高校時代、ずっと女友達の恋愛相談に乗っていた。 そいつは学年でも屈指の人気者とか、イケメンとか、運動部のエースとか、 次々と無理目な男を好きになっては、俺のもとに相談を持ち込んできた。 彼女は決してブスな方ではなく、むしろ顔立ちは整っていて、 性格も明るくて家庭的で思いやりがあって、 高望みさえしなければすぐに彼氏ぐらいできるのにもったいないなと思いながら、 それでも彼女が俺を信頼してくれることが嬉しくて、相談に乗っていた。 身長が170あって、それをコンプレックスに思っていて、 さんざん悩んだあげく結局は告白しないであきらめて、 また別の男を好きになってしまうあたり、ちょっとイラっとしてたけど。 そんなある日、彼女が泣きながら俺のもとに来た。 「どうした?」と聞いてみると、高校に入った時からずっと片思いしていた人がいると言う。 好きすぎて怖くなって、その人を忘れるために別の人を好きになろうとしてみたが、 ダメだったと言う。「じゃあ、そいつに告白しろよ。ずっと好きだったんだろ?お前なら大丈夫だよ」と答えると、 「彼は三年間片思いしてたのに気付いてくれなかった」と言う。 俺はイライラして、「片思いしてるだけじゃ気付く訳ないだろ!言わなきゃ分からないだろ! 俺も付いてってやるから、今すぐ告白しろ!」と言ったら、 いきなり俺に顔を近付けて唇にキスをして、笑って「これが告白」と言った。 その日、三年間続いた恋愛相談は終わり、彼女には彼氏ができた。 出典:コピペ リンク:不明 |
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