弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」(下) (姉との体験談) 33419回

2012/07/01 18:14┃登録者:えっち無しさん┃作者:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」(上) 
http://moemoe.mydns.jp/view.php/30693
の続きです。
________________________________________

392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 12:54:01.29 ID:oY7qmcgW0
自殺したとき弟は高3では

393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 12:56:36.41 ID:Yj4nNgkjO
>>392 国公立の合格発表までに卒業したという脳内設定 
飯食ってきます 

398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 13:24:51.22 ID:xhlVKKQr0
私立中学は今でも中学で余弦定理とかやる

399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 13:25:58.66 ID:2EHtUxle0
自分の頭の悪さで鬱になるスレはここですか? 
________________________________________


401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 13:30:03.49 ID:Yj4nNgkjO
     ガチャ 

弟「ふぅ」
知られてしまった。どうせいつかは知られるのだと覚悟はしてたけど。

弟「姉貴、どう思ってるんだろ」

前の時は成績が全然駄目で、姉貴の口からは侮蔑の言葉しか貰えなかったからな。 
やれ、VIP高校以外の公立は意味ないだとか。 
やれ、今からでも勉強しろだとか。 

結局私立の高校に引っ掛かって、そこに行ったが。

俺はそこで、後悔した。
だから、必死に勉強した。

そういえば、あの時からだよな。
あの時から一層姉貴からの風当たりが強くなったんだよ。
でも、あの時の、VIP高校を受けないと言った時の姉貴の顔が 

弟「忘れられないんだよな」

顔を真っ赤にして、凄く怒ってて。でも、今にも泣きだしそうな、そんな顔。 


403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 13:33:31.51 ID:Yj4nNgkjO
弟「ふぅ、寝るか」

大丈夫だ。きっと上手くいく。 
そして、姉貴に見せ付ける。俺の存在を。
それが 

弟「俺の“復讐”だ」

その日、俺は不思議な夢を見た。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

あれ、ここは……。 



409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 13:49:57.67 ID:Yj4nNgkjO
弟「俺の、部屋?」
でも、今までいた世界のじゃない、よな?

     ガチャ 

入ってきたのは 
弟「あの時の、俺?」

涙を目に一杯に溜め、肩を震わせている。 
その様子で、今がいつなのか、はっきりと分かった。
もう一人の俺は、納屋から持ってきた縄を何の躊躇いもなく、椅子を使って天井の電気に括り付けた。

弟「おっ、おい!!やめろっ!!!」

自分が死ぬところを見るなんて、胸糞悪いことこの上ない。
しかし、俺がどれだけ大声を張り上げようと、もう一人の俺は一切の反応を見せない。 

弟「おい!!やめろっていってんだろーが!!!」 


413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 14:01:30.85 ID:Yj4nNgkjO
弟「おい、やめろって………」

何度か天井から垂れ下がる縄を引っ張る俺。逃げたい、見たくない、だけど分かってしまう。これから俺がどうなるか。 

弟「………グスッ」

もう一人の俺は覚悟を決め、充電器に立て掛けられた、電話の子機を手に取った。
最後の言葉を、今までのお礼を言うために、両親に電話を掛けようとしたんだ。
 しかし、電話は話中。だれか、あの時は夢中で気が付かなかったが、つまり姉が使っていて、それは叶わなかった。

弟「………」

逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい、逃げたい。 



416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 14:08:34.40 ID:Yj4nNgkjO
一瞬だった。 
跳んだ、と思ったら。 
一気に首に衝撃が来る。

弟「ぐうぅっ、うぇ」

苦しい、ソレまで考えていたことが頭の中から全部抜けていって、何も考えられなくなる。
段々視界が赤くなっていく。

弟「ぐっ……」

ガンガンと、木槌で打ち付けられているような痛みが襲う。 


弟「あぁ……、はぁ………」


そして、俺の視界は



真っ白に染まった。 




420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 14:16:28.44 ID:Yj4nNgkjO

