おしりな栞ちゃん 第六話 (オリジナルフィクション) 6004回

2014/02/15 22:24┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
 楽しかった夏休みも、今日を含めて残すところあと三日――。
そして、その三日に土日が含まれているとあっては、子供たちは――宿題が残っていようがいまいが――ここぞとばかりに遊びまくることしか考えないものです。
遠くは海や山に、近くはプールや公園に、洒落たところだと遊園地や博物館に、いつもよりも子供たちの姿を多く見かけたのだって、誰もがきっと、この週末かけて夏休み最後の思い出をつくろうとしていたからなのでしょう。
いやはや、夏休みというと、毎日が日曜日みたいなのに、まだまだ遊び足りないようで、全国各地、津々浦々で同じような光景が見られたのも、道理といえば道理。
こうなってくると、あと“三日しか”ないのか、あと“三日も”あるのか、なかなかどうして判断に迷うところではありますけれど、その日その日を楽しめる子供たちにとっては、どちらでも構わないのかもしれませんね。

 というわけでして、残暑も厳しい八月二十九日(土)、ここで気になりますのは、他の子供たちとはちょっぴり――いえ、かなり異なる夏休みを過ごしてきた栞ちゃんのことです。
 前回の流れから察するに、本日の予定はお待ちかねの遊園地でのデート――とくれば、否が応でも気にかかるというもの。
 何しろ、この一夏かけて秘密のレベルアップに勤しんできた栞ちゃんのこと、それがただのデートで終わるはずもありません。
 お兄さんもお兄さんで、この日のために相当無理なシフトを組んで軍資金を稼いだみたいですし、今回ばかりは本当にもう、どうなってしまいますことやら。
 それでは、レベルアップの集大成ともいえる、夏休みの最後を飾るに相応しいお話に、今しばらくのお付き合いの程を――。




