親友の幼なじみを好きになってしまった3・ふーちゃん誕生日編 (ジャンル未設定) 36852回

2011/02/02 04:56┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
前編http://moemoe.mydns.jp/view.php/22922
続編http://moemoe.mydns.jp/view.php/24170


192 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 00:39:35 ID:0J12fSSC
12日・朝。 

目が覚めると…というか、あんまり眠れてないので 
ふと気が付くと、であるが、既に外は明るかった。 

時計を見れば9時。そりゃ明るいはずだ。 
隣を見れば夏実は今だ爆睡中。 
俺はそっとベッドを降りると、風呂に入った。 
んで、ここにちょっと書き込みした後、 
ようやく眠気が出てきたので……眠った。 


三時間ほど経っただろうか。 
俺は、シャワーの音で目が覚めた。 
ああ、夏実も起きたんだな…うん、シャワー?? 
一気に目が覚めた。 
間もなく、風呂の戸が開く。 

出てきた夏実は、頭にタオルを巻いて、 
またも俺のシャツと半パンを着ていた。 

夏「シャワー、勝手にいただきました。」 
壱「ああ、どうぞどうぞ。」 


194 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 00:47:02 ID:0J12fSSC
夏実は特に反応もなく、 
そのままコタツに入った。 
……湯上りってイイニオイがするよね! 

夏「頭痛い…」 
壱「そりゃそうだろうなw」 
夏「ち、二日酔いだからってバカにしやがって。」 
壱「してないしてないっ」 

俺は慌てて否定した。うん、これでも昨日と同一人物なんだよね。 
ただ、別に機嫌が悪そうでもなかった。 
なんというか、低血圧な感じだ。 

壱「朝ごはんに、バームロール食う?」 
夏「食う。」 

俺はインスタント珈琲を二つ淹れると、 
バームロールを皿に乗っけて一緒に持ってきた。 

夏「なんかバームいっつもあるよね。」 
壱「最近こってんだw」 
夏「へえー。確かに美味いけども。」 

ごはんを食べて、夏実は少しずつ血圧を取り戻してきたようだ。 


195 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 00:52:21 ID:0J12fSSC
壱「今日の予定は?」 
夏「無い。明日はバイトの面接だし、帰って寝なおす。壱は?」 
壱「今日はバイトだよ。明日、明後日は休み。」 
夏「そう。がんばってねw」 

うむ、大分機嫌も良くなってきたか。 
今日は用事もないようだし…… 
俺は、スレで決めていた「呑み会後、夏実にスレのことを話す」のは、 
今しかないと思った。 

おもむろにPCを立ち上げ、ネットに接続、スレを開く。 

壱「夏。」 
夏「ん?」 
壱「見てくれ、こいつをどう思う?」 
夏「なになに?」 

…さすがに、このネタまでは知らなかったか。 


196 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 00:57:52 ID:0J12fSSC
夏「なーにこれ?」 
壱「これはつまり、俺が不特定多数の人に匿名で恋愛相談していたわけで…」 
夏「はぁ?…じゃ、この『壱太』ってのが壱で『夏実』があたしってこと??」 
壱「そういうわけです。」 

夏実は、無言でしばらくスレを読んでいた。 

夏「ふーーん。」 
壱「どうでしょうか?」 
夏「どうったって…まあ、よく高校の頃喋った内容なんて細かく憶えてたね。」 
壱「それはもう、全部大切な思い出ですから。」 
夏「それはそれとして、かなり恥ずかしいトコもあるんだけど。」 
壱「…はい///」 
夏「ま、このおかげで壱が告白してくれたってのは分かった。」 

それだけでも伝われば収穫だ。 


197 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 01:05:51 ID:0J12fSSC
夏「ただ、言わせてもらえれば…」 
壱「なんでしょうか。」 
夏「12月生まれなのに『夏実』っていうセンスはないよねw」 

あー確かに。 

壱「そのときは、イニシャルNに合わせるのに必死で。」 
夏「春ちゃんも秋生まれなのにw」 
壱「春実さんの誕生日は知らないし。単純に『夏実』のお姉さんだから『春実』と。」 
夏「ま。それはいいとして…」 

いよいよ本題か。 

夏「壱としては、これを続けたいわけね。」 
壱「そこに書いてある通りでございます。」 
夏「ふ〜ん。……ちょっと考えさせてくれる?」 
壱「そりゃーもういくらでも!」 
夏「明日には答えるから。あたしも起きたてでぼーっとしてるから落ち着いて見えるけど、結構混乱してるんだよw」 

それはそうだろう。 
いきなりこんなことを言われて動揺しないはずがない。 
ただ、怒っているわけでもないようなので、そこは安心した。 

夏「じゃ、今日は帰る。」 
壱「送るよ。」 
夏「まだ昼間だし、いいよw バイト、頑張ってね。」 
壱「ああ。」 

夏実は自分の服に着替えると、一人帰っていった。 


198 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 01:15:38 ID:0J12fSSC
13日・昼。 

前の晩はバイトの後、スレで長文報告をして、 
寝落ちしてしまっていた(^^; 

一度起きてスレに書き込んだ後再び眠りにつく。 
起きたのは、昼の二時頃だ。 
寝転びながら携帯を見ると、メールが着ていた。夏実からだ。 

夏『面接受かったよw 来週から働く』 
壱『おお、さすが夏!やったな!』 
夏『バイトくらいで大袈裟なw 今日行ってもいい?』 
壱『もちろんw なんかメシ作るよ。』 
夏『よろしくー。夕方には行く。』 

そんなメールの後、俺はすぐさま飛び起きて、 
スーパーにおでんの買出しに向った。 
今から煮込めば、相当美味いものが出来るはずだ。 


199 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 01:24:10 ID:0J12fSSC
五時すぎに、夏実は来た。 

夏「うわ、イイ匂い!なにこれ?おでん?」 
壱「正解!夜まで煮込めば、タマゴも茶色くなるぜw」 
夏「うわー楽しみだぁw」 

夏実は上機嫌で部屋に上がった。 
そして、俺を目の前に座らせ、徐に正座する。 

夏「えー、昨日の掲示板の件なんですが。」 
壱「はい。」 
夏「続けることを許してあげちゃおう、と思います。」 
壱「ありがとうございます! でも、なんで?」 

夏実は、書き込んだ内容とほぼ同じことを、俺に言ってくれた。 

夏「…な感じです。」 
壱「ありがとうw でも、浮気はどっちにしろあり得ないぜ?」 
夏「どーだかw」 

夏実は、笑っていた。 

壱「じゃ、折角だから夏自身が書いて、皆に伝える?」 
夏「え、いいのかな?面白そうだけど。あたしが書いて怒られない?」 
壱「むしろ喜ぶと思うw」 
夏「そう?じゃ、ちょっとだけ。」 


200 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 01:34:05 ID:0J12fSSC
書き込んでるうちに、時間は9時を回っていた。 