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

弟「!!!!」
弟「なんだよ……夢、か」

目を覚ませばそこはベッドの上。
今まで俺を苦しめた頭痛と首の圧迫感は嘘のように消えていた。

     ガチャ

姉「おとうとっ!!!」
弟「!?」

姉「どうしたのっ!!いきなり叫び声なんかだしてっ!!なにかあったの!?」

弟「……いや、なんでもない」 


451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 17:48:59.10 ID:Yj4nNgkjO

姉「なんでもないわけないじゃんっ!!あんな大きい声だして!!」

弟「なんでも、ないからさっ……。頼むよ、一人にしてくれ……」
姉「………」

姉貴はそれだけ言うと何も言わずに出ていった。

弟「畜生……なんだってんだよ………」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

女「弟くん、元気ないですけどなにかあったんですか?」

弟「……お前もかよ」

女「顔色悪いですよ?保健室連れていきましょうか?」
弟「いらねぇよ、黙って授業聞いてろ」
女「あっ……うん」

コイツにまでばれるとは、俺もダメダメだな。


452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 17:50:21.03 ID:Yj4nNgkjO
弟「お前、それで模試はどうだったんだ?」
女「!? 聞いてくださいっ!!私やりましたよ!!!」

国語 72点

数学 42点

英語 80点

理科 92点

社会 90点

第一志望 VIP高校 判定  C

女「奇蹟です!!奇蹟としか言いようがありません!!!」
弟「ふーん、良かったな」
女「あれ?あんまり驚いてくれないんですね」
弟「うーん、まぁな」 

454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 17:53:04.89 ID:Yj4nNgkjO
実は二つだけ。コイツには凄いところがある。

一つは記憶力。
もともと知識がないせいか、乾いたスポンジみたいに俺が教えたことをどんどん吸収する。

もう一つはプライドがないところ。
普通中一からやり直せと言われて、自尊心の傷つかない奴はいない。
しかし、こいつは

女「もう、ほんとっ!弟くんのお陰ですっ!!」

なんでも素直に受け入れる。

弟「でもまっ、お前はC判定なんだからな。余裕はないぞ」
女「はい!!弟先生!!!」


俺はどこかで、これはもしかするかもな、なんて確信めいた予感を持っていた。


455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 17:53:12.63 ID:PaOfu1Kx0
数学悪すぎw


456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 17:56:35.33 ID:1N92za+oO
公式の使い方がわからないだけじゃね? 



465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 18:17:56.34 ID:Yj4nNgkjO
それから、あっという間に時間は過ぎ

弟「おい、なんでかけ算間違えてんだよ!やり直しっ!!」
女「はいっ!!」
弟「というかてめぇwなんで一番力入れてる数学が足引っ張ってんだよw」
女「うぅー、ごめんなさい」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

弟「…………(行列解いてる)」

姉「弟……」こそこそ
母「ほらっ、はやくそのお茶持って行ったげなさいよw」

姉「!?  ちっ、ちがうのっ!!そんなんじゃないからっ!!!」
母「ふふふw」

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

弟「お前、計算間違えすぎ、百マス計算五セットやってこい!!」
女「はいっ!」 



473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 18:31:53.72 ID:Yj4nNgkjO

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 

弟「………zzz」


姉「弟……」
母「アンタ、いつまでお茶持ってるのよ」
姉「いや、だって……」

母「あらあら、弟ったら机で寝ちゃってるわw」
姉「うん、もうすぐ本番だもんね」
母「ふふっ、ほらっ。毛布掛けてきてあげて。暖房が入ってるけど、風邪を引いたら大変よ」

姉「………うん、そうね」
母(うーん、もう少しねw)

姉「弟、頑張ってるんだね」
姉「きっと、大丈夫だから」
姉「頑張って、ね」

弟「………zzz」 


475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 18:39:39.73 ID:Yj4nNgkjO

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 

女「……zzz」
弟「寝てんじゃねーよ」

    パチッ 

女「いたっ!?……もう……」

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

弟「………zzz」
女「……ビキビキ」

     ドゴンッ 

弟「!? くぅーっ!?なんだよ!?今のっ!?音がやばかったぞっ!!!」
女「知りません」 


477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 18:41:50.07 ID:Yj4nNgkjO

