宝くじ売り場でこの世で一番大切なもの手に入れた話しをしたい (恋人との体験談) 40085回

2012/03/03 00:10┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
ちょうど、今から6年前・・・

彼女と出会ったのはそのへんのどこらにでもある宝くじ売
り場だった

うちの家は有名ではないが
俗にいう資産家のうちだった(俺から見ればかなりしょぼい部類に入るw

でも、祖父が甘えさせたせいなのか
俺の父は資産運用の力はなく
そのせいか俺は子供の時から
(といっても中学2年の後半ぐらいからだが)
資産運用について祖父からかなり厳しく教育をされてきた

ひどい時は普通に虐待もあったんだ
でも、そんな生活に耐えられなくて

半ば勘当といった形で、高校卒業とともに大学受験を名目
にして家を飛び出した

家を出た後は、受験勉強なんてしないでフリーターになった
その時は、就職する気もないし学歴なんて特に興味なかったですし

そんで、18才になったとき
海外で開設させられたFX口座があったから
当時はそれで召し食っていた感じだった
あとは、アルバイトしたりね・・・

特に趣味などは無かったとはいえアルバイトだけじゃ生活
するのはキツイ

そんななか、あの暴力ジジイに習った資産運用で経済的には
余裕のある生活できてるのが悔しくもあった・・・

いくら納税してるとはいえ学歴なし、職無しの自分に
当時はコンプレックスを持ってたんだ・・・

よく年収1千万以上稼いでる
個人投資家がアルバイトしてるって
話しを聞いて「嘘乙www」とか言ってる人いるけど

あれは事実な場合もあると思う
みんな孤独が怖いんだ
かく言う自分も孤独が怖くて

バイトやジムたまにボランティアや各種セミナーなどにも行ってた

個人投資家といえば聞こえは良いが

個人事業主開業届けを出さなきゃただの無職だし、一日中
家にいると凄く気が滅入る

無職なだけに本当に無色な人生なのよ

そして、楽しみの一つとして散歩の途中にナンバーズ3を
買うっていう楽しみがあった

今思うとアルバイトも孤独を癒すというより楽しみの一つだった

当時のスペック



20才NEET(髪型が昔の桜井翔に似てたので会話中は翔で
顔はフツメン・・・だと思いたいw
コミュ力はないが、社交的に振舞うのは得意

彼女

20才大学一年(浪人したらしい)
顔は高城亜樹に似てた(以後、会話中は亜樹で
分からない人も多いと思うけど
そこらへんは「AKB 高城亜樹」でググってくださいw
性格は宝くじ売り場であったこともあって

第一印象は今の時代には珍しい夢を追いかけるタイプの女
の子だった

でも実際は芯の強い人です・・・w

ギャンブル関連に興味ある人は知っていると思うけど
宝くじというのはギャンブルの中でも還元率がかなり低く
稼げるか稼げないかでいったら稼げない部類に入る

だけど、自分なりのルールを使って
(累計購入金額)<(累計当選金額)
となるように購入口数を設定してあげれば、
平均的に月に1〜2万の利益にはなったので続けていた
それに、負けたら負けたで良かったんだ

当時は本当にいかに機械的に時間を潰すかを考えてた

家でじっとしてると世間に置いてけぼりにされるとか色々
な意味で追い詰められてた

というより、いつもリスクとリターンを考慮して投資したりするのに
飽きていたんだと思う

あと、自分で予想して番号が当たった時の感じが嬉しくて
やめられなかったのもあると思う

そして、ちょうど6年前の2/28
いつも通り毎日の散歩コースの途中にある
宝くじ売り場に行って宝くじのおばちゃんに「おはよーっ」
って、挨拶しながら予想した番号を塗ってると
そこに、彼女が現れる

正直、今でも鮮明に覚えています
見たときは本当に一目ぼれしry

んで、マークする台みたいのが狭いので
もうくっつくような状態でお互いに色を塗ってるんですねw

そんな感じだったので、つい彼女が選んだ数字が気になっ
たのでふと見てしまった・・・

すると、その番号は奇しくも「617」で俺の誕生日だった
「え・・・」と思ったのもつかの間

彼女は、おばちゃんにカードを渡し、
両手で大事そうに引き換え券を
持ったまま立ち去ってしまった・・・

また会えるといいなーと思いつつ
今回は誕生日だし彼女と同じ番号にするかww
って感じになり、いつもミニを買うのに追加で
その日はストレートで俺も同じ「617」を1口買うことにした
なぜ買ったのかは未だに分からない

だけど、その数字を買えば彼女とまた会える気がしたんだと思う

そして、家で適当に為替相場見ながら過ごし、アルバイトを終えて
携帯から宝くじのサイトを見てみると
ストレートで当たってた・・・

あの子凄いな・・・と思いつつ
いつも、あんな子見ないのでもう会えないだろうと
諦めかけてた

んで、翌日
アルバイトに行く予定があったので
換金する時間も考慮して
いつもより少し早めに行くと
彼女がいた・・・!

その時、言葉では言い表せないが
無色な自分の日記ページに色がついた感じだった
だって、そうでしょ?