夏「ねー、おなか減った。」 
壱「そうだな、おでんも煮過ぎだなw」 

俺達はスレを閉じ、夕飯にした。 

夏「楽しかったw 壱がハマるのもわかるw」 
壱「そう?」 
夏「いい人ばっかだね。掲示板ってそんなもん?」 
壱「あそこは特別。」 

胸のうちもスッキリとした状態で食べるおでんは、 
事の他美味かった。 

夏「あ、そういえばさあ、」 
壱「ん?」 
夏「昨日見せてもらった分から、さらに増えてたよね、呑み会の話が。」 
壱「ああ、まあ…最後になるかと思ってw」 
夏「あたしが考えてる間に増やすのは反則だよねw」 

うむ、嫌な予感がしてきたぞ。 

夏「しかもあんな恥ずかしいやつ//」 
壱「はい。」 
夏「よって、ペナルティを与えます!」 
壱「な、なにィ〜!?」 
夏「一週間チュー禁止ね。」 

こ、これは…結構キツイかも(^^; 

壱「よりにもよってそんなペナルティ…」 
夏「面白そうじゃんw」 
壱「単にペナルティ与えて楽しがってるだけじゃ…」 
夏「文句言わないの!悪いのは?」 
壱「俺、ですorz」 

やはり夏実さんは一筋縄ではいきませんよ。 


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211 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 02:10:14 ID:0J12fSSC
前日、疲れが溜まっていたのか早寝した俺は、 
14日の朝8時にはぱっちりと目が覚めていた。 
バームロールを食べたり、にじいろジーンを観たりしながら 
10時頃までうだうだ過ごしていたが、折角早起きしたことだし、 
夏実のケーキ作りでも手伝ってみるか、ということで、 
夏実んちに行くことにした。 

壱『行ってもいい?』 
夏『許可する』 

俺は早速準備をして、チャリで家を出た。 
今日は風は強かったが、天気が良くて暖かかった。 
っていうか暑いくらいじゃなかったですか?? 

11時頃、夏実のマンションに着いた。 
夏実は手際よくチョコケーキを作ってる最中だった。 

壱「おはよ。なんか手伝うことある?」 
夏「おはよ。昼ごはんでも買って来て。」 

……俺に出来る事といったらパシリくらいか。 
まあ仕方ない。ケーキなんて作ったことないから。 
俺はコンビニに行き、おにぎりとパンを買って来た。 


212 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 02:20:53 ID:0J12fSSC
夏実もケーキ作りの手を休め、昼ごはんタイムとなった。 

壱「ふーちゃんちってどこなの?」 
夏「隣の隣のマンションw」 

この辺は、学生向けのマンションが集中してるから、不思議ではない。 

壱「今日誰が来るの?」 
夏「あたしらと、地野ちゃんと、将介。」 
壱「案外少ないんだ。」 
夏「まあね、ふーちゃんちでやるから、あんまり大勢でも迷惑かな、と。」 

それはそうであろう。 
祝われる当人に迷惑をかけては仕方ない。 

夏「これでふーちゃんも20代ねw」 
壱「あ、そうか。ふーちゃん顔立ち大人っぽいから、19って感じしなかったな。」 
夏「中身も落ち着いてるしねw趣味かわいいけどw」 
壱「部屋もファンシーそうだw」 
夏「そうそうw」 

そこで夏実は、はたと思いついたような顔になった。 

壱「どした?」 
夏「いけね、ローソク買ってないや。」 
壱「あー、普通ケーキ買ったらついてるもんなぁ。」 
夏「学校近くの雑貨屋に確かあったかな?」 
壱「おう、じゃあ後で俺が買ってくるよ。」 
夏「任せたw」 

今日はもう、徹底して買出し班になってやるぜ! 


213 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 02:31:15 ID:0J12fSSC
今日は本当にいい陽気だ。時間もあるし、徒歩で行ってみた。 
スレに書き込んだりしてると、目的の店にはすぐついた。 

壱「これがよかろう。」 

数字の20が象られたロウソクだ。 
これならいっぱいロウソク立てなくてすむ。 

さっさと夏実んちに戻ると、夏実は既にラッピング作業に移っていた。 

壱「もうできたん?」 
夏「ふっふ、この手際のよさ、まさにジーニアス!」 
壱「冷蔵庫入るか?」 
夏「あ!……なんとか入る、かな?」 

中のものを移動させ、なんとかケーキは冷蔵庫に収まった。 

壱「誕生日会何時からだっけ?」 
夏「6時。」 
壱「まだまだあるな…」 

時計の針は2時を回ったところだ。 

夏「久々にマリカでもするかい?w」 
壱「その勝負、受けてたとう!」 

Wiiのコントローラー、ハンドル操作シビアですね。 

壱「ああ、マリオが…」 
夏「またクラッシュしてんのw 壱へたになったんじゃない?」 
壱「なにおう!?もう一戦勝負!!」 

結果は…完敗でした。 
将介といい夏実といい、マリカ上手すぎだろ。 


214 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 02:44:08 ID:0J12fSSC
そんなことをしているうちに、時間は五時半になっていた。 

夏「ちょっと早いけど、いく?」 
壱「そーだね、やることないし。」 

俺達はケーキを持ってふーちゃんちまで歩いていった。 
プレゼントの靴は、将介が持ってくる手筈だ。 

ピンポーン♪ 
ふ『はーい』 

インターホンから可愛らしい声が聞こえる。 

夏「やっほー、もう来ちゃったよw」 
ふ『今開けるから待っててw』 

ウィィィンと、オートロックが開く。 
マンションに入って、エレベーターへ。 
エレベーターを降りると、ちょっと先のドアの前で、 
わざわざふーちゃんが出てきて待っていてくれた。 

夏「ハッピーバースデーふーちゃん!」 
壱「おめでとう、藤本さん。」 
ふ「ありがとうwどうぞ、上がって。」 

ふーちゃんがドアを開ける。 
玄関、キッチンを越えて、扉を開けると 
女の子らしい白とピンクを基調とした部屋が広がっていた。 
実際、ウチより広い。8畳くらいか。 
真ん中に置かれたテーブルの上には、たくさんの料理が並べられていた。 

夏「あれ?ふーちゃん作ってくれたの??」 
ふ「うんw気合い入れて作りすぎちゃったww」 
夏「なんか悪いね、主役なのに働かさせて。」 
ふ「いいの、好きでやってるからw」 

最初は、ピザでも取ろうかと計画していたはずだった。 
しかし、頑張って料理を作ったふーちゃんの気持ちもよく分かる。 


215 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 02:56:06 ID:0J12fSSC
ちょうど6時頃、地野さんがやってきた。 
地野さんは俺を見ると、ちょっと驚いたようだった。 
多分、女の子だけだと思っていたのだろう。 

地「おめでとう、ふーちゃん」 

地野さんは、早速プレゼントらしき紙袋をふーちゃんに渡していた。 

ふ「ありがとうちーちゃんw開けてもいい?」 
地「(コクリ)」 

ふーちゃんは地野さんの了解を得ると、早速プレゼントを開けだした。 
紙袋の中から出てきたのは、オルゴールだった。 

夏「わー、かわいい!地野ちゃんやるねぇw」 
地「そうかな?」 
ふ「うん、とってもかわいい。ありがとうw」 

地野さんだからといって決してアニソンのオルゴールではなく、 
曲はカノンだった。 

壱「…それにしても将介のやつ、遅いなぁ。」 

六時半を過ぎても、将介は現れなかった。 

夏「ちゃんと6時に来るように言っておいたのに…ごめんね、ふーちゃん。」 
ふ「え、ううん、私はいいの。」 

明らかにちょっとテンション下がってるぜ、ふーちゃん。 

夏「せっかくふーちゃんが作ってくれたのに、冷めちゃうよね。」 
ふ「あ、大丈夫、気にしないでw」 
夏「ほっといて先に食べる?」 
ふ「う、うん…あ、でも……」 

なんとなく煮え切らないふーちゃん。 
わかる、わかるぜ、今の俺ならその気持ちが! 



