コナン「光彦ォーーーーーーーーーー!!!」 (アニメキャラの体験談) 4115回

2014/09/04 22:08┃登録者:痛(。・_・。)風◆pvNbTqv.┃作者:名無しの作者
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:08:35.70 ID:SYbJZvf10


光彦 「!!」ビクッ 

光彦 「…………は、はい?」 

コナン「このまえ渡したゲーム、そろそろクリアしたんじゃねーか?」 

光彦 「え、あぁ、博士のソフトですね。ちょっと今回のは敵が強すぎますね〜」 

コナン「なんなら放課後、遊びに行くついでに、感想直接伝えてやれよ」 

光彦 「えぇ、そうですね」 



コナン「元太ァーーーーーーーーーー!!!」 



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:11:15.46 ID:SYbJZvf10


元太 「おわっ!びっくりしたぁ、なんだよコナン」 

コナン「靴ひも、ほどけてんぞ。ちゃんと結んどかねぇと危ねーぞ」 

元太 「………あ、ほんとだ。ありがとな」 

コナン「歩美ィーーーーーーーーーー!!!」 

歩美 「きゃっ!……な、なにコナン君!?」 

コナン「おはよう」 

歩美 「え…………お、はよ……」 



コナン「灰原ァーーーーーーーーーー!!!」 

灰原 「!!……な、なによ突然」 


光彦 「う〜む………」 




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:14:52.09 ID:SYbJZvf10


〜放課後〜 
ガヤガヤ サヨウナラ〜 バイバ〜イ 

光彦 「やっぱり、最近おかしいですよね、コナン君」 

歩美 「すっごく大きい声なんだもん。クラスじゅうびっくりしてるよ」 

元太 「俺なんか今日、驚いて給食のうな重吹き出しちゃったぜ」 

光彦 「あれはアジフライっていうんですよ、元太君…」 

灰原 「あら、三人でコソコソ内緒話?」 

光彦 「あ、灰原さん!実はですね……」 

灰原 「ええ、わかってる。彼、一体どうしちゃったのかし 




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:17:05.19 ID:SYbJZvf10


コナン「光彦ォーーーーーーーーーー!!! 
    歩美ィーーーーーーーーーー!!! 
    元太ァーーーーーーーーーー!!! 
    灰原ァーーーーーーーーーー!!!」 

一同 「!!!!」ビクビクビクウッ 

コナン「なにやってんだよ、そんな隅っこで。 
    今日はみんなで博士ェーーーーーーーーー!!!のとこいくんじゃねーのか?」 

元太 「あぁ〜もう!やめろよな!!」 

光彦 「げ、元太君っ」 




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:20:16.50 ID:SYbJZvf10


元太 「なんなんだよ、それ!? 
    一日中いつくるかと思って、みんなビクビクしてんだぞ!」 

コナン「お、おいなんだよいきなり…!?」 

元太 「こっちのセリフだ!!」 

歩美 「落ちついてよ元太君!」 

光彦 「そうですよ!冷静に話しあいましょう!」 

灰原 (工藤君…やっぱり自覚はなかったようね…) 




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:22:29.95 ID:SYbJZvf10


〜阿笠邸〜 

コナン「オレが名前を言う時だけ叫ぶって??」 

一同  コクコク 

コナン「ったくよぉオメーら、なんの冗談だよ… 
    灰原ァーーーーーーーーーー!!!まで一緒になって」 

灰原 「この通りよ、博士…」 

歩美 「コナン君、なんだか怖い…」 

阿笠 「う〜む、少し前から、名前を言う時だけ少し声が 
    大きくなると思っておったが、数日でこんなことになっておるとはのう…」 




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:24:23.91 ID:SYbJZvf10


コナン「ちょ、ちょっと待てくれよ、博士ェーーーーーーーーーー!!! まで…」 

一同 「…………………」 

コナン「…………………………」 

一同 「…………………………………」 



コナン「……………真実(ホント)なんだな………」 

一同 「…………………………」 


♪ンンン〜ン〜 ンンン〜 ン〜ンン〜 




24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:26:17.48 ID:SYbJZvf10


♪ンン ブツッ!! 

光彦 「大丈夫です!コナン君!」 

コナン「!!」 

光彦 「原因を解明し、問題を解決するのは、ボクたち少年探偵団の得意技じゃないですか!」 

コナン「……!」 

歩美 「そうだよ!みんなで協力すればきっと治せるよ!怖いなんて言ってごめんね!」 

元太 「オレも怒鳴ったりして悪かったな!よくわかんねーけど、協力するぜ!」 

コナン「オメーら…」 

灰原 「フフ…いい友達を持ったわね」 

コナン「ああ……ありがとな! 

