ウチの委員長の話をしようか (エロくない体験談) 71399回

2009/11/15 18:04┃登録者:痛(。・_・。)風◆mj/LN2hE┃作者:名無しの作者
ここ数年のこと書いてくぜ 
まぁチラ裏スレだ 
適当に書いてくんで、よければマターリ流し読みでもしてってくれ 


高二の四月だ 
俺はそこそこ仲のよかった連中が同じクラスで一安心していた 

で、二週間くらいはいい気分で過ごしてたんだが、 
それをぶち壊しにした奴がいた 

スレにある、委員長だ 



俺は硬式テニス部所属なんだが、超幽霊部員 
参加したことは数回しかない 
というわけで、今日も帰宅部よろしくさっさと帰ろうとしていたら委員長に、 


「山本君。今週、掃除当番だよね?サボらないで欲しいんだけど」 


と、言われたわけですよ 



ええ、まぁこれだけなら俺が悪いんですからムカついたりしません 
が、掃除をやってる最中も授業中寝るなとか、遅刻が多いとか小言言われるわけですよ 

お前はカーチャンかと 
おまけに掃除当番中授業が終わって外出ると 


「掃除サボらないでね」 


と、釘刺しに来る訳です、キツい声で 
ふざけろwwwwwww俺はトイレ行くだけだwwwwwww 



で、これだけなら『こいつツンデレじゃね?』で妄想できてお腹イパーイになれるんだが、 
やはりこいつはリアル人間 

ほぼだれにでもこの態度wwwwwwww 
特に男にキツいwwwwwそしてウザいwwwwwww 


顔はそれなりだったが、やっぱ人間中身が大事だと思ったね 
女じゃなかったら確実に張り倒してた 





今考えると一方的な見解だというのもわかる 
やりすぎ感はあるが、一応正論だったわけで 
実際、俺は親友とも言える奴といっしょに帰ってるときに言われたことがあった 


補足:俺の名前は山本。親友は谷。委員長は相原 


谷「ねー山さー。相原さんのこと嫌いでしょ?」 
俺「当然」 
谷「やっぱりーwだめだよ仲良くしなくちゃーw」 
俺「なに、お前気に入ってるん?」 
谷「いい人だと思うよ」 
俺「はっ、どこが」 
谷「ちゃんと話せば気に入ると思うけどなー」 
俺「ありえねーwwwwwwwwww」 


と、この時点では絶賛氏ね市ねコールだったわけです 





それから一月くらいして、修学旅行の話が出てきた 
班や自由行動の場所やらは順調に決まっていったんで、 
俺みたいな一般生徒は当日を待つだけだった 



放課後、俺はぼーっと校舎の中を歩き回っていた 

いつもなら放課後と同時にすぐ帰るんだが、 
その日は谷に料理部の試食を頼まれていたから暇つぶしが必要だった 

校庭やら音楽室とかから聞こえてくる声や音に、 
『みんな青春してんな〜』とのん気に思って歩いてた 




何気なく空き教室を見てると、だれかがいるのがわかった 
相原だった 

思わず後ずさって、うわーやな奴見ちまったーって思ったんだ 

が、 
俺は軽い悪戯を思いつくわけです 

背後に近づき、わっと叫ぶ定番のアレ 

日ごろの鬱憤解決にはほど遠いけど、この時はあの相原の驚く 

顔が見れると思ってドキワクですた 



相原は窓の方を向いてたんで、見つからないようドアから離れ 

て中の様子を伺った 

教室の中には紙束がいくつか置いてあって、相原はそれを上か 

ら一枚一枚取ってまとめていた 
俺は何やってんのか気になって、近づいて確認した 
どうやら修学旅行のしおりを作成しているみたいだった 



よく見ると、結構な量だった。ウチのクラスの分だけには見え 

ない 
二年の人数はざっと400人 
これを一人でやっていた 

数分見てたが、だれも来なかった 




俺は普通にドアを開けた。相原はびっくりしていた 


相「…山本くん?」 
俺「よぅ」 


軽く手をあげて中に入った 
相原は、???って感じだった 


俺「これ、修学旅行のしおりかなんか?」 
相「…そうだけど」 
俺「何で一人でやってんの?」 
相「田口君、部活で忙しいからよ」 

田口っていうのは副委員長ね 
バスケ部レギュラーで、イケメン族。まぁ氏ねよって奴だ 



俺「だったら他の委員長とかに頼めよ。ウチの学年何人いると思ってんだ」 
相「みんな部活やってたりいろいろ予定あるでしょ。 
それに私がやるって言ったんだからいいの!」 
俺「はいはいそーですかー」 


相原はすでに切れモードに入っている 
総員退避!! 



というわけで、俺はさっさと教室を出て行った 

ちょっと間をおいて中を確認すると、相変わらず相原は地道な作業をしていた 


…こいつバカじゃね? 

