りっちゃん(小さなお嫁さん)4 (学校での体験談) 18857回

2012/12/31 13:24┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
http://moemoe.mydns.jp/view.php/33876その後
 
【中学生のりっちゃん(幻)】
 
俺はオナニーを覚えた。
そして毎日するようになった。
それは薄れかけていたりっちゃんの思い出を、しっかり心に留めることになった。
 
オナニーはいつも全裸で、立ってするのが好きだった。
そうすると必ず、りっちゃんと裸で抱き合う場面が思い浮かぶ。
 
あの結婚ごっこは、ちんちんをまんこに入れるふり、つまりセックスの真似事だったんだ。
そのことに気付いたのは、セックスの正体をどこかで聞きかじった時だった。
気付いてからは、想像の中で、りっちゃんのまんこにちんちんを入れるようになった。
 
初めての射精に導いてくれたのは、りっちゃんの思い出。
その後のメインのオカズもりっちゃん。
俺の性欲を掻き立てるのは、りっちゃん…
 
と思ってたけど、本当はちょっと違う。
実は「野外露出の記憶そのもの」も、無意識下でオカズになってた。
(そういう性癖を自覚するのはもっと後だけど)
 
そして中学校に入学して、前触れもなくやってきたのは、衝撃の再会!
同じクラスになんと!りっちゃんがいたんだ!
 
引越先って、この中学の学区範囲だったのかな。
意外とずっと近くにいたのかもしれない!
 
りっちゃんの名前は、ほんとは「璃子(リコ)」だった。
イメージ=成海璃子よりかわいい和風美少女希望。けいおんて何? 
 
俺はりっちゃんの本名も年齢も、実は知らなかった。
何にも知らない相手と、俺結婚したんだよな。
改めて自分のいい加減さを思うと呆れた。
でも会えてすごくうれしい!
当然、俺は最初から馴れ馴れしく、りっちゃん!りっちゃん!と話しかけた。
 
しかし!
りっちゃんはなんと、夫である俺のことを、全く覚えていなかった!
 
「りっちゃんは前に、E町におったんだよね」
 
「うん…そうだけど。て言うか何でりっちゃんて呼ぶの」
 
「何でって。夏休みに川で遊んだよね」
 
「E川?うん遊んだことある」
 
「俺のこと覚えとらんの?」
 
「?…、いや…、A吾って人は知らんよ…?」
 
オーマイガー(何てことだ)!
ずっと好きだよ、って言ってくれたじゃん!俺たち結婚したじゃん!
恥ずかしくて知らんぷりしてるとか?
でもよくよく話してみたら…
 
この子は、あのりっちゃんじゃなかった!別人だった!
 
E町に居たってのはただの偶然だった。
それも一時期だけで、俺がりっちゃんと出会った時期とは重ならない。
 
しかもなんと「りっちゃん」ですらなかった!
誰かが「りこちゃん」と呼んでるのを、俺が聞き間違えて、過剰に反応しただけ。
そしてE町の話題も耳に聞こえて、早とちりで結び付けちゃっただけだった。
 
落胆すると同時に、自分の勘違いが恥ずかしくてしょうがなかった。
入学早々、知り合ったばかりの女子に、おかしな男だと思われる…
 
ところがでした。
璃子は俺とりっちゃんの話に興味を持つようになった。
話をしてる内に、俺と璃子は仲良くなっていった。
(名前はすぐ呼び捨てし合うようになった。中学生までは誰とでもそんなんでした)
 
今もこの世界のどこかで、俺を想ってるかも知れない、小さなお嫁さんの話。
居場所や素性が知れないところも、謎めいてて、璃子の興味をそそるらしい。
璃子は勝手に、少女まんが(※)チックな想像で、ときめき始めたようだった。
(※)月の夜 星の朝、的な
 
結婚の証にチュウしたことを話した時、
「うわあ、うわあ、もう」
と照れてるような、恥ずかしそうな表情を見せた璃子が印象的だった。
 
ペロッペロされたチュウとか、裸で抱き合ったとか、モゲたちんちんのこととか。
そこまで話せるほど俺は、無邪気で恥知らずな子供のままじゃなかった。
璃子は明るくてちょい天然だけど、ちゃんと良識もある優等生だったし。
そんな女子にエロい話は、とてもじゃないけど出来るわけなかった。
 