堕落な生活送って、早く明日に来ないかなーとかあほな
事考えてる俺にとってこのたび重なるイベントは
自分の人生を変えてくれるトリガーになるんじゃないかって思った
いや・・・願ったんだと思う

今思うとかなり人任せですねorz・・・

彼女と店員のおばちゃんは一個数字選んで当たったせい
か大いに盛り上がっていた

ボックスかストレートのどちらかだろうけど
まぁ6/17が誕生日で「617」でボックスで買う事は無いかww
って思った
普通に考えたらボックスの可能性も十分あるのに
それを考えられなかったのはやっぱり緊張してたんだと思う

俺はかなり嬉しく思うも、自分とは全く関係無い
女の子に話しかけるなんてしたこと無かったので緊張していた

でも、前述のような願いがあったから頑張って声をかけて
みることにしたんだ

売り場のおばちゃんとは顔見知りだったので
半ば強引に話に入っていったw

俺「おはようございますーっ」
俺「もしかして、あなたも当たったんですか!?」

彼女「あ・・・はい・・・↓↓」

当たったわりにはあまりうれしそうじゃなかったけど
初コンタクトでこけるわけにもいかずに俺は
続けざまにこう言った

俺「実は自分もストレートで当たったんですよww
(満面の笑みで」

彼女「え?」(怪訝そうな顔
そこで、俺は自爆したことに気づく
まずなんでストレートって知ってるんだw
もうストーカーじゃまいかww
しょうがないのでここも力技で押し通すことにした

俺「6/17って誕生日なんですよw」

「そうしたら たまたま当たってしまってw」

「盛り上がっていたのであなたも当たったと思ったんです
けど違ったらすみません・・・」

彼女「いえ、合ってますよ〜実は私も誕生日で当たったんですよ」

「仲間ですね♪」

「でも、実はボックスで買ってしまって・・・」

笑いつつとても残念そうな顔してたので
俺「もし良かったら交換しますよ?w」
「ここで会ったのも何かの縁ですしw」
馬鹿か?と思う人もいるかも知れないけど
結構、本気だった
ボックス券を貰えれば採算が取れたのもあるが
その番号を選んだ発端となったのは彼女だし
ナンバーズ自体ただの暇つぶしだったから

差額の当選金額は思ったとおり受け取ってくれなかった
そこで、この番号を選ぶきっかけになったことを彼女に伝えると
彼女「じゃあ、差額で一緒に何か買いませんか?」
っていう、提案をしてきた

いい打開策かなと思って
俺もそれに乗ることにした
差額をはんぶんこして
お互い好きな番号買うのかって思ったんだけど
彼女は宝くじを買おうって言い出した
正直、当たらないだろうなって思ったけど、
また彼女に会える口実もできるし

何しろ連絡先が聞けそうっていう大きなリターンを見込め
たので快諾したんだ

別れ際に
「当たったら連絡するのでぜひ、メールアドレス教えていただけませんか?」
って聞いてみた
我ながらなかなかフランクに聞けたと思う
勿論おkが出て
その日の夕方に早速送ってみた
そんで、メールで連絡取り合うようになったんだ

そして何回かメールをするうちに打ち解けて
彼女の趣味がコーヒーであることを知った
ちょうどいいと思い
前から気になってた某コーヒー屋の
コーヒーセミナーに一緒に参加した

こういうセミナーは男が居ないか一人なので
彼女が居てかなり助かった

結局、宝くじは当たらなかったけど

俺「宝くじは還元率低いからな〜」

彼女「夢が無いな〜w」

彼女「信じるものは救われるんだよ?w」

俺「俺は宝くじに救われるちゃうのかww」

見たいな感じでこの時には
アホな会話をできるようになっていた

彼女はよく俺に
俺が立ち止まりそうになったり、何かに行き詰りそうになったときに
名言っぽいセリフを言ってくれた
名言と言っても偉人達が残したようなものではなく
どこからか引用したような名言なのだと思う
彼女が誰かから聞いた受け売りらしかったが
おそらく半分以上は漫画や小説の中の名言なような気がする

そんなサブカルチャーから取ってきたような薄い言葉でも
彼女が言うことにより
俺にとってはかなり厚い言葉になって

今の俺の人生の原動力に彼女が残してくれた名言が糧になっ
ているといっても過言じゃないと思う

っても、サブカルは凄いけどねww

それから、俺の人生が少しずつ変わっていった
いつも、何かを決めるときは長年の祖父の教育の習慣で
リスクとリターンを考えたりしたけど
彼女と一緒にいるとそんなことは全く無かった

いい言い方をすれば論理的だったんだろうけど
悪い言い方をすればつまらない感受性の無い人間だった気がする

だから、知り合ったのはいいが その先に全然進めなかった

彼女のことは好きだったけどこんな自分を好きになってくれるだ
ろうか?

なにも、持ってない自分になんか好いてくれる人はいないんじゃ
ないかって

それからある日、2人でのみに行ったとき
酔った勢いで前述のようなことを行ってしまった・・・

俺「世の中の大半の人が汗水垂らして働いているのに自分はこん
なことしてていいのだろうか?」
とか今思うとかなりめんどくさい質問した気がする

でも、そんな俺に対し彼女はこういってくれた
彼女「noblesse oblige」

意味が分からなかった俺は
「ノブレスオブリージュって何?」って聞いてみた

彼女「フランスのことわざで持てるものの義務って意味」

正直、このとき馬鹿にされてるのかと思った
自分は何も持ってないって相談してるのに持てるものの義務と
か皮肉すぎwwwって思った

俺「でも、俺何も持ってないし(嘲笑」

彼女
「じゃあ、私のお婿さんというステータスをあげようww♪」

・・・一目惚れした

彼女
「何も持ってないって事は無いと思うよ!
お金稼ぐことができるなら
その余ったお金で森林を保護したりすればいい」

 「考えれば色々と翔を必要としている仕事はたくさんあるは
ずだよ?」

俺「こんな俺でも今からでも変れるかな・・・?」

彼女「そいつがそいつである限り、変わることはできねぇえぜw」

俺「ん?・・・もしかしてトレイン?www」

彼女「あったりーw♪」

この言葉はジャンプのBLACK CATでのトレインの発言ですw

彼女「でも、そんなに簡単には変われないかもしれないけど」
  「その変われない中で最善を尽くすのが大切だと思う!」

今思えばこの言葉にどれだけ救われたか分からない
それから、1ヶ月後彼女に告白し
彼女からもおkを貰い付き合い始めることになる

彼女に初めて告白し体の関係持った

かなり緊張したんだけど、
相手も同じだと自分に言いきかせつつ
たぶん顔真っ赤になってたんだろうけど

彼女が電気消してって言ったので消したのでお互いの顔の紅潮ま
では分からなかった

でも、まず最初におっぱいを堪能しようwww
とか思ったことは覚えてる
んで、右の胸を愛撫してたら、何か感触がおかしい・・・
もしかして、陥没乳首かと思ったら
ちゃんと乳首はある

