父の家 (恐怖の体験談) 29854回

2012/06/19 07:41┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
小学5年生のころの話です。

両親は当時離婚しており、私は母についていきました。
そして月に1度は父のところへ一晩泊まりに行っていました。

その日は昼間に運動会があり、夕方から父の家に行く予定でした。
行ってみると父はいませんでしたが、鍵を持っていましたので、鍵を開けて中に
はいりました。

父の家は離婚するまで家族で住んでいた家で、6畳3間の平屋の借家でした。
居間のテーブルに、夕食を買って帰るから先にお風呂にはいっておくようにという
手紙がおいてありました。
私はお風呂に入ることにしました
このとき、奥の部屋のふすまが締まっていましたが私は気にもしませんでした。

この家のお風呂には脱衣所がないので台所で裸になり、お風呂に入ろうとした
そのときでした。
背後に気配を感じると、いきなり腕を引っ張られたのです。
そのまま一番奥の部屋に放り込まれました。

みると、3人の男が立っていました。みな中年で、全員白いシャツを着ていましたが
下半身は裸でした。
突然のことにボーっとしている私に、男の一人が
「今日はお父さんの代わりにおじさんたちがいっしょだからね」
「逃げられないよ。お父さんにお金を払っているからね。逃げたらお父さんが死んじゃうかもよ」
と話しかけてきました。

男たちの性器はみな起き上がっていました。
当時の私にもそれがどういうことかはおぼろげにわかっていました。
奥の部屋は父の寝室ですが、テレビにはアダルトビデオが映されており、部屋には
ビデオカメラが据え置かれていました。
なにより、お父さんにお金を払っている、といわれたことがショックでした。
私は恐ろしくなりましたが涙も出ず、ただ裸で布団の上に座り呆然としていました。

男たちは何かを話し合っているようでした。
が、なかなか決まらないようで次第に興奮したようで、声が大きくなっていました。
明らかに揉め事になった様子を見てふと我に帰った私は、その隙を見てすばやく道路
側の雨戸をあけ、裸のまま逃げ出しました。

隣の家は以前からの知り合いでしたので助けを求めようとしたのですが、留守でした。
しかし、その家には大きな犬が1頭買われていました。
ほえない犬でしたし、信頼されていましたので、とっさにその犬の犬小屋の中にもぐり
こみ様子を伺いました。

男たちも下半身裸ではすぐ追ってこれなかったのか、少し間をおいて服を着て出て
きました。
しばらく周囲を探していたようですが犬小屋のほうまでは来ず、間もなく1台の車
に乗り込んで去っていきました。

私はしばらく犬小屋の中にいましたが、暗くなってから抜け出し、父の家に戻ると
荷物を取り、また裸のまま外へ出ると、物陰で着替え家に帰りました。

母には父の急用でとまれなくなったと話しましたが、その日起きたことは話しません
でした。
以後、父の家に行くことはなく、父から連絡が来ることもありませんでした。

それからしばらくは男性、特に中年男性恐怖症になっていましたが、今では無事結婚
し夫にも恵まれました。

父の家の鍵はなぜか捨てられず今でも持っています。
家はすでに取り壊され、アパートになっているそうです。









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