけどな?」

『キャリアさん』は無言で側に寄って来た
女子更衣室の前で『オタク女』が出て来るのを待っていると、十番隊隊長のコが着替えて出て来た

「よっ!お疲れっ!」

「ありゃ?誰か待ってんの?」

「ん?『嫁』待ち(笑)」

「へ?『嫁』そこに居るじゃん?」

「ん?ああ!コイツは『奥さん』(笑)」

「あ?『嫁』と『奥さん』が居るってコトは…『愛人』と『恋人』と『彼女』もいるの?」

「居ないよ(笑)自分こそ相方さんは?」

「ん?ああ!あのコは『合わせ』のコだよ(笑)オイラは相方って居ないんだよ…今んとこ同人とか作ってないし…コスだけだから(笑)」

「居そうなのになー…もう帰るの?」

「うん!バイトがあるからさ!んじゃあまた今度な〜♪」

「へいへい!またね!バイト頑張れよっ!」

『キャリアさん』がじっと俺を見ていた

「ん?どした?」

「ワタシ…『奥さん』なの?で、ケイちゃんが『嫁』?」

「んーーーーーー…『彼女』ってしたら『彼女2』とか思われそーだろ?だから『嫁』って言ってみた(笑)そしたら最悪でも『愛人』って事になるだろ?で、間髪入れずに『奥さん』って言ったから、あのコはワケ判ってないよ(笑)」

「『奥さん』かぁ…んふっ♪ありがとう♪」

「はぁ?気味悪いな…「どっちがどーよ?」とは聞かないんだな?」

「んふふ…良いのっ♪気持ちだけでも♪」

やっと『オタク女』が着替えて来たが、明らかにミニと上着がミスマッチしていた
急速に萎えた俺はもう一度着替えさせた
『オタク女』がカメコ達に挨拶をして回り、中途半端な時間に出た俺達は、ファミレスで食事を済ませ家へと帰った

「さてと…ケイコ…ブルマー脱いで渡してみろ…」

『オタク女』は恐る恐るブルマーをその場で脱いで俺に手渡した
濡れてシミている…という程では無かったが、ジットリとしていた
股間に手を伸ばすと中の方もジットリとしていた

「ギリギリセーフってところか…」

『オタク女』はホッとしたように、ニコニコ顔に戻った

「じゃあ…メグ…オマエも貞操帯まで外せ…」

『キャリアさん』は名前で言われて「え?」という顔をして、貞操帯を外した
ブルマーのフチがシミている時点で濡れているのは判っていたが、濡れている貞操帯を確認した

「オシオキはメグに決定!」

『キャリアさん』に手枷と足枷をし、座らせた『オタク女』の股間を舐めさせ、汁が溢れて来ると、俺がモノを『オタク女』に突っ込み、『オタク女』がイクまで側で見させた
『オタク女』が2度目の絶頂を迎え、俺も出そうになった時『キャリアさん』の口にモノを突っ込んで精液を飲ませた
俺の股間を綺麗に舐めさせ、『オタク女』の股間も舐めている時に、また硬くなった物を『キャリアさん』の股間に突っ込んで掻き回しオレが出そうになるまで何度もイカセ、今度も『キャリアさん』に精液を飲ませた
『キャリアさん』は嬉しそうに俺の精液を口で絞り出し、綺麗に舐め上げ横たわった

その後は『キャリアさん』が復活するまで『オタク女』と交わり、『オタク女』にも精液を飲ませた
3度出した俺は横になって、『オタク女』と『キャリアさん』の舐め合いを眺めた
2人共がイキ汁まみれになった顔を、舐めてやって2人と舌を吸い合いながら長い時間キスをして過ごした

『オタク女』が晩飯の用意をしている間に『キャリアさん』の枷を外しゆっくりとしたセックスをした
いつもの様に激しくは無いが、『キャリアさん』は2度イッた
そして幸せそうに俺の胸の上に顔を載せ横になっていた

疲れていたのか『キャリアさん』が寝息を立てだし、俺はそっとトイレに行った
トイレから出て台所を見ると『オタク女』がせっせと用意していた
俺は側に寄り、その手際を眺めていた

「あの…今日…ワタシ…何か気に触る事しました?」

『オタク女』がおずおずと聞いて来た

「ん?別にそんな事は無かったけどな…ちょっとヤキモチ焼いたのかも知れないな…田仲が余所のコに妬いたのが移ったのかもな(笑)冷たかったか?」

「ん…ちょっと…素っ気無いっていうか…メグって呼んでたし…」

「オマエ等の望みだろうが?3人で!って…だから呼ぶ事に決めたのに…」

「あ!だったら良いんですっ♪ゴメンナサイ!ワタシもヤキモチ焼いたのかもですっ(笑)」

「ばーか(笑)」

『オタク女』のデカイケツを叩いて笑った

「痛いですぅ〜…もーーーーーっ!」

「あれ?今日は豚さんじゃなくて牛さんか?」

「ぶーーーーーーっ!牛さんでも豚さんでも無いですぅ〜っ!」

「もーーーっとかぶーーーっとか言ってんじゃん(笑)」

「イジワルっ!」

「そんなコト無いぞ?ほれっ♪」

デカイケツを押し広げ、モノを股間に突っ込んだ

「あんっ!もっ…ダメですぅ…もうちょっとで…火を止めますからっ…」

「後は余熱で大丈夫だよっと…ほら消したよ…安心してケツ振れ!」

「あはっ!もう…イジワル…」

「会場でずっと他のヤロー達に囲まれて、俺を放っとくオマエの方がイジワルだよっ!…ん?…ってことは…俺は拗ねてたのか?(笑)今判った(笑)」

「もっ…早く言ってくれれば…側に…ずっと…居たのに…あはっ!」

「でもさ…楽しませてヤリたいじゃない?…オマエにさ…」

「一緒に…楽しみたい…です…んっ…んっ…んぁっ!…あはぁっ!」

「まぁ…俺も…別に…楽しめたさ…」

「コス…似合って…ましたよ…んっ!んっ!んふっ!」

「そうか?…まぁ…どうでも…良いけど…なっ!」

「あはぁっ!ああっ!イイッ!イイですっ!もうっイキそっ!イキそうですっ!」

「良いよっ!イケよっ!俺もイクからっ!ほらっ!ほらっ!ほらっ!…」

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イイッ!イイのっ!…イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イイッ!イクッ!イッちゃうっ!…あはぁっっ!もっ!イクッ!イキまっ…すっ…あはっ!イッ!イクゥッッ!…」

『オタク女』のデカイケツが俺の股間を挟み、やがて力が抜けた
俺はそのまま奥まで突っ込み、精液が出そうになった
モノの根っ子を掴み、座り込んだ『オタク女』の口にモノを急いで入れ精液を流し込んだ
『オタク女』はモノの中の精液を残らず吸い出し、股間を綺麗に舐めた

余韻に浸っている『オタク女』の代わりに、盛り付けを済ませて居間へと運び、3人で下半身裸のまま晩御飯を食べた





晩御飯を済ませ自分達のダラシ無い格好に閉口しつつ、風呂にお湯を張った
『キャリアさん』は今日も泊まる気満々で、上着にパンティ姿で、ハンガーに吊るしたスーツにブラシを掛けていた

「なぁ…3人で居たら取り留めも無くエッチばっかりシテしまうし、エッチした後、裸なのは仕方ないけど…その間が緊張感が抜けてるな…」

「そーねぇ…自分の部屋みたいになってるわね…でも恥ずかしく無いってワケでもないのよ…服を着ている方が恥ずかしかったりするしね…」

「一応エッチして終わったら服を着る事にしない?」

「んーでも…面倒って一面もあるし、またスグ抱きついて居たいってのもあるのよね…」

「でも、誰か来た時にアセルだろ?…ん?メールだ…イズルハ…あのコか…」

「何!何!変なメールじゃないでしょうねっ!援交は許さないわよっ!」

「あのね…そんな面倒なコトする意味が何処にある?それに俺のはオマエ等で手一杯だって…」

「相手が変わるとそーでも無いのが男なのよ!ちょっと見せてっ!」

『キャリアさん』が俺の携帯を取り上げメールを読んだ

“(*´ω`)ノおいっす♪今日はオチカレ〜v オイラやっとバイトがおわったぜぃ…ぐ(。・´д`・)ダリー んで、今度のオンリーは行くのかい?来るのなら焼き増ししておくじょ☆⌒(=゚ω^)v♪ 連絡くり 2ショット写メはイマイチだったから一番写りの良いの送っておくなー 了ノヽ"∃_φ(・ω・´ )”

「なつかれたわね…」

「ん?俺がコスしてなきゃあ、あんまし近寄らんだろ?(笑)ヤツが勝手にゴッコ遊びしてたダケだし(笑)」

「でもこの写メ微妙よ?うっすら胸見えてるし…」

「気の回し過ぎだろ?昔、クラスに1人位居ただろ?自分の事を『俺』とか『僕』とか言うヤツ…あの手には全く縁が無かったから気にすんな(笑)…ってか…問題は、柏谷の方じゃ無いの?ケイコと会うんだろーし…何だかなーソッチの方が不安だよ…また引き込まれたら適わん…」

「んー…カッシーは一応明日から社員寮に寝泊まりするみたいだけど…ケイちゃんにはメール来て無いみたいよ?それに、前のコトがあるから…ケイちゃんからってのは無いと思うわよ…」

「相手が男だったら楽なんだけどなぁー…女の子だし…あーっ!メンドクサーっ!…様子を見るしかないもんなー…」

「まぁね…ひょっとしたらずっと直営店に居るかも知れないんだもんね…まぁソコで新しい彼氏を見つけるってコトも十分あるから…コッチの方こそ気の回し過ぎかもしれないわよ?(笑)」

「んーーー…どうかなぁ…」

「何がどうしたんです?難しい顔で?」

「ん?あ!あぁ…オマエのケツが小さかったらどうする?って話だ…で、今考え中…」

「え?ワタシってお尻だけの存在なんですか?酷〜〜〜〜〜い…」

「大丈夫!オマエのポッテリした唇も好きだって!そのタレ加減な目もっ!ムチムチの太股も!オマエの匂いだけでチ○コ立つしっ!」

「誉められてる気がしなーーーーーい…えーーーーん…メグしゃ〜〜〜ん…」

「あらあら…でも良いじゃ無い?アナタのドコ見ても欲情するんだから…ワタシなんて…ね!ワタシはドコが好き?つり目?薄い胸?小さいお尻?細い足?」

「なんかそー聞くと、タイプ的に真逆だよな…おいケイコ!やっぱりココはより完璧にするために、爆乳になるしかないぞ?」

「え〜〜〜〜〜ん…バカって言われてる気がする〜〜〜〜…」

「良いじゃん…纏めて好きなんだからさ(笑)」

「なーーーーんかスラっとオノロケ聞こえた気がするけど…まぁ良いわ…かえって燃えるってもんよっ!」

『キャリアさん』が俺に飛びついて来て、出したままのモノにしゃぶりつこうとモノを握った

無情にも玄関のチャイムでソレは遮られた
急いで服を着て、玄関に行くと『オタク女』の親御さんが久々に来て居た

「あ!こんばんわ!いきなりどうされました?…あ!どうぞ上に…おーーーい…ケイコ〜…お父さんとお母さんが来られているぞ〜」

『オタク女』は髪の毛を整わせながら、居間からパタパタと出て来た

「あーーホントだぁ〜♪どーしたのぉ?一昨日行ったのに…」

「ん?東京行って来てな(笑)お土産だよ♪」

「アナタが居たお店見に行って来たのよ♪とっても綺麗なお店だったわ〜♪」

「それと…この前言ってた人形の服のパターン起こして来たぞ?」

「わーーーい♪ありがとう♪」

「コレがコレの型紙で、ソイツがソレの型紙…他も袋に分けてるから判るだろ?」

「わーーー流石お父さん!綺麗に出来てる〜♪」

「それで、これがミシンな…会社のお古だけど、オマエが使い易い方が良いだろ?」

「あー!家のヤツと一緒だぁ〜♪うんうん!これなら説明書見なくてもデキルよっ♪」

「車に使えそうな布切れが沢山載ってるから…好きなだけ持って行きなさい」

「わーい♪やった〜♪」

『親バカ極まり…だな…俺も子供が出来たらこーなるのかねぇー…』

「おーーーい…その袋渡せよ…ミシンと一緒に居間に運んで置いてやるよ」

「えへへぇ…結構重いですよ?大丈夫です?」

「んなもん…熱湯入った寸胴に比べたら…ほら!楽勝だっ!」

居間に行くとキチッとした服に着替えた『キャリアさん』がコタツに入って居た

「やっぱり挨拶しておいた方が良いわよねー…」

「んー…しといた方が良いだろね…」

『キャリアさん』を従え、残りの荷物を取りに行った

「あ!今晩は…田仲です…」

「あーっ!前に御会いした…メグさんですよね?いつもケイコが、お世話になって居ります…人形も一緒に作ってらっしゃるんですよね?沢山持って来ましたから、どうぞお選び下さいね…あ!それとコレっ!暗い色の細身のスーツを作られると聞いたので、ちょっと手前味噌ですが…作ってみましたので…どうぞ」

「え?コレ良いんですかっ?凄い…縫い目も揃って…本物のスーツみたいです!…わぁ…素晴しいデキです…感動しました…」

「やぁ!綺麗なお嬢さんに、そんなに誉められると照れますなぁー…何でしたら、メグさんのスーツも作れますよ?そっちが専門ですから(笑)」

「丁度新調したかったので、今度生地を選びに行かさせて頂きます♪」

「お待ちして居りますので!(笑)」

「お父さん!お友達に商売しないでよっ!」

「ん?そうか!悪い悪い(笑)」

『何で、昼ドラになる…』

和やかな雰囲気の中、お決まりの『上がってお茶』も済まし、世間話に花を咲かせ、『オタク女』の親御さん達は3人に見送られ帰って行った

雑然となった居間で、生地選びに熱中している2人を放置し、自分の部屋に戻りネットでオンリー系の日時を調べた

「んー…いきなり来週か?んーーー…どーすっかねー?あの2人『ブリー○』に興味無さそうだもんなー…」

“オンリーは行けないけど、再来週のワン○ェスは行くよ〜”とシンプルに返事を出した

するとスグに返事が帰って来た

『レス早っっ!』

“えーーーーーつまんねー↓↓ 少しだけでも来いよー…ってもオイラも2時までしか居ねーけどwww”

“へ?何で?”

“バイトー…今の勤務が月水金日だからさー…日曜を土曜に変えて欲すぃよ…↓↓”

“へー…何のバイト?”

“秘密だっ!w でも高校生だから10時迄しか出来んでつまらん…”

“ふーん…って今バイト中か?悪い!またメールするわ!”

“ヒマヒマだから構わんよーw って言ってた等お客さんだー…じゃあまたなっ!(●'u'○)ノ~ばいチw*☆★”

『女子校生のメル友かよ…田仲に見つかったら怒られるな(笑)』

何喰わぬ顔をして、ガンプラを弄り、仕上げを済ませた

「んーーーーーー…久々に完成だな…次は何作ろうかなー…」

山積みの箱を横目に見ながら、伸びをしていた
『キャリアさん』が入って来て後ろから抱きついて来た

「あのね…今日も泊まろうと思ったけど帰るわ…」

「へ?そうなの?でも、何で?」

「んふふぅ〜…ヒ・ミ・ツ♪じゃあ帰るわね?おやすみっ♪」

俺の頬にキスをして立ち上がり、大きなバックを持って帰って行った

「なんだありゃ?」

不振に思い、居間でお裁縫していた『オタク女』に聞いたが、同じく「ヒ・ミ・ツですぅ〜♪」だった

「あっそっ…」

『オタク女』のお裁縫はまだまだ続きそうだったので、風呂に入りコーヒーを持って部屋に戻った
ネットを一通り巡回していると、『勇者』から着信があった

「もしもし…どもどもー…今日は御会い出来ませんでしたねー…ちょっと早目に出ちゃったもんで…え?…まだコッチですか?…あぁ…あそこですね?ええ…イイですよ?…じゃあ20分くらいで行けますから…ええ…じゃあ後で…はい…はい…」

まともな格好に着替え、居間に行き『オタク女』を誘って、電気街のメイド喫茶へと急いだ
店に着くと「お帰りなさいませ〜♪」で迎えられ、『勇者』の待つ席に着いた

「お疲れ様です♪今日は忙しかった様ですね?」

「忙しいって言うより…イキナリPR用の写真がいるとかクライアントが言い出して…まぁ数枚で良かったんですけど…加工とかしてたらイイ時間になっちゃいました(笑)」

「それでも間に合うんだから凄いじゃないですか!(笑)」

「銀板なら絶対間に合いませんけどね(笑)デジカメっすから(笑)ついでにそこのプリンター使ってシノさんの写真プリントして来てますからドゾッ!」

「わっ!おっきい〜♪キレーに加工してくれてるぅ〜♪ありがとうですぅ〜♪あ!懐かしいのもある!ほらっ!アキバデビューの時のですよっ!キャーッ顔が固まってる(笑)コワーですぅ…」

『オタク女』は4つ切りサイズの写真を手に取りキャイキャイ言いながら見て居た

「ココ…少し雰囲気が変わりましたよ?慣れたんですかね?この前より、結構スムーズにオーダーが来ますよ」

俺は笑いながら昨日の事を話した

「あはは…じゃあまたお弟子さんが増えましたね?(笑)で、店長さんは今居るんです?」

「んーーー…見当たらないけど…厨房かも…っと…居ました…ちょっと待って下さいね…」

店長に見える様に手を挙げて振った

「あぁっ!マスター…どうも!何か粗相でも致しましたでしょうか?」

「先輩扱いしないでくれよ(笑)紹介しておくよ…コチラはカメラマンで、HP製作やアキバのメイド喫茶紹介とかもしている××××さん…で、こちらがこの店の店長の…なんだっけ?」

「新谷と書いて『ニイヤ』です…宜しくお願いします」

「××××です…こちらこそ宜しくお願いします…で、なんですけど…レビュー書きたいんですけど…宜しいでしょうか?」

「ええ!全然差し障りありませんよ(笑)メニューとかも載せて頂いて構いませんし…」

「助かります!夜は結構大人な雰囲気で落ち着いて食事ができる『メイド喫茶』って、アキバでもナカナカありませんからね♪」

「お褒めに与り光栄です…あ!マスター…少し良いですか?」

「マスターってな…何だい?何かあったか?」

「いえ…それ程のコトでは無いんですけど…ちょっとこちらへ…」

厨房に入ると、昨日のコが難しい顏して悩んでいた

「あ!マスター…ちょっと試食して頂けます?」

「ん?ハンバーグか?んーーー…まぁまぁかな?でもイチイチ生から焼いてたら時間掛かるだろ?」

「バレンタイン用なんですけど…ハート形にするには作らないとムリなんで…」

「良い手を教えてやるよ(笑)2つやり方がある…1つ目は、先ず焼け目が着く迄焼いて、冷蔵庫に入れておく、そしてオーダーが来たらソースを掛けてレンジでチン、2つ目はソースで煮て置いておく、そして300度のオーブンで焼け目が付く迄入れておくのどっちかだな…まあ煮込むソースは直ぐに決まらないから、1つ目の方を勧めるよ…ちょっと貸してみろ…パテをコレぐらいで…150g位から200g位までだな…で、ハートに整えて、ちょい強火で周りを早目に固める…コレ位で良い…でもね…中は生焼けだからね…触れるくらい冷めたらパレットに入れて…冷蔵なり冷凍しておく…後は行った通り、ソース掛けて、冷凍だと3分位かな?レンジでチン!だ…で、皿が熱くなってるから気を付けながら盛り付け準備している皿に移す…で、皿に残っているソースを掛けて完成…だな…な?これだと早いし…中もほら柔らかいし肉汁もある…仕込みをキッチリしたら凄く楽だよ…簡単だろ?覚えたか?」

「はい!ありがとうございます!」

「まぁ…本職達のとは違うけどな…それでも失敗は殆ど無いし、味も悪く無いから胸はって出せば良いよ…そう言えば、お客がスムーズに出てるって褒めてたぞ?良かったな♪」

ついクセで頭を撫でてしまった

「本当ですか?嬉しいです♪昨日から1人増えて、厨房から料理出ししてくれる様になったから、アタフタしなくて済む様になったんですよ♪店長も交代してくれるし♪」

厨房のコが嬉しそうに答えた

「良かったな〜♪でも、口に入るモン作ってるんだから、食材はキチッ!と管理しなくちゃダメだぞ?人任せにしたら酷い事になるからな…日付けか番号書くクセ皆に付けさせとけよ?…うん!流石は女の子だ…綺麗にしてある…ずっとこの状態を続ける様にね」

「はい!頑張ります!」

「聞きたいのはそれだけかな?」

「まだまだいっぱいあるんですけど…また纏めておきます(笑)でも、他の喫茶店の店長さんかマネージャーさんですよね?ワガママばっかり言ってすいません…」

「あはは…気にしなくて良いよ(笑)もう現場には出て無いから…それに、可愛い頑張り屋さんには弱いからね(笑)」

「え?可愛いですか?…親以外に生まれて始めて言われましたよ!」

「うんうん!可愛い可愛い…それに、頑張ってるコは皆キラキラ光ってるからね♪っと…オーダーみたいだよ?お手並み拝見だ…」

「え?緊張しますね(笑)ってもカツカレーとオムライスですけど…」

「じゃあカツ入れて…その間にオムライス完成させて同時出しだ」

「はい!マスター」

『ん…サラダ盛り付け済ませて…カレーの御飯盛り付けか…ちょっと早過ぎかな…段取りは良い感じだな…ソースも湯煎してるからOKと…』

「フライパン新しくなったんですよ♪ってもドンキで買ったヤツですけど(笑)2個増えたんで楽になりました♪」

「ストーブの火力がデカけりゃもっと良いのになー…んーとね…フライパン前後させて…オタマを左右に…で混ぜるんだよ…そーそー…で、返す…良い感じだよ…あんまし力まなくてイイから…で、カツが少し揚がり過ぎかもよ?ビチビチ言い続けてるから…もう少し早めにね…オム作っている間に油切れるから…で、テフロンは使ったらスグに流水で流して…熱い内なら洗剤は要らないよ…さっとスポンジで…で、水気切れば良いから…火力弱いから別にオム用に温めて置いた方が良いかもね…ああ!載せるタイプにしたんだ!…うん!そーそー!上手い上手い!おーとろみが良い感じー…ソースも良い匂いだよ…カツはザッ!ザッ!ザッ!ってリズム良くね…真ん中から切ると楽だよ…良し!完成だ!」

「お待たせしました〜カツカレーとオムライスです〜」

彼女がそう言うと、フロアーのコがスグ入って来てオーダーを持って行った

「あはー…緊張しましたー…」

「ん?良い感じだったよ?後は慣れだね…熱いのも平気になるし、腕も強くなるよ…ヤケドも減るしね…傷大丈夫か?」

「ええ♪水膨れにならなかったんで(笑)ちょっと赤いくらいです…ほら♪」

「耐熱性良いね!コックが天職になるかもね?(笑)」

「そしたら制服がメイド服でなくてコックさんの服になりそうで嫌ですねー…」

「でもね…コックは執事さんの次に偉いんだよ?メイドの上の上の地位だからねっ!(笑)」

「え?そうなんですか?…でもメイド服に憧れて入って来たのに微妙ですねー(笑)」

「でも熱湯とか油が散ったら足がヤバイだろ?料理専用メイド服あれば良いのにな(笑)背がまぁまぁあるから、ロングとかにした方が万が一には良いんだけどねー…」

「じゃあ買って下さい…ワタシ貧乏なんで!(笑)」

「そんなコト言ったらチャイナのスリットの深いのを前はそのままで後ろが、超ミニに切って着させるぞ?(笑)俺のセクハラ専用で!(笑)」

「えー!まともなメイド服がいいですよぉー」

楽しく会話をしていると、他のメイドさん達が入りたそうに覗いていた

「はいそこっ!ちゃんとフロアーを見るっ!って偉そうに言えないな(笑)コレ以上邪魔してもナンだから出るよ…じゃあ頑張ってね!」

席に戻ると『勇者』が店内写真を取り終えて、画像チェックをしていた

「あれ?俺が写ってる?いつの間に…」

「あはは〜オーダー入ってた時ですよ(笑)まぁHPに載せるのはコレですけど…」

丁度、フライパンからタマゴを上乗せしている様子の写真だった
後は店長とか他のメイドさんとの記念写真や単独写真と集合写真が写っていた

「シノさん…後でパソアドの方に画像送っておきますからね〜♪でも今回はシノさんのコス撮れなくて残念でした…また見せてくださいよ」

「うん!カメコさんの写真の中で一番イイの送るねっ♪」

「やたっ!できれば10番位迄送って下さいよ(笑)狩山さんにも見せますから!勿論、×××さんの勇姿も見せますよ(笑)余所の店でバイトしてるって!(笑)」

「バイトって…時給0円で、ですか?嫌ですよー…(笑)」

「ついでに2人の写真も!寄ってください…はい…いきます…はい…もう一枚…はいっ!ついでに3枚!…おしっ!大成功♪」

上手に笑わされてしまった
そして、会計を『勇者』が『必要経費』で落すからと払ってもらい、再会を約束して別れた

「アッチの店も覗いてみたいなー…まぁ上手くやってんだろうけど…」

「カリちゃんもマネージャーさんもしっかりしてますから大丈夫ですよ!(笑)『いつ見に来られても大丈夫な様に!』って頑張ってましたから(笑)」

「俺は鬼か?それとも小舅か?」

「えへへ…あそこではカッシーが呼んでた通り『キャプテン』って呼ばれてますよ♪」

「なんで『キャプテン』なのか謎のままだけどな…」

「へ?ガン○ムが好きだからですよ?判っていたんじゃないんです?『キャプテンガン○ム』…」

「ああっ!SDのっ!あーはいはい…成る程な…じゃあオマエ等はザコだな(笑)」

「えへっ♪あの可愛いのですよね?」

「名前の通り雑魚だけどね…烏でもいいけどな」

「ああ!ひっどぉ〜い!」

「ウソだよウソ…いっそあの店ウチのより精鋭にしてやろうかな?(笑)」

「会社にチクリましゅよ?口止め料は高いでしゅよ?」

「できるもんならやってみろ!いきなりプータローと結婚するハメになるぞ?(笑)」

「別に構いませんよーーーーだっ!一緒に居られるもん♪」

「クビになったら遠洋漁業船に乗ってやる…半年は帰って来ないぞ?」

「えーーーやだよぉー…イジワル…」

「チクル方がイジワルだと思うぞ?」

「むーーーーーーっ…あ!お家が見えた!お先です〜♪」

『オタク女』は家に向かってダッシュして行った
俺はのんびりと歩いて家に着くと、息をまだ切らしている『オタク女』がへたり込んで居た

「なんだか虚しくなるじゃないですかっ!…はぁ…」

「そっか?じゃあダッコしてやるよ」

「えっ!ヤタッ♪ダッコ♪ダッコ〜♪」

居間迄運んでやり、イイコイイコしてやると、至福の笑みを浮かべスリスリしてきた
自分の部屋に戻りコートを掛け、暖房を入れて、居間のコタツに戻った
『オタク女』は横に座り頭を肩に寄せて来る
俺は『オタク女』の写真を見せてもらいながら、色々と思い出していた

「おい…オマエの昔の写真ってあるの?俺と付合う前の…」

「家族旅行の時のとかはありますけど?見ます?」

アルバムを取り出して広げた
アルバムの中の『オタク女』の写真は中学の頃からニコヤカな笑顔が消えていた
枚数も減り、家族旅行の写真ばかりだった
高校に至っては入学式と卒業式だけで、他は家族旅行と修学旅行の団体写真だけだった

『だから余計に親父さんが嬉しがっているワケか…』

メイド服を着ている写真は満面の笑顔でしか写っていない

『俺の前だと良く泣くけどな…』

「なぁ…またメイド喫茶で働きたいか?」

「んーーー…どっちでも良いです…家に居たらお掃除や洗濯や買い物…すること色々あるし…御主人さまが帰って来た時に家に居たいし…自由になるお金も少しは欲しいですけどね(笑)」

「成る程ね…あの店で聞いてみてやろうか?朝から3時迄位でって…」

「いえ…イイです…折角、店長さんが頑張ってるのに…それに気を遣わせるでしょ?まだ前のバイト代もあるしだから今はまだ良いですよ…でもコッチに店出来たら働きたいです♪制服持ってるしっ♪」

「するとしても当分先だろ?まぁ…今はお裁縫に萌えてるから良いか…で、そんなに作ってどーすんだ?ヤフオクで売るのか?」

「んふ〜♪イベントにサークル参加しよっかな〜って思って♪見本作って、型紙と生地を入れて売ろうかな?って思ってますよ♪」

「んじゃあ人形何体か要るだろ?」

「女の子のも欲しいですけど…ヤフオクで落したいなーとか思って入札はしてますけど…限度超えてばっかで…」

「6分の1に合う様に作れば良いじゃんか?男共の持ってるフィギアって大体6分の1だからな…着替えの衣装は売っていないから良いかもよ?明日素体を買って来てやるよ」

「やたっ♪楽しみ〜♪」

「んじゃあ…そろそろ寝ようぜ?まだ風呂に入ってないんだろ?」

「です…一緒に入りたいなぁー…」

「そんな目で見なくても入るよ!今日は毛抜き持って入るからな(笑)」

「そんなに伸びてませんよぉ…短いの抜かれる時ってタマに身まで挟まれて痛いんですよ?」

「ケツの方に伸びてんのがあったからさ(笑)」

「なんでメグさんのは抜かないんです?」

「あいつはメイク落して無毛だったら本当にロリロリになってしまうだろ?少しはアンバランスさを残しておかないとね…それにムチムチのツルツルの方が好きだからね(笑)マ○コでなくて、素股でもイケルよ」

「えー…それだとワタシがイケないかもぉ…」

「イケるだろ?クリトリスは擦られるんだから…風呂に入って試してやるよ♪」

「えへっ…御主人さまのエッチ…」

「オマエが振ってきたんだろがっ!さっ入るぞ!」

風呂に入り、追い焚きをしながらお互いの体にボディシャンプーを塗り肌と肌を擦りあわせる
俺はいつものようにモノをデカイケツの谷間に押し付け、上下させながら背中を流してやった
そして堅くなったモノをムチムチとした太股の間に入れて『オタク女』の股間を戦後にモノで洗った
しかし、デカイケツが邪魔をしてクリトリスを上手く擦れなかった
『オタク女』に腰を上げさせ、クリトリスに当る様にした

「ん…んっ…んっ…あぁ…擦れて…気持ちイイ…」

『オタク女』は股間に突き出てくる俺の亀頭を指に沿って上がる様にして自分の胸を撫で回した
『オタク女』の股間から汁が垂れだして滑りも良くなった

「おー…ヌルヌルして気持ちイイぞ…タマもオマエの太股で揉まれて…もうイキそうだ…」

「良いですよ…イッてください…あ!でも待って!」

『オタク女』はシャワーで俺のモノを洗い流し口にくわえた
出掛かっていた精液を啜り上げながら『オタク女』はズバズバ言わせながらモノを吸い込み、我慢できず放出した精液を美味しそうに飲み、モノを舌を大きく出して舐めあげた

そのエロい仕種にまたモノは硬くなり、俺は『オタク女』の股間とアナルを後ろから突き、2度目はアナルの中に出した

その後は俺のベッドでキスだけシ続け、気が付くと朝まで眠っていた





はっと目が覚めると『オタク女』は目の前で静かに寝息を立てていた
起こさない様に気を付けながら布団を掛け体を寄せた

『いつまで続くのかな?今がきっと俺の人生で一番良い時期なんだろうな…』

メイド喫茶の企画以来、自分勝手と言える判断で、全てをこなして来た
タマタマ上手く行っただけのコト…自分ではそう認識して居た

『襲った相手がタマタマ、俺を好きになってくれた…そしてタマタマ知り合ったコが同僚だった……このタマタマのお陰で今の自分がある…セクハラ上司をぶち殴って前の会社を辞めて、タマタマ喫茶をバイトに選び、必死こいて働いて、チーフになって社員になって…店長の時に結婚しかけて…その後は女には見向きもしないで転勤したり立ち上げ店長したり…やっとマネージャーになって…家まで買って今度こそ!って思ったら振られて…ヤケになって直営店で叩き上げて…で、現場から追い出されて、本社に呼ばれて…クサってたらコイツを見掛けて…これまでの人生がコイツに逢う為にあったのかな?…振られたのはタマタマじゃないんだろうけどな(笑)でも、コイツに出逢ってなかったら俺はどーなっていたんだろう?メイド喫茶の立ち上げも『邪道だ』って断っていたかも知れないし…そうしたら、田仲とも無し、『勇者』や狩山や柏谷とも、あの店のコ達とも知り合わず『俺ならもっと良い店作る』って妄想してたのかもな…』

『オタク女』を抱き寄せて、『オタク女』の身体を感じながらもう一度眠りについた

再び目が覚めると『オタク女』の姿は無く、俺1人で寝ていた
いつもの様に顔を洗い着替えて、コーヒーを入れ、テーブルに座った
『オタク女』は鼻歌を歌いながら、いつも通り朝の用意をしていた
そして『いつも』なら俺が後ろに立ちエロいコトで邪魔をするのだが、今日は何もせずジッと『オタク女』を見つめていた

準備が出来、2人で朝御飯を食べ、俺が片付けをした

「なぁ…『愛とは与えるもの』って良く言うけど…どう思う?」

「へ?今朝、元気が無いと思ったらソレを考えていたんですか?」

「ん?ちょっとな…でもさ…んーーー…ちょっと最近良く判らなくてな…ぶっちゃけた話、オマエ以外の女は別に誰に取られても構わない…でも、田仲には世話になったり、世話をしている分、他のヤツ等より幸せになしてくれる相手に恵まれて欲しい…実際、オマエとくっ付いてなかったら、田仲とココまでどーこーなっていたとは思えないけどね…で、最近…っていうかこの前の話の時以来、俺は田仲と2人きりでもセックスする様になった…オマエとの比じゃないけどな…でも、やっぱりシテたら可愛く思えるんだよな…オマエは劣等感解消できるとか言ってたけど、反対に不安も抱き合わせで持っているだろ?…でも、オマエはソレを判ってて、この状況を望んでいる…オマエが本当は傷付いているコトを知っていながら、俺は…一番好きなのはオマエなのには間違い無いよ…そして、オマエが一番好きなのは俺だと信じている…今現在はね…でも、その一番好きな相手が本当は傷付くと判ってても、相手が言ったコトだから…3人で決めたコトだからって…結局さ…それを『スル』のも『シナイ』のも『愛』なんだろうけどね…考えが纏らないんだよ…だからタマに素に戻って考えているよ」

「As you wish…ワタシは最初からアナタの奴隷です…ワガママ言いまくりですけど(笑)前にも言いましたけど、ワタシはアナタがワタシのコトを嫌いになっても、ずっとアナタのモノです…カッシーがコッチに来ても変わりません…それにメグさんが「絶対会わせない!アタナ達2人はワタシが守ってあげるわ!」って燃えてますからね(笑)やっぱりカッシーが来るのが気になってます?」

「フツーになら別に良いんだけどね…掻き回されるのは勘弁だよ…今以上になって、また婚期を逸したら叶わん…オマエは若いから良いけどな(笑)」

「年なんて関係ないですよ〜(笑)だって、御主人さま絶倫大魔王ですもん♪でも…回数減ったら浮気するかもですよ?」

「あのな…回数減ったらって…今の回数は異常なんだぞ?確かに土日はオマエ自体とスルのは減るけど、俺の回数は増えてんだよ!中学生のオナニーの回数より多いんだぞ?」

「冗談ですよぉ〜(笑)でも、シタ後が一番優しいんですもん♪そりゃシタくなりますよぉ〜」

「…成る程ね…んじゃあ今朝はまだ幸せじゃないかな?」

「んふふ〜♪そーでもないですよ?でも…」

「でも?」

「タマにはワタシが御奉仕しますっ♪」

ワンコの様に、洗い物済みかけの俺の足許に来て、モノを取り出し舐め始めた
俺は我慢しながら、洗い物を終え、ズボンを降ろし、椅子へ座って『オタク女』の舌を楽しんだ
精液を美味しそうに飲み込んだ『オタク女』をテーブルに仰向けに載せ、精液を吸い出されたモノを、既にヌルヌルになっている『オタク女』の股間へと入れた
ゆっくりと突いている間は良かったが、次第にテーブルがギシギシ言って揺れ出した
仕方なく、『オタク女』に入れたまま抱きつかせ、ベッドに戻り続きをシた
今朝は何故か出易く、なんとか『オタク女』を1回イカセるのが精一杯だった

時計を見ると、まだ時間があったが、もう一度するにはキツそうだったので、『オタク女』が俺の股間を舐めあげた後は時間までキスを堪能した

会社に着くと、新卒のコ達が1階のフロアーにゾロゾロ待っていた
地べたに座っているヤツも数名いる、目が合っても挨拶も無しで、ジロジロと俺を見たりする

『うわ…何かスゲーな…新卒とは思えないダラケ方だな…初々しさのカケラもねーな…店鋪の方と俺のトコロに入らない事だけ祈るよ…』

エレベーターに乗り、上がろうとすると『キャリアさん』が走ってきた

「おはよー」

「おはよ♪はぁー疲れちゃった…もう年ね…息が切れちゃう…」

「そーでも無いんじゃない?フロアーのヤツ等に比べたらまだまだ元気だろ?(笑)」

「えーーー?そんなに頼り無さ気だった?」

「教育係は大変だろうよ(笑)地べたに座ってんの10人以上居たぜ?ヤル気あんのかね〜?」

「アナタ」みたいに軍隊式だと腑甲斐無い様に見えるんでしょうね(笑)」

「オープニングの時の挨拶見せたかったよ…軍隊式メイド集団を(笑)っとお先!んじゃあな」

「見なくても想像つくわよ(笑)それじゃあね♪」

『キャリアさん』は素早く俺の頬にキスをし、手を振りながらエレベーターの扉を閉めた
口紅が移っていないか確かめて、自分の席に着いた
長い全体朝礼が終わり、課内朝礼が始まった
形式的な朝礼が終わると、課長に呼ばれ、新人研修に行く様にと言われた

「え?でも総務の方はもう決まっていたんじゃないですか?」

「いや…あのね…店鋪事業部の方から頼まれてね…行ってくれないかな?専務の指示でもあるそうだし…総務部長から言われてね…良いかな?」

「はぁ…で、いついつなんです?」

「細かい日程はコレなんだけど…それで、印をしてあるトコロがキミなんだけど…」

「え?今日イキナリあるじゃないですか?ちょっと店鋪事業部に行ってもいいですか?」

「え?あぁ!良いですよ…というか研修の3日間は店鋪事業部の方へ行って下さい…頼みましたよ?」

「はぁ…じゃあ早速…あ!課長!先週の未決の書類出してますから見て下さいね!後、コレも!…」

古巣に戻るとニヤニヤしながら顔馴染みが笑っていた

「どうも…総務部管理課の×××です…内部監査に参りました」

「何が内部監査っすか!(笑)出向お疲れです!(笑)」

「ってかさーオマエら行けよー…なーんか今年のヤツ等ってヤル気無さ気でムカツクからさ…入る前に辞めさせて良いのかな?」

「おいおい…物騒なコト言うなよ?我が社の期待の新人達だぞ?」

「でもね、課長も朝見たでしょ?地べたに座るは、ポケットに手を突っ込んで人をジロジロ見るは…総会屋かと思いましたよ」

「まぁ…まだ学生だからね…それで、これが研修の資料だよ…目を通せば判るだろ?一応、店鋪事業部のみの研修の部分だから…実務説明になるよ…店鋪に回る者も居るからその部分をキミに任せる事になる」

「要するに事前説明と、直営店鋪のカラオケ店と喫茶店の方を見せて説明すれば良いんですね?」

「まぁ粗方そんなもんだ」

「で、人数は?」

「本社4人と支社から20名だな」

「支社少ないですね…」

「んー…店鋪の方は中途採用が多いからなそんなもんだろ?」

「ですかね…俺も研修は受けてないですから…」

「じゃあ会場とかは資料の通りで!マニュアルに沿って説明してくれよ!頼んだぞ?」

「はぁ…気が重いですけど…ヤルからにはビッと行きますよ!ビッとっ!」

「辞めさせない様に程々にな…」

「いえ!ビッと行きますよ!ビッとっ!(笑)」

昼から店鋪事業部の会議室で、新部長以下課長クラスの挨拶が終わった
店鋪社員をそのまま残し、改めて自己紹介をさせる
これで、2度目の自己紹介になる訳だが、課長より下っ端の俺にどういう態度で自己紹介をするかが楽しみだった

「取り敢えず、心構えと服装から行く!全員起立っ!」

のろのろと立ち上がるヤツやだらけた立ち方をするヤツ等が居たので、再び着席させ、揃うまで5度繰り返した

「言っておく!俺等は最下層の人間だ!例え100円、10円のモノでも買って戴ければお客様だっ!3歳児だろうと、ナマイキなヤツだろうとお客様はお客様だっ!サービスを提供し、満足して戴いて初めて対価が頂ける…そんな職業だ!だから普段から身も心も引き締めておく必要がある!喧嘩したければ同僚としろ!泣き言言いたいときも同じだ!オマエ等の味方はバイトであり同僚であり先輩だ!その信頼の輪を乱すモノは例え社長だろうが、俺は許さん!3日しかないが、オマエ等をその信頼の絆の中に入れる準備を俺がしてやる!判ったか?」

「はいっ!」

「声が小さいっ!判ったか?」

「はいっっ!」

「コレを見ろ…ウチの会社の全店舗に貼付けてある『服装チェックシート』だ…これに違反する物は店に入る立場に無い!そー思ってくれ…確かに今時じゃないかも知れん…ブカブカのスボンを腰まで落すのがカッコイイかも知れん…だが、ソレは今だけだ!スリムが流行ればソッチに流れ、ショートが流行ればまたソッチに流れ…流行とはそんなもんだ…しかし、規則というのは気構えだっ!したい様にスルなら自分で店を出してすれば良い…しかし、こんな簡単な事を守れない様ならウチの店に立つな!先代の社長の『どこの店に入っても同じサービス』の精神は変わる事は無い!それを行うにはまず服装からだ!」

ブレスレットやピアスを外させ、身なりを整えさせた

「髪の毛も入社式前にはキチッとしておけよ?俺は各店鋪にはオマエ等が思っているよりずっと権限があるからな!違反していた者は、その場で染めて散髪して戴くか、辞表を提出してもらう…オマエ等どっちが良い?折角、まぁまぁ大きな会社に入社出来たんだ!そんなしょーもないコトで辞めたくは無いだろ?…プライドを捨てろとは言わん…だが、心構えだけはキチッとしておけ!所詮、店鋪社員の俺等は使い捨てだ!使い捨てされたく無かったら見返してやれ!結果を残せ!その結果を残すのは全て心構え1つだっ!お客様に自分の一番良いサービスを常にプライド持って提供しろっ!良いか?」

「はいっっ!」

「良しっ!着席!」

スライドを見せながら、挨拶の細かい点や、接客用語の発声全てアルバイトのマニュアル通りに話を進めて行った

「大体判ったとは思うが、これは実地を積むしか無い…全員起立っ!…柏谷!前に出て来い!」

「はいっ!」

「良いか…コイツは喫茶のバイト上がり社員だ…全店舗のバイトがこのレベルにあると思え…社員である以上はバイトを指導して行く立場にある…未経験者も居るとは思うが、それを気に病む事は無い…下手に要領だけ覚えているヤツ等よりずっとマシだからな…後、経験者の…中谷!前に出て来い!」

「まぁ居酒屋と喫茶店じゃ随分違うがさっきした通りにやってみろ」

中谷は威勢の良い声で、一通り思い出しながらやった

「次、柏谷…やって見せろ」

「はい!」

『天然ちゃん』は1ヶ月喫茶に戻ってやり直したダケの事はありホボ完璧にこなした

「中谷…自分で違いが判るか?」

「えっと…自分は挨拶しながら言ってました…後…姿勢が…」

「目線もな…オマエは目を反らすのが失礼と思っているのか顔がずっと正面に残る…まあ実際は常連さんとの挨拶でそんな事になったりもするが、礼儀は礼儀だキチンと弁えなくてはいけない…それに頭を残すとケツが突き出てみっともないからな(笑)良し、オマエは戻って良いぞ…柏谷は女性特有の柔らかい物腰でしたからかもしれないが、肩が頭の軸より前に出ている…まっ、その方がお客様的には柔らかくて良いかも知れんが、見ように寄っては腕の辺りが窮屈に見えるし、頭だけが先に下がって背中が倒れず丸まった感じに成る事にもつながる…前屈のテストしてる訳じゃないからな…手を下に下げるんじゃなくて、背中をそのまま倒す感覚でしてくれれば良い…次は…未経験者の辻本!…」

次々に前に出させ挨拶と発声をさせ、そして2班に分け、ゆっくりと丁寧に挨拶と発声をさせた
最後に全員の『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』を横から見て角度の手直しや手の置方まで揃えさせた

「良しっ!俺の今日の時間は終了だ!明日1人でも変なヤツが居たら、全員最初から最後まで挨拶と発声だ!判ったか?」

「はいっっ!!」

「解散っ!お疲れさまです!」

「お疲れさまですっ!!」

パソコンを片付け、資料を纏めて顔を上げると、まだ全員席に残っていた

「解散って言ったろ?席立てば良いし、休憩中はくつろげよ?店でもな(笑)」

一斉にざわめきと溜息が洩れ、少し賑やかになった

「おーーーい…同僚の名前くらいお互い覚えておけよ〜明日聞くかも知れんぞ〜…じゃあな!お疲れ〜♪」

会議室を後にして店鋪事業部に戻った

「お疲れさん…どーだった?今年の新人?」

「ん?まぁ…あんなもんでしょ?最初はね…後は自分達次第ですもん…言っても聞かないヤツは聞かないし…まっ鬼軍曹に徹しますよ(笑)」

「いつも通りってことだな(笑)ああっ!そうだ…明日はキミの彼女も来るぞ」

「へ?」

「東京支社からな(笑)」

「あぁ…ソッチですか(笑)何でまた?」

「オリエンテーションで話をするらしい…彼は店鋪事業部きっての出世頭だからな(笑)次のゼネマネは彼だろって評判だ」

「2階級特進ですか?」

「死んでないぞ?統括が辞職だ…独立するらしい…後釜に彼の名前が数名に混じって出ていた…ただカラオケ店の方が未経験だからな…私としては喫茶部出身の彼を推薦しておいたけどね」