あれ?w
もしかして、乳首が2つ?ww
これぞ1粒で2度おいしいってやつですね分かりますwwwww
って感じで、潜在意識ではかなり慌てふためいてたが
脳内ではバカなこと考えてた
そう・・・しこりがあったのだ
俺はかなり慌てふためいた

乳房にしこり=乳がんと思ったからだ
このことをすぐに彼女に伝えた
彼女も気づいたらしい

こんなこともあり、俺の息子も萎え縮んだので
「俺も一緒に行くから」と言って
彼女を説得し、翌日大学病院に行くことになった

俺は診察室に入ろうか迷ったが科が科なだけに
廊下で待ってることにした
むしろ、廊下でも居ずらさMAXだったw
この待っている時間が本当に長く感じた

結果的に俺の見つけたしこりは癌じゃなかったんだ
線維腺腫っていうもので良性腫瘍らしい

俺には良く分からないが感触に特徴があるのだそうだ
流石、医者だなーって思った

心から安堵し「本当に良かったね♪」って言ったんだけど
彼女はあまり嬉しそうな顔しなかった
まぁ、緊張の糸が切れて疲れたのかな?って思い
その日はそこまで気にしなかった
そして、この日から彼女に連絡取ることができなくなった

連絡する手段は電話とメール
電話すればいつも電源が切られてるかでメールしても
返信は来なかった
連絡取れなくなってから気づく
俺と彼女との関係

彼女は俺のことを支えてくれたり、
色々知ろうとしてくれたけど
俺は彼女のことを全然知らなかった
嫌われたんだと思った

でも、俺はこのとき気づくべきだった
着信拒否や居留守じゃなく
電源がいつも切られていたことに対する異変に

今さら後悔しても仕方が無いと思い
辛抱強く待った

株やFXもポジション持っても
負けるだけなのでスクエア(全部決済)した

散歩コースでもたびたび宝くじ売り場を見るたびに彼女を目で探
した
初めてあった時みたいな感じで
颯爽と現れてくれる気がしたからだ
2週間を過ぎたあたりから
やっぱり、SEXで嫌われたのかな・・・

とか、新しい彼氏見つけたのかなとか思ってかなりへこんでた

それから少し経って彼女から連絡が来た
携帯の液晶画面に久しぶりに彼女の名前を見たので
間違って違う名前で登録しちゃったんじゃないかと思った
でも、電話を出てみるとやっぱり彼女だった
懐かしい声聞くだけで涙が出そうだった

色々言いたいことがあったが
何を言っていいのかわからない

彼女には彼女なりの連絡しなかった理由が
あったんだろうし・・・
とかグジグジ考えていたんだと思う
とりあえず、今すぐ逢いたいって事を何とか伝えた

彼女「じゃあお台場に来てくれない?」

俺「え?」
俺「分かった!」

迫る気持ちを抑えお台場に向かう
電車に乗ってるとき心臓がバクバクなってて
顔が紅くなってるのが分かった
それが恥ずかしくて電車の外に顔を一生懸命
向けてたのは今でも覚えてるww

お台場の待ち合わせ場所に着くと
彼女は、いつもと同じように微笑みながら待っていてくれた
少しやせたような気がする・・・
いや・・・それは俺も同じか
みたいなことを考えてたと思う

