妻が骨折した (その他) 61155回

2014/01/09 03:39┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
そそっかしい妻が、階段から落ちて脚を折った。
大きな物を抱えて降りようとしたら、足下が見えず踏み外したらしい。

普段なら俺が会社にいる昼間だったが、たまたまその日から2週間ほど
東南アジアに出張する予定で、用意のため家にいた。

慌てて妻を抱え、車に乗せて病院へ。別に太めというわけじゃないが、
30代後半になるとあちこち余分な肉が付いてくるのか、案外重かった。
もともと俺は体力がないし、中年になって筋肉が落ちたのもあったんだろう。

病院の診断は骨折。それほど重傷じゃないものの、腰や背中も何カ所か打撲。
落ちるときに変な形で手を突いたらしく、片方の手首もひどく捻挫してた。
入院は1日で済むが、しばらくはギプスを着け松葉杖の生活になるという。



飛行機は数時間後に迫っていた。安サラリーマンの辛いところだが、
今から出張を取りやめたり出張者を差し替えたりするのは厳しい。
自分の不注意で夫に迷惑を掛けられないと思ったのか、
妻も「私は大丈夫だから、行ってらっしゃい」と言ってくれた。

とりあえず入院の手続きを済ませ、息子の携帯に電話して呼び出す。
息子は中3。夏休み中で、その日は朝から友達と遊びに出掛けてた。

14歳というと、反抗期というわけじゃないが、親にすれば扱いづらい年頃。
何か言いつけてもウザそうな目つきをしたり、「うるさいな」とつぶやいたり。
俺との会話もめっきり減ってたが、今回ばかりは息子にも緊急事態だったようだ。
「お母さんが脚を折った」と伝えると、驚いて病院に駆けつけた。

息子は入院に必要な身の回りの物を家に取りに行ったり、案外よく動いてくれた。
これで子供が小さかったら、会社に無理を言って出張を取りやめるか、
妻の母親に田舎から出てきてもらわなければならなかったところだ。

出張中の妻の世話と家事を頼むと、息子は少し戸惑いながらも頷いた。
大丈夫かな、という気も少ししたが、まあ小さな子供でもないしな。
妻も寝たきりというわけじゃなく、ある程度なら自分のことも自分でできる。

妻も「いい機会だから、カズ(息子)に家事を教えるわ」と気丈に言ってくれた。
こうなったら腹を括るしかない。俺は家で荷物を拾い空港に向かった。



翌日の夜、もう退院したはずと考え、出張先から家に電話。出たのは息子だった。

「お母さんの具合はどうだ?」
『まあ何とか。今、部屋にいるけど』
「代わってくれるか?」
『脚折ってんのに?』

少しムッとした息子の声。言われてみれば、ギプスの妻に電話口まで
来させるわけにもいかない。自分の馬鹿さ加減を反省し、妻の携帯にかけ直した。

『大丈夫。何とかなりそうよ』

妻の声は案外元気があった。移動するのも不便だろうし心配したが、
『カズって案外力あるのよ。見直しちゃった』という。

息子は上背こそ俺を追い越したが、全体的にヒョロリと細い。
それでも学校じゃバスケ部だし、俺が思うより鍛えてるのかもしれない。
退院当日なので食事は出前で済ませたが、翌日から料理も仕込むそうだ。

その翌日、同じような時間に妻の携帯にかけたが、誰も出ない。
何度か試した後、しばらく時間をおいて家電にかけ直すと息子が出た。
『母さん? 寝てるよ』と素っ気ない返事だった。

さらに翌日、少し早い時間に妻の携帯にかける。やっぱり出ない。
3度目にかけると、しばらく呼び出し音が鳴った後でようやく出た。

『はい…ハァハァ…あ、あなた…ハァハァ』

息が切れてる。何というか、声の感じが少し慌ててるようにも思えた。

「何度かかけたんだが、何かあったのか?」
『ハァ…無茶言わないで。こっちは携帯の所に来るのも…ハァ…一苦労なんだから』

俺は心配して言ったんだが、妻は少しムッとしたような口調だ。
携帯くらいいつも手元に…と言いかけて、それが仕事人間の理屈だと気付いた。

「そいつは悪いことをした」と非礼を詫び、あとは普通の夫婦の会話。
妻によれば、息子が案外頑張ってるようで、家事は何とかなっているという。

『あの子、結構スジが良いのよ』

退院2日目から、椅子に座った妻の指導で料理にも挑戦中だとか。
夏休み中なのに遊びにも行かず、昼間から妻の身の回りの世話をしてるらしい。
あの息子が?と意外に思ったが、部活をサボる口実にしてるのかもしれない。

こっちとすれば、妻がどうにか日常生活を送れてると分かればそれでいい。
それに携帯を取るのも一苦労と聞くと、電話をかけるのも悪いなと思ってしまう。
結局、その後は出張が終わるまでの間に2〜3回かけただけだった。