俺は心の中でバーカwwwwバーカwwwwwと言ってから、その場を離れた 



数分後、俺はまた相原のいる教室に戻ってきた 


俺「紅茶とコーヒー、どっちがいい?」 
相「…は?」 
俺「じゃ、紅茶な。ほれ」 

相原に紅茶を渡す 

相「え、なんで…」 
俺「差し入れだよ。ったく、なんで一人でやってんだお前は。バカですか? 
ウチの学年何人いると思ってるんですか? 
一人でこんなんやるとか頭大丈夫ですか?」 

なんか言わないと気がすまなかったんで、にこやかに言ってみた 


相「はぁ?だから、みんな予定あるって言ったでしょ!」 
俺「はいはいそーですねー」 


適当に返事をして、俺はコーヒーを飲む 
ジョージアうめぇwwwwww 




相原は俺を超にらんでいたが、やがて俺の渡した午後ティーを飲みはじめた 


俺「座れば?」 
相「………」 


はい無視されましたーwwwww 


で、俺は早々にジョージアを飲み干してしおり作成に入った 


相「…何してんのよ」 
俺「見てわからねーか?手伝ってんだよ 
…っつーか、飲み物持って来た時点で気づけよな」 
相「い、いいわよそんなことしなくて。早く部活行きなって!」 
俺「俺、幽霊部員」 
相「…あ、そう」 
俺「そうですよー」 


結局二人で淡々と作業をする 
お互いにずっと黙ってて、部活やってる連中の声がちょっと聞こえるくらい 

相原はどう思うか知らんが、俺は重苦しく感じたりはしなかった 



相原は前の日もやってたらしく、そんなに量は残ってなかった 
結局終わったのは五時すぎくらい。だいたい一時間くらいか? 
谷との約束の時間までは、もう少し時間があった 


俺「なんとか終わったな」 
相「そうね。じゃ、私はこれ置いてくるから」 

相原が冊子の束を抱えて廊下に出る 
俺は慌てて残ってる冊子を持って相原を追う 


俺「…お前は一体何往復するつもりだ?」 
相「ホントいちいちうるっさいわねー 
手伝ってくれるのはいいけど、グチグチ言わないで」 
俺「へーへー」 
相「…ムカツク」 


口うるさいのはお前の方だと言いたくもなったが、 
別に以前のような嫌な感じはしなかったんで黙ってた 

終わったら素っ気無いものだが、ありがとうの一言があった 
悪い気はしなかった 



それから、俺はなんとなく相原の雑用を手伝うようになった 
一応進学校のせいか授業や宿題のプリントなどが無駄にあり、 
配布やコピーのたびに相原は呼ばれていた 

はっきりと面倒事だが、相原は先生に結構人気があるようで、 
相原自身も先生を気に入ってるようだった 
あきらかに他の委員長と比べれば雑用は多かった 

俺はと言えば、頭のやわらかい先生はお茶菓子くれたりするんで別にいいかと思っていた 



相「山本君、今時間ある?」 
俺「ん、どーせ暇人だよwwwww」 
相「よしよし。はいこっち来てー」 

いつものように相原が何か雑用を押し付けられたらしい 
「人使いの荒いこって」と憎まれ口を叩きながらも、 
俺は悪い気はしなかった 
最初の頃は俺から声をかけないと、決して手伝わせたりはしなかった 
それから比べれば格段に進歩した 

が、その日は少し話が違った 



田口「山本、今日はいいよ。俺が行くから」 
相「え、田口君、部活あるでしょ?」 
田「少しくらいなら遅れても大丈夫。顧問に許可取ってあるから」 
相「そ、そう?ならお願いするね」 
田「ん。そういうわけだから、山本。お前帰っていいよ」 


一方的に話をつけると、田口はさっさと教室を出て行った 
相原は「また明日」と早口で言って、田口を追っていった 




その日を境に、田口は相原を手伝うようになり、 
相原はだんだんと俺に声をかけなくなっていった 
もともと用事がなければ大して話していなかったし、当然の結果だった 


谷「山、相原さんとケンカでもしたの?」 
俺「別にしてねーけど。なんで?」 
谷「だって最近全然話してないみたいだから。前はもっと仲良かったよ」 
俺「ま、所詮雑用繋がりだからな。それがなくなりゃこんなもんだろ」 
谷「しょうがないなー山は… 
今日ウチ来なよ。昨日つくったケーキあるからw」 

そう言って谷は笑った 
相原と疎遠になってきたことを慰めてくれたんだろう 

こいつはホント、いい奴だった 



しかし、谷はちょっといい奴すぎでもある 
わかりやすく言うと、おせっかいな面があった 


放課後、四人が図書室で雁首揃えて期末テストの勉強をしていた 
メンツは俺、谷、相原、牧野 
相原は谷が呼んで、相原とよくいっしょにいる牧野も流れで来ていた 


…谷、俺はお前にKYという言葉を送りたい 
この状況で勉強に集中できる訳ねーってwwww 





案の定、相原はなんか居心地悪そうだった 
牧野と谷の気が合っていたのがせめてもの救い 


結局俺はロクに喋らず、勉強会は終了した 

正直、かなりキツかったwwwwwwww 
気まずいってレベルじゃねぇwwwwwwwwwwww 


谷「また明日もやろーねー」 
牧「うんー」 


お前ら平和で羨ましいですwwwwww 


相原を見ると、やっぱりというか断りたいけど断れないという感じの顔をしていた 



が、人間慣れるもんだね 
四日目くらいになると、ちょこちょこ話したりもするようになった 


牧「谷ちゃん、なんでもできるんだねw」 
俺「こいつは完璧超人なんだ」 
谷「そんなことないよー」 
俺「勉強はもちろん、運動神経もそこそこ。おまけにメシもうまい」 
牧「え、料理できるの?」 
谷「一応、料理部だからw」 
牧「へー!」 
俺「な?すげーだろwwwww」 
相「なんで山本君が偉そうなのよ…」 