彼女は俺が着くなり早々

彼女「観覧車に乗りたい!!」
って感じにはしゃぎ始めた
俺も色々聞きたいことがあったし
話しを聞くにはちょうどよさそう・・・

それに、パレットタウン大観覧車といったら
日本最大級の観覧車だ、少なからず前から興味はあった
そういうのもあって快諾した

覧車の中に入ると
彼女はぽつぽつと今までの事を話し始めてくれた

彼女
「久しぶり・・・ごめんね。今まで連絡取れなくて」


「いや・・・気にしなくて良いよ」

彼女
「甘いなぁ〜w相変わらずww」

彼女は観覧車に乗ったせいなのか異様にテンションが高かった
いや・・・その前から高かったか

そんな妙な雰囲気があってか俺は一瞬連絡不通だった
理由を聞くのをやめようと思ったんだ

でも、やっぱり聞きたい気持ちが勝って聞いてしまった


「それで今までどうして返事くれなかったの?」

彼女
「今から言うことは私の勝手な気持ち」


「えっ?」

彼女
「聞いてくれる?」


「うん・・・」

彼女
「私と始めて遇った時のこと覚えてる?」


「うん」

彼女
「お互いの誕生日が同じでナンバーズで出会うなんて奇跡だと思ったんだ」


「うん、俺も思ったw」

彼女
「正直ねその時から私は翔に恋をしてたんだと思う」


「え?本当に?」←ニヤニヤが止まらないw

でも、翔は言ってたよね」

彼女
「マネーゲームの勝率はプロがトレードしても勝率は約50%に収束す
るって」

そう・・・この言葉は俺が彼女の前でトレードしてたときに得意
そうに言った言葉だった

どんなにプロでもいっても60%いって良い方である
(だと俺は思ってる

やたら勝率が高い人が居るがそれはストップを仕掛けてないオバ
カさんか

リミットとストップの幅の割合が1:5見たいな感じで利小損大な人
である

彼女が今どんな気持ちで言っているかは分からなかったが
俺は彼女が俺の行った言葉を覚えてくれてるだけで本当にうれし
かった

用語が分からない人が居るかもしれないけど
すまない

彼女のいった言葉をそのまま伝えたかったんだ
質問あればどうぞ

彼女
「だからね凄い偶然で出会った私たちだけど、
別れも凄い偶然で来たのかもしれない」


「どゆこと?」

彼女
「実は病気なんだ・・・癌なの」


「え?」
「だって、良性だったんじゃないの?」

彼女
「たしかにそれは良性だった」

彼女
「でも反対側に合ったの・・・」

彼女
「凄い偶然よね」


「・・・」

突っ込む事も出来なかったわ

彼女
「一人で戦おうと思ったんだ、
失敗しちゃったらしちゃったで
そのまま自然消滅でいいかなみたいなw・・・」

彼女
「でも、怖くなっちゃったんだ」

彼女
「死んだときの自分を想像したら」

彼女
「自分がいない世界を想像したら」

彼女
「でも、ありがとう」

彼女
「今あなたに会って、勇気をもらったからもう大丈夫」

彼女
「だから、もう会うのやめよ?♪」

彼女は目を赤く腫らしながら笑顔でそう言った

俺は混乱していた
だから、すぐ返事にできなかったんだ
今でも後悔している・・・

なんで抱きしめてあげなかったんだろうって
そうこうしてるうちに観覧車は1周し終わり
俺と彼女をある種の特別な世界から吐き出させた

彼女はすぐに走り去ってしまった
俺はその日から観覧車が大嫌いになった
だって、見るたびに彼女の悲しそうな
笑顔を思い出すんだから
そして、自分の情けなさに対する怒りがあった

翌日、俺はやっと決心がついて彼女に連絡を取った
そのときの俺は考えた末
彼女と病気と闘う覚悟だった
その覚悟になった要因のひとつとして

彼女とお台場で会ったときに実家の番号を聞いたのだ
そのとき彼女は、少し考えた末に教えてくれた

別にヒーロー気取りじゃないけど、
心の奥では助けを求めてたんじゃないかって思えたんだ
想像通り、彼女の携帯に連絡しても連絡が取れず
彼女から聞いていた実家に連絡した

彼女の両親に交際してるものだと言い
彼女の居場所を聞いたところ
最初は教えてくれなかった
ガンのことを話すと
打って変わって態度が変わったのを覚えてる

そうやってやっとのことで
彼女が入院している病院と部屋を教えてもらった
最後に彼女をよろしくとまで言われてしまい
観覧車の時の事をフラッシュバックのように思い出し
なんか、居心地が悪かった

俺はそんなネガティブな考えを捨てて
急いで病院に急行することにした
病室についてみるとそこは個室だった

彼女は俺を見て一瞬哀しそうに
でも、やっぱり笑いながら出迎えてくれた
出鼻をくじかれた俺は


「他の人はいないんだね・・・」

彼女
「親に頼み込んで個室にしてもらっちゃったw
検査入院だしねw(ドヤー」

こんなことしか言えない俺も俺だが
鼻高々に自慢してきた彼女に驚いてしまうも
普通に話せることに安心した

彼女
「結局来ちゃったんだね」

彼女
「お互い悲しい思いをするかもしれないけどいいの?」


「うん」


「俺は亜樹の事好きだ」


「亜樹が居ない生活なんて考えられないし耐えられない」


「それにどうしてあのとき嘘ついたの?」

彼女
「別に翔が見つけたのはちゃんと良性だったじゃない」

彼女
「ちょっと言葉が足りなかっただけだよテヘペロ」

俺は妙に納得してしまった

・・・んなわけが無かった

「どうして、全部話してくれなかったの?」

彼女
「迷っていたの・・・でも、診療後に良性だったことを
伝えたら大喜びしている翔に言い出せなかった・・・」


「確かに、喜んでたけどそんなに頼りにならない?」

彼女
「診療中の先生にね、これからの治療方針を聞いたの」

彼女
「色々な検査して腫瘍が大きかったら乳房全摘出する可能性もあるっ
て・・・」

彼女
「抗がん剤投与で髪の毛がなくなることとか他にも色々と」

彼女
「それに家に帰って乳房を全摘出した人の画像を見たらもっと言い
出せなくなっちゃって」

彼女
「嫌われるのが怖かった」

彼女
「だから、成功したら全部話そうと思ったの」

彼女
「それに全摘出したらしたで関係を自然消滅させればいいかなって
思ったんだっ・・・」

彼女は泣きながらこう語ってくれた

俺は馬鹿だなって思った
俺は亜樹が居てくれればいいのに
そばで一緒に笑ってくれればいいのに
そう思うと俺も泣いていた
どうやって言えば、納得してもらえるように
かっこよく説得できるか考えたが
やっぱり思ってることを素直に言うしかなかった



「俺の何も無いステータスに亜樹のおむこさんにしてくれるんじゃ
ないのかよ!?」

「俺は亜樹がいてくれればいいのにっ」

「それだけでいいのにっ・・・」

そんなこといいながらベッドの端のほうに
顔を俯きながら泣いていた
あれ・・・
俺カッコ悪いなwww←

彼女によるとこれから抗がん剤治療が始まったりするために
どんどん脱毛していくらしい

また、ホルモン療法のせいで更年期障害みたいな症状も出るとか
それでやっぱり怖くなってお台場に呼び出したらしい

検査の結果、腫瘍の大きさは2cm強
彼女の乳房の大きさから相対的に
ギリギリ乳房は温存できるとのこと
でも、場合によっては全摘出とか

医師に全摘出するかしないかで希望を聞かれたが
彼女は年齢も若いし、温存でお願いした
俺は、生きていてくれるだけで嬉しいので
より安全な方向でとしか言わなかった気がする