「折角突き放したと思ったらもう追い付かれるんですか…なんだかなー…」

「日頃の言動がモノを言うんだよ(笑)順当に行ってたらキミが統括になってた筈なんだけどね…今は総務部だからなー…で?アッチは居心地どうだ?知らないのばっかりだろ?」

「なんとか若手と話している位ですねー…後はココと違って課長がとても親切丁寧に教えて下さいますよ(笑)」

「人の話を聞かないのはキミだろ?(笑)まあ、今日はお疲れさん…明日も頼むぞ?」

「はい!任せてください!5、6人は辞めるかも知れませんけど(笑)」

「冗談でもそれはナシで頼むぞ?まぁそんなコト言っても辞めるヤツは辞めるんだけどな(笑)統括のお別れ会出るか?」

「んーーー…不吉な予感しかしませんけどねー…殴られそうな…(笑)一応1次会だけ出ますよ…皆とも騒ぎたいし(笑)」

「ん!諒解した…日時はまた教えるよ…おい…お客さんみたいだぞ?」

振り向くと『天然ちゃん』が立っていた

「よっ!お疲れ!どうだ?俺の研修…皆何か言ってたか?」

「何かイロイロ聞かれましたよぉ〜…アノ人何者なの?とかぁ…何で総務部なのに居るの?とかぁ…こっちが聞きたいコトばっかり…久々に緊張してしまいました…皆じっとワタシの一挙一動を見るんですもん…キャプテンの性ですよっ!」

「知るか!普段から鍛えて無いからそういう目に合うんだ(笑)でも流石にリーダーだな…店だと完璧だよ」

「ダメダシしたじゃないですかぁー…」

「建て前ってのがあるだろ?実際完璧にこなしたらホテルからスカウト来るぞ?(笑)でも、研修中はビシバシ行くからな!特にオマエにっ!覚悟しておけよ?」

「えーーーーんっ…イジワルだぁ…」

「一応2番弟子だからな!ピッ!としろよ?ピッ!っと…」

「はーーーぃ…でも、マサカ居るとは思わなかったぁ…本社は、そっと来てそっと帰ろうと思ったのにぃ…」

「俺に会うのがそんなに嫌か?んーーー?」

「…ちょっと(笑)」

「ほーーー…明日楽しみにしておけよ?」

「冗談ですぅー…マジ勘弁してくださいぃ…」

「マジ勘弁?何だその言葉?明日号令係決定!宜しくな!」

「えーーーっ…」

「で、使えそうなの居たか?」

「そんなのワカンナイですよぉ…」

「バカかオマエ?社員になったらバイトの面接もこなすんだぞ?明日チェックしてみろ?良いな?」

「はーーーい…」

「「はい!」だ!」

「はいっ!…えーーーん…」

「俺はお先に失礼だ♪明日の資料まとめるからってコトで! じゃあな♪」

『天然ちゃん』に手を振りながら、皆に「お疲れ〜♪」と言い会社から出て、帰りに『オタク女』との約束通り、電気街に行き素体を『貧』『並』『爆』と3体買い、ついでにメイド喫茶に寄った






「お帰りなさいませ〜♪」

「あ!マスターお帰りなさいませ♪」

いつもは厨房のコがカウンターに立っていた
俺はすぐ側のカウンター席に座り話をした

「あれ?今日はフロアー?珍しいんじゃないの?」

「今、店長が新人さんを教えてるんで、追い出されました(笑)」

「へー…また新人さんかい?入れ代わり激しいの?」

「いえ!モトモト5人しか居ないんで…店長が休めない状態なんですよ…オーナーが思ってたよりお客様が多いみたいで、急遽3人増えたんですよ(笑)」

「ふーん…で、大丈夫そうなの?」

「一応、皆、接客経験者ですよ♪って言っても、マ○ドやコンビニですけど…」

「まぁ…慣れれば大丈夫だろ?ってかキミのメイド服…やっぱり料理ばっかしてるから白いトコがヤラレてるね…」

「あ!そう言えばメイド服下さるんですよね?コレはコスプレにも使ってるんで、古いんですよぉ〜…新しいの欲しいなぁー…」

「あのね…俺はイケナイおじ様に成る気はないぞ?コラ!そんな目で見るな!ワキを突つくな!大体名前も知らないだろ?会うのも3回目だし…コラ!シナを作るな!ホット作れ!言っておくが、俺はコーヒーが専門だぞ?旨いの作ったら考えてやる!っておい…さっさと作れよ…」

「はーい♪ワタシは可憐な華蓮ですよ〜♪チナミに本名です♪」

「へいへい…じゃあカレン!コーヒー作ってくれ…マトモなヤツな」

「はーい♪努力と根性と愛情込めて作ります〜♪」

「オマエ…フロアーに出て来て性格変わってるぞ?ハイになってるな…」

「ココだけの話…実は開店以来初めてなんですよ…休憩も厨房でしょ?タマに覗く位でフロアーなんかで、サーブしたコト無いんですよ…フライパンの手付きが良いとか言われてずっと厨房だったから…もーね…メイド服着れるってコトで入ったのに…でも最近はお陰様で調理が面白くて♪今、必死に勉強中なんですよ♪」

「そうか、調理が楽しいか!それは素晴しいコトだよ…面白けりゃ上達も早いからね♪おっと!まだ早い!膨らんで来てるだろ?ソレが割れる前くらいに…はい!そーそー…円を書いて…まだ入れる…まだ…まだ…まだ…ストップ!泡が白くなって行ってるだろ?…落ちて来て…タイミングはさっきと同じ……はい!…判ったか?…泡が大きくなって切れて来た…はい!…で、落す…ペーパーは目が離せないからサイフォンにしてもらった方が良いと思うぞ?女の子でも慣れれば早いし、味も安定するし…出来たな…カップは温めてるな?スムーズに入れろよ?ブラジル式じゃ無いんだから(笑)んー…ヒキが少し荒いのか?でもまぁマシな方か…豆見せてくれ…挽く前の…んー…教えとくぞ…この豆はダメ…この豆も…膨らんで無いし色も白いだろ?色つや形を揃えた方が良いよ…あ!…これが良い豆…何が違うか良く観察してみな…判ったらもっと旨いのが出来るよ」

「んーーーっ…奥が深そうですねー…サイフォンの方が美味しいんですか?」

「ネルしかしない人も入るし、ペーパーが良いって人もいるよ(笑)結局は好みだろうけどね…俺はサイフォンに慣れてるからねー…サイフォンが一番楽かなぁー…コーヒー専門店とか入ったコトあるか?」

「ははは…紅茶専門店ならありますけど…コーヒーは無いですねぇ…」

「今度連れてってやるよ(笑)休みはいつだ?」

「きゃっ♪それってデートの申し込みですかぁ?ヤダ〜♪」

「あっそ…じゃあ自分で行って勉強して来い…」

「明日ですマスター!」

「キリッとして言わなくて良い…ココで待ち合わせもなんだしな…○○地下の××××××って判るか?そこで5時半に待ち合わせで良いか?」

「うひっ♪大人のデートですねっ♪」

「なんなら他のコも誘って良いぞ?俺は明日新人研修でソッチに25人位でいるからな」

「ハーレムですね?体力良く持ちますね?ワタシは御奉仕だけで、マスターのお情けは良いですからお気に為さらずに…」

「オマエはボケ専門のメイドだったんだな…良いよ…俺はツッコミ専門だから…」

「ツッコミですって!きゃぁ♪優しくお願いしますね♪マスター…ハート」

「ハートって口で言うな!店長がオマエをフロアーに回さない訳が判った!おしゃべりに熱中し過ぎるからだ!」

「いやですぅ♪マスターだけですよん♪」

「どーだか…ほれ!お客様がお帰りだぞ?」

「へ?まだ誰も立たれてませんよ?」

「俺の後ろ…荷物を握っただろ?…準備しな…」

「げっっ!後ろに目があるんですか?…ありゃま…ホントだ…伝票持たれた…レジ行ってきます!マスター!」

立続けに3席立ち、その代わりに4席入りがあった
『ボケメイド』は中々帰って来そうに無かったので、携帯アドと携帯番を書きレジで渡した

「待ち合わせに着いたらメールか電話してくれ、手隙ならスグに返事するから…諒解?」

「Yes, my master !」

「俺はヨーダか?」

「あははーメガネ掛けたヨーダ…似てるかも(笑)じゃあ明日オメカシして行きますから♪見落とさないで下さいね♪」

「普段着で良い…なんなら汚れても良い服で来い…赤のジャージが似合いそうだ…」

「マジにジャージで行きますよ?」

「来れるモノなら来てみろ!スニーカー禁止のトコに行ってやる!(笑)」

「じゃあハイヒールにジャージで待ってます♪」

「遠くで速攻消えるし…でもな安心しろ…俺の代わりに救急隊員が来て柵が付いてる病院に運んでくれるからな♪」

「中々やりますね?ワタシ…恋に落ちますよ?」

「済まない…俺の心のシートはもう満席なんだ…」

「別れろ切れろは芸者の時に言う言葉…」

「な…横からの視線感じないか?チクチク痛いんだけど…俺…帰るな…じゃあ店長!また!お邪魔しました…」

「行ってらっしゃいませ!マスター!」

「あはははは…行って来ます…んじゃあね…」

「置いて行かないでぇ〜…」

「君の犠牲は忘れないよ…さよならっ!」

「カ・レ・ン・ちゃ・ん!厨房にそろそろ戻って戴ける?マスター…お疲れ様でした…」

「はぃ…ではまた…」

メイド喫茶から逃げ出し、さっさと家に帰った
久々に迫力あるものを見た性か、それとも身体が冷えた性か、玄関での『オタク女』とのいつもの儀式は中々終わらなかった

晩飯を済ませ、早速、今日のコトを『オタク女』に話し、明日も研修に付合う事を告げた

「研修楽しそうですね〜♪何だかイキイキしてますよ?でも、はしゃぎ過ぎてメイド喫茶の店長さんに迷惑かけちゃあダメですよぉー…」

「それは…まぁ…気をつけるさ…でも、あんなに喋るコとは思わなかったな…でも、研修生があの現場見てたらビックリするだろうな(笑)そりゃそーと…ほれ!お約束の素体だよ♪」

「わぁ〜♪3つもある〜♪ムムッ!オッパイの大きさが全部違いますね?」

「『貧』『並』『爆』の3種類だよ(笑)在った方が作り易いだろ?そんで、コレが頭と髪の毛…グラスアイ埋め込んでおいてやるよ髪の毛は自分で選んで、両面テープで貼ってみな」

「えへへぇ〜♪イロンナの作れそう♪」

「ただ惜しいのは…下半身のデカイのが無かったコトだな…オマエの人形作れないよ…残念だ…」

「ムーーーーーっ!どーせ規格外ですよっっ!」

「まぁ実物あるからイイけどね♪」

後ろから抱きしめて頬にキスをした

「騙されませんよーーーだっ!」

「騙してませんよーーーだっ!…ほら…コッチ向いて…」

「やだ!」

「ほら!」

「やだ!」

「じゃあコウだっ!」

「んっ!もっ!…やっ!…んんっ!もう…んっ!んっ!んっ…んっ…もう…ん……んふっ…うんっ…ん……んん………はぁぁ…んくっ…んは…んあ…んっ!んっ!んっ!あはっ…もぅ…大好き…んん……はぁ…はぁ…はぁ…あっ…あんっ!…ソコ…触ったら…もう…ダメ…んっ…んはっ…あはっ…イイの…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…もっと…触ってぇ…御主…人…さま…んっ…んっぅんん…はぁっ…はぁっ…好きです…大好き…んんん…あはぁ…愛してます…ん…ん……ん………」

『オタク女』の股間はヌルヌルになり、俺のモノもガチガチに硬くなった
『オタク女』を立たせ、パンティを脱がす
『オタク女』のお尻の方から股間に手を入れながら抱え上げた
『オタク女』は片足を持ち上げ、俺の腰に回した
壁に『オタク女』をもたれさせ、いよいよ入れようとした時にチャイムが鳴った

「どうせ田仲だろ?鍵持ってるし、このまま入れるよ?」

「でも…違ったら?ちょっと見て来ます…」

『オタク女』はパタパタと玄関に向かった
チャイムの主は『弟子1号』だった

「オマエな…来るなら来るって連絡しろよ!誰かと思うだろ?」

「あはは…お邪魔でしたか?どもスイマセン(笑)」

「仕方ねぇーなー…ほれ!上がれ!ケイコ!出涸しのコーヒー入れてやれ!」

「酷いっすよぉー…折角お土産持って来たのに…」

「酷い事あるかっ!そーいやオマエ明日オリエンテーションで熱弁振るうんだってな?」

「あらら…聞いてました?そーなんですよ…でもまだ原稿上がって無いんですよ…」

「原稿なんか要らねーだろ?良い先輩に恵まれてボクはのし上がりました!コレでOKだろ?」

「良い先輩って店長のコトですか?」

「店長じゃないって!…俺は総務部管理課課長補佐!」

「なのに研修は店鋪事業部の店鋪研修…(笑)なんだかんだ言っても適任なんですよね〜♪これを機に戻って来れないんですか?」

「無理だろ?そんなハチャメチャな人事…流石のバカ社長でも出来ないだろ?」

「いやー判りませんよ?…あ!どうもっ!」

「おいおい…色がしっかり着いてるぞ?出涸らしで良いのに…」

「聞いてらっしゃるとは思いますけど…統括が辞職されるらしいです…」

「ん…そうらしいな…自分で店をするつもりらしいけどな…あの人には無理だと思うけどなー…どっちかって言うとやっぱり営業が似合ってるもんなー…」

「僕もそー思いますけどね…で、まぁイキナリ席が空く訳ですよ…で、課長が僕を推して下さっているワケなんですけど…僕的にはマダマダ関東ブロックが不安だし、メイド喫茶の方もこれからってコトもあるし…ソレよりも何よりも×××さんの方が適任なのは誰の目から見ても明白なんですよ…それに僕にはカラオケ店のマネージャー経験は無いですからね…だから僕はお断りしようと思っています…他の地区マネージャーもそうです…僕等全員×××さんの就任を望んでいます…何とかしますから考えておいて下さいませんか?」

「バカ野郎!だからオマエ等は俺にいつまでも怒られるんだよっ!慕ってくれるのは嬉しいよ…でもな…会社ってトコはそんなに甘いトコでもない…それに俺とゼネマネのコトは良く知ってるだろう?新部長も俺とは多分合わないだろうし…オマエ等バカ共を守って、ビシビシ叩き上げる事は出来ても、会社の意志をそのままオマエ等に下す統括には俺は向いていないだろう…上2人と喧嘩して即クビか降格だろうな(笑)バカ社長が頭回れば、生意気な俺を統括にして、言うがままに従わせる快感を味わうんだろうけどな…」

「そんなコト無いですよっ!僕等は皆×××さんの言う事なら何でも聞きますよ!全員×××さんの世話になった人間ばっかなんですからっ!」

「そりゃあ俺が納得した事は、オマエ等が何と言おうと従わせるさ!でもな!新部長が来た意味を考えろ!アイツはお客様に自分でお飲物を注げって言ってるヤツだぞ?合理化とか良いながらサービスの低下をさせて、金を稼げ!って言っているんだ!…歓迎会の時に一応ヤツには言っておいたさ…でもな…余所からポッと出のヤツにはソレが判らない…自分のお客様じゃないからな…あくまで会社のお金の元だからな…まぁヤツの真意は知らないが、俺を研修に付合わせたのは専務だ…親分もどうにかしたいんだろうが、決定した事は覆せない…事実、喫茶とカラオケの6店鋪がテコ入れナシで無くなっただろ?」

「だからこそ!だからこそ…×××さんに統括になって欲しいんですよ…他の会社から来たヤツでも、実績も実力も無いクセに口だけでのし上がったヤツでも無く、僕等を蹴飛ばしながら、叩き上げてくれた…頑固で融通が効かない、口の悪いのが欠点のバカ正直な人に…」

「あのな…オマエ等がどー思ってくれても、それは会社が決めるコトだ…俺は俺で、総務部に移ったのはソレなりの意味がある事だと思っているよ…俺はオマエが統括になれば良いと思っている…心配性で、律儀で、真直ぐな大バカ野郎…それが俺の自慢の一番弟子だ…」

「でも…でも…」

「前にも言ったろ?オマエは1人前だ、もう俺を頼るな…ってな…オマエの管轄店を見てみろ…ピカピカのシルバーにスベスベの食器…だらけた態度を一切見せない、いつも笑顔の店員…俺がいた時以上だ…上に上がれよ…さっさと部長になって、お客様に安心して、くつろげる店を1店鋪でも増やせよ…判ったか?」

「はい…」

「でもな…弛んだの見たらオマエが上司になっててもケツを蹴飛ばしに行くぞ?良いな?」

「はぃ…はぃ…」

「「はいはい」じゃねーだろ?「はい!」だっっ!」

「はいっっ!!」

「良しっ!…オマエなぁ…泣くなよ…移るだろうが?」

「あははは…店長の泣くの見たのは3度目ですよ(笑)2人して泣いたのは2度目っすけど…(笑)」

「店長言うなっ!こん…バカ…」

「あーーー…師匠が師匠なら弟子も弟子って感じっすねー…親分とはこーゆーのありました?」

「バカ言え!あん人は人前で絶対泣かない…1人になって泣くんだ…そーゆー人だ…」

俺はコーヒーを入れ、気分を落ちつかし、弟子にコーヒーを勧めた

「まぁなんだ…俺等が勝手に盛上がって、違うヤツが統括になったら大笑いだな?」

「あはははは…ですよねぇ?早とちりは師匠に似ましたから(笑)」

「でもな…俺に欠けている『会社全体を見る力』それをしっかり身に付けろ!確かに結果は後から付いてくるけど、それには事前に周到な準備が必要だ…俺はオマエがソレを出来ると信じている…オマエが俺に感謝しているならソレを実践して見せてくれ…頼んだぞ…」

「はいっ!」

「良しっ!じゃあ帰って原稿考えろ!俺はお邪魔された分、イチャイチャし直すからな♪」

「えーーーっ!今夜は飲もうと思って来たのに…冷たいっすよぉー」

「バカかオマエ?明日研修だってのに酒臭いヤツが壇上に上がってどうするよ?自覚持ってキチッとこなせよ?ほら!帰れ帰れ!」

「じゃあ明日また来ます…」

「そーゆー目つきでオマエが俺を見るから、ホモだって言われたんだ!ケツ蹴飛ばすぞ?早く帰れ!しっしっ!」

「あーーーっ…もうっ…感動も薄らいでしまいますよ…じゃあ、お邪魔虫は帰ります…では、失礼します!」

「ほーい…お疲れ〜♪俺にフラレたからってヤケ酒飲まずに、ちゃんと原稿書けよ〜♪」

「はいはい…」

「あ!「はいはい」って…テメェこの…」

「失礼しま〜っす♪」

『弟子』はドアの影に逃げる様に出て行った
ドアに耳を当て様子を伺ったが、本当に帰った様だった
一応、外を確認して、鍵を掛けた






「さぁ!邪魔者は消えた…続きしよ?」

「何だかホントに信頼し合ってるんですねー…ワタシはマダマダですね…」

「ん?そんなコト無いさ…それにそんなコト言ってたら、俺だってマダマダ信頼に値しないだろ?」

「御主人さまは男の人にもモテモテって判ったから、ライバルが増えた分頑張らなきゃ♪」

「いや…男は無いぞ?男は…」

「じゃあ…ワタシとメグさん以外の女の人に行けない様に、一杯飲んでさしあげますっ♪」

「田仲も含めるってのがイマイチ納得いかないけど、それがオマエらしいってコトか…でもな…俺の今の精力甘く見るなよ?昼飯時にはギンギンだぞ?(笑)」

「あはは〜メグさんに言っておきますね〜♪」

「バカ!冗談だよ!会社なんかでできるか!言うなよ?」

「んふーーーシたクセにぃ〜♪」

「…オマエ等の間にプライベートって無いの?全部筒抜け?」

「御主人さまの回数全部データに取ってます♪大体の時間も♪」

「そんなの取ってどうするんだよ?」

「んふっ♪ワタシが生理の時はメグさんに、メグさんが生理の時はワタシが…って感じです♪でも周期が少し違うから重なる時が不安ですけど、その時は2人で精一杯御奉仕しますのでっ♪」

「ってかオマエそろそろ生理だろ?生理の時は、アナルがあるから安心しろよ」

「生理より排卵日に気を付けてもらわないと…そろそろメグさんは安全日ですけど、でもメグさんはちょっと前後しますからね…」

「そうなの?ややこしいな…自己申告してもらうしか無いな…」

「ワタシが生理から2週間目あたりで、メグさんが生理から10日辺りですよ(笑)だから今はメグさんが安全日辺りですよ」

「え?じゃあこの前のは?」

「排卵日の前っぽいって言ってましたけど…でも出来ちゃってるかもですよ?」

「何ニヤニヤしてんだよ?」

「そろそろメグさん帰って来るかもですよ?どうします?」

『オタク女』が時計を眺めながら言った

「アイツが帰って来る前にオマエとシたいよ」

「えへへ♪ワタシもですっ♪んーーーんっ…」

「我慢の限界だ!俺の部屋でスルぞ!」

「えへへぇ〜シよしよ♪キスもいぃっぱ〜い♪」

「当たり前だろ?ほら!早くっ!早くっ!オマエのデカイケツ触ってるだけで、洩れそうだっ!」

「ズボンが盛り上がってますよぉ?イジワルしちゃおっかなぁ〜♪」

「ふん!無理矢理でも入れるだけさっ!ほらぁ〜戸を開けろよぉ〜」

ピッタリ引っ付いて、部屋に入り、上着を投げ、ベルトももどかしくズボンを落し、『オタク女』をベッドに押し倒した
スカートを撒くり上げ、ムチムチした太股を広げて、下半身を割って入れた
しっとりと濡れた『オタク女』を確かめると、股間にモノを押し当て、キスを交しながらゆっくりと入れていった

「あー…落ち着く…やっぱりオマエの中に入れてる時が一番幸せだな」

「ワタシも入れられてる時が一番幸せです…」

繋がったまま、お互いに服を脱ぎながらキスを交した

「やっぱ寒いな…布団掛けるから俺にしがみつけ」

「んふっ♪」

「これってコアラみたいだな?」

「あ!そー言えばそーかも♪」

「よいしょ…と…あーこのまま寝ても良いや…お風呂より幸せだ…」

「ちょっと寝ます?ワタシもヌクヌクで…眠いかも(笑)」

「でも…やっぱシたい!オマエのエロい顔最高に可愛いからな♪」

「何だか恥ずかしいです…ん…ぁ…」

「イク時の顔とか、感じながらベロいっぱい出してる顔がタマランよ…後、フェラ顔もな…」

「んっ…んっ…んっ…んっぅんん…フツーの時は?…あー…あんっ…あんっ…あんっ…」

「泣いてる顔も欲情するなー…んっ…笑ってる顔はいつでも好きだし…マジな顔も好きだ…寝顔も可愛いし…怯えた顔もソソル…んーーー…結局全部好きだよ♪…ネックはオッパイくらいかな?(笑)」

「でも…ワタシが暗い時…嫌になりません?」

「ソレを含めて『ケイコ』だろ?俺は『ケイコ』丸ごとが好きなんだ…」

「えへっ…涙が出て来ちゃう…襲って貰わなかったら…こんな幸せに会えなかった…御主人さまの性欲に感謝しなきゃ…えへ…もう…好きっ!大好き!一生離れ無い!浮気されても…ヤキモチ焼いても…嫌われても…ずっとずっと…離れ無い!メグさん以外に増えても本当はイイのっ!ずっと側に居る!離れてた時思ったの…自分はバカだって…一番大事な人に与えて貰ってばっかりだったって!…だから…カッシーとの付合いも止めて…クリスマスイブは本当に嬉しかったの…だから…帰って来て、カッシーとのコトで会えない時ずっと泣いてました…でも、待ってるだけじゃあ一生貰ってばっかりだと思って…初めて自分の気持ちにウソ偽り無く動けてる様な気がするの…でもやっぱり好きなコトばっかりして甘えちゃってますよね?…でも…頑張るから…御主人さまの言った通り、自分から動きます♪でも当分はメグさんの補助付きです(笑)」

「一生補助付きの様な気がするな…おい…玄関で音がしたぞ?間に合わなかった様だな…」

「あはは…そうですね?メグさんだったら全裸でお迎えしますか?(笑)違ったらコワイけど…」

「んなもん…携帯鳴らしてみれば一発だろ?…よっと♪」

玄関で聞いた着信音が鳴り響く

「お帰り〜♪」

「何よ?シてたの?」

「ん?何か途中から話になった(笑)」

「えへへぇ〜メグさん寒かったでしょ?あっためてあげる♪」

「うわっ!手ぇ冷た〜〜〜〜…ひっ!触るなよっ!冷たっ!冷たいって!」

「んふふふふ…コタツの方に移らない?あっちはストーブもあるし♪」

「営業部の研修ってどーだった?」

「何よ?イキナリね…普段通りだったわよ?でも今年は不作ね…デキそーなの居ないわ…総務はどー?」

「ん?知らん!」

「知らないって…総務部は70人位居たでしょう?」

「あ!俺、店鋪事業部の研修してたから(笑)」

「あーーー…なんか怒鳴り声ってのひょっとしてアナタ?」

「怒鳴って無いよ?ただ少し大きい声出しただけ…」

「差詰め、鬼軍曹降臨ってトコね…で?どうだったの?」

「んー…店鋪だからな…実際やってみなけりゃワカランだろ?そんなもんだよ…まぁ明日のやつ等の意気込みでワカルさ…」

「ってかさ…聞いたんだけど…店鋪事業部大変そうよ?事業再編だって…新しい部長さんスパスパッって赤字店を減らしてるらしいじゃない?」

「んー…まぁな…やり方1つでお客さん戻って来ると思うんだけどなー…黒字に転化した時に店鋪数少なかったら、チェーン店の意味が無いんだけどね…」

「まぁね…でも1年以上赤字の店だったんでしょう?仕方無くない?」

「んー俺は実際見て無いから判らないんだけどね…」

「アナタ、統括マネージャーしたらどお?そんで全国の店鋪回るの…絶対売り上げ上がるわよ?」

「会社に言ってくれ(笑)ってか俺の弟子が最有力候補に名前が上がっているらしいよ」

「まぁ…年幾つだっけ?ワタシより下だったっけ?」

「んーー…同い年位じゃ無いか?明日オリエンテーションで壇上に上がるぜ」

「あーーーワタシも補佐に上がった一昨年の入社式にやったわよ…エリートの証だもんね…課長になってたら、今年もワタシだったのにねー…」

「フツーは幾ら早くても3年は掛かるだろーに…2年以内に上がる方が異常だ…」

「まあね…でもワタシもレールから外れちゃったし…どうでもイイわ♪その代わりにケイちゃんとアナタが居るから♪」

「でな…カッシー来てたよ…まあフツーに接したけどな…態度変える気ないしな」

「そりゃあワタシだってよ?でも変なコトはさせないわ(笑)」

「メグしゃん♪晩御飯でしゅよぉ〜♪」

「あはっ♪ありがとーケイちゃん愛してる〜♪んーーー…ちゅっ…」

「んふー…ワタシも〜愛してるぅ〜♪…ちゅっ…」

「俺のコト2度とモーホーって言うなよ?レズ共!」

「えーーー…今日の2人見てたらモーホー確定ですよぉ〜…2人で泣いて…」

「バカ!要らんコト言うな!」

「え?なになに?見つめあってたの?」

「そりゃあもう…見つめあいながら…ハラハラと涙を流して…ワタシが居なかったら抱き合ってましたよ…絶対!」

「するか!ボケ!」

「明日は付合って下さいって言われたクセにぃ〜♪」

「オマエも連れて行くから安心しろ!」

「あ!ワタシも!ワタシも!行く行く!」

「ついでに専務も誘おうかな?俺の師匠だし…」

「あ…専務苦手…それより部長さん誘ったら?気前良いし、優しいし♪」

「あのな…師弟でしっぽり呑む予定なの…明日、朝一に親分誘ってみよっと♪」

「じゃあケイちゃん…モーホーは放置して、明日はワタシ達2人で呑みましょう♪良いのがあるのよぉ〜♪」

「はーい♪じゃあオツマミ作って待ってます〜♪」

「家に帰って来るのが恐いな…」

「何か言った?」

「いえ…何でもないっす…」

「御馳走さま〜♪ケイちゃんドンドン上手くなるわね〜幸せ〜♪じゃあのんびりお風呂入って来るから、お先に続きどうぞ!」

「あのね…そーゆーモンじゃないだろが?もっとこう気持ちが盛上がって…なぁ?」

「どっちも好きだから♪どんな状態でもOKですよ?(笑)」

「そんなコト言ってたら裸にコート着させて外で突っ込むぞ!」

「んふー♪構いませんよ?御主人さまが望むなら♪でも他の人とはデキマセンからっ♪」

「よーし…言ったな…この寒空にコート一枚がどんだけ寒いか…思い知らせてやる!メグ!オマエどうする?」

「ワタシは勘弁…って言いたいトコロだけど…御主人さまの良い様になさってください…本当に行くならお供しますよ?」

「じゃあ貞操帯とコート着ろ…毛布は積んで置いてやるよ」

「…はい」
「はぃ」

『キャリアさん』は本気?って顔を少し出しながら言われた通りに着替えた
『オタク女』も俺のコートを羽織って出て来た

車に乗り、夜のドライブに出た
勿論暖房は全開で…

山道に入った時に『キャリアさん』のバイブのスイッチを入れ、助手席の『オタク女』に俺のモノをしゃぶらせた
『キャリアさん』切なそうな喘ぎ声が後ろから聞こえ、その声に興奮しながら『オタク女』がズルズル音を立てながらモノを啜り上げた

展望台の端っこに車を停め、シートを倒してバイブが動いていない貞操帯を押し付けている『オタク女』がしゃぶり易い様にしてやる

『キャリアさん』のバイブのスイッチを『強』に入れ、『オタク女』のバイブのスイッチも入れてやる
『キャリアさん』は大きな声を上げてイキ、『オタク女』は鼻息を荒くして、しゃにむにしゃぶりついた
モノから 『オタク女』の頭を離し、キスをしてバイブを『強』にしてやる
『オタク女』は息も荒く悶えだし、切ない顔をして俺を求めたが、俺は後ろに行き『キャリアさん』のシートベルトと貞操帯を外し、ヌルヌルの股間に『オタク女』のフェラでピクピクしているモノを突っ込んだ

「あっはっ…あっ…あっ…あっ…あっ…」

既に力が抜けている『キャリアさん』を座ったまま突いてやった

「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!…イイッ!イイのっ!またイクッ!イキそっ…イイッ!ソコッ!ソコッ!…あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!ああっ!あはっっ!イッ!イッ!イクッ!イクのっ!イイィィィッッ!あはぁぁああっ!イッ…てるっ…もっ…イッてるのっ…あひっ!あひっ!あひっ!キちゃうっ!キちゃうよっ!もっ!ダメェェェッ!……イッ…イヒ…イヒのぉ…あひっ…あひっ……………あはぁ………」

『キャリアさん』は大きく口を開けたまま涎を垂らし、横にしてやるとピクピクと小刻みに震えていた
『キャリアさん』で出し切れなかったので、そのままイキそうな『オタク女』の口に突っ込み腰を動かせて、無理矢理しゃぶらせた

『オタク女』は軽くイキながらも、必死にモノをくわえ俺の動きに合わせて舌をモノに絡ませていた
『オタク女』のイキそうになった顔を見ながら、『オタク女』のデカイケツを叩き、『オタク女』がイクと同時に精液を喉に流し込んだ
『オタク女』は咽せながらも、精液を零さず飲み干した

「まだ足りないだろ?」

そう言うと俺は外に出て、『オタク女』の方のドアを開け、外に連れ出した
木枯らしが吹いてる中、外に立たせ記念写真を撮ってやる
前を開けさせ、股を広げさせたり…所謂、露出プレイをした
そして車に手を着かせ、貞操帯を取り外しローターで、クリトリスを刺激させてソレをカメラに納めた

『オタク女』も流石に鳥肌を立ててガタガタ震え出した
車に入れ毛布で包んでやり、冷えきった身体にモノを突っ込み抱いて温めてやる
温かさとモノを求め抱きついて腰を振りまくった
身体が温まった時には『オタク女』は既に2度イッていた
『オタク女』がイッた後にイキそうになった俺は、『キャリアさん』の小さな口の中に精液を流し込んだ
『キャリアさん』が綺麗に俺のモノを舐め上げ、そして自分の股間に入れ、俺に背を向けて、中腰のまま腰を上下に動かしながら『オタク女』とキスを交していた

やがて腰を前後に激しく振りながら『キャリアさん』はイキ、俺のキスを求めた
ハマったままの『キャリアさん』の股間を『オタク女』が舐め、俺は小さな胸を揉んだ
クリトリスに『オタク女』の舌が当る度にガクガクと反応し、『オタク女』の頭を押し付けていた
車の中に精液と汁の匂いが蔓延し、『オタク女』が俺のアナルやタマを舐めているのも手伝い、『キャリアさん』の中に精液を出した
『キャリアさん』はソレを合図にイキ、溢れ出て来る精液を『オタク女』が飲み、俺と『キャリアさん』の股間を丁寧に吸い、そして舐めた

まったりとした時間が過ぎた

「な…外は寒かったろ?」

「はぃ…震え抑えようと思ったらもっと震えて…露出プレイって大変ですねー…」

「北海道の人なら、コレくらい平気かもな(笑)メグ?外に出てみるか?」

「良い!パスっ!ケイちゃんが車に帰って来た時の震え方見たら誰だってパスだわよ」

「今度、露天風呂に行くか?混浴の温泉とか?鳥取の方にあるだろ?」

「それっ!良いですぅ〜♪温泉が良いなぁ〜」

「ワタシも賛成〜♪調べとくわね♪あーーー…お風呂入りたくなっちゃった…でもこの格好じゃあスパ行けないし…ラブホ寄らない?まだ『ご休憩』で行けるでしょ?」

「出る頃には『お泊まり』だよ…家に帰って3人で入って疑似サウナにするか?(笑)」

「あーアレも楽しいけどね…ケイちゃんと2人で入るわ…」

「そんなもん明日しろよ…さっ!家に帰るぞ!」

家に帰り、追い焚きで熱くなったお風呂で掛け湯しながら、蒸してくるお風呂場で、不平タラタラだった『キャリアさん』が一番キャアキャア言いながら挟み合コをして汗を流した
シャワーで冷水をかけ、芯からポカポカになった俺達は、居間の布団で川の字を書いて横になっていたら、いつの間にか寝入っていた






携帯がなった様な気がして目が覚めた
電気を点け放しで寝ていた様だった
携帯を見てみると2通メールが来ていた
1通は未登録アドレスで、もう1通は『十番隊隊長』だった

『なんだろ?、ついさっきだな…』

“(    )ノ ドモ(*´∀)アレ?コッチカ・・・ ドモ ヽ(*´∀` )( ´∀`*)ノ ドモ アナタの心の恋人・゚:*☆可憐な華蓮ちゃん☆*:;゚・だぉ? 登録ヨロ〜♪携帯番はもっと深く知り合ってからね(●′艸`●)シシシシシシシ… ついでに質問ですが…ヴァレンタインフェアしますけど?例のハンバーグを特盛りで準備しておけば宜しいのでしょうか?店長以下ホワイトデーの3倍返しを期待しながらお待ちしてますぉ? 明日でも良いからお願いティーチャーデス では!明日のデート、薔薇の花束でお迎えしてくらさい! 追伸 紫の薔薇が良いなぁ…(遠い目”

『本当に薔薇買って持って行ってやろうか?(笑)んで?イズルハだっけ?なんだらほい?』

“(*´∇`)ノィョ━━━━ゥ)´Д`*)b 電気街のメイド喫茶で見掛けたぜ!この妄想野郎め!w ボー○スの包み持ってたな?獲物は何だ?お人形さんか?声掛けようと思ったけど、メイドさんとイチャコラしてたから放置しといたぜ!で、再来週の日曜の件だけど…遠いのか?会場から2時に抜けれるなら行って見てーから教えてくり!宜しくなっ!”

『世の中の常識教えとくか…』

“イョ―ヾ(´I(*´ω`*)∀`)ノ―ウ♪ 影に隠れるこのチキン野郎め!袋の中身はSR-1だっっ!ってもワカランだろーがなwww 場所は、ちと遠いぞ…東○ビッグサイトだし!w 買う気満々でも満々で無くても土曜には出発せなあかん…バイト休んで行くけ?”

『送信と…』

メールを送ると直ぐに返事が帰って来た

“げっ!冬コミに行けなかったオイラが行ける訳ねー…お土産を楽しみに待ってるぜぃ!”

『『ブリー○』のフィギア在っても買う気にならんわな…』

携帯を眺めていると『キャリアさん』が起きて覗き込んで来た

「あ!あのコじゃない?まぁー…ん?あら♪なんだ…所詮はガキンチョね♪」

「あのな…高校生相手に対向意識燃やすなよ…」

「あのコね…何だかワタシに対向意欲があるのよね…」

「勘違いだろ?」

「いいえ!間違い無いわ!そーゆーカンは外したコト無いもの!…あら?誰よコレ?アナタの心の恋人ぉ?何それ?言いなさい!」

「あのね…見せれるってコトはそーゆー相手じゃ無いってコトだろーが?あのメイド喫茶の厨房のコだよ…ほれヤケドした…解った?」

「あーーー!あのコね…可も無く不可も無く…でもね…そーゆーコが実は厄介なのよ?ワタシやケイちゃん、カッシーを含めて、特徴のあるコは分かり易いの…でもね、所謂フツーのコってのがどー転ぶか…どこまで本気でどこまで冗談か…見極めがね…」

「先生!メイドさんとかコスプレしてるコがフツーなんですかぁ?」

「つっつっつっ…甘いわね!この計算し尽くされた文面が解らないの?このメールはね、アナタの気を引く為のメールよ!最初の文面で2つ、携帯番で1つ、ヴァレンタインフェアで2つ、後、残りで3つ…ツッコミ所があるわ…というか全てがツッコミ入れれるわ…こーゆータイプにはね…貸して…」

“やぁ!マイハニー元気かい?携帯番教えて貰えなくてガックリだぜ!orz ヴァレンタインは顔を覗かせるよ ハンバーグの完成が気になるからね… それと特盛りはパスさせてもらうよ 3倍返しの時に5kgもミンチこねないとイケナイからねw それでは薔薇を楽しみにしておいてな〜♪”

「よし!これで完璧!送信…っと♪」

「先生!フツーに返している様に見えるんですけど?」

「ふっ…甘いわね!これで距離感が作れたのよ!でね、明日はちゃんと10本位の薔薇の花束持って行くのよ?良いわね?」

「全然意味が掴めないんだけど?」

「コレはね…要するに『メイド喫茶』のコとしてしか興味ないよって文面なのよ」

「え?そうか?俺がフツーに書いたらなりそうな感じなんだけどなぁ…」

「あらら…じゃあそんなモンなのね(笑)じゃあ明日『デート』頑張ってね♪」

「なぁ…『デート』ってのは気にならないのか?」

「当たり前でしょ?本当の『デート』なら隠すか消しているでしょ?残してるってコトは…どーせアナタのコトだから…料理かコーヒーの関係の話でしょ?じゃないとアナタが誘うワケ無いし、相手もノって来ないでしょ?逆としてもそーだわよ」

「すげーな…いや…本当に感心した…良く解るね…」

「当たり前でしょ?アナタの不器用で朴念仁なトコも気に入ってるんだから…中途半端に器用なヤツとか嫌いだもん」

「ははは…ありがとう…」

「いえいえ…ねっ♪そんなコトより…んふっ♪ケイちゃん寝てるし…ヨシヨシしながら御褒美にキスして♪」

「あのね…それは俺のキャラか?」

「違うから萌えるんじゃない〜♪こんなに甘えるのはワタシのキャラじゃ無いでしょう?…ねっ♪キスして♪」

「あーーー何か調子狂うなぁ…良いよ!こっちおいで…」

「んふふ〜♪」

『キャリアさん』が『オタク女』がする様に甘えてきた
上目遣いで見上げて来て、あまりの可愛さにドキッとした

『なんかなー…こーゆーのは自然にさぁ…あーもうっ!』

ぎこちなくヨシヨシしながらキスをした
『キャリアさん』は焦れったそうに、俺の頭を抱き寄せ舌を絡ませてくる
俺はソレに反応し、『キャリアさん』をいつもの様にダッコしてやった

俺の立ったモノが『キャリアさん』の股間に当る
『キャリアさん』は嬉しそうな筈かしそうな顔をして、更にキスを求めた

「ケイちゃんが起きちゃうから…アナタのベッドに連れてって…」

俺は『キャリアさん』をダッコしたまま立ち上がり、電気を消して『オタク女』を残し自分の部屋へ『キャリアさん』を運んだ
『キャリアさん』を降ろすと、服を脱がせこの前の約束通り、ゆっくりとペッティングをし、モノを『キャリアさん』の股間にゆっくりと入れた

「ねぇ…ワタシの陰毛もケイちゃんみたいにツルツルに剃って良い?」

「ん?なんでだ?」

「気持ちの問題よ…」

「でもオマエが剃ったら一層ロリロリになるな(笑)」

「良かった…その答で…「別に良いよ」って言われたらどーしよーかと思ったわ…」

「なんで?」

「さっきのメールと同じ…アナタはワタシをちゃんと見ていてくれてるわ…それだけで幸せよ…」

「そんなもんか?」

「そんなもんよ」

「でもな…ギャップが在る方が萌えるんだけどな…」

「うふふ…ケイちゃんから聞いたわよ…でもね…ワタシも同じにしたいのよ…ダメ?」

「「別に良いよ」だな!(笑)」

「もうっ!…イジワル…でも…好きよ…一番ね…嫌われたとしてもね…ワタシはアナタが一番好き…」

「ケイコからも聞いた(笑)オマエ等は男選び間違ってるぞ?(笑)」

「そう…かも…ねっ…でもね…ワタシ達は…それぞれ…違う…アナタの…面に…恋い…してん…のよ?んぁ…あぁっ…」

「そうか…類友ってワケでも無いんだな…あーイイッ…締まるっ…」

「でも本質は…1つだし…アナタも…んっ!んっ!んっ!あっ…1人しかっ…居ないっ…からっ…イイッ!イイのっ!そー…ソコっ!…あはっ…」

「オマエ等は2人だもんな…んっ…」

「前に…言わなかったっけ…2人で1人前なのよっ…ワタシ達って…お互いに…欠けてるトコは…アナタに…埋めて貰って…るっ…のっ!ああっ!イキそっ!もうっ…我慢…できないぃ…イクのっ…イクッ!イクッ!イクッ!イイイッ!あっ!ひっ!イッ!イッちゃうっっ!」

「俺も出るっ!出るぞっ!出るっ!」

「お願いっ!中にっ!中に出してっ!車の時みたいにっ!」

「イクよっ!メグっ!中にっ!メグの中にっ!うっっ!出るっ!出るっ!うっっ……」

「来てるっ!来てるのっ!アナタがっ!アナタのっ…精液がっ!イイッ!イイッ!あっ……あっ……あっはぁぁ…精液が…アナタの……」

今迄と違う快感に、2人共ぐったりと重なり合い、暫く動かなかった

『これも愛なんだろうな…俺はメグも愛しているんだな…』

優しく頭を撫でながらキスをした
『キャリアさん』は本当に嬉しそうに、俺に身をあずけ、俺の精液を身体中に感じているようだった
中から出て来る精液を拭き取り、そのまままた繋がってキスを交しながら、もう1度お互いを感じあった






『キャリアさん』と居間に戻り、『オタク女』の寝ている姿を見ると、後ろめたい気分になった
静かに布団に入り、横になると『キャリアさん』が布団の中で手を伸ばし、俺の手をそっと握った
俺も握り返してやる

『オタク女』の寝顔を横目で見ながら、いつもなら腕枕か、両手で抱きしめている距離よりずっと離れている様に感じた
俺は『キャリアさん』の手を引き寄せ、『オタク女』の頭の下に腕を入れて抱き寄せた
『オタク女』はビックリして目を覚まし、そして俺が笑った顔をしている事に気付くと、ニコニコして肩に頭を載せた
『キャリアさん』は腕に抱きついて、同じ様に肩に頭を載せた

『デカイ布団と枕欲しいなー…でも、キングサイズ入れたらコタツが無理か…』

朝一番に目を覚ますのはやはり俺で、顔を洗い、いつも通りメールチェックをする
いつもならメールチェックを済ませた頃に、『オタク女』が起きて来て顔を洗っているか、朝御飯の準備をしている筈なのに起きて来ていなかった

居間に戻り『オタク女』の寝ている姿を見て安心し、朝御飯を久々に作った
料理が出来たので、起こしに行くと『キャリアさん』は面倒そうに起きたが、『オタク女』は珍しく寝たままだった

『キャリアさん』が顔を洗いに行った後に、『オタク女』にキスして起こそうとした
『オタク女』は薄らと目を開けニコニコ笑って起きようとしなかった

「どうした?しんどいのか?」

頭に手を当て熱をみるが、俺の方が温かい位だった

「ごめんなさい…もう少し横になってたら元気になるから…」

「大丈夫なのか?」

「うん…ほらワタシの持病の…『抑うつ神経症』だと思うけど…最近お薬飲まなくても良い感じだったから…」

「無理すんなよ?お粥でも作ってやろうか?」

「ううん…大丈夫だよ…」

「朝御飯コタツの方に持って来てやるからな」

「うん…ありがとう…」

「いつもオマエがやってくれてる事だ…気にすんな(笑)」

台所から御盆に載せて朝御飯を持って行ってやった

「どうしたの?ケイちゃん大丈夫?」

『キャリアさん』は、コタツに入った『オタク女』に半纏を着せて、温まる様に背中をさすっていた

「メグさん…大丈夫だよ…御飯食べて、スグお薬飲むからね♪」

結局3人で朝御飯をコタツで食べた
『オタク女』は少し残したが、朝御飯を済ませ薬を飲んだ
落ち着いた気分になったのか、少し元気に話を始めた

『オタク女』を寝かせ

「洗濯物と掃除なんか一日しなくたって死にはしないから…今日はゆっくり休めよ?良いな?」

「でも…」

「でもじゃないっ!これは命令だっ!良いか!取り敢えず寝ろ!で、昼になってもダメなようなら医者に行け!良いな?」

「はぃ…」

「メールすっから携帯側に置いておけよ?良いな?」

「はい♪久々のメールだぁ〜♪」

「変なコトに喜ぶなよ?昼には電話すっからな…イイコしてろ?」

「はい♪」

「ねっ?ワタシが病気になったら同じ様にしてくれる?」

「あのな…当たり前だろがっ!ふざけたコト聞くな!っとに!」

「ホント…バカが付くイイヒトだわ(笑)」

「オマエやケイコは別に決まってるだろがっ!ほれ!出勤するぞ?ケイコ行ってくるなー昼飯は電子レンジに入れてあるから…チンするんだぞ〜電話するから〜じゃあ行ってきます!」