少しも日に焼けた感のない色白の素肌の一部を、クリームイエローの水着とオレンジ色のパレオで包んだ、ゆくゆくは大和撫子としての魅力を存分に発揮するに違いない、純和風の面差しと体型を備えた栞ちゃんの姿は、人込みの中でもひときわ輝いて見えました。
 一見して大和撫子らしからぬ、おへそ丸出しのスポーツタイプのビキニに、腰周りを覆い隠すのはミニスカート風のパレオと、栞ちゃんからすればちょっぴり――いえ、かなりの冒険だったでしょうけれど、お兄さんじゃなくても「可愛い」と絶賛したくなるくらい、その水着は栞ちゃんにお似合いでした。
 まあ、見た目通りに大人しい栞ちゃんですから、水着もパレオも下手に自己主張したりせず、絶妙なバランスを保っているとでもいうのでしょうか。ともかく、試着室であれほど反対したにも関わらず、お兄さんの一存で決められてしまった水着姿でいることも、いまやすっかり忘れてしまっている風の栞ちゃん、
「見て見て! 虹! 虹がかかってる! すごーい!」
 傍らにいるお兄さんの手を引いて、これから乗ろうとしている観覧車のほうを指差しては、年齢相応のはしゃぎっぷりを披露しています。
 『水遊び』をテーマに、この夏オープンしたばかりのテーマパーク、臨海アクアノーツのシンボルともいえる巨大観覧車は、その名も『オーバー・ザ・レインボウ』といって、てっぺんから噴霧し続ける水と太陽光線の加減で、晴れた日には虹がかかるという素敵なギミックが用意されているのですが、こんなのはまだまだ序の口もいいところ。
 何しろ、この臨海アクアノーツ、港湾事業活性化計画の一環として設計されただけあって、目玉は何も遊園地だけとは限りません。ウォータースライダーから人工波発生装置まで完備した世界最大級のプールに、お年寄りから子供まで幅広く利用できるクアハウス、水族館にシーサイドホテルと、至れり尽せりの設備に加えて、夏季期間は全施設が水着で利用できるとあっては、人気が出ないわけがないというもの。
 今年の海の日に晴れてオープンを迎えて以来、連日満員御礼の花火が打ち上げられる超人気スポットでのデートに、無邪気にはしゃいでみせる栞ちゃんと手を繋いでいるお兄さん、この日のために荒稼ぎしたバイト代をつぎ込んだとはいえ、幼い恋人の笑顔を見られるのなら本望といったところでしょうか。
「へえ、ちゃんと七色揃ってるんだね」
 ひい、ふう、みい、と七色を数えてから、栞ちゃんのほうに目を戻すと、プールから上がったばかりの、ぴっちりと素肌に吸いついた水着の胸元に、この距離でないとわからないくらいのおっぱいが透けて見えて、思わず苦笑してしまったお兄さんでした。
「栞、あんまり上ばっかり見てると、ジロジロ見られちゃうよ?」
 お兄さんに耳打ちされてはじめて、そういう風にできている水着だと知った栞ちゃん、胸元に目を落とすなり、虹のてっぺんと同じ色で頬っぺたを染め上げてしまいました。
「お……お兄ちゃぁん……」
 パレオがあるからまだいいものの、上がこうなら下だってそうに違いない水着姿でいることを、これまでの栞ちゃんなら心細くなったことでしょうけれど――。
 そこはそれ、レベルアップの成果は伊達ではありません。濡れれば肌の色を透かせてしまうような水着――ある意味、裸同然の薄皮一枚に覆われていてなお、お兄さんを見上げてくる視線には、非難以上期待未満の想いが秘められているのが見てとれます。
「その水着、気に入ってくれて何よりだよ」
 栞ちゃんの内に秘めた露出願望を知り抜いているお兄さんですから、そういった点はまったくもって抜かりありません。たとえデートの真っ最中でも、いついかなるときでも、栞ちゃんを栞ちゃんらしく仕立て上げられる手腕は、もはや神業の領域にまで達していると言ってもいいのではないでしょうか。
「……む〜」
 いくら抗議じみた声を上げたところで、一度こうなってしまったが最後、まるで勝ち目はないことを、身をもって知り尽くしている栞ちゃん、
「――バナナシェイク」
 売店の前という地形効果を最大限に利用した割には、あまりにもささやかすぎて、実に可愛らしい報復措置でもって、せめてもの一矢を報いたのでした。
「え?」
「……バナナシェイク」
 傍らの売店を指差す栞ちゃんは、同じ台詞を努めて平然と繰り返すことで、動揺を察知されないようにした――つもりだったのですが。
「なんだ、喉が渇いたんなら、そう言やいいのに」
 ところがどっこい、そうと知っていて、どこ吹く風とばかりに取り合ってくれないお兄さんは、そんな栞ちゃんの一枚も二枚も上手をいっていました。
「ちょっと待っててね」
 するりと列から抜け出して、売店に向かったお兄さんは、程なくしてバナナシェイクとウーロン茶それぞれを手に、栞ちゃんのところへと戻ってきました。もちろん、これまたICチップ管理による、後払い方式あっての早業なのですが、それはさておき。
「あ、ありがとう♪」
 ちょっぴり拗ねたようなお顔も、ご所望のバナナシェイクを買ってあげたとたん、ころっと満面の笑顔に早変わりとあっては、いいように手玉に取られるのも頷けるというもの。
 本人はしてやったりといったつもりでも、いとも簡単に見透かされてしまっては、これから先が思いやられます。ある意味、恒例ともいえるお兄さんの意味深な笑みからするに、またよからぬことを企んでいるに違いありません。
「あと十五分かそこらってとこかな」
 そんなことを露ほども匂わせない口振りで、バナナの甘い香りを漂わせる栞ちゃんに目を向けると、慌てて目を逸らしたあたり、似たようなことを思いついたに違いないと、お兄さんは思わずにやり。
「……そのシェイク、栞にはちょっぴり多かったかもね」
 両手で持っても余りある、ラージサイズの容器を手にした栞ちゃんに投げかけた言葉は、周囲にいる誰の心にも留まりませんでしたけれど――。
その裏にある真意を、ツーカーで察してしまった栞ちゃんには、きちんと伝わったようです。
「う、うん……」
 カラフルな縞模様のストローからお口を離して、潤んだ瞳で見上げてくる栞ちゃんのおかっぱ頭を軽く撫で撫でして、こちらは細身のストローをお口に咥えたお兄さん、
「急いで飲まなくてもいいよ――観覧車の中で、ゆっくり、ね?」
 にいっと笑いかけたそのお顔の、あれこれ含んでいそうなことといったら!
 人工の滝に沿って滑走コースが設定されているスピードコースター、『グレート・フォール』と人気を二分するアトラクション、大観覧車『オーバー・ザ・レインボウ』――周回が二十分近くにも及ぶとあって、列の待ち時間は相当なものでも、お兄さんがこれっぽっちも退屈している風には見えません。……栞ちゃんには、お気の毒なのかもしれませんが。
 それに、ついさっきまでの栞ちゃんのことを思うと、むくむくと悪戯心が湧いてきてしまう、何ともはや困ったお兄さんなのでした。