    光彦ォーーーーーーーーーー!!! 
    歩美ィーーーーーーーーーー!!! 
    元太ァーーーーーーーーーー!!!」 

一同 「!!!!」ビクビクビクウッ 




25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:27:37.15 ID:Ql3MKM6c0


ワロタ 




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:28:09.35 ID:SYbJZvf10


阿笠 「とは言え、こんなケースはきいたこともないのう… 
    例の毒薬の副作用なんてことは(ヒソヒソ)」 

灰原 「バカね、あるわけないでしょ。私はなんともないもの」 

阿笠 「まぁ、無関係じゃろうなぁ…」 

灰原 「おそらく、心理的なものじゃないかしら」 

阿笠 「で、あの子らは何をやっとるんじゃ」 




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:32:03.37 ID:SYbJZvf10


光彦 「み」 

コナン「み」 

光彦 「つ」 

コナン「つ」 

光彦 「ひ」 

コナン「ひ」 

光彦 「こ」 

コナン「こ」 

光彦 「み…つ…ひ…こ!」 

コナン「み…つ…ひ…こ!おおっ!」 

光彦 「もう少し速くです!み・つ・ひ・こ!」 




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:34:10.33 ID:SYbJZvf10


コナン「光彦ォーーーーーーーーーー!!!」 

一同 「あぁ〜あ……」 

コナン「おい、今普通に言えてなかったのか!?」 

阿笠 「残念じゃがのう」 

コナン「くっそ〜どうなってんだ!?」 

歩美 「焦らないでゆっくりね、コナンくん!」 

コナン「あぁ…」 




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:36:22.22 ID:SYbJZvf10


阿笠 「そういえば、家ではどうしてたんじゃ?」 

コナン「わかんねーけど…昨日まではここまでひどくなかったかもしれねえ。 
    ちょっと不思議そうな顔で見られたくらいだからな」 

灰原 「今日は帰らない方がいいかもしれないわね…」 

コナン「あぁ、あんまり蘭ァーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

元太 「うわあぁ!!」 

光彦 「み、耳がぁ!!」 

歩美 「コナン君やめてぇー!!」 

パリィン!! ガシャアン!! 

灰原 「ま、窓やグラスが…!」 

阿笠 「みんな耳をふさぐんじゃあー!!」 




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:38:16.60 ID:SYbJZvf10


コナン「ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーん!!!!!!!にも心配かけたくねーしな」 

………チャリ………カチャ…………パリン…! 

コナン「お、おい!!なんだ!何があった!?」 

灰原 「あなたが……蘭さんの名前を叫んだのよ」 

元太 「地面が揺れたぞ」 

歩美 「うっ……グスッ………怖かったよぉ………」 

コナン「嘘だろ……」 




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:40:26.03 ID:SYbJZvf10


光彦 「凄まじかったですが…皆さん、なんだかデジャヴューを感じませんか?」 

元太 「なんだそれ?ウナジューじゃねーのか?」 

光彦 「全然違いますよ…前にもこんなことがあったような気がするんです!」 

歩美 「歩美もそんな気がする!」 

阿笠 「何故か、毎年のゴールデンウィークあたりが思い出されるのう」 

コナン・灰原 コテリン!! 