まぁ、場所が図書室だからそんな喋りはしなかったが、 
結構和やかなふいんき(ryだったと思う 



そんなわけで、テストはそこそこの成績を取れて、 
四人で打ち上げをやった 

と言っても、マックでメシ食っただけ 
でも十分楽しかった 



夏休みに入って、俺はごろんごーろんして過ごした 
たまにクラスの連中と遊んだり、谷の家で宿題したりした 

ある日谷の家に行くと、相原と牧野がいた 


俺「え!?なんでいるの!?」 
相「…いちゃ悪い?あんたの家じゃないでしょ」 
俺「あー、いや。そうなんだけどさ…」 
牧「谷ちゃんに呼ばれましたw」 
谷「呼んでみましたw」 
俺「…谷、せめて事前に教えてくれ」 
谷「サプライズサプライズーw」 



谷、お前自由すぐるwwwwwwwwwwwwwww 



で、夏休み終わりくらいに四人で遊園地に行った 
牧野が行ってみたかったんだと 


当然絶叫系に乗るわけだが 

牧「きゃーーーーーーwwwwwww」 
谷「わーーーーーーーwwwwwwwwww」 
相「ひゃーーーーーーwwwwwwwwwwwwwww」 

とノリノリの三人 
俺はというと一発目でダウン 
下でのんびりアイス食って待ってました 


ソフトクリームうめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 






さすがに二時間近くぼーっとは待てないんで、 
迷路っぽいの行ったり、お化け屋敷行ったり、土産物屋まわったりしてた 


しかし、一人お化け屋敷は周囲の目が痛かったなぁ… 




んで帰り道、俺はフルボッコにされた 


相「でも山本には笑ったわーw 
高二にもなってジェットコースターが怖いとかw」 
谷「まぁまぁ。山も一回はがんばったんだからw」 
牧「あれすごい叫び声だったよねーw周りの人びっくりしてたよwww」 
相「で、降りたら腰抜けたみたいに座っちゃってw 
いやー、かわいかったわーwwwww」 

笑いながらバシバシ俺を叩く相原 


…お前らアトデオボエテロヨ? 





はい、そろそろ停止しまーす 







二学期が始まった 
相原や牧野と話すようになった以外は、特に変化はなかった 


が、九月の半ばをすぎると文化祭の話が盛り上がってきていた 

ウチの学校はクラス単位での出し物はなくて、部活か有志でや 

っていた 
もちろん、やらなくてもおk 







俺「谷は今年も料理部だろ?」 
谷「うーん、どうしようかなぁ」 
相「やらなくてもいいの?」 
谷「うん。ウチそれなりに人数はいるし、結構やりたい人が多いから 
だから俺は有志でやればいいかなーって」 
俺「ふーん」 
牧「じゃ私達でやろーよーw」 


この一言で、気がついたときには他三名を巻き込んで 
クレープ屋をやることになっていた 



材料や器具に関しては谷に一任 
俺は、出店に関する書類を書いたり、谷と屋台の骨組みを作ったりした 
値段のポップなんかは牧野や他三名がやった 


相原は委員長なので、それなりに忙しそうだった 


そろそろ中間テストが始まる 
これが終わって少ししたら文化祭だった 

俺達はテストに向けてまた図書室に集るようになったが、 
相原は委員長の仕事であまり来れなかった 


谷「相原さん、忙しそうだね」 
俺「またいらん仕事引き受けてるんじゃねーの」 


俺はあまり喋らないで勉強に集中した 



牧「…谷ちゃん」 
谷「ん?」 
牧「山ちゃん、機嫌悪くない?」 
谷「相原さんいないからねー」 
牧「あ〜ぁ」 
俺「おい。変な想像すんなよ。っつーか勉強しろ」 


一応二人とも黙ったが、妙にニヤニヤしていた 



その日は久しぶりに相原も勉強会に参加していた 


牧「相ちゃん勉強進んでる?」 
相「それなりには。でも前回よりは落ちると思う」 
谷「忙しそうだモンね」 
相「まあね。…それよりも文化祭の準備、私ほとんどできなかったね。ごめん」 
牧「いいよー。当日は参加できるんでしょ?」 
相「うん。私は事前の準備だけだから」 


俺はなんとなく会話に入れなかった 
文化祭で委員長たちは忙しい。当然副委員長もついていく 
よって委員長と副委員長はいっしょに行動する機会が増える 
ゆえに、相原と田口の二人は付き合っているのではないかと 