では、時間を午前中にまで遡らせましょう――。

 前もってインターネットから予約していたおかげで、一般入場客のように行列待ちをすることもなく、受付から入場手続きを済ませることができたお兄さんは、栞ちゃんを連れ立って、エントランスホールからプライベートルームと銘打たれた、実質上の更衣室に到着しました。
 ツインでも約一畳ぶんのスペースしかない更衣室の開錠/施錠をはじめ、各種施設の利用、果ては飲食物の購入までが、受付で渡されたブレスレット状のICチップで管理されていることから、水着一つで気軽に出歩けるその利便性こそが、臨海アクアノーツ最大の売りであるといえるでしょう。
 そのゴム製のベルトがおもちゃの腕時計に見えなくもないICチップを、物珍しそうにセンサーに押しつけて、専用の更衣室の扉を開いた栞ちゃんは、そこでまずお兄さんを見習って、身につけていたワンピースから、麦藁帽子をロッカーに収納しようとして――。
 ……ぎゅ……ぐりゅうぅうぅ……。
 はっとしておなかを押さえたものの、時すでに遅し。
 一般客の列が解消され次第、否応なく混みはじめる更衣室も今は静かで、前回の恥ずかしすぎるエッチ以来、ずっと我慢していた生理現象を、お兄さんにも聞こえるよう、ことさらにアピールしてしまったのでした。
「……あれ? 何の音?」
 わかっているくせに、あえてとぼけてみせるお兄さんってば、本当に意地悪です。
 栞ちゃんだって、せっかくのデートの日を、こんな状態で迎えたくはなかったのですが、そうすることに慣れて――慣らされて――しまった体は、着替えよりもむしろ、そっちのほうを優先させたくて、しきりにごろごろ、ぎゅるぎゅるという音を発していました。
「し、栞の……おなかの中の……うんちの音」
 パンツにスリップという下着姿で、ぽっと頬っぺたを赤らめた栞ちゃん、小声でそう伝えたにも関わらず、狭くて静かすぎる更衣室は、そんな恥ずかしい告白をもしっかりと響かせてしまって――。
「――じゃあ、おなかの中、綺麗にしてからにしようか」
 予想していたんじゃないかというくらい、余裕の表情を浮かべてみせたお兄さんが、ビニールバッグの中をごそごそやって取り出したもの――夏休みの間、少なくとも一ダース以上はその恩恵に与ったイチジク浣腸に、無意識のうちにパンツを下ろしてお尻を突き出す格好になっていた栞ちゃん、すっかりそっちの方面にも目覚めてしまったようで、早くもあそこを“じゅん”とさせていたのは、ここだけの秘密です。
 つぷ……ぷちゅうぅ……。
 もっとも、お兄さんにはバレバレだったでしょうが、そんなことよりもまず、おなかの中を何とかしたかった栞ちゃん、
「……ぁ……はぁ……っ……」
 下腹部いっぱいに染み渡る冷たい刺激が、やがて堪えきれないくらいの熱い衝撃に変わるのを知っていなければ、こうはならないというくらいの至福の表情を浮かべて、自ら開いてみせたそこに、都合二個目となるお浣腸を受け入れていったのでした。