「ホントに…」

「どーせバカだよ…さっさと乗れ!」

会社に着き『キャリアさん』と別れて、そのまま店鋪事業部に行った
『弟子』も着いていて、側に『天然ちゃん』も居た

「よっ!おはよう!原稿出来たか?」

「おはようございますっ!ちょっと不安なんで、今、課長に読んでもらっています」
「おはようございます♪キャプテン♪」

「オマエは復習バッチリだろうな?今日は最初から前に来させるからな!」

「えーーーっ!また晒しものですかぁ?」

「何言ってる?コイツなんか新卒全員の前で恥曝しだぞ?オマエは、たかが25人の前だチョロイチョロイ…喫茶で半分埋まってる位だろが?(笑)」

「恥曝しって…酷い…」
「そりゃあそーですけどぉ…」

「気にするな!俺は社員総会の時に社長にヤジ飛ばして壇上に上がったんだ(笑)オマエ等はそーゆー奴の弟子なんだからなっ!バンバン恥曝して来い!」

「なんだかなー…師匠間違えたかもなー…」
「禿同です…」

「良いじゃんか俺の師匠は専務だぞ?それに比べりゃあ呑気なもんだろ?(笑)」

「で、×××くん…キミの方は大丈夫か?」

「課長…歩く喫茶の法律ですよ?任せて下さい!マニュアルと違ってても俺が法律ですから!」

「…あー…頼んだよ……」

「はいっ!」

俺の出番は、オリエンテーションの後からだった
メールを30分おきに送りながら、『オタク女』の御機嫌伺いをした
少しづつマシになっている様子で少し安心した
『弟子1号』の晴舞台を見て、一頻りからかった後、『弟子』と店鋪事業部の会議室に行き準備をした

「今日は何をするんですか?」

「掃除に始まり、掃除に終わるのが常…だけどな…まぁ挨拶に始まり挨拶に終わるってなもんで、今日も挨拶からだっ!入って来る瞬間からいくぞ?」

「あーーー…あの新人イビリっすか?バイトにすると大体辞めていくアレですね…」

「まあ昨日の今日だから少しはマシだと思うんだがな…さてさて…」

時間15分前辺りから、挨拶をして入って来た
俺と弟子は返事以外は、黙ってその様子を見ていた
開始10分前には全員揃っていた

「どうだ?オマエが見た感じは?」

「昨日のブチカマシ前が見たかったですね…今見ると問題アリそうなのは居無い様に思えますけど…柏谷も研修中はキリッとしてますね(笑)」

「前に出すって脅したからだろ?俺が目を着けてんのが最前列の右から3番目と、正面の3列目、後2列目の左から2番目…細かい所見ておいてくれ…」

「はい…」

「よしっ!時間だっ!全員起立っ!…おはようございますっ!」

「おはようございますっっ!!」

「元気良いのは良い事だ…でもな…そこっ!デカイ声出せば良いってモンじゃないぞっ!それとそこもっ!金切り声になってるぞ!もう一度っ!おはようございますっ!」

「おはようございますっっ!!」

「良しっ!まさか昨日の今日にあるとは思わんが、一応服装チェックだっ!マネジャー手伝えっ!」

「はいっ!」

『弟子』が「はいっ!」と言うのを見て『え?』という顔がチラホラ見えた
新入社員全員の前で壇上に上がって紹介された男が、俺に従っているからだ

「おーーーい…注目!確かに時計はしても『可』とはなっているが、革バンドやこんなデカイ時計は痛むし壊れるぞ?俺等の頃は下っ端は禁止されていた…それは「お客様に時間を意識させるから」というのが最大の理由だ…また厨房内では不衛生と言う事や、ヤケドの原因にもなる事から壁時計で時間を見ている…喫茶で着けているのはマネージャークラスからだ…サーブしたり調理したりする事が殆ど無いからな…だが!キミ等は店に入ると先ず清掃から、ドリンク、調理、仕入れ、仕込み、棚卸し、レジ、日計…全般を早急に覚えなくてはならない…」

接客用語の唱和を『天然ちゃん』を前に出させて、揃う迄実施した
その最中、専務と部長が現れ後ろで、その様子を見物していた

「良しっ!大体揃ったな!後ろに専務と部長が来られている…お客様と思って挨拶しろっ!いらっしゃいませ!」

「いらっしゃいませっ!」

「硬いっ!いらっしゃいませ!」

「いらっしゃいませっ!」
  ・
  ・
  ・
『満足のいく所じゃ無いな…実際店に出て失敗繰り返さないと実感できんか…』
「良しっ!次は昨日の組分けでやってみろ!」

「いらっしゃいませっ!…ありがとうございましたっ!」

「もっと気持ちを込めて!…背筋伸ばせっ!…笑顔を忘れるなっ!…」

1時間経って休憩を入れ、専務と部長に感想を聞いた

「まぁ…ココが一番マトモだろ?他は寝てたヤツとか、髪の毛を弄ったり、携帯を眺めてたヤツが居たからな…で、オマエはどう思う?」

「まだまだ判りません…でも、早く1人前に挨拶出来る様になって欲しいですね…会社の顔なんですから…」

「厨房で大喧嘩してお客さんをビックリさせてたオマエが言うと笑えるな(笑)」

「部長…午後から直営店回りますけど、地区統括借りて良いですか?」

「ん?あぁ…元キミの部下の…構わないですよ…彼のこちらでの仕事は済んでいますから…しかし厳しいねー…あんまりキツイと辞めるコが出ないか不安だね(笑)」

「これ位は優しいもんですよ(笑)俺の時は専務と小さい部屋で、3人づつ詰めてやられましたから(笑)」

「ふん…オマエ等が女の腐った様な声しか出さなかったからだ!それにオマエがワシを睨んでたろう?だから15分の所を2時間にしてやっただけだ…もう1時間アレをやるのか?」

「まぁ業務内容を今言ったところで、2ヶ月後スグに役に立ちませんからね…コワイ先輩が居る…マナーを守り真面目に仕事していたら上に上がれる…今回は、それが判れば良いと思っていますよ」

「成る程…親鳥のスリコミをしておく訳だね(笑)」

「実地で教えてやれないのが残念ですけどね…」

「メニュー講習の時も来れば良いですよ…なんだったら店鋪実習もね」

「いえ…俺は総務部ですから…」

「そーやって逃げるのかい?キミにそんな楽はさせないよ(笑)歓迎会の時の事を僕は忘れない…キミの自慢の店や仲間達がどういう環境に晒されているか知っているだろう?僕もね…伊達や酔狂で部長じゃないんだよ?確かにココのしきたりには不案内だが、ココに来た以上は利益率を上げる…キミが目先で見て感じている以上にね…でもね、僕がしたいコトはレベルが低い所でやっても仕方ないんだよ…だから人事も端から見れば恐ろしいコトになるだろう…使えるモノは何でも使うつもりだよ…それに、端から見ているだけで判断してもらっても困る…運が良かっただけと言われるのは癪に触るからね…でもまぁ…当分キミは総務部だから、会社の細かい所や全体を見るクセを着けて貰わないとね…今迄のキミはあまりに短絡的過ぎる…いつとは言わないが、正式に店鋪事業部に戻ってもらう日が来ると思って居てください…それまでは使いたい時に使わせて頂きますから宜しくね(笑)」

俺は専務を見つめ、専務は何も言わず頷いた
『弟子』も俺がキレないか不安そうに見ていた

「じゃぁ…俺が帰る迄、キチンと実績上げて、他に行かないで下さいよ?」

「キミがどんな態度で帰ってくるか楽しみにしているよ(笑)じゃあ…この後も宜しく頼みますよ?総務部の×××くん」

部長が専務に御辞儀をし、会議室から出て行った

「あんの…ヤ…ロ…」

「店長…あの…」

弟子が何か言おうとするが言葉にならないようだった
その時、俺の頭にゲンコが降って来た

「馬鹿野郎っ!頭を冷やせ!」

「…はぃ…すいませんでした…」

「オマエはな…昔っからそーだ…気に入らないとムキになって突っかかる…今回他から新しい人間が入って来たんだ…チャンスだぞ?今迄1方向からしか見れて無かったモノが他からも見れる…もっと頭を柔らかくしろ!メイド喫茶立ち上げで少しは見直してやったが…頭に血が登ると相変わらずコレか?」

「すいません…」

「もう良い…それより皆帰って来たぞ?準備しなくて良いのか?」

「はい!大丈夫です!」

「良しっ!後輩の為だ…頑張れっ!それと、オマエ自身研修するつもりでヤレ!良いな?」

「はいっ!」

専務が会議室を出る迄見送った
時間が後10分程あったので、御機嫌伺いメールを『オタク女』に出した

昼まで一応の仕事の流れをカラオケ店をベースに説明し、大体の輪郭を見せた

「昼からは直営店鋪を回る!最初はカラオケ店だ!さっき話した事を確認してみろ!その次は喫茶の方を回るが、経験者と未経験者に別れてもらう!10人でも多いが、ぞろぞろと店の中を歩き回れんからなっ!集合場所はココだ!時間になったら即移動だ!遅刻したら置いて行く!良いな?」

「はいっっ!!」

「良しっ!では解散っ!」

俺と『弟子』と『天然ちゃん』の3人で後片付けを済まし、昼食に出た

「ちょっと電話してくるわ…あ!俺はランチで良いからな!」

『オタク女』に電話を掛けると、元気な声が帰って来た
普段通りの声に安心して電話を切った

『でもカラ元気ってのもあるしな…親御さんに電話しておくか…』
「あ!お母さん!こんにちは!お食事時にスイマセン…えっと…今朝方ケイコの調子が良く無くて…ええ…熱は無さそうでした…ええ…ええ…本人は持病の鬱だと言ってましたけど…ええ…いやっ…そんな感じでは無かったですよ?…ですから…あ!本当ですか?スイマセン…はい…宜しくお願いします…では時間が空きましたらまた携帯の方に電話しますので…スイマセンが…はい…はい…じゃあ…失礼します…」

『一先ず、これで一安心だな…』

昼食の時にメイド喫茶の現況をイロイロ聞き、利益も上がり、店長も休みが取れているとのコトで安心した

「昼とか夜に結構サラリーマンのリピーターが増えてましてね、ランチの出も順調です…フツーのカップルも女性の組客も昼夜問わずに来られたりしますよ…土日はずっと満席ですし、並びも未だに出ます…競合店より年齢層が高いので、客単も意外に高いですよ」

「春休みとかがちょっと恐そうだな(笑)」

「ですねー…でもオフィス街だと連休とか弱過ぎますからね…今の場所がベストなのかも知れませんねー」

「元部長の見る目が有ったってとこだな…」

「チェーン展開はまだしないんですかね?」

「んーーー…でも経験者のカッシー居るからな…カッシーが店長レベルになったら、電気街の方に作るかもな…まっ後3年は無理だろうけどな(笑)」

「んーーーーーーっ!キャプテン酷いですぅ〜…」

「まぁ…他のコに期待しても良いですし…」

「あぁっ!マネージャーまでぇ〜…」

「おっ!それアリか?俺な良いコ知ってるぞ?」

「ひょっとして例のメイド喫茶の?」

「そーそー!狩山タイプだから安心確実だ!」

「スカウトしますか?一気に社員で!」

「それ良いなぁ〜あーーー俺にそんな権限欲しいなー…イロンナとこから引っ張って来るのにな…」

「もうっ!ワタシ弟子2号ですよねっ?余所のコよりもワタシを責任持って指導して下さいよっ!」

「ん?それはアキバから帰る時に、コイツに任せた筈だから…文句は1号に言え」

「マネージャァーあんなコト言ってますよぉー…」

「ははは…大師匠にさっき叱られたからね…でも僕の管轄外れて、こっちですからっ♪店長に御返しします♪」

「いやー残念!俺は総務部だからなー…オマエどうせ統括になったらコッチだろ?今まで通りな♪」

「ワタシってひょっとしてお荷物ですか?」

「ん?………んーーーーーーー………さぁ?…おっ!親分に御指導仰ぐか?」

「え?そりゃあシないでしょう?」

「親分?」

「専務!俺より厳しいコトや怒鳴ったりの賑やかさは殆ど無いけど…静かにポツッポツッと迫力は溢れるてるぞ…」

「えーーー…側に居なくても恐いのにぃ…それともワタシをクビにしたいんですかっ?」

「まっ冗談半分に言ってみるわ…多分「馬鹿か?オマエが見ろ」の一言で済むけどな…」

「そーそー冗談は置いといて、そろそろ時間ですよ…」

「ん?30分前か?じゃあマネージャー…会計宜しく!」

「じゃあタマには妹弟子…宜しく!」

「じゃあココは1つ師匠の顔を立てて…師匠ごちそうさまです!」

「あ!それ良いね♪御馳走様です!」

「あ…そ…」

会計を済ませ、会議室に20分前には戻れた
早いコ達は既に午前中に居た席に着いて、マニュアルを見ていたりしていた

移動開始10分前に班分けをし、未経験者を俺が、経験者を『弟子』が担当した

「揃ったな?じゃあ少し早いが移動するぞ!カラオケ店は繁華街にある2店舗回る!それぞれちゃんと付いて来いよ?遠足だっ!行くぞ!」

「経験者はコッチに行きます!付いて来てください!」

『総勢27名の大人の遠足だな…何かバス観光みたいだな(笑)』

ゾロゾロと引き連れ最初のカラオケ店に到着する

「お疲れ!10号室と48号室止めといてくれよ?後、店舗内見て回るからな!」

「お疲れ様ですマネージャー…でも、何も聞いてませんけど?」

「俺はもうマネージャーじゃねぇだろ?総務部の抜き打ちだっ!(笑)ちゃんと掃除してるだろうな?厨房も後から行くぞ?」

「え?はい!どうぞっ!」

「取り敢えず全員10号室に行くぞ!店長!お掃除セット持って付いて来い!」

パーティー用の広い部屋に入りそれぞれ席に座らせた

「ここでだ…清掃の見方を教える…先ず、テーブル…当然上はベタベタしていないかは当然見るよな?で、メニュー置きにメニュー、後、椅子の上、床…まぁまぁ綺麗に見える…問題はテーブルの縁と下面…触ってみろ…違和感無いか?」

「何かベタベタしてます…」
「ココもです…」

「まぁ気が弛めばそんなもんだ…で、ココの店長が見本を見せる…触った感じは違和感が無いこのテーブルも…ほら見せろ!…こんな感じで汚れている…カラオケ店は酒を扱うから余計になり易い…部屋をさっさと空けて回転させなくてはいけないから余計にな…酷い時は部屋中酒やゲロ浸しになっている事もままある…だからお掃除セットがアップの時に持って行く事になっている…エチルを薄めたもんだが、詳しくは入ってから聞け…これで拭くと飲み物跡とか油が簡単に落ちるし乾きも早い…まぁ喫茶に比べたらカラオケ店の方が遥かに荒れ易い、皆も経験あるだろうが、机や椅子に土足で上がったり、酒を撒き散らしたり、コップを平気で割ったり…店員の目が届かないからヤリタイ放題になっている…まぁそんなヤツ等の為に捨て部屋を用意していたりするカラオケ店もある…この店だとこの部屋と他に10人部屋がある…で、次だ…」

エレベーターで上がり、昼間は使っていないフロアーに着いた

「まあココは繁華街だし、昼間はカラカラだ…電気代節約の為にフロアーごと、晩方まで使わない場合が多かったりする」

廊下や壁、天井を見せながらチェックシートにチェックを入れる

「社員やバイトが必ず回って、電球やカラオケ器機、机や椅子の状態をチェックする…交換もそーだ…因に俺は毎日必ず回っていた…あの蛍光灯フリッカーしてるだろ?…大体ブロックごとに交換しているから他の蛍光灯も同じ様に切れ初める…で、見て欲しいのは机と椅子の足…それとモニターを含めたカラオケ器機だ…机と椅子の足はさっきの部屋と違ってキチンと拭いてある…で、モニター画面…電源を入れると…ちょっと縁が出来てるだろ?お掃除セットで拭いたら…綺麗になる…横と後ろもだ…後、ラックは一応1週間に1回清掃している筈だけど…機械の下にホコリが積もってるな…と言う具合にチェックしていく…でもしてもみないでバイトにさせるばかりは良く無い…カラオケ店に配属の社員はキチっと技術の方にやり方等を聞いてやってみる様に…次は厨房だ」

店長が冷や汗をかきながらついて来る

「この店は厨房はこのフロアーにある…元の厨房が狭過ぎて、部屋を3つ潰して作ったという曰く付きの代物だ…食事はここで作ってダムウエーターに入れてスタッフ部屋に送って、それをスタッフが運ぶ様になっている…まぁココを毎日水を流して清掃をするのは当たり前だが、床が綺麗になっても壁や棚が不衛生だと意味が無い…一番下の棚を見ろ…ゴミが散って着いている…と言う事はソコにあるものもゴミが着いているって事だ…それを洗いもせずに出しているとは思わないが誉められたもんじゃないよな?店長?…次っ!包丁やまな板…表も少し使い込んで茶気ている…裏面を見ろ…黒いのはカビだ…包丁も綺麗に見えるが、包丁止しを見ろ…衛生的に見えるか?細かいコト言う様だがプロ意識を持って欲しい…また、バイトのモチベーションを上げるのも社員の仕事だ…オマエ等は、先ず全てのバイトの業務がマズマズ出来る様になれ!バイトはフロアーと厨房に別れているから、全てが出来るのはアルバイトリーダー位のもんだ…何も出来ないオマエ等がフロントで偉そうにしても陰口叩かれるだけだ!俺はオマエ等の配属先の店長に先ずアルバイトリーダーのレベルまで上げて、それから社員の仕事をさせろと伝えておく…俺がフラッと現れて、見られたらマズいような環境は許さんからな!判ったな!」

「はいっ!」

「後、喫茶の方もだが、入社式以前にカンやコツを掴みたいヤツは俺かマネージャーに言え…配置先にアルバイトとして面接無しで、スグに入れてやるからな…オマエ等はココの良い所と悪い所を、このアンケート用紙に書き込んでおけ!俺は店長と話がある…マネージャー…オマエも来い…」

俺は店長の言い訳を『弟子』に聞かせ、カラオケ店の実状を説いた

「でもな…実際こんなだだっ広いトコで社員は2名だ…限度があるのは事実だよ…だからこそアルバイトリーダーが『早』『中』『遅』と3人も居るんだ…店長…前に俺がマネージャーしてた時より厳しい状況になっているのは何故か?良く考えろ…さっき新入社員の目の前で言ったが、オマエが見て、頑張って上達しているアルバイトの時給は上げても良い、取り敢えずバイトのモチベーションを上げさせろ…それと、重要な箇所は必ずオマエも一緒になって整理、清掃、管理しろ…良いな?2月は暇なんだからな…次にこれ以下だったら、俺にも考えがあるぞ?もう一度副店長時代の動きの良さを見せろよ?頼んだぞ?」

「はぁ…」

「「はぁ…」?」

「あ!はいっ!」

厨房に戻り、各人の指摘内容を店長に渡した

「じゃあヒヨコ達連れて帰るわ…あ!入社式終わりにココ使うと思うから10号室を綺麗にして押さえといてくれよ?頼んだぞ?人数は決まったら教えるわ!宜しくな!」

「はいっ♪いつも、ありがとうございますっ♪」

「オマエの、その現金なトコロ好きだわー(笑)じゃあな!お邪魔さん!」

「お疲れでしたっ!」

店長がニコニコしながら挨拶をした

「失礼しますっ!お疲れ様でしたっ!」

研修生達も揃って店長に挨拶を返した

思ってよりも時間が掛かったので、もう1店舗は止め、喫茶の方に別れて行く事にした
幸い地下街に1件と、駅構内に1件あるので、そのまま歩いて移動した

「じゃあ俺がカッシー連れて行くわ…ついでに挨拶させときたいし…じゃあそっちは任せるな〜」

「はいっ!じゃあ一応に見せたら、入れ替わるってことで…」

「そっちは広いから、皆で休憩入れても構わんからなー…請求書を店舗事業部宛で作らせろよ?」

『弟子』と別れて、駅構内店に向かった

昼のラッシュも済み、サラリーマンのお客さんが疎らに座って居た

「ここはウチの喫茶で一番古い店舗だ…お客様が居るからあまりジロジロ見ない様に…奥まで行くぞ」

口に手を当てて見せ、店に入った

「いらっしゃいませーっ!何名様でしょうか?」

「10名だけど…店長はいるか?」

「店長ですね?お客様、少々お待ち戴けますでしょうか?失礼します…」

『俺を知らないか…新しいコだな…』
「お!お疲れっ!研修生連れて来たぞ?何処か纏めて座れるか?」

「あ!おはようございますっ!えっと…奥のテーブルに別れて座って頂くしか手は無いですね…宜しいですか?」

「全然構わんよ♪」

「では御案内致します!」

「相変わらず綺麗にしているな…」

「えぇ…専務が良くお越しになるんで(笑)毎日が抜き打ちみたいで、気が抜けませんよ(笑)」

「そりゃあそーだ(笑)そりゃあそーとさっきのコ新人か?」

「え?あ!あのコは2ヶ月目ですね…何か?」

「俺を知らなかったからさ(笑)それと、お客の名前を聞くのを忘れて居たからな…ちゃんと教えておけよ?」

「さっき言いました(笑)ちゃんとお名前を聞いてくれと…」

「ん…流石だな…ってかオマエさ、何でマネージャーに上がらないの?」

「喫茶の現場が良いからに決まってるじゃないですか?(笑)理想の店には、まだまだですし、一度に何店舗も世話してたら死んでしまいますよ(笑)」

「オマエの性格だとそーなるのかねー?勿体無いと俺は思っているよ…」

研修生達にそれぞれオーダーさせ、交代に厨房を見させた

「どうだ?綺麗だろ?上手くなったら床も中々汚れないもんだ…使った後にサッと一拭きするクセが身に着いているから余計にな…ココは濡れ布巾と空布巾のみでテーブルを拭いているんだ…でもツルツルピカピカだろ?仕事って思うから面倒になる…当たり前になれば勝手に身体が動く様になるからな」

「ついでに言うと食器洗い機もありませんよ(笑)洗剤もあまり使いません…ひたすら洗うだけです(笑)」

「おっと…店長…コイツが明後日からココに配属になる柏谷だ…俺の弟子2号で、アルバイトリーダーの経験もあるからビシビシ鍛えてやってくれ!」

「ほぉ…僕が成れなかった×××さんのお弟子さんですかぁ…こりゃあコッチが教わらないと…」

「オマエは自分の考えも持っているし、指導する必要が無かったからだよ!それと弟子だからって、俺の自慢の熱血喫茶店マシーン1号と一緒にするなよ?コイツは天然ボケだからな…良い所はいつもヘラヘラして丈夫で長持ち位だな(笑)」

「えっ!酷いですっ!ヘラヘラなんかしてませんよぉ〜…」

「っとまぁこんな感じだ(笑)」

「成る程…大体判りました(笑)」

「おい皆!ここの良い所は書かなくて良いから『悪い所』を書いてみろ!かなり勉強になるぞ?」

帰って来たのは個人的な趣味やメニュー面位だった

「ここは本格的な店にしてもやっていけるもんなー…イタリアンとかフレンチとか出しても大丈夫そうだしな…フツーにチェーン店ってのが、不釣り合いに見えるみたいだし…申請はしたんだろ?ダッチのコーヒーメーカーも…やっぱ無理か?」

「新しい部長も来られて覗いて頂きましたけど…梨の礫ですねー…専務にはチェーン店ってのを考えてみろって言われました」

「このまま東京に持って行っても、絶対ウケルのになー…大正の薫りのする喫茶店って…」

「まぁサイドメニューで2度申請してますから、次回ダメならまた考えます」

「まっ専務の気持ちも判るよ、1号店だし自分が最初に店長してた店だもんなー…頑固親父だしなー…済まんなぁ…おい!柏谷!手も洗わずに触るな!汚れるっ!」

「あはは…本当に似てますよね?実の親子って言っても誰も疑いませんよ(笑)」

「付合い長いからなー…10年以上か…バイトの頃からだもんな…親分には、定年前にもう一花咲かせてやりたいけどな…」

「例のメイド喫茶で巻き返し出来ませんかね?イロモノと思ってましたけど、評判を常連さんから聞きましたよ?店内は明るくて綺麗で、店員さんも親切で可愛くて愛想も素晴しく良いって…僕も一度覗いてみたいんですけどね…」

「休みが合えば連れて行ってやるんだけどなー…俺、今、総務部だろ?土日祝とか連休が休みでさぁー…休み合わないよなー(笑)」

「でも、イキナリそーなると時間持て余すでしょ?(笑)ゴールデンウィークに無駄に大金使うか、暇死にしますよ?(笑)」

「本社になった時の正月休みで死にかけたからな…あの時は無理矢理ボランティアで直営店回って凌いだけどな(笑)」


「電話来ましたもんねー…まだ行ってないならソロソロ鬼が行くぞって(笑)」

「店長!またお客さんです!東京の地区統括が…」

「あれ?もう来たの?長話し過ぎちゃったね…じゃあ俺達出るわ…請求は本社宛に頼むよ?ココPOSレジだよな?店舗事業部に請求出来るだろ?宜しくな!」

「はい!大丈夫ですよ♪ついでに、やり方教えれる良いチャンスですから♪纏めて請求掛けときます」

「ん!頼むなー…じゃあお疲れ〜」

「はい!お疲れ様ですっ!」

俺達は店の外に出、入れ代わりに弟子の班が入って行った

「あっちはどうだった?」

「まずまずでしたよ?でも、師匠が来るって聞いたとたん、蜂の巣をひっくり返した様な騒ぎになってましたよ(笑)」

「そりゃあダッシュで行かないとな(笑)こっちは相変わらずの全店一の輝きだ…如何にしてフード、ドリンクの品質や店舗を綺麗に保つか…オマエも改めて勉強になるぞ?全員に悪い所を書かせろよ(笑)」

「経験者だけにビビルでしょうね(笑)初めてきた時、僕も血の気が引きましたもん…今回はしっかり見させて頂きます」

「この後は本社に直に戻ってくれ、いちいち合流するのは面倒だからな…じゃあ宜しくな」

「はいっ!」

俺達はファミレス並みの広さを持つ地下街店に行き、同じ様に厨房に3人づつ交代で入れた

「良いか〜?水が着いている所にバイ菌は繁殖するぞ?なるべく乾燥させた方が良い…さっきの店とは違ってココはカラオケ店と同じ位の厨房を持つ、元がレストランだったからな…で、まぁ結構新しい部類に入る店だが…店長…俺が言いたいコト判ってるだろ?後は素人さんにも判る様にここの設備や心構え説明して、続きをしてくれれば良いよ♪」

説明を店長にまかせ、俺は外に出て『オタク女』のお袋さんに電話を掛けた

「あ!どうも!で、どうでした?…は?睡眠不足による目眩?それと貧血…病気じゃないんですね?…あ…スイマセン…気を付けます…で、今寝てるんですね…はい…はい…御心配掛けました…いえ!…本当にスイマセンでした…はい…はい…失礼します…」
『寝不足かよっ!…でもまぁ…俺は慣れてるけど…フツーはそうだよな…最低6時間は寝させてやらないとな…』

店に戻って、研修生達の質問を聞いて、アレコレ教えてやった
研修生達も少しは俺に馴染んで来たようで、良い感じの緊張感だった

「じゃあ…聞いてると思うけど、請求は本社宛にPOSレジで上げてくれよ?宜しくな…お疲れさん」

「はい!お疲れさまですっ!」

本社に戻り、それぞれに感想を書かせ研修を終わらせた

「明日は最終日だっ!親切な俺は明日の課題を今!言ってやる!明日はこの全員の前で、この研修で思った事、入社して一年後の自分を語ってもらう!1人3分の予定だ!それぞれの意見主張を期待する!以上!お疲れさま!」

「お疲れ様でしたっ!」

ざわめきが起こり、全員悩んでいる様子だった
『天然ちゃん』も早速来て文句を言った

「3分って短い様で長いですよぉー…それに1年後なんて想像付かないですよぉー…」

「じゃあソレを3分間言えば良い(笑)サービス業を改めて考えて貰う為にするコトだからな♪疲れたでも良いし、俺が恐かったでも良いし、何でも良い…自分が思った事を纏めるってコトが肝心なんだ…まぁ頑張って考えろよ?(笑)」

「やっぱりキャプテンはイジワルだー…」

「弟子1号なんか何回も夜通し熱く語ったもんだぜ?(笑)前もって言っただけ優しいと思え(笑)」

「懐かしいですねー…でも半分以上店長が熱弁奮ってた様な気がしますよ?」

「あ!…今夜だけど、専務誘ってみるぞ?良いよな?俺の師匠だし」

「それなんですけど、明日も居る事になりましたから、明日研修終了後に全員でやりません?」

「お!良いねぇ〜じゃあ明日専務の前で、宿題発表するか?(笑)俺が店と専務、押さえておくな♪」

「お任せします!じゃあ明日!僕はちょっと部長に呼ばれているもんで、失礼しますね…お疲れ様ですっ!」

「あり?マネージャー行っちゃった…ね?キャプテン!お腹減った!」

「知るか!自分で作って喰え!俺も用事があるんだよっ!」

「ぶーーー…お腹すいたぁー…」

「集るなっ!ほれっ!誰かが待ってるぞ?」

「あ!本当だ!おーーーいっ…お腹空いたぞーーーーっどっか行こ〜」

『天然ちゃん』は研修仲間と飯を喰いに行く事になった様だった
『天然ちゃん』は大きく手を振りながら去っていった

『助かった…でも…先が思いやられるな…さてと…バラ10本買って行かなきゃな…』






やはり紫の薔薇は無く、曖昧なピンクの薔薇の花束にしてみた

『この色の中途半端さがイイよな?(笑)』

待ち合わせ10分前に着き、辺りを見回す

『居ないねー…メールは?…まだか……でも、何かこういう待ち合わせって、久し振りの様な気がするな…仕事帰りにケイコと待ち合わせして飯でも喰いに行くか♪赤い薔薇やったら喜ぶだろうなー…ん?あれかな?』

見覚えのある顔がキョロキョロしながらやって来た
こっそりと後ろに回り込み、花束を目の前に出してやった

「きゃっぁ!…あ…何だマスターじゃないですか…ビックリしたーーー…」

「ほれ!薔薇の花束♪」

「え?マジですか♪でも…ピンクって…微妙ですね…」

「黄色とどっちが微妙か考えたんだけど…なんとなくね(笑)」

「本数もキリの良い10本…ダーリン…女心を知らないわね?1本買って来て胸に着けるって手もありますのに…」

「でもまぁ…赤の薔薇だと退くだろ?白薔薇だと意味不明だし(笑)だから(笑)」

「んーーー…判断に困りますね…で、どちらに拉致してくださるんです?」

「ホテル!……………の喫茶…」

「喫茶が余分ですねぇ…ベットの中で朝食食べたかった…」

「本気で連れ込むぞ?」

「いえ…ごめんなさい…ちゃんとラブホのテーブルで食べます…」

「…行こうか…」

「あ!疲れてますね?何でしたらマッサージさせて頂きますよ?…お楽しみの後に♪…って待ってください」

「昨日ホテルの知り合いに頼んでおいたから…」

「ホテルってドコです?」

「全○空ホテル」

「ウソっ!え?良いんですか?ヤバいですよ?怒られますよ?」

「大丈夫!顔パスだから」

タクシーを停め乗り込んだ

「見栄張らなくても良いですよ?ワタシこんな格好だし…」

「そう言えば赤のジャージは?折角許可とったのに…」

「何言ってるんですか!マジで一張羅着て来るんだった…あーマズイ…」

「気にするな…厨房がメインだから…」

「じゃあ余計にマズイですよって…こっち違いますよ?」

「あぁ…会社に車停めてるから…」

「なんだ…やっぱりラブホ巡りですねっ!今夜は寝させませんよ?ニヤニヤ」

「ん?ちょっと遠いからな…あ!ここで…」

車に乗り換え、ホテルに車で行った
受付で、知り合いを呼び厨房へ案内して貰う
厨房で顔馴染みに挨拶を交し、見学させてもらった

「んで、そのコが新しい弟子?ジャージって言ってたから中学生の社会見学の授業かと思ったら…随分可愛いね〜♪こいつ手が早いから気を付けなさいよ?」

「おい!俺の手が早いのは殴るってコトだろが?今の俺は蹴る方が早いぞ?それにこのコは余所の店のコだよ…で、コーヒーのプロはドコ行った?」

「ん?アイツならラウンジじゃねーか?」

「ふーーーん…後から行くわ…その前にカレン…良く見てろよ?コイツはフライパン持って無かったら只のエロ親父だけど、一応ココのシェフだからな…」

「あー…そう言えば駅の喫茶の店長が1人で良く来るぞ?まさかとは思うけどメニューにすんのか?」

「んー…無理!安く納めようと思ったらしょぼくなるからな、でも彼は必死で原価率押さえたレシピにチャレンジしているようだよ」

「真面目そーだもんなー…料理味わうってより材料味わってる感じだもんなー…言っておいてくれ…レシピなら教えるからって…傍目で見ていて鬼気迫るもんがあるからな…」

「ん…ありがとう…伝えとくよ…で、その旨そうなの何?」

「え?これか?これは仔牛の胸腺ソテーとブレゼだよ…オマエには仔羊のローストの方が合うと思うぞ?酒飲まんし…ほれ…どうよ?」

「うん!旨い!ほれ…カレンも喰わせてもらえ…でも高そうだな?」

「コースだからな…まあまあするんじゃねーの?ついでだ鴨のレンズ豆煮とフォアグラも喰って行け(笑)」

「オマエは女の子の前だと気前が良いから好きだよ(笑)ん!旨い旨い!カレンも喰えよ!」

「下拵えでココまでしているんですか?」

「窯で3時間とかあるからねー…大体決まった時間に作り初めているね…あっちが仕込み中の鍋だよ…圧力鍋は開けないでくれよ?」

『ボケメイド』は興味深く見て回った

「ふぇー…ここまで来ると何がなんだか…知らない食材ばっかり…勉強しなくちゃ…」

「まぁそういうこった(笑)頑張れよ!」

「はい」

「そろそろ忙しくなる頃だろ?邪魔したな…また来るわ」

「オマエは要らん!カレンちゃんまた遊びにおいでよね♪」

「オマエな…奥さんにチクるぞ?じゃあな!お疲れ!」

「おう!お疲れさん!またな!」

厨房を後にし、ラウンジに向かった

「よう!久し振り!」

「おおっ!おはよー♪…ん?愛人か?ジャージって言わなかったっけ?」

「奥さん居ねーのになんで愛人なんだっ!ジャージはコイツが着て来なかっただけだよ」

「オマエ…援交は良く無いぞ?」

「違うって!カレン!言ってやれ!そんなに若く無いって!」

「うっ!実はお父さんが借金をして…そのカタにワタシをっ…」

「うんうん…苦労してんだねー…コイツは本当に鬼畜だねー…はい…これでも飲んで…」

「あのな…こんな時間から酒かよ?…このコにコーヒー作って見せてやってくれ」

「は?オマエが作れ!オマエが!」

「コーヒー下さいな!」

「はい!お客様コーヒーはホットで宜しいでしょうか?」

「ホットとコールド1杯づつ」

「はい…ホットコーヒーとコールドコーヒーですね?畏まりました…って今時コールドコーヒーって言うお客さんは外国の方以外は少ないけどな」

「正式なアイスコーヒーは凍らせたコーヒーの亊だろがっ!」

「通じれば良いじゃな〜い?オマエの店でもアイスコーヒーだろ?(笑)」

「俺がプロデュースした店はコールドコーヒーになってるよーだっ」

「噂のメイド喫茶か?」

「え?メイド喫茶?マスター…そうなんですか?」

「こっちには無いよ(笑)アキバの近所にね」

「だったらなんで?競合店ですよね?」

「それは前に厨房で言ったろ?気にすんな…それにこっちで出来るかどうかは、まだまだ先のコトだよ…さっきのシェフも言ってたろ?いつでも遊びに来いって…気に入ったら別に気にしないヤツ等ばかりなんだよ…レシピを字に書いて教えたりはしないけどね…目で盗まれる分には構わないんだよ」

「そーゆーコト…でも見ている以上にコツを掴むのが難しい…ってのがこの世界♪だから俺も困りはしない(笑)良く豆とか、挽き方とか、良く見てなさいよ?時間や色、薫りもね…」

「お湯を落す位置と高さ、それと泡見てろ…泡…ペーパーでコイツのよリ旨いの飲んだ事無いんだ…」

「はぃ…」

両手にポットを持ち、良い薫りをさせながら、コーヒーが落ちて行く
アイスコーヒーは特殊な容器で強制冷却させられて、サーバーに落ちて行く

「大体判ったか?」

「凄く大雑把ですけど…入れ方が違うのは判りました…帰って試します」

「なんなら判るまでコーヒー飲んでも良いぞ?(笑)ってかオマエ豆変えた?」

「お!通だね〜♪ブレンドを変えたのよ(笑)判るかな〜?」

「ブラジルメインでコロンビアとグアテマラ…と、ブルボンっぽい薫りが混ざってるけどな…」

「残念!…ブルボンじゃなくてマンデリンのミデイアム入れてある」

「ふーーーん…サイフォン用にアレンジしてみるわ」

「サイフォンでこの手の味は難しいぞ?煮立ててんだから」

「コツと愛情が足らんからそーなるの(笑)皆挽き目が細か過ぎるんだよ(笑)俺には楽だし♪」

「で、このコはどこの店のコだよ?」

「ん?電気街のメイド喫茶の厨房のコ」

「オマエのテリトリーって広いな…今度遊びに行くよ…旨いの頼むね♪」

「はぁ…てんで自信が無いですけど…マスターに聞いて頑張ります!」

「んで?この後は?デート?」

「なんで?」

「女の子連れて来たの初めてじゃんかよ?」

「あれ?そうか?」

「いつも男連れだろーが?一頃フロアーのコがホモっぽいって言ってたぞ?」

「ああ!会社でも言われてたよ!どーせな!」

「スイートを従業員価格で採ってやろうか?」

「要らん!会計しろっ!会計!」

「女連れで来た祝いだ!気にするな(笑)」

「あっそ…じゃあ御馳走になって帰るよ…じゃあまたな!お疲れ」

「おう!お疲れさん!頑張れよー」

「へいへい…」

下に降り、車に乗った

「さてと…」

「え?ラブホですか?…まだ心の準備が……出来ました!さあ行きますか!」

「マジ連れてくぞ?」

「マジ行きますか?御休憩どんと来いですよ?何でしたら車の中でもOKデス」

俺は、引きつらせた顔を見せながら車を出した

「で、本日は結局終わりですか?御休憩行きましょーよー…ねっ♪」

「ふーーーーん…知らねーぞ?オッサンをからかうと…」

「からかってませんよー…にひっ♪」

「あ!コラ!何する!運転中だぞ!」

『ボケメイド』は『エロメイド』に変身したのか、からかっているのか良く判らなかったが、俺の股間を触って来た

「んーーー…ドキがムネムネしてんですよんねー…だから」

「さっき酒飲んだろ?その性だって!」

「おお!正しいかも♪でもね…御恩返しはコレ位しか出来ませんから…うふ♪」

『ボケメイド』はズボンのチャックを下げ、モノを触りながら取り出すと、俺の股間に顔を持って来て舐め始めた

「おい!隣の車から見えるって…こら!」

「じゃあこのままラブホ行きましょうよ…それまで出したらダメですよん♪」

今朝抜いて無いし、いつもなら『オタク女』に抜いて貰っている時間という事もあり、俺のモノは完全に意志に反してガチガチになっていた
何とか道路脇に停め、口からモノを抜いた

「んーワタシじゃ不満ですか?やっぱり店長が良いんですか?」

「あのな…オマエのは冗談なのか何なのかワカンナイんだよ」

「本気に決まってるじゃ無いですか?一応言っておきますが…ワタシは処女です!」

「は?処女がフェラ上手いのか?」

「前の彼氏とはフェラ迄です…結婚する迄取って置こうって言いながら他の女に行きましたとさ…目出たく無い目出たく無い…」

「あのな…泣くな…」

「泣いてませんよ…これは心の汗です…」

「あーーー…もう!嫌いたく無いから言っておくぞ!俺はキミの身体目的じゃない!」

「もう…とんでもないモノを盗んで行ったにクセに…」

「へ?」

「それはアナタの心です!…はい!」

「…………1人でするなよ…それにクラ○スとル○ンはエッチしてないって…取り敢えず、今日は酒の性ってことで誤魔化しておいてやる!駅迄送ってやるから、そっから帰れ」

「でも、せめて口だけでもさせて下さい…メイドとしても、女としても何か落ち込んでしまいそうで…」

「ばか!よせって!コラ!」

「じゃあ今度2人きりになったらサセて下さい…良いですか?」

「あーはいはい!ゆっくり出来る時にな!最寄りの駅に行くぞ!」

『ボケメイド』を駅まで送り、家に着いたのは8時前だった
家に着くと『キャリアさん』の方が先に帰っていた
『オタク女』は俺の晩御飯の準備をしてくれていた

『キャリアさん』を俺の部屋に呼び『ボケメイド』の事を言った

「あらら…予想外ね…んー…こうなったら見せつけて諦めさせるしかないわね…」

「簡単に諦めるか?」

「そーゆー男の言う事聞くタイプは、結構恋にはウブだから簡単よ」

「どうだかな…オマエはタイプ違うけど恋にはウブだろ?…まっ普段通りなら大丈夫だろ…要するに2人きりにならなかったら問題無い訳だし…あーでも生殺しだよ(笑)」

「んふふ…座って下さいな♪今なら勝てそう♪」

『キャリアさん』が背伸びしてキスをしてくる

「バカ!もう用意出来てるだろよ?あっちに行くぞ」

「前…膨らんでるわよ?」

「晩飯喰ってからだ!」

テーブルに行って、『オタク女』の様子を見た

『普段通りだな…良かった…』
「おい…もう大丈夫か?」

「はい♪今日はお母さんが、洗濯とか全部やってくれてゆっくり寝てたから♪バッチリ元気ですよ〜♪」

「早目に寝るクセも付けないとな…これからは俺も気を付けるよ…ごめんな…」

「えへへ…嬉しいな♪ホントは自業自得なのに…」

「ね!ねっ!ワタシにゴメンは?」

「はぁ?何でよ?謝るトコあるか?」

「色々有るわよぉ〜…全然優しく無いしぃ…」

「んな事は無い!十分優しいよな?」

「えへへ…ノーコメントです(笑)」

「優しいだろ?ってかメグだって俺に迷惑ばっかり掛けてんじゃん!ケイコはキチンと詫び入れて、御奉仕一杯してくれるぞ?」

「ふーーーん…御奉仕ね…ちょっと待ってね…」

『キャリアさん』はテーブルの下に潜り、俺の足の間に入った

「おいおい…飯喰ってんだぞ?」

スボンからモノを取り出して、舐め始める

「今日はケイちゃんに1回も抜いて貰って無いでしょ?タマにはワタシが先に御奉仕するわよ(笑)」

「あーーー…メグさんズルイィ…ワタシのお仕事なのにぃ…」

「ケイちゃんは疲れているんだから、キスして貰ってて…それに、この後、スグに入れて貰えるわよ♪」

「あ!それも良いかも♪キスキス〜♪えへへぇ〜♪」

『オタク女』が後ろから抱きつき、キスをしてくる
『キャリアさん』は自分の股間に手を入れオナニーをしながらネットリとモノを舐めた
俺は後ろに椅子をずらし、足を大きく広げ、左手で『オタク女』の肩から手を回して横顔を撫で、右手で『キャリアさん』の頭を撫でた

今回はスグに沢山の精液が出て、『キャリアさん』は零すまいと、くわえたまま精液を飲み込んだ
そして、立ったままの俺のモノに残っている精液を絞り出しながら、亀頭の先を啜った

『キャリアさん』は下から出て来ると俺に跨がり、自分の股間にモノを入れた

「あーーーっ!ズルイィ!」

「ごめんね…ケイちゃん…しゃぶったら…も…我慢が…出来なくてっ…あっ!…奥まで…入ってるっ!…んっ…んっ…」

「じゃあこのまま居間に行くか?…ケイコ…片付けは後からするから…行こう…」

「はい♪」

居間に入って布団の上に『キャリアさん』を繋がったまま置いて、服を脱いだ
『オタク女』は甲斐甲斐しく俺達の服を片付け、自分も服を脱ぎ、俺の身体中にキスをし始めた
『キャリアさん』はいつもの様に腰をカクカクと振り始めスグにイッた
『オタク女』は俺の股間を綺麗に舐め、そのまましゃぶり始め、俺は『キャリアさん』の股間を綺麗に舐め終え、『オタク女』の股間を刺激し始めた

『オタク女』の股間は既にヌレヌレになっていた
俺はムッチリとした『オタク女』の太股に顔を挟まれながら、舌で汁とクリトリスを舐めた
まだ出し足りていない性か、モノがピクピクとし始める
太股を両手で開き、股間に指を入れGスポットを「クチャクチャ」と音を立てて刺激した

俺の方が我慢しきれず、先に精液を『オタク女』の口に出し、『オタク女』も追い掛ける様に潮を吹いた
お互いに綺麗に飲み干して、キスを交し、2度出しても硬いままのモノを『オタク女』の中に入れた

『オタク女』は余韻が残ったままで、俺が突く度に腰をピクピクさせながら恍惚の表情を浮かべる
復活した『キャリアさん』は『オタク女』にキスしながら『オタク女』のクリトリスを指で刺激する

「あっ!ダメっ!メグさんっ!そこっ…触ったらっ!…もっ!…イクッ!…イクッ!…イクッッッ!………あはぁ…」

『オタク女』は息を詰まらせて激しくイキ、ぐったりとした、『キャリアさん』は俺と『オタク女』の股間を綺麗に舐めた

「今度はゆっくりシテ…」

俺は頷くと、『キャリアさん』を味わう様にゆっくりと腰を振った
『キャリアさん』も俺のモノを味わう様に、締めつけて来た

「あー…締まる…スゴク締まってるよ…」

『キャリアさん』は抱きついて来て小さな舌で俺の顔や耳を舐めた
仰向けになり、『キャリアさん』に座らせて小さな胸を撫でてやる
『キャリアさん』は俺の手を上から押さえて、腰を大きく前後に振った

「あー…気持ちいいの…アナタのチ○ポが…ワタシのマ○コにハマって…広がってるのが…判るの…」

『キャリアさん』は倒れ込んで、身体を擦り付けながらキスをしてきた
転がって、『キャリアさん』を下にして、ゆっくりと、奥まで強く突いてやった

「イイッ!…あはぁっ…イイ…もう…イク…突いてっ…イカセてっ!…そっ!そっ!そっ!イッ!イイッ!イキそっ!イッ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イッちゃうっ!…イッ!…イッ!イイッ!…ィッた…の…もっ…イッテる…イッてるのに……ねっ?……イクのっ?……イヒッ!イッて!イッて!…
ワタシの…マ○コに…出してっ!!…きゃっ……ぁっ…ぁっ…ぁっ……ぃーーーーーっ……………あっ!」

『キャリアさん』の中に出し、まだ横になっていた『オタク女』に出て来る精液を飲ませた
『オタク女』は「チューチュー」吸い、舌を『キャリアさん』の中に入れたり、指についた精液を舐めたりした

3連発に疲れた俺が大の字に横になって息を切らせていると
2人が来て舌で俺の全身を舐め、キスを3人で交してくつろいだ

ゆっくりとくつろいでいると、いきなり『オタク女』が「きゃっ!」と言い、慌ててトイレに立ち上がった
暫くして整理パンツを履いて『オタク女』が項垂れて帰って来た

「整理始まっちゃった…予定より早過ぎるよぉ…もーーーっ…」

「あらら…だからでしょ?貧血…おかしいと思ったのよ…痛む?」

「ううん…まだ大丈夫…あーーー…でも明日から憂鬱…御主人さまに可愛がって貰えなーい!」

「アホ!セックスだけが愛情表現じゃないだろが?」

「そーよ!ワタシが生理の時は任せるから、明日からはワタシに任せてねっ♪」

「あーーーっ…メグさんが虐める〜…メグさんの方が1回多いのにぃ〜…えーーーんっ!」

「良いじゃ無い?普段はアナタの方が全然多いんだもの♪」

「まっアナルも有るしなっ!キス一杯してやるから気にするなよ…」

「ホント?」

「ホントのホント!」

「えへへぇ〜♪ならっ我慢しますっ!御奉仕は休みませんからねっ♪」

「あーはいはい…ケイちゃんには負けるわ…でも、今日は飲みは無しね…って、今日呑みに行くんじゃなかったっけ?」

「あー…明日になったよ…研修のヤツ等も含めてって事になってね…だから明日は遅いよ」

「でも、日付け変更線の前には絶対帰って来なさいよ!帰って来なかったら2人とも消えるわよ!7時から1時間毎に電話掛けてやるっ!」

「まあそんなに遅くまでしないよ…地方から来てるのも居るんだし…」

「信用してるからねっ!」

「おう!そん位任せとけ!そりゃあそーと…そろそろ風呂に入るか?」

「生理始まっちゃったから別に入りますぅ…」

「あらら…じゃあワタシも付合うわ…武士の情けで…」

結果、俺は1人で入り、自分の部屋でネットを巡回するついでに、この前のイベントで教えてもらったHPを覗いて見た

「おっ!最初に行ったイベントもあるな…んーーーと…お?俺だ!何か…やっぱ…キモイな…んー…力み過ぎ?目線入れて欲しかったなー…ナルシストみてーだし…CNが…α-Gって…まぁ良いか…やっぱ男は少ないなー…この間の集合写真か…ああ…居た居た(笑)んー…微妙過ぎて…コワーだな…おーイズルハとの絡みもあるか…アイツは、こーしてみると中1の男の子みたいだなー(笑)掲示板に足跡残しとくか…お!リンクでイズルハのHPがあるじゃん♪へへへ…見てやる…ん?ヤオイサイトなのか?………ゲロ…そーゆー事か…ってことは…俺が攻めで、市○も攻めでアイツが総受け?ノーマルもありか?って女の方にもチ○コ生えてるし(笑)そー言えば微妙なポーズが多かったな…足にシガミ付いたり…アレはこーゆー事だったのね…ふーーーん…で、写真は…何だコレ?ハートが付いてるぞ?おいおい…イジメテ欲しいってか(笑)今度イジメテやるか(笑)っと…その前にメールしてやる!(笑)」

“イョ━(´・ω・`)ノ━ゥ!! HPじっくり見たぞ…そんだけ(笑)”
「送信っと♪」

“|∇≦) ”

“何だ?どゆ意味よ?”

