喪女が処女喪失した話 (初体験談) 37901回

2012/07/31 20:22┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
私は典型的喪で友人さえほぼいない小中高時代だった
運動も勉強もそこそこ、でもそこそこでしかないので目立たない
身長はあったけどモデル体型ということもなくかといってピザでもない
中学までは天パ全開ニキビ顔だった
高校は地元から離れたので少し生まれ変わろうとした
髪はロングでストレートに伸ばして毛先はゆる巻き
化粧で顔は軽く作ってみた

おそらく見た目は人に不快感を与えない程度だっただろうけどいかんせん中身が無い
話かけてきた人とは会話が続かず友情が築けない
笑顔が作れないので近寄りがたいと言われる
友達もいない彼氏もいない
最終的にはホモ漫画しか趣味がなくなった

学校とアニメイトと家しか行動範囲のない高校生活が終わる
大学に入ると同時にこれではだめだと決意してバイトを始める
ここでも3年間は高校生活の繰り返し
大学、アニメイト、バイト、家の行動範囲
ある時転機が訪れる
美人のフリーターAさんが同じバイト先に入ってくる

Aさんがなぜか私を気に入ってくれてよく話すようになる
就学してからほとんど初めてくらいに出来た友人
Aさんは今まで行ったこともないようなところに連れて行ってくれた
おしゃれなカフェでお茶をする
バイト帰りに居酒屋で飲む
ショッピングをする
上司の愚痴を言い合ったり家族の悩みを打ち明けたり、普通の人することを初めて一緒にしてくれた

Aさんは美人なのでよくナンパされた
ついでのように私もメアドを聞かれたけど交換しなかった
そんな私をAさんはいつも「もったいない」と言って笑っていた
Aさんは優しかった
私のことをいつも可愛いと言ってくれた
会う度におしゃれだねとほめてくれた
それがくすぐったいけど嬉しくて、Aさんが大好きだった

Aさんとはあまり恋愛の話はしなかった
過去の話を聞かれても答えられる材料はないし、でもなんとなく処女だとも言い辛くてはぐらかしていた
そんな時もAさんは突っ込んでこないで笑っていた

Aさんと出会って1年が経った頃、またナンパされた
大手証券会社と大手銀行のサラリーマン
見た目も今までになくイケメンでAさんもめずらしくテンションが上がっていた
いつもは適当にあしらうだけなのに、誘われるまま飲み屋に行った

Aさんはおしゃべり上手でイケメンふたりとも話が盛り上がっていた
おしゃべり上手ゆえに私にも話を振ってきて困ったけどイケメンも乗ってきて結局会話に混ぜられた
普段あまりしゃべらない方なので緊張して喉が乾いてしまい少し飲むペースが速かった
というよりなぜかグラスが空くと新しいグラスが置かれているので飲み続けていた
気付いたころにはかなり酔っぱらっていた

Aさんは優しかった
「私ちゃん酔っぱらっちゃったね、楽しかったもんね、今日はうちに泊まりなよ」
Aさんの家に初めて呼ばれて酔っぱらった頭でめちゃくちゃ嬉しかったことは覚えてる
飲み屋を出てタクシーに乗ったとこで意識が途切れてしまった

次に気が付いた時、耳に入ってきたのは喘ぎ声だった

まだ酒の抜けてない頭では状況が把握できなかった
ぼんやりと明るい部屋でAさんが男の上に乗ってるのを見て「あ、セックスしてるんだ」とわかった
思わず自分の服を見てまったく乱れがないことを確認して「そらそうだ」と納得もした
その時Aさんが私に気づいて男の上から離れてこっちに来た
「起きたねー。大丈夫?気持ち悪くない?」
裸であること以外はいつもと変わらないAさんに私が頷くとAさんはまた笑った
「やっぱり私ちゃん可愛いね」
そう言うとAさんは私にキスしてきた
初めてのキスは変な味がした

意味もわからないうちに男がそばにいて服を脱がされ始めていた
あっさり脱がされて上下揃ってない下着に男が若干笑ったのだけはしっかり覚えてる
男が「緊張しなくていいよ。酔ってるとあんまり痛くないと思うし、優しくしてあげる」と言った
Aさんも「私ちゃん初めてなんだから丁寧に優しくしてね」と言った
そこからはあれよあれよと愛撫され男とAさんに次々キスされながら気付けば貫通してた
Aさんは変わらずに優しい声で話しかけてきて怖くはなかったけど変な気分だった

次の日、目が覚めたら部屋にはAさんと男ふたりと私がいた
特別変な空気があるわけでもなくAさんの作ってくれた朝ごはんをテレビを見ながら4人で食べてAさんの部屋を私と男ふたりで出た
男Bが車を取りに行っている間に男C(おそらく私に挿入した人)が話しかけてきた
「昨日のことだけど、Aちゃんが君のこと、可愛いのに自信がないのは男を知らないからだ、男を知ったら自信が出るはずだから協力してくれ、って言ってきたからなんだ。
 ナンパじゃなくて本当は前から知り合いなんだよね、騙してごめん。正直、本当に処女だと思ってなかったからあんなことになったけど、私ちゃんさえよければちゃんと付き合いたいんだ」
「責任取るわけじゃないけど、可愛いと思わなきゃエッチできないし、私ちゃんと付き合いたい」と男Cは言ってきた
明るい中で見る男Cはイケメンで、言ってることは最低で、二日酔いだし考えるのもしんどかったので頭は横に振った
男Cは「そっか」とちょっと笑って、男Bの車で送ってもらった

その日のうちにAさんから電話があった
「Cくん、私ちゃんのこと本当に気になるみたいだよ、可愛いって思われてるんだよ、付き合わないの?私ちゃんは可愛いんだよ?」
Aさんの声はやっぱりやさしくて本当に思ってることしか言ってないんだと思った
AさんはAさんなりのやさしさとか友情とかで昨日みたいなことを仕組んだんだろうなと思ったら怒る気持ちも湧かなかった
ただ、根本的な部分でAさんとは理解し合えないんだろうなーと思うとそれが悲しくなった
その電話を切った後、私はAさんのアドレスを消してバイトも辞めた

それでもファーストキスがAさんでよかったとは思う
処女は戻ってこないけどね 

出典:喪女が処女喪失した話
リンク:http://novelhiroba.com/?p=1956
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