しまだ (恐怖の体験談) 38040回

2011/08/19 00:15┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
僕は最近気になる子がいる。 
会社の帰りにいつも見る子だ、その子はいつも窓から星を眺めている。 
今日は思い切ってその子のマンションの部屋にいってみることにした。 
彼女のマンションの部屋の前に着くと、 
玄関に鍵穴があったので、こっそり覗いてみることにした。 
部屋の中は真っ赤なのはわかるのだがよく見えない。 
後で聞いた話だが、その女の子の目は真っ赤だったらしい。 
ふと、何かを感じて鍵穴から目を離した。 
その瞬間にその鍵穴からすごい勢いでマイナスドライバーが突き出して、 
狂ったようにガチャガチャとかき回している。 
暫くするとそれは引っ込んだので、気を取り直してドアを開けてみることにした。 
どうやら玄関のかぎは開いているらしい。中に入ってみてびっくりした。 
星を見上げていると思った子は実は首をつって死んでいた。 
呆然として窓の外を見ていると、なんとそのマンションの 
屋上から飛び降りた女と目があってしまった。 
びっくりして震えていると、さらにこの部屋の壁にクレヨンで 
”お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、・・・”と書かれてあることに気づいた。 
それを見て驚いて呆然としていると、友人のAとBが部屋に入ってきた。 
僕の様子がおかしかったのでついてきたと言っている。 
2人に事情を説明しようとするとAが突然「コンビニにアイスを買いに行こう」と言い出した。 
こんな時に何を言い出すんだと思ったが、Aの剣幕がすごかったので言うことに従った。 
ふと気づくと、冷蔵庫と壁の間の数センチの隙間に髪の長いペラペラの女がいて、 
こちらをじっと見つめている。更にガラス戸の向こうでは、眼球の飛び出した180はあろうか 
という黒いコートの男がにらんでいた。構わず部屋を出ると、 
Aが「あの部屋のベッドの下に鎌を持った男がいた」という。 
マンションのエレベーターで降りていくと、廊下に女が立っていた。 
しかも、1階降りるごとにどんどんこちらに近づいてくる! 
やっと外に出た僕たちは、恐ろしくなり、さっきのマンションを見上げると 
なんと全ての窓から無数の手が伸びこちらに手を振っていた! 
ゾッとしているとBが「俺たち友達だよな?」とわけのわからないことを言い出した。 
しつこく聞くので「ああ、友達だよ」と答えた。 
Bは足元を指差した。Bの足元を見ると、Bの足を地面から出た手ががっしりと掴んでいた。 
僕とAはびっくりして近くにあったバイクに飛び乗り逃げた。 
すると後ろから四つんばいの老婆が追いかけてくるではないか! 
聞いた話によると、この老婆は追い炊きしている風呂に浸かっているときに発作を起こし、 
そのままシチューのようになって無くなったらしい。 
高速道路に入り、必死になってかなりのスピードで逃げていくと対向車や 
後ろの車がやたらパッシングしてくる。 
後で聞いた話では、僕たちの上に子供がしがみついていたという。 
ここできがついたことがある。高速道路の脇の壁の上に奇妙な標識があるのだ。 
よくみるとそれは標識ではなく、着物をきた女の子が高速道路の壁の上に立っていた! 
恐怖に怯えながら急いで高速をおり、山道に差し掛かると小学生くらいの女の子が道路 
に立ちふさがってきた。 
『助けてください・・・乗せてください』といっている。 
無視して逃げると今度は、男が立ちふさがってきて『女の子が来ませんでしたか?』という。 
気持ち悪い男だったのとあせりからその場を立ち去ってしまった。 
後日聞いた話しによると、それは幼女連続殺人の犯人だったらしい。 
その後、あまりあせっていたため、急カーブで対向車にぶつかりそうになった。 
僕は「あぶなかったなぁ」と言ったが後ろに乗っているAは無言だった。 
おかしいなと思い後ろを向くとAの頭がなくなっていた。 
バイクのボディには無数の手形がびっしりとついており、シートがくっしょりと濡れていた。 
タイヤを見ると、そこには女性と思われる大量の髪の毛が絡まっていた。 
もう少しで駅につくので僕はバイクとAをほっぽりだして駅に急いだ。 
すると正面から普通の人とは何かが違う感じの人が歩いてきてすれ違いざまに 
「よくわかったな」と呟いた。さらに「夢と違うじゃねぇかよ!」という。 
もう、僕は恐ろしさのあまり我を忘れて電車に飛び乗った。席が空いていたので、古め 
かしい格好をした少女の隣に座った。 
「 次は活けづくり〜活けづくりです。」と社内アナウンスが流れ、 
4人のぼろきれのようなものをまとった小人に、後ろに乗っていた男の人が刃物で身体をさかれ、 
本当に魚の活けづくりの様にされていた!このままだと次は自分の番だ! 
あまりの恐怖に一刻もはやく駅につきたい!と思っていると、やがて目的の駅に着いた。 
電車を降りようとするととなりの少女が言った「やっぱりこうなるとおもってたんや」 

その子を見ながら昔、困り果てて湖に落として殺した子供と妻を思い出していると、 
その子がくるっと振りかえり、「今度は落とさないでね。」と言った。 
更にその子が僕の背中をみながらつぶやいた。「どうしてパパ、ずっとママをせおってるの?」 
僕は顔面蒼白になり、電車を飛び降り駅を出ると「日本だるま」という看板のついた店に飛び込んだ。 
ただのだるま屋だと思ってだるまを眺めていると、一つのだるまが話し掛けてきたではないか! 
「助けてください!私は立教大学3年の高橋といいます!」 
もう僕は訳がわからなくなり、その店を飛び出すと、何かにつまづき転んでしまった。 
その際、したたかに膝をアスファルトに打ち付け、膝をすりむいてしまった。 
激痛に耐えながら、膝の露出してしまっている皿をみると、フジツボがびっしりと張り付いていた。 
膝を抑え半泣きになりながら、足元を見ると一冊の日記が落ちていることにきづいた。 
「もういらない しまだいらない」


出典:しやれこわ
リンク:しやらこわ
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