“忘れろ!HPのはネタだ”

“ふーーーーーん…”

“|ノ_-)ノ (((●~* コロコロ ”

“そんなモンじゃ死なないと思うけど?(笑)”

“Σ●╋(;;;゚□゚)━< ザクッ ”

“次に合うの楽しみにしてるじぇ…イジメテヤル♪(* ´I`) ウフフフフフフ ”

“_| ̄|○ ガクッ・・・ _| ̄|Σ・∴'、-=≡○シュボ -=≡○)´Д`)・:'. グハァ! ”

“ひょっとしてバイト中っすか?”

“(o>Å<o)ノダー゚+。またメール汁な…”

“ホーーーイ☆。.:*:・'゜ヽ( ´ー`)ノ まったね〜♪”

「さてと…2人共、風呂上がったかな?」

お風呂場に電気が点いてなかったので、居間に行った
すると『キャリアさん』が後ろに何か隠し、『オタク女』はコタツの中に隠した

「はい!男子はあっちに行って!」
「えへへぇ〜♪明日楽しみにしてて下さいね♪」

「あっ!そゆコトか…へーーーい…じゃあ独り寂しく部屋に引っ込んで、ガンプラを暗〜く作ってるよ…」

「ごゆっくり〜♪」
「ごめんなさいです!」

「ってかケイコ早く寝ろよ?オマエは明日作っても間に合うんだからな?だから…メグ!引っ張るなよ?オマエも早く寝ないとシワの元だぞ?」

「余計な世話よ!さっさと巣に帰れ!」
「はーーーい…おやすみなさ〜い」

「ケイコは可愛いねぇ〜♪オマエにだけ…チュッ」

「何それ?後で覚えてらっしゃい?」
「えへへぇ〜♪もっとシたいけど…おやすみデス♪」

『オタク女』にヨシヨシして、『キャリアさん』に舌を出して見せた

いつものブレンドにハイローストのマンデリンを少し荒くして混ぜた
薫りを利きながら落してみたがイマイチ統一感がなかった

『今度ミディアムの買って来るか…』

コーヒーをそのまま部屋に持って帰り、HGのガンプラを2個開けた
1つ目の素組が終わった頃、『十番隊隊長』からメールが来た

“チカレター(:*´д`)=3 ってかドコで知った?オイラ教えて無いよな?あーーーもう恥恥恥恥!つかイジメラレル前に瞬殺してやる!(`▼´)Ψウケケケケ ”

“完全催眠で逆らえないわよ(笑)”

“…ウヌゥ…不意打ちしかねーな…リアルで…今度見掛けたら殺す!(♯´д`メ)g゛ヌッコロス ”

“(゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚)ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ 無理!ってかあーゆー使い方は誤解を招くぢゃないか?俺がホモって…”

“嫁と奥さんが居るんだろ?ホモの愛人居るって思われてもイイじゃん。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ ”

“アッ(σ`Д´o)σ ホー(σ`д´o)σ 絶対イジメテやるからな!ヤオイの通りに(笑)”

“んじゃあ18禁写真集出すか? 電車が来たからまたなっ!マタクルヨ・・・ククク | ´,_ゝ`)ノ||O | ”

“男が裸になったらモザイク掛かっても18禁にはならねーよ!(笑)|Д´)ノ 》 ジャーナー ”

「さてと…続き続き…」

2体目の素組が済んで良い時間に成っていたので、寝る事にした
予想していた『キャリアさん』の夜這いも無く熟睡した




熟睡したのは久々で、清々しい気分になった
いつもの様に顔を洗い、コーヒーを入れる
するといつもの様に『オタク女』が起きて来た
洗顔中に後ろから抱きついた

「オハヨ♪生理だからデキナイなんて切ないねぇ…」

「おはようです♪お尻撫でたり、胸揉まれたらお互い生殺しですね?(笑)明後日ならオリモノ減りますからアナルに入れても散りませんよ?(笑)」

「じゃあ明後日の朝は浣腸からすっか?(笑)でも、朝飯の前にシタク無いなー…」

「ですよね…じゃあ朝御飯作る前に御奉仕します♪」

「いや…良いよ…生理痛ってキツイんだろ?朝御飯位作ってやるぞ?」

「嬉しいですけど…御主人さまの朝御飯作るのもワタシの楽しみの1つなんですよ…御奉仕も昨日出来無かったし…」

「…じゃあ頼む前に…キスしよ♪」

「えへへ…照れますね…」

『オタク女』を抱き寄せ、たっぷりとキスをした
『オタク女』は溜息をついて、俺に抱きつき、やがてしゃがんだ
俺は洗面台に寄り掛かり、上目遣いでモノを舐める『オタク女』を見ながら頭を撫でた

「オマエの…舐めてる…顔見てたら、やっぱり…ヤリたいなー…」

「ダメです…お風呂まで入らないとダメだから時間が無くなっちゃいます…」

「だってさ…もう…出そう…なんだよ…」

「昨日あんまりシテませんもんね…」

「ここんトコロ6回とか…当たり前だったからな…あーーーイイっ!イキそうだっ!」

「んふっ…イッて…イッて下さい…ワタシに…精液…飲ましてっ…沢山…出して…んぷっ…んはぁ…んはぁっ…」

「出るぞっ!イクッ!イイッぞっ!出るっ!出るっ!…うっ!あっ!……はぁー…」

「んくっ…んくっ…んっ…んっ…はぁっ!…イッパイ出ましたね♪…でも…まだ…出そう…んふっ…んっ…んっ…」

「あーーーっイイッ!スゲーイイぞっ!そう…柔らかく…舌で…舐め回して…くれ…」

「んん…はぁ…こう…ですか?…」

「そっ!そうだ…舌でペロペロ舐めてくれっ!…そっ…そっ…イイぞ…」

「あはっ…チ○ポが…ピクピク…して…ますよ…いつでも…イッて下さい」

『オタク女』はそう言うとモノをくわえ、ズバズバ音を立てながら啜りあげた

「あーーーっ!また出るっ!…出るっ!出るっ!出るっ!…出たっ!」

俺は足をガクガク震わせて、精液をまた『オタク女』の口の中に流し出した
全てを飲み尽し、満足そうに『オタク女』は立ち上がり俺にキスをした

「すまんな…オマエをイカセてやりたいんだけどな…」

「気にしないで下さい…いつも一杯愛して下さってるんですから…それに昨日の分も飲みましたから満足です♪…じゃあこれから朝御飯の準備しますね♪」

暫く椅子に座って『オタク女』の後ろ姿を眺めていたらまた立って来た

『我ながら…俺は際限無しか?(笑)』

次第に硬くなり、襲いたくなった

『あーヤバいな…また口でさせるのも何だしな…』

寝間着の前を張らせて、居間へ行った
寝ている『キャリアさん』の布団に潜り込み、下着も脱がせ、股間を舐め始めた
最初は反応が薄かったが、濡れたのを確認して、モノを突っ込むと目をハッキリ覚ました

「あ!朝っぱらから?…こんなに…してっ…あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…ああっ…もっ…もう…ダメよ…あんっ…あんっ…あんっ…ケイちゃん…に…聞こえ…ちゃう…あはっ…あはっ…あはっ…イッ!…イイのっ?…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んんっ!んーーーーーーっ!……ぷはぁ…口…塞いで…アナタの…口で…んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んくっ!んくぅっ!…イキそうなのっ!…そんな…早くしたらっ…ダメっ!ィちゃうっ!イッちゃうの!あはっ!あはっ!あはっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んくっ!んくぅっ!んくぅーーーーーーっ!………イッたのにぃ…も…イたのにっ!…あっ!あっ!凄っ!イイッ!…あはっ…あはっ…あはっ…あはっ…そんな…腰を……狂っちゃいそう…そのまま…ソコっ!…狂わせてっ!あがっ!イヒッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イーーーーーーーーーーーッ!……………ぁはぁ………ぁ………ぁは……精液が…中に…出てる…の…嬉しい…のキス…頂戴…ん…んん…はぁ……好き…好きよ…」

『キャリアさん』と暫く繋がったままキスを交した
そしていつもの通り、お互いに股間を綺麗にし合い服を着替えた

『メグ相手で3度目でもこの早さかぁ…『オタク女』襲った時みたいな出方だな…それとも気持ちの問題なのかね?』

『キャリアさん』は顔を洗いに行き
俺は鞄の用意をすませ、台所に戻った
そこで『オタク女』の顔を見るとまた股間がムズムズしてきた
更に『オタク女』のデカイケツを眺めると、モノが硬くなってしまった

『ヤバイなー…どーしたんだろ俺?寝過ぎたのかね?』

『キャリアさん』が横に来て頬にキスをして、俺の股間に気が付いた

「どーしたの?ケイちゃんにも抜いて貰ったんでしょう?まだ足りないの?」

「なんか変なスイッチ入ってるみたいなんだ…治まらない…仕事の事でも考えてみるよ」

「そうねー…今日がフツーの日なら仮病使って休めるけど…研修最終日だからね…」

「何とかなるだろ…多分…」

「それとも2人でもう一度御奉仕しましょうか?」

「バカ!また立ったじゃねーかっ!」

「ケイちゃん!御主人さまが大変よ!昨日相手し足りて無かったみたい…2人で御奉仕しましょ!」

「え?今朝2回出されましたよ?」

「で、ワタシと1回…」

「それも1時間以内でな…」

「どうしたの?そんなに無制限?」
「いっぱい飲んだのに…」

「良いわ!ケイちゃん!お口でもう一度抜いてあげて!それでダメならワタシもするわ」

「え?でも朝御飯…」

「コイツが浮気しても良いの?ワタシ達以外とシテも良いの?研修生の中にはカッシーも居るのよ?」

「え?やだぁ…カッシーだけは嫌…」

「じゃあ時間いっぱい抜くわよ?良いわね?」

「待て!俺の意志は?朝御飯食べたいぞ!」

「もーーーっ面倒だわねっ!さっさと食べなさいよ!食べてる間にケイちゃん舐めて!その間にワタシも食事済ませるからっ!」

「ほらっ!萎えた!見ろよ!萎えたからっ!大丈夫だって!俺だってバケモンじゃないんだから…なっ!」

「なんだか信用出来ないわねー…」

「それにな…俺は立っててもシないだろ?」

「まぁ…そうね…ケイちゃんどーするぅ?」

「朝御飯食べてって欲しいから…御主人さまの意志を尊重します!」

「んー…仕方ないわね…それに従うわ…」

「さっ!喰お喰お!腹減ってんだから…戴きます!」

一応の治まりを見せたので、食事を済ませ家を後にした
『キャリアさん』を助手席に乗せている時も微妙に立ったが、黙って隠していた

研修はまた挨拶から始め、昼に専務の所に行き、研修終わりの件の承諾を得た
地方からの研修生も居るので、3時には終了し閉会式が行われた
そして4時には昨日のカラオケ店に全員集合出来た

「言っておくが酒は出ないぞー…俺が勤務中だからな!(笑)それに追っ付け専務も来られる!昨日の宿題発表は、今キミ等の脳裏を過った通り!専務の前でやってもらう!失礼の無い様にな!」

ざわめきと悲痛な声が聞こえる

「他のお客様の邪魔になる!さっさと入るぞ!移動しろっ!」

10号室は既に準備が整っていた

「見ろ!これが昨日と同じ部屋だ!詐欺だろ?(笑)昨日あのまま入っていたら…と思うと損した気分になるだろ?そーだ!その気持ちを忘れるな!自分が入って得した気分になる様に、お客様に接しろ!それがサービスだ!支払いを減らしたり、チャラにするのがサービスじゃない!満足の提供!それがサービスだっ!忘れるな!」

「はいっ!」

「では、お客様に出す練習のつもりで、他のヤツ等に注いでやれ!オッサンみたいにまぁまぁ…とか言うんじゃないぞ!(笑)それと!専務が来るまでカラオケもして良いぞ!」

真面目なヤツ等は配置を携帯で撮ったり、メモをしていたりした
『天然ちゃん』を初めとして、ノリの良いヤツ等はカラオケに興じ、俺は弟子と昔話に興じていた

5時を回った所で俺の携帯に電話が掛かって来た、電話を切ると、マイクを奪い「そろそろ専務がいらっしゃるぞ…昨日の宿題発表の時間だ」の一言で会場の歓声は静まり、代わりに暗唱大会になった

やがてインターフォンが鳴り、専務が来た事を告げると、会場は緊張で静まりかえった

「やぁ…お疲れさん」

「お疲れ様ですっ!」
全員起立して答えた

「皆…コイツの研修疲れたろ?でもな…店に出たらそんなもんじゃない…ずっと真剣勝負だ…新人同士は勿論先輩もバイトもキミ等のライバルであり仲間でもある…失敗したからと言って決して挫ける事の無い様に…ずっと周りに気を配って早く1人前になるよう頑張ってくれ…それが、全部お客様の為でもあり、キミ等の為でもある…以上だ」

「良しっ!各自2分で宿題発表!」

一同にざわめきが起こった

「時短だ(笑)早口で言うなよ?では番号順に行け!」

「1番!伊藤です!私が…」

絶叫気味だったり、小さ過ぎたり、長過ぎたり、短か過ぎたり…研修の成果はあまり見られなかった様だが、懸命にしている姿勢は見えた

専務は微動だにせず、研修生と向き合い話を聞いた

「良しっ!大風呂敷から小心者まで全部聞かせて貰った!物事、結局は成る様にしか成らんし、成る様に成る!この言葉の間を行ったリ来たりする事は間違い無い!だがな!目先見てふらふらしてても何も始まらん!ずっと遠くを見て自分の信じた道を自信を持って真直ぐ行け!迷いそうに成ったらいつでも相談に来い!良いな!」

「はいっ!」

「このバカは面倒見ダケは良いからアテにしておけよ…一言言っておく…このバカは私の弟子だ…それと、ソコのマネージャーは、このバカの弟子だ…途中に挫けそうになった事もバカなりにある筈だ…でもな…2人共自分に嘘偽り無く真直ぐ進んで来た…他に取り柄の無いバカだから出来たとは思うが、それを貫くのも心構え1つだ…必死に頑張れば光は見えて来る…入社するまで時間があるが、また会うまでに心構えをキチっと持っていて欲しい…宜しく頼む!」

「はいっ!」

「良しっ!俺の研修は終了だ!時間まで飲み食いしろ!」

カラオケ店の味見をしていた専務に『天然ちゃん』を紹介した

「一応、俺の弟子ってコトになってますが…マイペースなんでナカナカ…駅構内店に明日から入ります」

「ふん…オマエのメガネに適って、オマエ等が指導したんだろ?何とかなるだろ?」

「えっと…最近のはマネージャーの方が詳しいんですが…まあ…業務面では問題無いと思います…後は心構えと社員的な考えですね…」

「ははっ!オマエが社員的な考えだって?まぁ…あそこはちょくちょく行くからな…最後の弟子が女の子てのも良いかも知れん(笑)久々にみっちり教え込んでやるか!1からやるぞ?良いね?」

「はいっ!」

「良かったなー専務に教えて貰えるのって中々ないぞ?ひょっとしたら俺以来だからな」

「えーーーっ…それって何年前ですかぁ?」

「10年かな?(笑)それ位ですよね?」

「後はマネージャーとかだが…全部辞めたからな…店舗だとオマエが最後だな…10年経つか…早いもんだ…」

「で、コイツが俺の弟子してたのが5年前迄か…」

「え?そんなもんですかね?もっと長〜〜〜〜〜い様な気がしますけどね…」

「長く感じる程辛かったって事か?あ?」

「いえ!違いますよっ!僕が店長に成ったのが5年前だったのかなぁとか思って(笑)」

「2年で店長に上げたんだ!感謝しろよ?」

「オマエと違って頭がイイからな!(笑)」

「親分!酷いっすよぉー…俺は「自分で考えろ」じゃないですもん、そりゃあコイツの方が早いですよぉー」

「1つのコトで何度同じ事を言っても言う事を聞かなかったオマエが悪い!(笑)」

「でも、理由も言わずにでしたもん…仕方無いですよ!俺は自分の一番良い方法でやってたんすから…」

「それを身勝手と言うんだ!まぁ廻り廻って同じ所に着いたから良かったけどな…柏谷くん…人間素直さが肝心だ…私も伊達にこの世界に居る訳じゃないからな…理由を考える前に地道に実行しなさい…そうしたらヤッテる内にいつか判る時が来る…判ったかい?」

「はいっ!」

「親分…何かヤケに優しいっすね…」

「ん?そうか?まぁ女の子だからな(笑)」

「あっ!酷っ!」

「んふふ…良かったー…キャプテンより恐かったらどーしよーかと思ってました(笑)」

「五月蝿いっ!オマエはこの3人の弟子なんだからなっ!全てが出来て当然と思え!オマエが目指さないとイケナイのはその先だっ!狩山なんか目じゃねーぞ?俺とマネージャーの上を目指せ!」

「えーーー…そんな…無理ですよぉ」

「バカ!無理と思うから実現出来ないんだ!心構え1つだ!って親分がさっき言ってたろ?明日から頑張れ!折角良い店なんだ…張り切って行けよ!」

「はーーーーーい…」

「あ?」

「あいっ!キャプテンっ!」

「明日からが不安だよ…」

「頑張りますっ!」

「はいはい…」

時間が来る迄、俺の暴露大会を専務と弟子がしあった
『天然ちゃん』は笑いながらソレを聞いて楽しんでいた

「それでは!いつの日かの再会を祈念して乾杯!」

「乾杯っ!」

「…それでは各人、気を付けて帰れよ?お疲れさん!」

「お疲れ様でしたっっ!」

「あ!親分…コイツを宜しく御指導下さい…」

「ん…任せろ…お疲れさん」

「お疲れ様ですっっ!」

皆を見送って済ませ、『弟子』と『天然ちゃん』と駅迄歩いた

「付合ってくれてありがとうな…まぁ統括の話は回って来たらちゃんと受けろよ?オマエがこっちに来たら色々助かるし、安心だからな…」

「まぁどーなるか判りませんからね(笑)アテにしないでくださいよ?柏谷も頑張れよ?じゃあまた…お疲れさまですっ!」

「お疲れさん」
「お疲れ様ですっ!」

「カッシー泣くなって…ほれ…アイツも困ってるだろ?いつもの笑顔で、見送ってやれ」

「はいぃ…」

『弟子』はにこやかに笑って駅に入って行った
その後、『天然ちゃん』と別れ、電気街のメイド喫茶に約束通り行った

『ちょっと気まずいけどな…あのコだけじゃないし…』

気合いを入れ扉を開けた

「何だこりゃ?」

「いらっしゃいませ〜♪…あ!マスター!お帰りなさいませー♪」

「ん?俺は「お帰りなさいませ」なの?」

「そうですよ(笑)マスターですから♪」

「へーーー…で、イベントしてんだ」

「ヴァレンタインですからね〜♪ハートのハンバーグ結構ウケてますよ♪」

「へーじゃあ俺もヴァレンタインセットくれ」

「マスター用には他のがありますよ♪暫くお待ち下さいねっ♪」

フロアーのコが厨房に急いで歩いて行った

スープもサラダもニンジンがハート型で切り取られていた

10分程待つと店長自らトレーに蓋を被せた皿を持って来た
そして静かにテーブルに置き、蓋を開けた
オタっぽいお客が数人こっちを眺めていた

ハート形のオムライスにハート形ハンバークが乗り、デミソースの上にケチャップで一杯ハートを書いていた
携帯に納め、『勇者』にメールした

「ハート尽くしだね(笑)ここまでくると壮観だな…」

「特製です…彼女が頑張って作ったんですよ♪」

『ボケメイド』は俺が振り向くとサッと厨房に隠れた

「じゃあ頂きます…」
『煮込んで、オーブンにしたんだな…柔らけー…でも焼け目はパリッとしてるな…オムライスは…ピラフの要領か?炊き上げてるな…凝ってるね…玉子はちょっと硬いけど、今回は仕方ないか…ハート型だもんな…女の子らしい仕上がりで可愛くて良いね♪』

オムライスを完食すると、ハート形のチョコレートケーキを持って来た

「これはワタシが作ったんですよ〜♪甘さは控えめで、ビターチョコで作りました♪掛けてるのは甘いチョコソースですけどね(笑)」

「うん!良い感じの甘さだよ!上手だねぇ?パテシエの学校でも行ってたの?」

「そんなに誉めないで下さい…恥ずかしいですよ…で、これは皆がそれぞれ作ったチョコです♪お家で食べて下さいね♪そして…コーヒー…今日から豆も変わっています…勿論入れ方もキチンとやってるつもりです……どうでしょう?」

「ん!あっさりしてて軽く酸味があって薫りも良いんじゃない?ハンバーグ喰った後だから余計に美味しいよ!厨房入っても良いかな?」

「ええ!どうぞどうぞ!」

店長はニコニコしながら快諾した

「よっ!スペシャル御馳走様!上手かったぞ?オムライスはピラフ仕立てか?ハンバーグも外がパリッと香ばしくて、中が柔らかで旨かった!良く頑張ったなっ!…って褒めてんのに隠れるな!」

「怒って無い?」

「は?何で?」

「いや…昨日の今日だし…」

「気にするな!(笑)酔ってたコトにしてやってるだろ?」

「実は嬉しかったトカ?」

「んなコトあるかっ!本当は来ようかどうしようか考えたぞ?」

「きゃっっ!やっぱり途中止めで怒ってる?」

「あのな…俺にも繊細な所あるの!」

「先妻?離婚して結婚?」

「違う!繊細!」

「ああっ!空爆されたんだ…大変でしたねー」

「褒める気無くなった…」

「いや!そこは遠慮せずに堂々と褒めて下さい…ソコっても鍋でもフライパンでもないですよ?念のため…」

「外出て2人でじっくり話し合おうか?」

「え?2人きりで?外で、ですか?やだ!誰かに見られちゃう♪」

「…オマエな……」

「え?だって昨日2人きりの時にって♪まっ!今も厨房で2人きりですけどね!」

「外から覗かれているけどな…」

「え?やだ!ご近所の噂になっちゃう!それとも見せつけちゃいます?」

「まぁ何にせよ、味も工夫も良い感じだったよ…この調子で頑張ってな…オーダーらしいから出るわ」

「敵前逃亡は銃殺ですよって習いませんでした?ちょっと待って下さい…えと…はいっ!コレ!世界限定1個の代物です!プレミア付きまくり間違いなし!ってもナマモノだからお早めに♪ドゾ!」

「あらら…ありがとう…」

「いえいえ!ホワイトデー楽しみにしてますよ?へっへっへっ…」

「…考えとく…キミのこれからの態度次第だな…ふっ…」

「えーーー…そー来ますかぁ?」

「ってかオーダーしろよ?じゃあな!お疲れさん」

フロアーカウンターのコが一生懸命コーヒーやドリンクを作っていた

「あ!コーヒー上手に入ってたよ♪もう1杯追加して良いかな?」

「あ…マスターありがとうございますっ!嬉しいです♪張り切って入れますからお待ちしていて下さいね♪」

席に戻り、最初に貰った箱を開けてみた
中身はハート形チョコレートで、違う字体で、それぞれに違うメッセージが書いてあった
店長からのプレゼントはシルバーの可愛いコーヒーポットとカップのチャームだった

『チェーン買って携帯にでも着けるか…ははは…ウチの系列店だと怖がられてばっかりなのにな…ホワイトデーは散財決定だ(笑)』

『ボケメイド』の振るとコロコロと音がするプレゼントを開ける前にコーヒーが来たので、プレゼントを鞄の中に終った

コーヒーを飲みながら店内を見回す
結構食事のオーダーも通っている様だった
その証拠に、俺がいる内にバレンタインセットは終売の札が掛かって、各メニューをヴァレンタインバージョンに変更して対処されていた

そろそろ夜のお客も増え出したので、レジに行くと

「お越し頂き、ありがとうございました…では行ってらっしゃいませ〜♪」

「会計は?幾らだよ?」

「あははは…マスターは御招待ですから♪要りませんよっ♪」

「そーゆー訳にはいかないだろ?それとも何か?ホワイトデーに破産しろってか?」

「あはは…ソコ迄言いませんけど、期待してますね♪…あ!店長!マスターの御出勤です!」

いつもの4人が集まって、払おうとする俺を追い出し、にこやかに「行ってらっしゃいませ〜♪」と手を振って見送ってくれた

『あーゆーコトされるとな…逆に行き辛くなるんだけどね…こりゃあ人を誘っていくしかねーな…』

歩いて帰っていると、後ろから走って来る足音が聞こえた
振り向くと、手を振り上げている『十番隊隊長』が駆け寄って来ていた

楽勝で避け、じっくり見ると緑の派手なメイド服を着ていた

「ちっ!外したかっ!」

「オマエ…その服って…メ○ンちゃん?」

「はうっ!流石はオタクだなっ!一目で正体見破るとはっ!オイラは忙しいから去るぞっ!じゃあなっ!」

「あ…おい…店逆じゃなかったっけ?…って聞こえないか…」

『十番隊隊長』は良いフォームでパンツをチラチラ見せながら走り去って行った

『まっ…バイト先判ったからまた覗きに行くか(笑)今はアイツよりも、家に帰らなきゃあな…』




御要望に与り
人物紹介です

俺=私です(笑) 店長、マネージャー、キャプテン、マスター、バカ CNは聞き間違いによってα-G
メカ物が好き、ガンプラと飛行機好き ケツケツ星人

『オタク女』:ケイコ、ケイちゃん CNはシノ 
三国志好きなオタク ヤオイも好き
コスプレも以前からしていたが、今はメイド系がメイン ドールの服を製作中
胸はCまで成長、(俺的に)程よいタレ目、ポッテリした唇、ムチムチした太股、デカイケツ 軽い抑うつ症

『キャリアさん』:田仲、メグム、メグさん、メグ
メガネ+スーツ好きなオタク?
会社では、かなりデキル女
イベントでは、前までカメコオンリー テニプ○とワ○ピースが好き
顔は少し大きめの吊り目、薄く小さな唇で全体的に綺麗な顔立ち、背が低く胸はツルペタで、手足も細く、お尻も小さい 年と役職に合わないロリロリボディ 背が145cm辺り

『勇者』:彼、×××ちゃん
名前のヒントは出せません(笑)
プロのカメラマンだが、カメコとして活躍中 ウチのメイド喫茶のメニューとHP製作も手掛けた
芸能追っかけとメイドさんを撮るのが趣味のお坊ちゃま 最近は本領発揮で趣味が仕事になりつつある
『キャリアさん』と付合ったが別れ、『しっかり屋さん』とくっ付く、そして一度別れたが、元に戻った

『弟子』:マネージャー、弟子1号
店長時代のバイトで、弟子1号 入社して来て真面目1本槍で尚且つ熱血漢 頭の回転も良く、努力家 弟子に『デスヨネくん』と『しっかり屋さん』を持つ、『天然ちゃん』の指導もした 未だに俺を『店長』と呼ぶ天然な一面を持つ
統括マネージャー最有力候補 既婚

『開発課』:開発課、森嶋
社員からの入社 アルバイトリーダー時代からの戦友 俺と同じく専務の末弟子
店長まで上がり、マネージャーも目前と思われたが、俺のゴタゴタに巻き込まれ、開発課に移動を期にバイトのコと結婚(逆と言う説もある) 調理の腕は折り紙付き

『天然ちゃん』:柏谷、カッシー
天然の巨乳娘 『オタク女』と同棲?した経験あり 見た目より根の深い暗い部分を持っている
バイトから社員になり本社直営店勤務

『しっかり屋さん』:狩山、彼女
ウチのメイド喫茶の店長 喫茶店チェーン始まって以来、初の女性店長
真面目で頑張り屋
『勇者』の彼女

『テキパキさん』:新谷(ニイヤ)、店長
地元初のメイド喫茶の店長 20代初め辺りか?
普段は冷静で真面目だが、パニクると頭が回らない事もある
俺を『マスター』と呼び出したのはこのコ

『のんびり屋さん』:フロアー、レジ担当
地元初のメイド喫茶の店員  店長と同じ年辺りか?
見た感じはおっとりとした感じで俺の好み、しかし今の所絡みは殆ど無い…多分この先も(笑)
どこかの喫茶店かファミレスに居たのだろう、少々のコトでは動じないタフさを持っている

『厨房のコ』:『ボケメイド』、『エロメイド』、華蓮(カレン)
背が高い厨房のコ ボケに命を燃やす 結構な頑張り屋
俺に気があるのか、ただ単にエッチがしたいだけなのか不明
それさえ無ければ弟子3号
コスプレ好き メイド服を着たくてバイトしているらしい

『フロアーのコ』:フロアー、ドリンクカウンター担当
きっちり自分の仕事を一生懸命こなす
結構旨いコーヒーを出してくれる
背が一番低く、カウンターで愛想を振りまく
厨房覗きが趣味?(笑)

『十番隊隊長』:CNイズルハ マイ
ブリー○好きなレイヤー
ヤオイ本も書いている 画力は……
メ○ンブックスでバイトしている女子校生


専務:親分、おやっさん
俺と開発課の師匠であり恩人 元1号店の店長で、先代社長の許で、チェーン店の礎を作った人 カラオケ店の方も立ち上げもした 見た目は強面だか、面倒見がよく、『天然ちゃん』の指導も快く受けてくれた


絵が付いて無いので判りにくいとは思いますが、言葉の前に名前とか付けたくないので、各人の喋り方の違い話の流れで個人を判断していただけると幸いです
上の紹介文は、マンガの柱書き同様、これまでの時点での紹介です

一部携帯で見れない程に長文が続いて申し訳ありません
また分割して読み易くできれば…とは思ってはいますが…才能が欠如しておりますので…

お決まりの稚文、長文ですが、これからも宜しくお付合い下さい

α-G




家に着き『オタク女』がいつも通り出迎えてくれた
『オタク女』を見ると今迄普段通りのモノがスグに大きく成り、ズボンを膨らませた

『条件反射かよ?』

「あらら…もうっ…せっかちさんですねー(笑)」

『オタク女』が外に出した頃には既にモノが上を向きピクピク脈打っていた

「さっき迄は何とも無かったんだけどな…オマエを見たとたんだよ…」

「えへっ♪本当ですかぁ〜?」

「本当だから自分でもビックリしてる…ガチガチだな…」

「今朝と同じなら2回じゃ済みませんね♪お部屋で御奉仕させてくださいなっ♪」

「取り敢えずココで1回抜いてくれよ…スグにイキそうだから…」

「んふふ〜♪じゃあ…メグさんが帰って来る迄御奉仕させて下さいねっ♪」

「早くシてくれよ…いつ帰って来るか判らないからさ…」

『オタク女』の舌で舐め上げられているでけでも、ガマン汁が先から滲み出て来た
『オタク女』は、ガマン汁を舌先で掬い上げ、口の中で味わった

「精液の方が美味しいですね(笑)精液…一杯下さいね…」

ポッテリとした唇で、亀頭を包む様にくわえ、小刻みに上下しながら舌で亀頭を舐め回した
俺は必死に我慢していたが、じわじわと精液が先から溢れていっていた

「ヤバいっ!出そうだっ!…もう…出るぞっ!」

『オタク女』は「シャブシャブ」と音を立てて啜り、俺のモノを吸込んだ
それと同時に精液が勢い良く『オタク女』の口に放たれ、『オタク女』は咽せた
それでも、『オタク女』はモノをくわえたまま精液を飲み込み、唇でモノの中の精液を絞り出した

「あは〜っ♪…凄い沢山出ましたね〜♪」

「あー…でも、まだピクピクしてるよ…」

「えへへぇ〜♪今日は凄いですねっ♪」

「何だかな(笑)オマエの生理の匂いの性かな?(笑)」

部屋に入り服を着替え、部屋が冷え込んでいたので、暖房を点け、居間で暖を取った

「まだ微妙に立ってるよ…(笑)6分立ちかな?(笑)」

「ワタシが近付いたらどうなります?」

「ほら…立って来た…」

「立って行くのって初めて見ました〜(笑)いっつも御主人様のが立ったのと、萎えて行くのしか見た事なかったから(笑)なんだか不思議ですねぇー…別の生き物みたいです…んっ…んっ…んーーーーーーんっ…はぁ…あはっ♪立った立った♪んふふ〜♪あーん…んふっ♪…んっ……んっ……んっ……んっ……んはぁっ…」

『オタク女』は奥の方まで飲み込み、ポッテリした唇と舌で扱く様にゆっくりと亀頭の先まで上下させた
俺は横になって、『オタク女』の頭を撫でながら、その快感に浸っていた
やがて『オタク女』は口を外し、タマから裏スジを舐めあげながら手で扱き始めた
俺が腰を浮かせてやると、タマをしゃぶり始め、終いにアナルも舐め始めた

俺が反応すると、口に貯まった唾液をモノに垂らしては、扱くスピードを上げ、アナルとタマを集中的に舐めた
あまりの気持ちの良さに、腰が振れ、出そうになった

「おい…出そうだっ…出るっ…ぞっ…」

「ぁは…良いですよ…またイッパイ…下さい…んっ…んっ…んっ…んっ…んっ…んんっ!んっ…んくっ…んふ♪んーーーーーん……はぁ…気持ち…良かった…ですか?…んっ…んは……ん…ん…」

「あぁ…スゲー気持ち良かった…クセになりそうな位な…でも、オマエの顔が見えてた方が興奮するよ(笑)あー…余計にオマエとシたくなるなー…」

『オタク女』が嬉しそうに顔を寄せてきた
俺は『オタク女』を引き寄せ、横にしてキスをした

「ワタシもホントはシたいです…えーーーん…」

「オリモノ少なくなったらヤろな?イッパイさ♪」

「後、3日位我慢ですね…今日、明日が特に多いから…」

「ローターでイカセてやろうか?悶々するだろ?」

「えへっ…御主人さまとメグさんがお仕事行った後スグに、御主人さまのベッドでシちゃった♪」

「あれ?オナニー禁止だったよな?」

「だって…2回も精液飲んで、メグさんとシてる声も聞いて…オリモノより、お汁の方がナプキンに付いてたんですもん…あ!勿論汚してませんよ?ナプキンも新しいのに変えてからシたし……ごめんなさい…」

「んーーーダメ!俺にオナニーして見せたら許してやるよ(笑)ブルマ履いてね(笑)」

「えへっ♪トイレでナプキン変えて、着替えて来まぁ〜〜っす♪」

『オタク女』は嬉しそうにブルマーとローターを持って、パタパタとトイレに駆け込んだ

顔の弛んでいる自分に気付き、『オタク女』に対する気持ちを再確認した様な気分になった

『やっぱ今迄の人生の中で、ケイコが一番好きなんだろうな…』

部屋に戻りデジカメを取り出した
ふと目を遣った鞄の中の、プレゼントを思い出し、全て取り出した

『チョコでもケイコと一緒に喰うか…あ!そー言えばコレまだ見て無かったな…』

『ボケメイド』の包みを開け、中身を取り出した
中にはハート形のチョコレートとピンク色の封筒が入っていた
中からはコインロッカーらしい鍵とメッセージカードが入っていた
メッセージカードを開いて見ると携帯番と駅名が書いてあった

『何だこれ?推理ごっこか?』

不審に思いながら、鞄のポケットに、鍵とメッセージカードを入れた

『明日だな…』

デジカメとチョコを持って、イソイソと居間に戻った

「ほら!例のメイド喫茶のコ達がくれたんだよ♪喰おうぜ?これは店長からで…これは厨房のコ…お返しが大変そーだ(笑)」

「わーーー可愛いですね〜♪「マスターいつもお世話して頂き、ありがとうございます」って書いてますね〜♪」

「御馳走してもらったよハート形のオムライスが凄かった(笑)これこれ!どーよ?ハンバーグもハート形だろ?『勇者』にもメールで画像送ったよ(笑)」

「わはーーーモテモテですね〜♪」

「そうか?どっちかって言ったら敬愛って感じじゃない?(笑)俺にとっては、外弟子みたいなもんだしな」

「でもホントに食べて良いんです?」

「構わないよ♪喰え喰え♪」

ブルマー姿でチョコを食べている『オタク女』をデジカメに納める
すると、『オタク女』は手で胸の前に持ったり、口の先にくわえたりしてポーズをとった

「そー言えばさ…オマエのは?」

「ん?んふふ〜♪メグさんが来てからです♪」

「お!その顔好き!…良しと…次はオナニー写真だ♪」

「…撮るんですか?恥ずかしいですよぉ…」

「んなコト言ってたら前の写メ見せるぞ?……これ!」

「ぎゃっ!保存してるんですかっ!パソコンに入れてんですよね〜?消してくださいよぉ…」

「何言ってんの?昔のオマエの貴重な写メなんだから…ってか…結構イメージ変わったよな…前の方が好きかも!(笑)」

「えーーーっ!頑張ってるのにぃ!…ってか御主人さまの好みって変!私が見ても可愛く無いと思いますよ?」

「良いの!例え薄ら髭が生えてても!オマエだもんな!」

「えへへ…何だか…ホント…愛されているんだなって思えますよ…」

「本当だとも…愛してるって何度も言ってるだろ?嘘は言わないよ…」

「それなのに…何でワタシって……ごめんなさいね…でも、暫くは奴隷のままで居させて下さい…それで、イロンナ女の人の中で自信が付けられて、まだ御主人さまがワタシのコト愛して下さっていたら… 『御主人さま』じゃなくて、名前で呼ばさせてください…」

「今スグ、俺の名前を呼んでくれれば良い…自信は後からついてくるさ…それに他に女なんか出来ないよ…」

「いえ!違うんです!メグさんが幸せになる迄は…巻き込んじゃったワタシは、本当の意味で幸せになれません!…それに自分だけだと、何も出来ないってのが判っていますから…ワタシもっと強くなりたいんです!本当は御主人さまが他のコに行っても、連れ返すだけの気持ちを持ちたいんです!鬱病の性かも知れないけど、今迄みたいに逃げるんじゃなくて、自分から動ける人に成りたいんです…」

「判ったよ…でも無理はするなよ?俺が他の女とイチャイチャしている様に見えたらハッキリ言えよ?勘違いのヤキモチでも何でも良いさ…オマエの正直な気持ちをぶつけてくれ…なっ?」

「でも、ヤキモチは名前が呼べる様になってからします!だって…じゃないと…メグさんにヤキモチし放しですもん(笑)」

「あら?ワタシはケイちゃんにヤキモチし放しよ?(笑)ただ〜ぃまっ!」

「オマエはいっつも良い所で帰って来るな…」

「真のヒロインはワタシよっ♪…ってかさ…ケイちゃんズルイっ!約束と違うじゃ無い?自分だけそんな格好して…」

「んと…んと…これわー…」

「俺がさせたの〜♪家に帰ったとたん、朝と同じで治まらないんだ(笑)ほら!また立って来た(笑)」

「何よぉ…段取りがあるから男子は自室で待機!さっ!行った行った!」

自分の部屋に戻され、暇潰しにネットの巡回を始めた
久々に『勇者』のサイトに行き、リンク先のメイド喫茶の紹介サイトも見てみた
ウチの店は上品な感じで、紅茶も多くフードも充実しているとの評価だった
例のメイド喫茶はこれからが楽しみな○○○○初のメイド喫茶と紹介され『勇者』のレビューが載っていた
両方ともコメントも何件か書き込まれていて、他店舗のバレンタインフェアーの記事も載っていた

『こーゆーサイトって便利だな…結構他の店の情報も載ってるし…あれ?俺の送った写メか?幻のヴァレンタインスペシャルか…(笑)』

『勇者』に電話を掛けてみた

「あ!ども!×××です!今、大丈夫ですか?…サイト見ましたよ?…あははは…ええ!ちょくちょく行ってます(笑)あの店ではマスターって呼ばれてますよ(笑)…いえ!オーナーにはまだ会っていませんよ…知り合いかも知れませんけどね(笑)業界は結構狭いんで…ええ…ええ…はー…そーなんですか…アキバの方からこっちに…いや!聞いてません…商店街の人間知ってますんで聞いてみますよ…はい…はい…はい…ウチも対抗して出すかも知れませんね…まー今の職場暇なんで!(笑)人数のウチに入れて無いってのが本当なんですけどね!(笑)…あぁ!そー言えば、カッシーは明日から店に出ますよ…ええ…研修は僕がやったんですけどね…で、狩山さんとは?…えっ?横に居る?…いやぁ良いですよ…え?…はぁ……あ!もしもし?…あぁ!狩山!おはよう!どうだ?…うん…うん…ほぉー…オマエからか?やるなー…良い感じじゃんか?…ん?…いや〜…気にすんなってっ!俺にも経験あったからさ…でもな…自分1人じゃ何も出来ないぞ?…うん…うん…そーだ…だから彼と上手くやれよ!(笑)…そーゆー問題なのさ(笑)…最前線には援護射撃と補給が肝心要なんだよ…そーそー…そーだ…素直にな……タマにはゆっくりしろ…他も見なくちゃな…ん…いや!もう大体終わったし…あんまりお邪魔してもアレだろ?(笑)…ん…じゃあ仕事も恋も頑張ってな!(笑)じゃあな!彼に宜しくって言っておいてくれ!…判った伝えとく…ん…お疲れ〜…」

『どうやらアッチは上手く行ってる様だな…さてと…俺もカキコしとこ…』

カキコをシ終え、お楽しみの画像掲示板の巡回に出た途端ドアにノックされた

「準備出来ました〜♪」

「遅くね?何してた……ってそれ…『これワタ』?」

「えへへぇ〜♪メグさんとおそろ〜♪」
「設定は気にスンナ(笑)言いたい事はわかるけどね…無いモノは無い!」

「スカイ○ンプルの制服かと思ってたのに…絶対似合うし…性格も…」

「やってみたわよ…『うんこ踏め!』でしょ?あんなにカリカリして無いわよ!」
「実は資料が足りなくて型紙出来なかったから、ワタシの型紙をメグさんに合う様に変えて、メグさんが作ったんですよ♪さっき出来たばっかりなんですよ?」