何とか出張は無事終了。普段の出張なら現地で1日休みを取るが、
今回ばかりは仕事が終わるとすぐに帰国し、空港から自宅に直行した。

2週間ぶりの我が家は、心配したほど大変な状態じゃなかった。
掃除も整理整頓も一応できてるし、流しの洗い物や洗濯物も溜まってない。
まあ、よく見たら所々雑だが、ろくに家事を手伝ったこともない男の子が
この短期間でこれだけ出来るようになったなら、まあ立派なもんだろう。

夕食も息子が作った。コロッケカレーと味噌汁とサラダ。コロッケは出来合いだし、
味噌汁もカレーもレシピそのまま。俺の好みに合わせて味を調整してくれる
妻の域には程遠いが、それでも全然普通に食べられた。妻も満足そうだ。

「そうだ、今日はあなたにお風呂の介護、お願いしようかな」

夕食後、テレビを見てると、妻が言い出した。
考えてみれば我が家はバリアフリー化してないし、風呂場に手すりもない。
足が不自由な妻が一人で入浴するのは無理だろう。

息子が洗い物しながら「お風呂場、洗ってあるけど、お湯張る?」と聞く。
夏場だしシャワーだけでいいと答え、俺は妻と一緒に風呂場へ移動した。



妻は脱衣所の丸椅子に腰掛け、慣れた感じで服を脱ぐ。病院でもらったのか
ギプスが濡れないよう、穴の開いたビニール袋を患部に被せてバンドでとめる。
俺の肩につかまり中に入ると、風呂場にも置いてある小さな丸椅子に腰掛けた。

「あなただとカズより小さいから、勝手が違うわね」
「えっ? あいつに入れてもらってたのか?」
「仕方ないじゃない。ほかに誰がやってくれるの?」

自分の体にシャワーを当てながら、あっけらかんと答える妻を見る。
結婚当時より少し肉が付いたし、自慢のEカップも垂れかけてるが、
30代後半にしては十分保ってる方だろう。その割に夜はご無沙汰だが。

「最初のうちは、足も背中も自分じゃ洗えなかったのよ」
「そ…そうか。それは大変だったね」

退院直後は背中と腰が痛く、体を前に曲げたり捻ったりできなかったそうだ。
ということは、この丸く柔らかな尻や張りのある太股も、息子が洗ったのか。

自分の経験からして、中学生といえば人生で一番性欲が強い年頃だ。
熟れきった女体に手を触れて、正常でいられたのか。いや、俺の考えすぎで、
普通の子は実の母親の裸を見たところで、何も感じないかもしれないが。

俺の心配に気付かないのか、妻は退院当初がどれだけ大変だったか説明する。

「痛くて自分で下着も降ろせないから、トイレのたびカズを呼んで…」
「あいつに…その…脱がせてもらったのか?」
「まあね。あと何十年かしたら、あの子に本格的に介護してもらうかもしれないし」
「それはそうだが…」
「それの練習と思えばね。子供相手に恥ずかしがっても仕方ないわ」

まさか「事後」に拭いてもらうところまで? いや、いくら利き手がダメでも
拭くくらい自分でできるだろう。そう思いながら、問いただせなかった。

私は服を着たままだったが、背中を流し終えるとこちらもかなり濡れた。

「ビショビショじゃない。あなたも一緒に入ったらよかったね」
「その…カズとは一緒に入ったりしたのか?」
「うーん、まあ、ついでだしね」

言葉を濁したが、否定はしない。内心ドキドキしながら冷静を装って聞いてみると、
はっきりとは言わなかったものの、どうやら毎日一緒に入ってたらしい。
しかも、何回かはシャワーでなく湯船に湯を張って2人で入浴したようだ。

うちの湯船は結構大きいから、体を寄せ合えば一緒につかることもできる。
どういう体勢でだ? 後ろから抱きかかえたのか、向かい合ってか。
いくら実の親でも、色気をムンムン発散する全裸の熟女と密着して、
中学生男子の股間がおとなしいままだとは想像しづらいんだが…。

息子は思春期だぞ!何を考えてるんだ!と、思わず言いそうになったが、
体の自由が利かない妻を非難するわけにもいかない。だいたい風呂場での
親子の痴態を想像したと思われるのも恥ずかしいし、深く追及しなかった。



「お休み前に、マッサージお願いしていいかな?」

妻に頼まれて寝室へ入った。普段、俺は自分の書斎で一人で寝てる。
ギプスを着けてると鬱血しやすいから、毎日マッサージするそうだ。

膝上までのワンピースの寝間着をまくり、言われた通りに揉んでみる。
しかし、俺は筋金入りの文化部出身で、マッサージの経験もない。
力の入れ具合も何も分からず、妻は痛がったり、逆に弱すぎたり。
最後は諦めたのか、子供部屋に戻っていた息子を呼んだ。