「りっちゃんって私に似とるの?」
 
そう聞かれたけど実は、よく分からなくなってた。
6年も前に、数日一緒に過ごしただけの、りっちゃんの顔…
もうぼんやりとしか思い出せない。
ただ、璃子と面影が似てるのだけは間違いなかった。
似てなかったらさすがに、いくら早とちりでも、人違いまではするわけない。
 
「よく分からんけど、一応似とる」と答えた。
 
「かわいかった?」と璃子。
 
「う、うん。それはまあ」
 
「ほほー、それじゃあ…、私もかわいいっ?なんてね!あははー」
 
璃子が顔を赤くして、恥ずかしそうに笑った。
かわいいよ!って言いたかったけど、俺も恥ずかしくて言えなかった。
 
「でもそういう思い出があるのいいな、いつかほんとに会えたらいいね」
 
…ふと、話してる璃子の唇を見てる自分、しかもエロい目で見ちゃう自分に気付いた。
ふぇらちおと呼ばれる行為のことは、まだ知らなかったけど、口って何かエロい…
りっちゃんとのペロチュウの感触を、思い起こさずにはいられなかった。
勃起しそうになったけど、まだ大丈夫。
平気なふりして会話を続けた。
 
「小さい頃の結婚とか、普通はもう忘れとるって」
 
「でもA吾は覚えとるじゃん」
 
「オナニーのオカズだから、毎日自然に思い浮かべちゃうんだよー!」
という俺の心の声はもちろん聞こえてなくて、
 
「りっちゃんも覚えとるかもよ〜」と笑う璃子、そしてさらに、
 
「私だったらずっと覚えてて、A吾をずっと好きだと思うよ」
 
ああ、りっちゃんは「ずっと好きだよ」って笑顔で言ってくれたなあ。
思い出してむず痒くなった。
いや今はそんなことより!!
璃子に「好きだよ」って言われた!気がした!ドキドキ。
 
俺の様子を察したのか璃子は、
「わっ私がりっちゃんだったらって話だよ!」
とあわてて訂正した。
 
それでいて、
「私が本物のりっちゃんなら良かったなあ。偽者で残念」
なんて意味深なことも言ってくる。
 
冗談のようでいて、真剣な表情にも見える璃子に、ドキドキした。
 
結婚ごっこの真相(エロいこと)を知ってても、そんなこと言ってくれたかな。
あの時の相手が、璃子だったら…!か。
その瞬間、この中学生の体で、裸で抱き合う俺と璃子を想像してしまった。
璃子の胸とか腰とかを見つめてしまった。
そこで思い切り勃起したけど、何とかバレないように平静を装った。
 
「A吾が良ければ、りっちゃんって呼んでもいいよ」
と言われて、でも実際に呼ぶことはなかったけど、気持ちがうれしかった。
 
こんな感じで、中学1年生のあいだ、いわゆるフラグが何本か立った。
 
だから当然俺は、璃子を女として意識するようになった。
でも告白とか、付き合うとかはなかった。
璃子が、居もしないりっちゃんに遠慮してるように見えたし。
いつか俺とりっちゃんが、本当に再会できるように、応援してるようにも思えた。
 
璃子が俺のことを男としてどう思ってるか、よく分からない。
だから俺から告白するほどの度胸はなかった。
普通にクラスメイトとして、話してるだけでも楽しかった。
 
ところで、狙ったつもりはないけど俺は、璃子からまじめな男子と思われてた。
なのでこの頃から、中身は相当すけべな自分に、悩むようにもなる。
悩みつつ、もともと毎日してたオナニーは、さらに回数が増えた。
 
思い出の中のりっちゃんは、いつの間にか、裸の璃子と重なるようになってた。
抱き合う相手が、おっぱい(想像)もまん毛(想像)もある、中学生の璃子に変わった。
でも、川辺で俺も全裸っていうロケーション、だけは変わらない。
無意識に野外露出願望が定着し始めてたんだと思う。
 
現実での璃子との交流は、健全そのものだったから、オナニーには罪悪感もあった。
でもやめられなかったし、幸いむっつりすけべがバレることもなかった。
 
璃子経由で女友達も増えた。
何だかリア充っぽい中学生活の序盤が過ぎていく。
成績も順調だったし、遠足、体育祭、他の行事もみんな楽しかった。
 
もうすぐ俺に訪れる黒歴史は、まだ想像するわけもなかった。
 
つづく


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