それから、彼女と俺の闘病生活が始まった
入院してるのかと思ったらそうじゃないらしい
今は化学療法でガン小さくしてるとか?
(効果があればの話だが

先生に精神的なリラックスで
副作用はある程度抑えられるからと聞いていたので
暇なときは ほとんど一緒にいた。
しまいには、途中から同棲することにした

最初は彼女の家族から家族の時間を大事にしたい的なことを言わ
れたが

彼女が
「それじゃ失敗する事、前提じゃんっ!」
と凄い剣幕で怒った

そのような事があったせいか

なんだかんだで賛成してくれ医師も
前述(副作用のことね)のような理由で
少しだが後押ししてくれたから
結局は俺の部屋に同棲することになった

主治医から規則正しい生活することが
癌や副作用に対しても有効と聞いていたので
気合で生活態度を改めた
為替相場は基本的に夜に参加してたから
昼と夜が逆転気味だったのだ

彼女の料理は正直下手だった・・・w
洗濯などは普通にできるんだけど
なんか、包丁の持ち方は危なっかしい

聞いてみると今まで料理した経験があまり無かったんだそうな

でも、彼女は要領が良いのも合ってすぐに上手くなっていった

俺は一人暮らしで自炊してたので料理には自信があった

というより、料理作ること自体がかなりの暇つぶしになってたの
もある

カレーを作るにしてもルゥーではなく
スパイスから作るほどだった

それに一時期、料理教室にも通ってたこともあるぐらいw

なので、そこらへんの主婦よりはうまいのを自負している(ドヤッ

2回ほど彼女と料理勝負をしたことがある

ルールは簡単で同じ料理を作りお互いに食べあうのだ
1度目はオムライスで圧勝した

っというより、彼女のは
オムライスの形にもならなかった・・・orz

そして、問題は2度目である・・・
彼女はチャーハンで勝負をしようといってきた

っても、チャーハンの素を使うことを条件にしてるので
卵炒めて素をかけて炒めるだけのなんの捻りも無い勝負

ある程度の作業量があって、プロが作らない限り表面上 誰が作っ
てもあまり美味しさは変わりなさそうな料理である

彼女はこの勝負なら勝敗がつかないと思ったらしい
意外とずる賢い彼女であるw

でも、ここで勝負の境目となりうるのがご飯粒の粘度であるw

正直、日本人が食べるジャポニカ米はペチャペチャしてるので
チャーハンにはあまり向かず美味しくない・・・

だが、慣れてしまってるので違和感はあまり感じることは無い

でも、知っている人も多いと思うがここで
マヨネーズを入れると
ご飯粒があっさりと仕上がるのだ
ここでも勝ってしまった・・・

それ以来彼女は勝負してくれない・・・w

実は、同棲中に前に体の関係を持っていた事が
あった女性と彼女が鉢合わせした事件があったのです

んで、その女性のスペック
年齢は22才で(当時)
5才の子持ちのシングルマザー(俺の子供じゃないですw)
安田美沙子を幼くしてアヒル口を足した感じの女の子

その安田さんとは
結果から見てしまえば割り切りのような関係だった
ようなというのは正確には違ったし、
お互いに事情もあった

別にやりたくてやっていたというよりも
お互い依存し合っていた関係なのかな?
彼女には前述どおり子供が居たんだ
父親は彼女が妊娠したのを知ると逃げてしまったが
1人で生んで育てることを決心したらしい

でも、パートだけじゃ子供を養っていけないってことで
彼女は経済的な面で・・・
俺は前述どおり精神的な面で依存しあってた

正直、彼女はかなり容姿がいい

やろうと思えば風俗で その店のTOPにもなれたんじゃないかと思う
でも、子供が居る事もあって風俗の仕事をしたくないとの事
だから、彼女が就職できるまで
一緒に働いていた事があったんだ

んで、彼女(亜樹)に会うちょっと前に彼女は就職できて
彼女(安田さん)に振られてから、会ってなかったし
彼女(亜樹)に会ってからは このように色々あった事もあり
すっかり忘れていた

そんな安田さんが子供の成長具合を見せに顔を見せに来てくれた
んだ

安田(娘)
「ぱぱぁー♪」

亜樹
「えっ?」


「おぉーwwwあw ・・・↓↓」

安田
「もしかして、不倫してるの?」←演技

そのとき、彼女(亜樹)には
汚物のようなものを見る目でみられry
なんとか、安田さんに事情を話してもらい
誤解は解いてもらいましたがw
でも、今はないとはいえ実際に体の関係はあったので
かなり冷や汗が出ました
っていうか、演技が上手すぎて本当に不倫関係に見えた・・・

この5週間は、メンタル面において今までの人生で一番成長できた
んじゃないかって思う

普通であることへのありがたみ
朝起きて乳があることへのありがたm(ry

自分が今まで怠惰に過ごした日は
どれだけの人が願っても
過ごすことのできなかった未来であること

そして、一番見てて思ったのは彼女の家族の絆が見てて懐かしく
思った
中学時代は優しかった祖父を思い出し
初めて実家と向き合おうと思った

でも、今まで実家に対して関わりを持つ際、
何をするのにも言い訳ばかりして回避していた俺
すぐ向き合うことはできなかったんだ

っというより、何をして良いのか分からなかった
そんな彼女は俺に対しこう言ってくれた

彼女
「問題点を書き出してみれば自ずとゴールまでの軌跡が見えてくる
んじゃない?」

その言葉により
まず、問題点を書き出してみた

・受かるはずの大学にもすべて落ちる(適当に受けたのです・・・)

・祖父激怒
「お前なんて出て行けー」

・両親はなんとか味方してくれ、予備校に通うために上京

・1年目は仕送り来たが受験意欲が無いのがバレ
2年目からは仕送りなし

・連絡取らずにフリーター・・・www←今ここ

我ながら底辺っぷりが半端無いですね

そう・・・
大学に受かれば勘当を解いてもらえるかもしれない・・・

そして、病気と戦っている彼女を見て自分も何か挑戦しようと思っ
ていたのもあって

いい機会だと思い大学受験をすることにした
やっぱり彼女は俺にとってのトリガーだったのだ

でも、いくら進学校に通っていたとはいえ
高校卒業レベルにしか勉強しなかった自分が
卒業して2年ほどたってから勉強するのはきつく
怠けて夜は勉強せずに眠っていたりした
そんなとき彼女はよくこう言ったものだった