まぁ、そんな噂が流れていたのを気にしていた訳です 




相「ねぇ山本、あんたはどうなの?」 
俺「は?何が?」 
相「勉強よ。順調?」 
俺「…お前よりはな」 

この時、ちょっとぶっきらぼうな言い方になってしまった 

相「何怒ってんの?」 
俺「別に」 
相「…感じわる」 
俺「はいはいごめんな…」 
谷「ところでさー」 

ちょっと大きめの声で谷が会話に入ってきた 



谷「相原さんは彼氏いないの?」 
相「……え」 
谷「田口君だよーwどうなの?」 
牧「私も気になるなー」 
相「いないわよ、彼氏なんて」 
谷「そーなの?噂になってるよ」 
相「あんなの勝手に言ってるだけ。ほら、もう勉強しよ」 


それから勉強モードに入る 
谷は小声で「だってさw」と俺に言った 

これで俺も機嫌よくなるんだから、単純というかなんと言うか 



テストはそこそこ。前より少しだけ順位が上がった 








で、文化祭の日になった 

俺達四人のほか、女子が三名いた 
クレープがまともに作れるのが、谷、相原、女子の三名の内の 

二名だった 

最初は女子三名が休憩になった 





俺「客くるかねー」 
谷「さぁ?トントンになれば十分だよ」 
牧「大丈夫大丈夫」 
相「なるようになるわよ」 

四人、椅子に座ってのんびりジュースを飲む 
早くものんびりモードだった 



クレープは好評だった 
列が出来たり、だれもこなかったりと多少浮き沈みはあったが 
予想以上に早く売り切れになりそうだった 




相「じゃ、行ってくるね」 
牧「行ってきまーすw」 


二時ごろ相原と牧野が休憩に入る 
そろそろ材料も切れるから、たぶんこのまま帰ってこなくても 

大丈夫だろう 

女子三人に店を任せ、俺と谷はゴミをまとめた 



無事売り切れになり、後片付けをしていたら谷に電話が入った 
数言話して、谷はすぐ電話を切った 
谷がめずらしく真剣な表情をしていたんで、相手が気になった 


俺「だれから?」 
谷「牧」 
俺「…牧?」 


おかしい。谷は牧野のことをそんな風には呼んでいなかった 



谷「あ、牧野さんからw」 
俺「遅いってwwww 
…なんだ、お前ら付き合ってるん?」 
谷「あー、うん。ごめん、なんか言うタイミングがね」 
俺「言い訳は聞きたくねーwwwwま、よかったな」 
谷「うん」 


中学からずっと谷といたが、こいつがここまで嬉しそうなのははじめて見た 
本当に、よかったと思えた 



谷「それで相原さんなんだけど」 
俺「ん、牧野じゃないのか?」 
谷「いや、なんか田口君といっしょに行っちゃったみたい」 
俺「…はぁ?」 
谷「見回りらしいよ」 
俺「それ、相原はやらなくてよかったんじゃねーのかよ」 
谷「うーん。そーなんだけどねー 
どうも見回りは口実で、田口君に引っ張られていったのではないかと」 


…田口の野郎 


谷「だから、ほら。体育館行ってきな」 
俺「…いや、意味わからんし」 
谷「相原さんの友達が劇やるから見に行くことになってたんだって」 
俺「ふーん…って俺が行ってどーするよ」 
谷「……じゃあ俺が行くの?」 


谷の声が低くなる 

まずい。これは経験上、逆らってはいけない状態っ!! 



俺「いや!俺、行くわ…」 
谷「だよねw」 
俺「片付け、任せていいか?」 
谷「おっけーおっけー」 

女三人にも了解を取る 



谷「山」 
俺「なんだ?」 
谷「がんばれw」 
俺「おぅ」 
谷「……彼女できるって、いいもんだよ」 
俺「言ってろw」 


俺は体育館まで走った 



劇はもう始まっていた 
邪魔にならないよう、観客の後ろから相原を探す 

…すぐに見つかった 
田口でけぇよ。分けろ 


俺はその場で劇が終わるのを待った 




俺が来て二十分くらいして劇は終わった 
オリジナルの台本をやってるみたいだが、 
それなりに拍手をもらっていたから出来はよかったと思う 
俺は途中からだからサパーリだったが 


田口と相原が出口に移動する 

さーて突撃の時間ですよーwwwww 



とりあえずイヤミを一発お見舞い 

俺「どもー見回りごくろうさまですー 
ずいぶん動かない見回りですねーw」 
相「…山本」 
田「何の用?」 

田口が相原を背中に隠す 
俺完璧悪者の構図wwwwwwwwwwwwww 



俺「いやーそろそろ相原さんにクレープ焼きに戻ってきて欲しくてw」 
田「休憩時間、まだあるって聞いてるけど」 
俺「あいにく盛況でしてね。返してもらえませんか?w」 
田「相原、行こう」 