「じゃ…記念撮影をするか…ちょっと待ってな…」
デジカメを持って来て、その場で数枚撮った
居間に連れられて行くと、チョコレートケーキが置いてあり『御主人さま大好き』とハートマークも沢山書かれていた

『オタク女』だけなら理解できる飾りだった
『キャリアさん』をじーーーっと眺めると顔を赤らめ目を反らした

「おーーーっ…可愛いねぇ…」

デジカメに納めケーキを切り分けた

「3分の1ってデカイなー…2人共しっかり喰って胸に回してくれよ?(笑)」

「あーーーっ!ひどーいっ!一生懸命2人で昼から作ったのにぃ…」
「無いモノは無いって言ったばっかりでしょ!」

「あ?昼から?メグ…会社行ったよな?」

「昼で帰ったの!今週末出張だから準備とか言って…」

「え?出張って?いつからいつ迄?」

「金曜から月曜まで札幌よ!札幌!夏じゃなくて、この時期によ?沖縄なら嬉しいのにっ!あーーーーーっ…あっちは雪がどんなになってるコトか…」

「ありゃま…御愁傷様…」

「だから種馬状態の今日はとことん相手してもらうわよ!ケイちゃんの許可も頂いたし!」

「このケーキに精力剤入ってないだろな?」

「入れれば良かったわね?でもケイちゃんがデキないからワタシには通常で十分よ(笑)」

「えーーーん…ごめんなさい…ホントなら明日が生理の予定だったのに…」

「あ!それと…2人からプレゼント♪開けてみて…」

「おお!ありがとう!デカイなー…って…この包装…ん?プラモか?おっ!PGじゃんか!やたっ!これ買って無いヤツだ!うひゃっ!スゲー……部品多っ!仮組に何時間掛かるんだ?…いやー…スゲーなー…」

「こらっ!こっちの世界に帰って来なさいよ!このオコチャマ!」
「えへへぇ〜♪喜んでる〜♪良かったぁ〜♪」

「いや〜〜嬉しいっ!ありがとう!」

2人を一緒に抱きしめ、キスをした

「あ!こらっ!ちょっと…」
「喜んでる喜んでる♪」

「んじゃあケーキ喰お!ケーキ」

「えへへぇ〜♪どうです?お味は?」

「ん!良いんじゃない?美味しいよ」

「当たり前よ!セミプロに聞いて、ウチのオーブンで作ったんだから!何でココにオーブン無いのよ?」

「手の掛かるのは作らないからなー…勉強は外食でするし、店のオーブンがデカクて性能良いしね…」

「理に適ってるけど、ケイちゃんも居るんだし買ったら?」

「コンベックの中古探すか…ガスだし、それの方がイロイロ出来るしな…店のと同じなら使えるだろ?」

「うんうん!大丈夫!」

「この家って業務用多くない?ミキサーも、サイフォンのコンロも、ミシンも…」

「ん?その3つ位だろ?他は市販品だよ?3相交流来て無いし、ストーブもフツーだし」

「流し台が業務用でしょうがっ!」

「高さがね…慣れてる方が使い易いし…包丁も切れる方が良いじゃんか(笑)メグだってフツーの流しより低いから使い易いだろ?」

「床がタイルでないだけマシって事ね…」

「そこまで料理することないからな(笑)」

「もう良いわ…ケーキ食べましょ…」

「御主人さま!あーーーーーんっ♪」

「ん?あーーーーーーん…」

「えへへぇ〜♪食べました〜?じゃっあーーーーーんっ♪」

「あーーーーーん…」

「ホッペに着いちゃいましたよぉー…ん…ちゅっ♪とれたぁ〜」

『キャリアさん』はその光景を横目で見て、思いついたかの様にチョコを唇に挟み、俺の口にキスしながら入れた

「あ!メグさん…ワタシもするっ!」

『オタク女』が慌ててチョコを準備する間に、『キャリアさん』はキスをして、自分の口に中にあるケーキを俺の口に移して、そのまま舌を入れ、ケーキが無くなる迄キスをした

『キャリアさん』が離れると待っていた『オタク女』が慌ててチョコを俺の口にキスをしながら入れて来た
『オタク女』はチョコが無くなっても離れずにキスをシ続けた
『キャリアさん』はその隙に、俺の股間に手を伸ばし、モノを取り出すとチョコを口に入れたまま舐め始めた
『オタク女』は膨れ顔をしたが、俺が顔を戻してキスを続けると俺に抱き着いてチョコ風味のキスを味わった

『キャリアさん』はチョコが付いた俺のモノを美味しそうにペロペロ舐め、味が無くなると口にチョコを入れて、溶けたチョコを俺のモノに付けては舐めた

『キャリアさん』の異様な光景に興奮し、珍しい事にスグに出た
精液まみれになった『キャリアさん』の顔を『オタク女』が舐め、キスを交し始めた
俺はズボンを脱ぎ、2人に中に残っている精液を絞り出させ、綺麗に舐めさせた

『オタク女』と再び抱き合いキスをしている『キャリアさん』のブルマーを脱がし、後ろからモノを入れ、『オタク女』の股間にローターを入れた
2人がコスを着たまま感じながら、キスをシ合う姿を携帯とデジカメに納め続けた

『キャリアさん』がいつもの様に1番にイキ、俺はそのイク顔の様子を携帯に納めた
『オタク女』にしゃぶらせながらローターで股間を刺激してやり、『キャリアさん』が息を吹き返すまで待ち、 『キャリアさん』を立たせてデジカメに向かってポーズをとらせ、徐々に脱いで行く姿をデジカメに納めた
『キャリアさん』の撮影途中に『オタク女』はローターでイッてしまい、俺はまだ出せれずに居た

『オタク女』に手枷と足枷をし、ブルマーをずらし、アナル用のバイブをローションを付けて奥迄入れ、止めに口枷を咬ませ放置した
『キャリアさん』をダッコして、モノを入れローションが付いた指をアナルに突っ込んだ
『キャリアさん』暫くは嫌がっていたが、ローションの助けもあり中で擦れる指とモノの刺激に、2つの穴をヒクヒクさせながらあっという間に腰をガクガク震わせ激しくイッた

横になったまま鼻息を荒げている『オタク女』の口枷の蓋を開け、モノを奥迄突っ込んだ
『オタク女』は嗚咽し、顔を真っ赤にして涙目に成りながらも、必死に舌でモノを舐めた
再びローターを前の穴に入れてやり、アナルバイブを前後させてやる
『オタク女』はクネクネしながら、口枷から涎を流した
モノを抜きまたデジカメに納め、『キャリアさん』にその涎を舐めさせた
異常に興奮した2人は口枷のままで、唾液のヤリトリをし、胸を揉み合った

『オタク女』の後ろに回り、アナルバイブを抜いてモノを突っ込んだ
『オタク女』の中から振動が伝わった
『キャリアさん』は自分でアナルバイブを入れ、前後させながら『オタク女』の口枷を焦れったそうに外し『オタク女』とキスを続けた
『オタク女』はイキそうになり身体を浮かせ小刻みに震えて、やがて固まった
俺は『オタク女』のケツの締めでイキ、精液をアナルに放出した





オリモノ(下り物)というのは、医学的には帯下(たいげ)といい、子宮頸管や膣からの分泌液の総称です。
フツーは無色透明ですが、白濁していることもあります。
また匂いは甘酸っぱい匂いがします。

オリモノの役割の第一は、膣内を乾燥から守るコトですから、排卵期に近くなると、精子を迎え入れるためにオリモノの量も増加します。
この頃には、オリモノは卵の白身のようにトローっとしてでてきます。
オリモノの第二の役割は、膣内の雑菌の繁殖を抑えることで、性感染症にかかったときなど、オリモノに異常がみられることがあります。

ってことは重々承知していますが、『経血』といった『血』のイメージするもの、またその匂いよりも『オリモノ』と記述した方が柔らかくて、甘酸っぱい香りの様な感じなので敢て使用しています。

それがお気に召さなかったのは、私の不注意によるものです…申し訳ありません。

伏せ字に関してもアナル、クリトリス、亀頭、ガンプラはストレートに記述して、チ○ポ、マ○コ、チン○ン、スカイテンプ○、ブリー○、テニプ○、ワ○ピース等々伏せ字にしている矛盾もあります。

どうすれば、読んで下さっている方々にベストになるかは判断つきませんが、本文中には今迄通り、補足は入れていきたく無いので、また同様のコトが起きるかも知れません。

結局は、私のただ単なる我が儘ですが、『経血』に関してはこれからも『オリモノ』として記述させて頂きます。

※陰茎とか陰核、陰嚢、大陰唇、小陰唇、肛門といった言葉には、私にとっては、何か堅苦しく、私の稚拙な文章にはそぐわない様な気がして、使用していない事をこの場を借りまして補足させて頂きます。


もし、御承知して頂けるなら…このまま、稚文、長文にお付合い下さいませ。

α-G




『キャリアさん』はアナルバイブを入れたまま、愛おしそうに、イッてぐったりしている『オタク女』に何度もキスをした

俺は『オタク女』のアナルから抜くと、『オタク女』のアナル周りを綺麗にしてやった
俺のモノから少し匂いがしていたので、2人を放置し風呂場に行き股間を綺麗に洗い流した

『少しは出にくくなったな…(笑)少し休憩するか…』

身体を拭き、台所に行ってコーヒーを作った
椅子に座ってコーヒーをのんびり飲んでいると、『オタク女』がこちらを見ながら照れくさそうに風呂場に入って行った

『女ってのも大変だな…男は出すだけで良いもんな…』

居間に戻ってみると、『オタク女』にイカセられたのか、『キャリアさん』がぐったりと横たわっていた
俺が近寄って頭を撫でてやると、『キャリアさん』は俺に抱きつこうと手を広げた

「おいおい…そんなになってまだ足りないか?(笑)フラフラしてるじゃないか?」

「ん…ダッコして…喉乾いたの…」

「横になってろ…オレンジジュースで良いよな?」

「うん…」

オレンジジュースを口移しで入れた
『キャリアさん』は「もっと…」と言いながら次をせがみ、500mlのペットボトルのオレンジジュースが無くなった
空になったボトルを見せると、俺を抱き寄せた

「抱いて…チュウして…」

「甘えん坊さんだな(笑)今日はヴァレンタインだろ?御奉仕しろよ(笑)」

「んふふ…これ以上ワタシ達が御奉仕したらホワイトデーが大変よ?(笑)ゆっくり3人でこのまま寝ない?」

「まあ一応治まったみたいだからな(笑)でも、少し片付けないとな…スゲー散らかって、イロンナ匂いが充満してるからな…」

実際、チョコレートと精液、生理臭、アナル、香水、アルコール、3人の汗の匂いが入り交じっていた
お風呂から『オタク女』が上がって来たのは、換気を済ませ片付けが済んでからだった

「あれ?片付けならしましたのにっ!すいません!」

「タマにはねーワタシ達もしないとね♪いっつもケイちゃんばっかりだもん…いつもゴメンね…じゃあワタシもお風呂入って来るわ♪」

お風呂上がりでブルマー1丁の『オタク女』にシャツと半纏を着せ、コタツに並んで座った

『半纏ブルマー…新しい萌えになるかもな…っても世帯じみてるか…俺がマンガを描ければね〜…んー…』

「ちょっと良いか?」

「へ?何です?」

「体操服着てくれよ…で、上に半纏…」

「良いですよぉ〜♪」

「デジカメデジカメ…おしっ!着たなっ♪撮るぞー…おーデカイっ!うわっすげっ!…」

「あーーーんっ…お尻ばっかり撮ってぇー…もうっ!体操服着ている意味が無いじゃないですかっ!」

「だってさ…目の前にあったからさ(笑)ほれ!治まってたのがまた立ったぞ?」

「メグさんが出て来る前に御奉仕しましょうか?」

「いや!まだ良い!どーせ1時間位入ってんだから…適当に可愛いポーズとってくれ!」

「はーーーいっ♪えへっ♪…こうかな?…これは?…えへへ…どうです?…んとっ…お尻っ♪…エッチなの♪…こんな感じと…こんな感じっ♪…で、M字っ♪…女の子座りっ♪…体操座りっ♪…お人形さんっ♪…あぐらっ♪…ぶーーーっ!何か言ってくださいよぉ〜!…イイとか、手を伸ばしてとか…むーーーーーっ!」

「あははは…真剣に撮ってた(笑)じゃあ昇龍○っ!そーそー…旋風脚っ!…足が上がってねーぞー…んーーー…コタツに足乗っけて…おほっ!そのまま…そのまま…」

「御主人さまのエッチ!もぅっ!そーゆーコトするならこうですっ!」

『オタク女』は股の下に潜り込んでいる俺のお腹に腰を降ろした

「うっ!…ぉぃ…ギブ…ギブ…息が…」

「ダメー反省して下さいっ!」

「うぅっ!………なぁ〜〜〜んてなっ♪」

俺は勢いを付けて起き上がり、『オタク女』は前のめりになり慌てて手をついた

「おぉっ!その開脚四つん這い良いねぇ〜♪でも、ナプキンがなぁ…土手の形が巧く出て来ないなー…やっぱ生理終わってからまた撮るか…」

「イジワルっ!ぶーーーーーっ!」

「はいっ!その顔頂きっ♪」

『オタク女』の膨れっ面を何枚も撮って満足した俺は、喚いている『オタク女』を放置して、部屋に戻ってパソコンに保存した
居間に戻ってみると『オタク女』は膨れっ面のまま、コタツにほっぺたを着いたままそっぽを向いた

横に座って、膨れたほっぺたを指先で押し、口の中の空気を「ぶーーーっ」と押し出した
何度も繰り替えしている内に『オタク女』は笑い出し、俺は笑っている『オタク女』を背中から抱きかかえた
2人で、頬を寄せ良い雰囲気にマッタリと浸っていると、『キャリアさん』がお風呂から出て来た

「あら?良い雰囲気ね…ねっ?その間に入ってみても良い?]

「多分暑苦しいと思うけど?それでも入ってみる?」

「んーーー…試しにやってみたい…」

「ケイコの首が締まると思うけど?それでも入ってみる?」

「手の位置変えれば良いじゃ無いよっ!」

「えーーー…この感じが良いのに…ん!俺の後ろから俺みたいにする…ってのはどうだ?」

「あ!それも良いかもねっ♪でも、それならケイちゃんにダッコされた方が嬉しいなー…」

「えへっ♪メグしゃん来ます?ダッコしますよん♪」

「え?良いの?ゴロゴロスリスリしちゃおっと♪」

「えへへぇ〜♪来て来て〜♪」

「何だか俺がお邪魔虫みたいだな…」

「良いじゃないですかぁ〜♪お父さんとお母さんになったみたいで♪」

「えーーーーーっ…俺は男の子が良いなー…女の子なら優しいコが良いし…」

ぎゃあぎゃあ喚く『キャリアさん』をニコニコして見ている『オタク女』に『母親』を見た様な気がした

「おい…メグ…大人気ないぞ?ケイコを見てみろ『お袋さん』って感じで、どっしりしてるだろ?少しは見習えよ…年上なんだし(笑)」

「どーせガキンチョよっ!でもねっ!アナタだってガキンチョじゃないっ!」

「オマエよりはマシだろ?チビッコロリロリちゃん」

「えへへ…でもね…ワタシはやっぱりメグさんに憧れますよ♪何でも思った事をそのまま『すっ』と言えて、スグに行動出来る…ワタシにとっては、憧れのお姉様です…えへっ…」

「ケイちゃんは判ってるわね〜♪大好きよっ♪…でもね…ワタシはアナタに憧れているわよ?(笑)まっ…結局はお互いにナイモノねだりなんだけどね(笑)フツーは反発し合うけど、ケイちゃんは大好き!…だから…ずっとそのままで居てね♪」

「ありがとうメグさん…でもね…御主人さまと出逢う前まで…何もせずに自分の居心地の良い小さな殻に閉じこもって、何か言われたら不機嫌になってモノにあたって…そんなワタシを、じっと、心配しながらお父さんもお母さんも遠巻きに見守るしか出来無い感じだったの…」

「でもね…ケイちゃん…前にも言ったけど、ソレも在って、今のケイちゃんなんだから…気にしなくて良いのよ?…ワタシも過去を引きずってるからホントは言える立場じゃ無いけどね…ケイちゃん…一緒に頑張ろうね…」

「メグさん…」

「あーーー…良いかな?…お邪魔ならアッチに行ってよか?」

「もうっ!本当にデリカシーが無いんだからっ!ガキンチョはあっちでオモチャでも弄ってなさい!」

「あっそっ…じゃあ遠慮なく…ちょっと夜風に吹かれてくるわ…早く寝ろよ? じゃあな!」

「あっ!御主人さま…」

「ふん!良いのよ!いつもいつもヤリたいコトをヤらせてあげてんだから…」

服を着て、外に出ると冷え込んだ空気が気持ち良かった
気分が変わり、気になっていた鍵を持って、駅に行く事に決め、もう一度家に入って鞄から鍵を取り出した

『まだ10時過ぎか…』

○○駅に着き、コインロッカーを探した
番号のロッカーに鍵を差し、中身を取り出した
すると、赤い薔薇の花束と、メッセージカードが入っていた

メッセージカードには時間と場所が書いてあった
既に時間は過ぎようとしていたので、慌てて携帯番に電話を掛けた

「繋がらないな…ちぇっ…行ってみるしか無いか…」

結構近場だったので、そのまま急ぎ足で向かった
書いてある時間の5分程遅れて着いたが、待ち合わせの場所には誰1人立って居なかった

携帯を再び掛けたがまた繋がらない
仕方なく、日時を入れた場所を携帯で撮り、写メを『ボケメイド』に送った

『なんか良く判らんな…体冷えたし、コンビニでも寄って帰るか…』
雑誌を立ち読みして、缶コーヒーを買い家路についた
帰りに何度か携帯に掛けてみたが、やはり繋がらないままだった

家に着き、花束をばらして花瓶に差込み、テーブルに置いた
そして、コーヒーを作り、居間には行かず自分の部屋に戻った
ヴァレンタインプレゼントのPGの箱を開け、説明書を読みながら作例をネットで検索したが、まだ掛からない

『明日、模型雑誌買うか…でも部品数多いなー…折角のPGだからな…じっくり作るぞ♪』

ネットで探すのを諦め、『オタク女』のブルマー姿に現を抜かせた
コス姿の2人の出来の良い写真を加工して壁紙にした
家の中は静まり返っていたので、部屋着に着替え、そのまま寝た

2時過ぎに目が覚め、トイレに行った後コーヒーを作って戻ろうとしたら、酒臭い『キャリアさん』が起きて来た

「何か飲むか?」

「うん…何か欲しい…そのコーヒーで良いわ…」

「ほれ…」

「ね…怒ってる?」

「いや…全然…何で?」

「だって…帰って来なかったし…」

「12時前には帰って来てたよ?その後、部屋で今日2人がくれたガンプラ眺めてたし(笑)冷めるぞ?飲みなよ」

「ありがと…ね…ワタシって邪魔?」

「んーーー…でも居なかったら困る…かもだな…本気で3人のこれからのコト考えてみたりもしてるけど…結局は、オマエとアイツの意志に任せるしか無いかな?と思ってるよ」

「アナタ自体の気持ちはどうなの?」

「ん…最近さ…オマエと2人でエッチとかしてるだろ?…前とは違って、オマエにサレても出るし、中にも一杯出してるし…俺の中で、オマエが大事な位置に居る事は間違い無いよ…それは感じて貰えてるだろ?」

「うん…嬉しいよ…でもね…自分勝手だけど、そーなると欲が涌いて来るのよ…ワタシの我が儘聞いて欲しいとかね…ケイちゃんとアナタとのバランスがキチンと取れそうに無いの…今日だって、あんな事言わずに3人で楽しくダッコし合ってた方が良いの解ってて…ケイちゃんみたいにアナタに構って欲しくて…欲張りなのよね…結局2人から構って欲しいだけのよ…オコチャマなのよ…ゴメンね…2人に気を遣わせるばっかで…柏谷さんもこっちに来そうに無いから、出張から戻ったら、あんまり来ない様にするね…」

「気なんか遣ってないぞ?それに来なくなった方が、俺等は余計に気を遣うよ…そー思わない?(笑)」

「…うん…そー思う…けどね……ごめんね…先の事が見えてなくて…やっぱり恋愛に向いてないのかも知れないわ」

「そうか?そんだけ悩んでるんだから、打算で付合うより遥かに良いんじゃ無い?」

「あはは…少しはマシになったってコトかしら?でもね…ホント…どーしたら良いのかさっぱり判らないわ…」

「それは俺もだよ…ぶっちゃけ、一番良いのはオマエが自然に好きな人が出来て、その人一途に行って幸せになってくれる事だと思っているよ…でもな…ロクでも無いヤツなら俺とケイコで引っ張り戻すつもりだよ…例えケイコと結婚して子供が居てもね…オマエ無しで、ケイコの事をココまで真剣に考えて好きになって無かったろうし、ケイコもそーだと思う…だから気が済むまで、我が家の座敷童でいてくれよ」

「座敷童ね(笑)おかっぱにしなきゃ…あと着物も…ね…ありが…とう…ね…えへっ…涙が出ちゃう……」

椅子に座っている『キャリアさん』の横に行き、しゃがんで頭を撫でてやった
『キャリアさん』は俺に抱きつき、声を出さずに泣いた

ダッコして居間に行き、『オタク女』の隣に降ろし『キャリアさん』を間に挟んで横になった
『オタク女』が目を覚まし、俺と『キャリアさん』をびっくりして見、俺が笑うと『オタク女』もニッコリ笑って、『キャリアさん』を優しく包み込んだ

「さあ…寝直そうぜ…」

3人でキスを交し眠りに着いた






意外と寝相の悪い『キャリアさん』のケリで目が覚め、起き上がってみると『オタク女』の姿はもう無かった

『ん?いつもよりかなり早いけどな…トイレに起きたのかな?』

再び横になって『オタク女』が帰って来るのを待った
暇に任せて、『キャリアさん』の鼻を軽く摘んだり、口を摘んで遊んでいたが帰ってくる気配が無かった
居間に暖房を点け、台所に行ってみると、薔薇を整えている『オタク女』の姿があった

「あ…おはようございます♪ちょっと水吸ってなかったみたいだったから、先を切って整えましたよ」

「おはよ♪萎れちゃってたか?んーーー…適当に突っ込んだのが良く無かったみたいだな…」

「これ、どうしたんです?昨日買って来たんですか?」

「ん?いや…例のボケメイドの指示に従って、行ってみたらロッカーにそれが有ったんだよ…ちょっと待っててな…」

そう言うと自分の部屋からメッセージカードを持って来て『オタク女』に見せた

「本当は今日の帰りにでも寄ってみるつもりだったんだけどな…昨日田仲がイラッときてたから…(笑)俺までイラッとなったらヤバいだろ?で、覗きに行って来た(笑)」

「本当だ…電話はしてみたんです?」

「それにこのカードが付いててさ…時間みたらギリギリだったから直に行ったよ…でも誰も居なかったから何度か電話したんだけどねー…繋がらなかったよ?」

「んーーー謎は深まりますねー…今日寄って帰ったら如何です?」

「まぁーそのつもりなんだけどねー…昨日貰ったヤツに使う真鍮線とか欲しいから電気街に寄るつもりだし…人形ので何か要るなら書いてくれよ?買ってくるからさ♪」

「え?ホントですか?んーーーでも…見たいから…そうだっ!待ち合わせしません?」

「おー♪外でフツーに待ち合わせって始めてかもな?5時半には着けるけど、何処で待ち合わせする?オマエの好きな所で良いぞ♪」

「えへへぇ〜♪初デートみたいで緊張しますね〜♪でも…同人屋さんと本屋さん以外はほとんど知らないし…5時半頃にメイド喫茶へ行っておきますね♪」

「うんうん♪喫茶店で待ち合わせってのも王道だしな♪メイド喫茶だけどな(笑)…ってかさ…体冷えてきた…まだ早いし、布団で温まってから着替えるわ…」

「御主人さまの部屋に行きます?」

『オタク女』は恥ずかしそうに聞いてきた
俺はその喋り方で、ピンときて前を大きくした

「ん…行こ…」

イソイソと部屋に入り暖房を点けて、2人で布団に潜り込んだ
『オタク女』はキスをしながら、俺のモノを寝間着の上から形を確かめる様に摩り、やがて布団の中に潜っていった
1回目が済んでも、まだ6時前だった

「なぁ…生理多いのか?」

「んー…まだ多いですよ…」

「なら風呂でシないか?流せるし…」

「ダメですよ〜…せめて明日か明後日でないと…足り無いならもう一回御奉仕しますよ?(笑)」

「ちぇっ…オマエの喘ぎ顔が見たかったのに…」

「メグさんとシテ来ます?(笑)」

「なんか…そーゆー具合に言われるとなー…オマエは平気なの?」

「ちょっとイジワルでした?(笑)でも良いんですよ?メグさんが生理の時は独り占めですから♪」

「ってかさ…そーゆー話じゃないだろ?…俺はな…」

「判ってますよ…変と思われても良いです(笑)でも…今はそうして欲しいんです…上手く言えなくて…すいませんけど…」

「じゃあ暫くこのまま抱き合って、横になってて良いか?」

「はぃ…」

『オタク女』は目を赤くして俺の胸に顔を埋めた

「でも…えへへ…おっきくなってますよ?(笑)」

「仕方ないだろ?オマエと抱き合ってんだから!(笑)立たせるなって方が無理だっ!(笑)」

「えへへ…ガチガチになってるぅ♪」

「こらっ!イジルなっ!シタくなるだろっ!」

「この先はメグさんとど〜ぞっ♪」

「もう我慢出来んっ!ケツに入れるぞっ!」

「だーめーでーすぅ〜…もうソロソロ朝御飯作りますから♪メグさんとイイコトしておいてくださいねっ♪」

「あーーーっはいはいっ!こーなったら田仲の顔にガンダムマーカーでスミ入れしてやるっ!」

「もうっ!そんなコトしたら『メッ!』ですよぉっ?」

「…立場入れ替わってない?」

「えへへぇ〜♪じゃあ朝御飯作りますねっ♪スル、シないは関係無しでも、いつもの時間にはメグさんを起こして下さいねっ♪」

『オタク女』はニコニコしながら台所へ行った

『こーなったら田仲とヤキモチ焼くまで、イチャイチャしてやる!』

息巻いて居間に行き、『キャリアさん』が寝ている布団に入り込んだ
『オタク女』には結構していたが、『キャリアさん』には初めてだなと思いつつ、寝間着のズボンとパンティをゆっくり脱がし、『キャリアさん』の子供の様な細い足を開いて股間を舐め始めた

「ん?何?…え?…ヤダッ!何してるの?…もうっ!…おはようのキスも無しにイキナリ?…ヤダッ!ヤダって…も…そんな…もっ…」

次第に汁が出て来始め、『キャリアさん』の声も上ずっていた
俺は布団から頭を出して、『キャリアさん』にキスをした

「おはよ♪」

「もうっ!イキナリねっ!起こすならキスして優しく起こしてよっ!あっ!…ナニ入れようと…シてるの…よ…あ…」

「おはようは?」

「…おっは…よっ…あっ…入って…入って来るっ!…あはっ…」

「オマエ…感じ易いなー…まだ入れて1分も経って無いぞ?」

「だって…アナタに…されたら…スグ…濡れちゃう…のよ…あっ…あっ…あんっ…イイ…」

「そうかぁ?他の男でも濡れるんじゃないのか?」

「そんな…コト…無い……うっ!…あっ!…イッ…イイッ…」

「でも、彼のは…大きかったって…ケイコに聞いたぞ?」

「痛いだけだったもの…好きだった…から…何度も…シたけど…アナタみたいに…イケない…の…」

「嘘言え…オマエは…スグ…イク…じゃないか?」

「アキバ…で…覗いた…でしょ?…あの時…だって…時間掛かって…いたけど…イケて無かった…のよっ…アナタが…覗いてるの…知って…て…燃え…てたけど…」

俺は突くのを止めて、『キャリアさん』を見つめた

「でもね…彼に悪いから…ケイちゃんと一緒ならイケるんじゃないかって…あの時はそう思ったの…でもね…結局、ケイちゃんは嫌がって…彼も嫌がって…それで、ヤケ酒呑んで…が真相よ…ヤな女よね?」

「もう…済んだ事だよ…ごめんな…ちょっとイジワルのつもりが…本当にごめん…」

「良いのよ…今は幸せだもの(笑)ケイちゃんとアナタに迷惑掛けてるのは自覚してるけどねっ!(笑)でも、昨日は怒らせたのに、3人で寝れて嬉しかったし…アナタ達の結婚式までに、諦めがつけれるか自信ないわ…」

「俺も最近自信が無くなってるよ…ケイコが一番なのは多分変わってないけど…オマエの存在も無くなったら困る様な…そんな感じだよ…」

「困る様な…か…マダマダね…頑張るわ(笑)アナタ達が結婚しても居坐れる様に(笑)」

「それは多分今でも大丈夫だろ?(笑)ただ…オマエに幸せになって欲しいと思ってる…俺も、ケイコも…」

「でも4Pは嫌でしょ?(笑)」

「ケイコやオマエが、他の男とシテるの見たらキレるな…きっと…(笑)」

「我が儘ね…」

「オマエとケイコに関してはな…」

「ありがと…」

「マジで中東に引っ越すか?向こうの国籍取れたら違法じゃないぞ?」

「アメリカじゃ無いんだから…出産をしたら国籍選べるなんてコト無いでしょ?(笑)」

「そこら辺りまで、オマエの存在が俺達には大事なの!ってコトさ…」

「奥さん他にまだ増やせるしね?(笑)例のメイド喫茶のコ…シちゃったの?まだ?」

「してねーよっ!信頼無いなー…」

「うふふ…でもね…ケイちゃんもワタシも許容してるのよ(笑)だってアナタは情に流されそーだもの…それと突然欲情するし絶倫だしね(笑)」

「俺は海綿体人間か?」

「いいえ(笑)ワタシ達の大事な御主人さまよ?ワタシ達がそれぞれ自分で選んだねっ♪」

「なんかなー…そんなに大層な男じゃないんだけどなー…」

「良いのよ!ワタシにとっては大層な男と思ってるもの(笑)ケイちゃんには無二の人だろうけどねー…女運が良かったか悪かったか…どっちにしても2人共アナタが大好きよ?」

「嬉しいんだけどね…」

「ケイちゃんも言ってるでしょ?アナタがシたいようにスレば良いの!ワタシ達はそれに合わせてついて行くだけよ」

「知らねーぞ?」

「アナタって人をワタシ達はアナタより良く知っているわ(笑)ワタシがアナタの好みじゃないのも…でも良いの!今で十分幸せだもの!それにワタシにドンドン優しくしてくれてるし♪キスしてあげるっ♪」

「繋がったままで、今更何言ってるよ?(笑)硬くなるまでキスしてくれよ…」

「んふ♪…言われなくてもするわよ…愛してるわ…んっ…」

『キャリアさん』は俺を、俺は『キャリアさん』を… お互いを確かめ合う様に、静かに、熱くシた
『キャリアさん』が足をつらせ、静かにイキ、静かに余韻を味わっていた
『オタク女』が余りにも静かなので、俺も寝てると思い呼びに来た時は、まだ繋がったままキスを交していた

『キャリアさん』と俺はビックリもせず、『オタク女』に手を差し出し、3人で深いキスを交しあった

その後時間と競争しながらも、3人でシャワーを流し合い、慌てて朝御飯を食べて『キャリアさん』と出勤して行った




3日振りに総務部の机に座ったが、課内での『お客様』感が増々増えた様に感じた
冗談を絡めて喋ってきていた『部下』も、俺の上司である筈の課長さえも丁寧な言葉で喋って来る

『居心地がまた振り出しに戻ったな…』

俺の代わりに仕事をしてくれていた、前任者に話を聞きながら居なかった間の流れを聞いた
説明だけで昼が来て、実務をこなすともう退社時間になっていた
周りの退社に合わせ俺も急いで片付けをすませ、会社を後にした

『オタク女』との待ち合わせに間に合わせる為、電気街へと急いだ
待ち合わせの10分前に間に合い、メイド喫茶へと入った

「いらっしゃいませ〜♪…あっ!マスターお帰りなさいませ♪」

「ははは…ややこしいだろ?フツーで良いよ?フツーで」

「ダメです!(笑)で、マスター…今日はお早いんですね?」

「ん?あぁ…ココで待ち合わせしてるからね(笑)」

「あれ?そーなんですか?お相手、来られてます?」

「ん…まだみたいだね…カウンター空いてる?」

「テーブル空いてますから…ゆったりとお座りになって下さいよぉ…」

「この後、買い物に行くから…それにソロソロお客さん増える時間だろ?良いよ…ありがとう…それとカレン居る?」

「今日はお休みで、店長が厨房入っていますよ?何か御用でも?」

「うん…ちょっとね…聞きたい事があったんだけどね…」

「明日は居ますよ♪で、コーヒーで宜しいですか?」

「うん!昨日みたいに旨いの頼むね♪」

「はい!頑張りますっ♪」

フロアーのコが作るのを見ながら、携帯を出して見たが『ボケメイド』からの返事はやっぱり来ていなかった
フロアーのコに昨日のヴァレンタインフェアのコトを聞きながら、コーヒーを飲んだ
約束の時間が20分過ぎても『オタク女』が来なかった

『道に迷ったか?』

店の外に出て電話すると、スグに『オタク女』出た

「ごめんなさいっ!今、家なのっ!さっき電話があって、おじいちゃんが倒れたって…」

「え?そうなのか?で、容態は?」

「脳硬塞らしいけど…まだ意識が…」

「そりゃあ大変だ…親父さんに代わってもらえるか?」

「うん…ちょっと待って…」

「もしもし…×××くんか?…すまんね…」

「いえ!それより御容態は?」

「まだ電話だけだから判らないんだよ…これから病院の方に行くつもりなんだけどね…」

「僕にお手伝いできる事があれば、遠慮なく仰ってください」

「いやいや…でも、ちょっとケイコも連れて行くつもりだけど…良いかね?」

「良いも悪いも無いですよ!どうぞどうぞ!何か判られたら、いつでも電話して下さいよ?」

「あぁ…すまないね…ケイコに代わるよ…」

「あ、はい!…もしもし?ケイコか?」

「…約束破ってごめんなさい…」

「馬鹿っ!そんなの良いから一緒に行って来いよ?着いて何か判ったら電話しろよ?」

「…うん…ごめんなさい…」

「良いからって!ちゃんとして行って来いよ?良いな?」

「…はぃ…本当にごめんね…」

「良いよ…じゃあね…オマエも気を付けて行って来いよ…電話切るぞ…じゃあな…」

『オタク女』 の 涙声と、親父さんの沈んだ声に、俺の気持ちも沈み込んだ
店に戻ると、フロアーのコが心配そうに俺を見た

「何かあったんです?」

「ん…ちょっと身内がね…コーヒーもう1杯頼むよ」

「はぃ…」

「あはは…心配しなくても大丈夫だよ…ついでに何か食べて帰るよ」

中から出て来た店長と挨拶を交し、真鍮線と人形の小物を買って家に戻った
真っ暗な家に帰るのも久々で、テーブルの上に放置された買い物袋で、『オタク女』の慌て振りを察した

『静かだな…』

ベッドに座り、少しぼーっとして、気付けにコーヒーを入れた
PGを開けて、順番にそってパーツを切り離し『合わせ』を整えながら『オタク女』からの連絡を待った

9時過ぎに『オタク女』が「意識が戻った」と嬉しそうに電話をしてきた

「でも姑くは付いててあげなきゃあダメなんだろ?」

「うん…でもコッチはおばあちゃんしかいないから…コッチに居ても良いですか?」

「当たり前だろ?大丈夫に決まってる…それよりあんまり無理するなよ?良いな?」

「はぃ…でも…明日からメグさんも出張で居ないのに…」

「気にすんなって言ってるだろ?(笑)じゃあキチンと面倒見てあげろよ?」

「はい…じゃあそろそろ切るね…」

「はいよ♪体に気を付けてな…じゃあおやすみ…」

電話を切って、椅子にもたれ溜息をついた

「あーあ…1週間は帰って来ないな…」

『キャリアさん』も帰って来ない俺の家はしーんと静まり帰っていて、自分の独り言が響いて聞こえた

『メグは明日の用意だろうな…』

風呂のスイッチを入れ、ネットを巡回したが気を引く様なモノは無くダラダラと1人の時間を潰していると、『十番隊隊長』からメールが来た
ひとしきりメールのヤリトリをして、俺が1人と判ると電話が掛かって来た

「だからさー…『奥さん』も『嫁』も居ないなら日曜暇なんだろ?イベント来いよー…合わせしよーぜ?」

「だーかーらーアレは俺のじゃないってんだろ?(笑)着せられただけだし(笑)」

「どーせ来てるだろうから、また借りれば良いじゃんか?来いよー…」

「気が向いたらな(笑)」

「絶対来いよ!イイモンやるからさっ!」

「イイモン?なんだそりゃ?」

「来ればわかるっ!んじゃぁ来いよぉ〜待ってるぜっ!じゃぁなっ!」

「おいっ!…って切りゃあがったか…30過ぎのオッサンにまた変な格好させるつもりかよ?」


苦笑しながら、PGをチマチマと作り始めた
しかし気分が乗らず 、風呂に入ろうと立ち上がりかけた時に『キャリアさん』が出張道具を両手に帰ってきた

「聞いたわよ!ケイちゃんのお爺さんが大変なんでしょ?アナタ行かなくて良いの?」

「まぁな…アイツの田舎知らないし…まぁ親御さん達が帰って来たら御見舞い持って行くけどな…今はアッチも気が回らない状態だからな…お爺さんが安定してから御見舞い行くよ」

「そーね…ね?ワタシの代休の時に一緒に行かない?来週はワンフェ○なんでしょ?」

「ワンフェ○は人が馬鹿みたいに多いからどーでも良いよ…それにオマエが代休でも俺は休みじゃないだろが?」

「有休沢山あるでしょ?休めば良いじゃ無い?元気になってから行っても恥ずかしいだけでしょ?」

「ってかさ…オマエが行く方が不思議に思われるよ?」

「親友ですって行くから良いの!で、お風呂に入るトコだったの?」

俺の手に持っている下着を見て『キャリアさん』が訊ねた

「ん?ああ…そうだよ…これから入る」

「じゃあ入ってて!ケイちゃんの代わりに背中流してあげるわよ♪」

『キャリアさん』はそう言うと居間に荷物を持って行った
俺が風呂に入って居ると、剃刀を持って入って来た

「これでワタシの剃って…」

『キャリアさん』はそう言うと、お湯を体に掛け、股間を泡立てた

「マジかよ?」

「明日から出張でしょ?アナタに剃って欲しいのよ…ケイちゃんみたいに…」

「アイツのは元々少ないからな…それにレーザー脱毛までしてるんだぞ?」

「え?そうなの?毎日アナタが剃ってるのかと思ったわ…」

「俺がシてんのは長くなった毛抜きだよ…少ししか生えて来ないからな…」

「まぁ良いわ…レーザーは今度やっておくから…取り敢えず剃って…」

「良いけどイキナリT字だと痛いと思うよ?引っ掛かるから…ちょっと洗って泡流しといて…」

シェーバーを持って来て、バリカンよろしく『キャリアさん』の陰毛を切った
その後をシェーバーで均し、泡立てて安全剃刀で、周りの毛を剃り落とした

「地味に黒いな…脱毛クリームの方が良かったんじゃないか?」

「脱毛クリームだと、粘膜が恐いじゃない?でも、剃刀だとケイちゃんみたいに『ツルツルスベスベ』じゃ無いわね…やっぱりレーザーで最終処理しないとダメね…ちょっとヒリヒリするし…」

『キャリアさん』は股間を広げて、自分の股を凝視した

「ね?触ってみて…どうかな?」

『キャリアさん』湯舟に入ってきながら、俺に股間を触らせた

「ちょっとチクチクしてるかな?後で、シェーバー当ててみるか?」

お風呂から上がって、シェーバーで、再び剃ってみた
剃り跡を軽く濡れタオルで拭き取り、『キャリアさん』は自分で土手を撫でて試していた

「微妙ね…チクチクしたらゴメンね…」

「ん…試してみよっか?」

俺は舌で剃り跡を舐め、感触を試した

「少し引っ掛かるね…舐められて痛いか?」

「ううん…痛くはないけど…なんだか男の人の顎みたいね…」

「足広げてみろよ…」

『キャリアさん』に足を広げさせ、股間を舌で舐め回した
ザラザラまではしないが、少しチクチクした

「そこっ…剃って…無いわよ…あ…もう…何で止めるの?痛い?」

「ん?デジカメで撮っておこうと思ってさ(笑)取ってくるから髪をオサゲにしといてくれよ(笑)それとブルマー姿でな!」

「何よっ!ロリロリは趣味じゃ無いってたくせに!(笑)」

急いでデジカメを持って居間に戻り、『キャリアさん』を撮り始めた
オサゲにした『キャリアさん』に少しAVっぽい感じで、色々ポーズをとらせた

「『萌え〜〜〜っ』ってのとはちょっと違うかもな…でも、掲示板に貼ったら面白いかもな♪」

「止めてよ?冗談でもシャレにならないわ(笑)」

「でも可愛いぞ?中学生みたいで(笑)」

「まだまだイケルってコトかしら?それともガキンチョってコト?どっちよ?」

「さてね?チョットづつエロくしていこうか?ブルマーの上からスジにそってオナニーしろよ…そーそーそんな感じ…」

20枚程撮ったが、いつものノリにはならなかった

「ケイちゃん居ないと、こーゆーのって気分ノらないわねー…」

「おのれ!コレでもかっ!」

『キャリアさん』を押し倒し、口に舌を入れ、体操着の上から小さな胸を撫で、足を股間に割り入れた
『キャリアさん』も舌を絡ませ、俺の頭を引き寄せた
暫くキスを堪能し、やがて胸に舌を這わせ、股間から足の先まで舌で舐め回した
『キャリアさん』はゆっくりとした愛撫に身を任せ、静かに快感を味わっていた
はだけた体操着姿をデジカメに納めながら、愛撫を続け、ローターでオナニーをさせた

『キャリアさん』が軽くイった後、全裸にして何枚か撮り、モノをペロペロと舐めさせた
徐々にノってきた『キャリアさん』は、モノをせがみながら自分の指を股間に突っ込んでオナニーを始めた

「欲しいか?」

「はぃ…チ○ポ欲しぃ…です…お願い…チ○ポ入れて…ください…」

「どっちに欲しい?」

「マ○コ…マ○コに…チ○ポ入れて…欲しいの…お願い…マ○コに…チ○ポ入れて…ください…ヌルヌルの…メグのマ○コに…お願い…します…」

「いつもと違うな…ケイコみたいだぞ?…ほらっ!」

「いっひっ…そんな…コトっ…無いのっ…いつもは…ケイちゃんが…居るから…あはっ…ホントは…ワタシ…だって…甘えたい…ものっ…そこっイイッ!…あーーー…だから…今日…剃ってもらった…のっ…………んはぁ…あー…イイ…ずっと…シたい…今日は…2人…きりだもの…ん…んっ…ん…はぁっ…好き…大好き…今日は…ワタシだけの…御主人…さま…うくっ!…あっ!ああっ!…そんなに…シたらっ!スグ…イッちゃうっ!ダメっ!ゆっくりっ!…シてっ…あはっっ!イイッ!イッちゃうっ!…もっ…イッ…クゥッ…あ!あ!あ!あっ!…イッ!イッ……………クッ………ぅっっ……」

『キャリアさん』は身をくねらせたかと思うと、固まり、グッタリとした
俺は『キャリアさん』を繋がったまま上にしてやり、俺に身を任せてグッタリとしている『キャリアさん』の頭を撫でながらキスをした

『キャリアさん』が舌を絡ませて来たのを合図に、『キャリアさん』の腰を持ち、前後に動かした
また感じ始めた『キャリアさん』は起き上がって腰を降り始めた
俺が小さなお尻を叩くと「きゃうきゃう」と言いながら、体を上下に揺すり、その激しさを増した

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!イッ!イイッ!チ○ポが…チ○ポが擦れてっ!イイッ!チ○ポ…チ○ポがっ!当るのっ!…あっ!ああっっ!イッ!イクッ!…また…イッちゃうっ!イッちゃうのっ!…はっ…あっ…」

『キャリアさん』は上下するのを止め、カクカクと腰を素早く前後に振り、後ろに仰け反りながら上半身をビクビクさせ、口を大きく開けてイッた

口を大きく開け、痙攣している『キャリアさん』の姿をデジカメに納めながら、モノを抜き、開いたままの口へと入れた

足を伸ばさせ、俺の太股に『キャリアさん』の頭をくわえさせたまま乗せ、前後に揺すった
時々、嗚咽しながらも俺のモノを口にくわえたまま、舌を這わせて吸い続け、俺はだらしなく弛んだ『キャリアさん』の顔に興奮し、喉へ精液を流し込んだ

『キャリアさん』は口の端から垂れた精液を指で口へ入れて飲み干し、そのままモノをしゃぶり続けた
俺は道具箱に手を伸ばし、ローションを取り出し、『キャリアさん』のクリトリスを舐めながらアナルを弄り始めた

ローションを塗った指を入れ、アナルを広げ、『キャリアさん』にお尻を突き出させてモノを突き入れた

「あっ…ぐ…あ…あ…オシリに…入って…くる…あ…あ…ゆっくり…動いて…まだ…痛い…よ…あっ!ダメ!…裂けちゃうっ…ゆっくり…お願い…します…あがっ…いっ…たい…ん…んっ…んっ…ああっ…」

ローションを更につけスベリを良くしてモノを徐々に早く、奥まで突っ込んだ

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!ああっ!…気持ち…イイッ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!…奥が…奥がイイッ!…あっ!マ○コ触ったらっ…ダメっ!そんな……また…イッちゃうよっ!…オシリでっ…イッちゃう…マ○コの指とっ…オシリのチ○ポが当って……イッ!イイッ!…ああっっ!イッ!イクッ!イクよ?…イッちゃうよ〜〜〜〜っ…あがっ!イッ!イヒッ!イクッ!イクッ!イクゥッッッッ…………………ってる…イッてるの…も…イッてる…の……………ダメっ!…狂っちゃうっ!…イヒッ…あは…あは…あは…キャウ…キャウ…キャウ…イヒィーーーー…あ…あ…あ…あ…あ…あ…あ…あ…」

『キャリアさん』は頭を振りながら腰をひたすら振り続け涎を垂らした
モノからアナルに精液を放出すると、ガクガクと震え崩れ落ちた
俺はティッシュで、『キャリアさん』のお尻と俺のモノを拭き、イッたままの『キャリアさん』の口にまたモノを突っ込んだ

ゆっくりと弱々しく舌を這わせ、俺の股間を綺麗に舐め、モノをゆっくりとしゃぶり続けた
そして再びモノが硬くなると、『キャリアさん』を抱きかかえて座らせ、モノを突っ込んだ

「もう…ダメ…動けない…」

「そー言ってる割に腰が動いてるぞ?」

「勝手に…動いてるの…もう…ダメ…なのに…」

「そうか?マ○コはまだまだ欲しいって言って涎垂らしてるぞ?」

「あは…狂っちゃう…狂っちゃうよ…もう…アナタしか…ダメなの…もっと…もっと…狂わせて!」

「結局、欲しいんだな?(笑)」

「欲しい…よ…アナタの…チ○ポが…チ○ポが…欲しいの…精液も…もっと…」

「じゃあ…ケツを振れよ…ほらっ!」

『キャリアさん』のお尻をパンパン叩きながら体を上下に揺すってやった

「イヒッ!イヒッ!イヒッ!イヒのぉ〜〜〜…もっと…オシリ…叩いてぇぇー…」

『キャリアさん』は腰をグルグル回し、俺の体にしがみつき肩や首にキスをしたり咬んだりしまくった

「イーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!ィクッッッ!……あ…はっ……お……お………」

大股を広げて、股間を俺に押し当て、腰を細かく回し痙攣したかと思うと潮を吹き、声も出さず口から舌を出したままイッた

もう少しでイキそうだった俺はフニャフニャになった『キャリアさん』を上下させ、出そうになると『キャリアさん』を横にし、舌にモノを乗せ精液を口内へ流し込んだ

汗だくになったまま横たわり、『キャリアさん』を抱き寄せ体中にキスをしてやった




後になって思った事だが、この日『キャリアさん』に優しい気持ちでセックスしなかったのは、多分『キャリアさん』に対する気持ちが強くなる事を避けた…そう思える程荒々しいセックスをし、朝起きた時には『キャリアさん』のオシリは腫れて内出血をしていた

2人で 朝風呂に入って汗を流し、『キャリアさん』に朝の御奉仕を『オタク女』の代わりにさせた
『キャリアさん』を駅まで送り、会社に出勤した

昨日の残りを済ませ、昼に『オタク女』にその後の容態を聞き、そのコトを親父に電話を掛けて話した

「うん…今週末辺りに容態が安定してたら見舞いに行くよ…ん?…ああ…伝えとく…ん…じゃあ何かあったらまた電話するよ…ああ…じゃあ…」

昼からは暇に任せて資料を漁り、自分のパソコンにデータを入力し続けた
時間はあっという間に過ぎ、退社時間になった

帰りにメイド喫茶に寄り、カレンを問いただした

「で、この2枚目のカードって何だったの?一応行ったんだけどな…メールも返事来なかったし、電話も無いし…」

「えーーーーーっと…ちょっとカード貸して下さい」

『ボケメイド』はカードをストーブにかざして炙った

「2枚共、炙り出しだったんですよ…あはははは…ほらっ」

「あはははは…ぢゃ無いっ!そんなのヒント無しで判るかっ!」

『ボケメイド』はカードを差し出し、正解を見せた

“○○駅 のコインロッカーにプレゼントあります 見つけたら 0×0△△△△□□□□ まで電話してね☆”
“明日の ○○:△△ にお時間あれば ○○○○○ に来て下さい 休みなんでデートできますわよん☆”

「あのな…判って無いのモロ判りだったろ?何度も電話してんだから…それにメールまで送ってるんだし…」

「不正解だったので、また来年ってコトで!」

「まぁ良いけど…また一昨日みたいに襲われてたらかなわんからな…」

「ひゅーひゅー♪このエロ男っ!」

「オマエが言うか?」

「でも残念…昨日のドレス姿見せたかったのにのに…」

「赤いジャージでも着てたか?この寒空の下で…」

「え?見たの?どこで?」

「まさかマジか?」

「そんなヤツおらへんやろ?」

「……チッチキチーは判った…じゃあ席に戻るわ…」

「えーーーー…敗者復活もアリアリなのにぃー…」

「来年頑張るわ(笑)」

楽しくカウンターでフロアーのコと話をしていると、厨房からじーっと覗く『ボケメイド』の姿が見えた
気付いてないフリをして、フロアーのコに「厨房の方にサッ!っと振り向いてみ…変なヤツが居るよ?」囁くと、素早く振り返り、見つかった『ボケメイド』は慌てて引っ込んだ
終いに、店長に見つかり、厨房に引きずり込まれ説教をくらった様だった

メイド喫茶を後にして、メ○ンブックスに寄り『十番隊隊長』を探した
『十番隊隊長』に声を掛けようと思ったが、レジに居た為、躊躇し声を掛けなかった
暫く中で、ロボ系の本を漁り、単行本を2冊持ってレジに行って挨拶だけして帰った

家に帰り、PGの組み立てを進めていると、『十番隊隊長』からメールが来た

“いきなり店に来るんじゃねぇっ!”