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:42:46.18 ID:SYbJZvf10


コナン「灰原ァーーーーーーーーーー!!!…オメー、オレと同じこと考えてねぇか…?」 

灰原 「かもね。でも、あくまで仮説よ」 

コナン「だけどよ、だとしたら…」 

灰原 「よしなさい。無意識を責めることなんて誰にもできないわ。あなた自身にもね」 

光彦 「ちょっと、また二人だけで勝手に進めないでくださいよお!」 

灰原 「……………」 

コナン「いいんだ、灰原ァーーーーーーーーーー!!!」 

灰原 「だけど…」 

コナン「こいつら、オレの力になってくれようとしてんだからな」 




38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:43:31.75 ID:wCMEuLxF0


普段から叫んでるから・・・ 




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:44:07.12 ID:SYbJZvf10


阿笠 「わしにもわからんのう。どういうことなんじゃ?」 

灰原 「…江戸川君は、なにかいつもよりスケールの大きい事件があると、よく名前を叫ぶのよ」 

コナン「オレが叫ぶのは、オレが無意識的にデカい事件を望んでるからじゃねーかってことだ」 

灰原 「事件を望むなんていうのは、江戸川君にとって意識するに堪えないこと。 
    でも、抑圧された願望は何らかの形で表出するわ」 

光彦 「そ、そんな…それが原因だっていうんですか!?」 

元太 「……ぜんっぜんわかんねーぞ」 




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:46:22.70 ID:SYbJZvf10


光彦 「つまり、コナン君は心の奥底で、人の死や命の危機を願っているんじゃないかって言ってるんです!」 

歩美 「えぇー!?そんなわけないよ!コナン君はいい人だもん!」 

灰原 「だから、これはあくまで仮説…そうかもしれないって話よ」 

コナン「だがそう考えると納得がいく。蘭ァーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー 

ガシャアン!!ビキビキッ……パリィン!! 

阿笠 「や、やめんかー!!」 

灰原 「ダメよ!叫んでいる間は全く聞こえていないわ!!」 

元太 「目玉が飛び出そうだ!!」 




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:48:14.30 ID:SYbJZvf10


コナン「ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーん!!!!!!! 
    の名を呼ぶ時に一層声がデカくなるのは、オレがいつも……」ハッ!! 

光彦 「いてて…も〜気をつけてくださいよコナン君」 

歩美 「蘭おねえさんには特に!」 

コナン「わ、わりぃ………」 

灰原 「これじゃ、名前を呼ばないで生活するしかなさそうね」 

コナン「あぁ…とりあえずな」 




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:50:08.48 ID:SYbJZvf10


コナン(それからの生活はけっこう不自由だった。 
    博士の家でのオレの絶叫は探偵事務所まで響き渡ったらしく 
    蘭はオレを心配して事務所周辺を捜しまわったらしい。 
    名前を呼ばなくても「ねぇ」とか「あのぉ」で乗り切れる場合も多かったが 
    困ったのはいつもの、蝶ネクタイ型変声機を使った推理ショーだ。 
    あれはどうしても多くの名前を何度も言う必要があるため 
    おっちゃんは“叫びの小五郎”と呼ばれるようになっちまった。 
    それに、オレが人の死を望んでいるという仮説はやはり有力に思えて 
    オレは自分の探偵としての在り方に悩んでいた……) 