彼女
「今、居眠りをすれば、翔は夢を見る。だけど、今学習すれば翔は
夢がかなうであろうw」

名言だと思った
だけどこれも誰かの受け売りらしい

自分が見ている限りでは気丈に振舞っていたが
やっぱり感情の浮き沈みは激しく

辛そうだったが こんな生活も
5週間という長く思えた闘病生活も
今思うと長くもあり・・・

でも振り返ってみるとあっという間だった

んで、手術の日
俺は彼女とある約束をした
そして、気の利いたことを言おうとして頑張ってみたけど


「成功するように祈ってるから」
「信じるものは救われるんだろっ」(泣きそう

彼女
「当たり前じゃないww」
・・・

逆に励まされたったーwww・・・orz
もうどっちが支えているのか分からなかった

それに、今までずっと頑張ってきた彼女に頑張れなんて言えなかっ
たんだ

手術中、俺は彼女との約束を果たすために
病院を出て実家に電話をしていた
久しぶりの母親の声に一種の郷愁を感じるも
彼女の手術中ってこともあってか
機械的な単調な感じで今年は
まじめに受験することを報告した

母はそんな受験のことなんてどうでもいいかのように
日常の生活について心配してくれ、味方をしてあげられなくて
ごめんとも言われ号泣してくれた・・・

嫁に来た立場だから祖父に楯突けないのは
しょうがないと思いつつも
実際は愛されてないんじゃないかなんて考えたときもあったから
色々な意味で泣きそうになってたと思う

母親のこんな感じもあってか受験が終わったら
実家に帰ることを決意した
そして、彼女の病室へ

癌の検診のときもそうだったけど
この日が一番長く感じた
俺は病室で確率の参考書読んでにらめっこしてた

手術の結果は成功
でも、これが乳がんの怖いところで5年間は
ホルモン療法をしないといけないために
薬を飲まなくちゃいけなかった
でも、聞いたところによると
術後の薬は生理が遅くなるぐらいなので
大分ましだとのこと

手術を終わった後に、実家に挨拶する事を伝えると
手術のことなんて忘れてるかのように喜んでくれた
っというより、はしゃいでた感じかな?

んで、今まで書いた中で心残りだったのが
周りの人の考えかたかな?
周りの人は俺が彼女を支えてきたって言ってるけど
実は逆でっていうwww
彼女の家族からもすごく感謝されてしまって・・・

逆に支えられていますなんて言えなかったし
例え言ったとしても
社交辞令として受け取られるだろうから言わなかった
これが少し心に蟠りとして残ってる

そして、退院してからも同棲は続けました
平日は、受験勉強をして
週末は、彼女は実家に帰る・・・
こういった習慣になった

そして、手術が成功してからの5年間は
なんと言って良いか分からないけど

目隠しをされて、落とし穴があるかどうか分からない道を歩かさ
れてる感じだった・・・

彼女の場合は3ヶ月ごとに検診があったんだけど
その検診が過ぎるたびに

あと、6回、5回、・・・2回、1回っといった感じに毎回カウント
してた

そして、検診が終わって何も問題が無かったらちょっと豪華なも
の作ったり食べに行ったりとか

でも、精神的に弱かった俺は万が一のことを考えて

思い出作りに旅行に行ったりなどしようとか たまに言ってしまっ
たんだ(思い出作りとはもちろん言ってない

彼女

「なんで?まだ収入は安定しないんでしょ?
旅行なんていつでもいけるじゃない」


「いや・・・なんか行きたくなっちゃって」

彼女
「もしかして・・・やめてよ私は大丈夫だから」

っといった感じで泣き笑いながら言ってくれた

でも、それ以外のときはあっけらかんとしてたので
俺も顔に出さないように気をつけた(絶対、出てたけどww

そして6年後の今日

幸い癌の再発は無かった
それに、過ぎてみれば抗がん剤のときの5週間と同じで
本当に楽しい時だった

彼女とは退院後からずっと同棲を続けていて
大学を卒業してからは、ずっと俺のことを支えてくれています
もう少ししたら、経済的にも安定するから結婚したいと思ってる
今まで支えてくれた分、彼女に色々な世界を見せてあげられたら・・・

いや、一緒に見ていけたらと思ってる
6年も待たせてしまったから

最後に実家との関係ですが、
やっぱり祖父には許して貰えなかった・・・
というより、その年の11月に心筋梗塞で亡くなったのです

大学入学なんてものを待たずに取り合えず
土下座でもして謝っとけばよかったってね・・・

急死したとの報告を受けた際に俺は泣いてたので
なんだかんだで尊敬し、好きだったのかもしれません
彼女と遇えたのも祖父のおかげといっても過言で無いですし

そんで、受験することへの意義もなくしそうになったのですが
彼女に一緒の大学に行こうよって言われて悩殺
結局、計画通りに目指すことに
簡単なやつですねー(白目

そして、癌になった事についてだが
今思うと決して悪い事ばかりじゃなかった気がする
まぁ、治ったからという結果が もちろんあるからだけど
癌を克服したおかげで
チャレンジ精神が付いたというのかな・・・
(別に自分が克服したわけじゃないんですけどw
ポジティブに見られるようになった気がする

