「おはよう」 毎朝6時に起床し、檻の中のペットに声をかける。 その動物はイタチ、ハクビシン、スローロリス、いずれの動物とも似ているのだが、はっきりとしない。近所でさまよっていたところを保護し、今も飼育しているのである。 あるビデオを見てそっくりの動物が現れたことから、「淫夢くん」と名づけた。外性器もはっきりしているので、オスであろう。 彼との1日の始まりは、なんと言ってもスキンシップである。私は手始めに彼の脇をくすぐると、こぶしを上げるかのように前足を上に突き出すのである。 次におなかの辺りをまさぐると、なんとも気持ちよさそうな表情を見せる。 そして、今にも直立しそうな外性器をまさぐってやると、 「ヴォー」 と声を上げるのである。本当に気持ちよさそうな声だとわかる。 淫夢くんに朝ごはんを与える。いつも決まって食べるのは草である。 淫夢くんは幸せそうに草を食べるのである。本当に草が好きなのだと思う。 出勤の時間になる。私は名残惜しそうに彼の外性器に触れて「行って来るね、淫夢くん」というと、彼は「ヴォー」と小さく鳴くのである。 基本的に私の帰宅は18時ごろ。淫夢くんは檻の中でじっとしている。 私は淫夢くんを檻から出し、まず彼の糞尿の始末をする。そして檻の中を清掃したうえ、再び檻に入れて外出する。彼を散歩に連れて行くためだ。犬やネコと違って一般的な動物ではないから、檻の中に入れているのである。 近所の小さな神社に到着。淫夢くんを檻から出し、しばらく自由にさせる。淫夢くんは走り回ってばかり。疲れないのだろうかと心配になるが、檻に入れてばかりだからこういったストレス発散は大事なのだろう。 1時間ぐらいして淫夢くんが私のところに戻ってくる。私は彼を抱き上げ、「楽しかった飼い」と声をかけ、脇をくすぐる。そうすると前足を上のほうに伸ばしてくれる。楽しかったようだ。 彼を檻に入れて帰宅する。19時半ごろ晩御飯。いつものように草を食べさせる。その後は風呂。体を洗ってやるが、このときに気をつけるのは、肛門もきれいにするということだ。私は手馴れた感じで彼の肛門に指を突っ込んでやる。すると気持ちいいのか、両前足を上に上げて 「ヴォー、ヴォー、ヴォー」 と大きな声で鳴くのである。 風呂から上がらせた後、再び檻の中に入れる。23字に就寝。明かりを消す前に、私は淫夢くんとのスキンシップをとる。 外性器をまさぐってやると、 「ヴォー、ヴォー」と鳴いてくれる。そして、 「おやすみ」 このような日常だが、特に不幸せと感じることはない。ただ、心配なのは、淫夢くんがいつ保健所に連れて行かれるかということと、彼が何の種類の動物かがいまだにわからないことである。 出典:オリジナル リンク:なし |
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