「……んぅ……っ……ぅんっ……!」
 ぴゅっ! ぴしゅっ!
 おなかの中が搾り出されるような感覚が臨界点を突破した瞬間、勢いよく迸った浣腸液の感覚を、お尻の穴は持ち主に伝えてはきませんでした。
「で……るぅ……出りゅ……ぅうぅ……ッ!」
 大好きな人の見ている前で、これから一番恥ずかしいことをしてみせようというのに、ずっとそうしてきたせいか、今では一人ですると逆に物足りなささえ覚えてしまうようになった栞ちゃん、
 ぷちゅっ! ぷぢゅぷしゅ……っ!
 更衣室から少し離れた位置にある洋式のおトイレで、便座にわざわざしゃがんで和式スタイルになってみせたのも、お兄さんにちゃんと見えるようにという配慮からなのでしょうが、そんな工夫をしてみせるあたりにもレベルアップの成果が窺えます。
「……ぅんぁあッ! っきぃの……おっき……いの……出ちゃ……ぅ……おしりぃ、お尻が広がっちゃ……ぁはぁ……ッ!」
 しかしまあ、うんち一つでここまでエロいお顔をしてみせるのも、栞ちゃんらしいといえば、実に栞ちゃんらしいじゃありませんか。
 人前でしてみせることじゃないと、幼心にも理解しているはずなのに、お兄さんに見守られてなら、どんなに恥ずかしいことだって――たとえば今みたいな格好でしてみせたり、それ以上にすごいことだって――できてしまうのですから、その一途な想いが伝わってくるというものです。
「栞、よだれ」
 今にも唇の端からこぼれ落ちそうになっていたよだれの糸を、立ち上がりつつ指で掬ってみせたお兄さん、恥ずかしいのと息んでいるのとで頬っぺたに赤みの差した栞ちゃんのおとがいを掴まえて、応援するようなキスを一つ。
 ぺちゅ……れりゅ……るりゅ……りゅちゅ……。
 するりと歯と歯の隙間に潜り込んできた舌に熱く絡めとられて、いったんはきゅうっとお尻の穴をすぼめた栞ちゃんでしたが、お兄さんの唾液は即効性の下剤にも似て――。
 おなかの奥のほうから、ゆっくりとせり出してくるものが描く未来予想図も、恥ずかしいと思う気持ちもぜんぶひっくるめて、お兄さんによって絡めとられてしまった栞ちゃん、出口に向かって押し寄せてくる衝動を解き放つのに、今はもう、何のためらいもありませんでした。
「――っは……ぁ……ぅんんんッ!」
 畳み掛けるような破裂音も、下のほうから立ち込めてくる匂いも、お兄さんはすべからく受け入れてくれます。
 お尻をこんなにビブラートさせて、ありったけの勢いでおなかの中のものをひり出させて、ものすごく恥ずかしいのに、それと同じくらい安心できるのは、こんな風にしてみせたって、お兄さんが自分を大切にしてくれると知っているからこそ。
「まだ……ぁ……まだ、いっぱい……でるぅ……うんち、ぜんぶ出ちゃうぅ……っ!」
 ですから、無意識のうちにお兄さんの首に両腕を回して、それこそおなかが空っぽになるそのときまで、お尻だけに意識が集中してしまっていた栞ちゃんでした。





「……ん……ふぁ……ぁ……」
 ……ぽちゃんっ!
 やがて、打ち止めの音が狭い個室に反響する頃、いささか変態チックなデートの開幕宣言に、水着に着替えるよりも早く溺れてしまった風の二人、今からこんなだと、これから続く一日が思いやられますが――。
「まだだよ、おなかの中、すっからかんにしておかないとね」
 床に置いてあったビニールバッグから、ポンプ式の浣腸器と牛乳パックを取り出したお兄さんに、お尻を拭く手間暇すら惜しんで、
「うん……もっとぉ……」
 腰を上げつつ、お尻を突き出させた栞ちゃんってば、すっかりお浣腸の味を占めてしまったようです。
 水にお湯、ひまし油にグリセリン、牛乳にジュース、そしておしっこと、およそ試しうる限りの液体を注入され、それなくしてはいられないくらいに開発されてしまった器官は、さも当然とばかりに、その先端から注ぎ込まれる違和感と、それに次ぐ圧迫感、そして最後に待ち受ける解放感を受け入れようとしていました。
「……ぁ……はぁ……あぁ……」
 ぢゅーっ! ぢゅぎゅーっ! ぢゅぎゅうぅーっ!
 ポンプが一押しされるたびに、おなかの中を逆流してくる、本来ならありえない――けれど、今なら当然のように感じられる――感覚を前に、徐々に膨らみを増しつつあるおなかを、実にうっとりとした表情で見下ろす栞ちゃん、その身も心も、いまや完全にお兄さんの思うが侭でした。
 いえ、誤解のないように言っておきますと、お兄さんがそう仕向けたのではありません。栞ちゃん自身が、自分から望んで穂坂栞という存在をお兄さんに委ねた結果、行き着いてしまったと言うべきでしょうか。

 栞ちゃんにとって、世界はお兄さんを中心に回っていました。

 お浣腸の気持ちよさも、アナルセックスの気持ちよさも、お兄さんが教えてくれたものです。
 どこまでも恥ずかしいことをされたいという、おいそれと口には出せない願望を叶えてくれるのも、いっぱい可愛がられたいと同時に徹底的に苛め抜いて欲しいという、矛盾した欲求を満たしてくれるのも、お兄さんだけです。
 女の子にとって、一生に一度の大切なものを捧げられたのも、相手がお兄さんだったからに他なりません。
 恥ずかしいことも、苦しいことも、気持ちいいことも、痛いことも――何もかも、どんなことだって、お兄さんが与えてくれるのなら、そこには幸せと悦びしかありませんでした。
 エッチなことに限らず、お兄さんと一緒の間だけ、本当に本当の自分でいられるような気がするのですから、栞ちゃんの世界がお兄さんを中心に回っているのが、これでおわかりでしょう。

