ドライブイン (恐怖の体験談) 17154回

2013/11/22 19:17┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
849 :ドライブイン 1/9:2013/02/04(月) 21:44:12.5 1 ID:LwJ4NBth0 この話はオカルトや怪談に入るのかどうなのか、ちょ っと微妙な所なのだが、 他に書くところもないし個人的には非常に怖かった体 験なのでここに書きます。 それと、もう何ヶ月も前の事なので会話はうろ覚えの 部分が多く、 「当時こんな感じだった」程度に思いつきで書いてい ます。 不自然に思ったり違和感を感じたらごめんなさい。

去年の夏に友人たちと集まっていた時、何となく暇な のでどこかドライブいかないか?という話になって、 大した目的もなく一般道だけを使って長野まで行く事 になった。 メンバーは俺、A、B、Cの4人。まあ、暇なとき集ま るのは大抵この面子なのだが。 目的もなく出発したので当然することも無く、男4人 でむさくるしく適当に観光地で飯を食い、 日が暮れてかなり暗くなった頃に帰る事になった。

交代で運転しながら長野と群馬の県境?(少し前に浅 間山方面がどうのって看板を見たのでそのあたりだと 思う) をカーナビを頼りに走っていると、 運転していたAが助手席に座っていた俺に「なんか道 おかしくね?カーナビの順路合ってる?」と言ってき た。 俺は特に何も気付いていなかったのだが、いわれて見 るとたしかになんか変な感じがする。 さっきまで結構広めの綺麗な道路を通っていたはずな のだが、 今通っているところは道幅も狭くなり、ガードレール は錆だらけ、 道路もあちこちにひびが入っているし、ヒビの部分か ら雑草が生えているところまである。 来た道とは違うルートで帰ったので合っているかどう か確証はないが、 カーナビにはだいぶ前からずっと一本道が表示されて いるし、 Aいわく、曲がり角とか曲がらずずっと道なりにきて いたという。 まあ山の中だしそんな事もあるさという事で、そのま ま進んでいたのだが、 それから30分ほど走ってもずっとそんな状態の道が続 いている上に、すれ違う車すらなく、 みんなだんだんと不安になってきていた。

850 :ドライブイン 2/9:2013/02/04(月) 21:46:08.4 2 ID:LwJ4NBth0 Cが「一端どこかに車停めてルート再確認した方が良 くないか?」と言い出した頃、 少し先のほうにドライブインらしい明かりが見えた。 駐車場には数は少ないが何台か車が停車しているのが 見える。 それだけで何となく俺たちはホッとした気分になった 。 これは好都合ということで、そのドライブインの駐車 場に車を停めた。 どうやらこのドライブインは無人のところらしく、店 員とかはいそうにないが自販機が並んでいるのは外か らでもわかる。 各々ひとまずトイレへ行ったり飲み物や食べ物を確保 する事にした。 AとCはトイレへ向かい、俺とBは自販機コーナーの隣 にある休憩所?のようなところへ向かった。 休憩所の入り口のドアを開けようとしたとき、俺は入 り口の明かりのところに異様なものを見た。 掌よりもばかでかい蛾がとまっている… こんな真夏にでかい蛾というのも不自然で変なのだが 、それよりも異様だったのは、その蛾の羽の模様だ。 蛾って目玉みたいな模様があるのはよくあるのだが、 その蛾の模様は目玉みたいどころか、全体の姿がまる で人の顔のように見える。 特に目の部分は丸というより本物の目のようだ。 「うわ、気持ちわる!」と思った俺とBは、なるべく その蛾を見ないように避けて中へと入った。 後から思うと、この時点で何かがおかしいと気付くべ きだったかもしれない…