無視して田口が相原の手を掴む 


安西先生……こいつ 
なwwwwwぐwwwwりwwwたwwwwいwwwですwwwww 


俺「相原!」 

相原が止まる。ついでに田口も 

俺「俺クレープ焼けねーぞ。トッピングも下手糞だからできん 
やれるのは金勘定だけだ」 


田口が、なんだこいつという目で見ている 

しかし我ながらとんでもなく役立たずワロタwwwww 



俺「というわけで、手伝え」 
相「きゃっ」 

相原の手を掴んで引っ張る 
田口は気を抜いてたからか、あっさり手が離れた 

田「あ、待てよ!」 
俺「おい」 

できるだけ低い声を出す。イメージは谷 



俺「相原は今日委員の仕事はない 
このままだと、お前に有志の出店の仕事を邪魔されたってことになる 
委員会にいざこざ持ち込まれたいか?」 
田「………」 
俺「ではそういうわけでーwww」 


相原の手を掴んだまま体育館を離れる 
田口は追ってこない 

ばーかばーかイケメン氏ねwwwwwwwwww 



俺と相原は屋上に出た。もちろん出禁ですがなにか? 
相原に出店の方に行かなくていいのか聞かれたが、「売り切れた」の一言で済ませた 

ついでに、来る途中コーヒーと紅茶を買った 


俺「ほれ」 
相「…ありがと」 


紅茶を渡してコーヒーを飲む 

ボスうめぇwwwwwwwwwww 



相原も紅茶を飲む 
一息ついてから俺のターン 


俺「お疲れーw」 
相「え?…うん、お疲れ」 
俺「見回りお疲れーwwww」 
相「………」 
俺「冗談だよw」 
相「ムカツク」 
俺「でも、牧野を置いていくなよなー。かわいそうだろ」 
相「…だよね」 
俺「ま、あいつらには好都合だと思うけど」 
相「?」 



俺「谷と牧野だよ。付き合ってんだって」 
相「え!?ほんとに!?」 
俺「谷からさっき聞いた。たぶんまだそんなに経ってないだろーな」 
相「………」 


えーとか、わーとか言って一人世界に旅立つ相原 
気持ちはわかるぞ 


俺「もう今日の片付けは終わってるだろうし、邪魔するのもアレだろ」 
相「そうね」 


それきり沈黙 
…やばい、緊張のせいかリアルで手に汗かいてきた 



相「あれ、じゃあなんであんたが私のことに来たの?」 
俺「へ?」 
相「だって牧は谷君といるんでしょ?私いなくなったほうがいいじゃない 
なら連れ戻す必要もないでしょ」 
俺「…あー」 


俺、思わず納得 
ですよねーwwwww 



相「まぁ、田口君といるのも疲れるから助かったけど」 
俺「疲れるのかよw」 
相「悪いけどね。だいたい私、男好きじゃない」 
俺「マジっすかwwwwwww」 


ヤバイヤバイ百合ヤバイ 
谷先生。俺ダメそうっすwwwwwwwww 



相「なんか昔から苦手なの」 
俺「…イジメられたとか?」 
相「そういうのはないけど…なんとなく乱暴そうじゃない?」 
俺「(それはお前だろう)そ、そうか?」 
相「わかんないけどね」 



俺「なぁ、一応聞きたいんだが」 
相「なに?」 
俺「レズの人ですか?」 
相「………」 


きゃーwwwww超睨まれてますwwwwwwwww 



俺「というのは冗談でwじゃあ谷みたいな奴ならいいわけだ」 
相「そうね。あんまり男って感じしないよね」 
俺「ちなみに、それ言うと谷は傷つくんでよろしく」 
相「……気をつける」 
俺「あいつ姉と妹に挟まれてるからさ」 
相「なるほど」 


それから、谷と牧野のことを話した 
二人が付き合うのは驚いていたけど、相原も祝福していて安心した 



話が切れて、ちょっと沈黙 
そろそろ本題を果たさないと俺が死ぬ 


俺「で、だ」 
相「?」 
俺「お前、今フリーってことでいんだよな?」 
相「うん」 
俺「ならお、俺と、付き合わないか?」 
相「え…?」 



相原が後ずさる 
下向く 
肩震わす 
泣く 




相「…ごめん」 













俺死亡wwwwwwwwwwwwwww 



俺「あー、いや、嫌ならいいwww男苦手だもんなwww」 
相「………」(←泣いてます) 
俺「マジで!wwww泣くなよ!!wwww 
大丈夫!wwwww大丈夫だって!www」 