 お兄さんが“したいこと”は、自分にとっても“されたいこと”――。

 そのように、ある意味、短絡的ともとれる思考ルーチンに陥って久しいのは、年齢相応の、あるいは不相応の感受性の成せる業だったでしょうか。
 ともあれ、どこまでもお兄さんに応えてしまう――応えてしまいたい栞ちゃんにとって、これが夏休み最後の、そして生涯忘れ得ない思い出の幕開けとなったのでした。





では、時間を元に戻しまして――。

 ゆっくりと上昇しはじめた、最大四人乗りのゴンドラが、虹の掛け橋へと差しかかろうとしていた――まさにそのタイミングで。
 言われるよりも先にパレオを取り外し、炎天下での列待ちの間でさえ、その中心だけは決して乾くことのなかったパンツを足首から抜き取ってみせた栞ちゃんは、見たまんま未成熟な――けれど、今では自分よりもお兄さんが触れることの多い――そこを、余すところなく曝け出していました。
「もっと、よく見せて。――栞の可愛いとこ、ぜんぶ」
 世界一大好きな人から、そんな風に言われてしまっては、栞ちゃんとしても応えないわけにはいきません。
 ……にゅく……ちゅぱぁ……。
 お尻の穴のみならず、膣口から尿道口に至るまで、両手の指を総動員してくつろげてみせた栞ちゃん、真向かいにいるお兄さんに視姦されているという状況がそうさせるのか、合計三つの穴をひくひくさせて、そのいやらしいことといったら!
 何千人という人波でごった返す地上から離れた、空中にある密室ならではの格好に、蒸し暑いくらいなのに背筋にゾクゾクした感覚が昇ってきて、中指に触れているのが滲み出してきた愛液だと知った栞ちゃん、
「おにぃ……ちゃぁん……」
 もどかしそうな声を上げて、残り十数分しかない時間いっぱいかけて、可愛がられたいという欲求を積極的にアピール。
 ああもう、そんな風におねだりされたりしたら、遠く水平線まで見渡せる景色なんかよりも、ごく間近に見える栞ちゃんのあそこに目を奪われてしまたって、何もおかしくはありません。
 そりゃもう、たとえお兄さんじゃなくたって、当然至極というものです。
「栞、すごく可愛いよ――」
 お兄さんの口から発せられた呟きは、いつも以上に上ずって聞こえました。
 この一ヶ月あまり、目にしなかった日はないくらいなのに、栞ちゃんのそこはいつ見てもリビドーを掻き立ててくれます。お尻の穴は言うに及ばず、ぽっかりと開いた膣口をそうさせたのは、他ならない自分自身なわけですから、感慨も一塩と言ったところでしょうか。
「――アナルも、おまんこも……」
 お尻の穴から膣口にかけて、ゆっくりとなぞり上げていった指先を、クリトリスのちょうど真下に当たる位置でぴたりと止めると、
「……お兄ちゃん、そこ――」
「――うん、おしっこの穴だよ? ここも……可愛いがってあげなきゃね」
 独り言のような口調で告げるやいなや、これまで手つかずだったところを可愛がってあげるべく、ほとんど空になっていたウーロン茶の容器からストローを引っこ抜いたお兄さんは、その尖っていない飲み口のほうをあそこへと向けさせたのでした。
「ひゃうっ!」
「大丈夫、ゆっくりだから……」
 お尻の穴でも膣口でもなく、尿道口にあてがわれたストローに、びくっと体を震わせた栞ちゃんに、安心させるようにそう言うと、
 ……つ……ぬぅ……。
「……っひ……ぅ……っく……」
 ただでさえ狭すぎる器官に異物を挿入されて、辛そうに眉根を寄せる表情に、少しばかりの罪悪感を覚えながら、
 ……ぬぅ……っぷんっ!
「んぁうっ!」
 注意深く押し込んでいったストローの抵抗が薄れたその瞬間、お兄さんはほとんど空になっていたウーロン茶の容器を、尿道口からやや上向きに突き出した形のストローの先端に添えさせました。
 ……ぱたっ……ぱたたっ……ぱたたたたたたたたっ……ぽちょぽちょぽちょぽちょ……。
 ストローの先端から滲み出してきた黄金色の雫が、紙コップの底に残っていた氷に打ちつけるその音は、不思議と雨音を彷彿とさせます。
「ほら、おしっこのダムのとこまで入っちゃったよ?」
 ゆっくりと溜まってゆくおしっこを見せつけながら、尿道口をやんわりとストローでこね回すと、自分の意志ではどうにもならないのでしょう、おしっこの勢いをよりいっそう強めることしかできなかった栞ちゃんでした。
「……やぁ……おしっこ……とまんないよぉ……」
 人工的に膀胱を開いているわけですから、意識して止めようったってそうはいきません。
 それでも、おもらしとはまた違う、強制的におしっこをさせられているという違和感に、じくじくするような疼痛も忘れて酔い痴れられるのは、さすが栞ちゃんといったところでしょうか。
「慣れてくると、そのうち自分のおしっこでお浣腸できるようになるかもね」
 ……ぬぷんっ!
 雫の間隔が途切れ途切れになるのを待って、ようやくストローを引き抜いてやったお兄さん、残っていた氷をすっかり溶かしてしまった、見た目はウーロン茶とそう変わりないおしっこ入りの容器を、栞ちゃんの口元へと持っていきました。
「……ぁ……っく……んく……んくっ……」
 今しがたしたばかりの自分のおしっこに、何のためらいもなく口をつけて、こくこくと喉を鳴らしてみせるのだって、この夏の経験があればこそ。
 おちんちんをおしゃぶりしながら、おしっこをこぼさずに飲めるくらいレベルアップした栞ちゃんですから、それこそお茶でも飲むような感覚なのでしょう、バナナシェイクを半分ほど残したこともあって、たちまちのうちに容器を空けてしまったのでした。
「……ぷぁ……」
 お顔を上げて、可愛らしいげっぷを一つ、
「ごちそうさま……なのかなぁ?」
 自分の体から出たということもあって、おかしそうに小首を傾げてみせる栞ちゃんにつられるように、思わず吹き出してしまったお兄さん、そうこうしている間にも、ゴンドラは早くもてっぺん――虹の掛け橋の上空に差しかかろうとしていました。