“へ?なんで?”

“次回からは来る前に連絡しろっ!でねーと話もできんだろがっっ!o(--)=O)T3T)ノ☆”

“ありゃ?話したかったのけ?(笑)”

“日曜の件があったろがっ!(♯`ω´)―θ☆(#ノ__ __)ノグヘッ!”

“・.:*:`☆<< ヽ(*´Д`)ノバリア>>☆:"・*:・”

“あのな…トシ考えろよ…でな…明日ヒマか?”

“ヒマちゃっヒマだけど?”

“オイラも明日バイト休みだっ!んでな…明日撮影会すんだけど来ねーか?”

“へ?何の?”

“ブリー○に決まってるだろっっ!”

“だーかーらー衣装持ってねーってばっ!”

“案ずるなっ!例のカメコのおねーさんも来る!それと黒のスーツ持ってるか?”

“あのな…社会人だから持ってるって…”

“じゃあ着て来いよ〜♪○○○○○スタジオだからなっ!”

“場所知らん(爆)”

“面倒臭せーなー…明日あさ9時に◯◯◯◯駅の東口なっ!絶対来いよ?じゃあな!オイラはバイトに戻る!”

『撮影会ね…あれって屋外とかラブホとかペンションみたいなトコでするんじゃなかったっけ?』

ネットでイロイロ見て回わった

『女の子同士は多いけど…男…ってかオッサンなんかいねーぞ?大丈夫なのかねぇ?』

PGをまた作り始めると、今度は『キャリアさん』から写メが届いた

“どう?独りぼっちで寂しくない? これでも見て紛らわせてね♪”

『キャリアさん』のスーツ姿の顔写真や雪ダルマやらが送られてきた

“やっぱ北海道はかなり雪積もってるみたいだねぇー… 寒さ大丈夫か?”

“そりゃあ寒いわよ!防寒着で大荷物になりそうよ…(×_×;)”

“今、1人か?”

“そうだけど 何?”

『キャリアさん』に電話を掛けた

「いや…別に用事は無いけどね(笑)家に誰も居ないと黙ったマンマだからさ…うん…うん…あらら…大変だな…今日は珍しくシラフなんだな(笑)…え?…ああ…そーなんだ?…ふーん…え?…ああ…見た見た…へ?…フツーだよ?…いや…大丈夫だって(笑)…え?…カレンの事か?…馬鹿か?…しねーよ(笑)…アイツだって働いてんだからさ…土日は働くのがサービス業の定めだよ(笑)…いや…有り得ん(笑)…あ?そーなの?…ははは…期待せずに待ってるよ(笑)あーはいはい…ん…じゃあな…酒は控えろよ?…はい…はい…じゃあね…」

キリの良い所までガンプラを作り続け、風呂に入って素直に眠った

朝ゆっくり起きると、股間が異様に元気だったが、構わず顔を洗いコーヒーを作った
7時半になり、着替えをしようとすると、また前が膨らんでいる事に気付いた

『一応女の子がいる訳だし…袴穿いてる時になったらヤバイか?』

『オタク女』と『キャリアさん』の画像をオカズにして2発抜いたが、まだ膨張感が残っていた

『まぁ…ケイコじゃないから大丈夫だろ?(笑)』

コートを着込んで駅へと向かった
約束の10分前に着いたが、既に『十番隊隊長』は女の子2人を余所にイライラしながら待っていた

「よう!オハヨ♪」

「おっ!来たなっ!来ねーかと思ったぞ?連絡ねーんだもん…」

「ああ!それでイライラしてたのか?」

「いや!それとは別だっ!例のおねーさんが昼からでないと無理らしいのさ…他の参加者は先に行ってると思うんだけど…カメコがいねーとなー…」

「デジカメ一応持って来たから撮ってやるよ♪俺は着替えなくて済みそーだし♪」

「んだかなー…それってリモコン付きか?」

「ん?シャッターなら出来るぞ?」

「スタジオに三脚あればなんとかなるかな?…スーツ姿の絡み撮れるかもな…」

「それは良いけど…スタジオって何処なの?遠い?」

「ん?大した事無いよ…じゃあオマエも来たし…行くかぁ」

『十番隊隊長』が先頭で、2人の女の子、俺の順番で歩いた
スタジオは駅から15分程の雑居ビルにあった
中に入ると殺風景な感じのスタジオで、幕が何枚か下がっていた
備品の中にゴツイ三脚を見つけ、俺のしょぼいデジカメを取り付けた

『十番隊隊長』にズラを渡され、ネクタイを外す様にと指示された
控え室みたいな感じで小さな部屋が2つあり、女の子2人が1部屋使い、もうひと部屋は『十番隊隊長』と俺の割り当てになった

10時になって、5人のカメコさんが来て撮影会が始まった
メインはどうやらメイド服のコスだったようで、『十番隊隊長』もメイド服を着て、カメコの要望に応えていた
俺も、『十番隊隊長』や女の子達をカメコさん達と一緒に撮った
昼になり、12人に増えた俺達は、ぞろぞろとファミレスに行き、小一時間程、談話に盛上がった

俺は横で聞いているという感じだったが、電気街のメイド喫茶の話には聞き耳を立てた

「だんだん良くなってるけど…あんましオタク向けって感じじゃないんだよなー…メイド服がもうちょっと可愛ければ良いのに…」
「でも、店長さんイイ!あれでメガネ掛けてたらサイコー!」
「ワタシもメイド喫茶で働きたいんですけどねー…新しいトコ出来ないんですかね〜?」
「アキバみたいにじゃんじゃん出来れば良いのになー…ああ!メイド喫茶巡りしてーっ!」
「そう言えばさ…あそこってオーナーの他にマスターってのが居るらしいよ?」
「え?何それ?店長さん以外にマスターって何?」
「さー?でもスタッフのメイドさんが言ってたんだから、別に居るんじゃないの?」
「マネージャーとか?」
「あそこって1件しかねーじゃん(笑)マネージャーとか居ないでしょ?」
「ただの噂じゃないの?」
「いや!俺の連れが1人だけ特別メニュー喰ってるの見たらしい…良くカウンターに座ってるらしいよ?」
 ・
 ・
 ・
『マズイかも…んー正体明かしてもなー…聞かなかったコトにしよう…(笑)』

昼からは女の子達はオハコのコスを着て撮影されていた
オレ達は、遅れてやってきたカメコさんの撮影で非常階段や屋上で撮影された

「あーーーー…寒みぃーーーーーっ…」

厚底を履いて背が伸びた『十番隊隊長』がガタガタ震えていた
合間、合間に俺のコートの中に潜って来た

「コート閉めてくれよ!寒みぃーからさっ!」

スーツ姿で、シャツをはだけさせていたから当たり前と言えば当たり前だ

「で、袴に着替えるて、また外で撮るのか?」

俺に体を擦り付けてくる『十番隊隊長』に聞いた

「あ?あれは中でやるよ…ってかカメコのおねーさんがもう直、帰っちゃうんだよなー…ココも3時までだし…」

「どっか余所でやるのか?」

「んーーー…まあ後で考えるわ…取り敢えず着替えに降りよう!」

俺のコートから出ようともせずに、歩き始めた
通路に入って『十番隊隊長』は俺のコートから飛び出し、控え室に入って行った
後ろ姿を改めて見ると結構大きめのお尻をしているコトに気付いた

「着替えたら言えよー…」

外から声を掛けた
5分後位に中から声が掛かり、入っていった
『十番隊隊長』は相変わらず鳥肌を立てたままだった

「あー…寒みぃー…」

ガタガタ震えている『十番隊隊長』を笑いながら、椅子に座った
すると『十番隊隊長』は俺の膝の上に乗り、再びコートの中に入って来て、俺に背を向け体を揺すった
柔らかい、張りのあるお尻が俺の股間に当る
股間が硬くなりつつあったので、降ろそうとしたが『十番隊隊長』は譲らなかった

やがて俺の股間は硬くなり、『十番隊隊長』のお尻に当り始めた
異様な感触を感じ取ったのか、『十番隊隊長』動くのを止めた
静かになった『十番隊隊長』は、少しモジモジして膝から降りた
その後、俺は着替えさせられ、スタジオで日本刀での絡みを女の子達の横で撮影され、撮影会は終了した

「んで…どーするよ?今日は止めとくか?」

「んーーー…1式借りたから撮りたいんだけどなー…明日はまたバイトがあるし…仕方ないっ!行くぞ!」

「へ?やるの?」

「良いからっ!ついて来い!」

他の方達に挨拶を済ませ、2人で出て行った
『十番隊隊長』がスタスタ歩き、着いた先はラブホだった

「え?ひょっとしてヤオイ本の絡みみたいなの撮るのか?」

「気にするな!フリだけだから(笑)」

狭いベットだけみたいな部屋に行き、『十番隊隊長』はスーツ姿に着替えた
ヤオイのポーズを取りながらリモコンで写真を撮り始めた
頬を当てたり、キスの真似事をしたり、俺に寄り掛かってきたりしながら撮影を進めた
中のシャツのボタンを全て外し、ズボンのファスナーを降ろしているシーンで、俺のモノが完全に硬くなってしまった
その後のキスの真似事の時に、『十番隊隊長』は俺と顔の位置をあわせる為に、俺の股間の上にお尻を乗せた

硬くなっているのは判った筈だが、『十番隊隊長』はお尻を俺のモノに添わせて顔を近付けてきた
そして、抱きかかえている格好の俺の手は片方は胸の下の素肌に、片方は『十番隊隊長』の内股へ持っていかれた
『十番隊隊長』は顔を紅潮させていた
次第に顔が近付き、唇が触れそうな距離で、『十番隊隊長』が溜息をつき目を閉じた
デジカメのピピッとシャッターの切れる音が響いた

俺がキスしたのか、『十番隊隊長』がキスをしたのか判らないが、次の瞬間唇を重ねていた
俺の手は気付くと『十番隊隊長』の胸と股間を触っていた

『十番隊隊長』は下手なキスを繰り返し、鼻息荒く身悶えだした
俺は『十番隊隊長』のズボンのファスナーを降ろし、手を股間に伸ばした
じっとりっとパンティは染み、匂いが上がってきた

『オタク女』を襲った時の様な匂いに興奮し、『十番隊隊長』の下半身を露にした
そして、俺のモノを触らせながらスーツとシャツを脱がして全裸にした

俺もズボンを脱ぎ、モノを『十番隊隊長』の目の前に突き出した

「ほら…コレが本物だ…」

『十番隊隊長』は吸い寄せられる様に見つめ、やがて自分で描いているヤオイ本の様に舐め始めた
俺は『十番隊隊長』の股間を指で触りながら反応を見た
股間はずぶ濡れだったが、中に指を入れようとすると腰が退けた

『処女か…』

入り口当りを指でなぞり、徐々に中に指を入れていった
『十番隊隊長』は痛さを我慢したり、快感に酔いしれたりしながらモノをしゃぶり続けた
『十番隊隊長』に『オタク女』を感じたのか、精液が勢い良く『十番隊隊長』の口の中に放出された
精液を飲ませ、俺の股間を綺麗にさせた

足を開かせ、股間に少し萎えたモノを押し当て、ゆっくりと馴染ませた
だが、やっぱり痛いのか、腰が退け、顔も強ばっていた
20分程繰り替えしただろうか?ヌルヌルの股間に、硬くなったモノの亀頭を入れた
『十番隊隊長』はビクッっと腰を退かせたが、亀頭はすっぽり中に入った

小刻みに亀頭を出し入れし続けた
『十番隊隊長』は俺にしがみつき必死に耐えた
徐々に、慣れてきた『十番隊隊長』の手の力が弛んだ時に、一気にモノを中に突っ込んだ

「ひぃっ!痛い!痛いよっ!」

『十番隊隊長』の頭はベッドの端に当り、もう上には逃げれなかった
少しの間じっとしてやり、キスをしたまま、ゆっくりと前後を始めた

「どうだ?痛むか?」

「痛い…痛いよ…じっとして…」

「いつもの口調じゃないな(笑)えらく可愛いよ」

「…いっ…た…あっ!…痛い…痛いよ…」

「オマエの本とは随分違うセリフだな(笑)オマエのだと最初でもイッてるじゃんか(笑)マンガみたいにシてないのが悪いのかな?(笑)」

そう言うと俺はスピードを上げて突き始めた
『十番隊隊長』は必死に我慢して、口を閉じていた
それでも俺が奥まで突くと悲鳴をあげた

「どーして欲しい?」

「ゆっくりして…」

「ゆっくりシて下さい…だろ?」

「ゆっくりシテ下さい…」

「これ位か?」

更にスピードを上げて突いてやった

「ヤッ!ダメッ!違うっ!痛いっ!痛いよっっ!お願いっ!ゆっくりっ!ゆっくりっ!シて下さいっっ!お願いしますっ!」

俺はその後もゆっくりシたり、早くシたりしながら『十番隊隊長』を馴らしていった
そして、慣れ始めた頃に袴姿にさせ、袴の横から手を入れ『十番隊隊長』の股間を触り、脱がせながら舌で意外な程大きいクリトリスを執拗に攻めてイカセた

余韻が残る『十番隊隊長』を抱き、モノを再び中へと入れた

「どうだ?リアルは?オマエのマンガのノリだとこーゆー具合だ…最初じゃイケやしないよ…判ったかい?」

「はぃ…」

あまり痛みを与えない様にゆっくりと腰を動かし続けた

「これ位だと、痛みは少ないだろ?」

「うん…いや…はい…」

「妙に女の子女の子してるな(笑)俺の前ではいつもそーしろよ?」

「はぃ…」

「良いコだ…」

『十番隊隊長』の頭を撫でながらキスをしてやる
妄想とリンクしたのか、大きな溜息をついた

俺はモノを抜き、デジカメで嫌がる『十番隊隊長』を余す所無く撮った

「オマエのマンガにイッパイ出て来るチ○ポだ…舐めろ」

「はぃ…」

デジカメの作動音が鳴り続け、『十番隊隊長』の妄想も頂点に達したのか、自分のクリトリスを摘んで伸ばしたりしながら舐め始めた

「ふーん…だからオマエのは異様にデカクなってんのか…」

「………」

「どれ…」

『十番隊隊長』と69の形になり、お互いを吸い始めた
『十番隊隊長』の汁は薄らと血の味と匂いがしたが、気になる程ではなかった

処女だったとは思えない程、捲れて勃起しているクリトリスを啜ってやった
『十番隊隊長』はそれに反応しながら、俺のモノを舌でベロベロと舐め回した

『歪んだ性知識しか持ってないなー…何見て覚えたんだ?(笑)』

中指を入れGスポットを刺激してみた
クリトリスに比べると反応は無いに等しかったが、感じてはいる様子だった
再び、モノを『十番隊隊長』の中に入れ、Gスポット辺りを突いた
苦痛の表情はタマにしか出て来ない

休憩を入れてはクンニでイカセ、モノを突っ込み、また休憩入れてはクンニでイカセ…
4時間も繰り返して続けた頃には、Gスポットに当るモノで少しは感じ始めていた

流石に疲れた俺はラストスパートをかけて突き上げ『十番隊隊長』の口に精液を流し込んだ

結局『十番隊隊長』をモノではイカセれなかった
俺の股間を綺麗にシ終えると、甘えて来る『十番隊隊長』を見たとたん後悔をした

『まずいな…手を出してしまったよ…あーーー…俺ってバカ…ケイコに何て言えば良いんだろ?…言えないよな…コレばっかりは…』

『十番隊隊長』は俺がそんなコトを思っているとも知らないで

「なぁ…明日も会えるよな…嫁さんも奥さんも居ないんだろ?…イベントは良いからコーして居たい…」

「明日この衣装とか三脚返さないとダメだろ?イベントには俺も行くから、お前もいつも通りはしゃいでろよ…」

「うん…判った…言っておくけど、後悔なんかしてないよ?…イイモンやるって言ってたろ?…」

『…そーゆーコト?イイモンってオマエの処女ってコトだったのか?ハメラレタってコトか…』

俺は目の前が真っ暗になった気がした





『十番隊隊長』と駅で別れたのは10時を回っていた
足取り重く家に帰り、真面目に色々と考えてみたが、何も思いつかなかった

『オタク女』からメールも電話も無かったので、こちらからメールをしてみた
コーヒーを入れている間に、返事が来て、『オタク女』はまだ病院に居る様だった
他愛のないメールのヤリトリを済ますと、今度は『キャリアさん』からメールが来た
2人とメールを交し、また1人の時間に戻ると、今後の事を考えずにはいられなかった

確かに2人共が、俺に好きな様にすれば良いとはいつも言っているが、それは2人の間でのみの話だと俺は思っていた
だから、他には安易に流されない様にしてきたつもりだし、それ程『オタク女』の事を真剣に思っていた
俺は『十番隊隊長』とシてしまった言い訳を、『寂しさ』と『性欲』の2つの理由に求めようとしたが、それ以外にも『自分の居る異常な状況から逃れたい』、『キャリアさん』に対する想いの増大に対する自己嫌悪からの逃避というという無責任で優柔不断で脆弱な自分を否定出来ない事に気付いた

しかし、その相手に『十番隊隊長』を選ぶのは明らかに間違っている
『十番隊隊長』は俺に『相手』がいる事を知っていながら身を差し出したのだから…

俺は袴を綺麗にたたみ直し、デジカメのデータをパソコンに移した
『マトモ』な写真を選びメモリースティックに入れた

「寝るか…」

独り言を呟き、早過ぎる時間に眠りに着いた


早く寝れば、それだけ早く目が覚めるのは体内時計が正確という事なのだろうか?
夜が白む前に目が覚めた
起き抜けに、たたんで置いてある袴を見ると、気が重くなった
ベッドでゴロゴロしてみたが、再び眠れそうも無かったので、諦めてコーヒーを作りパソコンに向かった
画像掲示板を巡回し、『勇者』のサイトや『十番隊隊長』のHPを覗いて見た

特に変わったトコロも無く、ブラウザを閉じて『オタク女』の写真を広げた
ニコニコ笑っている『オタク女』の画像を見て、俺は後ろめたさを感じた

「そうだよな…オマエとの始まりだって、俺の欲情からだもんな…でもな…だから…余計にオマエのコト…大事にしてやりたいんだけどな…自分勝手だよな…」

ベッドに仰向けになって、天井をボーっと見つめた
いつの間にか、寝ていたようで、肌寒さで目が覚めた
慌てて時計を見ると8時を過ぎていた
ヒーロータイムを途中から見始め、終わると軽い朝飯を作って喰った

ビルの中にあるイベント会場に11時に着き、のんびりと中に入った
真っ先に、コス衣装1式と三脚を返すべく『カメコのお姉さん』を探し歩いたが、女の子ばっかりで、まだ落ち着いてもいない会場では見つかる筈も無かった

『俺もカメラ登録しとくか…』

登録の列に並び、しょぼいデジカメを見せて、注意事項を聞いた
スタッフの目は俺のデジカメよりも、日本刀の柄が見えている大きめのバッグの方に向いていた
コスプレゾーンの壁にもたれて立っていると、前回集合写真を一緒に撮ったコが話し掛けて来た

「おはようございますっ♪今日は藍○隊長しないんですかぁ?」

「一応衣装はココにあるんですけどね(笑)持ち主が見つからないもんで…(笑)」

「持ち主?相方さんですか?」

「いえいえ…昨日撮影会に行った時に借りて…先に帰られたんで、返せてないんですよ…えっとね…この前は石○してた…」

「ああっ!まだお会いしてませんよ…ひょっとしたらサークル参加されてるかもです」

「え?本当ですか?じゃあぶらぶら見て回ります…ありがとう」

バッグが邪魔にならない様に気にしながら、グルっと1周したが会えず、また壁に戻った

『ヤオイばっかか?…んーーー…見るモンねーしなぁー…』

少しは見晴しが良くなったので、『十番隊隊長』も探してみた

『チビ過ぎて見当たらんな…』

取り敢えず、この前写真を一緒に撮ったレイヤーさんが何人かかたまっているのを発見し、そこへと向かった
挨拶を交し、『カメコのお姉さん』のコトを聞いてみると、どうやら彼女はまだ来てないらしい
事情も聞かない勢いで着替えを勧められ、登録させられ、着替える羽目になった

着替えを済ませると、ギ○のコスのコと合わせを撮られたりして時間は過ぎて行った
30分程経って、解放されると『カメコのお姉さん』がいつの間にかカメコの仲間入りをしていた

「声掛けて下さいよ…探していたんですよ?(笑)」

「ちょっと忘れ物を取りに帰ったらこんな時間になってしまったんですよぉー…ゴメンナサイ」

「取り敢えず、昨日お借りした、三脚お返ししますね…それと、この衣装も着替えて来ますから…」

「いえいえ…今日も相方が来れ無いんで…折角ですから着てて下さいな♪」

『カメコのお姉さん』と話をしていると走ってくる足音が聞こえた
日本刀の柄を握り、腰を下げ、鞘を上げ、後ろに伸ばすと、手に衝撃が伝わった
あまりの衝撃に振り向いてみると、『十番隊隊長』が蹲っていた

「おいおい…大丈夫か?」

「まともに入った…」

「すごーーーい♪写真撮りたかった〜…残念ですっ!」

『十番隊隊長』をズルズルと引っ張って壁際に運び、正面に座った

「どうだ?痛むか?」

「もうちょっと…時間をくれ…ギタンギタンにしてやるから…」

「無理だと思うよ?俺、段持ちだから(笑)」

「有り得ねぇ…じゃあ死ぬ…ぐはぁっ…」

「大丈夫そうだな(笑)」

「大丈夫じゃねぇっ!や、優しくしろ…」

『十番隊隊長』は少し恥ずかしそうにそう言った
俺は横に座ると、カメラを向けているコに向かって笑いながら応え、小声で『十番隊隊長』に言い返した

「オマエの本だとそーじゃ無いだろ?」

「………」

『十番隊隊長』は昨日のコトを思い出したのか、顔を赤く染め、俺も股間に違和感を覚えた

「ちょっとトイレに行って来るわ…大人しくしてろよ?」

俺は独りでトイレに向かったが、参加者が9割くらい女の子と言う事もあり、男子トイレに『コチラも使って下さい』と貼紙がしてあった

『勘弁してくれ…下か上に行くしか無いな…』

階段を探し、下に行って見ると、廊下の明かりさえも点いていなかったので、安心してトイレに入ろうとした
人の気配を感じ、振り向くと『十番隊隊長』がついて来ていた
俺は、これ以上『十番隊隊長』と続かない様に、はぐらかすか、嫌われるかどっちかにしようと心に決めた

「何だよ?連れションか?(笑)」

「チゲーよっ!…あのな…昨日のコトなんだけど…」

「ああ!写真ならメモリースティックにマトモなヤツを厳選して入れたから…後でやるよ」

「うん…で、な…ちょっとダマシた様で…気になってんだ…」

「まぁ…な…俺も色々考えたよ…でも、俺の方が考え無しにしちゃったからな…悪いと思ってる…」

「なぁ…オイラの事…好きか?」

「んーーー…まだあんまりオマエの事、知らないしなぁー…でも欲情はするな!(笑)」

「馬鹿っ!冗談言うなっ!マジに答えてくれよ…」

「ん?マジだけどな?実際今も欲情してるぜ?ほら…」

『十番隊隊長』の手を掴み、股間へと持って行かせた
『十番隊隊長』は手を離そうとするが、俺は硬くなりつつあるモノに手を押し当てさせた
『十番隊隊長』は泣きそうな顔をしながら、俺を見つめ、真っ赤に顔を染め上げた

俺はトイレの個室に『十番隊隊長』を連れて入り、中から鍵を掛けた
『十番隊隊長』を座らせ、袴の紐を解き、モノを顔の前に出した
『十番隊隊長』は目と口を硬く閉じ、顔を反らした

「ん?どうした?オマエの本のままだぞ?嬉しいだろ?違うのか?」

「違うっ!違うもんっ!アレは本当のコトじゃないもんっ!」

「じゃあ昨日は何だよ?」

「昨日は…優しかったじゃないか…なのに…体だけみたいな言い方して…酷いよ…」

「ふーーーん…オマエに合わせてやったつもりなんだけどな?…まぁ良いよ…俺も萎えた(笑)じゃあな…」

『我ながら鬼畜野郎だな…泣かしちまった…』

俺は外に出て、もう1階下のトイレに入って用を済ました
会場に戻り、着替えを済ませ、『カメコのお姉さん』にお礼を言いながら暫く話をし、目を真っ赤にした『十番隊隊長』にメモリースティックを投げ渡して、会場を後にした

『まっ…これで終わりだろ?…でもホント…サイテーだな…』

駅に着き、路線図をぼーっと眺めた
家に真直ぐ帰りパソコンの電源を入れた
デスクトップに『オタク女』と『キャリアさん』が写し出された
暫く2人を見つめ、立ち上がって駅へと向かった

やはり黙っているのは、後ろめたさに耐え切れそうに無い、『十番隊隊長』に判ってて酷い事をした後の俺には無理の様だった
列車に揺られ、タクシーで、病院に着いたのは4時を回っていた
病室は聞いていたので、少し迷いながらも見つけれた
ノックをして中に入ると『オタク女』の姿があった

『オタク女』を見た途端、喜びが込み上げて来た
『オタク女』もニコニコしながら側に来た
お爺さんに俺を紹介し、お爺さんはすまなさそうな顔をして俺に挨拶をしてくれた
袖机に御見舞いを置き、暫くお爺さんと話をした
気を効かせたのか、『オタク女』に飲み物が飲める所に案内する様に、お爺さんが勧めた

俺達は、日曜日のガランとした購買の、自販機の側にある椅子に座って、コーヒーを飲んだ

「あのな…正直に言わないといけないコトがあるんだ…」

「はぃ…何でしょう?」

「実はな…昨日…イズルハっているだろ?例の『十番隊隊長』のコ…そのコとシてしまった…ゴメンッ!」

「……えへっ…良いですよ…ワタシはいつも言ってるじゃないですか?…でも…正直に言うと…悲しいです…だって…御主人さまが謝るって事は後悔しているんですよね?…それならシないで欲しいです…好きな方とシたならそれはそれでいいですけど…シて後悔なさる相手とはシないで下さいね…でないと、ワタシやメグさんも只の性欲処理の相手ってコトになりますから…」

「いや!オマエ等は違うよ!そんな性欲処理だなんて思っていないよ!俺は…」

「判ってます…そんなコト無いって…でもね…まだ2日しか離れて無いですけど、不安なんです…帰ったらメグさんが居なくて、代わりに知らないコが居るんじゃないかって…それだけは嫌です…」

「うん…考え無しにシてしまって…すまない…ヤツにもすまないとは思ってる…アイツに、これ以上期待させても、俺には応える事が出来ないって判ってた筈なんだがな…」

「メグさんも居ないですからね(笑)御奉仕させて欲しいです♪」

「馬鹿!病院だよ?」

「えへへぇ〜♪車椅子用のトイレが沢山ありますっ♪」

「オマエな…見ろ!変なコト言うから立ったじゃないか!(笑)」

「行きましょ♪」

「あーーー…情けねー…もうガチガチになってるよぉー…」

辺りを見回してイソイソと中に入ると、『オタク女』は直ぐに俺のズボンを降ろし、舐め始めた
5分と掛からず、精液を『オタク女』の口に大量に放出した
『オタク女』は精液を飲み干し、そのまま舐め続けた
俺は、またガチガチに立ったモノを『オタク女』の口から抜くと、『オタク女』を立たせ、キスをしながら生理パンツを脱がせた
『オタク女』の匂いが登って来て、俺の興奮度は更に上がった
手すりを持たせ、後ろから『オタク女』の股間を舐めてやった

「やだ…汚いですよぉ?…」

「オマエのだろ? 汚いもんか…」

汁が垂れ始め、『オタク女』は入れて欲しそうにお尻をクネクネさせた

「入れるよ?」

「はい…んっ!…んっ…あはっ…嬉しい…です…会いたかった…です…」

「俺も…オマエが居なくて…寂しかったよ…」

「えへっ…前の時…そんなコト…言わなかった…のにっ…あぁっ…」

「あの時は…言えなかったの!…俺がさせた様な…モンだしな…」

「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!…ダメっ!…声が出ちゃうっ!…気持ち良過ぎてっ!…あはっ!あはっ!あはっ!イイッ!イイのっ!…」

「口枷持ってくれば良かったかな?(笑)…汁も凄いぞ?…俺の足にも垂れてる…」

「あはっ!あはっ!あはっ!…だって…嬉しいのっ!…当分会えないと…思ってたもんっ!あーーーっ!イキそうっ!…も…イキそっ…イッ!イッ!イッ!イッ!イッ!イクッ!イクッ!イクッ!イッちゃうっ!イッちゃいますっ!…」

「俺も出そうだっ!出すぞっ!…中にっ!うっ…出るっ!…出るっ!…出るっ!…」

「ああっ!出してっ!精液っ…一杯っ!出してっ!」

「出たっ!出てるっ!…出てるぞっ!」

「イッ……ワタシの…中にっ…あぁぁぁぁぁっ…イッ…イ…イィィィィ……あはっ……」

『オタク女』と俺の股間と太股は潮と汁と精液でビシャビシャに濡れた
トイレットペーパーで粗方拭き取り、俺が、舐めて綺麗にしてやると、『オタク女』も綺麗に舐め上げてくれた
その後、キスを交し、外を覗いて誰も居ない事を確認して、トイレから出た
再びコーヒーを飲んで、お爺さんの病室に戻った

病室に戻ると、『オタク女』のお母さんが戻っていた
お礼の挨拶をされ、30分程話をして、俺はそろそろ家に戻る時間になった

「それではそろそろ失礼します…早くお元気になって下さいね…お母さんも、ケイコも体に気を付けて…では…」

『オタク女』は目に涙を浮かべていた
それを見ていた『オタク女』のお母さんが、堪らずに

「ケイコちゃん!コレ!家に持って帰って洗濯して来てっ!後、着替えも持って来て!後、お父さん達がちゃんと食べてるか見て来てよっ!」

普段ニコニコして余り喋らないお母さんが、一気に撒くし立て『オタク女』に鞄を渡した
『オタク女』は面喰らった様な顔をしたが、ニコニコしながら涙を流し

「うん!判った!ありがとう…お母さん…」

「良いから…頼んだわよ?明日メグさんが帰って来るんでしょ?だから、明後日キチンと帰って来てよ?」

「うん…ありがと…ゴメンね…」

「良いから!じゃあ×××ちゃん…ケイコを頼みます…」

「はい…ありがとうございます!」

2人で手を繋ぎ、病院を後にした
外で食事を済ませ、家に着いた
今朝までの寒々しかった家の中が、嘘の様に温かく感じられた

『オタク女』は洗濯を始め、俺は風呂を沸かし、いつもの様にコーヒーを入れた
そして、『オタク女』の側に行き、抱き合ってキスを交した




仕事の関係で更新が遅れました
御心配を掛け、申し訳ありません
時間の合間をぬって更新して参りますので、これからも宜しくお願い致します


α-G





数年振りに会った恋人の様に、激しく求め合い、疲れ果てていつの間にか眠ってしまった
気が付いた時には外は白み始め、遠くで車の通る音が聞こえて来た
隣に眠る『オタク女』の寝顔が、こんなに愛おしく思えたのは初めてだった

静かに『オタク女』を抱き寄せ、キスをした
『オタク女』は薄目を開けてニッコリ微笑んで、俺にゆっくりと抱き着き、キスをシ返してくれた

「このままずっと寝て居たいな…」

「ダメですよ?サボったりしちゃあ…」

「土曜に会いに行けば良かったな…」

「お爺ちゃんも、元気に喋れる様になったから…この週末には帰って来れますよ…」

「我慢できるかなー…」

「メグさんが今日帰って来るじゃないですか?」

「オマエとメグだと随分違うんだけどな(笑)俺がメグに行ってしまってても知らないぞ?」

「良いですよ?ワタシはワタシで頑張りますから♪」 

「頑張るって何を?」

「えへへぇ〜♪お邪魔しまぁ〜す♪」

『オタク女』は布団に潜り込んでモノをしゃぶり始めた

「おっ!おぃコラ…余計に休みたくなるだろ?…」

「じゃあ止めます♪」

「オマエ…意地悪くなったな…メグの悪影響だな…」

「いえ!御主人さまの影響ですっ♪えへっ♪」

「んなコトあるかっ!俺ならこうだっ!」

「きゃっ♪…んっ…んんっ…」

『オタク女』にキスをして、生理パンツを脱がし、指で股間を弄った
徐々に濡れて来るのを確認して、モノを『オタク女』の中に入れた
ずっとキスしたまま、腰を動かし続け、『オタク女』がイキそうになった辺りでモノを抜いてキスも止めた
そして『オタク女』を見て、ニヤリと笑った

「あーーーんっ!いじわるだぁ〜〜〜!」

「冗談だよ(笑)ほらっ!」

「あぐっ…あ…あ…ああっ!…イッ!イイッ!」

『オタク女』は今度はイこうと股間を押し当てて腰を振った

「やっぱりオマエが1番だよ…エロさも可愛さも…オマエのエロ顔だけでイキそうになる…」

「うれっ…しぃっ…も…イク…イクッ!イッちゃうっ!あっっ!はっっ!…イイィィィッ!イクッッッ!……イッ!………」

『オタク女』は潮を吹き、俺の股間を濡らした

「最近、良く潮吹きする様になったなー…」

「だっ…て…気持ち…良い…です…嫌…です…か?…」

「いいや…可愛いよ…オマエのイク顔もな…」

「えへっ…御主人…さまの…好みで…良かった…こんなに…大事に…思ってもらえるなんて…最初は思って無かった…です…」

「言ったろ?…オマエは俺のモノだ…ってさ…」

「はぃ…」

「それからずっとオマエだけで良かったんだけどな(笑)…でも、メグやカッシーが居たから…今の俺達になってるんだろうな…」

「もしも…居なかったら…どーなってますかね?(笑)」

「ん?…奴隷だろうね?(笑)でも、今時分にはもう結婚はしていると思うぞ?」

「えーーー?そうですかぁ?…まだの様な気がしますよぉ?」

「オマエの親父さんと、俺の親父が勝手に話を進めてるって!(笑)」

「あはっ♪それはそーかも(笑)…ね?…イズルハちゃん…どうするつもりなんですか?…まさかこのまま放置するんですか?」

「…そーするのが、1番だと思う…会わなけりゃ、熱も冷めるだろうし…っていうか、嫌われる様にシタからな…」

「気持ちを受け止めて、納得するまで付合ってあげないんですか?…」

「…なぁ…俺と結婚した後でも、そーやって言えるのか?」

「…言えます!ワタシの大好きな人だから!アナタが誰かとどうされようが、アナタの好きな人は否定しません!絶対に!」

久々に素の『オタク女』の声を聞いた様な気がした

『でも根本的に何か『オタク』発想なんだよね…オマエは…』
「ん…わかった…キチンと最後まで付合うよ…でも、もう嫌われてると思うぞ?」

「さぁ?(笑)そんなコト無いと思いますよ?(笑)だってワタシがそーですもん♪イズルハちゃんにシテ無いのは、フォローだけですもん(笑)」

「ってもなー…フォローする気が起きないんだけどねー…実際ヤバイだろ?…それにな…」

「はい?」

「オマエに似た体の匂いがするんだよ…その匂いで立ってしまう(笑)好きとか嫌いとかで無くてな…殆ど条件反射だな(笑)」

「えーーー?匂いますぅ?そんなコト無い筈なんですけどねー…ちゃんとキレイキレイしてるし…」

「俺だって自分の匂いって言われてもピンと来ないよ(笑)まっ…コーヒーの匂いって言われるんだろうけどな(笑)」

「んふふ〜…それだけじゃあないでしゅよ?…でも…説明は出来ませんっ!(笑)」

「そーだな…俺も説明できん…………なぁ?」

「はい?」

「入れたままなんだけど?」

「ちょっと元気不足になってますよね?」

「まぁな…堅い話したからな…」

「んふっ♪失礼しまぁ〜〜〜っす♪」

「おいおい…このままで…良いって…おい…」

俺に乗っかって、くるりと頭を再び潜らせ、股間を俺の顔の方に向けた
乾き掛かった、股間の匂いで俺のモノはガチガチに硬くなった

太股から股、股から股間といった具合に汁の跡を舐めてやると、焦れったそうに足を広げ、お尻を左右に振り始めた
クリトリスを舌の先で転がすと、反り返りながら俺のモノを強く扱き、亀頭をペロペロと舐め返してきた
『オタク女』の股間から汁が溢れ、腰の振りが前後に変わった
指で、Gスポットを刺激してやると、クネクネとお尻を振り始め、布団の中から切なそうな喘ぎ声が響いてきた
俺も腰を上下に動かし、『オタク女』の口に出し入れした
やがて、『オタク女』の腰の振りが小さく早くなり、俺のモノを狂った様に早くしゃぶった
『オタク女』はまた潮を吹き、俺は『オタク女』に合わせる様に精液を『オタク女』の口に放出した

お互いに飲み干し、綺麗に舐め合い、汗まみれになった『オタク女』の真っ赤な顔にキスをしてやった
昨夜と同じく何度も、お互いを求めあった


寝坊予防のアラームが鳴り響き、夢の様な時間は終わった
慌てて、シャワーを浴び、朝御飯を喰い、急いで準備を済ませた
後ろ髪を引かれつつもシブシブ会社へ行った

退屈な全体朝礼があれほど長く感じた事は今迄経験した事が無かった
時間が全く過ぎず、暇で仕方が無かったので、前年度からの各部門の数字の追い駆けっこをした
お陰で、粗方の仕事の流れが判り、データの整理が済んだ
周りは、我武者羅に仕事をしている俺にあっけをとられ、俺を眺めていた

『明日はもうちょい遡るか…』

余った時間で、店舗事業部の売り上げ日報をチェックして、メイド喫茶の推移を眺めた

『ヴァレンタイン頑張ったんだなー…喫茶で80かよ?来客数が850?…回転数14か?客単が1000近いな…カラオケ並だな…ついでにシフトは…15人か…半々で考えると地獄に近いな(笑)で、土日が40超えてるよ…出来過ぎだ…もう厨房は俺よりスピードは上かもなー…俺も頑張らんとな…』

久々に『弟子』に電話を掛けた

「おい!メイド喫茶スゲー事になってるな!(笑)ちゃんと店長に休み取らせてるのか?…うん…うん…俺等だって潰れる様な売り上げだからな…暇にしている開発課に厨房に入らせろよ?(笑)…オマエは当たり前ー…なんならオマエの嫁さんにフロアーさせろよ?まだ若いだろ?…恥ずかしいから嫌だぁ?アホ!家に制服持って帰って着させて褒めちぎれっ!その気になってヘンなコトに使うなよ?(笑)…俺は総務部だって!(笑)…ん?そーだな…それはあり得るかもな…って!あるかっ!…で?俺よりオマエの例の件どーなった?…馬鹿!統括だよ!…ん?まだ動きないのか?…ふーーーん…そー言えば親分を今日は見掛けて無いな…堅物だけに意外とカッシーに骨抜きにされてるかもなっ♪…あはははは…判ってるって!…1号店寄ってみるさー…それよか、狩山に程々に頑張れって言っておいてくれよ?来年の前年比上げるのは奇跡に近いぞ!って…意味判るだろ?…そーだ…俺等が散々苦しめられた前年対比5%アップだ…『無理はしても無茶はするな』だ…頼んだぞ?…ん?…オマエは死んでも構わんから…そーそー…棺桶で寝てたら専務と叩き起こしに行くから安心しろ!(笑)…ん!じゃあなっ!ん…嫁さんにも宜しく♪…ほいほい…」

机を片付けて、さっさと帰る用意をしていると、外線が回って来た

「第2営業課長補佐からお電話です」

「へ?俺に?何だろ?…はい…×××ですが?あぁっ!何だ…オマエか?ん?もう直、退社時間だけど?…ん?…あぁ…良いよ?…お迎えに行ってやるよ(笑)他は何人居るんだ?3人か…へいへい…正面口でな…じゃあ後でな…へーーーい…」

「営業部にも知り合い居られるんですか?それもアノ田仲さん…」

珍しく『お局様』が聞いてきた

「え?あぁ!前の立ち上げで、一緒にやったんですよ(笑)でも、それを言ってたら専務との方がもっと親密ですよ?(笑)後、ネット事業部の部長とか(笑)」

「×××さんって、実は凄い人なんですねー…」

『お局様』の見る目がいつもと違って熱を放っていた

「あははー(笑)そんな事無いですよ?見ての通りのボンクラです(笑)じゃあお疲れ様です」

不吉な予感がして、さっさと退社した

空港に一路走り、持て余した時間で『オタク女』に電話し、コーヒーを飲んで時間を潰した

到着時刻から5分遅れで飛行機が着き、『キャリアさん』の姿を探した
男2人を従えて、手を振りながら俺の所に駆け寄ってきた

「お疲れ〜」

「ただいまっ♪悪いわね?迎えに来させて(笑)」

「気にすんな(笑)ほんで?何処に運べば良いんだ?本社か?」

「まさか!大荷物なのに(笑)それぞれ直帰よ(笑)取り敢えず、車のトコまで行きましょうよ」

『キャリアさん』よりも、俺に年の近そうな2人を乗せて指示通りに走った

「で?上手く行ったのか?」

「当たり前でしょ?ワタシの役職は伊達に貰って無いわよ?(笑)この後増やすのは、支社の頑張り次第よ(笑)」

「で、お二人さんのお名前聞いて無いけど?俺は総務部の×××です…ヨロシク」

「あっ!第2営業課の○○○○と言います… スイマセン…車で迎えに来て頂いたのに…失礼致しました」
「えっと…同じく、第2営業課の△△と言います…本当に助かります…補佐が無理言いまして…」

