ヤクザが突然質屋にやってきた (エロくない体験談) 43534回

2011/10/21 15:03┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
今から30年近く前の話。当時8歳の俺は、母が入院した関係で祖父の家に預けられていた。

その祖父は質屋を営んでいたんだが、時々夕方ふらっと銭湯に出かけ、俺が店番をすることがよくあった。
ある日のこと、いつものように計算ドリルなど解きながら店番をしていると、お客さんが・・。
ただ、たった一つ違っていたのは・・・お客さんは893だったのです。(川谷卓三似)

後で知ったが、どうやら品が質流れになったのを恨んでいるらしく、(逆切れもいいとこだがw)

「じじいおるか?」

「おらん」
 



「どこじゃ?」

「しらん(子供心に場所はいっちゃいけないと思った)」

「あのじじい・・・・・・・・・お前はなんな?(注:お前は誰なんだい?)」

「孫」

「なんでお前がおるんな(注:どうして、君はここにいるの?)」

「お母ちゃんが病気しとるけえ、ここにきちょる(注:母が病のため、ここに来ているのです)」

その瞬間、893は顔を真っ赤にしてまなじりを見開き、天を仰いで

「くわァ〜」

と小さくつぶやくと

「もうええ!!二度とこんわ!!!」

そう言って、出て行こうとしたのだが、急にくるっと振り返ると戻ってきて、

「これでアイスでもこうちゃりゃあ(注:これでアイスでも買いなさい)」

といってカウンターに100円を叩きつけて一言、

「男の子は泣いちゃいけんのよ!!」

893さん、あの時泣いていたのはどうみてもあなたのほうです。
本当にありがとうございました。





出典:ヤクザが突然質屋にやってきた。
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