「ほら栞、船が見えるよ」
 窓の外を指差したお兄さんに言われて、シートに膝立ちになって目を凝らしたその向こう、青い海原に白い波飛沫を残して進む水上バスが見えます。
「帰りはあれに乗ろうか」
「うん♪ お船に乗るのはじめて」
 窓に張りつくということは、すなわちお兄さんに背を向けて、お尻を突き出す格好になるわけで――意識がすっかり窓の外に向けられていたがために、すぐ後ろにお兄さんの魔の手が伸びていたことにすら気づかずじまいだった栞ちゃん、
 にゅず……。
「――は……ぁう……」
 いきなりお尻の穴に潜り込んできた、お馴染みの感触――拡張と開発の甲斐あって、抵抗らしい抵抗もなく滑り込んできた指に、ぐにぐにと直腸の内側を掻き回され、こね回され、弄くり回されてゆくうちに、声にも次第に熱がこもりはじめていました。
 にゅぷ……にゅち……にゅちゅぷ……。
「ぁん……ふぁ……いぃ……」
 一夏かけて可愛がられまくった、栞ちゃんそのものともいえる器官は、それを異物感としてではなく、ただひたすらに快感として持ち主に伝えてきます。
 粘っこくもいやらしい音が聞こえてきて、ものの数秒とたたずにそこをトロトロに蕩かされてしまった栞ちゃん、けれど、蕩けてしまったのは何もお尻の穴だけではありませんでした。
「シェイク、飲ませてあげようか。……口移しがいいかな?」
 指と入れ替わりに、こちらは幾分か太めのシェイク用ストローをゆっくりと埋めていったお兄さん、それはいくらなんでもやりすぎのような気がしますが――って、栞ちゃんも栞ちゃんで、そんな風にもの欲しそうなお顔で振り返ってみせたりしたら!
 ……じゅぶぷぶぷぶぷぶぷぶぷ……ぢゅぷぅ……ぅぢゅうぅうぅうぅ……。
 まだ冷たいバナナシェイクをいったんお口に含んで、お尻から飛び出す形になっているストローの反対側を咥えると、お兄さんは栞ちゃんのおなかに直接バナナシェイクを“飲ませ”にかかりました。
「んぅ……ん……つめたぁ……」
 確かに口移しには違いありませんが、飲ませるにしても“口”が違います。けれど、お口から飲むよりも嬉しそうにしている栞ちゃんのお顔を見ていると、これはこれでありと言えなくもないような――。
 そうやって二度、三度と“飲ませてゆく”につれて、バナナシェイクの容器は空っぽに、栞ちゃんのおなかがいっぱいになったのは言うまでもありません。
「う……っく……ふぅ……」
 下降に移ったゴンドラの中、おなかの中は冷たいのに、きゅるきゅるがごろごろに変わりはじめたこともあって、さっきよりも汗びっしょりになっている感のある栞ちゃん、
 ……つぷっ! ぶぢゅっ!
「やぁ……恥ずかし……」
 ストローを引き抜かれた瞬間、ちょっぴりおもらししてしまったようで、汗ばんだお顔が真っ赤っかです。
「冷たいの飲むとおなかにくるからね。――いいよ、出しても」
 恥ずかしさを助長するような台詞をわざとらしく口にしてから、キャップを外した容器をシートの上、しゃがみ込んだお尻の下になるようにあてがって、ようやくお兄さんは栞ちゃんお待ちかねの許可を下しました。
「うん……出すね……出すから……ちゃんと見てて……見ててね?」
 飛び散らないように、という配慮よりも、お兄さんに見守っていてもらいたい一心から、やや中腰に近い体勢をとった栞ちゃんのお尻の穴が、ゆっくりと盛り上がりはじめ――。
 ――ぶびゅっ! ぶぢゅぶぢゅぶぢゅぶぢゅっ! ぶびっ! ぶぢゅ……ぶぢゅぢゅぢゅぢゅっ!
 突き出された唇とまったく同じ形をしたお尻の穴から、水着と同じクリームイエローの物体が飛び出してきては、元の容器へと収まっていきます。
 とはいえ、勢いもそれなりにあるわけで、お尻に点々と跳ね返ってきたりして、その冷たい感触がまた、今の格好とあいまって――ああもう、恥ずかしいったらありゃしません。
 しかも、栞ちゃんにとって、恥ずかしさの種は一つではありませんでした。
「この音だもんね、上や下の人に聞こえちゃってるかな?」
 おなかをさすってくれるのはありがたいのですが、耳元でそんな風に囁かれたりしたら、あらためて恥ずかしさが込み上げてくるというもの。
「だって……だってぇ……お兄ちゃんが空気もいっぱい入れるからぁ……」
 お口で吹き込んだわけですから、おなかの中に入り込んだ空気も、それなりにそれなりの分量になります。
 栞ちゃんにとっては、お尻からシェイクを吹き出させるよりも恥ずかしいおならの音に、涙目になって訴えかけたところで後の祭り。
 大して広くもないゴンドラの中いっぱいに立ち込めた甘い香りからして、その勢いがどれほどのものだったのか窺えますが、栞ちゃんの名誉のためにも、そこらへんの描写はやめておいたほうがよさそうです。
 だって、栞ちゃんも立派なレディですから、ねえ?