217 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 03:09:08 ID:0J12fSSC
そんなとき、ようやく将介がやってきた。 
七時前だ。 

将「悪い、遅くなった。」 
夏「悪い、じゃないでしょー!ばか将介!ふーちゃんに謝んなさい。」 
ふ「え、いいのよ私は…」 
将「ごめんな、藤本さん。これ、プレゼント。」 

素直に頭を下げて、ふーちゃんに箱を渡す将介。 

ふ「え、いいの?もらって??」 
将「もちろんw誕生日プレゼントなんだから。俺と夏と壱太の三人で買ったんだ。」 
壱「選んだのは将介だけどねw」 

ふーちゃんは箱を受け取ったまま、どうしていいかわからないでいるようだった。 

夏「あけてみれば?w」 
ふ「う、うん、ありがとう///」 

ふーちゃんはその場に座り込んで、ゆっくりと箱の蓋を開けた。 
中には将介の選んだ、スェードのブーツが入っていた。 

将「どーかな?」 
ふ「かわいい…嬉しい、ありがとう///」 

ふーちゃんは頬を真っ赤にしていて、ヘタしたら泣きそうな感じだった。 

夏「さ、将介も来たことだし、ご飯にしましょ!」 
壱「さんせー!」 
将「ああ、そだな。」 

俺達はやっと食事にありつくことができた。 


218 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 03:18:01 ID:0J12fSSC
ふーちゃんの料理の腕は、かなりのものだった。 
どれもこれも皆美味い。 

壱「うめー!さすが藤本さん!!」 
夏「でしょー?もうプロレベルだよねw」 
ふ「そんなことないよ//」 

ふーちゃんは恐縮しきりだ。 

夏「ほら、将介もなんとかいいなよ。」 
将「あ、ああ…美味しいよ、藤本さん。」 

そう言いながら、将介はどこか、心ここにあらずといった感じに見えた。 

地「料理できるのすごいと思う。」 
壱「地野さんはしないん?」 
地「あまりしないです。カレーくらいしかできません。」 

地野さんは相変らず、俺に対して敬語だったw将介にもだったが。 

夏「あたし、たまにふーちゃんに料理教えてもらうんだけど、地野ちゃんも一緒に教えてもらう?」 
地「え、いいのかな?」 
ふ「いいよ、私でよかったらw」 
地「じゃあ今度、お願い。」 
ふ「うん、いつでもいいよw」 

ふーちゃんはいいお母さんになれると思う。 


219 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 03:25:57 ID:0J12fSSC
食事も粗方平らげて、 
いよいよ夏実ケーキの出番となった。 

夏「ジャジャーーン、力作です!」 

蓋を開けると、見事にチョココーティングされたケーキが! 
上には『HAPPY BIRTHDAY ふーちゃん』のメッセージまで。 

壱「なかなかやりますなぁ。」 
夏「ふふふ、ケーキには自信があるのであったw」 
ふ「ホント、すごいよ!綺麗に出来てる!」 
地「美味しそうw」 

皆の様子に満足した夏実。 

夏「壱、例のものを!」 
壱「御意!」 

俺は『20』のロウソクを立てて火をつけた。 
そして皆で定番のバースデーソングを歌い、ふーちゃんが火を消す。 

皆「おめでとうwww」 
ふ「ありがとうw こんなに嬉しい誕生日、初めてw」 

なにはともあれ、主役に喜んでもらえてよかったw 


222 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 03:38:18 ID:0J12fSSC
ケーキも食べ終わる頃、10時を過ぎていた。 

地「もうこんな時間。」 
夏「誰かさんのせいで始まりが遅かったからねぇw」 
将「……すまん。」 

将介は神妙な面持ちで謝った。 

ふ「いいよ、そんなに謝らないで。」 
夏「なーんか、調子狂うなぁ…」 

将介の微妙なテンションは、俺も感じていた。 

夏「ま、夜も遅いことだし、帰りますか。」 
壱「そーだな。」 

俺達は片付けを手伝った後、ふーちゃんの部屋を出た。 

ふーちゃんはマンションの下まで見送ってくれた。 
地野さんは同じマンションだったそうで、ふーちゃんの隣に立っている。 

ふ「皆、今日はありがとうwとっても楽しかった。」 
壱「いやいやそれほどでもw」 
夏「偉そうにw」 
ふ「御礼といってはなんだけど、これ、チョコレート。バレンタインだしw」 

ふーちゃんは、全員分のチョコを用意してくれていた。 

壱「うわーありがとー!今年初チョコだw」 
夏「さっきケーキ食べたじゃんか。」 
壱「あ、そうですね、二個目です。」 
ふ「ふふふ。」 

ふーちゃんは俺たちを見て、楽しそうに笑っていた。 

将「藤本さん、サンキューw また、皆で遊ぼうな。」 
ふ「う、うん、こっちこそありがとう//」 

将介は軽く手を振ると、チャリを走らせて帰っていった。 

壱「じゃ、俺達もいこか。」 
夏「うん。ふーちゃん、地野ちゃんバイバイw」 
ふ「二人ともありがとう、バイバイw」 


224 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 03:54:20 ID:0J12fSSC
俺は夏実のマンションにチャリを停めていたので、 
そこまで歩いてきていた。 

そして、マンションの下。 

夏「どーする?ちょっとよってく?w」 
壱「そうしたいのは山々なんだけど…」 

ちょっと気になる事があった。 

壱「俺、将介んちに行ってみる。」 
夏「ああー、そうだね。あたしも気になってた。」 
壱「なんかおかしかったよな、あいつ。」 

なんだか、放っておくのもまずいような気がしていた。 

夏「わかった。男同士、よろしく頼む。」 
壱「おうよ!」 

俺はチャリに跨った。 

夏「あ、ちょっと待って…」 

夏実はバックから手の平大の小さな箱を取り出した。 
可愛いリボンまでついている。 

夏「一応、バレンタインだからねw」 
壱「おおぅ……」 

てっきりケーキで終わりだと思ってたから、感動したよ。 
すぐさま開けてみると、中には小さなネックレスが入っていた。 

夏「チョコはケーキで十分だと思ったからw」 

トップには、小さなプレートがついていて、猫が彫られていた。 
その猫には見覚えがあった。 

壱「これって…あの雑貨屋の?」 
夏「そそそそ。ウチの猫と同じ猫だよw 昨日面接ついでに買ってきた。」 
壱「ありがとう、すげー嬉しいw早速つけるよ。」 
夏「つけてやるよw」 

夏実は俺の前方から首の後ろに手を回して、ネックレスを付けてくれた。 
顔が近い。 
………チュ(゜・^*) 

壱「…一週間禁止じゃなかったの?///」 
夏「あたしからは、いーのよw」 

そんなルールは……大歓迎です! 