これを読んでくれたみんなに彼女みたいにどこからか引用した名言を言い残したいと
思う

偉そうになってしまって申しわけないが是非、聞いて欲しい

それはこの言葉

「失敗を失敗で終わらせない人が天才であり、
それに気づかない人は凡人である」

天才とか凡人って言葉が嫌いな人は成功者とかで
自分の好きな言葉に代替してみて欲しい
(俺もあまり好きじゃない

要するに、失敗しても失敗で終わらせず、
成功するまで続けろって意味ですよね

俺はそれは天才が言うから意味を持ち
平凡な人にこんな言葉を送ったところで
意味が無いと思っていた

英語が得意な先生が英語が苦手な生徒に英語を教えられないのと
同様に・・・

でも、よくよく考えてみると違うと思った
俺はこんなNEETみたいな生活送ってるけど唯一、
今のところだけど成功しているものがある

それは、今まで読んでくれた人なら分かると思うけど投資関連で
ある(主にFXだけど

一気に莫大な利益とかは上げてないけど着実に勝っている
それは、今まで10年以上ローソク足を追っかけたり

約20年の過去のユーロ/円を手書きでチャートを書いたり研究した
りしたからだと思う

最初は祖父に褒められたい一心で始めたものだけど、徐々に好き
になっていった

まぁ何が言いたいかと言うと
才能ある人間というのは、ぶっちゃけてみれば
自分に向いてるものを見つけた人のことを言うんだから

だから、若いうちは何でも挑戦してみて欲しいと思う
俺も色々挑戦中ですしw

よく1つの物を極めろ!とか
多趣味は人は他人のために生きているとかって偉そうに
自己啓発の本やセミナーで講義している人がいるけどそれは違う
と思う

20〜30代は何を挑戦したって良いじゃない・・・

30〜40代ぐらいから自分で合うと思った好きなものを極めていけ
ばと思ってる

人間誰しもが1つの道に定め進めるわけじゃないんだから・・・

ーーーーー完ーーーーーー

【安田さんとの話】

スペック

安田さん(以後、みさちゃん)
子持ちのシングルマザー

安田美紗子を幼くしてアヒル口を足した感じの女の子

安田さん(子)(以後、みーちゃん)
年は3歳
可愛い女の子だった
いわゆる、幼女w

みさちゃんとは、友人経由での紹介だった

その友人をAとします
最初は、バイト先の先輩後輩といった感じだったんだけど
意気投合してからよく一緒に遊びに行ったりしたのだ

そんなAがある日、俺にデリヘル開業する際の資金の融資を頼んで
きたのである

正直、デリヘル開業に投資するのは気が進まなくて1度は断った

理由は色々とあるが

その当時、自分は風俗というものに魅力を感じていなかったし

デリヘルといえば、後ろにやくざを置かなくちゃならないような
想像があったし

ほとんどの店は資金が足りなくなってつぶれていくからである

それに、個人に融資をしたところで戻ってこないのがほとんどと
いう話しを聞いていたせいもあったかも

でも、Aはやくざとは絶対に手を組まない事など
自分の理想とする風俗を運営したいという熱意ww

主な見積書をもってきて、得られるであろうリターンを熱弁し始
めたw

それだけ、やる気があるなら任せてみようかなと思い
お金を貸したのだ

今思うとこれも馬鹿ですよね・・・

融資してから驚いたのだが
Aはかなり順調に業績を伸ばしていった
業績という言葉を使ったのは
会計しかしてなかったからであるw

一時期、経費削減のために電話のボーイなんかしてみた事もあっ
たけど

声のさわやかさが足りないという事でAに速攻にクビにされたww

なので、俺は得意分野の融資と会計のみ扱う事になった
そんなある日
Aから1本の電話が入る

A
「また、秘書とかおいてみる気無い?w今度は長期で」


「何?また、家出少女の未成年の子が面接に来たの?しかも長期っ
てどういう意味?」

A
「そろそろ、お前も仲間の1人や秘書の1人ぐらいつけてみたらw」


「収入が安定してないんだから無理だろ・・・」

Aの経営しているデリヘルは会計上では繁盛してたんだ
会計的な面では何の問題もない
でも、困った事が2つあった

1つは引き抜きやら女の子のメンタルサポート

2つめは未成年の女子の面接である

正直、家出少女の扱いが一番困った
帰るにしても帰りの電車代も無い
(地方からの子が多かった

だからといって、ここで働かせるわけにも行かない
Aはクリーンなデリヘルを目指していたんだww

だからといって、ほっとく事もできなかった
(Aは優しかったんだw
尻拭いはいつも俺だけどorz

そんな時、Aは俺に逐一、連絡をしてきていたのである
そして始まるのは、女の子の説得ですね・・・
家出少女のほとんどは借金してでもって感じの子が多いです
でも、こんな家出少女に借金させてくれるところがあるでしょうか?

ないですねw闇金だけですww

んで、闇金からお金を借りたせいで見事AV女優や輪姦レイプ、ペッ
トデビューする女の子の話しはこの業界に居ると嫌でも、耳に入っ
てきます

今思うとおそろしい世界です

そんなこともあり、大体は俺とAで女の子を説得

一時期、秘書として雇ってやるから、帰りの交通費稼いで帰らせる

もしくは、親からネコババした子などは その金額も含めて稼がせ
て帰らせます

息抜きにもなるだろうしね

大体こんな感じでほとんどの子は目を覚まし自分の家に帰っていった

今思うと懐かしいwあの子達はどうしてるんだろうw

そんなことをしていたので、
みさちゃんの件もそうなんだろうと思った

でも、その予想は大いに違っていたw
彼女は俺より年上で子供が居たのだ

話しを聞いてみると、彼氏とは みさちゃんの妊娠発覚後から音信
不通になったらしい

まぁよくあることよね
でも、彼女は生む事を決心したらしい
満足な生活をさせてあげられるか分からなかったが
せっかく芽生えた命、大切にしたかったとのこと

でも、保育園はどこもキャンセル待ちで満足働けもしなかった

なので、ショートタイムでのパートはできても
正社員に雇用される事は無かった

そんなある日、生むときにどんなに経済的に苦しくなっても
子供のために、風俗行為はしないと誓った
みさちゃんだったが やむを得ず、面接に行ったらしい
それが、Aのデリヘルだった