中に入るとそこはかなり広くテーブルがいくつも並べ てあるのだが、照明はなんか薄暗いし床や壁も微妙に 小汚い。 奥のほうにゲームもあるのだが、遠目にもそれはどれ も古そうに見える。 それと端のほうにはテレビがあり、50代くらい?のお っさんがこちらに背を向けてテレビを見ている。 俺はその人になんか妙な違和感を感じたのと、他にも 色々うまく説明できない変な違和感を感じて、 Bにその事を話そうとすると、 Bがひそひそ声で嬉しそうに「おい、なんかあっちに 女の子3人組みいるぞ!声かけようぜ!」と俺に言っ てきた。 Bの教えられた方をみると、たしかに20歳くらい?の 女の子3人組みが、 テーブルを囲んで椅子に腰掛けているのが見えるのだ が、 表情をみるとなんか不安そうな感じで、あたりをきょ ろきょろしながら話し合っているように見える。

853 :ドライブイン 3/9:2013/02/04(月) 21:48:09.0 3 ID:LwJ4NBth0 すると、3人組みのうちの1人が俺とBに気付いたらし く、こちらにやってきた。 Bはもうなんか明らかに顔に出るほど嬉しそうなのだ が、俺は凄く不安感を感じていた。 そして、その不安感は当然のように当った。 女の子は俺たちの前にくると開口一番こう言ってきた 。 「あのー、変に思われるかもしれないんですが、ここ って関東方面へ抜ける道でいいんですよね? それと、気のせいかもしれないんですいが…」 と一瞬躊躇した後で、 「このドライブイン…なんか変じゃないですか?」と 言ってきた。 休憩所に入って以来ずっと妙な違和感を感じていた俺 は、自分もなんか変だと感じていた事を話して、 同じ席で少し事情を聞く事にした。 Bが小声で「お前結構やるじゃん」とかニヤニヤしな がら言ってきたが、 状況が状況だけにちょっとムカついて無視することに した。 ぶっちゃけ言うと俺もちょっとわくわく感がなかった わけじゃないが、それよりも違和感と不安感のほうが 勝っていたからだ。 話を聞いてみると、どうやら彼女達も俺達と同じよう に車を走らせていると、 だんだんと道が整備されていない細い道になっていき 、 不安になって、このドライブインに一度車を停めて確 認しようという事になったらしい。 そしてこの休憩所に入ったところ、なんかあちこちに 違和感を感じて怖くなってきて、どうしようかと話し ていたときに、 俺とBがタイミングよく入ってきたので声をかけたの だという。 ちなみに、Bはなんかもうまるで空気読まずに、俺に 任せてみたいなことを言っていたが、 後から聞くと内心かなり不安で、その裏返しだったと 言っていた。

そんな感じでお互い状況を説明し終わった頃、 女の子の1人が「それで、あそこのテレビの前にいる 人なんだけど…」と話を切り出した。 そう促されて俺もその人をあらためて見たとき、さっ きの違和感の正体に気が付いた。 ちょっと遠くにいたのでパッと見は気付かなかったの だが、 テレビとテーブル、そしてその人のサイズの比率が明 らかにおかしい。 少し遠くにいるにしても、その人は異様にでかすぎる のだ。 たぶん立ったらゆうに3~4mはあるんじゃないかとい うくらいにでかい。 流石に空気を読んだBも、「でかすぎるよな…なんだ あれ…」と独り言のように言っている。

855 :ドライブイン 4/9:2013/02/04(月) 21:50:27.0 4 ID:LwJ4NBth0 更にその女の子は「あと、あの奥のプリクラのところ なんだけど…」と言うのでそっちを見てみると、 入ってきたとき俺たちは気付かなかったのだが、 ロングスカート?を履いた女の人の脚が、年代物っぽ いプリクラの周りにあるカーテンの下から見える。 その子がいうには、あの女の人は自分たちが来た時か らずっと1人であそこにいて、全く動かないんだとい う。 そして更に続けてこう言ってきた。 「あと、なんか変な音聞こえませんか?人が話してい るような…」 言われてみれば、入ってきてから何か音が聞こえてい たのだけれど、 俺はなんとなくエアコンか何かの機械の作動音だと思 っていた。 しかし良く聞いてみると、ぼそぼそと大勢の人が話し ているような、そんな声のように聞こえる。 どこで話しているのかは全く判らないが、とにかく何 かここは何か変だ。

