「こんにちは」 (修羅場の話) 72348回

2011/03/10 13:45┃登録者:<<<<;` Д´>>>>ガクガクブルブル┃作者:名無しの作者
107 名前: 名無しさん@HOME [sage] 投稿日: 2011/03/09(水) 19:48:49.66 O
アパートに両親と2歳の子の3人家族が越して来た 
近所とも仲良くなり、みんなでアパート前の広場で遊んでいたら女性がやって来た 
見た瞬間、ご主人は真っ青になり女性は「こんにちは」と挨拶をした 
てっきり誰もが「愛人登場!?」と思いきや、訪ねて来たのは奥さんでご主人と一緒に暮らしていたのが愛人だった 
女性‐奥さん-にご主人は土下座するとずらずらと話始めた 
まとめるとこうなる 
ずっと子供が出来ず寂しくて、つい愛人作り子供を産んでもらって「パパ」に浸っていた 
愛人も納得のこと 
単身赴任のついでに愛人と子供と家族でいたかった 

すると奥さんは子供を抱き上げると 
「幾つ?」 
その問いに愛人さんが「2歳です」と答えると 
「じゃあこの子の服とおもちゃをバッグに入れて来なさい」 
何するのかと思うと 
「子供が欲しいだけなんでしょう?だったら私がこの子を育てます。ちゃんと3人家族になれるじゃない」 
ご主人にそう言うと愛人さんに 
「大丈夫よ。私があなた以上にたっぷり愛情注いで立派に育てるから。20歳になったら会わせてあげます。それまでは会うのは許さないわよ」 
「そんな・・」と泣く愛人さんに 
「納得しているんでしょ?子供を産むだけって。それに訴えないのだからよしとなさい。一生じゃないんだもの。後、18年我慢できるでしょ?でも、この子が覚えているかは分からないけど。だってあなたのことは私が死ぬまで産みの母とは教えないもの」 
にこやかに言い切ると 
「この子の荷物は後で荷物で送ってね。じゃあ、あなた。2人で帰って来るのを待ってるわ」 

呆然とするご主人と号泣する愛人さん 
他のみんなは全員、あまりの正論に言葉もなくみんな凍り付いていた 
怖かった・・ 






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