「あははは…全然お構いなく!田仲さんとは、店舗事業部の時に、仕事を一緒にした仲ですから(笑)」

「あぁっ!アノ…オリエンテーションが話題になってましたよー…総務部が店舗のをやってるって…それが、軍隊みたいな感じだって…もう少しキツイ感じの方かと思ってました(笑)」

「あははは…評判になってましたか?オリエンテーションでアレですから、店だともっと厳しいかもですよ?(笑)まぁ…ちょっと店舗事業部もゴタゴタしてますからね…営業部はその点は揺るぎなくて良いですねー」

「それがね…そーでも無いんですよ…ネット事業部出来ましたよね?あれが切っ掛けで再編の噂もあるんですよ…」

「△△さん!余計な事言わないで!まだ噂なんだから…それに総務の方が詳しく知る事になるわよ…」

「スイマセン…でもね…何処が頭取るか不安ですよ?」

「営業部は営業部よ!例え、交渉するアイテムが増えてもソレは変わらないわ…それよりも、手が増える事を喜びなさいよ!」

「でも確かに不安は広がっていますよ?△△程で無いにしても…噂の出所が判ってないだけにね…『ネット事業部』でなくて、新会社設立って事なら『営業部』ですけど…事実、ネット事業部の方で営業展開してますし…」

「だから、ワタシがして見せたでしょ?ああいった形が主流になるわよ?ワタシ達、本社の人間はね…大きな仕事が増える…最高のチャンスと思いなさい…出来ないってんなら…支社で個人相手に駆けずり回れば良いわ」

「…はぁ…」

「覇気無いわね…ねぇ?このお馬鹿さん達に指導してくれない?喫茶に立たせて…」

「あははは…遠慮しとく(笑)でも…そーだな…1号店寄るか?…」





本社のある駅迄走らせ、1号店に寄った
思った通り、厨房の中から専務の声が聞こえた

「誰の声だか判る?」

2人は首を横に振った

「ちょっと待っててな…呼んで来る…」

厨房に入ると専務が『天然ちゃん』にフライパンを振らせていた

「何度も言ってるだろ?オマエのは只振っているだけだ!美味しいモノを早く食べさせてあげようという気持ちになって振れっ!」

「あははは…やってますね〜♪懐かしいフレーズです(笑)」

「お!デキソコナイが来たか…何の用だ?」

「んーーー…ちょっとお時間良いですか?」

「ふん…柏谷!それを味見してみろ!真ん中の味が足らん筈だ」

専務を厨房から連れ出すと、営業達は背筋を伸ばし固まった

「ん?田仲くんか…上手く行った用だね?お疲れさん…」

「はい!お疲れさまです!」

「で?何の用だ?」

「いやね…この営業のお二方に、本分ってのを見せたかったんで…寄らせて貰いました(笑)専務が何言ってたか聞こえたよね?」

「はい!」
「はい!」

「店舗の本分はそーゆー事…じゃあ営業の本分ってのは何だろうね?営業実績をあげる事かな?それとも上の動向を気にする事?…俺はお客様により良いサービスを提案して理解して頂き、お客様の満足を糧にその輪を広げていく…そんな仕事が本分だと思うんだけどな?…専務が指導しているのは、社員に成りたての21才の女の子だよ?それは、コーヒー1杯、カレー1杯でも、お客様に満足して頂く為にしている事さ…味がどーこー言うんじゃない…気持ちの入れ方だよ…専務は店長の時も課長の時も、部長になってもそれをシ続けたから専務になっているんだと俺は思ってるし、尊敬もしている…今一度、数字ばっかりに追われず、自分の本分を見極めて見たらどうかな?…どうですかね?専務…」

「ふん!数字上げなくて営業はやってはおれん!只のお荷物だ…だがな…自分が自信を持って、薦める事の出来ないモノなど売れはしない!…何の為に我が社の営業になったか、どうしたかったか、良く考えろ!最近よく『お客様満足度』などと改めて言っているが、そんなモノ…本来100%あって当たり前のコトを、売り文句にしているようでは、今迄、何もキミ等に進歩が無かった事を晒しているだけだっ!現状に満足せず、お客様の為に熟考し、言葉だけでなく行動を起こせ!良いな!」

「はいっ!」
「はいっ!」
「はいっ!」

「あの…専務…声が大き過ぎた様ですよ?」

店内のサラリーマン達の中には、専務の声に、身を正し返事を返しているお客さんも居た
他のお客さんも振り返って見ていた

「失礼しました!どうぞお寛ぎくださいませ!」
『店長に何か言われそうだな…』

まだ何か言いたそうな専務を厨房に連れて入り、『天然ちゃん』に挨拶をした
『天然ちゃん』は不安そうに専務に聞いた

「親分…お客様…大丈夫ですかぁ?…フロアーに戻りたいですけど?」

「ふん…良いだろ…オマエの取り柄は接客だけだからな…行って来い」

「はーーーいっ♪」

「あははは…進歩してます?」

「オマエよりはな!でもな…もう一皮剥くには、忙しい所にもっと入れてやらんとな…気持ちの入れ方と丁寧さとスピードのバランスがまだまだだ…」

「こっちにメイド喫茶は作らないんですか?オープンで厨房すれば、一気に…」

「さてな?…東京が上手く行ってるからと言って、コチラでも上手く行くとは限らん…ただ…そーいう話は出て来てはいる…」

「向こうは聖地ですからね…でも、コチラの電気街にも増えそうな感じですよ?かなり知名度上がってますからねー…工事している店舗を数件見ましたから…」

「だが、コチラで期待しているのはフロアーが相手をしてくれる所謂『メイド喫茶』だからな…ウチのとはかなり違う…多種多様の中でこそ、ウチのサービスの良さが判る…今、立ち上げては時期尚早だ…狩山くんは頑張っていたぞ?オマエの期待を裏切らない様に…ってな…あそこまでのコは滅多にいるもんじゃない…柏谷をアッチに戻してやる方が、結果的には良いかも知れんぞ?」

「そーですね…それは専務にお任せします…流石に、新しい部長も駄目とは言わないでしょうし…店舗だと一月で移動なんてザラですし…管轄が違っちゃいますけどね…」

「…で…総務部は慣れたか?後、オマエ…結納とかの準備は?」

「あはははは…まだです…ケイコのお爺さんが入院しまして…ちょっとバタバタしてるんで…落ち着いてから動く予定です…」

「ふん…言い訳だな…早め早めにコトを進めておけよ?予定の立てようが無いだろ?」

「はい…なるべく…頑張ります(笑)」

店に少しだけ貢献し、2人を送ってやった

「アレで良かったかな?(笑)」

「専務が居るなら先に言ってよ!でも何で専務が居るの?」

「カッシーの指導を頼んだからな(笑)」

「ええっ?何考えてんのよ?」

「俺は専務の弟子で、カッシーは俺の弟子…弟子の弟子をみても不思議じゃないだろ?(笑)」

「役職ってもんがあるでしょっ!」

「まぁ良いじゃんか(笑)帰って来て早々に怒るなよー…」

「怒りたくもなるわよっっ!」

「でも、流石に効果はあるだろ?なんてったって専務直々のお説教だからな!(笑)見も知らない俺よか余程聞く気になるよ(笑)」

「そりゃあ…そーだけど…って何処行ってるの?道が違うわよ?」

「ん?しゃぶって貰おうと思ってな…ってかこっちの方が空いてるのさ…よっと♪」

「ふーーーん…それならそーと言ってよね?んふっ♪」

「あ!こら!冗談だって!…マジ道空いてるんだって…つか…警察署の前通るし…おいおい…」

「もう遅いわよ?んふふふふ…家に着く迄に飲み込んであげるわ♪」

「集中出来ん…だろっ…おい…」

「んふっ♪昔が嘘の様だわね?こんなにピクピクしちゃってる…認めて貰えたってことね…嬉しいわ♪」

「認めるって言うより…オマエが上手くなったんだろ…スゲー気持ち良いぞ?」

「ケイちゃんも居るし、今日は思いっきり2人で御奉仕させて頂きますわん♪」

「犬キャラか?(笑)似合ってるかもな?…あー…何か直にイキそうだ…」

「あら?昨日シまくったんじゃないの?」

「ケイコとはな!オマエとはシてないだろが?」

『キャリアさん』は、顔を真っ赤にしてキャーキャー言いながら、俺のモノを扱いた

『訳判らん…ツボだったのか?』
「ちょっと…痛いぞ?」

「あ!ごめんなさい…優しく舐めますっ♪んふふっ♪」

御機嫌で、『キャリアさん』は俺のモノを舐め続け、家に着く前には精液を吸い、モノはズボンの中に収まっていた

家に着いたが『オタク女』は外出中だった

『家かな?』

取り敢えず『キャリアさん』の荷物を運びながら電話を掛けてみた

「今帰ったよ〜♪メグも一緒だよ…うん…うん…え?…あぁ良いよ…うん…ありがとう…じゃあまた後でな…はいはい…慌てなくて良いからな?…はい…」

「ケイちゃんはお家?」

「あぁ…今、晩御飯らしいから、2時間位したら帰って来るってさー…」

「ケイちゃんも忙しいわね…ワタシ達のも作ってくれてるみたいだし…」

「うん…でも上手になったよなー…最初なんか塩辛いのや薄過ぎるのやらだったのにな…」

「愛の力ね!うんうん…」

「って…オマエの愛の力は?」

「え?…っと…んーーーーーーーー…イカセる様になった事かしら?(笑)ダメ?」

『キャリアさん』は俺に抱きつき甘えてきた

「ダメ!…飯喰ってから!(笑)風呂入れて来るから、準備してくれよ」

「はぁーーーーい♪」

『御機嫌だな(笑)いつもアアなら男共も放っとかないのにな(笑)』

テーブルに横並びで茶碗が置いてあった

「んふふふっ♪御主人さまっどうぞっ!」

椅子に座ると、横に来て引っ付き、一緒に食事を始めた
『キャリアさん』はニコニコしながら、箸にオカズを乗せ、俺の口許に運び「あーーーーーん…」と言った

『あぁ…そーしたいのか…』
「あーーーーん…ほらっ…オマエも…あーーーーん…」

「きゃっ…照れるわね?…あーーーーーーん…」

代わり交代に食べさせあい、最後の方は口移しになった
最後の一口を口に含み、『キャリアさん』は舌も入れ、俺のモノを撫でながら足を跨いだ
そのまま、キスになり『キャリアさん』は腰を振って、股間を足に擦り付けた

俺は『キャリアさん』を持ち上げ、俺の部屋に行き、ベッドに座った
口の中が空になると『キャリアさん』は俺のズボンを降ろし、モノを精一杯頬張り舐め上げた
俺のモノはガチガチになり、また口の中に出そうになった

俺は『キャリアさん』を持ち上げてベッドに押し倒し股間を触った
既にパンティは濡れ、『キャリアさん』の体も刺激に素直に反応した
パンティを降ろし、股間を舐めてやると可愛い声を上げて喘ぎ出した

「ぁん!…あぁっ…気持ち…イィ…あのね…昨日も…その前の日も…御主人さま…を想って…オナニー…シたのっ…寂しかった…よ?…」

「そうか…寂しかったか…」

「ぅん…寂しかった…ね?…キス頂戴…」

「キスだけで良いのか?」

「…意地悪…」

「どうして欲しい?」

「…ワタシの…おマ○コに…御主人…さまのっ…オ…チンチ○…入れてぇっ…あはっ…入れて…くださいぃ…あっ!イイッ!…意地悪…しないで…早くっ……チ○ポ…チ○ポをっ…入れて…くださいっ…あっはぁー…」

「ほら…入れるよ?…」

「あ!あ!あっっ!……入って…来る…御主人…さまのっ…チ○ポがっ…あはぁっ…入って…来ましたっ…ワタシの…おマ○コにっっ!…ああっ!…嬉しいっ!…んっ!…はぁ…」

「今日のオマエ…やたら可愛いよ…3日置きにスルか?(笑)」

「だぁめぇー…意地悪しない…でぇー…毎日が良いのぉー…あはぁ…中で…動いてるぅ…あーーーーー…おマ○コの中で…御主人…さまのっ…チ○ポがっ…イイッ!…イイのっ!…あはぁっ!…」

『キャリアさん』はゆっくりと腰を動かし、俺のモノを味わった
やがて、腰の動きは大きく、早くなり、俺が突き上げてやると「きゃぅきゃぅ」言って体を硬直させた
そして、スピードを上げて突いてやると、腰を震わせて息を吸込んだままイッた

イッた『キャリアさん』を抱きかかえ、キスをしてやる
『キャリアさん』はやんわりと俺に抱きつき、腰を振り始めた

「ん?まだ欲しいのか?」

「ぁぃ…まら…欲しい…の…もっと…シて…ください…あはっ!…あはっ!…あはっ!…チ○ポがっ!…当るっっ!…御主人さまのっ…チ○ポがっ!…あ゛ーーーっ!イイッ!そうっ!そうっ!イイッ!イイのっ!…んっ…んっ…突いてっ!…御主人さまのっ…チ○ポでっ!…ああああああ…イキそっ!…またイッちゃうよっ!…御主人さまのっ…チ○ポ…イイッ!…イクッ!イクッ!イクッ!…イッッ!イッ!イッ!イッ!イクゥゥゥッッ!…あっ!…………あっ……………ィッちゃってる…よ…ィッちゃってるのぉ…あ…あ…あ…あ……イィィィッ!…あっ…は…ぁ…」

「あーーーっ!出そうだっ!デルぞっっ!デルっ!デルっ!デルっ!……ん!…」

モノを引き抜き、口を一杯に開け、舌を精一杯出している『キャリアさん』の口の中にモノを突っ込んで精液を放出した
『キャリアさん』は体をピクピクさせながらも、精液を嬉しそうに飲み込み、モノの中から精液を絞り出して舐めた

俺が綺麗に舐めてやっても、足を更に開いてモノをねだった

「仕方ないなー…イキっ放しに成る迄突いてやるよ…」

完全には復活していないモノを、股間に入れてやると俺の腰を足で締め、腰を回し始めた

「エロイな…そんなに欲しかったのか?」

「うん…」

『キャリアさん』は頷くと、俺にしがみつきキスをして来た

「御主人さまに…シて欲しかったよぉー…寂しかったよぉ…」

『キャリアさん』は涙を流しながら腰を振り続けた
俺は頭を撫でてやった
ゆっくりと優しくシてやり、『キャリアさん』はもう2度、早いペースでイった

腕の中に『キャリアさん』を抱き横たわっていると、『オタク女』が帰って来た
静かに眠る『キャリアさん』の姿を見て、『オタク女』はそーっと『キャリアさん』に布団を掛けた

「メグさん…疲れてるんですね…」

「まぁ…大きい商談だったみたいだからな…ストレスも大きかったんだろうな…あ!晩御飯、御馳走さま!旨かったぞ♪」

「えへへぇ〜♪お粗末さまでしたっ♪お風呂どーします?」

「ん?沸かしたよ?メグはこのまま少し寝かして置いてやろうよ…」

「そーですね…じゃあ着替えを用意しておきますね?」

「あぁ…ありがとう…」

寝付いた『キャリアさん』に布団を掛け、寝顔にキスをして、風呂に入った
後から『オタク女』が入って来て、流し合いっこをして、居間に2人で行き、体を確かめあった

一段落して、部屋に戻って見たが、まだ『キャリアさん』は寝ていた
ダッコしてやると、『キャリアさん』は目を覚まし、俺に抱き着きキスをした
居間に運んでやると、『オタク女』と抱き合ってキャッキャッ騒ぎ、裸のままでお土産をイロイロ出してオヤツの時間になった

一騒ぎして『キャリアさん』は風呂に入り、俺と『オタク女』の間に入って、左右に俺達2人を見ると満足した顔で目を閉じ、俺達は顔を見合わせ笑った






朝早くに『オタク女』の支度の音で目が覚めた

「なぁ…」

「あっ…起こしちゃいましたね…ごめんなさい…」

「今日、帰って来たらオマエは居ないんだな…」

「…うん…」

『オタク女』は俺の側に来て座った

「多分週末には帰って来れますから…」

「ごめん…気を遣わしたな…でも…オマエが居ないと寂しいよ…」

「ワタシも寂しいです…でもね…寂しければ寂しい程…御主人さまのコト…好きなんだなーって思えます(笑)」

「俺も…だな…でもさ…やっぱり離れるのは正直…嫌だな…」

「メグさんが居るじゃ無いですか?(笑)」

「コイツか?コイツはコイツで、俺の中ではまた違う存在なんだよ…可愛いと思うし、好きだとも思うよ…でも…オマエとは違う感じでだしな(笑)ま…ぶっちゃけて言えば、オマエにはいつも我が儘言って甘やかせてもらってるよ(笑)ありがとな」

「え〜〜〜っ?そんなコトないですよーっ!ワタシの方が甘えてばっかで…あれっ?…メグさん…オハヨーですっ♪」

「オハヨ…何を朝からごちゃごちゃやってんのぉー…って…何時ぃ?……あーーーーー…まだ6時前じゃない?…今日は休みなのにぃ…有り得ないわぁ…寝る…」

『オタク女』はニコニコしながら台所に行き、『キャリアさん』は俯せに寝転がり、俺は洗面所に行って顔を洗った
そして、いつもの様に『オタク女』を後ろから抱きしめ、キスを交し、朝の営みをいつも通りにした

『オタク女』と何度もキスを交し『キャリアさん』を寝かしたまま、後ろ髪を引かれつつも、俺はいつも通りに出勤した 

昨日よりも遡って資料を整理し、データ化を進めていると『あっ』と言う間に昼休みが来た
久々の『オタク女』特製弁当を平らげ、のんびりと給湯室でコーヒーを飲んでいると『お局様』が現れた

「×××さん…お昼はどうされたんですか?ひょっとしてまだですか?」

「え?あぁ…とっくに喰い終わりましたよ(笑)職業病ですね(笑)5分もあれば喰い終わりますから…(笑)」

「まぁ…そんなに急いで食べてお腹痛くなりません?」

「喫茶の時は喰える時に、立ったまま喰ってましたからね(笑)クセですね(笑)」

「折角ゆっくり出来るんですから…あっそうだ…一緒にお茶しません?…良い所があるんですよ」

「へーそうなんですか?…まぁ折角のお誘いですから…行きましょう♪」

『お局様』に案内されて行ったのは、この前『キャリアさん』とエッチをした資料室だった
『お局様』は鍵を開けて慣れた足取りで、奥の机へと行った

「ココはワタシ位しか入らないんで(笑)少しホコリっぽいかもしれませんけど、静かで落ち着けますよ」

「あぁ…ココは何度か入ってますよ(笑)だから奥の方は綺麗だったんですねー(笑)」

「ええ…お昼にタマに使ってますよ(笑)資料お探しの時には言って下さいね♪大体の場所は全部覚えてますから」

「あはは…そりゃあ助かります…今日のが片付いたら3年前の資料をまた荒そうかな?って思ってましたんで(笑)」

「いつでも仰ってください♪大体アノ辺りが3年前です…」

『お局様』が指差す方に行き、段ボールを見てみた

「いえいえ…そこの上です…ちょっと待ってて下さい…」

『お局様』は低い脚立を持って、側にやって来た
慣れた手付きで脚立を組み、登って行った
用心の為、脚立を支えていると、『お局様』の大根の様な脹ら脛が目の前にあり、見上げると巨大なお尻がそこにあった
じんわりとモノが膨張して行くのが判り、それを誤魔化そうと話し掛けた

「あぁ!見つからなかったら良いですよ?…後でまた探しますから…」

「いえ…時間はまだまだありますから(笑)…ココだと思ったんですけど…」

『お局様』は、いきなり降りて来て、支えている俺の顔にお尻が当った
「きゃっ…ゴメンナサイ!」と『お局様』がびっくりしてバランスが崩れた
なんとか後ろに落ちて来る『お局様』を抱きかかえ、俺は尻餅を着いた

「あ!スイマセンっ!大丈夫ですかっ?」

「あはは…なんとか…」

『お局様』は俺の腹と、狭く折り曲げた足の間に巨大なお尻を入れ、足を広げた格好で、起き上がろうと四苦八苦していた

「ちょっと…体勢直しますから…待ってください…」

『お局様』は、俺がそう言ってもジタバタし続け、逆に足と腹の間に入り込んで来た
『お局様』を抱きかかえたまま、なんとか脚立を足で除け、少しは足を伸ばす事が出来た
スカートが捲り上がり、大股を広げた巨大なお尻が、俺の少し硬くなっている股間に当った
俺はその事に気付かないフリをして話し掛けた

「大丈夫ですか?怪我は?」

「え?えぇ…大丈夫です…スイマセン…慌てちゃって…」

「じゃあ…起きますよ?…体起こして下さいます?」

「あ…あの…手を放して頂ければ…」

俺の抱きかかえた腕は、『お局様』の胸を制服ごと上に押し上げた形になっていた

「あっ!これは失礼しましたっ!」

『お局様』はヨロヨロと体を起こし、中腰になり立とうとしたが、尻餅を俺の股間の真上でついた

「痛てっ!」

思わず声が出て、足が緩やかな『くの字』に伸びた
その声に慌てた『お局様』は力が抜け、体操座りのままオドオドし始めた

「あぁっ!ゴメンナサイっっ!…どうしましょ?…えっと…えっと…」

『除けてくれるのが一番なんだけどな…ってかソコで動くなよ!立っちまうっ!』
「あ…あの…慌て無くても良いですから…ゆっくり真直ぐ立ち上がって下さい…」

「え?え?え?…」

『埒あかんな…』

『お局様』の両脇を掴んで持ち上げると、『お局様』の肉に指が入って行った
そして、『お局様』の股間が俺の硬くなった股間の上にずれ込んで来た

「起きれますか?」

「……えぇ…」

『お局様』の耳が真っ赤になって、俺の股間が硬くなっているのがバレた事に気付いた

『マズイな…何言われるやら…』

それでも起こさないとどうしようも無いので、更に持ち上げた
『お局様』は足を折り曲げ、女の子座りの体勢になった

「スグ立ちますから…ちょっと待ってください…」

『お局様』はそう言うと肩で息をした
微妙に『お局様』の腰が動き、俺の股間はガチガチになってしまった
意に反してピクピクとモノが動いた

『お局様』は前に手を着き、腰を少し浮かせ、巨大なお尻を露に見せつけた
俺のズボンの前はテントを張り、『お局様』の股間に吸い寄せられる様に引っ付いていった

「きゃっ…」

と短い悲鳴を上げ、また『お局様』はへたり込んだ
ストッキングとパンティ越しに、俺のモノが『お局様』の股間に埋没した
今度は『お局様』は悲鳴を上げず、その状況に身を委ねていた
俺のモノがピクピクすると、『お局様』も少し体を反応させていた

暫く沈黙が続いた
『お局様』はついている手を握りしめ、腕を震わせ、股間の感触を味わっている様に見えた
『お局様』は徐々に起き上がってきたが、依然と立ち上がろうとせず、お尻を突き出してきた
俺のモノも増々元気になり、俺も足を緩めて『お局様』の股間にモノが埋もれて行く感触と巨大なお尻の感触を味わった

静かな資料室に、『お局様』の吐息が響いた
その自分の声にびっくりしたのか、『お局様』は慌てて腰を浮かせた
『お局様』は四つん這いになってしまい、スカートは更にまくれ上がり、股間が丸見えになった
俺は異様に興奮を覚え、犯してやろうかとも思ったが、『お局様』の足の間から体を抜き、立ち上がった
ポケットに片手を入れ、モノを押さえ、『お局様』に片手を差し出した

「えっと…あの…大丈夫ですか?」

『お局様』は俺の手を掴み、顔を真っ赤に染め上げ立ち上がり身を正した

「え…ええ…大丈夫です…それより、打ち付けたみたいですけど…お尻大丈夫ですか?」

「え?ええ!大丈夫です!そ、そろそろ1時ですから戻りましょう!」

2人はバツの悪そうに、顔を合わせず、資料室から出た

仕事に集中するには時間が掛かったが、なんとか午前中のペースに戻り、3時には区切りが着いた
給湯室にインスタントコーヒーを作りに行くと『お局様』が居た
『お局様』は俺を見るなり顔を赤らめ俯いた

「あの…スイマセンでした…みっともない姿をお見せして…」

「えーっと…気に為さらないで下さい…コチラもみっともないコトでしたし…」

当たり障りの会話をして、『お局様』が給湯室から出て行った
ストッキングが破れたのか、素足の『お局様』の後ろ姿を見ているとモノが立って来た

『ヤバイな…犯したくなる…コーヒ−飲んで落ち着くか…』

気分を入れ替え、通常業務をこなして、一昨年の纏めが後少しの所まで来た
建物の登記簿の数値を入れれば完成だったので、5時前だったが資料室にパソコンを持ち込み入って行った
誰も居ないので、安心して家捜しをして、何とか建物の資料に当った
順番がイマイチ判らず、出しては戻して徐々に数値が埋まっていった

いよいよ後10件程になり、時計を見ると5時半だった

『探すコツも掴んだし、6時には済みそうだな…』

伸びをして、コーヒーを入れに外に出た
課内は全員帰った様で、誰も居なかった
『お局様』の机の前を通り過ぎると、昼間の出来事を思い出しモノが元気になった
ポケットに手を突っ込み誤魔化しながら、コーヒーを入れ、資料室に戻り予定を消化し家に帰った

『キャリアさん』は居ない様で、鍵が掛かり、家は真っ暗だった

『やれやれ…飯喰って帰れば良かったな…』

弁当箱を洗いに台所に行くと、『オタク女』がカレーを作ってくれていた
早速電話を掛けた

「やあ…今帰ったよ…ん…カレーありがとな…メグ居ないけど一緒か?…違うのか…ふーん…じゃあ自分のトコにでも帰ってるのかもな…で、どうだ?お爺さんの様子は?…うんうん…あーーー…まだ歩けないか…まぁ大事にしてやってくれよ?…ん?親父さんが?…あはははは…気を使わ無くて良いって!…うん…うん…お袋さんも疲れてるんだろうしさ…でも無理すんなよ?…ん…じゃあね…オヤスミ…」

夕食を済ませ、風呂に入り、自分の部屋に戻りパソコンのデータをデスクトップに移した
ネット巡回を済ませ、昼間の出来事を思い出した

『ヤッとけば良かったな…チ○ポがまた立ってるよ(笑)しかし…意外にマヌケなんだな…』

『お局様』のまるまるとした体と、真っ赤になった顔を思い出し、モノをガチガチに硬くした

『でもな…これ以上ややこしくなってもなー…でも待てよ…下半身デブ、ロリ、フツー、コンパクトグラマー、デブかぁ…カッシーとしたら爆乳も入るな…(笑)でも、性格だと…天然オタ、ツンデレ、天然ボケ、オタ、フツー、ど天然…んー…天然が多いな…(笑)』

夜の11時が過ぎても『キャリアさん』から連絡は無かった

『どっかで呑んでるのかね?打ち上げかな?』

0時までPGを作って居たが、帰って来なかったので、そのまま眠りに着いた
朝起きて、居間を覗いたが『キャリアさん』の姿は無く、俺は朝飯を簡単に済ませ、メールチェックをし、、いつもの時間に出勤をした

纏めた物をチェックしながら、検索し易い様にリンクを張り終え、暫く通常業務をこなすと昼休みが来た
コンビニで買って来たパンを片手に、給湯室でコーヒーを作り、資料室に入った
『お局様』の姿も無く、少し安堵して、奥の机に行きのんびりと昼飯を済ませた
ぼーっとしながら昨日の事を思い出し、股間を膨らませた

『そーいや…昨日は朝だけか…メグが居なかったもんな…』

『キャリアさん』にメールを送り、のんびり寛いでいると、ドアが開き、『お局様』が入って来た

「あ…ども…」

資料室には椅子が1つしかないので、『お局様』に席を譲った
スグに出るのも何だか失礼の様な気がして、暫く会話をし、ゴミを纏めて外に出た
給湯室でカップを洗い、ゴミを捨ててポケットを探ると、携帯を机に忘れていた事に気付いた
急いで資料室に戻り、中に入って行くと、『お局様』が服を慌てて直していた
上から下までジロジロと眺めると、素足になっていた
そして床を見ると、ストッキングが落ちていた

「ふーん…なるほどね…」

と一言掛けて、ストッキングを拾って渡し、自分の携帯を机から取り、硬直して顔を赤く染め黙り込んだ『お局様』を放置して資料室を出た

『アレだといつでも出来るな(笑)』




午後は『お局様』がチラチラこちらを見ているコトに気付きながら、気付かない振りをして仕事をこなした
定時に仕事から上がり久々にメイド喫茶に寄った、いつもより少し空いた様な感じで、いつものごとくカウンターのコとお喋りを楽しんだ

この空間に馴染んでしまったのが不思議だが、現実よりも清々しい気持ちになれる自分に驚いた

『現実味が無いから良いんだろうな…』

タマに厨房から『ボケメイド』がチラチラ顔を出して、覗いて来る

「あれって『カマエっ!』てコトかね?」

「あはは…多分そうですよ〜♪マスターが来て無いか、良く外を覗きますからねっ(笑)」

「んーーー…仕事の邪魔になるから…って事で『放置プレイ』だな!(笑)」

「華蓮ちゃんが、素で大ボケやらかしますから勘弁してください(笑)」

「しゃーねーなー…てか店長は?お休み?」

「もう少し遅くなってから来ますよ〜…水曜は暇だから、本当はお休みなんですけどねぇ…」

「まぁ…店長ってのは何処もそんなもんだよ(笑)信用している、してないに関わらず、何かと気になるモンだからなー…そう言えばさ…結構近所にメイド喫茶出来そうだね?」

「あーーー…そうみたいですねぇー…だから店長が余計に張り切っちゃって…この前なんか目の下にクマ作ってましたもん…」

「んーーー…気持ちが判らないコトないけどなー…じゃあカレンは放っといて、店長に電話してみるか…」

「そうですねー…でも、ちょっとだけでも華蓮ちゃんに構ってやって下さい(笑)後が恐いんで!(笑)」

「はいはい(笑)じゃあちょっとお邪魔するよ?」

「どうぞどうぞ♪」

厨房に入ると、俺に気付いた『ボケメイド』はワザトらしく隠れた

「あれ?カレン居ないな…帰るか?」

「ブーーーーーッ!外れっ!バツゲームはジャガイモの皮剥きに決定っ♪」

「ヤだ(笑)」

「じゃあ抜かずの5発で良いや♪」

「…あのな…」

「キツイ?じゃあ3発で勘弁してア・ゲ・ル♪ウフフ〜ッ♪」

「本当にシてヒィーヒィー言わせてやろうか?」

「ヒィーヒィー…あ!言っちゃった…やりますねっ!流石は東方無敗っ!」

「…で?…何か用か?」

「九日十日…」

「店長とデートして 帰るわ…じゃあな♪」

「えっ?マジと書いて本気ですかっ?」

「本気と書いてマジだろがっ!ちょっと説教しないとね…目の下にクマ作ってたんだろ?」

「あぁっ!それならワタシも目の上のタンコブですよっ!」

「意味が違う…オマエは元気そうだから放っといても大丈夫だろーけど、ニイヤはそーはいかんだろ?」

「酷いっ!ちょっとワタシが可愛い過ぎるからってっ!他のオンナにイクのねっ!」

「そーそー…オマエが可愛過ぎてちょっと退いちゃうんだよなー…分相応で頑張りますので、またっ!」

「あーぁ…ツマンナイ〜〜〜〜…折角ヒマなのにぃー…ねぇ?マスター…他のお店が出来てもずっとココに来てくれます?」

「ん?当たり前だろ?だってココは、俺のお気に入りの…」

「ココは、マスターのお気に入りの?…ゴックン」

「ゴックン言うな!(笑)コーヒーを入れてくれるからさ〜♪」

「意外な発言ありがとうございました…大穴も大穴でした…オッズは店長目当てが1.1倍、ワタシ目当てが1.5倍、レジ目当てが2.8倍、そしてカウンター目当てが25.8倍でした!おめでとうっ!キミも立派なロリコン野郎だっっ!」

「誰と掛けたのよ?誰と…」

「できれば、2着3着も教えてください」

「誰と掛けたんだっ!」

「折角、イイコトしてあげたのにぃ〜…ん!ひょっとしてっ!マユちゃんっ!お〜〜〜〜いっ!マユちゃ〜〜ん!」

外からカウンターのコがひょっこり覗いた

『マユちゃんって言うのか(笑)そーいや名前知らなかったな(笑)』

「マスターのコーヒーに何入れてるの?」

「へ?いつも通り気合いと愛情ですよ?」

「マスターのお気に入りはマユちゃんらしいわよ?」

「え?ヤダ…本当ですかぁ?きゃっ♪」

『のコーヒーなんだけどな…』
「おーーーい…盛上がってるトコ悪いけど、お客さんみたいだぞ〜?」

「はわわわ…いりゃっしゃいませ〜♪」

「オマエも出ろよ?」

「ふっ…マスター…俺の制服を見てから言ってくださいな…焼けてるわ…溶けてるわ…エプロンも白じゃないんですよぉぉぉぉ〜…こんなんで出られません!キッパリ!」

「新しいのは無いのか?」

「無いからコレ〜♪」

「なるほどな…ちょっと横に立てろよ…」

「うひっ♪セクハラ?」

「相手が嫌がってこそセクハラだっ!ふーーーん…俺と殆ど変わらんな…ん…ありがと…じゃあ用事が出来たから帰るわ」

「えーーーっ!閉店まで夫婦漫才しましょーよぉー!」

「客も目の前に居ないのにするかっ!んじゃあまた来るわ!」

厨房から出掛けに、『フロアーのコ』に並んで、頭の位置を覚え、レジで『のんびり屋さん』の目線の高さを覚えた

外に出てスグに『テキパキさん』に電話を掛けた

「あぁ…そうそう…で、ちょっと話があるんだけどね?時間あるかい?…コッチに来てんの?…何線?…ん…じゃあ…構内の○○○って喫茶店があるから…ソコに居てよ…スグに行くから…ごめんね…時間取らせて…はい…じゃあ…」

『テキパキさん』の方が先に着いていた

『うわ…マジでクマ出来てるな…』
「お疲れさま…どうだい?店の調子は?」

「常連様も出来て、マズマズと言った所ですけど…でも…もうスグ2店舗程出来そうなんですよ…」

「うん…それは俺も知ってるよ…でもね…気にする事は無いと思うよ?」

「でも…売り上げが減ると…何かアキバみたいなコスプレイベントした方が良いんですかね?」

「いや…それは止した方が良い!それよりはもう1人か2人バイト増やして、確実に休める様にしなさい…今日は休みなんだろ?」

「えぇ…でも…ワタシ達は4人ですから…ラッシュがあったら…お客様に迷惑が掛かるし…逃げられちゃいそうで恐いんです…自分が入っている時は2人でも頑張る気は幾らでもあるんですけど…そこまでさせられないし…」

「あのね…他のコ達も皆その気だよ?キミの体調の方が心配だって…良く考えてごらん…もし、自分が倒れたらどうなるか?その方が余程迷惑掛けるだろ?…シッカリ休むのも仕事のウチだぞ?満身創痍のメイドさんなんか、皆怖がってお客が逃げちゃうぞ?…今日は帰って寝ろ…仲間の為にも、お客さんの為にも…良いか?」

「はぃ…」

「俺も経験あっての話だからな…まぁ俺ん時は半年休み無しのフル稼動だったけどな!(笑)」

「は、半年も?…やっぱりマスターは凄い方です…ワタシなんか…」

「あのね…泣くなよー…キミに似た様な生真面目なコで『狩山』ってのが居るけど、キッチリ休みを取ってるぞ?お客さんの為に!それに女の子なんだからね…ベストを尽くせる様に、バイトを増やしてキッチリ休む!それも仕事さ…良いね?」

「はぃ…御指導ありがとう…ございます…」

「あーーーっ!キャプテン!また女の子泣かしてるぅ〜!」

「…コイツは狩山じゃないから…気にしなくていいから…無視して!無視!」

「無視だなんて酷いですよぉ〜…あ!いらっしゃいませ〜♪」

「ニイヤ!見なくて良いよ…馬鹿が移る馬鹿が…」

「キャプテンの弟子2号の柏谷です♪ヨロシクです♪」

「あ!そうなんですか?初めまして!喫茶店の店長を致しております新谷です!マスターにはいつもお世話になっています…」

「オマエは要らん…専務か店長居るか?」

「大親分は帰られましたよ〜…会食に行かないとイケナイらしくてぇ…それと店長はお休み〜」

「で、2人で回してるのか?」

「新人さんが居るから3人ですよ♪」

「ひょっとしてオマエが教えてるの?」

「うふふふふ…社員ですからっ!」

「…不安だ…」

「大丈夫っ!親分の御墨付きですっ!何かあったら笑っとけ!と♪」

「流石…器がデカイな…俺には死ぬまで真似出来そうに無い…」

「え?マスターはココの方なんですか?」

「元ね…今は事務屋ですよ(笑)そんでもって、コイツは元メイドです(笑)」

「え?どちらの方で?」

「アキバの近所なんですけどね…○○○○○○○○○っていうメイド喫茶だよ」

「え?ワタシ行った事有りますっ!綺麗で可愛いお店ですよね?アチラに居られたんですか?凄いですよね〜ずっと満席で…でもくつろげて…ああいったお店目指してるんですけどね…あんなに人は雇えないですよ…」

「あはははは…そりゃそーだよ…でもね…ニイヤさん…キミの所も胸を張って良いと思うよ?たった4人であの店を全て回しているんだから…ココでも今は3人で回しているけど、バイトの数は多分8人は居るよ?社員の居ない時だってある…でも信頼出来る人間が居るから任せる事ができる…そろそろバイトを増やしても良いと思うよ?キミ等はそれぞれが1人でも立派にやり抜く気概があるからね…オーナーに相談してみろよ…なんなら俺が掛け合ってやっても良いよ?」

「マスター…でも…それは多分無理です…今でも人件費を言われてますから…暇な時は2人で出来ないかって…お客さんに迷惑掛けますからって断っているんですけど…そうしたら…フツーの喫茶店で良いんじゃないかって…」

「ちょっとオーナーに説教しなきゃあ駄目かもな…新谷…教えておいてやるな…1人でやる店は1人でやるだけの売り上げ、2人でやる店は2人でやるだけの売り上げしかどんなに頑張っても上がらない…店の内容や規模に合わせて適当な人数を入れないとそれこそムダ金を使うことになる…キミの店だと常時4人が理想だけど…頑張ればラッシュの時間を覗けば3人で回せる…でもな…それは回っているだけ…今の体勢だと少し忙しくなれば、フロアーまで手が回らないだろ?メイド喫茶なんだからお話も仕事の内だし…オーナーがどうしても無理って言うなら、俺の所に来い…ココでもウチの会社のメイド喫茶が立ち上がるかもしれない…前に俺と一緒だった人が居るだろ?あの人が発起人だからな…でも。本当にもうダメだ!と思ったらだぞ?まだまだ可能性だけで、まるっきり白紙だからな(笑)…そりゃあそーとまだ時間は良いかい?」

「え?えぇ…大丈夫ですよ(笑)」

「じゃあちょっとこのままデートしよっ♪」

「あーーーっ!ケイちゃんに言ってやろーっと♪」

「あれ?オマエ、アイツの新しいアド知ってるの?昨日変えたばっかだぞ?」

「え!聞いて無いっ!嘘っ!えっ?えっ?えっ?」

「嘘だよ〜〜〜〜ん♪ってか言っても大丈夫よ♪ウチの嫁さんも奥さんも器が大きいから♪」

「お嫁さんと奥さん?」

「えーっと…一緒に居た女の子2人のコト…」

「あぁっ!じゃあワタシが愛人で!(笑)」

「それはカレンが聞いたら面白そうだね(笑)」

「ん?カレン?誰ですかソリは?」

「ヒーミーツー♪ほれ!オマエは仕事!会計しろっ!会計っ!」

「むーーーーーーーっ…弟子なのにぃ…」

むくれた『天然ちゃん』を後にして、『テキパキさん』を連れて久々にメイド服専門店に行った
前の時よりも更にバリエーションが増えていた



『流行ってるもんな…それに少し安くなったか?』

「えっと…マスター?」

「ん?キミ等の制服だよ?(笑)1着づつしか無理だけどね(笑)ホワイトデーには早過ぎるけど…くたびれた制服だとお客様に失礼だろ?」

「駄目ですよ…そんな…こんなコトしてもらえる立場どころか…いつもお世話に…」

「良いから良いから♪今選ばないと、俺が超ミニ買って持って行くかも知れないぞ?(笑)でも、デザインも大事だけど、材質、機能性重視で選べよ?制服なんだからね?(笑)」

結果、少しシンプル過ぎるかな?と思えるデザインのメイド服を選んだ
サイズは店員さんに「これ位」と身長を示し、『ボケメイド』のサイズもクリアー出来た
オマケで、エプロンを2枚づつ足すとかなりな金額になった

『ワン○ェス…何も買えなかったりして…』

店員さんの計らいで、チョーカーやらリボンがオマケで付いてきた

「靴は自腹で我慢してくれよ?ピーピーなんだから…(笑)」

再びメイド喫茶に行くと、夜のお客が少し増えていた
かさ張る荷物を厨房に持って入り、1人づつに手渡した

「マスターありがとうございますっ!」
「わぁー新品だぁ〜♪ありがとうございます〜♪」
「うふふ…着せて脱がせるつもりですね?下心丸見えですねっ!こんなコトしなくても…ねぇ?」

「判った!オマエのは無し!」

「いや〜〜〜ん♪裸エプロンですかぁ?それでも良いけど〜♪」

「…早目のホワイトデーだよ♪カレン!燃やすなよ?」

「耐熱実験は駄目なんですね?残念っ!」

「はいっ!嬉しいのは判るけど、各自ロッカーに納めて仕事に戻って!ワタシはお休みだからちょっと着て店に出てみよっと♪」

「あーーーっ!店長ズルイィ〜!」

「判ったわよ…交代で着替えましょ(笑)」

『テキパキさん』も女の子だなー…と思いつつニコニコしながらその様子を眺めた

制服が新しくなった性か、疲れた顔の『テキパキさん』もリフレッシュされた様に見えた
お客さんからも「新しいの似合ってますね〜♪」と言われ、『ボケメイド』も表に用事も無いのにチラチラ出てきた

「じゃあ…店長…俺は帰るから…キミもさっさと帰って良く休めよ?良いね?」

「はいっ!本当に今日はありがとうございましたっ!」

「いえいえ…じゃあまたね」

「行ってらっしゃいませ〜♪お帰りをお待ちしていますっ♪」

「それ…良いね…その気持ちで、お客様にも言ってあげると良いよ♪頑張って!」

メイド喫茶を後にして、真直ぐ家に帰った

家に着いたが、真っ暗なままで『キャリアさん』の不在が外に居て判った
昨日に続き、カレーを食べ、『キャリアさん』にメールした
服を着替え、風呂に入り、携帯を覗いたが、返事が着て無かった

『んー?どうかしたか?』

携帯に電話をするが、マナーモードになっているのか、スグに留守録になる
『オタク女』にメールし、電話を掛けた

「ただいま〜♪…なぁ?メグ何か言ってたか?……今日もココに居ないんだ…メールも返事来ないし、携帯も繋がらないし…うん…メモも無いよ?…うん…会社でも会って無い…妙だろ?…うん…後で覗いてみるよ…で、調子はどう?…まあ急に良く成りはしないだろうけど…うん…うん…そうだね…ん?…シてない(笑)…溜ったまんまだな!(笑)あはははは…良いって!気にするなよ…うん…ありがとう…ん?…火を通したから…大丈夫!…明日、昼と夜で片付けるよ(笑)今日は晩飯で2杯喰ったし!(笑)…うん…うん…俺もだよ…うん…愛してるよ…ん…じゃあね…オヤスミ…」

コーヒーを飲んで一息着き、『キャリアさん』のマンションへと出掛けた
下で呼び鈴を鳴らすが、『キャリアさん』は出ない

『どうしたのかな?』

帰りに古本屋に寄り、時間を潰し家に帰った
ネットの巡回しつつも『キャリアさん』の返事を待っていたが、何も来なかった
メールチェックをすると、久々に『勇者』からメールが来ていた

『ん?またコッチに来るのかな?ナニナニ…ん?』

内容はコチラの仕事が増えたので、コッチに住む所を探しているとの事だった
慌てて携帯で『勇者』に電話を掛けた

「あ!もしもし?…どうもっ!お久し振りですっ!…ええ…ええ…そーなんですよ…お爺さんがね…あ!それで、住む所なんですけど…場所と家賃は幾ら位で…ええ…僕の近所だと、安いですけど?…まぁネット環境は自前になりますけど(笑)フツーのマンションが良いんですか?…それなら田仲の近所周りになりますね…あの辺りに多いですから…僕の周りだとアパートか貸家が多いですから…ええ…生活はし易いですよ(笑)田舎っぽいですけどね(笑)…ええ…予算に合わせて物件探しておきますよ…2間あれば良いんですね?電気街に近い方が良いでしょ?(笑)車はお持ちですか?…うーーーん…慣れるまで複雑かも…路駐多いですし…電車で移動の方が良いかも…東京程凄くは無いですから(笑)…ええ…ええ…判りました!早い方が良いんですよね?…はい…じゃあ早速…はい…はい…楽しみにしてますよ♪…あ!ワン○ェスなんですけど…ちょっとケイコの都合が…ええ…ですから行かないかも知れません…ええ…じゃあ、良いの有りましたらファックスで送りますね?…はい…いえいえ…じゃあまた!…はい…はい…おやすみなさい…」

