床に衣類が散乱していた。 男物の中に、冴月が着用していたものも混じっている。全てが脱がされているようだ。 薄暗いフロアとは対照的に、スタッフルームには灯りがともっており、その中からギシギシと木の軋む音がする。 中では、冴月が男の一人に抱かれていた。ベッドの上で太腿を掴まれ、正常位で貫かれている。 シーツへついた右肘を支点に、半身を起こす格好の冴月。 その唇にブランデー入りのグラスが近づけられた。やや強引に押し当てられる。 冴月は、その頬の紅潮からするとすでにかなりの量を飲まされているようではあったが、グラスが傾く動きに逆らわない。 グッ、グッと喉を鳴らして飲み干していく。 空になったグラスが離されると、鼻から深く息を吐いた。唇が僅かに震え、瞳がとろりと潤んでいる。 「酒は最高の媚薬ってなぁ、本当だな。この女、かなり感じてきてるようだぜ。 膣ヒダは膨らんで締め付けやがるし、子宮口もすっかり固くなってよ。顔は澄ましてやがるがな」 冴月を抱く男が笑った。 冴月は酔いの回った状態で抱かれながらも、視線を虚空に泳がせ、無表情を保っている。喘ぎ声すら漏らさない。 男達は各々に酒を呷りながら、そうした女刑事の意地を面白がっている。 男は冴月の左脚を持ち上げて側位に移り、そこからさらに脚を下ろさせて後背位になった。 ゆったりと腰を使いながら、男の親指はふいに冴月の尻肉を割る。 指先が捉えるのは、その合間にある菊のような蕾だ。 「くっ……!」 冴月が、初めて小さく声を漏らした。 親指が前後に揺れながら浅い侵入を果たすと、屈辱に耐えかねたように振り向いて男を睨む。 男は優越感を感じさせる笑みを見せた。 「もう一つの条件の方も、守ってきてるんだろうな」 「……当然よ。今日から遡って一週間、排便をしていないわ。食事もしっかりと和食を摂った。文句ないでしょう」 冴月が答えると、性交を横で見守っていた男が彼女の腹部を撫でる。 「なるほど、確かに張ってやがるな。良いだろう」 そう言いながら、銀のトレイに入ったある物を冴月の視界に入れた。 ピンク色をしたイチジク型の容器。イチジク浣腸と呼ばれるものだ。それが10個入っている。 それを見た瞬間、冴月は表情を強張らせた。 「クソを溜めとけと言われた時点で、予想がついただろう。こいつを自分の手で注入して、腹の中の物をひり出してもらう」 男が容器の一つを取り上げ、冴月の顔の前に翳す。冴月は、唇を噛みしめながら渦巻く悪意に耐えていた。 出典:2ちゃん リンク:2ちゃん |
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