はい、自分わけわかんないこと言ってましたーwwww 
正直よく覚えてませんーwwwwwwwww 

っていうかこの場合泣きたいのって俺じゃね?wwwwwwww 



それからしばらく相原はぐずついていた 

落ち着くまでの時間は地獄だぜーwwwww 
泣くほど嫌とかあるあrwwwねーywwwwあったよwwwwwwwwwwwwwwww 



やっと相原が落ち着いたころ、文化祭は終盤になっていた 
校庭ではファイアーストーム。出店で使った木材なんかを放り投げている 

当たり前だが、まわりにいる生徒はそれなりに盛り上がっていた 

対してここはお通夜状態 


俺帰りたいよwwwwwwwwwwwww 
谷、オムライス食わせてくれwwwwwwwwww 



相「…行かないの?」 
俺「へ?」 

現実逃避をしている間に相原が一応の復活をしていた 


相「校庭。ファイアーストームやってるでしょ」 
俺「あー…やってるねぇ」 


谷と牧野は今頃よろしくやってんだろうねぇ 



相「私、もう大丈夫だから」 
俺「そうかい。…悪かったな」 
相「………」 
俺「(返事ナシとかw)じゃな」 


というわけで俺帰宅 
ファイアーストーム?なにそれ、おいしいの?wwwwwww 



夜 

次の日は休みなのだが、片付け残ってるところはやる必要があるんです 

憂鬱だが、谷に電話 


俺「おー、明日片付け残ってる?」 
谷「やっといたよー」 
俺「悪ぃな」 
谷「あー、でも売り上げの集計して提出しなきゃいけないから」 
俺「わかった。お前ん家でいい?」 
谷「うん。よろしくー」 


今はだれとも会いたくなかったけど、いずれはバレる 
気まずくなる前に谷にはさっさとゲロっておこうと思った 



次の日、谷宅到着 

…で、いるわけですよ 
牧野と相原が 






谷ぃ…  orz 



俺、何事もないように座…… 


れるわけないですよねーwwwwwwww 
ナニコレ、イジメっすか?wwwwwwwwwwww 
やだー帰りたい帰りたいwwwwwwwwwwwww 



谷「じゃ、俺お菓子買ってくるね」 
牧「私も行くーw」 
俺「え、ちょwwwwおまwwwwwww」 



もう嫌んwwwwwwwwwwwwww 




無常にもドアが閉められる 
残された俺と相原 

俺「………」 
相「………」 


ド沈黙wwwwwwwwwwwwww 

みwwwwなwwwwぎwwっwwてwwwこwwwなwwwいwwwwww 



とにかくなんか喋らんとと思いましたよ俺は 


俺「あ、相原」 
相「…うん」 
俺「昨日のことさ、俺もういいから。だから気にすんなよw」 
相「………」 


あ、泣きそうっすか? 



ぎゃああああああああああやぶ蛇デスカアアアアアアアアアアアアア 


俺「…悪い。俺帰るな。ごめんな」 

そそくさと部屋を出ようとするが、豪快にうつ伏せにすっころぶ 
…今おもくそ足引っ張られたんですが 


相「ご、ごめん!」 
俺「いってぇ…」 


やっぱ乱暴なのはお前だよ相原 



相「だ、大丈夫?」 
俺「…一応」 
相「ご、ごめんね」 
俺「いいけど…俺、帰らなくていいのか?」 
相「うん」 
俺「…わかった」 


俺は相原の隣に座った 

正面切っては話せそうにない俺チキンハートwwwwwwwwwwwwwwwwwww 



相「山本…」 
俺「ん」 
相「私さ、昨日言ったよね。男苦手だって」 
俺「あぁ」 
相「…ちょっと、話していい?」 
俺「あぁ」 


ここからしばらく相原のターン 


相「私さ、六つ離れた兄がいるんだけどね 
今は家出ちゃってるしそんなことないんだけど、 
小さい頃さ、結構けんかしたのよ 

男と女の差もあるけど、六つだからね。勝負になるわけなくて 
殴られて痣できたりなんてしょっちゅうだった 

…ウチ、両親共働きでさ。兄さんはあんまり構ってもらえなかったみたい 
でも私が生まれてから母さんは仕事やめて私に付きっきりになってさ 
兄さんは、それが気に入らなかったみたい 
もちろん母さんや父さんは庇ってくれたけど、いつもいるわけじゃないから」 



相「兄さんが中学生の時が一番怖かった 
もう体格は立派な大人でさ。普通に死ぬと思った 
幸い、そのころの兄さんは荒れてたけど、私に手をあげることはなかった 
でも、私はいつ殴られるのかって毎日びくびくしてた 


…兄さんが高校生になって少し経って、私に謝ってきた 
ごめんって。今まで悪かったって。で、おしまい 

……今はいい兄さんだよ。お小遣いくれるしw」 



相「これが、たぶん私が男が苦手な理由だと思う 
でもさ、やっぱおかしいよね。もう終わったことなのに…」 
俺「おかしくねーだろ」 
相「…そうかな」 
俺「そーだよ」 
相「うん」 


相原、すまん。バカは俺だった 



俺「そういうのってさ、だんだん時間が経って治っていくもんだろ 
昔に比べりゃ今は大分マシにはなったんだろ?」 
相「…うん」 
俺「ならいいじゃねーか。気楽にいけよ」 
相「うん」 




俺「なんだったら、谷かしてやるよ。あいつなら最適だ」 
相「だめ…牧に悪い」 
俺「一晩くらい大丈夫だってw」 
相「何それ。最悪」 
俺「最悪いただきましたーwwwwwwwwwwwww」 
相「はぁ?…ふっ、バカじゃないw 





ちょっとバカなテンションで雑談した後 


俺「俺さ、付き合ってくれって言っただろ?」 
相「…うん」 
俺「あえなく沈没したわけだが、まあ、そら仕方ないとしてだ 
これからさ、今までみたいにやっていけると思うか?」 
相「…たぶん大丈夫」 
俺「おぅ。ならこの話はもう終わりな。二度と蒸し返さねぇ」 


俺はできるだけ明るく笑った 
せめて、こいつの友達でいたいと思った 



この後、谷と牧野が帰ってきて、適当に話しながら文化祭の提出書類を仕上げていった 



期末終わってクリスマスも四人で集まった 
もちろん、イヴはスルーですよwwwwwwwwwwww 

で、初詣行って俺はこれからも四人で楽しくやっていきたいとお願いをした 


まぁ、これはその日の帰り道にはぶち壊しになりましたwwwwwwwwwww 

なんでかって? 