しかし、彼女は面接の途中で泣いてしまったらしい

それでAが気になって話しを聞いて俺に電話をかけてきたとの事
泣いた原因は今でも分からないが

おそらく何もできない自分が悔しかったんじゃないかと
俺は勝手に思ってる

話しを聞いて、会ってみると前述どおり
安田美紗子を幼くしてアヒル口を足したような感じだった

前にも書いたが、かなり容姿はいい
しかも、子供も可愛いw
それに話しを聞いているとかなり親しみを感じた
そんなこともあり、かなり破格な条件で彼女を雇う事にした

条件というのは以下
・出勤時は子供もつれてくること

他にもあった気がするけど忘れました
その当時俺は、事務所のような場所に住んでたんだけど

3日もすると殺風景なPCぐらいしか置いていない部屋がおもちゃで
いっぱいになったのを覚えてるw

あと、怪我をしないように机の角にエアーキャップ(プチプチ)とかでガードしたりしたww
懐かしいなぁ

そうして、彼女を雇い始めてから1週間ほどかな?
そのくらい、経ったとき
みーちゃんと遊んでいると
みーちゃんが爆弾発言をしてくれるw

みーちゃん
「ぱぱぁ♪」

「え・・・えぇwww」
みさちゃん
「ハハハっ♪」

正直、彼女に対して恋愛感情は無かったが

みーちゃんの言葉のためか、初めて恋愛感情をみさちゃんに対し
持ち

そんなこんなで、みさちゃんとセクロスするようになった

セクロスして過ごすうちにみーちゃんのあの言葉を思い浮かべ
みさちゃんと結婚したときの事を想像した



想像するまでもなく現状だった・・・w
今思うと特に気にしてなかったけど
みさちゃん親子とは本当に家族みたいに過ごしていた

でも、それと同時に思ったんだ
このままじゃいけないなーって
もう少し、経てばみーちゃんも物心つくだろうし
このままで居るわけにもいかないと・・・
それはみさちゃんも思っていたみたいだった

でも、その当時俺は家出したばかりだったし
経済的にもFXとデリヘルのリターンぐらいだったので
収入が安定してなかったんだ
いつFXで稼げなくなるか分からないしね

そうすると、俺だけじゃなく2人も路頭に迷う事になる・・・

ここで、俺はある精神的な面だけでも区切りを付けようと思った

考えられる選択肢は3つ

1:ある程度の資金を渡し、彼女たち親子を追い出す

2:みさちゃんが再婚もしくは正社員雇用されるのを待つ(要する
に経済的な面で俺に頼らずに済むようにする

3:俺が経済的に安定する

だけどやっぱり、俺には1は提案できなかった
そこで、俺がある提案をする
断片的にしか覚えてないので箇条書きにします

・俺とみさちゃんは割り切りの関係

・お互いのどちらかに好きな人ができたり、婚約したらこの関係
は解消

・お互いどちらかが嫌になっても解消

・一緒に居る間はみーちゃんの父親代わりで居るし、君と一緒に
居る

・もし、お互い10年くらい経っても結婚できなかったときは2人で
結婚するかwww

っという感じで、選択肢2を促進させつつ

出来なかった場合は、経済的に安定するであろう頃に結婚するか
wwって感じにまとめてみた

まぁ、何がしたかったかというと
俺たちの関係はすぐ切れると思えば切れる事を教えたかったんだ
だから、依存するのはやめようと

軽い関係だなって思われるかもしれないけど実際、軽かったんだ
いや・・・軽くなるように努めたんだ

条件見てもらえれば分かるけど、前の3つと4つめが明らかにおか
しいですしねw
彼女にも分かっちゃったと思う

実際、本当は俺は彼女と結婚しても良いと思ってた。でも、する
わけには行かなかった

いや・・・
ただ、責任取れなかった時のことを考えて
俺が怖かっただけなのかもしれない

それに、4つめの提案をしたかったのは俺の興味からだと思う
みさちゃんと結婚しないとなれば
俺は、誰とも付き合えないと思っていた
っとなると、自分の子供は出来ない事になる

そう考えると、1人ぐらい俺の意思や考え、思いを受け継いでくれる
子供が居てくれるとうれしいなってw
自分勝手ですよねw

そんな、生活を1年続いたころ
みーちゃんの幼稚園入りが決定した
それ機に、彼女も就活を始めて
介護の仕事に就いた

彼女は徐々に俺からの経済的な支援から離れていった

最初は就業時間が定まらず、残業があったりして
俺がみーちゃんを迎えに行ったりしてたんだけど
ある程度たってから
勤務時間が安定するようになって
育児に関しても彼女は1人でできるようになっていった
本当に強い女性である

そして、彼女(亜樹)に遇う約1ヶ月前ぐらいに
彼女に呼び出された
どうやら、彼女に好きな人が出来たとのことだった

みさちゃん
「私、好きな人が出来たんだ」


「本当に!?おめでとう!」

みさちゃん
「だから、この関係はやめにしよう?」


「分かったw何か困った事あったらいつでも言ってくれw」

覚えてないけど概要はこんな感じだったと思う
俺は反面うれしく思うも寂しくもあった

だけど、2/14彼女からバレンタインチョコを貰う事になる
箱や梱包を見る限り、手作りチョコだった

だけど、みさちゃんは もう好きな人が居るのに俺がチョコ返すわ
けにもいかず

「まぁw今までの下宿料として貰っておくかww」って感じで放置
した

下手に俺がチョコを贈ってその好きな男の人との関係があれになっ
てもまずいしね

だけど、彼女は好きな人が出来たって言ってたけど
その当時、男が居る雰囲気は全く無かったし、今でも無い
みさちゃんと再開したときの演技は演技だったのかもしれないし
そうじゃないかもしれない
今となっては、本当の事はみさちゃんしか知らない

そして、バレンタインから2週間後
俺は宝くじ売り場でこの世で一番大切な人を手に入れたんだ

それは、1回の奇遇と邂逅から始まる物語だった

出典:宝くじ売り場でこの世で一番大切なもの手に入れた話しをしたい
リンク:http://novelhiroba.com/?p=995
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