227 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 04:08:00 ID:0J12fSSC
俺は夏実と別れると、すぐさま将介んちに向った。 
テンション上がってからめちゃくちゃチャリ速かったぜ! 

ピンポーン♪ 

ちょっとの間の後、ゆっくりとドアが開く。 

壱「よ!」 
将「なんだ、壱太か…」 

将介は、ちょっとホッとしたような顔をした。 

壱「上がってもいいか?」 
将「ああ。」 

俺は部屋に上がらせてもらうと、 
途中で買ってきた缶ビールのうち一本を将介に渡し、 
もう一本を自分で開けた。 

壱「はい乾杯。」 
将「カンパーイ。」 

将介もビールを開け、グビっと飲んだ。 

将「うん、美味い。やっぱキリンだなー」 
壱「…将介、なんかお前変だぞ。なんかあったのか?」 

将介は一瞬こっちを見て、 
自分の持った缶に視線を落とした。 

将「お前、女関係は鈍いくせに、こういうときは妙に鋭いんだなぁw」 


229 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 04:33:48 ID:0J12fSSC
俺が半分も飲まない間に、将介はもう缶を開けていた。 

将「ちょっとめんどくさいことになっててさ…」 
壱「うん?」 
将「先月、俺、軽山とライブ観に行っただろ?」 

ああ、確かに憶えている。 
俺と夏実がデートした日だ。 

将「その時、軽山の知り合い何人かと一緒に飲んだんだよ、ライブの後で。」 
壱「ふむ。」 
将「そこにいたコ、まあバンギャルみたいなコなんだけど、そん時意気投合して、メルアド交換したんだよ。」 
壱「バンギャル?いくつくらいの?」 
将「学生っつってた。○○大って。」 

それは、三上さんや茶良と同じ大学だ。 

壱「それで?」 
将「まあ、たまーにメールするくらいの相手だったんだけど、どうやって知ったのか、今日突然ウチに来てさ。」 
壱「はい?」 
将「で、チョコくれたまではいいんだけど、ドア開けた隙に部屋に上がって、座り込んじゃって帰らねぇの。」 

な、なんだそれ。 
急に話が飛躍しすぎて、俺はメダパニ状態になった頭を整理するため、 
少々の時間を要した。 

壱「要するに、イタイ子か?」 
将「イタイなんてもんじゃないだろー、会って二回目だぞ??」 

ううむ、すごくイタイ。 


231 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 04:41:52 ID:0J12fSSC
壱「その子、なんて言ってたんだ?」 
将「いやなんか知らんけど、俺が色目を使ったから責任とれっていうんだよ。」 
壱「使ったの?」 
将「するか! 飲んだときは、その時出てたバンドについて喋りあっただけだ。」 

うーむ、だんだんモテるのも羨ましさがなくなってきたぞ。 

壱「で?どうしたの?」 
将「居座って二時間も帰らねぇし、約束の6時は過ぎるし、で…」 
壱「で?」 
将「生まれて初めて女に怒鳴っちまった。てめえ邪魔だから出て行け!って。」 

ははあ、それでテンション低かったのか。 

壱「いや、でもそれはいいんじゃん?実際邪魔だったわけだし。」 
将「まあ、それはそうなんだけどさ。」 
壱「相手も大人しく帰ったんだろ?」 
将「それが…『また来るから』って(--;)」 
壱「マジ?怒って??」 
将「いや、ニッコリ笑って。」 

逆に怖ぇーよ、それッ 


233 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 04:49:55 ID:0J12fSSC
将「どうしたらいいと思う?」 

こんなに困り果てた将介を見るのは初めてだ。 

壱「どうしたらって…軽山に言うのは?アイツのツレなんだろ?」 
将「いや、軽山の知り合いの知り合いらしくて、直接は知らないって。」 
壱「じゃあなんで家知ってんだよ?」 
将「知るか!こっちが聞きてぇよ!」 

遂に、将介もデカイ声を出した。 
無理も無い。 
いきなりこんな目にあったら誰だって参ってしまう。 

壱「分かった、ごめん。」 
将「いや俺こそすまん。」 
壱「まあ、軽山の知り合い経由で言ってもらうべきだとは思う。」 
将「一応頼んではある。」 
壱「そうか。後、家に何度も来て実害が出るようなら、俺んち泊まってもいいぜ。」 
将「ああ、もしものときは頼むよ。」 
壱「春休みだから、実家に帰るのも手かもな。」 
将「バイト始めたばっかだけど、どうしようもなくなったらそうする。」 

以降、その話は打ち切って、 
俺はずっと将介を元気付けようと明るい話ばかりしていた。 


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253 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 17:28:31 ID:Hi+44s5I
>>251 
ただいま帰りました。 

夏実と、将介のことでちょっと話しました。 


254 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 17:48:58 ID:Hi+44s5I
朝方に寝た俺は、今日も昼過ぎまで寝ていた。 
バイトも夜な以上、この春休みは昼夜逆転生活になりそうだなぁ。 

んで、夏実に電話して事の次第を話す。 
ソフ○バンク同士っていいよね! 

夏『なるほどねぇ…』 
壱「笑えないでしょ。」 
夏『うん、笑えない。けど、壱も将介も大騒ぎしすぎかな?』 

案外、夏実は落ち着いていた。 

壱「そうかなぁ。」 
夏『そうそう。そういう突っ走る型の女ほど、冷めるのも早いもんさね。』 
壱「でも実際また来るって言ってんだぜ?」 
夏『そりゃあ一日二日で冷めるわけないけど…でも、ストーカーにまでなるようなタイプは、ごく一部だと思うよ。』 

うーむ、そういうもんだろうか。 
さすがに女のことは女の方がよくわかるんだろうけど。 

夏『大切なのは、将介がちゃんと、その気がないっていう意思表示をし続けることね。』 
壱「それは俺にもわかる。」 
夏『まーあいつ妙に優しいところがあるからねぇ。誤解もされやすいんだろうけど。』 

確かに、怒鳴ってヘコんでたぐらいだからなぁ。 

夏『今回は心を鬼にして、毅然としてるのが解決の早道かな。』 
壱「そしたら相手もすぐ冷める、と。」 
夏『そうそう、よく出来ましたw』 

先生、難しいことがいっぱいです。 


255 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 17:58:18 ID:Hi+44s5I
夏『早めに解決してもらわないと、ふーちゃんにも迷惑かかるかもだし。』 
壱「あ、そういえばふーちゃんは、将介がおかしかった事になんか言ってた?」 
夏『いや、あの後電話したけど、全然そんな様子なかったよ。ただ、嬉しかったみたいw』 

夏実が言うには、ふーちゃんもテンパッてて、 
将介の様子が変だとか気付く余裕もなかったんだろう、と。 
まあ、好きな男が初めて自分の部屋に来たんだ。そんなもんだろう。 

壱「それにしてもふーちゃん可愛いよな。俺のチョコにもメッセージカードついてたんだぜ?」 
夏『あら、なんて?』 
壱「ふっふっふ。気になる?w」 
夏『ww だいたい分かるしw あたしのにもついてたから。』 