相原さん、お引越しらしいですよwwwwwwwwキャハッwwwwwwwwwwwwwwwww 



谷と牧野と別れて相原を送っていく途中、 
俺は引越しのことを告げられた 


俺「…マジで?」 
相「うん」 
俺「…いつ?」 
相「5日」 


近っwwwwwwwwwwww 



ちなみに、谷と牧野にはもう話していたらしい 



俺「な、なんで?」 
相「おばーちゃんの介護。今まで一人だったから」 
俺「…あー」 


ソレハドウシヨウモナイデスネ 



俺「大学は東京来る?」 
相「わかんない。お父さんの仕事が変わるから。学費難しいかも」 
俺「…そか」 


結局、俺は気のきいた事一つ言えず相原と別れた 



夜、谷から電話がかかってきた 


俺「うっす」 
谷「…山」 
俺「なんでお前が深刻になってんだよw」 
谷「うん。ごめん」 
俺「頼むぜw」 
谷「うん。…ねぇ山」 
俺「ん?」 
谷「…なんでもない。切るね」 
俺「おぅ」 


……… 
あーぁ、情けないね俺は 



で、俺は何も出来ず5日を迎えて 
相原は引っ越していった 


三学期が始まっても俺は凹んでいたが、 
谷や牧野のおかげで、それほど落ち込まずにはすんでいた 


でも、ときどきメールをする相原が、向こうでどうなんだって考えると憂鬱になった 



結局、俺にできるのは勉強だけだった 
図書室の常連になって、谷に教わったりもした 


春休み、相原が牧野の家に泊まりに来た 

何年ぶりかって思ったが、相原はあまり変わっていなかった 



夏休み、また相原が牧野の家に泊まりに来た 

話を聞くと、幸い大学の学費は出してもらえるらしかった 
ただ、仕送りは厳しいらしい 





俺「じゃあ、地元の大学行くのか?」 
相「ううん、こっち来る。バイトしてなんとかするよ」 
俺「バイトって…」 
相「奨学金借りれば、十分できるの」 


相原は本気でなんとかするつもりみたいだった 
改めて、こいつは本当にスゲー奴だと思った 



そして、受験が始まり、終わる 
俺はどうにか第二志望の大学に引っかかった 
谷も牧野も相原も全員別々の大学だが無事受かっていた 


で、牧野の家で打ち上げをした 



谷「そーいえば、相原さんは住むトコ決まってるの?」 
相「んー、一応候補はあるんだけど、やっぱり家賃がね」 
俺「俺らはみんな実家だからなぁ」 
牧「じゃあウチから通えばいいんじゃない?w」 


へ?という感じで三人が牧野を見る 


牧「お母さーん。相ちゃんウチに住んでもいいかなー?」 
牧野母「いいんじゃなーい?」 


あまりの会話に俺や相原はもちろん、谷ですら唖然としていた 



そんなわけで、相原は牧野の家にやっかいになることになった 

しかし、さすがに他人の家に四年も世話になるわけにいかないので、 
10月に引越しの予定を立てた 

まぁ、それもかなり無茶な話になっていた 









相「四人で住むの!?」 
牧「うん。きっと楽しいよー。ねーw」 
谷「そーだねーw」 
相「おかしいでしょそれ!!私と牧で住むんじゃないの!? 
ちょっと山本、あんた黙ってないで何とか言いなさいよ!」 
俺「ま、確かに楽しいんじゃねーの?」 
相「投げやりになんないでよ!この二人止めてよ!」 
俺「……俺はあきらめた。お前もあきらめろ。楽になるぞーw」 


相原は牧野が家を出る時点でどうしようもないわけで 
三時間に及ぶ話し合いの結果、奴は折れた 




引越し先は四人の大学にそれなりに近い場所 
3Kのマンションだった 

はっきり言って四人で住むには狭い 


引越しが終わり荷物の整理も一段落して、 
谷と牧野は今日の宴会用の食料を調達に行った 

俺と相原は、居間で並んで座って待っていた 
(三部屋あるんで男部屋、女部屋、残りを四人共有の部屋で居間とした) 



一応書いておくが、基本セックルは禁止だからなwwwwwwww 
事前に、やりたいなら外か実家帰れって約束事があったwwwwwwwwwww 



相「あーあ、とうとう引っ越しちゃった」 
俺「いやースゲー話だなよなw」 
相「本当よ。でも今更何言っても仕方ないか」 
俺「だなー。しかし、お前ん家よく許したなー?」 
相「…ん。まぁ私は信用されてるから」 
俺「ふーん」 