そんな話を5人でしていると、休憩所と自販機コーナ ーの間にあるドアが開きAとCが入ってきた。 そして俺たちと女の子を見てCが、「お前らなにナン パしてんだよ…」と呆れたように言うと、 「そんな事よりちょっとこっち来てくれ、なんか変な のがあるんだ」と結構真顔で言ってきた。 Aもふざけている様子もなく、俺とBが「変なのってな んだよ?」と聞くと、 「上手く説明できないから、とりあえず自販機コーナ ーに来てくれ」と言う。 こっちも変なこと山盛りだった俺たちは、AとCに「こ っちもなんか変な事だらけだ」と話しながら、 女の子たちも連れて自販機コーナーへ行く事にした。

自販機コーナーに入ると、Aが「これを見てくれ」と 、カップでコーヒーなどを売っている自販機を指差し た。 その自販機、パッと見はよくドライブインとかにある ような、 液晶画面が付いていて、そこで商品の紹介やCMなど を流す普通の自販機にみえるのだが、 普通の自販機とは明らかに違う部分が1つある。 液晶画面のところに、明らかに映像ではないどう見て も生身の口があり、 それが『いらいっしゃいませ』とか“喋って”いる。 Cが、 「な、変だろ?最初俺たち、人が入っているのかと思 ってさ、 声かけたり自販機を叩いたりしたんだけど、何の反 応もないんだよ」 と言う。 「それに」と付け足して、 「この口の周り、唇から外はどう見ても普通の液晶画 面に見えね?どうなってるんだろこれ」と言ってきた 。

856 :ドライブイン 5/9:2013/02/04(月) 21:52:11.9 2 ID:LwJ4NBth0 明らかにこのドライブインは何かがおかしい。現実離 れしているというかなんというか… とりあえずAとCにこちらの事情を全て話して、いっ たん外に出ようと話していると、 休憩室のほうを見ていた女の子が、 「ちょっとちょっと!あれ!」とかなり動揺した声で 、俺の肩をゆすりながら休憩室の方を指差した。 指差した方を見て、俺も含め全員絶句してしまった。 さっきプリクラの所にいた女の人が出てきて、こちら に向かって歩いてきているのだが、 その女の人“上半身がない”のだ。 厳密には、下半身から上の部分が漏斗を逆さにしたよ うに収束していて、 上半身というかなんというか、その部分は棒とも紐と もつかないものが真っ直ぐ上へ伸びている。 それが歩くたびにユラユラと揺れながらこちらへと向 かってくる。 姿からしてどう見ても人間ではない。 俺たちはその異様な姿に完全に思考が停止してしまい 、パニックになって全員外へと逃げ出した。 そして外へ出て振り返ると、その物体は俺たちを気に する事もなく、そのままトイレのほうへと消えていっ た。 一体ここはなんなのか、当時の俺たちはあまりの事に 思考が追いつかず、ただただ動揺しまくっていた。 とにかくここを出よう。 そう考えた俺たちは、カーナビ通りなら、この先へ進 めば群馬か埼玉の街中へ抜けれる事を確認し、 女の子たちには「そんなにスピードを出さないから、 ついて来れば大丈夫」と話していると、 突然後ろの方、駐車場の奥の林からかなりの人数の人 影(目測でも50~60人くらい)が下りてきて、 こちらへと向かってくるのが見えた。 更に、人影以外に林のほうから何かがこちらに向かっ てジャンプして突っ込んできて、 俺たちの車の隣に駐車していたトラックに衝突した。 街灯の明かりに照らされたそれは、信じられない事だ が、1m以上ある巨大な蛆としか言い様のない物体で 、 衝突した衝撃でトラックのガラスが割れ、 蛆のほうは、地面に落ちて黄色い体液のような物を流 しながらうねうねと動いている。 しかもそれ1匹だけではなく、少なくとも目で見える 範囲だけであと7~8匹が飛び跳ねている。 何匹かはこちらに向かってきそうだ。 このままだと自分たちの車にも突っ込んできて壊され るかもしれない。

