掃除屋やってた時の話 (笑える体験談) 40632回

2012/03/28 01:40┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
7:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:23:30.43 ID:TVzygEbm0

アイポンだから見づらいかも勘弁 

昔俺は掃除屋をしていた。 
基本的にはビルの床をポリッシャーで洗いワックスをかけるのが主だった。 
八割方は床清掃だったが残りの二割がハウスクリーニングってやつで家の隅々まで掃除する仕事。 
で夏休み期間中にやる某アニメ系専門学校の寮のハウスクリーニングが地獄だった 



8:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:24:40.27 ID:TVzygEbm0

まず寮と言う名のゴミ箱をやっつけるメンバーを紹介する。 
俺:当時26歳 
ナツ:当時22ギタリスト 
たま:k大学の愛すべき馬鹿野郎のバイト君 
キンさん: 中国人で汚れ担当 
他2名 

朝ハイエースに乗り込む俺とナツ。 
「ああぁ・・マジ憂鬱っすわ・・ 
」 
「だなあ〜今年もハンパねえんだろなw」 
「去年の男子寮とか覚えてます?あのおびただしい量のティッシュ・・」 
「オーイエス・・あれは完全にイカティッシュだったなw」 
「なんで捨てないんですかね?頭おかしいっすよ!」 
「エロ本ミルフィーユも凄かったしなw」 
などと思い出したくもない思い出話に花を咲かせつつ現場に到着。 



9:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:26:18.68 ID:TVzygEbm0

現場には既にたまとキンさんと他2名がいた。 
キンさんと他二名はゴミ箱寮清掃と言う名の難易度★8クエストをクリアーしてるのだが、 
たまはクエスト未経験である。 
普段は人一倍馬鹿で陽気なたまだが、なにやら暗い顔をしている。 
「うーす!おはよう!たまどうした?二日酔いか?」 
「おはようございます・・俺さんここは人住んでるんですか?ウチの犬小屋より汚いんすけど・ 
・」 
「しーーー!何人か帰郷しないで部屋にいるみたいだから下手な事言うなよ!」 
「まじすか!ぜってえ未知なる病原体いますって!だってアレ見てくだあ痛ー!!!」 
俺はカンチョーを食らわせ黙らせた。 



11:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:29:41.34 ID:TVzygEbm0

余談だがたまは某有名空手家に「君もっと身長あればK1いけるんだけどなあ」と言われたほどの逸材で 
全身ガチムチなので痛みを与えるには喉・眼球・金玉・肛門と鍛えられない場所を狙うしかないのだ。 
言われても分からない奴には痛みで分からせる。そうだろたかみな。 



12:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:31:29.46 ID:TVzygEbm0

だが、たまが騒ぐのも分からないわけでもない。 
俺たちが現在居る玄関前からでも異様さがビシバシ感じ取れる。 
先ず見渡す限りのゴミゴミゴミ・・・しかも軽い異臭も放っている。 
玄関ポーチには、ジャンプやらマガジンやらが奇跡的なバランスでうず高く積まれており、 
ガウディから賞賛を浴びそうなちょっとしたオブジェと化してる。 
なんだか滅入ってきたが、綺麗にしなければ帰れないのだからやるしかない。 



14:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:33:32.34 ID:TVzygEbm0

俺はみんなに仕事の振り分けをした。 

「んじゃやるか〜まず俺とたまは厨房をやっつける」 
「ういっす!」 
「ナツと他2名は各部屋からゴミ出しと廊下のゴミ出し。部屋にあるゴミ袋とベランダにあるのが捨てて良い物だってことだからよろしく」 
「うい〜」 
「んじゃキンさんは便所ねw」 
「またホントに便所ばかりよ〜 
便所イヤよホント毎年毎」 
「で風呂場は自分の持ち場終わった順っつーことでね。んじゃやるか〜」 
キンさんがまだなにか言いたそうにしてるが無視した。 