この場合は本人の信用うんぬんの問題じゃない気がしたが、 
今となっちゃどうでもいいんでツッコミは入れなかった 



相「あのさ」 
俺「ん?」 
相「ちょうど二年前よね。文化祭あったの」 
俺「…そーだな。クレープ焼きまくったな」 
相「あんたは焼いてないw」 



相「あの前にさ、まだ牧にも話してなかったけど、 
もう私引っ越すこと決まってたのよね」 
俺「そっか」 
相「なのにあんたはあんなこと言うしさ。ホント、最悪のタイミングだったわw」 
俺「そら悪うございましたねw」 



相「それで谷くんの家で、兄さんの話して 
あんたは今まで通りでいてくれるって言ってさ 
私、やっと気付けたのよね 

でも引越し決まってたし、こっちに出てこられるかわからなかったし 
来たら今度は牧の家に居候だったし…」 
俺「?」 


この時の俺は今いち相原が何を言いたいのかわからなかった 


相「でも、今やっと落ち着いた」 

相原が俺の方を向いた 



俺「な、なんだよ」 
相「あんた、今フリー?」 
俺「……そうだけど。なんだよ」 
相「好きな人は?」 
俺「………」 
相「いるの?いないの?」 
俺「…い、いる、かな」 
相「だれ?」 
俺「ちょ、ちょっと待て。なんでいきなりそんなこと聞くんだよ」 
相「…それ本気で言ってる?」 


うおお、俺超睨まれてる!? 
っていうか顔怖ぇ!近ぇ! 



相「…あんた、私の話聞いてた?」 
俺「聞いてたよ…」 
相「じゃわかるでしょ」 


相原が下を向いて、小さな声で言った 












相「…私は、あんたが好きなの」 




俺死亡wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 




この後、山本君はスーパーハイテンションタイムでしばらく手が付けられませんでした 

帰ってきた谷君や牧野さんは 
山本君のテンションに驚いていましたが、すぐにノってくれました 



相原さんはちょっと取り残され気味でした 
でもそんなの関係ねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 


で、今はそれからさらに二年経って、 
俺達は相変わらず3Kの部屋でせせこましくもにぎやかに暮らしてまふ 

今日はみんな外に出てて俺は試験勉強中なんだが、 
ふと現実逃避に昔を思い出してみた 






俺、絶対公務員試験受からねぇwwwwwwwwwww 



       *'``・* 。 
        |     `*。 
       ,。∩      *    もうどうにでもな〜れ 
      + (´・ω・`) *。+゚ 
      `*。 ヽ、  つ *゚* 
       `・+。*・' ゚⊃ +゚ 
       ☆   ∪~ 。*゚ 
        `・+。*・ ゚ 







ついでの後日談 
四人で暮らし始めて、はじめての正月前 


相「そーいえばさ、あんた正月実家帰る?」 
俺「いや帰らん。なんか近いとわざわざ帰る気おきないんだよな」 
相「よかった。じゃあウチ来てね」 
俺「……え?」 




相「四人で住む話になったときに親に言っちゃったのよ 
彼氏と親友と親友の彼氏だから大丈夫ってw」 
俺「…その時、まだ付き合ってないッスよね?」 
相「(無視)で、了承する代わりに正月連れてきなさいってねw」 
俺「……俺やっぱ実家帰るわww」 
相「はぁ?」 






まwwwたwwww睨wwwwみwwwでwwwwすwwwかwww 



328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/30(水) 18:01:13.12 ID:hurVOPQo0
超胃が痛くなりましたwwwwwwww 
なんだろうあの固有結界wwwwwwwwwwww 


…いや、ちゃんとおモテナシしてもらったし、 
相原の親御さんとは思えんほど腰低かったけどね 
お婆さんも割りと元気だった 



以上! 


お前ら乙っしたwwwwwwwwwwwwwww 
俺勉強するよwwwwwwwwwwwwwwwwwww 



出典:ウチの委員長の話をしようか
リンク:http://www2.2ch.net/2ch.html
  投票  (・∀・):2821  (・A・):417  →コメントページ
読み終わったら評価を投票してください。押してもらえるだけで更新意欲がわくです。
コメント書かなくても投票だけでもできます。
作者の創作意欲を削ぐような発言は絶対に止めてください。
既出や重複の登録を見つけたら掲示板までお知らせください。
イイ→ イクナイ→ タグ付→
ココ
コメントがあれば下に記入してから押してください(30秒規制)
名前: トリップ:
コメント:

  トラックバック(関連HP)  トラックバックURL: http://moemoe.mydns.jp/tb.php/18873/
トラックバックURLは1日だけ有効です。日付が変わるとトラックバックURLが変わるので注意してください。
まだトラックバックはありません。
トラックバック機能復活しました。

  Google(リンクHP)  このページのURLを検索しています
検索結果が見つかりませんでした

TOP
アクセス解析 管理用