859 :ドライブイン 6/9:2013/02/04(月) 21:54:26.5 9 ID:LwJ4NBth0 身の危険を感じた俺たちは、女の子たちにも早く車に 乗るように指示しようとしたのだが、 何を思ったか彼女たちは駐車場の反対側の方へと駆け て行き、 「そっちじゃなくて車で逃げないと!」と慌てて追い かけた俺たちに向かって、 「この中に入って隠れてやり過ごそうよ」と、駐車場 の隅にあるプレハブの倉庫らしい小屋を指差した。 俺は、彼女たちが明らかにパニックになって冷静な判 断が出来なくなっていると思い、 「いいから車に乗れ!」と怒鳴って、4人で腕を引っ 張って無理矢理連れ戻し、 かなり近くまで来ていた人影の集団と飛び跳ねる巨大 な蛆を尻目に、無理矢理彼女たちを車に乗せると、 パニックになった女の子たちだけでは不安だからと、 BとCが彼女達の車に乗り、 彼女たちの車のほうはBの運転でドライブインから逃 げ出した。 道路に出て後ろを見ると、付いてきている女の子たち の車の後ろにジャンプする蛆が見えたが、 流石に車のスピードには追いつけないのか、そのうち 見えなくなった。

それから1時間くらい走っただろうか(今から考える と、距離的に麓までそんなに時間がかかるとは思えな いのだが) 下のほうに街の明かりが見えてきた。 すると、後ろの車に乗っているCから、 『女の子たちがトイレに行きたいと言っているから、 どこか公衆トイレかコンビニのある場所に一端停まろ う』 と電話がかかってきた。 そして暫らく車を走らせると、公園か何かの施設の駐 車場らしき場所があったので、そこで一端車を停める 事にした。 流石にあんな事があったので「トイレには俺たちも付 いていこうか?」と聞いてみた。 すると彼女たちは「流石にもう大丈夫そうだから3人 で行って来る」と言い、さっさと行ってしまった。

860 :ドライブイン 7/9:2013/02/04(月) 21:56:26.5 3 ID:LwJ4NBth0 まあもう殆ど街中みたいなものだし、流石に大丈夫だ よなとそのまま行かせて、 さて警察に行くかどうするかとか、この後どうしよう かとか、ちょっと色々期待もしながら話をしていたの だが、 いつまで待っても3人とも戻ってこない。 10分くらい経っても帰ってこないので、流石におかし いと、 駐車場脇にある公衆トイレへと向かい声をかけたのだ が、返事がない。 中を確認しようにも、いくらなんでも女子トイレに入 るのは問題があるし、 もしかしたらすれ違いで戻っている可能性もあるんじ ゃないかと車に戻ったのだが、車にも戻っている気配 がない。 ちょっとこれはヤバイかもしれない… ひとまず、すれ違いになるといけないので、俺だけ車 の前に残り、A,B、Cでもう一度トイレに探しに行 く事にした。 待っている間、俺は何となくだが彼女たちの車を見る と、一箇所ドアが開いているのが見えた。 あれ?帰ってきた?と思い車内を見たのだが誰もいな い。 「おかしいな?さっきからドア開いていたっけ?」と なんとなく車内を見ると、 座席のところから、3人のうち誰かの物らしいバッグ が地面に落ちかかっていて、 何となく奥に戻そうと手を触れたところ、バッグが地 面に落ちて中身がぶちまけられてしまった。 しかも口紅かリップクリームか何からしきものがコロ コロと転がって行ってしまっている。 「これ戻しておかないとヤバクね?」と、転がってい ったものを拾い振り返ると、トイレに向かったA,B 、C達が戻ってきた。 Aが言うには、流石におかしいのでトイレの中に入っ てみたのだが誰おらず、 きっとすれ違いになってしまったのだと、戻ってきた のだという。 ちょっと洒落にならん事になってしまったと感じた俺 たちは、 ドライブインでの出来事を信じてもらえるかどうか不 安ではあったが、彼女たちの事が心配なので110番通 報する事にした。 警察が来るまでの間、交代であちこち探しにいったり もしたのだが、結局見付からず15分ほどで警察がやっ てきた。