この戦いに勝つ為には、最低でも一人はウンコさんと触れ合って頂かなければならないのだ。 
がんばれキンさん負けるなキンさん。 



15:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:36:24.89 ID:TVzygEbm0

「おはようございます!清掃の者です」 
返事がない。まだ寝てるのか? 
「おはようございます〜!」 
俺が島崎俊郎だったならばバズーカをぶっ放してるところだが、 
俺は島崎でも俊郎でもアダモちゃんでもないので諦めた。 
「まあいっか。始めんべさ〜」 

さて、激戦地であるトイレに単騎特攻をかけるキンさんを見送り、 
俺とたまは厨房に歩を進めた。 

厨房に近付くにつれて異臭レベルがガシガシ上がってく。 
もし俺の嗅覚が犬程あったならば、歩を進める度に意識が遠のき、泡を吹き、 
痙攣しながらぶっ倒れ、三途の川に華麗なるダイブを決めていただろう。 



16:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:39:19.58 ID:TVzygEbm0

「なんすかこの匂い」 
たまが今にも泣きそうな声で問い掛けてきた。 
「なんだろな不思議な匂いだなw普通に生きてたら絶対に嗅がない匂いだよなw」 
と笑いつつ返したが俺もギブ寸前だったが、 
やらねばならぬのだと己に喝を入れ、厨房に降り立った。 

そこは、まさにゴミの花咲く地獄。 
赤鬼の顔が青くなり、青鬼が労働環境の改善を訴える程の地獄。 


18:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:42:47.25 ID:TVzygEbm0

先ず目に付くのは、至る所にあるカップラーメンとコンビニ弁当の 
空容器と割り箸で出来た針山地獄。 

シンク内は詰まっているのか、得体のしれない液体と食べ物であっただろうと 
思われる物質で出来た血の池地獄。 

鍋の中は熱々で元気だった頃のおでんの面影が若干垣間見れる釜茹で地獄。 

そして自由すぎる小蝿達の航空ショーと目にくる匂い。 

どうしてこうなった・・今現在、目に見えるだけの範囲でこの汚さ・・ 
冷蔵庫や戸棚なぞ開けようものなら更なる地獄が待っている事だろう。 


19:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:42:55.75 ID:7p2QO8AZ0

面白そう 





んで、いつパンツ脱げばいいの? 



21:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 17:47:59.47 ID:TVzygEbm0

>>19 
今後パンツが吹っ飛ぶ要素ゼロです すまんす 



23:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:21:37.78 ID:TVzygEbm0

もう既に2・3回折れていた心をギプスで固めて、 
とりあえずゴミを片付け始める俺とたま 

「いやマジでクセぇし!なんか全体的にペペ的なヌルヌル感あるし!ぶおぇぇくっさー!!」 
たまがゴミ袋に汚物をブチ込みながら哭いている。 

「たま!うるせっw」 
「だって凄いんだもん!ハンパねえスメルなんだもん!」 
言って分からない奴は・・ 
「汁でも喰らえや!」 
俺はゴム手袋に着いてる謎のお汁を弾き飛ばしてやった。 

「べゃああああ!ごめんなさいごめんなさいw」 
「たま君なかなか経験出来るもんじゃないぞこんな事。何事も経験だ」 
「いやまあ・・そうなんすけど・ 
人生の糧にはならないですよね・ 
・」 
俺はノータイムで答えた 
「ならんね傷跡だけしか残らんね」 



24:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:33:24.93 ID:TVzygEbm0

さて、目につくゴミはほぼ片付けたが、冷蔵庫と戸棚の中も、 
やっつけなければならない。 

基本的に残っている食べ物は、全て捨てて良しとの事なんだが 
[捨てないで下さい]と書いてある物は捨てないでね、と言うめんどくさい指示なのだ。 

「おいたまちゃん冷蔵庫やっつけるよゴミ袋持って来て〜」 
「うほい」 
「よ〜し開けんぞ平成のパンドラの箱を」 
「ええぇ!なにがいるの!なにが潜んでるの!なにが私達をそうさせるの!」 

俺はたまをシカトして冷蔵庫のドアに手を掛け一気に開けた。 

庫内を数秒で見回し、そして閉めた。匂いの自己主張がハンパない・・ 



26:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:36:06.83 ID:TVzygEbm0

「おい、すこぶる酸っぱい匂いしたよな?仕切り板になんかいっぱい汁的な 
ものこびり付いてたよな?」 
「テロっす!もはやテロっす!バイオテロっす!!もうやだ(泣)」 