45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:50:54.11 ID:wCMEuLxF0


叫びの小五郎笑った 




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:52:29.28 ID:SYbJZvf10


〜三ヶ月後〜 

キーンコーンカーンコーン 

灰原 「工藤君、帰りの支度できた?」 

コナン「あれ、おまえ待ってたのか…そっか、今日は定期検査だったな」 

灰原 「念のため、博士に頼んで地下室を防音にしてもらったわ」 

コナン「ハハ…ありがとよ…」 




49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:54:13.92 ID:SYbJZvf10


テクテク…… 

コナン「雪、けっこう積もったな…」 

灰原 「………」ブルッ 

コナン「なんだ、さみぃのか?」 

灰原 「いいえ…でも何だか……悪寒が………」 

灰原 「!!!」 

コナン「……?おいおい、大丈夫かよオメー………な!!?」 

灰原 「黒のポルシェ356A……!」 

コナン「ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!の愛車っ…!」 

灰原 「く、工藤君っ…!!」 

コナン「え?」 




51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:56:20.21 ID:SYbJZvf10


……ジィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン………… 

ジン  「!?」 

ウォッカ「あ、兄貴……今のは……!?」 

ジン  「フッ……この町でオレのコードネームを知っているとすれば…」 

ウォッカ「とうとうシェリーとの再会が近いみたいですぜ…!」 

ジン  「やはりオレの読み通り、この町だったようだな。向こうから呼び出してくれるとは…」 

ウォッカ「読みって兄貴…日本全国探し回って、結局兄貴がここだけは絶対ないって 
     言い張った米花町に戻ったんじゃないんですかい」 

ジン  「…」ピク 

ウォッカ「あ、いや…なんでもないっす」 




52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:58:20.64 ID:SYbJZvf10


灰原 「おそらく奴らに聞かれたわ…逃げるわよ…!」 

コナン「わ、わりぃ灰原ァーーーーーーーーーー!!!」 

灰原 「お願い黙ってっ…!」 


…………… 
ハイバラァーーーーーーー……… 

ジン  「さっきと同じ声だ…挟み撃ちにするぞ」 

ウォッカ「へいっ!」 




53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:00:17.51 ID:SYbJZvf10


タッタッタッタ………… 

コナン・灰原「ハァ…ハァ…ハァ…」 

灰原 「もう……ハァ…ハァ……走れないわ………」 

コナン「くそっ………ガキの体力じゃな………」 

灰原 「足跡ですぐに追いつかれるわよ…!!住宅街じゃ逃げ道も…!」 

コナン「…………フフッ」 

灰原 「……?」 

コナン「絶好の機会じゃねーか」 

灰原 「あなたまさか…!」 

コナン「あぁ…すべて終わらせてやるよ!!」 




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:02:26.52 ID:SYbJZvf10


ジン  「そこまでだ」ザッ!! 

コナン・灰原「!!」 

ウォッカ「やっぱり、ガキ二人ですぜ… 
     兄貴とは別の“ジン”だったんじゃないですかい?」 

ジン  「…………………」 

ウォッカ「最近はすぐ『事案が発生』するようですし、戻りやしょう、兄貴」 

ジン  「いや、その恐怖で青ざめた顔はごまかせねぇぜ………シェリー!」 

灰原  「……!!!」 

ウォッカ「な!?」 




55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:04:05.75 ID:gOlEz+A50


黒ずくめの男が小学生2人を挟み撃ちにする事案が発生 




56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:04:26.04 ID:SYbJZvf10


コナン 「驚くのはまだ早えーよ」メガネオフ 

ウォッカ(ん!?こいつどこかで……) 

コナン 「俺はあんたらが殺し損ねた工藤新一、探偵さ!」 

ウォッカ「!?」 

ジン  「……………フッ 
     礼を言うぜ名探偵、おまえのおかげで」カチャ 

灰原  (殺られる…!) 

ジン  「シェリーが逃げ出したカラクリもわかった…もう用はねぇ」スッ 

コナン 「耳ふさいでオレの後ろに回れっ!…スウウウゥゥゥーーーー………」 

灰原  「工藤君まさか…!」 

ウォッカ(空気が……変わった…………?) 




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:04:26.83 ID:PpvjuhM80


キック力増強シューズいらないな 




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:04:54.77 ID:acm7XIdd0


kakkeeeeee 




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:06:16.91 ID:SYbJZvf10


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……… 

ジン 「あばよ」パアァン!!! コナン「蘭ァーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

ググググ……ググ……グ……フラッ…チャリィン…! 

灰原 (銃弾が…負けた!?) 

コナン「ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!」 

ジン 「うっ…!うおぉ……!!」 




62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:08:14.09 ID:SYbJZvf10


ウォッカ「……な、なんだこいつはぁ!?」カチャ! 

コナン 「蘭っ!!!!」 

ウォッカ「うっ…」サングラスパリィン!! 

ジン  「死ねっ!!」パァン!!パパァン!!! 

コナン 「蘭っ!!!!蘭蘭ァん!!!!!」 チャリチャリィン…! 

ジン  「……くっ、ひとまず引き揚げるぞ!」 

ウォッカ「へ、へいぃぃ!」 




67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:10:18.28 ID:SYbJZvf10


コナン 「逃がすかよおぉぉ!蘭ァーーーーーーーーーーん!!!! 
     蘭!!!!蘭!!!!!蘭ァーーーーーーーーーーーーー 
     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!」 

ウォッカ「うるせぇー!!!」 

ジン  「うおおおぉぉぉぉぉ!!!」 

コナン 「蘭ァーーーーーーーーん!!!!!」 

ウォッカ「頭が割れるうううぅぅぅー!!!」 

ジン  「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!」 

コナン 「蘭゛ァーーーーーーーーーーん!!!!!!!」 

ジン  「もう許してくれえええぇぇぇぇ!!!」 

コナン 「あぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!!」 

ウォッカ「いっそ殺してえぇぇぇ!!!」 

コナン 「うわあああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー 
     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
     ーーーーーーーーーーーーーー…………………………… 

…………………… 
…………………………………… 
…………………………………………………… 




70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:12:31.12 ID:SYbJZvf10


コナン(こうして、ジンとウォッカは気を失い、オレは遂に二人を逮捕する 
    ことができた。灰原まで気絶させちまったのは悪かったと思ってる。 
    ジンを調べ上げると、他の重要な組織員のコードネームと大まかな 
    居場所を突き止めることができた。オレがそこへ赴いてコードネームを 
    叫び、焦ってノコノコ出てきたところを蘭砲で迎え撃つという方法で、 
    オレはとうとうボスまで逮捕することに成功したのだった) 




