「猫に会いに行く」が支援になる (エロくない体験談) 7064回

2013/11/27 01:49┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
動物保護団体が運営する猫カフェがある。たとえ里親になることができなくても、会いに行くことで保護された猫たちを支援することができる。

猫が好きだけれどアパートがペット禁止で飼えない……といった人にとって癒しの場である猫カフェ。実は、動物保護団体が運営している猫カフェがあることをご存知だろうか。NPO法人東京キャットガーディアン(TCG)の開放型シェルターに、その猫カフェはある。
http://www.tokyocatguardian.org/index.html

 TCGの開放型シェルターは東京の豊島区大塚と府中市西国分寺にあり、行政(保健所・動物愛護センター)から引き取った猫が各シェルターに70〜100匹いる。今回は大塚のシェルターに取材にうかがった。

 大塚のシェルターはビルの5階。入り口のドアを開けると部屋が3つあり、猫たちが無邪気にじゃれ合って遊んでいる。廊下を進んでいくと木の階段があり、そこを上るとテーブルやいすが置かれた猫カフェスペースが広がっている。天井はガラス張りで日当たりはよく、広々としたスペースに猫たちが思い思いにくつろいでいる。ここにいる猫たちは、シェルターで保護された猫であり、必要なケアやワクチン接種・手術などを済ませていて譲渡可能な状態だ。

ここでは猫と遊ぶことができるだけでなく、気に入った猫がいれば譲渡を申し込むことも可能だ。審査に通れば引き取ることができる。飲み物は水とハーブティーのパックが用意してあり、セルフサービスとなっている。

 取材はこのカフェスペースで行ったのだが、取材中も猫が筆者の膝の上に乗ってきて大変和やかに進められた。カフェスペースでは譲渡の面談を行っている場面も見られた。

 カフェスペースは一般的な猫カフェのような時間制料金はかからないが、利用者には入り口で身分証の提示と寄付をお願いしている。しかし寄付と言ってもいくらくらいを目安にすればいいのか分からない人もいるだろう。

 「平均的には1000円くらいを入れて下さる方が多いです。子猫のご飯5日分とトイレ砂2週間分がまかなえます。3000円ならそれにお薬1週間分とワクチンが付きます。あくまでご入場者様にお願いする支援なのでお気持ちで決めて下さい。利用時間の制限もありません。以前、お子さんが1円玉と5円玉のぎっしり詰まった貯金箱を持って来てくれたのは微笑ましかったですね」

 そう教えてくれたのはTCGの代表・山本葉子さん。なるほど、寄付金によって購入できるものの目安があるというのは“どれだけ支援になったか”が分かりやすいかもしれない。

 シェルターの運営費はそうした支援金や物販などでまかなわれている。金銭の支援だけでなく、現在使っていないペットグッズ(犬猫のトイレやケージ・キャリーなど)の寄付も受け付けている。洋服やバッグ・靴といった人間用のものも含めて1階のリサイクルショップで販売し、運営費にあてているそうだ。

 「猫カフェは日本では7年ほど前から始まりましたが、私は昔『What's Michael』という漫画の1巻に出てくる猫カフェらしきシーンを見て、これをやりたいと思ってしまいました。ずいぶん前の事ですね」(山本さん)

 猫カフェ開設のきっかけが漫画だったとは意外。普通の猫カフェと違う点は、みな保護された猫で譲渡対象であること。今まで最高で月に95組の里親さんが決定した。申し込み総数は毎月100組を超えるという。

 里親の申し込みは多いようだが、逆に引き取られにくい猫はどんな猫なのだろうか。

 「一般的にはハンディキャップを持っていたり、感染病のキャリアだったり、年齢が上がっていたりすると里親さんが見つかりにくい傾向にあります。でもフロアで実際に遊ぶ猫たちを見るこのスタイルで、今年に入ってから全盲の子が2匹、下半身麻痺の子が1匹、成猫もたくさん新しいご家庭に迎えていただきました。実際目の見えない子が物の位置を把握して走り回っていたり、下半身麻痺の子がひょいと逆立ちのような体制をとって器用にトイレを使っていたりするのを、説明するのは難しいです。押し付けがましくなってはいけないので、見ていただくのが一番です。私たちは全ての子にチャンスが来てほしいと思っています。遊んでいて後で『えっ!? 目が見えなかったの』と驚く方も多いです」

 猫と一緒に遊べるスペースを設けることにより、より魅力が伝わり、猫に惚れやすくなるとのことだ。

 ちなみにガラス張りの天井など、カフェスペースの独特の構造は山本さんのこだわり。「どうしても全面に陽が入るスペースが欲しくて、ビルの1階にあったシェルターを最上階に移動しました。高さのあるサンルームのような現在の5階は、柱の部分だけ大工さんにお願いして工事用の足場を張って床を作り、トレリスで壁とドアを作ったお手製です。猫はビタミンDを作るのに日光を浴びる事が必要だと教わった時期があり、食事から充分摂取できていれば問題ないと最近では言われていますが、日向ぼっこはとにかくうれしそうなので」



「会いにくると支援になる」

 山本さんはあまり報道されていない愛護センターの一面についても知ってほしいと話してくれた。「環境省と各自治体の方針が、愛護センターでも譲渡活動をするように向かっていることはありがたいことです。ただ予算も人も減っている中で、以前はほとんどが処分に直行だった動物を、ケアして譲渡会を開き引き取り先がなければやはり処分……と。職員さんたちにとってこれは辛すぎる作業です」

 非常に胸が痛い話である。少しでも殺処分される猫が減るよう、TCGでは地域猫の繁殖制限に役立つ「そとねこ病院」の運営をして、去勢・不妊手術をする人のサポートをしている。23区内は送迎も可能で捕獲器の貸し出しも行っている。また保護猫カフェ「とらくん」(大田区蒲田)とも業務提携し、15匹ほどの猫を預けて里親探しを委託している(「とらくん」は時間制・料金制の猫カフェ)。

 最後に山本さんは、カフェスペースを利用したい人に向けてこう語ってくれた。

 「大好きなものに会いにくると支援になる。そういう楽しい活動が長続きの秘訣だと思います。TCGのキーワードの1つに“次世代に繋がる”があります。義務感やかわいそうではなく、『来たいから来る』という場所です。ゆっくり、そしてできれば何回もお越し下さるとうれしいです」

TCGは今後、各地に活動を広げていくことを目指していくという。

 猫カフェとして利用するだけでも、保護猫の生活を支援できる開放型シェルター。猫が好きな方や、猫を飼いたいと思っている方は、ぜひ足を運んで保護猫たちと触れ合ってみてほしい。

※ソースに画像あり


出典:「猫に会いに行く」が支援になる 動物保護団体の猫カフェ
リンク:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1311/19/news134.html
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