俺は決断した。あぁ神よ、御許し下さい。 
「たまゴミ袋持って!」 
「ばいぃ〜(泣)」 
パンドラの箱を全開にし、片っ端からゴミ袋にぶち込んだ。 

捨てないで下さい?知るかぼけぇ! 
こんな掃き溜めみたいな冷蔵庫に食える物なんかあってたまるかよ!畜生ぉぉ!!(泣) 



27:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:36:55.23 ID:+V+8bnG+0

何これ面白いスレ発見w 
掃除屋さんて女性も出来るの? 



28:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:38:42.09 ID:TVzygEbm0

>>27出来るよ〜 



29:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:40:43.86 ID:TVzygEbm0

筆舌に尽くし難い匂い+ヌルヌルとの一進一退の戦い末、 
なんとかやっつけたが、生まれたての子猫ちゃんなら死んでもおかしくない程の 
悪臭と夏の暑さと言う抗えない攻撃の前に、俺たち二人は激しく体力を消耗していた。 

「はふぅ〜ちょっと一服すっか。たまジュース買って来て」 
「ういっす!」 
みんなにも外で休憩をしようと声を掛けた。 



31:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:57:35.32 ID:TVzygEbm0

ナツ達の班は割と順調だったらしいのだが、ただ一つおかしな事があるらしい。 

去年の男子寮にあった大量のイカティッシュとエロ本ミルフィーユがないし、 
女子供が涎をこぼして喜びそうなファンシーな雑貨類があるのだと言う。 

そう言えば厨房のゴミにも女性用雑誌がいくつかあった。 
もしやと思い仕事の内容が書いてある指示書を見返してみた。 



32:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 18:58:50.20 ID:TVzygEbm0

[○△専門学校女子寮夏季清掃] 

なんと言う事でしょう。 
去年の男子寮と同等の汚さを放っていたので、俺達は男子寮だと思っていたのだ。 

掃除の匠として、現場のブツを目にし手にしたにも関わらず、 
先入観で物事を判断していた事を恥じた。 



33:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:00:45.10 ID:TVzygEbm0

「おい!ここ女子寮だわw」 
「えwまじw」 
誰となしに声が上がる 

「まじまじw書いてあるし。キンさん便所に男用のあった?」 
「あーないから。和式しかないから。もうホント凄いからウンコこぼれてるからとれないから」 
ちょっと羨ましいぜと思ったが口にはしなかった。 

みんな女子寮だと知り、どういう方向への期待や欲望だか分からないが目に光が戻った。 

そんなギラついた男達に玄関の方から声がかかる。 



34:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:01:31.11 ID:AVHQf8MQ0

おもしろいwww 



35:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:02:39.75 ID:+V+8bnG+0

まさかの展開w 



37:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:04:08.95 ID:TVzygEbm0

「お、おはようございます」 
お!帰らなかった子かな?可愛かったらどうしてくれようかと思い振り向いた。 

「あ!おはよ・・ござ・う・・ます」 
そこには、ピカソ作ゲルニカの中央右側に書かれている人にソックリな女の子だった。 
ゲルニカがなにやら俺達に訴えてる。 
「・・なので寮長室は掃除しなくていいです」 
俺は軽くわかりましたと返して、みんなをパッと見回した。 
どいつもこいつも死んだ魚のような眼をしていやがる。 
いきなりゲルニカ3Dを上映されたのだから無理もないか・・ 



38:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:04:33.48 ID:zxZMGJZN0

文才あるわ 
面白い 



39:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:06:04.46 ID:TVzygEbm0

さて、ゲルニカに著しく士気をさげられたがいつまでも休んでいるわけにも行かず 
俺達は持ち場に戻る事にした。 
「どれーやるかね〜」 
「うい〜」 

「俺さん次なにするんですか?」 
「次は備品の炊飯器や鍋をキレイにする」 

「なるほど。んじゃもう気持ち悪いのはないですね」 
「んまぁそんなにはないかな。シンク内とかは未知すぎてホーキングも歩き出すレベルだと思うけど」 

「クララじゃなくてホーキングが・・あたし怖い!」 
「なにもんだよw」 
ブッ! 
何故か屁をするたま。つくづく分からん奴だ。 



40:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:13:34.70 ID:TVzygEbm0

さて厨房に戻って来た俺は、とりあえずシンク内を柄の付いたザルで、 
謎の液体の中を漁った。 

未知なる物がシンク内でフィージョンしてるのか、凄まじい悪臭が漂って来る。 

「おいたま!ゴミ袋!うええくっさwそしてなんだか重いわw」 
ゴミ袋にシンク内からサルベージした物をぶちまける。 

俺とたまが頭を傾げる。ゴミやら食べカスやら割り箸やらに混じってオーパーツがあった。 



41:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:14:51.30 ID:TVzygEbm0

「なんで靴下あんだよ!ww」 
「くwつwしwたw」 

「おいもう一丁行くぞ。でりゃあ!うわああ・・くさっ!なんか底の方ドゥルドゥルしてるわwちょっとたまもやってみ」 
「ういっすwうわあああ何何wこれ何プレイなのwオプション料金取られちゃうのw」 

「よっしゃサルベージしたれw」 
「行きますよ〜とりゃあ〜くっさw」 
たまがサルベージした物をゴミ袋にブチこんだ。 

そこにはまたも靴下。ホーキング先生歩けましたか? 



46:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:23:05.89 ID:TVzygEbm0

さて、靴下が詰まりの原因だったのかは分からないが、 
なんとかシンクがシンクとして使える状態になったので、 
シンク内に換気扇やら油まみれの鍋や皿を入れて、ブレークアップと言う超強力洗剤で油を根こそぎ取る。 

この洗剤は恐ろしく強力で薄めないと、目があああ目があああ状態になる代物だ。 



47:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:28:29.68 ID:TVzygEbm0

またも余談だが、ハウスクリーニングを始めたばかりの時、 
換気扇の油に四苦八苦しており、俺とナツは床掃除のプロである社長に 
「なにかプロユースの洗剤ないんですか?」と聞いた。 

社長から返ってきた答えは「あ〜アレだ灯油に浸せば落ちるよ」 

なるほど油には油か!と感心しかげたが、疑問符が二つ程頭から凄まじい勢いでニョキニョキしてきた。 



49:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:33:18.25 ID:TVzygEbm0

「灯油の匂いはどうすんだ?」と 
「使用した灯油はどうすんだ?」 

その旨を社長に伝える。 
床掃除のプロである社長のアンサーは「匂いなんかしないよ」と「その辺の側溝にすてちゃえよ」 

顔を見合わせる俺とナツ。 
俺たちを見つめ煙草に火を着け、くわえたまま煙を吐き出す社長。 

全然かっこ良くねえよバカチンが! 
まず耳鼻科行け!そして然るべき教育受けなおして来い! 



51:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:36:40.48 ID:TVzygEbm0

なんて事は言えず、俺は無言で会社のパソコンで「油 洗剤」で検索にかけ、 
ブレークアップ先生を見つけ出し、社長に見せてやった。 

「社長これとかいいんじゃないすか?」 
「ん〜ん〜ちょっと高いなあ」 

「いや!でも希釈10倍〜っ書いてあるしそんな高くないっすよ! 
「そうかそれなら良いかもな」 

マジックリンすら薄めて使わせる社長は、希釈と言う言葉に弱いのだ。 
こうして俺たちはマトモな洗剤手に入れたのであった。 



55:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:42:15.68 ID:TVzygEbm0

そして、そのブレークアップ先生が凄まじい勢いで油を分解してる。 

まじ凄えやなどと感心してると、後ろでたまがガチャガチャしてる事に気付く。 

「あ〜炊飯器か。それも釜洗うから持って来て」 
「あい〜」 
ガチャリと開けた刹那たまが叫んだ。 

「ま、魔封波!!」 
叫んだ勢のままガチャンと閉めるたま 
「おい!ピッコロかw」 
「俺さんコレは開けちゃ駄目な奴っす!駄目な奴っす!まんま捨てましょ」 
「んな事出来るかwちょっと貸せw」 