「どう? ぜんぶ出た?」
「……うん」
 ものの二、三分ではありましたけれど、大仕事を終えた後のような開放感に満ちたその表情に、お兄さんはご褒美とばかりにお尻に飛び散ったぶんを綺麗にしてあげることにしました。
「頑張ったね。可愛かったよ」
 ちゅ……つぅ……ちゅっ……つぅうぅ……っちゅ……。
 シェイクの跡をなぞるように舌が這わされて、唇が吸いついてくるくすぐったい感触に、あそこも“じゅん”となってきます。
 もちろん、そんなことはお見通しのお兄さんですから、こぼれそうになっていたシェイクよりも甘い蜜を舌で掬って、一番頑張ったところにご褒美をあげることも忘れてはいませんでした。
 ぬむぅ……。
「ふぁ……おしり……気持ち……いい……」
「栞のアナル、甘くて美味しいよ」
 ……ぬちゅ……ぴちゅ……ちゅ……ずぢゅ……。
 バナナの甘みがそのまま残っているお尻の穴に舌を埋め、軽く吸い上げると、中に残っていたぶんが栞ちゃんの体温に溶かされて舌全体に広がっていきます。
 感覚的には生ぬるく、味覚的にはだだ甘いその液体も、栞ちゃんのおなかにあったものと思えばどこまでも味わい深く感じられてしまう困ったお兄さん、お尻を味わい尽くしているうちに、ふと思い立ったようで、放置しっぱなしにしていたシェイクの容器を手に取ると、
「これはさすがに飲めないよね。……捨てちゃうしかないか」
 いいようにお尻を貪られてしまったおかげで、興奮真っ只中もいいところの栞ちゃんに、そう囁きかけたのでした。
「……え? それ……捨てちゃうの?」
 乱れた呼吸の合間に訊ね返すと、「うん」という声と一緒に容器が振られました。
 見た感じ、やや溶けた感のあるシェイクといったところですが、その出所を知っているだけに、おいそれと口をつける気にはなれません。
 けれど、他ならないお兄さんが買ってくれたものですし、捨てちゃうのももったいない気がして、
「飲んでも……いいの?」
「いいけど――平気?」
 気遣ってみせた割には、あっさりと容器を手渡したお兄さん、もしかしなくてもそういう風に仕向けたのでは? と、いささか勘繰ってしまいたくなります。
「……ん……」
 これまでもお尻に入れられたバナナを食べたりしたことはありますが、お浣腸に使われたものを飲むなんて思いもしなかった栞ちゃん、戸惑ったような表情を浮かべることしばし、それでもおずおずと紙コップの端に唇をつけました。
 よくよく考えてみれば、夏休み最初のお泊まりの日、お尻から出したマヨネーズでサラダをいただいたわけですし、アナルセックスの後はお口で綺麗にしてあげるているわけですから、今さらどうってことはありません。
「……ん……っく……」
 唇の合間から滑り込んできたシェイクは、冷たさが損なわれてしまったせいで甘ったるく、風味そのものが変わってしまっていましたが、一度喉を通ってしまえば、二度も三度も同じこと。
 ……こくっ……んくっ……こくんっ……。
 溶けたぶんと跳ね返ったぶんを差し引いて、おなかに入れられたときの半分ほどに減ってしまったシェイクを、残らず『ごちそうさま』してしまった栞ちゃんでした。
「美味しかった?」
「ん……ぬるくなると、あんまり美味しくないかも」
 素直な感想だけを述べた栞ちゃん、意外にけろっとしたものですが、お尻から出したものをごっくんできるなんて、並大抵のことではないような……。
 知らぬが仏とは、まさにこのことかもしれません。お兄さんもお兄さんで、栞ちゃんをそっち方面に向かわせるつもりもないようですし、ここはあえて多くを語らないほうがよさそうです。
「……栞にはいつも驚かされるよ」
 大人しそうな見た目に反して、時として今みたいに大胆な行動をとってみせる幼い恋人を、感謝の気持ち半分、悪戯心半分で抱き寄せたお兄さん、
「ご褒美、あげないとね――」
 汗が滴り落ちそうになっていたおとがいを掴まえてキスをするなり、拾い上げたビキニのパンツを、あろうことかくしゃくしゃに丸めてしまったではありませんか。
「ふぅ……ぅん……っ!?」
 丸められたパンツは、そのままハーフパンツじみたお兄さんの水着のポケットへ――となると、下半身を覆い隠すに足るものは、必然的にパレオ一枚のみということになります。
「……お、おにいちゃ……んむぁ……」
 些細な抵抗すら二度目のキスで封じ込められたとあっては、その格好のままでいることが義務づけられたようなもの。
 そして困ったことに、今の栞ちゃんってば、お兄さんの“したい”ことが、どこまでも自分の“されたい”ことに直結していましたから――。