863 :ドライブイン 8/9:2013/02/04(月) 21:58:29.3 7 ID:LwJ4NBth0 警官がパトカーから降りてきたので、これまでの事情 を話していると、警官が変なことを言ってきた。 「それで、その女の子たちの車ってどれのこと?」と 言う。 俺が「いや、俺たちの車の横に停まってる…」と後ろ を振り向いて、呆然としてしまった。 警察が来るまで間違いなくそこにあった彼女たちの車 がない… そんな馬鹿なと、4人であちこち探したのだが、そも そも駐車場には俺たちの車しかない。 明らかに不審そうに俺たちを見る警官。 かなり気まずい状況になってしまったのだが、 ふと、さっきぶちまけたバッグを車に戻し忘れて、そ のまま俺たちの車の屋根に置きっぱなしだったことを 思い出した。 屋根の上を見るとバッグはある。 警官にこれが証拠だとバッグを見せて、とにかくどう いう事なのか解らないけど探してほしいと頼んだ。 が、一応証拠品としてバッグは受け取ってくれたが、 話自体は荒唐無稽すぎてまるで信じてもらえず、 俺たちは住所と連絡先を聞かれ、後日話を聞くかもし れないからとそのまま帰された。

この後、実はちょっと面倒な事になった。 俺たちが警官に渡したバッグ、手帳と携帯から身元が わかり、 もう10年以上前に失踪届けの出ていた短大生のものだ ったらしく、 俺たちは事件に関係があるのではと疑われ事情聴取を 受けた。 が、そもそも10年前といえば俺たちはまだ子供である 事、 俺たち4人とも進学で都内にやってきただけで、そも そも長野も群馬も地元ですらないうえに、 当然失踪した短大生とも何の関係もないことはすぐに わかり、疑いは簡単に晴れた。 ただ、バッグの入手先だけはかなり詳しく聞かれた。 警官が言うには、俺たちが通ってきた道に証言にある ようなドライブインなど無いのだという事で、 現場検証もかねてパトカーで来た道を逆に辿ったりも したのだが、 例のドライブインどころか、あまり整備されていない 荒れた道すら結局見つからなかった。 ただ、事情聴取のときに見せられた短大生の写真は、 3人組のうち1人で間違いはなかった。 バッグのこともあり、警官からはまた話を聞くかもし れないからと言われたのだが、未だそういう連絡はな い。

866 :ドライブイン 9/9:2013/02/04(月) 22:00:33.3 4 ID:LwJ4NBth0 ただ、今思うと色々と彼女たちには不審な点がある。 見た目が失踪当時のままという一番異様なことはまず 置いておくにしても、 一つ目は、彼女たちは俺たちと同じルートでドライブ インに到着したはずなのだが、 到着した時間にそれほど時差はないはずなのに、俺た ちはあの道で一度も前方に車のヘッドライトなど見て いない。 かなり見晴らしのいい場所も通ったはずなのだが。 二つ目は、俺たちが彼女たちに話しかけられた状況だ 。 あんな異様な状況で普通いきなり入ってきた見ず知ら ずの男2人組に、 不安感を感じている女の子が何の警戒もなく話しかけ るだろうか?普通警戒しそうなものだが。 三つ目は、逃げ出した時の状況。 あの時、プレハブ小屋の中でやり過ごそうと提案した のは、本当にパニックになっていたからなのだろうか ? そもそもあんな異様な状況で、3人が3人ともなんの示 し合わせもせず疑問も持たず、 真っ直ぐプレハブ小屋へ向かう事などありえるのだろ うか? 小屋には鍵がかかっていたかもしれないし、それにす ぐ目の前に自分たちの車があるのに、だ。 最後に、あんな異常な状況にあったばかりだったにも 関わらず、 なぜ彼女たちは3人だけでトイレに行く事にしたのだ ろうか。

考えれば考えるほど、彼女たちの言動には不審な点が 多すぎる。 もし、逃げ出す時、彼女たちの言うがままプレハブ小 屋に立て篭もっていたら、俺たちはどうなっていたの だろうか。 彼女たち3人の言動は今から考えると、何らかの悪意 があったようにしか思えない。 そもそも俺たちは彼女たちがなぜあの山道を通ったの か、その理由すら知らない。

出典:結局田舎最高
リンク:http://m.youtube.com/watch?v=3AT00Oly8zE
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