ふーちゃんのカードは、 
『壱太君にも気を使ってもらってごめんね。どうもありがとう。』 
というものだった。 

壱「なーんだ、内容知ってたんか。」 
夏『ま、ね。でも将介にあげたのにはカード付けれなかったんだって。』 
壱「え、なんで?」 
夏『何書いていいか思いつかなかったってw 可愛いよねw』 

うむ、可愛い。 
俺は、春実さんのこともあるし中立の立場のつもりだったが、 
ちょっとふーちゃんを応援したくなってきたぜ。 
夏実なんか、とっくに応援に回ってる感じだし。 


256 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/15 18:00:58 ID:Hi+44s5I
今日の電話の内容はこんな感じでした。 

バンギャルに関しては、夏実は俺達に比べたら、結構楽観的かな。 
女子の中では、そういう猪突猛進系の女は珍しくないのかも。 


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295 :名無しだけど(´・ω・`)相談に乗るよ :09/02/16 13:34:53 ID:13nhGIS5
1週間チュー禁止をあえて無理矢理やってみてくれwww 


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302 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/16 23:20:21 ID:03daluiZ
>>300 
ただいま帰りました。 
ホントは一時間前には帰宅してたけど、 
風呂とか入ってましたw 


303 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/16 23:49:31 ID:03daluiZ
昨日バイトの時、茶良から遊園地に行く事を提案された。 

壱「まだベタなw」 
茶「でも折角春休みだし、平日にいけるじゃないっすか。」 
壱「ああ、土日ほど混んでないか。」 
茶「そっすよ、待ち時間なしで乗り放題すよ!」 

俺は、茶良の意見にのることにした。 

三上さんには茶良が連絡を取ってOKが出た。 
で、今日夏実のバイトシフトと合わせてみて、 

来週の水曜日に行くことに決まりましたw 


304 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/17 01:01:58 ID:K5jUkE6J
「295にチャレンジ編」いきます 


305 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/17 01:11:55 ID:K5jUkE6J
今日から夏実は雑貨屋でバイト。 

俺は今日は休みだったので、夏実のバイトが終わるのを待って、 
夏実んちに行った。 

壱「お疲れー。バイト初日、どうだった?」 
夏「思ったより忙しくてちょっと疲れた。」 

12時から8時までみっちり働いたそうだ。 
シフトを見せてもらったら、週4〜5で入っていた。 

壱「多くね?」 
夏「春休みの間だけだよ。ガッコ始ったら、平日は短めにしてもらうし、主に土日になると思う。」 
壱「ああそうか。」 

この分だと、ヘタしたら春休み中は俺より夏実の方が忙しくなりそうだ。 
泊りがけ作戦のこともあるし、昼間の短期間バイトでも探そうかな。 

壱「あ、言ってなかったけど三上さんと茶良と出掛けるの、遊園地でいい?」 


306 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/17 01:24:27 ID:K5jUkE6J
夏「いーよw遊園地とか何年ぶりだろ。」 
壱「俺、小学生以来かもしれんw」 
夏「今行けばまた違って楽しめるかもねw」 

夏実は、思ったよりも遊園地を楽しみにしたみたいだ。 
その後バイトのシフトと都合のいい日を合わせ茶良にメールして、 
来週水曜日に行くことに決まった。 

夏「楽しみだねw」 
壱「ああ。茶良が一番張り切ってるだろうけどなww」 
夏「なんで?」 
壱「三上さんと出掛けられるからw」 

俺は、茶良が遊びに行こうと言い出した経緯を、 
夏実に説明した。 
当日の円滑な進行のためにも、これは説明が必要だろう。 

夏「なるほどね〜。茶良君は三上さんを狙ってるわけだw」 
壱「俺も最近知ったんだけどなw」 
夏「まー、三上さんキレイだもんね。背高くてスタイルいいし。」 

三上さんの身長は、俺と殆ど変わらないくらいだ。 
茶良はもっと高い。将介よりちょっと低いくらい。 

夏「あの身長には憧れるわ。」 
壱「そーかな。俺は、女の子は背が低い方が好きだけど。」 

俺自身が小さいから、ではないぞ! 


307 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/17 01:29:38 ID:K5jUkE6J
夏「ふふん。何が言ーたいワケ?w」 

ニヤリとする夏実。 
なんでちょっと偉そうなんですか。 
ええぃ、ここで負けるワケにはいかん。 
部屋の中なら路上じゃないんだ、俺だって! 

壱「こーいうことですっ」 
夏「ちょ、…んッ」 

俺は夏実の腕を掴んでちょっと強引に引き寄せると、 
唇を奪った。 
褒めてください、>>295さん! 


308 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/17 01:44:31 ID:K5jUkE6J
少しの間、キスを続けていたが、 
やがて夏実がむずがるような仕草をしたので、離れた。 

夏「……あたしのペナルティを破るなんて、壱太のクセに生意気だ//」 

夏実はちょっと膨れながら言った。 

壱「その割には、あんまり嫌がってなかったじゃんw」 
夏「そりゃまあ…イヤなワケじゃないし…」 
壱「じゃあなんでそんなペナルティにしたんだよ?」 

と、夏実はキッとこっちを睨みつけた。 

夏「だって、スイッチ入ったらどーすんのよ。睡眠不足になる!」 
壱「す、すいっち// …いやむしろ望むところですが。」 
夏「だから今週はダメだって言ってんでしょ!!」 

……………あー。 

夏「デリカシーのない男はキライだっ!」 
壱「や、こないだ自分からもしたクセに。」 
夏「軽いのは平気なの。でぃーぷなのはダメ!」 
壱「す、すみません…」 

調子に乗ってべろちゅーしてました// 

夏「いーや許さないね。以後五日間は、我が家に立ち入り禁止!」 
壱「えー、そんな殺生な(><)」 
夏「ペナルティはどんどん加算されるのでお気をつけなさいっ」 

そして俺は…追い出されてしまった; ̄ロ ̄) 
どうしてくれるんですか、>>295さん!! 


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324 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/18 00:38:00 ID:pX29yWVU
夕方、バイト行く前の準備をしていた頃、突然メールが。 

地野さんからだった。 

地『こんにちは』 
壱『こんにちはw』 
地『このあいだふーちゃんの誕生日会のとき、市田君は夏実ちゃんの彼氏だからわかるけど、佐藤君はどうして来てたんですか?』 

ああ、地野さんと将介はこないだ初対面だったなぁ。 
そこまで接点の無かった将介が、自分の仲良しの誕生日会にいるのは、不思議に感じたかな。 

壱『えーと、将介は、夏実の幼馴染で、ふーちゃんとも友達だからだよ。』 

って言うしかねーよ。納得してくれるかな。 

地『そうですか、ありがとうございました。』 

あれ?終わり? 