俺は恐る恐る開けた。 
閉めた。 
捨てた。 
この間僅か1秒。己の判断力、決断力に乾杯。 



56:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:43:54.14 ID:+V+8bnG+0

グレープアップ…。 
ちょっとggってくるわ。 
というか女子寮なのに何でそうなったw 



57:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:47:17.82 ID:TVzygEbm0

>>56なんかグミ的だなあw 



59:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:48:52.84 ID:TVzygEbm0

とりあえず続けます 


中には恐ろしく臭いグチャグチャでドロドロの良く言えばリゾット風の物があった。 

「ほら捨てたあ!駄目な奴だったでしょ?」 
「ああ・・駄目な奴だったwまあ何個かあるから大丈夫だろ」 
「そうっすねw」 
「よっしゃもうそろそろ飯だわな飯食うか」 

みんなに声を掛け外に出る。 
新鮮な空気を吸いなんだか生き返った感じだった。 
とりあえず汗100%のシャツを着替えて飯にした。 



63:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:55:38.24 ID:TVzygEbm0

「ナツ部屋はどんな?」 
「あ〜男子寮よりはマシだけど、なんか使用済のナプキンとかあってある意味キツイすわw」 

「うええ欲しいわ〜持って帰ってパウチ的な処理して飾りたいわ〜」 
「俺さんアホでしょw」 
「否めない」 

「キンさんはどんな?」 
「・・・・」 

ただでさえ仕事が遅いキンさん。 
どうやらこの暑さとウンコの波状攻撃にやられたみたいだ。 
「終わりそう?」 
「・・ああ終わりそよ・・終わりそ・・」 
ごめんよキンさん。 
もし俺が魔法使いならばベホイミでもかけてやるんだが・・まあがんばれキンさん。俺は一切手伝わないからね! 



67:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 19:59:20.21 ID:TVzygEbm0

さて、休憩時間も終わり、俺とたまは仕上げに掛った。 
残りの物を洗いあげ整理し、床をブラシを付けたポリッシャーで洗い上げ終了。 

時計を見ると午後3時過ぎ。別班もあらかた終わっていた。 

本来ならば休憩を入れるとこだが、さっさと終わらせて帰ろうぜという話になったので、 
Pタイルの床をポリッシャーで洗い上げ水をかっぱっぎ(水をかき集める事)モップで水気を取りワックスを掛けてゴミ地獄から無事生還を遂げた。 


72:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 20:03:37.57 ID:TVzygEbm0

一応ゲルニカちゃんに挨拶しなければと、寮長室をノックした。 
「すんませーん。清掃終りましたので失礼します〜」 
「あ?はい!はい?」 

ガチャンとドアが開きゲルニカちゃんと共に女の子の部屋特有の匂いじゃなくて、 
里芋の煮っころがしみたいな匂いが漂って来た。 

中には、カエルを無理矢理人間にしたようなメスが3匹いた。 
「じゃ帰ります。ありがとうございました〜」 
「あ・はい・・あの冷蔵庫に2つプリンあったと思うんです・・けど・?」 
まずい・・勢いにまかせて闇に葬り去ってしまったのが、既に感づかれてる。 

こういった場合は、少しだけ高圧的に多くを語らず立ち去るのがベスト 


73:名も無き被検体774号+:2012/03/08(木) 20:05:59.09 ID:TVzygEbm0

「いや!なかったですよ!では失礼しますー」 

何も言わせまいとドアを閉め、足早に車へ向かった。 

玄関を出て車の方を見ると、ナツが助手席で寮の方を見ろ的なジェスチャーをしてる。 

生まれながらに超素直な俺はナツの指先が指す方を見た。 

そこには、鬼の形相で此方を伺っているゲルニカとカエル三匹がいた。 

サーカスに売り飛ばすぞコンニャロ!と思ったが、 
非は此方にあるので俺は軽く会釈し車に乗り込み逃げ帰りましたとさ。 
めでたしめでたし、だと思いたかったあの夏 

お わ り 





出典:掃除屋やってた時の話をする
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