昨日は彼女とデートの予定でした。 夕方から会う予定でしたが、彼女のほうから連絡があって、 会えないことになりました。残業が入ったとかで。 ちょっとがっかりしたんですが、やることもないので、 家を出て、新宿に行きました。 最初はおあずけになったデートにがっかりしてて、 ぶらぶらとゲーセンとか漫喫とかにいたんだけど、 10時ごろになって外を歩いていたとき、 ドンキの前で偶然彼女を見かけたんです。 なんて運命的な2人なんて思ったりもしました。 でも、ちょっとおかしかったんです。 彼女は、おめかしと言うよりちょっと変装に近い服で 出会った頃ならきっと見過ごしてたと思います。 まさか、ひっとしたら別のやつと会ってたりしてなんて考えが頭をよぎり、 後をつけてみようというイタズラ心に火がついちゃいました。 この時点では、まだ彼女を信じていました。 彼女とはけっこう長い関係でしたし、 今でもいい関係を築けていると思ってました。 これまでの2人の日々が大丈夫だと言ってくれたような気もして、 僕は背中を押された気持ちで彼女の後をつけました。 このときの僕の気分はまだ軽いものでした。 「指令は下された」「僕はT-Shirtとやぶけたジーンズに身を固めたスパイ」だなんて、アホなことを考えたりもしていました。 彼女が女友達にでも会おうものなら、超能力者のように「今日 あの娘と会ってたろ?」なんて言って、彼女の驚く顔が見たいと思ってました。 しかし、少しつけたところで、彼女は高そうな車の横で急に立ち止まりました。 運転席にいたのは男です。そいつが彼女に軽く手を上げたのが見えました。 当然、僕の胸は急スピードで高なりました。 何が起こっているのか、わかりませんでした。 彼女はまわりを気にしながら、 そいつとキスをしました。 しゃれになんないよ、悪い夢なら早めにさめろと思いました。 軽い気持ちでつけていたことを後悔しました。 真実を知ることがこんなにつらいんなら、 スパイごっこなんかできないと思いました。 |
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