325 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/18 00:39:54 ID:pX29yWVU
以上、メールのやりとりは短く終了しました。 

>>323 
フラグ立ててるのは将介な気がするのは俺だけでしょうかw 


330 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/18 01:02:02 ID:pX29yWVU
そんな将介ですが、 
軽山から知り合いのバンドの人に聞いてもらって 
バンギャルのことを調べたところによると、 
凄い惚れっぽい子で、ちょっと有名らしいです。 

いろんなアマバンのメンバーと 
付き合っては別れ、付き合っては別れ、してるようです。 
熱しやすく冷めやすいタイプっていうのは、夏実のプロファイリングと合致してるなw 


347 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/18 23:40:30 ID:eislK+sP
すみません、先に寝てしまいました。 
ふーちゃんのことを説明するのは、どうかな? 
多分、夏実(と俺)にしか言ってないと思うし、それを敢えて親しい友達の地野さんに 
本人以外の口から言うのはどうなんだろう、と思いました。 

なんで俺のとこにメールが…ちょっと考察してみました。 

1.将介と一番親しそうなのが俺だったから。 

2.将介のことを聞いたことを、ふーちゃんや夏実に知られたくないから。 

まあ実際1だと一番シンプルなんですが、 
2だと更にいろいろなパターンがありそうです。 
地野さんが将介を好きで、そのことを友達に知られたくないから、一番自分から遠い俺に聞いたとか、 
もしくはふーちゃんがライバルになりそうだと分かったから? 
どれも推測の域を出ませんが。 


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351 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 00:04:12 ID:3mPi+hOU
今日は早めに起きて、昼間は短期バイトの面接に行ってきた。 
なんとしても二人分の旅費を稼がなくては! 

面接は好感触だったとは思うが、結果は週末まで分からないようだ。 

夜はバイトは休みだったので、夕方からカレーを作ることにした。 
トマト缶を入れると美味いよ! 

カレーを煮込んでいると、けたたましくチャイムがなったので、 
ドアを開けると将介がいた。 
なんか、顔色が悪かった。 


353 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 00:10:14 ID:3mPi+hOU
壱「急に、どうしたんだ?」 
将「ちょっと、匿ってくれ。」 

匿うって、また大事だな。 
などと思いつつ、部屋に入れてやった。 

将「バイトから帰ってきたらな。」 
壱「うん。」 
将「いたんだよ、あの女が俺の部屋の前に。」 
壱「マジ!?」 

待ち伏せなんて、相変らずサイコさんだなぁ。 

将「バレンタイン以来音沙汰無かったから、油断してたぜ…」 
壱「会ったの??」 
将「いや、後姿で気付いたから、Uターンしてココに来た。メールも無いから、向うは気づいてないはず。」 

将介の顔は分かりやすく蒼ざめていた。 
よっぽど驚いたんだろう。 


354 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 00:14:52 ID:3mPi+hOU
壱「まあ、ちょっとココで時間潰せよ、そのうち帰るだろ。」 
将「だといいけど……なんかいい匂いがするな。」 
壱「今頃気付いたのかよw」 

カレーの匂いにも気付かないとは。ショックの程が知れる。 

将「ハラ減ってきたな。」 
壱「いや、やらんぞ。これは夏実のバイトが終わるまでゆっくりコトコト煮込むんだ!余分はない!」 
将「なんだ、残念w」 

ようやくいつもの調子が戻ってきたか。 


356 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 00:26:39 ID:3mPi+hOU
30分ほどTVを見ながら駄弁ったりしていた。 

将「もう帰ったかな?」 
壱「まだじゃね?まだ6時前だし。一時間くらいは空けた方がいいと思うけど。」 
将「でも、今日も寒いだろ?長いこと外にいたら、風邪ひいちまうぜ。」 

その将介の物言いに、俺はちょっと呆れた。 

壱「お前さぁ…お前が優しいのはわかるけど、そういう優しさって相手に誤解されるし、余計に長引くことになるぞ。」 
将「そうかあ。」 
壱「夏も言ってたけど、もっと毅然とした態度でいろよ。」 
将「ううん、でもなぁ…」 

どうも外に放置してることが気になるらしい。 
将介のそういうとこは魅力でもあると思うが、 
やっぱり誤解を招くと思う。だからフラグばっか立ててんだ、こいつは。 

壱「そんなに気になるんだったら、俺が通行人のフリして様子見てきてやるよ。」 
将「すまん、頼めるか?」 
壱「まかせとけ、こんなことぐらいw」 

俺は、将介には借りを借りっぱなしなので、 
たまには役に立ちたいのもあったし、 
単純にどんな子なのか見てみたい好奇心もあった。 

将介を残し、俺は部屋を出た。 


358 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 00:40:28 ID:3mPi+hOU
外はもう、随分暗くなっていた。 
俺は、コンビ二にでもいくような感じで、将介のアパートへ向った。 
将介のアパートは、ドアが並んでいるのが道路側から見えるので、 
近づけばすぐわかるはずだ。 

アパートが見えてくる。 
もうすぐで正面だ。将介は一階に住んでいるから、 
よく見えるはずだ………いた。 

ドアの前の通路に付けられた明かりのおかげで、はっきりと見えた。 
その子は確かに、将介の部屋のドアのすぐ側にいた。 
今度は後姿ではなく、将介を待つように、道側を見ていた。 

俺は、その子を見て、驚いた。 
正直、今までの話から、ちょっとイタイ感じの子だと想像していたので、 
ルックスや格好もぶっ飛んだものを予測していたのだ。 
しかし、その予測は大きく外れた。 
服装と化粧は多少派手目ではあるが、全然今時の普通の子の感じだ。 
なにより、美人だった。小さな顔に大きな目、明るい色の茶髪が似合っていた。 
背も低くない。おまけに、胸も大きそうだ。 

男に次から次へいけるのもわかる。いかにもモテそうなタイプだった。 
ま、俺の趣味では全然ないけどね。 

あまりにじろじろ見てしまっていたのか、ちょっと目が合ったような気がした。 
俺は灯りの下にいないので、向こうからはそれほどはっきり見えてないだろうが、 
なんだか気まずいので、俺はさっさとその場を離れた。 


359 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 00:48:11 ID:3mPi+hOU
将「どうだった?」 

帰るなり、将介はすぐに聞いてきた。 

壱「やっぱ、居たよ。」 
将「マジかー。はぁ…」 

将介は頭を抱えた。 

壱「ってか、ちょっとびっくりしたよ。すごい美人だな。」 
将「まあ、べっぴんさんではあるな。」 

呑み会で意気投合してすぐメルアドを交換した将介の気持ちもわからんでもない。 

将「いや、そういうつもりは無かったんだけど。」 
壱「どういうつもりだよw」 
将「だから、恋愛云々の話だよ。」 
壱「それはお前の思いであって、向こうは始めからその気だったんじゃねぇの?」 
将「それはそうかもしれんが…」 

まあ、将介をそこまで責めるのも気の毒だ。 
メルアド交換したぐらいで、いきなり家に来られるとは思わないもんなぁ。 

壱「ま、もうちょっとゆっくりしてろよ。」 
将「ああ。」 


360 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 01:05:22 ID:3mPi+hOU
七時すぎに、夏実がやってきた。 

