昨日、私は死にました。 (エロくない体験談) 17760回

2013/02/11 21:22┃登録者:えっちな名無しさん◆jrPVXk4Y┃作者:名無しの作者
昨日、私は死にました。
あなたは私が死んだと知ったとき、
布団に頭をぶっつけて、
シーツをしわくちゃにつかみながら泣いていましたね。
私はそれを後ろから見ていました。
私も泣いていました。
私も死にたくなかったのです。
あなたの泣いている後姿を見て、私は抱きしめたくなりました。
抱きしめようと手を広げ、
あなたをつかもうとしたとき、
私は手をすかしてしまいました。
私は悟りました。
ああ、死んでいたんだ。そうだった。
あなたをもう抱きしめることはできないんだ。
あなたともう笑いあうことはできないんだ。
あなたと一緒に泣くことさえできないんだ。
私は死んでから改めて、
自分を大切にしてくれる人の大切さを感じました。
私は死んでから改めて、
人を失うことの絶望感をしりました。

ただ、あなたはいずれ泣きやみ、立ち上がり、現実に立ち向かうでしょう。
でもそこでまた、現実という壁が再び立ちふさがるでしょう。
そんな時はあえて私を思い出してください。
私を強く思い出してください。
私との楽しかった思い出を思い出してください。
うまく言葉にできないけど、それがあなたの武器となり、
現実という壁のシールドをぶち破るのです。
その壁の向こうには、
あなたの華々しい人生があるでしょう。
あることを願って信じています。

最後になりましたが、何時も私を愛していてくれてありがとう。
私はあなたを忘れません。
次に生まれ変わるときにはセミになって帰ってきます。
うるさいセミです。夏を運ぶのです。
近所にやたらうるさいセミがいたら、私でしょうね。

本当に最後です。
私はもう行かなければなりません。
いままで、ありがとう。
セミになって、またあなたに会いに行きます。

出典:お盆に泣くセミは
リンク:こういう理由でうるさく泣くのかもしれません。
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