俺は独身。彼女もいない33歳。 ある日の帰り道、ホームレスのテントが並ぶ公園に出くわした。 あまり近くに寄らない様に少し離れて歩いていた。 するとテントの一つに女性の姿を発見した。 若くはないが、40代位。 小汚い恰好をしているが、ベースは悪くない。 そして俺はとんでもない事を考え付いた。 「よし。オナニーの道具にしよう。」 俺はその女性に早速声を掛けた。 「あの、すいません。アルバイトしませんか?」 女性は驚いた顔で「えっ?」 「住むところと食事3食は保証します。もちろんお風呂もありますよ。」 女性「仕事ってどういう仕事なんですか?」 俺「僕と一緒に暮らしてもらうだけですよ。僕が仕事中は昼寝でもしてくれてたら良いし。」 女性は少し悩んでいたが、俺が「無理しなくても良いですよ。他の方にお聞きしますから。」 と言うと、「わ、私やります。」と。 そしてその日のうちに、自宅へ連れて帰った。 まず、風呂に入れ体を綺麗に洗わせた。 やはり綺麗にすると悪くない。 そして少し話をした。 彼女の名前は郁美。 元々結婚して子供もいたがパチンコ狂いで莫大な借金を抱え、家を追い出されたらしい。実家にも顔を出しづらく、戻るところも無くなり、半年くらい前から今の生活を始めたらしい。 しかも生活費は1000円とか500円という金額でホームレスのおっさん達に体を売って稼いでいたらしい。 そして俺のジャージに着替えさせ、その日はそのまま寝させた。 翌朝、早速俺は郁美を外へ連れ出した。 そしてまず性病検査を受けさせた。 大事では無かったが、やはり感染していた。 薬を飲めば1週間程度で治るらしく、それまではお預け。 美容室にも連れて行った。化粧品も買ってやった。 そしてセックスのためにエッチな下着や服も買ってやった。 少し費用がかさんだが、仕方ない。 それから1週間、耐えに耐えて遂にセックス解禁の日がやってきた。 俺は意気揚々と仕事から帰るとそこに彼女の姿はなかった・・・。 テーブルには置手紙が。 「○○さん。1週間の間、本当にお世話になりました。 こんな私の体を心配して病院に連れて行ってくれたり、綺麗にしてくださったり、こんなに良くしてくれる人がいるなんて最初は信じられませんでした。 だけどあなたは何も見返りを求めず、私に手を出そうともせず優しく接してくれました。 涙が出るほど嬉しかったです。 だけど、あなたはちゃんと結婚して幸せになるべきです。私がいたら必ず邪魔になります。 黙って出ていく事をお許しください。 私も両親に頭を下げて、実家に戻ろうと思います。 このご恩は一生忘れません。 本当にありがとうございました。」 唖然とした。 悔しくなり急いで近所を探したが、全く見当たらない。 もちろん連絡先など知らない。 1発もヤレず、かかった経費約5万。 忘れるのにしばらく時間がかかった。 しかし心のどこかで鶴の恩返し的な事があるんじゃないかと期待していた。 きっと実家が資産家でお礼にポーンと1億位貰えないかな〜。なんて勝手な想像を膨らませていた。 そして彼女がいなくなってから約3カ月経った頃、郵便が届いた。 大きな段ボール。 何と郁美から。 俺は「もしや!!」と期待を膨らませて段ボールを開けた。 中から大量のみかんが!! そしてあの時のお礼が書かれた手紙と写真が1枚。 そこには頭にバンダナを巻いてみかん狩りをしている郁美と両親の姿が映っていた。 知らねーよ!!!しかもいらね〜よ!!! 出典:ー リンク:ー |
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