夏「ただいまー! おお、いい匂いがする!」 
壱「バイトおつカレー。カレーだけにw」 
夏「おっさんw」 

夏実は部屋に上がると、すぐ将介に気付く。 

夏「あれ将介じゃん。」 
将「おう、オツカレー。」 
夏「それはもういいってw さてはあたしのカレーを狙ってきたのねww」 

あたしの、なんですね。 

将「ちげーよ。ちょっといろいろあって…」 
夏「?」 

俺は、夏実に状況を説明した。 

夏「なーる。大変だねアンタも。」 
将「参るよ、まったく…」 
夏「でも、もう誰もいなかったと思うけど?」 
壱「あれ、将介んちの前通って来た?」 
夏「うん、コンビニ寄ったから。」 

コンビニは、将介んちの近くだ。 

将「マジでいなかった?」 
夏「そんな目立つ子がいたらすぐわかるって。」 
壱「確かにありゃ目立つな。」 
将「そうか……じゃあ帰ろうかな。」 

将介は言いながら立ち上がる。 

夏「あれ、食べてかないの?」 
将「ああ、二人分しかないって聞いたしw」 
壱「いや、なんとかなるぜ、サ○ウのごはん使えば。」 
将「いや、いつも邪魔しちゃ悪いしなw帰るよ。」 

そう言って将介は帰り支度をすませる。 

将「じゃあ、世話になったな」 
壱「旅人かよw まあ気にすんな。」 
将「ああ、ありがとう。」 

将介は一人、帰っていった。 

夏「アイツ、なんか元気なかったね。」 
壱「今回は参ってそうだな、さすがに…」 

俺達は将介の心配をしながら、 
でもカレーはいっぱい食べたよ!! 


367 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 01:17:47 ID:3mPi+hOU
ちょっと投下。 

壱「今度、バイト先に行ってもいい?」 
夏「まだ、だめ!」 
壱「なんで?」 
夏「仕事にもうちょっと慣れてから。せめて、一週間は待って。」 
壱「わかた。」 

仕事でテンパる姿は見せたくないようですw 


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373 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/19 21:39:31 ID:7F+r7ZS/
こんばんは壱太です。 
バイトの休憩中なので携帯からです。 

先ほど地野さんから 
「佐藤君は付き合ってる人がいますか?」 
とメールがありました。 

正直、どう答えていいか迷ってます。 
いないとだけ答えるべきか、 
彼女じゃないけど好きな人はいると言うべきか、 
もしくはふーちゃんの事を言うべきか。 

良かったら皆さんの意見をください。 

またバイト後に来ますノ 


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389 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 00:49:54 ID:C1T2VwxH
ただいぬ∪・ω・∪ 
遅くなりました! 

バイト先に同じ学部の子が飲みに来てくれて、 
ちょっと遅くなりました。 

たくさんのレスありがとうございます。 
読んでまいります。 


398 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 01:37:02 ID:C1T2VwxH
皆様の話を検討したところで、 
『彼女はいないけど、わりと人気はあるみたいだよ』 
くらいの返事でいこうと思いますが、どうでしょうか。 


404 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 01:46:04 ID:C1T2VwxH
とりあえず、 

『バイト中で返信できなくてごめんね。将介は付き合ってる人はいないよ。人気は結構あるほうらしいけどw』 

で送ってみました。 


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409 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 02:08:13 ID:C1T2VwxH
『新カポー爆誕編』 

バイトの休憩後。 
仕事に戻って暫く後、二人組の男女が入店してきた。 
いわゆるカップルですね。カップルのお客さんは少なくないので、珍しくないけれど、 
それが知ってる二人だったので驚いた。 

「壱ちゃーん、元気!?w」 

それは嘗て、俺と夏実が喧嘩するきっかけを作った文女コンビの片割れ(文1の方)と、 
同じ学部の俺の友人だった。 
二人はカウンター席についた。 
女子の方は文谷さん、男子の方は友谷君とさせていただきます。 
谷つながりに深い意味はないよ。今後カポーだと分かりやすいかなぁ、とw 
二人とも、以前に一度飲み会でこの店に来てくれたことがある。 

文「ひさしぶりーw」 
壱「いや、まだ一週間ぶりくらいじゃんwってか、二人はどういう関係?そういう関係?w」 
文「そういう関係w」 

なんと。全然知らんかった。 

友「なんかさ、お前に彼女が出来たってので触発されてさ。こないだのテスト明けの日、告白したんだよね。」 
壱「マジ?出来立てホヤホヤじゃないですかwおめでとう。」 
文「っていうか、壱ちゃんもおめでとうじゃない?私、友谷君に聞くまで彼女できたって知らなかったし。」 

まあ、おおっぴらには言ってなかったからなぁ。 

壱「別に内緒にしてたわけじゃないんだけどね。」 
友「ま、お互い良かったってことで、いいじゃねぇか。」 
文「まあね。壱ちゃんに出来たのが彼氏じゃないのが残念だけどw」 

まだ言うか(^-^; 


410 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 02:18:54 ID:C1T2VwxH
文「でも、弐子はショックかもねー。」 

腐女子コンビの文2の方は、弐森弐子さんとさせていただきます。 

友「なんで?」 
文「あのこ、壱ちゃんのこと結構カワイがってたからさ。そんなに大人に成長してしまった壱ちゃんを見たら、ショックかもw」 

同い年で、可愛がるとか、なんだよ(^^; 

壱「はいはい、そうやって皆でガキ扱いしてればいいさ。」 
文「まことにすみまめーんw」 
友「反省無しかw」 

友谷よ、今後は苦労するぞ。頑張れよ。 

文「でもさー、壱ちゃんの彼女って見てみたいよね。」 
友「そうだなぁ。軽山君によると、相当可愛いらしいし。」 
壱「あれ、あれからも軽山と仲良くやってんの?」 
友「こないだ二人でダーツしに行ったw」 

さすが軽山、人見知りゼロ。誰とでも友達になれるなぁ。 


411 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 02:23:59 ID:C1T2VwxH
文「今度、Wデートしよーよw」 

またWデートの話かっ 

壱「言ってみるけど、バイトも結構つまってるし予定もあるから、あんまり遠くには行けないよ?」 
文「別に近場でいーじゃん、ボーリングとかダーツとかで。」 
友「お、ボーリングいーねー!いこうぜ!」 

二人は付き合い始めのテンションのせいか、ノリノリだった。 

壱「分かった、聞いてみる。」 
文「よろしくねw」 

その後も二人は長い間店で飲んでくれたので、 
店長が気を使って、俺の上がり時間を遅くしてくれた。 

ので、帰るのが遅くなりましたw 


412 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 02:27:22 ID:C1T2VwxH
以上、『新カポー爆誕編』 でした。 
なんか濃いーいカップルが生まれてしまった気がします(^-^; 

でも、間接的とはいえ、自分が夏実と付き合いだしたのがきっかけで 
新しいカップルができたのだから、それは嬉しいですw 

その後、家に帰ってからメールで、夏実にはボーリングのOKをもらったので、 
日は決まってないですが、近日中にもう一個Wデートすることになったわけであります。 


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423 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 12:12:38 ID:kQKilFS+
地野さんから返信が来ました。 
『人気って、具体的にどんな感じでですか?』 

……まさかこんなにグイグイくるとは思わなかった(^^; 


432 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 12:49:05 ID:kQKilFS+
『高校の頃は結構部活の後輩にも慕われてたし、優しいから男女問わず友達も多いよ。』 

くらいでいいかな? 