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 

女「………zzz」
弟「………zzz」
女「………zzz」
弟「………zzz」

そして、迎えた本番当日。 


483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 19:03:34.89 ID:Yj4nNgkjO
弟「別に付いてこないで良いから」
姉「大丈夫よ!私はVIP高校の生徒なんだから!!」
弟「いや、そういう意味じゃなくてさ……」

姉「なっ、なによっ!!私が付いていったら困ることでもあるのっ!!」
弟「ないけど……」

姉「ねぇ、良いでしょ……」

弟「まぁ……別に、良いけど」
姉「!?  待ってて!!すぐ準備してくるからっ!!!」



弟「どうなってんだ?」 


486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 19:21:38.91 ID:Yj4nNgkjO
    てくてく 

弟「………(姉貴と、一緒にテストに向かうとか)」
姉「………」
弟「………(どうなってんだよ?夢か?あっ、夢だった)」
姉「………」
弟「………(まぁ、良いか)」

姉「ねぇ……自信は?」

弟「まぁ……まぁかな」
姉「なによ、はっきり言ってよ」
弟「余裕、満点取る」

姉「………うん、頑張りなさい」

弟「うん」


487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 19:28:06.94 ID:Yj4nNgkjO
不思議な感覚だった。 
姉貴と二人で歩くVIP高校までの道。
悔しくて、なんだか、恥ずかしくて、でも、やっぱり嬉しい。 

弟「姉貴……」
姉「……どうしたの?」
弟「いや、なんでもない」 



491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 19:43:57.18 ID:Yj4nNgkjO
弟「じゃあ、俺行くから」

姉「うん」

弟「一応、ありがと」
姉「うん」
弟「じゃあな」

姉「あっ、あのさっ!」
弟「ん?なに?」

姉「待ってるよ、終わるまで」
弟「………」

姉「一緒に、帰ろ?」

弟「………ああ」




492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 19:46:53.73 ID:4hxVn6FuO
姉素直になってきたのぉ 




499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:24:34.26 ID:Yj4nNgkjO
新しい風が吹いた気がする。 
今まで見つけられなかった、物を見つけたような、そんな気がした。

弟「落ちてたまるかよ」


もう一度、風が横を通り抜けた。 
受験生の熱気が、ひしひしと伝わる。 

でも、その中に、俺は確かに感じた。 

――――春の匂いを 




501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:34:27.69 ID:Yj4nNgkjO
そして、数日が過ぎた。

弟「また付いて来るのかよ」
姉「なによ、文句あるの?」
弟「いーや、べつに」

姉「ふんっ、さっさと行くわよ。落ちてたら家に入れないからね」
弟「はいはい」

VIP高校の受験日から数日、俺と姉貴の関係は少しだけ、ほんの少しだけ前進した、気がする。

当日の帰りは“どうだった!?”と辟易するほどしつこく聞かれた。
そんな姉貴の様子が、いつもからは想像もつかないくらい滑稽で、笑いを堪えるのに必死だった。

問題も知らないのに、話しても意味ないだろうと誤魔化すと 

姉「……やったから、私も」

なんと、姉貴は俺が受験している間に、保護者用に配られた試験問題を解いていたらしい。



502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:38:51.50 ID:Yj4nNgkjO
弟「いや、でも俺答えとか書いてないから」
姉「!!」

久しぶりに本気で殴られた。 
前ならしょっちゅうだったんだが。

姉「ねぇ……」
弟「なに?」

姉「どうして、そんなに勉強熱心になったの?」

お前に復讐するためだよ、とは言うわけにもいかず、仕方なく 
弟「なんとなく」
で、お茶を濁した。

姉「ふんっ、まぁやっとマトモになってきたみたいじゃない」
弟「うるさい」

姉「あっ……うん」



503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:44:59.59 ID:Yj4nNgkjO
     VIP高校 掲示板前 

弟「さてっ、と」
姉「あっ、あるのっ!?ないのっ!?」
弟「落ち着けよ、今探してるんだよっ」
姉「あぁ!!もうっ、貸しなさい!!私が探すからっ!!」
弟「あっ、おい」