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:13:30.50 ID:xipzel0G0


蘭砲ワロタ 




76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:14:28.46 ID:SYbJZvf10


〜三ヶ月後〜 

プルルル……プルルル………ピッ 

コナン「おう、どうした…」 

コナン「解毒剤が…?完成したのか……!」 

コナン「あぁ…大事にとっておいた解毒剤の試作品も、もう要らねぇな」 

コナン「ちょっと……大事な用があるからよ、明日向かうよ」 

コナン「あぁ、悪いな!じゃ」 

ピッ 

コナン「…………………」 

コナン「ほんと……悪いな」 




77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:16:33.01 ID:SYbJZvf10


〜翌日・阿笠邸〜 

灰原 「はい、これ」トン 

コナン「この液体を飲めば…元の体に戻るんだな」 

灰原 「お別れは済ませてきたんでしょ? 
    いきなりいなくなったら、あの子たち悲しむわよ」 

コナン「…そういうオメーはどうなんだよ。ちゃんと別れを言ってやったのか?」 

灰原 「まぁね。さ、服持って、さっさと飲んできなさい」 

コナン「やけに淡々としてるじゃねーか」 

灰原 「そうかしら?」 




78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:18:25.09 ID:SYbJZvf10


コナン「………なぁ、おまえの解毒剤は?」 

灰原 「私はもう少し、この身体の余韻に浸ってから飲むわ…」 

コナン「らしくねーな」 

灰原 「…………………」 

コナン「組織が潰れて、平和ボケしてんじゃねーのか? 
    嘘をつくのが下手になってるぜ」 

灰原 「………………」 

コナン「………………………」 

灰原 「……さすがは名探偵ね。そうよ、それしか作れなかったの。 
    あなたの蘭砲で崩壊しかけた組織の研究所ではね。 
    だけど私は元に戻る理由がないもの。あなたと違って、誰かを待たせてはいないのよ。」 




80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:20:24.71 ID:SYbJZvf10


コナン「だから、おまえは今の人生に残って、解毒剤はオレに譲ってくれるってのか?」 

灰原 「いいのよ。解毒剤がもうひとつあったとしても、私はきっと飲まないもの。」 

コナン「………………」 

灰原 「これ以上彼女を待たせたらダメよ、工藤君」 

コナン「…………彼女ってのは、蘭ァーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

パリン!!! トクトクトク…… 

灰原 「あ、解毒剤が!」 

コナン「ァーーーーーーーーーーーーん!!!!!!のことか?」 

灰原 「く、工藤君!どうして…!」 




82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:22:14.63 ID:SYbJZvf10


コナン「昨日…オレはあいつに別れを告げてきたんだ」 

灰原 「え…?」 

コナン「最後の解毒剤の試作品で、工藤新一としてな… 
    オレはもう、戻ってこねーことを伝えてきた。どうしても、守りてぇ人がいる…ってな」 

灰原 「………」 

コナン「オメーだよ、灰原」ギュッ… 

灰原 「!!!」 




83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:22:52.00 ID:hxU/M/ST0


叫んでない‥‥だと‥‥‥ 




86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:23:02.74 ID:sZo5B2lR0


まさかの 




88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:24:10.69 ID:SYbJZvf10


灰原 「え……あ…………!」 

コナン「バ、バーロー……そんなに意外だったかよ」 

灰原 「あなた今…普通に私を呼んだわ」 

コナン「え?」 

灰原 「…………………」 

コナン「…………………………………」 

コナン・灰原 コテリン! 




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:26:23.08 ID:SYbJZvf10


コナン(オレが本当に望んでいたのは、オレと灰原の平穏だった。 
    そのためには、黒の組織と決着をつけなければならない。 
    オレは大きな事件そのものではなく、必然的に大きな事件となるであろう 
    組織との対決を欲していたのだ。体を小さくされて半年くらいだったはずだが、 
    もう20年ほど組織を追っていたような気もする。いい加減、終わりにしたい 
    という思いが、オレたちをここへ運んだのかもしれない………) 

灰原 「会いたいわ…あの子たちに」 

コナン「おしっ、公園でも行ってみるか!」 




蘭  「新一ィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」 


おわり 





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