『コンビニに情報誌あるよな?』

早速コンビニに行き、電話帳の様なブ厚い情報誌と缶コーヒーを買った
家に向かっていると、前に女性がゆっくり歩いていた

『ん?どっかで見た様な…』

次第に近付くと、女性は少し足早になった

『痴漢だと思ってんのか?身の程知らずがっ!ぶち抜いてやるっ!』

公園の近所で追い抜いき、横をチラリと見ると『お局様』だった

「あれ?お疲れさまっ!…住んでるのこの辺りなの?」

「いえ…友達の家からで…駅に行ってるんですけど…」

「はぁ?駅は反対だよ?なんだったら送って行こうか?」

「いえっ!だ、大丈夫ですっ!」

「ん?警戒されてるのかな?」

「い、いえっ!そんなコト無いですっ!」

「ふーーーん…資料室でナニしてたのか知らないけど…そーゆー態度は無いんじゃないかな?」

「あっ!あのっ…」

「まぁ良いけどね…休憩中だし…仕事に支障きたして無いし…じゃあ…お疲れ〜…」

「ちょ、ちょっと待って下さいっ!あ、アレは…」

「気にすんなって…誰にも言わないからさ…」

次第にモノが硬くなって行くのが判った
公園の公衆便所が目に入った
言い訳を必死に考えている『お局様』を残して歩き出すと、案の定後ろからついて来て話し掛けて来た

俺は聞き流しながら公衆便所に入り、用をたした
『お局様』は公衆便所の入り口で立って待っていた
俺が反対側に出ようとすると、入り口まで入って、俺の腕を掴んだ

俺は身を返すと、ヨロヨロと『お局様』は中に入った
そのまま、『お局様』を押して薄暗い個室に連れ込んだ
『お局様』は硬直し、震えた

「ほらっ!欲しかったんだろ?」

モノを握らせ、『お局様』のコートに手を入れた

「ん?またノーパンか?それにこんなミニ履いて…こんな時間に友達の所ってのは嘘だろ?誰かに襲って欲しかったんだな?」

「い、いえっ!そんな…そんなコト無いです…」

「嘘つけ!殆ど裸じゃないか!それに…濡れてきてるぞ?」

「あぁ…そんな…」

「露出狂なんだろ?(笑)じゃあ撮ってやるよ!足広げろよ…」

携帯で、撮ってやると、しゃがみ込んで、股を露にしオナニーを始め『お局様』は自分でイッた

「みっとも無いな…会社でばらまいてやろうか?」

「ひっ…許してください…何でもしますから…」

「ははは…シたいの間違えだろ?要らないよ…悶々としてオナって寝ろよ(笑)」

「お願いっ!せめてしゃぶらせてっ!」

「嫌だね…そのまま、もう一度オナニーしろよ」

「はぃ…」

コートを開くとミニだけ履いた肉の固まりが露になった

「寒いのに良くやるな…」

垂れかけた大きな胸を掴み、股間を弄る『お局様』を見ながらモノを擦った
『お局様』はモノ欲しそうに見ながら、オナニーをし続けた
『お局様』が腰を振りながらイクと、俺も我慢が出来なくなり、『お局様』の顔に精液を掛けた

『お局様』は勿体無さそうに、指で精液を集め、舐めて恍惚の表情を浮かべた
そしてモノを握り、しゃぶりついた
俺は、その様子を携帯に納め、『お局様』を引き離した

「今日はココまでだな…じゃあな…」

「嫌っ!お願いしますっ!チ○ポ欲しいっ!チ○ポくださいっ!」

「五月蝿いな…チ○ポ欲しけりゃそのまんまで歩けよ?誰か拾ってくれるさ(笑)でなきゃあ病院直行だな(笑)」

「お願いっ!お願いしますっ!」

『お局様』は指を股間に入れてオナニーしながら叫んだ

「お願いっ!お願いっ!チ○ポくださいっ!入れてっ!お願いしますっ!」

「オマエ狂ってるな?オマエに家知られるのも嫌だしな…ココでオナってろ…車で送ってやる」

「はいっっ!待ってますっ!」

再び、公衆便所に着くと、『お局様』は手に着いた精液の匂いを嗅ぎながらオナニーをし続けていた
車に乗ると、スグに俺のモノを取り出し、寒さでガタガタ震える手でモノを口へと運んだ

俺は『お局様』の頭を剥がすと家の場所を言わせ、案内させた
『お局様』は車に乗っている間中、俺のモノと握りしめ、オナニーをしていた
しかし、家は、どうやら実家のようで、家の前に着くと大人しくなった

「どうした?もう要らないのか?」

今度は俺が『お局様』の股間を弄んだ
『お局様』は玄関を心配そうにチラチラ見ていた

「ふーーーん…じゃあ帰るか…降りろよ…」

「嫌っ!お願いっ!シてっ!」

「オヤスミ♪」

助手席のドアに回り、『お局様』を降ろして家に帰った

「あそこまでだと逆に退くな…(笑)」

まだ疼いているモノをたしなめながら家に戻った




『お局様』としなかった性か、中々寝つけれず、1時間毎に起きては寝てを繰り返した
『キャリアさん』から連絡は無く、当然、朝になっても家に居なかった

出勤して、わざとらしく『お局様』に「おはよう」と挨拶をして席に座った
朝に来た仕事を片付け、昼前に「資料室に行きますので…」と課長に言って3年前の資料を掻き集めていた

すると予想通り『お局様』が奥の机まで来た

「手伝いなら大丈夫ですよ?大体揃いましたから…(笑)」

『お局様』俯いて

「スイマセン…昨日はどうかしてたんです…忘れて下さい…」

「ん?あぁ…良いけど…とか言ってるくせにストッキング脱いで来てるよね?」

「え?あ…あの…」

つかつかと歩み寄りスカートを捲り上げた

「ほらな…履いて無い…言っておくけどキミとはシないよ?それとも他に、お相手がいるのかな?(笑)」

「いえ…これは…あの…違う…」

「どう違うのかな?…これでも違うって?」

ズボンを降ろしモノを出した

『お局様』は「ゴクッ」っと生唾を飲み震える手でモノを包み込んだ
そしてしゃがみ込むと、一気に口に入れしゃぶりだした
2日間溜っていた精液はスグに大量に『お局様』の喉に流れ込んだ

『お局様』は目を潤ませて飲み干し、股間を弄っていた
そしてそのまま吸い続け、2発目を飲み込みながら自分でイッた

まだ立ち続けている俺のモノを自分の股間に押し当て、入れようと必死にアタフタし、最後には巨大なお尻を振ってせがんだ

「だから…シないって…俺のが出たのは生理現象…誰が相手でも溜ってれば出るよ…自分の姿見た事あるか?」

携帯に昨日の『お局様』が公衆便所でオナっている画像を映し出し、『お局様』に見せた

「これがキミだ…プライベートなら有りかもしれないけどね…相手が誰でも良いなら掲示板に晒してやるよ…メルアドは名簿に載ってるからね…」

「嫌っ!嫌っ!」

「昨日は誰でも良かったんだろ?安心しろよ顏にはモザイク掛けてやるからさ(笑)俺がキミに言いたかったのはそれだけ…キミとのセックスには興味が無いよ…また次に何かしてきたら、社内メールでばらまくよ?良いね?じゃあ頑張ってお相手探してくれ…」

「嫌ぁ〜…お願い…久し振りなの…こんなになったの…お願い…鎮めて…仕事どころじゃなくなっちゃう…」

「知るかよ?今からココで管理課の『お局様』が盛っているからヤリたい奴はやれっ!って言ってきてやろうか?(笑)」

「お願いっ!お願いしますっ!ソレで突いて…」

『お局様』は、ヌルヌルになっている股間を広げ、お尻を振った

「勝手に盛ってろ…」

ズボンを上げ、資料を片手に外に出た
昼休みを外で過ごし、帰ってみると『お局様』は早退したとのコトだった

仕事をこなしながら、『お局様』と自分を照らし合わせて考えてみた
『オタク女』に始めてシた自分も同じだったのではないか?
それから後も、『オタク女』が許容しているのを良い事に、自分勝手にセックスをしている自分が、酷く醜く感じられた
俺自身の行いが『オタク女』の自信を付ける邪魔をしているのでは無いのか?
そう思うと居ても立ってもおれず、席を立ち『オタク女』に電話した

「よう…今、良いか?…あのな…俺はオマエに謝らないとイケナイ…オマエが自信を持てないのは俺がメグや他のコと関係を持っているからだ…いや…オマエの性じゃないよ…例えオマエが許しても、俺がシなけりゃ良いだけのコトなんだよ…それに甘えてシ続けた俺が…俺が全面的に悪い…ごめん…もし良かったら…次に帰る時にアノ指輪して帰って来てくれないか?メグには俺から言うよ…勿論イズルハにもな…俺にはオマエは勿体無いと思うけど…俺はオマエじゃないと嫌なんだ…これから先も勝手ばっかり言うと思うけど…けど…俺にはオマエしか居ないんだ…俺の気持ちはこれで全部だよ…指輪を付けて帰って来なくても、それは気にしないよ…オマエが本当に自信が付いた時にシてくれれば良い…馬鹿…何泣いてんだよ?…それはそーと…お爺さんどうだ?(笑)ん?…あはははは…そうだな…ん…じゃあ…仕事中だから…ごめんな…突然…うん…そうか?…ありがとう…うん……愛してるよ…うん…じゃあまた電話するな…はい…」

深呼吸をして、自分を落ち着かせ、席へと戻り、資料を纏めた
定時になったので、急いで営業部に訪れると『キャリアさん』の姿が見えた
『キャリアさん』を手招きして誘い出した

「昨日、一昨日と何処に行ってたんだよ?心配したぞ?」

「あ!ごめんなさい!連絡するの忘れてたわ(笑)…ね?今日、話があるんだけど…大丈夫?」

「あぁ…俺も話がある…今日は何時に帰って来る?」

「んーーー…さして用事も無いし…早いわよ?」

「じゃあ…お先に家に帰っているよ…話はその時に…」

「諒解…じゃあ後でね」

家に着き3度目のカレーを食べ、『キャリアさん』の帰りを待った
『キャリアさん』は珍しく言った通りに早く帰って来た
『キャリアさん』が食事を終えると、俺をジッと見て話を始めた

「ごめんなさいね…何も言わずに出掛けて…実はね…彼に会って来たの…」

「彼って…『勇者』か?」

「そう…で、話をしたのよ…じっくりとね…まだ彼は狩山さんに気持ちが有るって言ってたわ…でもね…んー…なんだかね…アナタ達と過ごしていると居心地が良過ぎて…カッシーが押し掛けて来ている訳でも無いのに、ずっと一緒に居て…アナタもケイちゃんも優しくて…このまま、ずーーーっとこうして居られたら幸せだなーって…でもね…アナタとケイちゃん見てると…只のお荷物だし、ケイちゃんが本当に自分に自信を持つ邪魔をしてるんじゃないかって…アナタの事…好きよ…大好き…今迄付合った男の中で一番好き…でもね…ケイちゃんも大好きなのよね…意味合いは違うけどね…そう…一生付合って行きたい相手よ…単純にワタシがアナタ達から離れるって言っても、アテがある訳でも無かったし、そんなコト突然言っても、アナタ達が納得するとは思ってなかったし…でもね…あの日、アナタ達2人の間で優しく包まれた時に思ったの…ワタシも信頼し合える相手が欲しいなって…何でも言い合える相手が欲しいって…だから自分自身を試しに行ってみたの…彼の前で、自分を晒け出せるかどうか…でもね…そんなコト今更って感じだったわ…狩山さんが彼の胸の中にいる限り…ってか、あの人達は、お互いが嫌いになって別れた訳じゃ無いのにね…そんなコト判ってる筈だったのにね!…ワタシはバカだっっ!大馬鹿っ!…無理だと判ったら、結局…また戻って来てんのよ!優しく包んでくれるココにっ!本当は居るべきじゃないのに…それも判ってるのにね…」

「…あのな…彼は近々コッチに引っ越して来るよ?オマエがスッパリ諦めるのなら関係の無い話だけどな(笑)…俺とケイコとオマエと3人で過ごしてきた時間は本当に幸せだと思う…今迄感じた事の無い安心や信頼を得たと思う…でも、俺はケイコと結婚する…その事で、体の関係は抜きで、オマエとの距離が開いたり崩れたりしてしまうのは、正直嫌だ…けど、いずれは子供も出来て、ドンドン離れて行く事になる…そして都合の良い時だけ頼ったりするだろう…俺はそんな位置にオマエを置きたくは無いんだ…」

「じゃあ…どうするのよ?いっそ2度と会わない方が良いの?」

「…俺もそれは考えた…でも、俺には無理だ…去年俺が1人になってた時にちょくちょく顔を出しては、俺に追い返されてたろ?…でも、あの時、本当は嬉しかったんだ…オマエがああして来てくれて無かったら、昔、現場から離された時の俺に逆戻りしてただろうし…何より、俺の事気にしてくれてる人間が1人は居るんだなーって実感できたしな…」

「あらら…じゃあもう少しの所だったのね…残念だわ(笑)」

「馬鹿…でもな…ケイコがコッチに帰って来てなかったら、また違う関係だったと思うよ?」

「そーね…イロイロあったからこそ…今の関係よね…」

「だな…今の関係でもあり、今の俺、オマエ、ケイコだ…」

「で?」

「ん?」

「アナタの話は?」

「ん…実はな…ちょっとしたコトが原因でな…ほら…ウチの課に『お局様』が居るだろ?…アイツがさ…盛ってきたんだよ…俺に…それで、何だか自分を見ている様で、嫌になってね…今更ながら、オマエ達に何を言われようがケイコだけをって思ったんだ…でも…オマエの話を聞いたら…オマエと切れそうにない…優柔不断なんだな…俺って…」

「えへへぇ…良かったぁ〜♪」

「え?ケイコちゃん?」
「おい、いつから居たんだオマエ?」

「メグさんが話してた時から居ました〜♪話聞きながら泣いちゃった…えへっ…それでね…やっぱり『自信』なんて死んでも無理だし…でも…指輪つけて帰らないと、御主人さま、がっかりするだろうし…それよりも何よりもメグさんに嫌われようと、ワザと酷い事言ってないかって不安だったから、スグに帰って来ました〜♪」

「そのつもりだったんだけどなー…」

「じゃあワタシと別れられないわね?ずっと好きって言い続けてやるわ(笑)」

「オマエな…」

「『成る様にしか成らない』でしょ?(笑)」

「そーそー♪でもね、ワタシは今でも幸せですよ〜♪」

「あのな…あーーーっ!もうっ!…でもな…メグ…彼の事、諦めずに頑張ってみろよ?俺達と居るよりも、幸せに成れるかも知れないんだろ?」

「うん…でもそんな身勝手な事できないわ…」

「でもね…メグさんが好きだったら頑張るべきだと思います…いつでも帰って来て良いですから、メグさんの本心で全力でぶつかって来て欲しいです…」

「ありがと…ケイちゃん…一番の子供はワタシね…判ったわ…頑張る………あはっ……御主人さま…メグは…メグは…お暇を頂きます…宜しいでしょうか?」

『キャリアさん』は鼻を赤くし、目に涙を溜め、俺を真直ぐ見た
俺も涙を溜め、『キャリアさん』を真直ぐ見て応えた

「あぁ…お疲れさん…頑張って…幸せもぎ取って…俺のトコなんか…2度と帰って来るな!」

『オタク女』は涙を流しながら『キャリアさん』の両手を持って、ただ頷いていた

「あはっ…でもスグに舞い戻るかもよ?(笑)彼が良くても、アチラには強力なお父様とお母様が居るんだし(笑)」

「ふんっ!あの親父共がガタガタぬかしたら、俺がまた言い上げてやるっ!俺達の大事な…大事な…メグを…馬鹿にしてみろ…ってな…」

「うん…ワタシも言って…やるから…」

「ありがと…ほんと…ありがと…ワタシは幸せよ…いつでも…アナタ達に…愛されて…るから…ありが…と…」

『キャリアさん』はマンションへ帰り、俺と『オタク女』は玄関先に佇んで居た

「良かったんですよね?メグさんの為にも、ワタシの為にも、御主人さまの為にも…」

「あぁ…また踏ん切りがつかなくなって、ダラダラ温ま湯に浸かっているよりズッとな…皆…判っていたんだ…3人共な…これで、メグは羽ばたいて行けるんだよ…」

「ワタシは『自信』なんて一生無理だけど…ワタシも本心で全力で…頑張ります…」

「程々で良いよ…今だって十分俺には勿体無い…」

「御主人さまも頑張ってくださいね?(笑)」

「当たり前だっ!…後…これから、キチンとケジメはつけてくるよ…あ!指輪持ってるか?」

「はい…」

『オタク女』から指輪を受け取り、摘んで見上げた
そして『オタク女』の手を持ち、指輪を差込んだ

「ケイコ…今から俺を『御主人さま』と呼ぶな…名前で呼んでくれ…」

「はぃ…×××さん…」

『オタク女』を抱き締めキスを交した

「でも…名前で呼ぶの恥ずかしいですぅ〜♪」

「習うより慣れろだっ!ちゃんと名前で言ってくれよ?」

「はい!御主人さまっ♪…あ…間違えちゃった…えへへへへぇ〜♪」

「折角シリアスに決めたのに…オマエの本気はそんなもんか?」

「えーーーんっ…御主人さまは言い換えなくて良いから楽なだけだも〜〜〜ん!」

「じゃあどう呼べってんだ?」

「え?…えっと…えっと…ケイコ…は言ってるし…アナタ…はへんだしぃ…んーーー…『姫』!そうだっ!『ケイコ姫』が良い♪んふふ〜♪明日っからエプロンドレス着よっと♪出来たらシリアス顔で呼んでくらさいなぁ〜♪」

「ったく!オマエはホント…根っからの『オタク女』だなっ!」

『オタク女』を抱きかかえ、何度もキスをした




稚文、長文に、長い間お付合い下さって有難うございました
以上で『オタク女』は完結です

本来であれば、この後の『十番隊隊長』や『メイド喫茶』のコ達との関係修復があるのですが、エロ部分は全く無くなりますし、文章にするには言葉のニュアンス等、難しい部分もあり、私が文章にするよりも、後は皆様の御想像に委ねた方が面白いと思いますので…(笑)

コメント下さった方
どうもありがとうございました
女性の方のコメントもあったりで嬉しく思いました
本当に感謝感謝ですv


α-G




『オタク女』が皆さんの温かいコメントを見て感動したみたいなので、 後記です(笑)


結婚式前日に、俺の親父、お袋、兄貴夫婦と甥と姪が俺の家に泊まり
『オタク女』は実家に戻って居た

「オマエ…良くもまぁあんな若い子と縁があったなー…って言うか良く相手の親御さんが良いって言ったもんだ…」


「うるせーなー…兄貴だって結婚して子供いるんだから、別に不思議じゃないだろ?(笑)なー?マー君?カスミお姉ちゃんと明日ヨロシクね〜♪ちゃんと出来たらオジちゃんが何でも買ってあげるからね〜♪…良かったなー義姉さんの血が強くて…2人とも可愛いく育って…うんうん…ん?マー君はライダーのが良いのかぁ?はいはい♪カスミちゃんはプリキュ○だねー…ん?ホワイトの方が良いのかぁー…あぁ良いよ〜♪明日頑張ってねっ♪」

甥と姪は広告のチラシを一生懸命指差しては、俺に何度も見せに来た

「あんまり甘やかせてくれるなよ?そーでなくてもオマエの部屋みたいにオモチャが転がりまくってるんだから…」

「へいへい…兄貴のDVDと漫画のコレクションには負けるけどな…マーくん、カスミちゃんコッチおいで〜♪」

ネット通販のページを広げ、2人に確認しつつライダーとプリキュ○の変身セットをカートに入れ注文した

「イイコしてたら、明後日には着くからね〜♪そろそろお利口さんにネンネしてね?明日は早くにオッキするからね〜♪」

「はーーーい♪オイタンお休みぃ〜♪」
「はーーーい♪やたっ!お休みだぁ!バアちゃん!バアちゃん!お休みだって!」

2人は居間に走って行った

「さて…2人を寝かし付けるか…オマエもさっさと寝ろよ?主役が眠そうな顔してたら嫁さんにどやされるぞ?(笑)」

「あのな…俺は今でも日の出と共に起きてるよ…兄貴とは鍛え方が違う!兄貴の方こそさっさと寝ろよ?止せば良いのに車で来たんだから疲れたろ?オヤスミ」

「あぁ…親父にもうちょい付合ったら寝るよ…オヤスミ」

ここ数週間バタバタと結婚式に向けての準備に追われ、疲れが溜って居たが緊張の為、目が冴えて眠れなかった

「やっと結婚式か…でもケイコを始めて見て1年ちょっとか…でも、イロイロあったな…」

結局、結婚式までの間に『キャリアさん』は『勇者』とは元の鞘に戻れ無かったが、良い友人として4人でしょっちゅう動いている、例の『メイド喫茶』の4人娘はウチが地元のオフィス街に作った『メイド喫茶2号店』に来てもらった
『オタク女』も『メイド喫茶2号店』で平日の昼間働いていて、4人とも仲良しになり、休みの時には4人が入れ替わりで遊びに来る様になった
俺はと言えば、総務部在籍のまま『メイド喫茶2号店』の立ち上げに再びつき合わされ、専務は常務に、元部長は専務に格上げになった

セリフを練習していると、うとうとしたので、さっさとベッドに入り珍しくアラームをセットし、眠った


アラームが鳴るより早く目が覚め、コーヒーを作り、顔を洗い、気合いを入れた
何度も原稿を声を出して読みながら、必死に覚えた
お袋が起きて来て、朝飯の支度を始めた

「オマエはずっと余所に住んでるから実感涌かないけど…これで息子として作ってやるのは最後だね…」

「何言ってんの?兄貴だって俺だって、死んでも親父とお袋の息子だろ?」

「そーゆー事じゃないんだけどね…オマエも子供が結婚する時になったら判るよ…オマエには娘が良いかもね?(笑)絶対に結婚式で泣くわ(笑)」

「うーーーん…それはアルかもしれんなー…それより先に相手の男がヤバそうだけどなっ!(笑)」

「そーかもね(笑)ウチは男の子2人で良かったわよ…娘だったりしたら、アノお父さんですもの…お見合いでも1回は「娘はやらん!」って言いそうだもの(笑)オマエはお父さんそっくりで頑固者だから、母さんはちょっと心配よ…ってまだまだ先の話だわね?やだわ(笑)」

お袋の背中が小さく見えた
横に並んで、立つと頭1つ低いお袋にびっくりしつつ、手伝おうとした

「良いから座ってなさいよ…母さんがしてあげられる最後の朝御飯なんだから…」

「あ…うん…ありがとう…」

「そー言えば、ウチは共働きだったから…オマエも○○○○も小学校から手伝ってくれてたね…お米洗ったり晩御飯作ったり…」

「お陰で、下宿の時から全然困らなかったけどね」

「大学辞めて、喫茶店に就職した時は何考えてんの?って思ったけど…でもケイコちゃんに出合えたんだから良かったわね?…最近じゃああんなに良い子少ないわよ?大事にしてあげなさいよ?」

「判ってるよ…俺には勿体無い位に出来たヤツだよ…この先どーなろうが、俺は前を見て、全力尽すだけだよ…」

「そーだね…お父さんみたいに真直ぐね…あー…この包丁切れないわね?タマネギ切ってたら、涙が出ちゃう…ちゃんと磨いでるの?ケイコちゃんが怪我するわよ?」

前日磨いだばかりの牛刀で、涙を流しながらお袋は朝飯を作ってくれた
暫くすると義姉が起きて来て、居間に朝飯を運び、皆で朝飯を喰った

着替えを済ませ、兄貴の車で、式場へと向かった
『オタク女』一家は既に着いていて、俺達を見つけると、歩み寄って来た

親父さんは、既に目を真っ赤に晴らし、俺に抱きついて背中を叩き、頭を下げ、握手を無言で何度も何度もした

「あの…ケイコは?着付けですか?」

「ん…あぁっ!そうです…見に行きますか?」

「え?あ…そうですね…」

親父さんに連れられ、控え室に入った
着付け途中だったが、顔に白粉を塗られ、紅を差した『オタク女』は人形の様に可愛かった

「ケイコ…似合ってるよ…可愛いよ…」

「まーっ!いきなりオノロケ?ワタシ達に御苦労様は?」

『キャリアさん』が不平そうに口を尖らせ毒づいた

「良いだろ?一生に一度なんだからキメさせろよ?」

「まだ着替え中なのっ!殿方は出てってよ!アナタも着替えあるでしょーにっ!」

「はっ…紋付なんか着慣れてるから大丈夫だよっ!あんなもん5分あれば着れるわ!」

「コレッ!いい加減になさいっ!田仲さんの言う通りよ!男性は出てって!お父さんもっ!ケイコちゃんのお父さんも済みませんが…」

「そーよアナタ…出来たら御呼びしますから…」

お袋達に追い出された男達は、新郎部屋に案内されシブシブ従った
俺はさっさと紋付に着替え、男3人でイライラしながら連絡を待った

「×××様…新婦様の御準備ができましたので、御写真を…」

『勇者』がフツーの結婚式では考えられない位に、何枚も記念写真を撮ってくれた

「…はい…次は…お父さん出て来て…花嫁に寄ってください…笑ってー…はいっ!全員集まって撮りましょう♪…」

「結婚式の写真ってこんなに撮ったっけ?」

「あははーサービスっすよ♪サービスサービス♪ウエディングドレスも沢山撮りますからねっっ!シノさんの晴れ舞台っすから!」

身内だけで、神前で結婚式を挙げ、式場で記念写真を撮り、披露宴にそのまま移った

『勇者』は『オタク女』の友人席に名前を載せていたが、披露宴でも始終カメラマンとして走り回ってくれた

仲人の『元部長』、一頻り『オタク女』を褒めまくり、来賓の『専務』は、祝辞と言うより俺に向かって気構えを説教した
乾杯の後、『オタク女』の親父さんが作ったウエディングドレスとタキシードにお色直しを済ませ、ウエディングケーキに入刀をした
友人代表は『開発課』と『キャリアさん』がしたが、どちらも俺をコキ下し、会場に笑いを提供した
ブーケ投げでは、『キャリアさん』が頑張ったが、『しっかり屋さん』の手許に渡って悔しがっていた

披露宴も恙無く終わり、式場の知り合いに礼を言い終わり
両家で再び挨拶合戦をダラダラと済ませ、俺と『オタク女』は式場から身内に見送られ、打ち上げ会場に送られた

打ち上げ会場の事は一切を『弟子』が取り仕切り、俺には何も知らされて無かった
カラオケ店に連れていかれ、店長が畏まって案内してくれた

「なぁ…いつもの10号室だろ?まさか懐かしのパーティ仕様か?」

「あはは…まあ入って見て下さい…僕らの総力の結晶ですから♪」

「何か嫌な予感がするな…」

「新郎様!新婦様!御入場ですっ!」

店長が叫びながらドアを開けた

中に入って見回すと…

中をレースで装飾し、花が半端なく飾り付けられ、キャンドルが丸テーブルに立てられて居た

「お帰りなさいませっ!御主人さまっ!お帰りなさいませ!奥さまっ!」

東京の古株のメイド達と、地元のメイド達がずらりと並び頭を下げた

「おい…店は?…」

弟子が近寄り「大変申し訳有りませんが、本日は改装の為、お休みさせて頂いて居ります」

「オマエ…そんな勝手に…それに何だこの内装…戻せるのか?」

「は?常務と専務の許可は頂いて居りますが?」

「知らぬは、×××マネージャーばかり成りってね♪さぁ…入って下さいよ?ウチのバイト達が頑張って準備したんですから(笑)」

「あれ?オマエ1号店は?」

「僕が居なくても大丈夫ですよ?(笑)ドリンクはお申し付け下さい」

「で、こんなにゾロゾロメイドが要る必要性は?」

「ありません!でも、キャプテンとケイちゃんの結婚式呼んでくれないんですもん…皆で来ちゃいました♪」

「新婚旅行の帰りに寄るつもりだったの!バイトまで呼んだら可哀想だろ?交通費掛かるし…」

「私達のマスターの結婚式にお世話出来ないなんてメイド道から外れますからねっ♪」

「新谷…まだ開店して2月だぞ?」

「晴れ姿♪晴れ姿♪このまま初夜に突入しても、生暖かく見守ってあげますよ?」

「要らん!オマエは厨房で料理作って来い!」

「紋付姿の方がぜってー似合うのにな…ほらっ!バイト代溜めて買った祝い刀だっ!受け取れっ!」

「オマエまでメイド服か…あのな…飛行機乗るんだけど?」

「まーまーマスター…座ってマユちゃんが入れたコーヒーでも飲んでくださいな…」

『のんびり屋さん』に席を勧められ座った

「ん?ケイコは?どこだ?どこ行った?」

「ケイちゃんはお手洗い〜♪ちょっと位待ちなさいよ?(笑)」

「あ?何でオマエまでメイド服なんだよ?」

「だって…ワタシだけ仲間外れって嫌じゃ無い?メイド2号なのに…」

「ってオマエのは違う奴だから、仲間外れは変わらないだろ?」

「んふふ〜♪さーて…それはどうかしらね?」

「じゃ〜〜〜〜んっ♪メイド1号登場ですぅっ♪えへへぇ〜♪」

「…だから親父達は呼ばなかった訳ね…お揃のメイド服か…久しぶりだな…おいっ!弟子1号と店長!そこでニヤニヤ笑ってるとオマエ等も着させるぞ?とっとと飯持って来いっ!」

「畏まりました旦那様…(笑)それでは宴の御用意を!店長…」

会場に爆音が響き、メイド達のカラオケ大会が始まった
歌っていないメイド達が食事を運び、飲み物を1号店店長が側で作ってくれた
『オタク女』は嬉しそうにカラオケに混じり歌いまくった
『開発課』や『弟子』の男達はベタに『乾杯』を歌い世代ギャップを露にした
カラオケの最後に『オタク女』と『キャリアさん』が『愛情の〇タマリ』を歌って締めた

俺にマイクが回って来た

「今日はどうもありがとう…何だかメイド喫茶の総支配人みたいだけど(笑)まぁ…なんだ…途中で、面倒見てやれなくなったりで済まなかった…でも、今迄見て来たなかで、キミ等の最高の笑顔を見れて、俺は幸せだ…きっと近い内に皆ももっと良い笑顔で、ウエディングドレスを纏う事に成ると思う…その時は忘れずに呼んでくれ…キミ等は最高のメイドだ!ありがとう!」

弟子が号令を掛けた

「全員起立っ!そのまま整列…駆け足っ!」

総員で、花道を作ってくれ、頭から花びらを掛けられながら抜けて振り向いた
全員が俺達に向かって並んだ

「行ってらっしゃいませっ!御主人さまっ!行ってらっしゃいませっ!奥さまっ!」

深々と御辞儀をして俺達を見送ってくれた

空港にタキシードとメイド服のまま降ろされ、『開発課』に手荷物と服を渡された
『勇者』は楽しそうに写真を撮り続けた

「空港でメイドって珍しいっすもんね!それよりタキシードの方が日本じゃ珍しいっすけどね!(笑)並びは初めてじゃないですかね?(笑)」

『キャリアさん』もメイド服のままで、大きな荷物を引っ張って付いてきた

「はぁっ?何だその荷物?」

「ん?何言ってんの?アナタ達と一緒に行くのよ?ケイコちゃんから聞いて無いの?」

「はぁ?なんだそりゃ?」

「えへっ…だってワタシも御主人さまも外国行くの初めてだし…メグさんなら慣れてるから…頼んだの…」

「そゆこと〜♪」

「へ、部屋は違うよなっ?」

「えへへ…お母さんに言ったら「失礼でしょ?」って…大きなお部屋に3人で…って、変えちゃった…」

「んふふー♪諦めなさい♪」

「アッチ行ってから変えてもらうぞ!絶対!」

「ふーーーん…英語そんなに喋れるんだー…さっすがぁ〜♪」

「あーーー…俺も付いて行きたいな〜初夜覗けるし(笑)」

「あーのーなー…もう良い!…俺、ケイコと2人じゃないなら行かない!」

「ふーーーん…良いわよ〜…ケイちゃんと2人で行って来るから…1週間家でのんびり待ってなさいよ?(笑)」

「…くっ…そ…ああ!行けばいいんだろ?行けば!行きますよっ!メグ!オマエの荷物なんか持ってやらねーからなっ!」

「えへへぇ…ゴメンナサイ…」

「良いよっ!行くぞっ!ケイコ!」

「あい♪」

「前途あんのかね?すっかり染まっちゃって…まっアイツにはそれ位でバランス取れて良いかもな(笑)」
と『開発課』が言ったらしい
入国審査の時に、『オタク女』が目的を日本語で嬉しそうに『新婚旅行』と言った事は、伏せておこう

結局、始終お邪魔虫の『キャリアさん』が側に居続け、生殺しの夜が続いたが何とか我慢して帰国が出来た
でも、その性で楽しみにしていたNASAやスミソニアン博物館を殆ど覚えて居ないのは残念だった

成田に帰り、『勇者』と落ちあい『メイド喫茶』でお土産をばらまき、地元に帰り『オタク女』の家に報告に行った
次の日に本社と『メイド喫茶』、『1号店』、カラオケ店に赴き、残りのお土産をばらまき、やっと家で落ち着いて2人でゆっくり出来た

「でも何でシなかったんです?」

「まだアレから4ヶ月経ってないだろ?間違えてやってしまったら元も子もないし…アイツが彼を諦めるには早過ぎるっ!それに俺はもうオマエ以外とする気は無いって言っただろ?」

「でも、妊娠してたら安定する迄しませんよ?」

「オマエの口とアナルがあるだろが?最悪オマエの手でも構わないよっ!って…え?」

「えへへへ…生理がまだ来ないの…結婚式辺りな筈だったんだけど…」

「マジかっ?…ってもまだ1週間しか経って無いし…産婦人科!そうだっ!産婦人科行こうっ!」

「あはは…まだまだ試認薬でも判りませんよー(笑)ひょっとしたら…ですもん(笑)」

「そーか…そーだよな…ん?って事は、今、生理始まったらもう1週間オアヅケって事?」

「えへへ…オミャンコにはオアズケでしゅね♪」

「嫌だっ!俺は異国の地でロマンチックにオマエとシようと思ってたのに…出来なかったんだからっ!せめて…ケイコっ!疲れてると思うけど…スマンっ!」

俺は『オタク女』を抱きかかえて、ベッドに運び、急いでズボンを降ろした

「慌てなくても…スグに御奉仕しますよ?」

「御奉仕は今要らないっ!オマエと繋がりたいんだよっ!」

「きゃっ♪もーーーっ…まだ濡れても無いのに…セッカチさんですね?えへへ♪」

「何かさ…今シないと、誰か来そうな…そんな感じがするんだ…」

「えーーーっ?大丈夫ですよぉ〜…ゆっくり、優しくシテ欲しいですぅ〜♪ア・ナ・タっ♪」

「そうか…そうだな…今迄も遠慮した事ないけど、今迄以上に大手を振って出来るもんな♪…ケイコ…愛してるよ…」

「んっ…ワタシもです…愛してます…アナタ…」

予想通りチャイムが鳴り、笑っている『オタク女』を余所に、ドスドスと玄関に行きドアを開けた

「はいっ!どちら様?」

ドアを開けると、『キャリアさん』、4人娘、『勇者』、『十番隊隊長』がゾロゾロと入って来た

「居なかったら鍵開けて待ってようと思ったんだけどね〜良かった良かった♪さ!居間に移動しましょー…」

「土産話聞きに新婚さん宅にお邪魔しにきました〜♪」

「ふふふ…初夜は如何でした?そりゃあもう果てる事もなく?ウシシ…でしたか?」

「これケーキです〜♪美味しいんですよぉ〜…お茶入れますね〜♪」

「止めたんですけどね…ワタシも流されてしまいました…すいません…」

「あ!どもっ!写真持って来ましたよ?NASAとスミソニアンどうでした?画像見せて下さいよ〜」

「ほらっ!祝い刀!邪魔すんね〜♪なぁ?お菓子あんの?お菓子?」

がっくりと肩を落していると、『オタク女』はニコニコ笑いながら俺の頭を撫でた

「皆の前でいつも通りにヤってやるかっ?…あーあ…ちくしょー…」

「えへへへへ…仕方ないですよ?皆さん御主人さまが大好きなんですから♪」


皆の愛情のお陰で、もっぱら朝方が営みの時間になってしまった
タマに『キャリアさん』が俺と『オタク女』のベッドに酔っぱらって入り込んだりしているが、まだまだ一線は超えていない
大学生になった『十番隊隊長』は『オタク女』に懐き、『キャリアさん』同様にベッドに潜り込んでは『キャリアさん』と良く喧嘩をしています

『オタク女』は、やっと少しお腹が大きく成り、その割に胸が2サイズもデカクなり、大きな2人の子供とはしゃいで楽しそうにしている
今、4人で同人誌を作る様な話が起きてますが、趣向にまとまりが無いので、『オタク女』のドール服をイベントで販売しています


読んで居られる誰かと既に、お会いしている方が居られるかも知れないです(笑)
でも、いつも4人で居るとは限らないので、人間違いには御注意の程を…
それと、会場でお聞きになられても、しらばっくれますので、御容赦の程を♪

それでは

α-G


 


初めまして!?
『オタク女』デス♪
御主人さまの『オタク女』を読んで頂き有難うございました♪

私わ、あんまり覚えて無かった事も書いてあったり、あぁ…そーだったのかーと思う事も有ったりで面白かったデスv(勿論無かった事も書いてあるみたいですけど…それは内緒です♪)
でも…本当は、もっとゴタゴタが有った様に思います(笑)

『十番隊隊長』ちゃんはウチの弟とも仲良しで、弟がここ半年、コスの相方をやっています
付合っているのかはハッキリは言いませんけどねっ☆

『キャリアさん』の事を誤解為さっている方が、いらっしゃるみたいなので、私から…
はっきり言って、私は『キャリアさん』が大好きです
私の理想の具現化と言っても良いです
可愛くって、女らしくって、賢くって、いつでも相談に乗ってくれるし…
タマタマ好きになったのが同じ人で、私の方が早かっただけです
もしも、『キャリアさん』の方が、早かったら私なんて無理だったと思います
でも、その事を話すと、『御主人さま』と『キャリアさん』は「そんな事無い」って言ってくれます
「3人で居たからこそだ!」って…

私も『キャリアさん』も最初の切っ掛けが、かなり変な事から始まってますが、私の今が有るのは、あの1年の間に起きた事件全てのお陰なんです

それまでの私は、本当にお友達も少ない、アルバイトに出ても誰とも口をきかない、正に『オタク女』だったのですけど…「お前は俺のモンだ」のたった一言で、私の心の中に『御主人さま』という存在がいきなり出来て、世界が開けた様な気がします

確かに、最初のキスは腹が立って、交番に行きかけましたけど、何だか警察官にその話をすることさえ、嫌だったので、部屋に帰って腹立ちまぎれに掲示板に書き込んだら“オマエなんかにありえねー”とか“良く出来たな尊敬するよ”とか“妄想乙!”と叩かれました
余計に腹が立って、今度見つけたらネットに顔晒してやる!って思ったりしてました
でも、次の日は恐くて外に出れず、ネットに書き込んでも、有効な手段も教えて貰えずにいました
その次の日に、「何で私が家に閉じ篭ってなきゃいけないの?」って思って外に出ました
でも、恐いから大通りを通りましたけど…

で、皆さんも御存じの通り、ジャス○までトイレが間に合わなくて、公園で待ち伏せしていた『御主人さま』に捕まった訳です

最初は只、恐いだけで…
でも、あんなに叩かれた私に、ずっとキスしながら「お前をずっと見てた」「お前は俺のモノだ」なんて言われて…
シテいる事は完全に犯罪ですけど…何だか少し嬉しくて…で、シ終わった後も、濡れたズボンの代わりにスカート買って来てくれて、一緒に洗濯して話してたら『良い人なのかな?』って思えて、それに私なんかに欲情して『変わった人だな』って思いました
だって小学校以来、男嫌いで、『女』として扱ってもらった事も無く、『三国志オタ』としてしか『オタ』友も出来無かった私に言い寄って来る『男』なんて居なかったし、視線も感じた事も無く、目を合わせる事も無かったくらいですから…

性欲のハケ口だとしても嬉しかったんです
やっと認められた気がして…
ウチの家族がビックリする位、御機嫌になって家に帰りました
今度は嬉しくて、掲示板に書き込んだら「女版『電車』かよ?」って笑われて…
で、写真が欲しくて、『御主人さま』にメールしたら…もう…エロエロになってしまいました(笑)
他の事なんてもうどうでもイイやって思えて…
で、数日後に服買ってもらったり、メイド服着させられたり、お食事したり、綺麗にしてもらって…家で大事件になりました(笑)
次の日には赤飯まで炊いてありました(笑)

お母さんから根掘り葉掘り聞かれ、お父さんは私が買ってもらった服を見て、勝手に買込んで来て私に渡しました
弟は素直に喜んでくれ、しきりに『御主人さま』を見たがってました

それ迄の生活が嘘の様に、『明日』が待ち遠しくなって、他の男なんか見る気も無く、次第にずっと側に居ないと、スグに飽きられて捨てられる様な気がして…
自分の病気を勘違いしてたので、死んでしまう前に、もっと『御主人さま』に相手にして欲しい…愛されたいと必死でした
だから、何でも言う事を聞く『オタクの妄想の中のエロ可愛いメイドさん』って立場に自分を置けれる事に喜んで没頭しました
理由は知らなくても、根暗だった私が明るく振るまい、ドンドン従順にエッチになって行く…そんな私を『御主人さま』が喜んでドンドン相手をしてくれたから、余計にそのキャラにハマってしまいました
その性か、本当に自分が『メイドさん』であるかの様にも錯角してました

でも、演じているつもりが、ドンドン本当にそんな風になったのも事実です
アキバに最初に言った時に『メイドさん』を演じただけで、地元のイベントの時よりも沢山の人に写真を撮られ、『勇者』さんとも簡単にお友達になれた自分にビックリしました
2度目に『キャリアさん』の応援で、アキバに行ったら、覚えて下さってる方も結構いらっしゃって、自分がアイドルになったかの様に、すごく嬉しかったです
最初、仇みたいに私を睨む『キャリアさん』が少し恐かったけど、お酒呑んでイロイロ話してたら『あぁ…この人真剣に御主人さまの事、好きなんだなー…』って思って…で、勘違いしてた持病の話をして…私と『メイドさん』しませんか?って聞いて…最初は「無理よ」って言ってたけど、酔っぱらって行くウチに『キャリアさん』も「それじゃあ…ダメもとで…」ってなっちゃいました(笑)

で、『御主人さま』の嫌がっている様子に喜んでいる自分が居て、でも、自分が死ぬって思ってたから、何とかイベント以外で出来たお友達の『キャリアさん』に『御主人さま』を任せたくて…
スッゴク自分勝手だったんですね…
で、『御主人さま』の策略通りに『勇者』さんと良い感じになったんだけど、反面で、私は不安になっちゃってました
で、後で聞いたのは『キャリアさん』も最初はのったフリだったらしく、でも、『勇者』さんがスッゴク優しくて好きになっちゃったらしいです
多分、『御主人さま』に対する私の気持ちへの遠慮ってのもあったと思うんですけど…

で、3人で酔っぱらった日に私は『御主人さま』の気持ちを試すつもりで、私はわざと裸のままで居ました
その時はもう、都合の良い、性欲処理の相手だと、少しでも思いたく無くなっていたから
でも、シャレにならない事になって、始めて自分の愚かさを知り、死にたい位に落ち込みました
自分で自分の首を締めた訳です
それまでに何度も、『御主人さま』が私を『愛して』くれているって事を伝えてくれていたにも関わらずに…

そんな私を何度も何度も『キャリアさん』が救ってくれて、でも、私は『キャリアさん』が本当はずっと迷っている事知っていながら力に成れずにいて…

東京の『メイド喫茶』で下宿してバイトしている時も、私が間違ってるって言ってくれて…
カッシーがこっちに居た時も…
でも、カッシーは昔の事反省していましたよ?
それに、実は2人に黙って、遊んでたりもしてました(笑)

結局私が一番ずーずーしいんですね(笑)
一番良いトコ取りで…でも、2人はいつでも必死に私の事を考えてくれて…だから大好き…未だにまた3人で心行く迄エッチしたい位です
だって、エッチした後の『キャリアさん』はスッゴク可愛いし、『御主人さま』もスッゴク優しいんですもの♪
今、6ヶ月でお乳が出る様になっています
『御主人さま』も『キャリアさん』もお乳の味に興味があるみたいで、やたら胸を触ってはチューチュー吸っては「なんだか、ミルクって感じじゃないわね?」とか「まだ薄いな…」とか言って面白いです
『十番隊隊長』ちゃんは、お腹の動きに感動しては、せっせと靴下編んでくれてます♪

男の子でも女の子でも、この子は幸せに育つに決まっています
だって『キモオタク』だった私が幸せなんですから

今迄のコメントを読み返して、その場、その場でコメントなさって下さっている方の解釈がそれぞれ変わっていて面白いかったです
何で『御主人さま』がコメントを返さなかったのか判る様な気がします
だってコメント読むの楽しいんですもの…(笑)

後、女性の方のコメントがあり、嬉しく思いました
私なんかに味方して下さってましたし♪vv
でも、当事『結婚』=『幸せ』とわ思ってはいませんでした
私にとっての『結婚』は一緒に居る為のパスポートにしか過ぎないからです、それに『結婚』してしまえば、バランスがとれてて幸せだった『キャリアさん』との関係が危うくなると思ってましたから
『結婚』しなくても3人で、ずっと居られればそれで十分だったのです
でも、『キャリアさん』も私同様の奇跡に掛けたみたいです
今の所、まだ狩山さんにかなり部がありますけど、私達は応援しています
例え、『キャリアさん』がこっそりと『御主人さま』の寝顔にキスしていてもねっ☆


そんなこんなで、リクエストにお応えしてみましたが、如何でしょう?
きっと皆さん、訳ワカンナイままだとは思います(ゴメンナサイ)
だって私自身、何で2人がエッチしてても妬かなかったのか、ずっと皆で抱き合って眠りたいのか判りませんから
ただ言えるのは、ワタシダケノ ヒトがたまたまソコに2人居るって事です
なので、お腹のコが大きくなって、4人で一緒に寝る方法を模索中です
良い案ありましたら、宜しくお願いします

追記
『キャリアさん』にも書きます?って聞きましたけど、『御主人さま』をつけあがらせるだけだから嫌だそうです(笑)
それと、「自分の幸せは人に判断してもらうモノじゃ無いから…」との事でした
私もそう思います、でも、この話を『御主人さま』が書いてくれたお陰で、今まで判らなかった事が判って嬉しかったデス☆
でも、どうせなら、私と離れて居た時期の事を詳しく書いて欲しいなーとか思ったりします(笑)

長くなりましたが、『オタク女』の独り言でした〜♪
でわ、いつの日かまたっ♪



出典:長いけど
リンク:いいと思った
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