そんなこんなの紆余曲折を経て、なし崩し的にとはいえ、たった数十分で飛躍的なレベルアップを果たした栞ちゃんを乗せたゴンドラは、ゆっくりと地上に近づきつつありました。
 この後のコースは、水族館を回って、クアハウスでさっぱりして、シーサイドホテルでお夕食――お楽しみはまだまだ残っています。
「このまま……水族館まで行くの?」
 パレオを捲ればあそこもお尻も丸見えになってしまう格好が心細いのでしょう、何度も何度も結び目を確かめながら、それでも水着を取り戻すという選択肢に思い至らないあたり、かなりお兄さんに毒された感のある栞ちゃん、
「恥ずかしいよぉ……」
「うん。恥ずかしくてドキドキするだろ?」
 困ったことに、本当にそうだったのですから、二の句を次げるはずもなく。
 お尻への執着が際立って見える栞ちゃんですが、これまでの経緯から鑑みても、露出願望があることは百も承知なわけで――だとしたら、お兄さんをとやかく言うのはお門違いというものです。
 どうやら、デート以外でのお楽しみも、まだまだたくさん残されているようで、何よりといったところでしょうか。
「ほら、降りるよ」
 お兄さんに手を引かれて、やや内股気味に立ち上がった栞ちゃんが、これからどんなデートを繰り広げるのか、実に興味深いところではありますけれど――。
 今日一日、たっぷりと時間は用意されていますから、ひとまずは小休止することといたしましょう。

出典:どこかのスレで
リンク:みたような?
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