半分のケーキ (エロくない体験談) 8615回

2014/11/09 23:57┃登録者:えっちな名無しさん┃作者:名無しの作者
知恵遅れの子がいました。 

その子は三人兄弟の末っ子だったそうです。 

ある時、ケーキが2個ありました。 

その知恵遅れの子のお母さんは、この子はケーキが大好きだからと、ケーキの一つをその子に、もう一つのケーキを半分にして、お兄ちゃんとお姉ちゃんに分けてやったそうです。 

上の子二人は早速ケーキを食べ始めました。 

でも、その知恵遅れの子はいつまでたっても食べ始めない。 

お母さんはハッと気がつきました。 

そして、知恵遅れの子にあげたケーキを半分に分けて、 

「この半分は、ママの分ね。みんなで一緒に食べましょう。」 

と言ったそうです。 

その知恵遅れの子は、ニコッとして食べ始めたそうです。 

その子は、自分だけ大きいケーキを食べることができなかったのです。 

どこが、「知恵遅れ」なんでしょう。 

私たちよりずっと「智慧」があると思われませんか。 


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