『おとうとくーん!!!!!』


弟「ん?」
女「グスッ……とおった!!私の番号っグスッ……ありましたっ!!!」
弟「おう、良かったな」
女「本当に、弟くんの、お陰です……」
弟「いーや、お前も頑張ってた……ような気がする」
女「もうっ、頑張ってました!!!それで、あの……弟くんは?」 


505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:51:59.45 ID:Yj4nNgkjO
弟「ん?あっ、そっか」
女「どうだったんですか!?勿論、合格しましたよねっ!?」
弟「さぁ……どうかなぁ?わか…」

     ギュッ 

姉「……グスッ、……グスッ」
弟「んー、無事合格したらしい。なぁ、俺の番号あったんだよな?」
姉「グスッ……グスッ……(こくっ)」

弟「だってさ」

女「うわぁ……やりましたね!!私達、高校も同じですよっ!!!」
弟「そうだな」
女「また一緒に勉強しましょうね」

弟「はいはい、じゃあまた 女「ところで」 ……は?」
    
女「その、女の人……誰ですか?」
弟「へっ?」 




506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:52:17.04 ID:oavocT9+O
>>502の弟が答え書いてないってどういう意味だ??誰か説明plz

508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:54:13.39 ID:aihYl4wG0
答案用紙に書いた答えを
問題用紙にメモして来てないってことじゃねーの?

509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:54:21.56 ID:YGxFuoJK0
>>506
持って帰ってきた問題に自分の答え写してきてない 


513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 20:59:10.68 ID:Yj4nNgkjO
弟「いや、普通に姉貴だけど」
女「本当ですかぁ?うそっぽーい」
弟「こらこら、何を根拠に……」
女「ふーん、まぁ良いです。それじゃ、また会いましょう、弟くん。お姉さんもさようなら」
弟「おう、気を付けて帰れよ」


弟「さて、帰るか」

     ギュッ 

弟「いひゃい、いひゃいって、あにゃひ(痛い、痛いって、姉貴)」
姉「ところで、あの子が誰なのか“普通の姉貴”に教えてくれないかしら」 



519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 21:08:00.51 ID:Yj4nNgkjO
弟「痛いって!!」
姉「ふんっ」

頬がひりひりする。しかし、嫌な痛みじゃない。

――――ねぇ 

弟「なに?」
姉「グスッ、ほんとにっ、よかったねぇ……」
優しく微笑んだ姉貴は、俺を、ギュッと抱き締める。

姉「一緒に、学校、グスッ、いけるねぇ……」

ああ、俺はこの温もりが欲しくて、この世界に来たんだ。
この笑顔が見たくて、俺は頑張ったんだよな。
視界が、白く、白く、染まった。 
どうやら、夢みたいな時間は終わりのようだ。 


521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 21:12:43.97 ID:Yj4nNgkjO
弟「姉貴、俺っ!!……いや、なんでもないや」

姉「―――?」

じゃあな。姉貴。 
きっと、もう会えないけど。 
最後に、抱き締めてもらって、認めてもらえて、本当に嬉しかったよ。

弟「俺の復讐、終わったわ」


そして、俺の意識は、微睡みの中に落ちていった。 


おわり。 








526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/31(土) 21:16:56.84 ID:Yj4nNgkjO


     ゴスッ 

弟「いってぇ!!何すんだよっ!!」

姉「はぁ?アンタが復讐とか意味分かんないこと言うから、ボケてないか確かめてやったのよっ!!」

弟「えっ?あれっ?」

姉「ほらっ、さっさと帰るわよ!!」

弟「えっ?」

姉「あとっ!!さっきまでの事は忘れなさいよっ!!良いわねっ!?」

弟「あれ?えぇー!!!!!!」

姉「べっ、別に泣いてもないしっ!アンタをギュッとしたのだって気の迷いよ!!」

弟「………」


姉「ふんっ、バカ面……」





弟「どうなってんの?」





〜『続・弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」』に続く〜


出典:弟「姉貴、絶対に復讐してやるからな」
リンク:http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1233244261/
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