切符を拝見しまーす (恐怖の体験談) 28656回

2012/01/22 08:01┃登録者:痛(。・_・。)風◆pvNbTqv.┃作者:名無しの作者
大学生の近くのアパートに実家から越したときの話 
家賃が安いのは、バス停から遠いものだと思っていました。 
数週間は何事もなく暮らしていました。 しばらくしてから、朝起きるとカップの位置が動いていたり、 玄関の靴がバラバラになることがありました。 
まずいと思いつつ、カップがどこにあろうと、割られなければ困らない。部屋のいる存在を特に気にせず生活をしているうちに、だんだん悪戯が頻発するようになりました。 
カーペットがめくれる、いつのまにかリモコンが箪笥の中にある、等。 
子供かお前は、などとつっこみを入れたくなるような可愛いものばかり。 
僕はなめていました。 
ある日の晩、レポートをまとめ終わった僕はベッドに入りました。 
ぐーすか眠る夢の中、僕は電車の夢を見ました。 
車掌さんがやってきます。 
「切符を拝見しまーす」 
カチッ。 
夢で、切符を切る歯切れのよい音が鳴り続けていました。 
目が覚めると、もう朝でした。 
寝ぼけ眼で部屋を見回すと、思わず叫びました。 

部屋を解約したのは、その日の昼でした。 
それは、もう僕にはとうてい悪戯でかたづけられない事件だったのです。 
僕が眠る枕の端を、びっしりとホチキスでとめられていたのですから。 



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