小5まで近所に住んでた同級生の女子が、ある時期から両親が忙しくなって、 たまに晩飯時まで俺んちに居るようになった。 夏休みになると一緒に過ごす時間も増えた。 夕方6時くらいになると母ちゃんは晩飯と風呂の用意を始める。 俺はその時間になると、なるべく居間でその子と一緒にいるようにした。 なぜなら6時半、母ちゃんは俺とその子が目に届く場所に一緒にいると、たまにこう言うから。 「お風呂一緒に入っちゃいなさい」 内心やった!って思いながら、母ちゃんに言われたからしょうがない…っていう顔する。 そして、じゃあお風呂行こって彼女に言う。 口実がないと恥ずかしくて言えない。 風呂だからって遠慮なくまじまじ見れるわけじゃないしエッチなことするわけでもない、 ただ淡々と入るだけなんだけど。 その子は恥ずかしがりはするけど頑なに隠すっていうほどでもなく。 見る気があってもなくてもお尻とか割れ目とかチラチラ見える。 俺はどうしても勃起しちゃうから笑われたりして、俺の方が女々しく隠してたかも知れない。 二人で湯船に浸かって、今日遊んだこととか宿題のこととかを普通に話す。 勃起しながらすっぽんぽんで普通の会話してるのが変な気がして、 それが一番ドキドキすることだったりもした。 恥ずかしいけど、裸で一緒にいるドキドキな気持ちは、 当たり前のようにその子が好きっていう気持ちに変わっていった。 言わなかったけど、気持ちは自然に伝わってたと思う。 その子が親の都合で隣々町に引っ越すことになった。 小6に上がる前の、春休みのある日、この日は引っ越しの数日前だった。 久しぶりに一緒にお風呂にはいれた。 多分最後だって分かってたから、なるべく一緒に居たくて、長く入ってた。 なのに何も話せない中、ふと 「湯船せまくなったね、体が大きくなったんだね」とその子が言ったあと、 誰からともなく体をぴったりくっ付け合ってたら、水面下で自然に手がつながった。 突然、ずっともじもじして俯いてたその子がお湯から立ち上がって 「ほんのちょっと生えたから見て」と、本当は生えてる内に入らないような産毛を見せた。 毛よりも、俺は初めて至近距離で見る割れ目に釘付けだった。 「それくらいの毛だったら俺も」 今度は俺が立ってその子が座った。 一緒に風呂に入ると必ず勃起してたけど、ちゃんと見せたのは初めてだった。 やっぱり彼女も毛はあんまり見ていなかった。 この日お風呂でした会話はそれだけ。 今までずっと、ちゃんと見せっこしたかったのかなあ、 最後だから思い切って見せてくれたのかな…と想像したけど、結局好きって言えなかった。 風呂上がり、一緒に晩飯食べたけど何だか上手く話せなかった。 濡れた髪を色っぽいと感じたのはこの時が初めてだった。 その後は出発日まで、会うことはもうなかったから、思ってた通りその日が、 その子と入浴した小学校最後の日になった。 出発を見送った日の夜、一人の風呂がやたら広く寂しく感じられた。 一人なのになぜか勃起したから、何となくいじってたら、出た…。 お別れの日に精通したわけで、その日のことは忘れられない。 「もう何日か早く迎えてくれてたらお風呂でその瞬間目撃できたかもね」って今でも言われる。 出典: リンク: |
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