433 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 13:09:41 ID:kQKilFS+
>>432に 
『なにか気になることでもある?』を+して 
送ったら、 
すぐに返信が来ました。 

地『人気があるだけで、佐藤君から誰かを好きってことはないんですか?』 

これは、ハンドリング難しい… 


435 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 13:15:25 ID:kQKilFS+
俺個人としては中立でいたいんですけどね。 
私情としては、むしろふーちゃんを応援したい(^^; 

さすがに、夏実との相談も必要になってきそうですね。 
夏実は口は堅い方なので、ふーちゃんに漏れることもないだろうし。 


438 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 13:21:45 ID:kQKilFS+
『将介から、すぐにでも付き合いたいっていうような感じの相手は、いないと思うけど』 

で、返信しました。 
春実さんの件は将介も長期戦のつもりなので、ギリギリウソは言ってない…かな(--;) 


441 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 13:31:39 ID:kQKilFS+
返信きました。 

地『じゃあ、どんな子が好きなかわかりますか?』 

きたきたーっ(^^; 
これはリアルに将介の好きなタイプ言ったら、 
それにあわせて服装とかも変わるんかね?? 
なら、いいことのような気もする。 


453 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 14:19:48 ID:kQKilFS+
今回はまあ、普通に将介の好きなタイプということで、 

『綾瀬はるかのファン』 

って答えときます。本当のことだし。 


463 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 17:57:49 ID:kQKilFS+
>>461 
「好きなタイプ」を送ってから、メールが来なくなりました。 
何故だろう?? 


>>462 
まあ、これ以上突っ込んで聞かれたら夏実に相談すべきかなとは思いますが、 
一応メール攻勢も止まったので、今のところは言わなくてもいいかな。 
何か夏実に疑われたら、その時はメール見せればいいし。 


483 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/20 19:26:42 ID:kQKilFS+
夏実からメール着ました。 

夏『バイト終わった。今から行く。』 

事務的だなw 
30分くらい、かな。 


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499 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/21 00:42:54 ID:ThKIyxl1
今夜の夕飯は、結局パスタにした。 
ウチに常備してあるホールトマト缶を用い、 
ブタバラ肉とタマネギ、にんじん、コンソメで煮込んで具を作り、 
パスタは夏実の帰りを待って茹でることにした。 

8時頃、夏実来訪。 

夏「ただいまーw」 

すっかり帰宅が板についてきた夏実。 

壱「おつかれ。ごはんすぐ食うだろ?」 
夏「食べる!はらへったーw」 

夏実はコートを脱ぎつつ部屋に上がると、 
さっさとコタツに入った。 

壱「今日はパスタだよ。」 
夏「この匂いはトマトソースですねw」 
壱「じゃ、麺茹でる。」 
夏「よろしくw」 

パスタを茹でてる間、カクテルまで用意してやる俺は、 
結構できる主夫になれると思う。 


500 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/21 00:57:51 ID:ThKIyxl1
出来上がったパスタを食いながら、 
俺達は雑談していた。 

夏「昨日メールできたボーリングなんだけど。」 
壱「おう。」 
夏「その壱と同じ学部のカップル、あたしも会ったことある?」 

ううむ、どうだったかな。 

壱「文谷さんには会った事ないっしょ。友谷は、多分見たことくらいならあったんじゃなかったっけ?」 
夏「曖昧だなwまあ、どっちにしても殆ど初対面なんだね。」 
壱「そうなるな。」 

夏実はちょっと考えるような仕草をして、 

夏「ねえ、そのボーリング、ふーちゃんも参加したらダメかな?」 

と言い出した。 

壱「別にいいと思うけど。……将介も誘うってこと?」 
夏「そうw ふーちゃん、3月入ったら実家帰るしさ、その前にもう一回くらい遊ぶ機会作ってあげたくて。」 

誕生日会以来、将介とふーちゃんは会ってない。 
ふーちゃんの性格から考えて、すすんでメールを送ったりもしてないだろう。 
夏実がヤキモキする気持ちも分かる。 

俺はちょっと地野さんのことが頭に浮かんだが、 
彼女はまだはっきりと将介が好きと言ったわけじゃないし、 
気を使うのも変だろう。そう思って、ここは夏実の提案にのった。 

壱「わかった、友谷には連絡しておく。あいつら今回妙にノリ軽かったから、誰が増えても全然大丈夫だろ。」 
夏「良かったw」 

そうなると、皆の予定を調整して、行く日を決めないといけないな。 
来週には遊園地もあるし、割りと忙しいや。 


501 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/21 01:09:22 ID:ThKIyxl1
パスタも食べ終わり、特に何するでもなく 
TVでやってた世界各地の名景を見ながら、雑談していた。 

夏「外国とか行ってみたいな。」 
壱「俺はあったかい国がいーなー。寒いのはいやだ。」 
夏「あたしもw」 

カナダのマイナス20度を見ながら、そんなことを言っていた。 

壱「そういえば、来週の遊園地もまだ寒いかもなぁ。」 
夏「まーね。でも、だから空いてていいんじゃない?」 
壱「そういう考え方もあるかw」 
夏「ハチクロでもさー、動物園とか観覧車とか寒い時期にガラガラのとき行ってたじゃん?」 
壱「そーだな。」 
夏「ああいうの、ちょっとしてみたかったからw」 

夏実は、俺や将介の影響で少年マンガも読むとはいえ、 
基本自分で買うのは女の子のマンガだからなぁ。 

夏「温泉のシーンもいいよねw」 
壱「温泉かあ。いいなぁ。」 

別に温泉に思い入れがあるわけではないが、 
なんか冬の温泉って心惹かれるものがある。 
しかし若さのない話ではあるけどw 


503 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/21 01:23:23 ID:ThKIyxl1
壱「ところでさ、なんか忘れてない?」 
夏「え? アイスは今日は買って来てないw」 

いやいやダッツの話ではなくてさ。 

壱「その、ペナルティ・1の話なんですけど//」 
夏「あー、そんなこともあったねww」 

夏実は悪戯っ子の目をして笑った。 

夏「でも途中で反則したしなぁー」 
壱「そこをなんとか。」 
夏「なぁーに?そんなにチューしたいの?ww」 

完全に遊ばれてるような気がしてきた。 
しかし、ここはへりくだってもいーや、この際。 

壱「はい、したいです//」 
夏「プ、へんなのーww」 

可笑しそうに笑いすぎです。 

壱「変ってことはないだろ、素直な気持ちで、こう…」 
夏「そうじゃなくてw、いちいち許可得るもんなの、そういうのって?w」 

確かにムードはないよなぁ。 
でも、罰の期間が延びるよりマシだ。これ以上延びたら、目も当てられないぜ。 

壱「それはokの言葉だと判断するっ」 
夏「きゃー、ケダモノw」 

俺はコタツから半分、身を乗り出して 
隣の夏実にキスをした。 


504 :壱太 ◆t57Doxt89Q :09/02/21 01:25:33 ID:ThKIyxl1
以上、「ひさしぶりチュー編」でした。 

それ以上は何にもないよ。 
ちゃんと送って帰ったよ。 

出典:【いっちん】親友の幼なじみと付き合いはじめました【なっちん】 
リンク:相談板
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