マジック・オーストラリア (泣ける体験談) 8388回

2014/06/07 10:36┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
最近、オーストラリアに住む80歳の女性は、ラジオから覚えのある作家の名前を聞き、自分が小さい頃によく読んだ本を思い出したという。それは、父がクリスマスにくれた「マジック・オーストラリア」という一冊。そこで、彼女は娘にその本を手に入れて欲しいと頼み、娘もインターネットで世界中の古本屋に問い合わせ、思い出の本を探したそうだ。そして見つかった米国の古本屋から購入し、ついにその本が届けられた時、女性はまさに自分の物だった印をその中に見つけ、約70年の時を超えて“再会”を果たした。

豪紙ヘラルド・サンや英紙デイリー・メールなどによると、この女性はメルボルン近郊のビクトリア州セント・アンドリュースに住む、80歳のベティ・フォウクスさん。彼女は4月のある日、聞いてたラジオから「ヌリ・マス」という作家の話が流れて来たのを聞き、記憶の彼方にあった本の名前を「ピンと思い出した」。その作家が書いた「マジック・オーストラリア」とは、主人公である2人の子どもがオーストラリア中を周り、どんな国なのかを物語調で書かれた本で、彼女は11歳だった1944年のクリスマスに父親からもらい、大事にしていたそうだ。

時は第二次世界大戦の最中とあって、本をもらった当時はオーストラリアでも「おもちゃのない厳しい時代」だったというフォウクスさん。それだけに、「マジック・オーストラリア」は余計に彼女の心に強く残る一冊になったという。しかし、戦争も終わってしばらく経った1948年、共にメルボルン近郊のノースコートからフェアフィールドへと引っ越した時に、いつの間にか大事な本の行方が分からなくなったそうで、それ以来彼女は大好きな一冊を読む機会が失われてしまった。

そして最近、ラジオを聞いたことをきっかけに再び大好きな本を思い出したフォウクスさんは、一緒に暮らす48歳の娘リズ・クルックスさんに「本を探してほしい」とお願い。娘も、近づいていた母の日のプレゼントになると思い、どうせなら母が小さい時に見たのと同じであろう「初版」の一冊を探そうと、インターネットで世界中の古本屋に問い合わせたそうだ。その結果、リズさんは世界のいくつかの店に在庫があると分かり、どの店で買おうか悩んだ彼女は、自分が働いていたメルボルンの病院名と同じ店名だったという理由で、米ニューヨークの古本屋から購入すると決めた。

そこで、リズさんがニューヨークの古本屋に本の状態を尋ねてみると、3日後に店からの電子メールで「名前が書かれている」と返事。それが「父からベティへ、1944年クリスマス」と書かれていると知った時、リズさんは「心臓が止まったと思った」と話している。

そして本が届き、実際に父からもらった一冊が再び戻って来たのを実感し、「しばらく涙が止まらなかった」というフォウクスさん。娘の目には、母のその姿が「また少女に戻ったようだった」と映ったそうだ。取り戻した本の中身も「ページが無くなったり破れたりしていない」ほど良好だそうで、今フォウクスさんは66年ぶりに帰って来た本から、小さい時の思い出や父の姿を蘇らせ、思いに耽っているという。

出典: 
リンク:http://www.narinari.com/Nd/20140626225.html
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