「どしたの?」
「マッサージお願い。マッサージだけよ」
「ああ、分かってるよ」

息子は手慣れた感じでワンピースの裾をまくり、ギプスの周りを揉み始めた。
聞くと退院前、看護師に指導してもらったらしい。部活でも経験があるんだろう。
力の入れ具合が絶妙なのか、妻は仰向けでうっとりした表情だった。

すねから膝、さらに太股へとマッサージは広がる。
パンティーも丸見えだが、妻は気にする素振りもない。

しばらくして妻が「後ろもお願い」と、今度はうつ伏せになった。
息子が脚に跨るように腰を下ろし、太股の裏側をマッサージし始める。
寝間着は完全に捲り上げられ、白いパンティーに包まれた大きな尻が
息子にさらされてるが、やはり妻は気にする様子もなく気持ち良さそうな様子だ。

気のせいか、息子は俺を横目でチラチラ見て、やりづらそうな感じ。
今さら息子にレクチャーを受けるのもあれだし、居場所のなくなった俺は
無防備に息子の手に身を委ねる妻を残し、そっと自分の部屋へ引き揚げた。



部屋に戻ってからも、「マッサージだけよ」という妻の言葉が引っ掛かる。
わざわざ断るってことは、普段は「マッサージ以外」の何かしてたのか?
慌てて頭を振って、渦巻きそうになる妄想を振り払う。今日の俺は変だぞ。

そういえば、出張先から最初に妻の携帯へ電話した時、出なかったよな。
もしかしたら親子2人で風呂場にいたのか。その次の電話では息が切れてたし。
まさかな…。変な告白体験談の読み過ぎだよな。

悶々としても仕方ない。明日は仕事だしトイレに行って寝ることにしよう。
トイレから自室に戻るとき、わずかに開いた妻の部屋のドアから
明かりが漏れてるのに気付いた。まだ息子がいるらしい。
胸騒ぎに襲われた俺は、ドアの隙間からそっと中を覗き込んだ。



妻は相変わらずうつ伏せで横になってたが、さっきは腰までだった寝間着は
背中が全部見えるくらいまで捲り上げられていた。ブラジャーはしてないから、
ほとんどパンティー1枚だけで寝ているようなものだ。

背中には大きな湿布が2枚。息子に貼ってもらったらしい。
息子はといえば、妻の尻のあたりに跨り、両手で腰や背中を揉んでいた。
妻の表情は見えなかったが、時折「ふふっ」「あんた天才ね」という声がする。

息子の手が、剥き出しになった腰から背中、さらに脇腹まで丹念に移動する。
マッサージというより愛撫にも見えた。妻の体の下にはひしゃげた大きな乳房。
息子の手が乳房のあたりに来ると、妻が「こら、ダメよ」と笑いながら制した。

息子はTシャツとトランクスだけの軽装。こちらからは、妻の大きな尻の谷間に
自分の股間を押しつけてるように見えなくもない。そう思って見ると、
マッサージしながら腰をグラインドさせる動きも、どこかイヤらしく思えてくる。
妻の方も、豊かなヒップで息子の下腹部を押し返してるような…。

俺は黙って自室に戻り、ベッドに潜り込んだ。やはり俺の考え過ぎだろう。
湿布を貼ってマッサージに移行したんなら、裸に近い格好でも不自然じゃないし。
そう思いながらも、割り切れない気持ちが残る。股間はいつの間にか勃起してた。



翌日から普通の日常が戻った。

以前と変わった点といえば、生意気だった息子がやたら素直になった。
俺との会話は相変わらず少ないが、前のような反抗的態度を見せない。
緊急事態で家事を任され、親のありがたみを実感できたんならいいんだが。

特に妻は息子に全面的に信頼を寄せてるらしく、息子も妻に優しく接する。
家ではたいてい一緒だし、友達同士というか恋人同士のようにも見える。
まあ、何にせよ親子仲が良いのは悪いことじゃない…けどな。

入浴介護は「仕事で疲れて帰った人に頼むのは悪い」という妻の意見で、
息子が担当することになった。週末は俺が家にいるんで俺が介護するが、
平日は帰宅前にいつも済ませてる。俺の入浴を邪魔したくないから、だそうだ、

就寝前のマッサージは、平日も週末も引き続き息子の仕事。
俺は「不適格」と判断されたらしい。これも主人に配慮したのか、
俺が床に就いた後の深夜、息子をそっと部屋に呼んでるみたいだ。



妻のギプスは近く取れる。
それまでは夏休み中息子が、妻の世話や家事を全部やってくれるらしい。

出典:あなたの家の緊急事態
リンク:家庭生活掲示板
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